オートバイ
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その他の用法については「オートバイ (halの曲)」、「オートバイ (雑誌)」をご覧ください。
世界で最も売れているオートバイであるホンダスーパーカブ(初代モデル・1958年式)世界最速の公道走行可能な市販オートバイとしてギネス世界記録に登録されたスズキ・GSX1300Rハヤブサインドの人々が単車に乗る様子

オートバイとは、原動機を搭載した二輪車である[1][注釈 1]。単車(たんしゃ)や自動二輪車(じどうにりんしゃ)とも呼ばれる。オートを省略してバイクとも呼ばれる(ただ、自転車を意味する英語の bike との混同の恐れがある)[1]


目次

1 概要

2 普及

3 歴史

3.1 世界のオートバイ史

3.2 日本のオートバイの歴史

3.3 オートバイ製造に携わった日本企業


4 基本構造

4.1 エンジン

4.2 駆動系

4.3 足回り


5 種類

6 法規

7 オートバイの事故

7.1 事故による外傷の特徴

7.2 日本の事故統計

7.3 社会的対策


8 脚注

8.1 注釈

8.2 出典


9 参考文献

10 関連項目

11 外部リンク


概要

2つの車輪を前後に配置して、ガソリンエンジンや電気モーターといった原動機によって走行する乗り物を指す。自転車に原動機を備えたもので、原動機の動力のみで走行することができるものも含めてこのように呼ぶこともある。

基本的には二輪のものを指しているが便宜上、サイドカーを備えて三輪になっているものや、エンジン付き二輪車をベースにして開発・改造されてできた三輪車(及び、時に四輪や一輪)も広義の「オートバイ」に含める場合がある。

オートバイクという呼び方はアメリカ英語「autobike」に由来する語である[2]1902年明治35年)にアメリカからエンジン付き自転車「トーマス」が輸入された当時は英語と同様に「モーターサイクル」と呼ばれていたが、1923年大正12年)に月刊誌『オートバイ』が発売されて以来、「オートバイ」という呼び方が日本人に広く認知されるようになった[3]

日本語では、他に「二輪車[1]」「単車[1]」「バイク」とも呼ばれる。「単車」はサイドカーを付けたものを「側車付き」と呼ぶのに対して、サイドカーを付けていないオートバイ単体を指す言葉として用いられていたが、サイドカーが希少なものとなった現在も「単車」という言葉が生き残っている。なお、中国語でも二輪車の意味で単車という言葉が存在する。

英語で単にbike(バイク)と言うと二輪車全般を指すものの、どちらかというと自転車(bicycle)[注釈 2]の略語として使われる場合が多く、自動二輪車については「原動機」を意味する「motor」を加えて「motorbike」、あるいは「motorcycle」と呼ばれることが多い。 1988年に出版された百科事典では「日本では…(中略)…、またスクーターはオートバイの範疇に含めないのがふつうである」と書かれたが[4]、2012年現在では、様々な文献やメーカーのホームページにおいて、スクーターもオートバイの範疇に含まれるように変化した[5]

2012年現在、日本のオートバイは道路運送車両法で規定された排気量、道路交通法で規定された車両区分、免許区分、ギアチェンジの有無による区分などを用いるのが一般的である[注釈 3][注釈 4][注釈 5][注釈 6][注釈 7]。「日本におけるオートバイ」も参照
普及オートバイの普及状況 2002年濃い青がオートバイで、水色が四輪の自動車。単位は百万台。オートバイの台数の多い順でトップから20か国。インド中国日本インドネシアタイイタリア…といった順になっている。人口は赤色の線(2002年)。各国のオートバイと四輪自動車の保有台数の割合。濃い青がオートバイ。水色が四輪の自動車。円の大きさは人口を表す。(2002年)

20世紀自動車(四輪)と共にオートバイは個人の移動手段として大きく普及した。自動車は2010年には10億台が世界で保有されており、6.9人あたり1台の割合となっている。 オートバイの保有台数(2011年または2012年)は全世界で約2億から4億[6]台と推定されており、中国に約1億台(1台あたり13人、以下同)、インドネシアに約7598万台(3人/台)、インド5192万台(20人/台)[7]タイ1924万台(4人/台)、台湾(中華民国)1514万台(1.5人/台[8])、日本1199万台(11人/台)、マレーシア1059万台(3人/台)、イタリア858万台(7人/台)となっている[9]。台湾、インドネシア、マレーシア、タイは普及率が非常に高く道路はオートバイで溢れている。とりわけ世界人口の約35%を占めるインド・中国は人口超大国であり、それなりの台数となっているが同時に国土も広大であるため、東南アジアほどのオートバイ天国ではない。

オートバイは中国やインドでの保有率の向上が見込まれ、世界の保有台数は2010年の約4億台から2030年には9億台へ達すると推定されている[6]

統計的にはインドと中国におけるオートバイの台数が突出して多い。インドや中国ではオートバイはほとんどが実用目的で使われている[10]先進国の台数は相対的に小さいが、高価格帯の車種も売れており、モータースポーツも盛んで、趣味や道楽として楽しむ人も多い。

インドや東南アジア諸国も所得水準が向上しているため、富裕層や中産階級が単なる移動手段としてではなく趣味性の高いオートバイを購入するようになっている。日系メーカー各社もデザイン性を高めた製品を投入するようになっている[11]

歴史 (上)1885年にダイムラー社が造ったオートバイ・Reitwagenのレプリカ
(下)Reitwagenの設計図
1885年8月29日作成、メルセデス・ベンツ博物館)
世界のオートバイ史

1863年フランス発明家のルイ-ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とする二輪車を考案して特許を取得し、1873年オーストリアウィーンで開催されたウィーン万博に出品したものがオートバイの原型といわれている。


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