富士見町駅+(神奈川県)
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… 歴史と現況かつて、京浜急行電鉄がほぼ同区間にカーレース用のコースを設けていた。このコースの上空には当時電線などが殆ど無く、また陸橋ありトンネルあり山間部連続カーブあり住宅あり速度制限なしの、スリルに富んだエキサイティングなコースであったため、誰言うとなく「この道路の上に、“今にも落ちてきそうなジェットコースター”を作ったら面白いんじゃね?」とのアイディアが広まった。

これに乗っかったのが三菱である。三菱は、1964年に名古屋市内の動植物園において既に同種の“落ちてきそうなジェットコースター”(正式には「「懸垂」(ぶらさがり)式ジェットコースター」)で実績を挙げており、このカーレースコースは長距離ジェットコースターの実験台として最適であった。更に、コース途中の鎌倉市大船町や深沢村など(名称は当時)の住民は殆どが三菱の社畜であったため、この地域においては住民からの反対が起こり得ないことも有利に働いた。

設置に際しては、鎌倉山や片瀬地域の高級住宅地の住民からは反対の声が上がったが、宥めたり、住民の喉笛に鉛筆を差すなどの工作により、着工にこぎつけることができた。この説得工作の際に「ジェットコースターはとりやめ、住民の皆様も利用できるモノレールとする」という詭弁を弄したため、現在でも一部においては“湘南モノレール”という通称が用いられている。完成品はどうみてもジェットコースターであり、頭上を通過すると一時的にAMラジオが聞こえなくなるなどの被害も出た(これは2008年現在においても改善されていない)ため、当時は猛烈な抗議運動が巻き起こった。

実際は、開発中の愛称であるmornoreをそのまま名称として使用する予定であった。mornoreはラテン語に由来する複合語で、morはを、norはHを意味する。しかし、印刷屋のミスにより「モルーノレ」が誤って「モノレール」と呼ばれたのがそのまま定着したものである。

1971年に完成し、大船乗降場と湘南江の島乗降場との間で運行が開始された。その後、周辺住民からの要望などにより、6ヶ所の乗降場が追加で設置され、現在の形になった。現在では反対運動は完全に収まっており、そればかりか、悪天候などのために運休すると却って苦情が来るほどであるという。ジェットコースターという絶叫マシンの一種でありながら、地域住民の足として欠かせない存在となっている、稀有な事例である。
コース概要
大船乗降場ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「大船駅」の項目を執筆しています。

さて、まずは実際に乗ってみよう。

JR大船駅の東口側、バスターミナルの上空に、大船(おおふな)乗降場は浮かんでいる。昔は梯子でしか上がれなかったため、手足に障害を持っている人はこの時点で篩い落とされていたが、現在では小型の軌道エレベーターが設置されており、誰でも乗降場に上がることができる。(なお、軌道エレベーターが設置されているのは、ここと湘南町屋乗降場のみであり、その他の乗降場では現在でも梯子でしか地上との行き来はできない。但し片瀬山乗降場は地上に設置されている(後述)。)

約7分30秒間隔で運行されている(早朝と深夜は15分間隔)ので、行楽シーズンと通勤ラッシュ時以外はほぼ待たずに乗ることができる。終点の湘南江の島乗降場までは1回300円、ジェットコースターとしては破格の安さだ。券売機で切符を買って、改札のおじさんに見せよう。

「おや、パスはお持ちではないですか?」

そうそう、湘南ジェットコースターは切符だけでは利用できない。切符と“パス”が必要なのだ。

「安全のため、このジェットコースターに乗られる方は、まず規定の安全講習を受けて頂かなければならないんです。講習は無料ですし、終わりましたら3年間有効の安全講習修了済み証(パス)を差し上げますので、2回目からは切符を買っていただければ、あとは切符とパスを見せるだけでお楽しみ頂けますよ。」

というわけで、まずはこの安全講習とやらを受ける。改札の横にある小さな部屋に連れて行かれ、そこで3時間ほどビデオを見なければならない。ビデオの内容は、最初の15分がこのジェットコースターの概要とその歴史について、次の15分で利用者が安全上守るべき事柄と、緊急時の対処についての説明である。

残りの2時間30分は、それらの事柄を守らないとどのような悲惨な事故が起こるかを実演した映像だ。例えば、足をぶらぶらさせていると傍の建物や樹木に当たって脱臼や骨折をしてしまったり、ひどいときには足が建物側に引っ掛かって座席から外れてしまい、そのまま地上へと落下することになるという。地上へと人間が落ちて、脳漿や血沫などが飛び散る様子などは凄くリアルだったが、一体どうやって撮影したのだろう?

安全講習を終えると、パスが貰えて、いよいよ乗車となる。上で述べたように車両は懸垂式で、4名分の座席を1つの単位としてレールにぶら下がっており、それを15個連ねたものが「1両」だという。で、今日乗っている編成は3両編成だ。座席は1人分ずつ分かれており、上半身を固定する安全ベルトは各自が自分で固定しなければならない。懸垂式なので当然だが足は宙ぶらりんだ。大丈夫かなあ。

発車メロディーとして『真白き富士の嶺』が流れた後、車両はゆっくりと動き出した。さあ、スタートだ。確かこれは追悼の歌だった気がするが、とりあえず気にしてはいけない。
富士見町乗降場ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「富士見町駅 (神奈川県)」の項目を執筆しています。

1分ほどで最初の乗降場、富士見町(ふじみちょう)に到着。足の下に遊園地があったり雪原があったりしたことはあったが、ここでは足の下は自動車がびゅんびゅん走っている普通の道路だ。はっきりいって怖い。更に、ここまでの区間ではJR横須賀線の線路の上空も通っている。高さはギリギリで、足が長い人だったら横須賀線の架線に触れてしまうんじゃないだろうかという気さえする。

地元の人らしき何人かが乗ったり降りたりする。大船で買い物でもしたのだろうか、重そうな買い物袋を両手に持っている主婦もいる。あんな重いものを持ってこのジェットコースターに乗り、しかもこの乗降場の梯子(さすがに縄梯子ではなく、金属製で丈夫そうではあるが)を昇り降りできるなど信じ難いが、慣れれば大丈夫なんだろうか。

ところで、このジェットコースターは、単線であるにも関わらず往復両方の利用を可能としているため、さながら単線の鉄道と同様に交換所が設けられている。この富士見町も交換所のひとつだ。交換所そのものは開業当時からあったが、地元の要望などを受けて交換所を乗降場に改造したようだ。

なお、大船乗降場以外の乗降場は基本的に全て無人であり、安全講習も大船乗降場でしか受けることはできない。また、無人の乗降場は全て自動券売機のみが設置されており、切符とパスのチェックは乗務員によって行われている。

そんなことを考えている間に大船へと向かう車両が来る。目の前の線路が開くや否や、乗務員が軽くホイッスルを吹いただけで発車となる。
湘南町屋乗降場ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「湘南町屋駅」の項目を執筆しています。

次の湘南町屋(しょうなんまちや)乗降場は、三菱電機前という別名でも呼ばれている。三菱電機の基地と軍需工場が近くにあり、ここと大船乗降場との間は兵士や工作員たちの通勤路線も兼ねているのだそうだ。また、前述のように湘南ジェットコースターを設置したのも三菱グループであるため、大船から湘南町屋までの利用料金については1回170円と割安に設定されている。

確かに兵士であれば梯子の昇り降りくらいは問題なくできるのだろう……と思ったら、ここには軌道エレベーターも設置されている。最近改築された際に取り付けられたとかで、それまでは梯子が1本しか無く、ラッシュ時にはホームに兵士が溢れかえるために小競り合いによる死者が絶えなかったのだという。現在では、この軌道エレベータのほかにも梯子が2本設置され(計3本)、混雑は大分緩和されているようだ。

昼間だったので乗降客は地元住民しかおらず、すぐ発車となる。
湘南深沢乗降場ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディアの専門家気取りたちが「湘南深沢駅」の項目を執筆しています。


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