シンガーソングライター
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この項目では、自作自演歌手について説明しています。

パーソナルコンピュータ用作曲ソフトウェアについては「Singer Song Writer」をご覧ください。

シンガーソングライター(singer-songwriter)とは、とくに大衆音楽において、自ら書いた歌を自ら歌う人のことを言う。自作自演歌手ともいう。
目次

1 概要

2 語源と背景

3 日本の「シンガーソングライター」の歴史

4 該当する人物

5 脚注・出典

6 関連項目


概要

基本的に自ら歌う歌の、作詞作曲(歌手によっては、編曲も自ら行う事もある)を自分で行う上級歌手を指す。しかし、作詞と作曲のうち、作曲のみしかしていない場合でも、一般的にはシンガーソングライターというのに対し、作詞のみしかしていない場合には、シンガーソングライターとは言わないことが多い(後述)。また、自作をしていても、自演曲の中で自作曲の割合が小さい場合には、通常シンガーソングライターとはいわない。逆に、100%自作曲でなくても、自作曲の割合が大きい場合には、シンガーソングライターと呼ぶことが多い。
語源と背景

「シンガーソングライター」という言葉は、1970年代初頭にアメリカでジェームズ・テイラーが注目され、続いて英国エルトン・ジョン、アメリカのキャロル・キングなどのめざましい活躍もあって、彼らが「シンガーソングライター(Singer-songwriter)」と呼ばれ、それが日本でも普及したもの[1][2][3][4]

英米では、それ以前から大半の有名ミュージシャンは自作自演だった。それなのに1970年代の初頭にあえてアメリカで「シンガー・ソングライター」という呼び名が使われたかと言えば、「ロック的な狂熱とは縁の薄いパフォーマンスの価値を、歌やソングライティングを強調することで補う必要があったから」とレコード・コレクターズ誌は解説している[5]。英米の「シンガー・ソングライター」は、「大きな夢や怒りではなく、身のまわりの出来事に目を向けた歌を作って歌う」「誠実な自己告白的の歌を歌う」というような意味合いがあった[5]ローリング・ストーン誌のロック史では、「シンガー・ソングライター」は映画『卒業』のダスティン・ホフマンのように、スターらしからぬスターが誕生したニューシネマの現象と関連づけて語られているという[5]。本来の「シンガー・ソングライター」という言葉には「ロックのアンチテーゼ」のような意味があった。しかしこの言葉が日本に輸入された当時は、まだ日本でロックはメジャーになっておらず、日本での「シンガー・ソングライター」には「歌謡曲のアンチテーゼ」としての役割が"最初"は与えられていたものと考えられる。
日本の「シンガーソングライター」の歴史

日本においても、自作曲を自ら歌う歌手は古くからいた。作詞家&演者だった[6]添田唖蝉坊なども広義でいえばシンガーソングライターといえるのかも知れない。1930年代には、演歌師の石田一松が自作自演した「酋長の娘」をヒットさせたり、林伊佐緒が「出征兵士を送る歌」などを自ら作曲・歌唱した。1950年代には大橋節夫が自作曲を歌ってヒットし、ハワイアンブームの先駆となった。1958年には「ロカビリー3人男」と言われた平尾昌晃が自作曲「ミヨちゃん」をヒットさせた[7][8]1960年代には森繁久彌加山雄三荒木一郎市川染五郎美輪明宏といった人気俳優が自作曲でヒットを出すというケースも出てきた[4]歌謡曲には古くからレコード会社プロダクションの主導により職業作家の作った楽曲を歌手が歌うという厳格な分業システムがあったが[9]、彼ら歌手にも音楽的才能があるため作曲能力があり、知名度も相まって自作曲をリリースすることが出来た[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Oak