通貨(つうか)は、もはや家畜を認めない文化における鶏および牛の代わりである。 OK, まずこう考えよう、お前の友達が、鶏を持っている。で、お前は牝牛を一頭飼っているだけだ。さて、お前はチキンが食べたくなった。だけどお前は、牝牛一頭をたかが鶏と交換してつりあうとは思っていない。牝牛を肉にして鶏とつりあうだけの量を渡そうと思っても、冷凍装置
作動法
大昔は、その友達をぶん殴って鶏を奪うしか方法はなかった。
さて、通貨がある時代になったとする。
お前は牝牛を屠殺場にくれてやる。屠殺場は牝牛を肉に変えて売り物にする。
その肉が売れたら、屠殺場はお前に20牝牛ドルとかディナールとかとにかくそういうのをくれる。
でそのドルを友達に渡して、これで鶏を譲ってくれと頼む。
友達はこういう。「このノロマ野郎、鶏ならもう屠殺場にうっちまったよ。」
だからお前は屠殺場に往かなきゃならん。屠殺場からは、若鶏の肉はさっき卸したところだよって言われるんだな。
店に行くと、軒先に死んだ鶏の残骸がずらり並んでるから、どれでも選んだらカウンターでタバコを並べてるばあさんにメキシコ・ペソを渡して持ち帰る。
帰宅、着席、召し上がれ。牝牛の臭いはもうしない。あの役立たずはいなくなったから。生きた鶏の臭いもしない。英ポンドで貰ったおつりを数える。お前はニヤニヤ笑いが止まらない。金を手に入れた上に、チキンまで味わえるんだから。
以下、面倒くさいのでユーロが導入されたのは別のお話。
現在の人気通貨
ジンバブエドル - 今話題の通貨。2008年8月、0が10個行方不明になった。懲りずにに2009年2月、0が12個行方不明になった。
円天 - 使っても減らないお金
仮想通貨
更新日時:2018年1月25日(木)07:59
取得日時:2021/01/23 16:32