グレートバリアリーフ
[Wikipedia|▼Menu]

グレート・バリア・リーフ(大堡礁)
オーストラリア

グレート・バリア・リーフの地図
英名Great Barrier Reef
仏名La Grande Barriere
面積トレス海峡からブリスベーン付近の2000km
登録区分自然遺産
IUCN分類V(景観保護地域)
登録基準(7),(8),(9),(10)
登録年1981年
公式サイト ⇒世界遺産センター(英語)
地図

使用方法表示

グレート・バリア・リーフ(: Great Barrier Reef)は、オーストラリア北東岸に広がる世界最大サンゴ礁地帯[1][2]。漢字表記は大堡礁(だいほしょう)[3]。南緯10度から24度にかけて広がり[4]、2600km(1,600マイル)を超える長さに2,900以上の暗礁[5]と約900の島を持ち、総面積は344,400km2以上[注 1]となる[6][7]。地理的な位置は、クイーンズランド州沿岸の珊瑚海に存在する。
目次

1 概要

2 地理と地質

3 生態系

4 環境への懸念

4.1 気候変動

4.2 公害

4.3 オニヒトデの大発生

4.4 漁業

4.5 船舶事故


5 人間の利用

5.1 管理

5.2 観光

5.3 水産業


6 登録基準

7 脚注

7.1 注釈

7.2 脚注


8 参考文献

9 読書案内

10 関連項目

11 外部リンク

概要

グレート・バリア・リーフは宇宙空間からも確認できるほど広大であり、生物が作り出した単一の構造物としては世界最大である[8]。しかし、その生物とは微小なサンゴポリプ等の有機体であり、これらが数十億集まって形成しているサンゴ礁[9]。そして、この暗礁は生物多様性を支える重要な役目を持ち、1981年に世界遺産自然遺産)に登録された[1][2]。1997年、CNNはグレート・バリア・リーフを「7大世界の驚異」自然部門のひとつに挙げ[10]、クイーンズランド州のナショナル・トラストは州を代表する象徴に認定した[11]

暗礁のかなりの部分はグレート・バリア・リーフ海洋公園に指定され、漁業や観光など人間の行為が及ぼす影響を制限している。ただし、表面流出や気象変動によるサンゴの白化現象オニヒトデの異常繁殖など、生態系に打撃を与える環境変化が発生している。これらへの対策も取り組まれており、その統合沿岸管理 (ICM) は先端的な事例にも挙げられる[12]

オーストラリア先住民のアボリジニトレス海峡諸島民たちは1万5千年前から[4]長くグレート・バリア・リーフと共生を続け、彼らの文化や精神に多大な影響を与えてきた。ヨーロッパ人移住後は1770年のジェームズ・クックなど探検や調査が進んだ[4]。1960年代にはグレート・バリア・リーフ内での石油掘削が認められたことを契機に賛否の論争が起こり、1970年代からは保護に向けた検討が始まった[4]。近年は観光地としても著名となり、特にウィッツサンデー諸島(英語版)やケアンズ地区が知られる。観光収入は年10億オーストラリアドルに上り、重要な経済要素となっている[13]
地理と地質 グレート・バリア・リーフのクイーンズランド州海岸部衛星写真エアリービーチマッカイを含む箇所。

グレート・バリア・リーフはグレートディヴァイディング山脈地域の顕著な特徴となっている。小さなマレー島(英語版)をその中に含んでいる[14]。最北端の島であるブランブル・ケイパプアニューギニア南海岸の間のトレス海峡から、最南端のレディーエリオット島フレーザー島の間の名も無き海峡まで続いている。レディーエリオット島はブランブル・ケイから南東に直線距離で1,915 km (1,190 mi)の位置にある[15]。約900の島のうち、600は大陸起源、300はサンゴ礁を起源とする[4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:131 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:FIRTREE