スノーボード
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 スノーボード
スノーボーダー
起源1960年代
アメリカ
特徴
カテゴリ雪上競技
オリンピック1998年
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スノーボードの風景

スノーボード (snowboard) は、サーフィンやスケートボードのように横向きになって板に乗り、バインディング(ビンディング)と呼ばれる留め具で足を固定し、雪の斜面を滑る遊び、スポーツである。スノーボードをする人をスノーボーダーと言う。


目次

1 概要

2 歴史

3 用具

3.1 ボード

3.2 バインディング(ビンディング)

3.3 ブーツ

3.4 その他


4 技術

4.1 用語

4.2 主な技術


5 競技

5.1 アルパイン(AL)

5.2 フリースタイル(FS)

5.3 スノーボードクロス/ボーダークロス(SX/SBX/BX)

5.4 そのほか

5.5 有名な競技会


6 日本のスキー場におけるスノーボード

7 関連団体

7.1 国際団体

7.2 各国団体(NSA)

7.3 各国団体(そのほか)

7.4 プロ・インストラクター団体

7.5 リゾート団体

7.6 産業団体


8 資格

8.1 JSBA

8.2 SAJ

8.3 SIA


9 スノーボーダー

10 関連項目

11 外部リンク


概要

サーフィンやスケートボード同様に、横乗り(サイド・ウェイ・スタンス)スポーツである。左足が前になるレギュラースタンス、右足が前になるグーフィースタンスがある。利き足の呼称なので、レギュラースタンスの人は右足を前にして滑ってもグーフィー・スタンスとは呼ばれずに、スイッチ・スタンスと呼ばれる。右利き手が多いように、グーフィーよりレギュラーの割合が多い。

「スノーボード」という名称は、アメリカとカナダを中心とした北米スノーボード協会が発足した時、新しいスポーツのジャンルとしてスノーボードという名称に統一したことに始まる。1970年代まで、同じく「スノーボード」という名称の雪上を滑るボブスレーのような競技が存在していたが、一般には普及しなかった。

英語で"snowboard"は「スノーボードする」という動詞であるため、名詞として使う場合は"snowboarding"と言うことが多い。また、1980年代の一時期、アメリカの玩具会社が"Snowboard"の商標登録を持っていたため、"snoboard"という表記も当時よく見られた。

もともとはサーフィンやスケートボードを雪山でも、といった楽しみ方をされていたが、既にスキー場という娯楽施設が整備されていたため、その環境にも適応すべくスキー製造技術を取り入れていった。圧雪された斜面での滑走性能が上がり、現在では整備されたゲレンデで滑るのが一般的となったが、ゲレンデ外(オフピステ)の雪山を滑るバックカントリースノーボードも人気である。人工的に管理された範囲外での滑走となるため、より高度な滑走技術だけでなく、雪崩のリスクマネジメント、応急手当など、安全に関わる知識を学ぶことや、ビーコンなどの専用の装備が必要である。バックカントリースノーボードはビッグマウンテン、狭義にはエクストリームなどとも呼ばれる。

また国内においては、オフでも気軽にジャンプを練習できる施設が多く、そこでは雪の代わりにブラシを使用し一年中スノーボードができる環境を提供している。人工雪によるインドア施設も多い日本では、外国よりもよりスノーボードが年間で楽しめる環境が整っている。

スノーボードとスキーは雪の上を滑走する競技という意味では同列であるが、オリンピックや全日本スキー連盟のカテゴリーとしては、スキーの下位概念とされている(スノーボードはスキーの一種という考え)。
歴史

雪山を1枚の板で滑ることは1800年代にはすでに行われていたとも言われているが、アメリカ合衆国1963年にトム・シムスがスケートボードを加工して作った「スキーボード」や、1965年にシャーマン・ポッペン (Sherman Poppen) が作った「Snurfer(スナーファー:snow とsurfer の合成語)」と呼ばれる雪上サーフィンの玩具などが、現在につながるスノーボードの起原とされている。これは、非常に小さな合板の板に紐を取り付け、バランスを取りながら真っ直ぐに斜面を滑り降りるだけの乗り物であった。

その後派生した初期のスノーボードは、板の面積が大きく、降雪後に山に登り新雪をサーフィン感覚で滑り降りるもので、「スノーサーフィン」と呼ばれた。滑走面から飛び出したフィンが付いており、圧雪されたゲレンデでは上手く滑ることができなかった。

1970年代初め、ユタ州ソルトレイクでディミトリー・ミロビッチによって設立されたウインタースティック社のカタログには「30cm以上の深雪が必要」と記されている。スノーサーフィンは、その後派生する多くのスノーボードメーカーにも大きな影響を与える。

1971年 田沼進三によって設立されたパイオニア・モス社が、サーフボードのウレタンフォームとグラスファイバーを使用したプロトタイプを作成。フィンとエッジがあり、バインディングはないものであった。

1972年 ボブ・ウェバーが「スキーボード」デザインの特許を取得。これは1990年8月17日、ジェイク・バートン・カーペンターに売却される。

1975年 ディミトリー・ミロビッチがウィンタースティック社の工場を設立。初期のボードからメタルエッジを取り除き、ダブルエッジを開発し、特許を取得。

1976年 トム・シムスがシムス・スポーツ社を設立。

1977年 ジェイク・バートン・カーペンターが、バートン・スノーボード社を設立し、1980年代中頃ゲレンデを滑る事が出来る道具を開発すると同時に、大量生産の体制を築く。日本ではスポットビルトアジアが輸入を開始、ムラサキスポーツ、マリンプラスチック等が販売を始めた。

1979年 日本では1970年代後半からいくつかの小規模なメーカーが興されたが、パイオニア・モス社がスキーの解放型プレートを改良した固定式ハードバインディングを持つ「MOSS snowstick」の販売を開始。これはスキーブーツの使用を前提とし、世界で初めて固定式バインディングを採用したものであり、「MOSS SNOWBOARD」は現存する世界的古参メーカーとして知られている。

1981年 シムスがメタルエッジつきボードを開発。コロラド州で初めての大会が開催されたと言われている。

1983年 世界初の国協会として日本スノーボード協会が発足。「第一回全日本スノーサーフィンチャンピオンシップ」開催。

1985年 ヨーロッパと北アメリカでもスノーボード協会が発足。トム・シムスが、ロジャー・ムーアの代わりにスノーボードのスタントを務めた映画、ジェームズ・ボンドの「007 美しき獲物たち」が公開される。

1986年 スイスのスノーボードクラブが「インターナショナル・スイス・チャンピオンシップ」をサンモリッツで開催。

1987年 アメリカ・ブレッケンリッジとイタリア・モリッツで世界初の国際級大会「International World Championship」開催。競技種目はスラロームとハーフパイプであった。翌シーズン、ヨーロッパとアメリカでワールドカップシリーズ5戦開催。この頃から国協会も増えていく。

1989年 初めての国際協会として「国際スノーボード協会」が発足。ただし、ヨーロッパ内での活動。

1990年 初めてのプロ協会がスイスで発足。アジア、ヨーロッパ、北アメリカで、ワールドカップ大会16戦が再開される。

1990年代に入り、当時若者に人気があったスケートボードのイメージと重なり、爆発的ブームとなって産業として育ってゆく。

1991年 国際スノーボード連盟が発足。ワールドカップ大会3戦開催。

1998年 長野冬季オリンピックより、アルペンスタイルのパラレル大回転フリースタイルハーフパイプが正式種目となる。

2002年 国際スノーボード連盟が解散、世界スノーボード連盟が発足。

2006年 トリノ冬季オリンピックより、スノーボードクロスが正式種目となる。

2014年 ソチ冬季オリンピックより、アルペンスタイルのパラレル回転、フリースタイルのスロープスタイルが正式種目となる。


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