知恵の輪
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「知恵の輪」の項目を執筆しています。

知恵の輪(ちえのわ)とは、まだあどけない子供達相手に、世界の現実を教えこむための教育道具である。目次

1 概要

2 使い方

3 ねらい

3.1 効果


4 関連項目

概要

元来、子供の玩具というのが、単なるいっときの快楽や暇つぶしに見せかけて、実は人格を形成するうえで重要な所作をしているのは、いまさら言うに及ばぬ既知の事実である。ジグソーパズルは本来、世界の国の形を覚えるために開発されたし、単純な鬼ごっこなどの例をとっても、運動能力の向上、判断力の向上、機転を利かしてを欺き何時までも一人に鬼役を押付けつづける人間関係構築の練習、かくれんぼであれば将来必要とされるかも知れない索敵能力の練磨、など、枚挙にいとまがない。むろん「知恵の輪」も例外ではないのである。
使い方 偽物にはご注意を!

知恵の輪とは何かを知らない人が居るといけないので、おさらいも兼ねて解説する。

知恵の輪とは、複数の輪状の金属片がお互いからお互いを引離すことが出来ないように見える方法で、組合わされているもののことを指す。

尚、細かいことを言えば、ここでの「輪状」とは、トポロジー的に「閉じた」形でありさえすれば、四角でも三角でも星型でもなんでもよい。寧ろ、そのように子供の興味を引きやすいバラエティに富んだ形であるほうが、大きな洗脳教育効果を上げる目的であれば、優れているとさえいえる。

余談はさておき、このような金属片をいかにして遊ぶのかといえば、それは、ありとあらゆる方向に互いの金属片を、めちゃくちゃに動きまわし、こねくり回し、いじり回し、それを引裂いてバラバラの単独の金属片にすることが出来れば、ビバ勝利!…というものである。
ねらい

ときに誤解されがちなことであるが、子供ほど道徳観念の強い人種も居ない。無論生まれたての赤子に道徳観念の「ど」の字もある訳は無いが、少なくとも知恵の輪を遊ぶであろう年齢以上の子供ともなれば、ときとして大人以上に、頑強にひとつの道徳観念を信奉し、これに反する物や者を疎外していくのである。これは一見悦ばしいことであるように見えるかもしれない。しかし実際のところ、そのような性情を抱えたまま成人し、社会に出ては、あまりにも融通が利かない人物として、向かい風に曝されることは必至である。大人になるに従い、今自分が置かれている状況をよく理解して、ケース・バイ・ケース、ときには自分の信念を曲げた言動をとることが、社会を生き抜くために重要となってくるのである。たとえば上司のカツラがずれていても、絶対に指摘しない、といった類である。

以上のことから容易に推察される通り、或る程度以上の道徳観念がすでに育っている子供には、今度は逆に、その道徳観念を適度に破砕して、柔軟なものに作り変える、という教育課程が必要となってくるのである。まさに洗脳。
効果

そして、その教育に最適なのがこの「知恵の輪」である。これは一見「外す事が出来たら勝利」という単純なパズル形式を採用しているため、子供にもとっつきやすい。また、数字や文字に対する理解力の無い子供でさえも、この知恵の輪のルールについては容易に理解でき、かつ実践できる、というのも見逃せないポイントである。子供は、とりまやってみましょうか、どうせ暇ですし、という感じで、 1412 ゴキブリホイホイよろしく釣られてくる。こうなれば占めたものである。知恵の輪は一見単なるパズルに見せて、その実、底意地の悪いパズルである。どうやっても外す事ができなさそうな金属片を互いに引裂け、というのであるから。子供達は最初は軽い気持ちで始めるが、次第次第にこれが難問であることに気付き始める。

しかし高い壁であればあるこそ、これを越えたいと思うのも人の常。そのうち、無理矢理に引き裂こうという暴挙にでる馬鹿幼童たちも現れる。むろん金属は、人間がちょっと引っ張ったぐらいで壊れるような強度ではないから、この方法が成功するハズはない。更には、わずかに開いた隙間と隙間をぐりぐり擦りつけあって、なんとか通れ!通れ!という方策にでだす者もある。むろん隙間は狭く、単純な方法では通れないようになっているのだが、金属に若干の柔軟性があれば、この方法も全然不可能というわけではない。最初の何ミリメートルかが通りだしたら、もうしめたもの、少なくとも子供達の頭の中ではもうこれで勝つる!と思いなしている。二人の幼児がバラバラの金属片を掴んで、逆方向に引っ張ろうとしはじめる。或いは製鉄工場よろしく、互いに金属片を擦過させあい、この研磨によって何とか隙間を広げんばかりに、遮二無二いじりまわす者もある。あと少しで外せそうに見えて、その実外せない。この巧みに設定された微妙なラインが、子供達の、なんとしても金属片同士を引裂きたいという闘志に火をつける。最初は、「まぁ暇だしやってみるか」ぐらいの感慨であったのが、今やこれを引裂くことが出来なければ、我が人生には一片もの価値なし、といった気概である。指先、額、あるいは首筋、背中、体中のいたるところから汗を流して、全身全霊を傾けて、ふたつを引裂こうとする。

さきほど数字や文字を使ったロジックパズルとの対比について軽く触れたが、この知恵の輪は、プレーヤー自身が、じかに己が体を動かして、これに取組むというところに深い意味があるのである。何事も実際に体を動かしながらやったほうが、それに対する中毒具合、ひいてはそこから受けるある種の感銘、が大きいのは誰人でも経験のあるところであり、知恵の輪もこれを十全に活用して、子供たちに(単なるロジックパズルで上げ得ない以上の)大きな教育効果を挙げようと企図しているのである。まさに洗脳。

かくして子供達は深く絡み合った複数の物体を、引裂くことに対する抵抗を喪失する、ひいては快感を感じるものさえ出るであろう。人形が単なる模型物にすぎないながら、それを遊ぶ者の心は、単なる物質以上の深い意味を象徴的に感じ取って、それに心動かすように、知恵の輪において単なる金属片にすぎないものは、いずれ彼ら彼女らのなかで象徴的な意味をとって昇華されるに違いない。立たされた状況のために、余儀なく・仕方なく人と人との仲を引裂かねばならぬ場面に、将来遭遇したとしても、少しでも知恵の輪に熱狂した覚えのある者であれば、それを実行することに対する抵抗心が、いい意味で鈍磨するに違いない。まさに洗n(ry。しょせん知恵の輪と同じさ、と嘯きながら、人と人とを引裂けるまでになったときに、その人は本当の意味で大人に成ったといえるのであり、幼時の知恵の輪を用いた情☆操☆教☆育にも多大なる意味があった、ということになるのである。めでたし、めでたし。
関連項目

思想教育


洗脳
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更新日時:2015年9月20日(日)11:10
取得日時:2020/12/03 19:49


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