人類による手厚くも寛大なる保護を受けるべき劣弱なる劣等生物のリストは、偉大なる同士たる環境省のレッドデータブック
に? 5b4 ?っている。世界に跨り活動する我々人類の慈悲の証たるワシントン条約に則って記されたそれをしっかりと守り、賤劣にして卑劣な下等生物達にも生きることのできる場所を与えてやることが、誇り高き人類が行うべき至高なる生物活動である。全ては生物多様性を守るという簡略にして深遠なる目的のためであり、別に希少種なんぞが滅んだ所で生態系に一切の支障はないだとか、そもそも多様性なんて守ってどうすんの、などという戯言を吐くようなことは断じて許されるものではない。上述した通り、全ての頂点たる人類は有象無象の他生物などとは一線を駕する絶対の存在であり、地球などという矮小な一惑星の生態系程度は、本来なら世界の遥か高みより悠々と管理・観察することをやって然るべきなのである。にも関わらず、このような土臭い穢れた大地の上などで暮らさねばならないという明らかな不遇を受け入れるほどの、荘厳にして超然たる謙虚の心を人類は持っているのだから、そのような優? cd2 ?なる我々への感謝の念すら感じられるか判らないほど低脳で庸劣な原始生物に対しても、相応のそれをもって接してやるのが理というものであろう。地球に寄生しなければ生きてもいけない一哺乳類が何言ってるんだ、などと妄言を吐き散らす輩を稀に見かけるが、自らの偉大性にすら気付けないようではその辺の劣悪で下種な劣等生物と同じ扱いをされても全く文句を言えないというものである。