アイオーン
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アイオーン(古代ギリシャ語: α??ν, ラテン文字転写: ai?n、 ラテン語: aeonまたはaon、 英語: aeon又はeon)とは、古代ギリシア語である期間の時間を指し、時代世紀、人の生涯というような意味である。ラテン語の Saeculum やサンスクリットの kalpa(????; 漢訳では「劫波」)がこれに似た意味を持つ。

アイオーンは、紀元2世紀より5世紀頃にかけて、ローマ帝国内やその辺境地域で興隆した、グノーシス主義における高次の、あるいは超越的な圏界を示す意味で使用されたので、宗教学的・思想的にはこの意味でよく知られている。


目次

1 古代ギリシア

1.1 ギリシア哲学

1.2 ギリシア神話


2 神秘主義

2.1 グノーシス主義

2.1.1 プレーローマ

2.1.2 ソピアー神話


2.2 ユングの元型象徴


3 自然科学

3.1 地質学

3.2 時間の単位


4 アイオーンの像

5 関連項目

6 参考書籍

7 外部リンク


古代ギリシア
ギリシア哲学

アイオーンは「時代」や「ある期間」を意味し、占星術における魚座の時代、水瓶座の時代などの時代と通じるところがある。魔術オカルトにおいては、「テレマ」の概念と関係する。世界の文化一般に、様々な時代があり、特徴のある時間の期間があるという概念は一般である。

一方、アイオーンを哲学的に思索して行くと、この現象世界における時間のありようがアイオーンであるとも考えられる。歴史もまたアイオーンで特徴付けられる。このような背景で、プラトンはアイオーンを「永遠」の意味で使ったことが知られる。
ギリシア神話

ギリシア神話自然現象擬人化して精霊と見なしたが、抽象概念なども神と見なした。時間の神は、クロノスが有名であるが、季節秩序女神としてのホーラもまた存在した。

アイオーンもまた神と見なされ、当初の意味はともかく、永遠・永劫を象徴する神ともされた。通常、「時間の神」として知られる。
神秘主義ヨハネ福音書 冒頭
Wycliffeの翻訳写本(14世紀)。中段より本文が始まり、中世英語で「 In te bigynnyng was / te word & te word / was at god / & god was / te word. 」と記されている。これはグノーシス主義と関連がある。
グノーシス主義

1966年の「グノーシス主義の起源に関する国際学会」等の定義によれば、グノーシス主義は、以下の点をふまえた神話を創作することが一般であると考えられている。
反宇宙的二元論: この世界は悪であり、この世界を創造した劣悪な神とは別に、善なる「至高者」が存在する。

人間内部に存在する「神的火花」「本来的自己」への確信: 人間は、劣悪な造物主に創造されたが、人間の内部には至高者に由来する要素が閉じこめられている。

人間に「本来的自己」を認識させる啓示者・救済者の存在: 以上のことを知らない人間に対して、至高者の下からそれを知らせる使いがやって来て、認識を促す。

この「至高者」の下には、至高者に由来する諸の神的存在があり、グノーシス主義の創作神話では、この神的存在を「アイオーン」と呼ぶ。

キリスト教グノーシス主義

キリスト教グノーシス主義では、人間に「本来的自己」を認識させる啓示者・救済者とは、もちろん「イエス」であり、イエスは「父なる神」(=至高者)の下から派遣され、旧約聖書の創造神(=劣悪なる造物主)の束縛から人間を解放するため、「本来的自己の認識」を説く福音をもたらしたという神話を持つ(神話の詳細は、グノーシス各派により異なる。)。

キリスト教グノーシス主義は、異端であるとして、正統派・主流は教会から反駁されてきた。紀元2世紀リヨン司教であったエイレナイオスや、3世紀ローマ司祭であったヒッポリュトスなど反駁書を記している。ヒッポリュトスは、グノーシス主義の教義神話などが、ギリシア神話やプラトンの思想や、その他、諸々の素材を元に創作したものであるという説を唱え、「アイオーン」という用語もまた、ギリシア神話やプラトーンの著作から借用したものだと述べた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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