異邦人
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「あなたに?とって私?ただの通りすが?り?ちょっと?ふり向いて?みただけの異邦人?♪」
? 異邦人 について、久保田早紀

異邦人(いほうじん)とは、アルベール・カミュが執筆した小説。
目次

1 執筆の経緯

2 概要

2.1 前半

2.2 後半


3 寓意

4 関連項目

執筆の経緯

カミュはアルジェリア生まれで、幼いころに父親をなくし、母子家庭で育った。一緒に暮らしていた叔父が池沼であり、祖母は厳格すぎる所謂毒親だった。カミュは優等生だったので、こんな低レベルな家庭で暮らさなければならないのが厭で厭でたまらなかった。

この少年時代の経験はトラウマとなっている。カミュは家庭・ひいては大きな家庭である「体制」「権力」に強く反発し、左翼かぶれになる。その後、サルトルと友達になって、彼の斜視を揶揄するという下品な芸風で一世を風靡するが、下品な笑いなどすぐにすたれる。食うに困ったカミュはサルトルのアドバイスを受け作家・脚本家に転身、頭のおかしい作品を何本も書き、後世のキチガイ達に大きな影響を与える。その中の一つが、「異邦人」であった。

この物語は、主人公ムルソーが母親(ムルソーは「ママン」と呼んでいる)の死を看取ったところから始まる。ムルソーはマザコンであり、作中しつこいほど心の中でママン、ママンと連呼する。あまりのマザコンぶりにこの作品を読んだ読者は皆辟易する。なぜムルソーはここまでマザコンなのか。それは、この物語の作者のカミュがマザコンだからである。小説の主人公は作者の投影とも言われる。マザコンが作った小説の主人公がマザコンになるのは、むべなるかなである。
概要
前半

当時のアルジェリアはフランスの植民地下であった。アルジェリアは労働力、身も蓋もない言い方をすれば低賃金でこき使える奴隷が不足していた為、一旦はフランス人だらけの土地にして元々いた中東人を追い出しておきながら、中東から移民を寄せ集め、低賃金でこき使っていた。移民達は自分達のコミュニティを形成し、日本の新大久保に朝鮮人街が出来るが如く、中東のイスラムの奴らは勝手にモスクを建てたり、生活保護をタカったりして、アルジェリア国民(その大半は侵略者であるフランス人だったが)の顰蹙を買っていた。主人公ムルソーもそんな移民を嫌う一人であった。

ムルソーにはレエモンという友人がいた。チンピラであった。アラビア人の風俗嬢に暴行して、警察のお世話になるようなとんでもない人物であったが、ムルソーは彼と付き合っていた。

ある日、ムルソーはレエモンと、もう一人の友人であるマソンの二人と共にビーチに暇つぶしに来ていた。すると、アラビア人の移民二人が自分達の後ろを歩いてきている。その内一人は、ムルソーが暴行を働いたアラビア人の風俗嬢の兄弟らしい。レエモンはアラビア人の移民二人を察知すると、ムルソーとマソンにこう言った。「奴ら物取りに違いない、民度の低い中東人の考えそうなことだ、向うから仕掛けてきたら、殺っちまおうぜ」、と。特に根拠はなかったのだが、マソンも同意する。ムルソーは正直どうでもよかったのだが、同調圧力に屈服してそういうことにしますと二人に同意する。

アラビア人の移民二人はますます近寄ってくる。「カネ、カネ」と言って強盗をするに違いない、そう確信したレエモンは、二人に近寄り難癖をつけ、罵詈雑言を吐いた。すると二人はついカッとなって頭突きを食らわした。レエモンとマソンが応戦して殴り合いに発展する。アラビア人は匕首を持っており、それでレエモンとマソンを傷つけたが、強盗のくせに(?)ビビッったのか退散していった。

あとから分かったことだが、アラビア人は自分の妹に暴行を働いたレエモンに文句の一つでもつけてやりたいという怒りの衝動にかられて、仲間を引き連れて後をつけていたらしい。やはりレエモンが全ての悪の根源だったが、レエモンはムルソーにとって親友だったので、そんなこと知ったことじゃない、向こうから絡んできたアラビア人が悪い、そうムルソーは考えた。そもそもアラビア人の肩を持ったらレエモンとの関係に亀裂が生じてしまう。それはムルソーの利益にならなかった。何よりムルソーはアラビア人に偏見を抱いていて、彼らの事を嫌っていた。悪いのはアラビア人だ、レエモンも大概下品で自己中心的なチンピラだが、アラビア人はそれ以上に悪い。だからレエモンは悪くない。ムルソーはそう結論づけた。ムルソーはレエモンにとって、あらゆる局面で自分を正当化し、そうだよ(便乗)と便乗して行為を正当化してくれるイエスマンであった。レエモンにとって、これほど素晴らしい親友はいなかった。

負傷したレエモンの怒りは収まらなかった。レエモンがアラビア人の妹に手を出さなければこんなことにはならなかったのだが、レエモンは原因を自分が作ったことにまるで無自覚だった。レエモンは自分達と衝突したアラビア人の一人が、以前自分が暴行を働いたアラビア人の風俗嬢の兄弟であることを知ったが、反省するどころか「妹も妹なら兄も兄だ、アラビア人ってのは本当に汚らわしい劣等民族だ」と、逆上した。ムルソーは主体性がない男だったので、「そうだよ(便乗)」と便乗した。

もう一人の友人であるマソンもちょくちょく出番はあるのだが、この辺からフェードアウトし始める。

数日後、再びビーチへ行くと、あのアラビア人二人が休んでいるのを見つけた。「この前のリベンジしてやろうぜ」レエモンが教唆してくる。そもそもの原因を作ったのはレエモンであり、甚だ理不尽かつ悪辣で身勝手な提案であったが、ムルソーは同調圧力に屈して、「そうだよ(便乗)」と便乗する。そして、ガンをつけるような眼光を向けて、アラビア人に近寄ってゆく。ムルソーとレエモンを認知したアラビア人は過剰反応し、我が身を防衛しようと匕首を構える。ムルソーはレエモンから「奴らが手出ししてくるようならこれで殺っちまえ」と拳銃を手渡される。そしてレエモンは再びヤクザのように喧嘩を売る態度でアラビア人の移民二人へ接近する。アラビア人の内一人が匕首を構えたので、ムルソーはレエモンの指示通りに拳銃を構える。一触即発ながら停滞した状況が続いた。どうやらアラビア人はこちらが手出ししない限りは刃傷沙汰には及ばないようだ。結局、その日は何も起こらず、ムルソーとレエモンはその場を退場した。

翌日ムルソーが再び一人でビーチへ行くと、そのアラビア人がいた。近づくと、匕首を向けて警戒してきた。この場は矛を収めて退散するという選択肢もあったが、野蛮なアラビア人に背中を見せたら何をされるか分かったものではないとムルソーは漠然と考えていたし、懐にあったレエモンから借りた拳銃に自然と手が伸びていた。それでもまあいいかと銃を収めて後ろを振り返ろうとしたが、丁度太陽が燦然と輝いていた。あまりにも眩しすぎた。太陽が眩しすぎたのでムルソーは振り向くことをやめた。レエモンもリベンジを果たしたくてしかたがなかったようだし、あーもう面倒くせえ殺っちまえと、ムルソーは引き金に手をかけて五発の銃弾を匕首を構えたアラビア人に打ち込んだ。即死であった。合掌。
後半

当然のことながらムルソーは逮捕され、裁判で裁かれることとなった。元はと言えばレエモンがアラビア人と喧嘩したり、殺っちまおうぜなどと教唆して拳銃を渡さなければこんなことにはならなかったのだが、ムルソーは友情に厚い男だったのでレエモンに責任を擦り付けることはしなかった。裁判官と検事は法の番人の癖して感情的な表現を濫用し、陪審員共はそれに便乗して感情的にムルソーを非難する。ムルソーは「ここって法廷だよね?」と混乱した。裁判が馬鹿馬鹿しくなったので、ムルソーは古典からの引用や法律・屁理屈を用いて検事と渡り合った。その結果、死刑となったが、検事から「あなたは頭が良いんですね、インテリです」と褒めてもらえた。インテリとして褒めてもらえるなら死刑になってもまあいいかとムルソーは思っていた。一方で、検事は「インテリの知能犯だからこそこいつを情状酌量すべきではない」などと意味不明なことを言い始めた。ムルソーはますます混乱した。頭が良いから殺してはいけないのではないか、と。

その後、検事は、ムルソーがマザコンであることを暴露し、裁判と全然関係ないのに、ムルソーのマザコンエピソードを延々と話した。陪審員達はまるでカルト宗教に洗脳された連中のように、口を揃えて「マザコンってロクな奴がいないな」とムルソーを中傷した。ムルソーは辟易して「そんなことをするために裁判やってるのか、さっさと死刑にしてくれないか」と促した。結果、ムルソーの死刑は迅速に執行された。こんな法治主義の形式をとった人治主義がまかり通るクソッタレな社会とはさっさとオサラバして、愛する母親のいる天国へ逝きたい、それだけが幸せだ、ムルソーはそう思っていた(人殺しは普通地獄へ落とされると多くの大衆は思っているが、ムルソーは天国へ逝けると根拠なく思い込んでいた)。そして、死刑の日、集まった聴衆が憤怒に染まった目で自分を見つめるであろう人生最後の光景を思い浮かべると、笑いが止まらなかった。
寓意
移民をいたずらに受け入れるとこういう事件が起こる

人は群れると狂暴化する

異文化コミュニケーションは茨の道である

知能犯より衝動的に殺ったDQNの方が情状酌量される

作者のカミュは反体制・左翼なのにこの作品の主人公は移民に敵愾心を持つレイシストであり、それっぽい連中とつるんでいる。

主人公のムルソーは異邦人を殺った側なのに、なぜかこの作品のタイトルは「異邦人」である。

関連項目

孤独


更新日時:2017年2月25日(土)15:46
取得日時:2019/06/11 22:41


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出典: 八百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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