シビュラの託宣
ご協力下さい!!
★暇つぶし何某★

[Wikipedia|▼Menu]

この項目では、キリスト教徒らが作成した黙示文学について説明しています。古代ローマ神殿に奉納されていた神託集については「シビュラの書」をご覧ください。
クマエのシビュラ(ドメニキーノ、1616年頃)

『シビュラの託宣』(シビュラのたくせん、ラテン語: Oracula Sibyllina)は、シビュラが語った神託をまとめたと主張するギリシア語詩集である。重複分を除けば12巻分と8つの断片が現存している。

シビュラとは恍惚状態神託を伝えた古代の巫女で、彼女たちの神託をまとめた書物としては、伝説的起源を持つ『シビュラの書』が有名である。しかし、『シビュラの託宣』はそれとは全く別のもので、『シビュラの書』の名声にあやかるかたちで紀元前140年以降少なくとも数世紀にわたり、ユダヤ教徒たちやキリスト教徒たちによって段階的にまとめられてきた偽書である[1]。そこに含まれる歴史的事件に関する予言の多くは、後述するように単なる事後予言に過ぎない。

この文献は部分的に旧約偽典新約外典に含まれ[2][3]、古典時代の神話だけでなく、グノーシス主義、ギリシア語を話すユダヤ教徒たちの信仰 (Hellenistic Judaism)、原始キリスト教などに関する貴重な情報源の一つとなっている。分類上は黙示文学に属し、散りばめられた詩句には、『ヨハネの黙示録』や他の黙示文学との類似性が指摘されているものもある[4]


目次

1 背景

1.1 シビュラ

1.2 『シビュラの書』


2 成立

3 内容と成立年代

3.1 序文

3.2 第1巻と第2巻

3.3 第3巻から第5巻

3.4 第6巻から第8巻

3.5 第9巻と第10巻

3.6 第11巻から第14巻

3.7 第15巻

3.8 断片


4 受容の歴史

4.1 ローマ詩人の言及

4.2 ユダヤ教徒の言及

4.3 キリスト教徒の言及

4.3.1 キリスト教美術への影響



5 写本の発見と出版の歴史

5.1 写本の系統


6 翻訳

6.1 日本語訳


7 関連年表

8 関連文献

9 脚注

9.1 注釈

9.2 出典


10 参考文献

11 関連項目

12 外部リンク


背景

『シビュラの託宣』はその題名が示すように、古代のシビュラ、そしてその著書とされた『シビュラの書』に仮託して作成されたものである。
シビュラニュルンベルク年代記(1493年)に見るティブルのシビュラ「シビュラ」も参照

シビュラ (Sibylla) とは、古代の地中海世界における巫女のことである。


ご協力下さい!!
■暇つぶし何某■

[次ページ]
[記事の検索]
[おまかせリスト]
[ブックマーク登録]
[mixiチェック!]
[Twitterに投稿]
[オプション/リンク一覧]
[話題のニュース]
[列車運行情報]
[暇つぶしWikipedia]

Size:182 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:FIRTREE