スペイン語
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スペイン語 / カスティーリャ語

espanol / castellano
発音
IPA: [espa??ol] / [kaste??ano], [kaste??ano]
話される国スペインブラジルを除く南北アメリカ諸国(メキシココロンビアアルゼンチンなど)、赤道ギニア(約20カ国)
地域ヨーロッパアメリカ州などの旧スペイン植民地
話者数約4億2000万人
話者数の順位2-3(基準によって順位は異なる)
言語系統インド・ヨーロッパ語族

イタリック語派

ロマンス諸語

西イタロ語

西部

ガロ・イベリア語

イベロ・ロマンス語

西イベリア語

スペイン語 / カスティーリャ語








公的地位
公用語下記参照
統制機関スペイン王立アカデミー(Real Academia Espanola, RAE; ⇒[1], スペイン語アカデミー連合 (Asociacion de Academias de la Lengua Espanola, AALE; ⇒[2]
言語コード
ISO 639-1es
ISO 639-2spa
ISO 639-3spa
SILSPN
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スペイン語(スペインご、 espanol)もしくはカスティーリャ語(カスティーリャご、 castellano)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。略して西語とも書く。
目次

1 概要

2 歴史

2.1 音韻対応


3 方言

4 話者分布

5 音韻

5.1 母音

5.1.1 二重母音・三重母音

5.1.2 アクセント


5.2 子音

5.2.1 二重子音


5.3 音韻的特徴

5.4 外来語


6 アルファベット

7 文法の特徴

7.1 規則動詞の現在時制における活用形

7.2 不規則動詞serの活用

7.3 助動詞haberの活用


8 脚注

9 関連項目

10 外部リンク

概要   castellano(カステリャーノ)と呼ばれている国・地域   espanol(エスパニョール)と呼ばれている国・地域

スペイン語は、スペインおよび、ブラジルを除くラテンアメリカ地域における主要言語で話者人口は約4億2000万にものぼる。スペイン語を公用語としている国と地域の数は20以上あり、世界で英語(約80の国・地域)、フランス語(約50の国・地域)、アラビア語(約27の国・地域)に次ぐ4番目に多くの国で使用されている言語である。国際連合においては、英語、フランス語、ロシア語中国語アラビア語と並ぶ、6つの公用語の1つである。インターネットにおいては、利用者全体の約8%がスペイン語使用であり、英語(約27%)と中国語(約23%)に次ぐ第三の言語である[1]。(インターネットにおける言語の使用参照)

日本では、一般的にスペイン語と呼ばれることが多いが、イスパニア語と呼ばれることもある[2]。日本におけるスペイン語の漢字表記は「西班牙語」。漢字表記を略して西語と表記されることもある。スペイン語において「スペイン語」を意味する名詞は、“castellano”(カステリャーノ、もしくはカステジャーノ[3]) または“espanol”(エスパニョール)。エスパニョールはスペイン (Espana) の言葉という意味。カステリャーノはカスティーリャ地方の言語という意味。南米ではカステジャーノということが多く、メキシコなど中米諸国とカリブ海諸国ではエスパニョールしか使われない。カステリャーノという名称は、スペイン国内で地方言語を使う地域においては「自分たちの言葉ではない他所者の言葉」という意味で使われる。南米では逆に「本場カスティーリャから受け継いだ正しいスペイン語」という意味で用いられる。

スペイン語はポルトガル語と似ており、かなりの水準で相互意思疎通が可能である(詳細はポルトガル語 #スペイン語との比較にて)。
歴史 イベリア半島周辺の言語分布の変遷
  スペイン語

スペイン語は、ローマ帝国の公用語であったラテン語口語である俗ラテン語を元に、アラビア語などの影響を受けながら発達した言語である。8世紀に北アフリカからイスラム教徒イベリア半島に侵入し、その後、キリスト教徒によるレコンキスタ(再征服運動)が起こるが、この時期に俗ラテン語がロマンス諸語に変化した。このロマンス諸語が後に、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語フランス語ルーマニア語などに分かれていく。

イベリア半島では、アラビア語の影響なども受けながらイベリア系ロマンス語が発達し、カスティーリャ、レオン、ポルトガル、そしてイスラム系タイファ王国などで使用されていた(タイファ王国ではアラビア語のアンダルス方言も広く使用され、その影響を強く受けたロマンス語をモサラベ語と呼ぶ)。やがてレコンキスタの過程でカスティーリャ王国はその中心的勢力となり、スペイン王国の誕生後は事実上統一スペイン国家の国家語となった。このため、現在でもスペイン語のことをカステリャーノ (castellano) と呼ぶ人は多く存在する。

この歴史的経緯により、文法などはラテン語の規則を多く受け継いでいるが、単語はアラビア語から借用したものも多く使われている。(とりわけアンダルシア方言は最も強くアラビア語の影響を受けた)スペイン語の中のアラビア語起源の単語は主に、

アラビア語からの直接借用(とりわけアル=アンダルス・アラビア語からの)

モサラベ語(イスラム支配下のアル=アンダルスで話されていたロマンス語、アラビア、ヘブライ文字で書かれた)を通じた借用。

がある。またイベリアのムスリムの間ではスペイン語もアラビア文字で表記されることが少なくなかった。イベリア半島のムスリムはベルベル人が多かったため、ベルベル語の影響も存在している。なお、同じイベリア半島で話されている言語であるバスク語はローマ帝国やケルト人の進出以前から半島で使われていた言語と思われ、スペイン語とは大きく異なる。しかし、スペイン語はバスク語の影響も受けている。
音韻対応


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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