重いページ
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重いページ(おもい - )とは、以下のようなページのことを指す。ウィキペディア専門家気取りたちも「重いページ」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。
概要

やあ。このページを読んでくれてありがとう。忙しいところ申し訳ないんだけど、僕の話を聞いてくれないか。

いや、単なる愚痴みたいなもんさ。深刻な話かもしれないんだけど、キミにだけは聞いてほしくて。僕みたいな、何の価値も無い人間の話で、ちょっと、話が長くなってしまうけど。いいかな。


僕は、生まれた時から父さんも母さんもいなかった。僕を育ててくれたおばさんに聞いた話では、僕が生まれてすぐに母さんは死んじゃって、お父さんはお母さんの早すぎる死に
絶望して自殺しちゃったんだって。だから、なんかピンとこないんだ。お母さんやお父さんがいる人の感覚って。

おばさん? うん… ちょっと厳しい人だった。厳しいというか、子供のころから『お前は私の子供じゃないんだ』って聞かされたし、ご飯もおばさんの子供より粗末なものだったし、毎日毎日いっぱい殴られて、蹴られたよ。いろんなところから血が出るとね、おばさんは凄く嫌そうな顔をするんだ。『カーペットが汚れちゃう、汚い、汚い』って困っていたから、血を出さないように頑張ってたんだよ。服も汚れてるか破れて着られないようなものばっかりだったな。幼稚園? いってないよ。おばさんが行かせてくれるわけないじゃないか。

学校ではよくいじめられたよ。服が汚いし、おばさんが近所に僕のことを悪く触れ回っていたからね。だれも遊んでくれなかった。ランドセルだってなかったんだ。粗末な手提げ袋をあてがわれてね、それに全部詰め込んで学校に行ったよ。それじゃあ、いじめてくれって言ってるようなもんだよね。

学校の思い出とか、全然ないんだ。なんだか思い出せないんだ。とにかくいじめられてるシーンしか頭にないよ。どうしてだろうね。

中学を卒業して、僕はいよいよ住むところがなくなってしまった。おばさんに追い出されたんだ。何もわからなくて、しばらく公園のベンチで過ごしていたことはよく覚えているよ。丁度その時は真冬で、新聞紙にくるまっていたんだっけ。目の前にある仕事は何でもやった。あんまりいろんなことやりすぎて、どんな仕事をしたのかも覚えてないよ。でも、結局僕の財布にはお金が残らないんだよね。何でか、どんな仕事でもいろんな経費とか引かれて、手元に残らないんだ。山にも行ったし海にも行った。あ、海は長かったなあ。おっきな魚を沢山釣ったんだ。半年ぐらい船の上にいたけど、お金、くれなかったんだよね。

気がついたら、何か「しゃくようしょ」って言うのかな? そんな紙が僕の手元にたくさんあったんだ。同じ仕事の人に聞いたら、「一生働いても返せない額」だって言われたけど、ピンとこないんだよね。何かを借りた覚えはないんだけど。自分で紙に書いてある数字の合計とか計算してみようと思うんだけど、ケタの数が多すぎて、わからなくなっちゃうんだ。僕、あんまり学校の勉強、わからなかったんだ。ていうか、「しゃっきん」って、何のことなのかな。キミ、わかる?

それから、毎日お客さんがくるようになった。ねえ、みんな同じことしか言わないんだよ。不思議だよね。僕みたいな人間に仕事をくれるんだ。「この仕事に就けばしゃっきんをチャラにする」って。チャラって何のことなんだろう。でも、仕事をくれるのは嬉しいから仕事をするんだ。で、仕事から帰ったら前と同じ。またお客さんが毎日くるだけ。でも、来る人はいつも違うから、これはこれで退屈しないよ。

うん。ケガするよ。毎日ね。お客さん、僕のこと殴ったりけったりするんだ。早くしゃっきん返せ、っていうけど、返すって借りたことないし、しゃっきんって何のことかよくわからないから、いつも笑ってる。で、お客さんも笑うんだ、僕のことを殴ったりけったりしながら。あ、楽しいのかな、っていつも思うよ。楽しいのなら、それでもいいのかなって。ケガは仕方がないよ。直すお金もないし。僕が我慢すればいいんだよね。子供のころみたいに。

で、質問なんだけどね。

僕の住んでいる家(といっても、家じゃないけどね)の近くに、踏切があるんだ。そこに行くと、なぜか、とっても悲しくなってしまうんだ。わからないんだよ。なぜ悲しくなるのか。いままで楽しくもないけど、悲しくもなかったよ。でも、なぜか、踏み切りの前に立つと悲しくなるんだよね。それに、踏み切りの信号が鳴っているときに限って、歩きたくなるんだ。目の前にある踏み切り棒を上に上げて、先へ進みたくなる。危ないよね。電車に轢かれちゃうよ。でも、すごく前に進みたくなるんだ。わからない、わからないんだよ。どうして、そんなことしたくなるのかが。

踏み切りの近くでぼおっとしてると、近所の…僕と同じくらいの歳かな…人が、笑いながらこういうんだ。「ぜつぼうした! …にぜつぼうした!」って言いながら、笑うんだ。楽しいならそれでいいね、って思うと同時に、僕は踏み切りに近づきたくなる。理由もなく、ただ、信号が点滅している、黄色と黒の棒の先に。


僕の足が、止まらないよ。


ねえ。

ぜつぼう、って、何のことだい?
関連項目

さよなら絶望先生

水増し

臭い記事に注意!!
この記事は臭くてたまりません。筆者自身がそれを認めます。


更新日時:2017年5月22日(月)13:47
取得日時:2020/04/05 06:50


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出典: 嘘八百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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