赤備とは、日本の戦国時代において、兵の装いを赤色基調に揃えた軍装・軍勢のことを言う。目次
1 赤フンドシのみ着用
2 赤備の効果
3 赤備ーず
3.1 飯富虎昌
3.2 山県昌景
3.3 井伊直政
3.4 真田幸村
4 関連項目
赤フンドシのみ着用赤備の基本かつ最重要点は、鎧、肌着すら着用せず赤い褌のみ着用することにある。真っ赤な褌一張羅は熱く燃え上がる武勇を誇示し、褌以外は何も着用しない姿は、負傷や死すら恐れない真の勇士の姿そのものである。戦国時代は自己顕示のためのド派手な鎧が多い。遠目にみると鎧肌着を着用しない勇士と錯覚させるような、ハダカデザインの鎧などがあった。しかし褌一丁の赤備と比較すれば、これらは中途半端なワッパ騙しに過ぎないであろう。戦場で赤い褌姿ほど目立つものはなく、褌一丁はガチで肌が現わなのだから。ただ、より褌一丁のシュールさを際立たせるため、陣笠