今更言うまでもないことだが、二十世紀末期?二十一世紀初頭の二次元空間的「黄金の国」ではこれが低い女性が持て囃される傾向にある。いや、女性に限らず、少年もコレが低いと可愛い、と称される傾向にある。どれ位低いか、というと、「く」の字に類する形で表されていればまあ良い方で、1ドットサイズの黒点が鼻の頂点付近と思われる場所に付いていておしまい、という事も多く、下手をすると鼻が全く表記されないキャラも数多く存在する。
勿論これは、現実社会で様々な欺瞞に晒されて来た流浪の民たちは心の拠り所として嘘吐きでない女性を希求して止まない、という悲痛な社会問題を如実に反映したものに他ならない。 19世紀帝政ロシアでこれらに対するアンチテーゼを取り扱ったのがゴーゴリの『鼻』。自称「少佐」のコワリョーフ八等官の鼻が、ある日突然に意志と肉体と教養と社会的地位を手に入れてコワリョーフの顔を離れて街を闊歩する、という不条理小説だ。コワリョーフは鼻が消えて晴れて萌えキャラの仲間入りか、と思われたが、元が冴えない中年男性では鼻がない位で萌える訳が無く、又、鼻がなくなった所で正直者になったりはしない、と百数十年も昔から本項目に対する反?
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??を用意していたその先見性は見事と言う他無い。 この項目「鼻」は、執筆者がクラックをキメていた可能性もありますが、今はまだクソの山です。より愉快
歩く鼻
関連項目
UnTunes:世界に一つだけの鼻
ノーズコリア
嘘
クシャミ
鼻たぶ
更新日時:2020年12月29日(火)17:19
取得日時:2021/01/19 16:45