機動戦士ガンダムSEED_DESTINY_(原作版)
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(きどうせんしガンダムシード デスティニー、MOBILE SUIT GUNDAM SEED DESTINY)は 2004年にTV放映されたガンダムシリーズの一つ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の原作である。作者は高山瑞穂。

今や民間伝承として語られるのみとなった伝説の少年誌コミックボンボンにおいて2004年9月?2006年12月まで連載された。俗にTVアニメ版は「TV版」、ボンボン連載のものは「原作版」と呼ばれる。ここでは原作版について取り扱う。
目次

1 概要

2 あらすじ

3 登場人物

3.1 ザフト

3.2 地球連合

3.3 オーブ


4 登場機体

4.1 ザフト

4.2 ファントムペイン

4.3 オーブ


5 各話タイトル

6 ゲーム

7 注釈

8 外部リンク

概要[編集 5e28 ]

前作機動戦士ガンダムSEEDの続編制作に当たり、更なるクオリティアップを目指すためコミカライズとメカ描写に定評のある高山に原作が依頼された。連載開始前の時点で、既にストーリー構成は完成済み、ネームも全体の約半分まで完成していたことはあまり知られていない。[1]ボンボン掲載までにトラブルがあり、結果的にアニメ企画が先行する形となり、原作がそれを追うという奇妙な関係となっている(MSデザインはサンライズ提供のため、漫画とアニメでは登場する機体の種類に若干の差がある。また、資料は後から届くため、完成したデザインに作者が戸惑うこともあった)。原作はTVシリーズ半年分(2クール)の内容を想定して描かれているが、アニメは様々な事情が重なったことで一年分(4クール)まで水増しされており、展開が非常にスローテンポである。[2]

アニメ版は制作スタッフの派閥争いや権力闘争、内輪揉めという非常事態が発生したため、主役交代や善悪の逆転など、内容は原作からかなり変更されている。さらにスポンサーからは「先行するアニメ版に合わせて漫画版も内容を変更しろ」という要求が出されたが、高山はこれを拒否。「作家生命を賭けてでも作品を完成させる」と宣言し、最後までシン・アスカを主役に置き、作品のテーマである「戦争」を描ききり、高い評価を受けた。[3]

アニメ化の際の変更に激怒したのか、後に高山が描いた「機動戦士ガンダムALIVE」ではストライクガンダムさえも敵側の兵器として登場、フリーダム&ジャスティスはおろかDESTINYに登場したMSを登場させなかった。

なお、掲載された媒体が小学生向け漫画誌であった都合上、当作品には

一話に一回はガンダムの活躍シーンを入れること。

月刊誌なのでシナリオはスピーディーにすること。

キャラクターは共感しやすいよう、ある程度単純化すること。

台詞はあまり含みを持たせず分かり易くまとめること。

などの厳しい制約がかけられていたのだが、作者はそれらを逆手に取る形で描いている。
あらすじ

『機動戦士ガンダムSEED』から2年後が舞台。

2年前に起きた「ザフト軍」と「地球連合軍」の大戦において、中立国家「オーブ連合首長国」は地球連合への協力を拒否。オーブは地球連合の一翼を担う大西洋連邦の報復攻撃を受け、主人公シン・アスカは戦火で家族を失う。妹の落とした携帯電話を拾いに行った事で助かったシンであったが、目の前で家族を失った悲しみは彼の心に大きな傷を残した・・・。

大戦はザフト・連合間の「ユニウス条約」締結により終結、2年の歳月が流れようとしていた。オーブからザフトの国である宇宙国家「プラント」に移住したシンは、オーブで受けた悲しみを戦争への憎しみ、怒りへと昇華させ、ザフト軍に入隊。優秀な成績を修め、最新鋭機のテストパイロットとなるまでに至っていた。

ザフトの新型戦艦ミネルバに配属されたシンであったが、ミネルバの進水式が迫る中スペースコロニー内部で戦闘が発生する。それは、ユニウス条約締結を良しとしない地球連合内部の過激派が仕掛けた新型モビルスーツ奪取作戦であった。

奪取を免れた新型MS「インパルスガンダム」を駆り、シンは奪われた新型3機と激しい戦いを繰り広げる。しかし敵部隊長の操るモビルアーマーの攻撃に阻まれ、宇宙に潜んでいた敵戦艦が新型機を回収、逃亡を許してしまう。シンはインパルスと共にミネルバに乗り込み、敵部隊の追跡に参加するのだった。

だがこの戦いも、ほんの序章に過ぎなかった。世界はまだ、これから再び起こる大戦を知らない。
登場人物
ザフト
シン・アスカ
主人公。2年前の大戦で両親・妹を失い、奇麗事を並べるだけで悪戯に死者を増やした祖国を憎みプラントに移住、ザフト軍に入隊した。それは、当時戦いを見ているだけで何も出来なかった自分の無力さを埋めるための行為だったが、力を手に入れたいという執念がエリートクラスにまで彼を押し上げ、新型機インパルスの正式パイロットにまで登り詰めた。その後の戦いで鬼神の如き強さで大戦果を挙げ、一騎当千の活躍を見せるも、シンをかばって死亡したハイネ隊長、敵軍の強化人間の少女ステラ・ルーシェとの出会いと永遠の別れ、前大戦のエースで、自身の意思で軍に復帰しながら思想の違いから脱走を謀ったアスラン・ザラとの確執などが徐々に彼の心に影を落とし、修羅の道へと誘う。最後はアスランに敗れるものの、精神世界でステラと出会い、「明日」に向かって生きるよう諭された。意識を取り戻したシンは「生きている限り明日はやってくるさ・・・」と言い、力強く歩きだした。「明日」に向かって・・・。アニメ版ではアスランとの決戦の内容が大きく変更されており、二人の信念どころか会話すらまともにぶつかりあっておらず、その点だけでアニメ版は失敗作だと憤るファンも多い。原作では主役交代せず最後まで一貫して主人公であり、キラ・ヤマトやアスラン・ザラと和解する事なく(アスランの考えを理解はした)己の信念を貫いた。
[4]クロスオーバーでは、「EXVS」で原作版が参戦したのをきっかけとし、その他の作品でも原作版にシフトしている。中には「マークデスティニーのパイロット」といった悪乗りも稀によくある。
アスラン・ザラ
前作の準主人公であり、今作では物語序盤は軍を抜けて身分を偽り、オーブ連合首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハのボディガードをしていた。カガリがデュランダルとの極秘会談のためプラントに渡った際もアレックス・ディノと名を変えて同行、新型MS奪取作戦に巻き込まれ成り行き上ミネルバに乗り込む。身分を偽っている以上、目の前で起きる戦いを何も出来ずに指をくわえて見ているしか出来ない状況に我慢出来ず、再び軍に戻った。(しかしそれも、デュランダルの企てた計画通りの行動だった。)デュランダルの働きで軍脱走の罪は帳消しとなり、議長の側近「FAITH」として復帰した彼は最新鋭機セイバーガンダムを与えられ、ミネルバのMS隊の実質隊長として配属された。しかし理念の違いから、シンと時折激しく衝突することとなる。やがて、戦場において親友キラ・ヤマトと再び敵同士という形で対峙するも、圧倒的な力の差に敗れ乗機を失う。キラとの対話から、やがてデュランダルの考えに疑問を抱くようになり脱走、その後 撃墜されて生死不明となるが、新たな機体インフィニットジャスティスを得て復活した。最終決戦では、シン・アスカの駆るデスティニーガンダムと熾烈な戦いを繰り広げる。己が信念をぶつけ合うその戦いは、作品中屈指の名シーンと言われている。尚、戦闘時に「なぜ本気で戦わない」とシンに問われたとき「それは…今のお前の姿が昔の俺と似ているからだ」と答えているが、これはアニメ版の第4期EDテーマ「君は僕に似ている」とかけた、高山の芸の細かい演出である。[5]「最終回後はカガリと破局した」という説があるが、高山が原作を降りた以降のアニメ版の話であり、メインスタッフの見解もバラバラなため真偽不明。[6]クロスオーバーでは「シンを導く存在」というポジションが他作品のキャラ(きれいなカミーユなど)に奪われてしまうことが多く、シンと比較すれば若干不遇である。強いて言えば『スーパーロボット大戦UX』での演説シーンがあげられるが、あれはアレックス・ディノである。
ギルバート・デュランダル
若くしてプラント最高評議会議長となった男。表向きは平和を望む若き指導者だが・・・。終盤で戦争の無い世界を作る新しい社会システム「デスティニー・プラン」の実施を提唱する。最終話では謝るレイに対し労いの言葉を掛けている。
タリア・グラディス
ミネルバの艦長。アスランの軍の復帰と共に、アスラン同様「FAITH」に選ばれる。任務のためならタンホイザーですら大気圏内で使用するなど、手段はあまり選ばない人物。なお、アニメ版において声を演じた小山茉美は、インタビューにおいて「タリアが何を考えているのか全く解らなかった」というコメントを残している。[7]それもそのはずで、アニメ版では過去にデュランダルと交際するも遺伝的問題で子に恵まれず別の男性と結婚して子を授かるも、デュランダルとの肉体関係は継続しており、最終的にデュランダルの遺体にレイと共に寄り添う形で崩壊する要塞に留まり死亡・・・という破天荒な生涯が描かれていた(無論、原作にそんなシーンは無い)。
レイ・ザ・バレル
シンと同じくザフト軍のエリート士官で、手厳しいが頼れる仲間。デュランダルを慕っている。初めはブレイズザクファントムに搭乗していたが、終盤で最新鋭機のレジェンドに乗り、自分にとって憎悪の存在でもある、キラ・ヤマトと戦う。実はある人物のクローン人間。原作は彼の出自について多くの謎を残したまま終了したが、それらの謎の答えはアスラン視点で描かれた漫画「THE EDGE」(角川書店刊)など他のメディアに委ねられている。原作からの乖離が進んだ路線変更後のアニメ版では、あろうことか師事していたデュランダルを最終話で射殺してしまった(無論、原作にそんなシーンは無い)。タリア以上に行動理由が不可解である。
ルナマリア・ホーク
シン、レイと同じくザフトのエリート士官で、搭乗機は赤いガナーザクウォーリアー。アニメ版と違いシンと恋仲にまで発展しないが、ブリーフィングに遅刻してアスランに怒られてるシンを心配してこっそりと覗いていたり、フリーダムを撃墜後落ち込み気味のシンを励ましてあげたりするなど、それなりに仲は良いようである。しかしステラを連合に返そうとしたシンを止めようとした際ステラが仲間を殺した仇であると主張したりするなど、自分の考えを強く主張することもある。なぜかアニメ版ではエリートとは思えないほど戦果が低い。しかも「射撃が苦手なのよね」などとのたまう。だったらガナーに乗るなよ。
ハイネ・ヴェステンフルス
議長の側近「FAITH」の一人で、ミネルバにMS隊の隊長として配属された。最新鋭機グフを駆り、シンとミネルバの危機を救うというドラマティックな登場を果たす。チームワークの乱れを察知し、ブリーフィングに遅れたシンを怒鳴るアスランを制止してシンに便所掃除を命じて問題を早期に終わらせるなど、空気の読める男。しかしその後の戦闘でキラのフリーダムガンダムが割って入った際、敵・味方を問わず機体の武器を破壊され、自身のグフも攻撃と防御手段を奪われてしまう。そして敵の攻撃で撃墜されかけたシンのインパルスの盾になり、壮絶な死を迎える。シンはハイネの死後も命令を守り、黙って掃除を行った。ハイネの最初で最後の命令を・・・。アニメ版ではフリーダムに気をとられた所を後方からガイアに攻撃されて戦死するというエースパイロットらしからぬ最期を遂げた。
メイリン・ホーク
ルナマリアの妹でミネルバのMS通信管制を担当している。終盤では出番が全く無い。[8]おそらく彼女は(「反逆者」アスランと関わったばっかりに)配置転換が行われたと推測される。なお、アニメ版ではアスランと共に脱走したという設定に変更された。しかもなぜかスカートが膝よりも短い。
アーサー・トライン
ミネルバの副官。しかしまだ実戦などの経験は少ないためか、タリアの指示に戸惑ったりすることもあり、若干頼りないところもある。アニメ版では、頼りない一面が強調されてしまい、視聴者からは名ばかりの副官として見られる事があり、「こんな頼りない人がどうしてミネルバの副官なのか?」という意見が多数あった。その反面「良くも悪くも作中で一番人間味のある人物なのかもしれない」という意見もあった。一説では、あえて「頼りない自分と、それを一喝する頼れる艦長」という構図を作り、クルー全体の艦長への信頼と指揮を高めるという目的が在ったと言う説もある。
ミーア・キャンベル
デュランダルにスカウトされた、ラクス・クラインの影武者。指導者としてのラクスのカリスマ性を利用しようとしたデュランダルにラクスを演じるよう頼まれ、デュランダルの思想の流布に協力した。彼女の登場と、ラクス暗殺計画の発覚によってラクス派の活動が活発化してしまい、デュランダルは結果的に眠れる獅子を起こすという墓穴を掘ってしまった。ラクス本人よりも明るく裏表の無い性格で、単純なアイドルとしてはラクスを超越したスペックを誇る。アニメ版では彼女の死や、バックボーンの詳細が語られたが、原作においては終盤から登場しなくなるため、彼女の生死や生い立ちは不明のままである。アニメ版では美容整形で得た容姿であると明かされたが、原作ではそういった説明は無いため元から似ていたとも解釈でき、生存の可能性も残されている。アニメ化で出番が増えた反面 逆に不利益を被ったキャラクターである。アスランは彼女の誘惑に屈していればむしろ幸せだったのかもしれない。なお、アニメ版においてラクスとミーアの二役を演じた田中理恵は、放映終了後のインタビューにおいて「ラクスよりもミーアの方が人間味があって好きです」というコメントを残している。[9]
イザーク・ジュール
アスランの戦友の一人で、前作に引き続き登場。原作での出番はレクイエムの発射阻止のために出撃するシーンのみだったが、アニメ版ではユニウスセブン破砕作戦に参加するなど、出番が大幅に増やされている。スラッシュザクファントム(アニメのみ)、グフイグナイテッドに搭乗。当初パーソナルカラーは青であったが、グフイグナイテッドの一般機カラーが青となったため白基調に変更したという設定がある。
ディアッカ・エルスマン
アスランの戦友の一人で、前作に引き続き登場。原作ではイザークと同じ出番だったが、アニメ版では彼と同様出演シーンが大幅に増やされた。ただし指揮官クラスを表す白服に昇格したイザークに対し、前作で一度脱走に近い行為を犯しているためか、一般兵を表す緑服に事実上の降格処分を受けているなど、出番の増加は必ずしも良いことばかりでは無かったと言える。ガナーザクウォーリア(アニメのみ)、ガナーザクファントム、ブレイズザクファントム(アニメのみ)に搭乗。当初は一般兵扱いでパーソナルカラーを持っていなかったが、活躍が認められて黒基調のザクファントムを与えられた、という設定がある。
サトー
パトリック・ザラを信仰するザフト脱走兵。顔に傷がある。2年前の「血のバレンタイン」で娘を亡くしている。搭乗機は日本刀型の重斬刀を装備したジンハイマニューバ2型。戦争が終結した後、ザフトがナチュラルと平和への道に歩みだしたため、それに納得しない同士達と共に軍を脱走。ナチュラルを滅ぼすべく、戦争の始まりである悲劇の地「ユニウスセブン」を地球に落とすため行動する。ユニウスセブンを落下軌道に移動させるのには成功したが、ミネルバの破砕チームが到着したため、破砕を阻止するために交戦になる。その中でサトーはゲイツを剣で一刀両断したり、シンのインパルスを圧倒したりするなどの活躍を見せた。しかし一時はインパルスを窮地に陥らせるも、アスランの乗るザクに機体を行動不能にされ、最後はユニウスセブンの破片もろともミネルバの砲撃を浴び、死亡した。ページ数制限がある中での見開き抜刀が非常に高評価を得たが、残念ながらアニメ版ではカットされており、ビームライフルしか使用していない。
火器運用試験型ゲイツ改のパイロット(仮称)
本名不明。プロローグで登場した原作版オリジナルの兵士。ヘルメットの形状から緑兵だとわかる。ジェネシス防衛のため火器運用試験型ゲイツ改に搭乗してガンバレルダガーと交戦、「月下の狂犬」の異名を持つモーガンと互角に戦い、見事にジェネシス第2射までの時間を稼ぐことに成功した。ゲイツ改の出撃記録が無いことから、無断で搭乗して出撃した模様。
パトリック・ザラ
プロローグで登場。前作ではアスランの決死の行動で自分達のしていることが間違っていると気づいた部下達に銃を向けられるところで出番は終了したが、本作ではアニメ版と同様に側近に撃たれて死亡したと内容が改変されている。[10]
地球連合
ステラ・ルーシェ
地球連合の強化人間。新型MS奪取作戦でガイアガンダムを奪い、そのまま専用機とした。ブロックワードは「死」。非戦闘時は極めて穏 126d やかな幼子に過ぎないが、一度MSのコクピットに座ると冷酷な狂戦士となる。アーモリーワンで突如ソシアルダンスで移動し、海に落ちて溺れていた所をシン・アスカに救われて親しくなるも、記憶をリセットされ再び戦場に駆り出された。シンにとってはハイネの仇であるが、パイロットがステラと知るや戦意を喪失、そのまま捕虜としている。
[11]『専用の医療設備が無ければ生きていけない体だったため』シンはレイの助力を得る形でミネルバからステラを連れ出し、ネオに引き渡した。「もう二度と戦わせないこと」が引き渡しの条件だったが、結局その約束は果たされる事なく、デストロイガンダムのパイロットとして戦場に戻る事となる。[12]戦闘中にシンに関する記憶を取り戻し、戦闘を停止する用意に入ったが、発射態勢に入ったビーム砲を止める事が出来ず、キラがシンを助けるためにビームサーベルでデストロイを貫き、ステラはそのまま爆発の中に消えた…。その後精神世界でシンと出会い、シンに「明日」に向かって生きるように諭した。原作では遺体すら残らぬ最後だったが、アニメ版では致命傷を負いシンに看取られ息を引き取る展開に変更された。
アウル・ニーダ
地球連合の強化人間。新型MS奪取作戦でアビスガンダムを奪い、そのまま専用機とした。踊りながらよく迷子になるステラをスティングと共に探しに行く仲間想いなところがあるが、戦闘ではインパルスの合体を妨害するなど、シンやミネルバを苦戦させた。クレタ沖の戦闘でブラストインパルスとの交戦でインパルスの接近を許してしまい、ビームジャベリンの突きでコックピットを貫かれアビスは爆散、アウルも死亡した。原作ではブロックワードは不明だったが、アニメ版ではブロックワードは「母さん」という追加設定がある。
スティング・オークレー
地球連合の強化人間。新型MS奪取作戦でカオスガンダムを奪い。そのまま専用機とした。強化人間三人組の中ではリーダー的な存在でもあり、戦闘中はステラとアウルに指示をすることもある。作中では主にアスランのセイバーと戦うことが多かった。アウルが死亡し、ステラがザフトの捕虜になると、一度に仲間を二人を失ったため記憶を「最適化」され、二人に関する記憶を抹消された。その後のベルリンでの戦闘で搭乗機のカオスが登場した後は出番は無くなった。アニメ版では、ベルリンの戦闘でムラサメの攻撃でカオスを撃墜されるという「量産機に最新鋭機ガンダムがやられる」という大変ショッキングな扱いで死んだかに見えたが(おそらく原作版では「ベルリン戦で死亡」にする予定であったと思われる)、その後デストロイのパイロットとして復活。「最適化」で記憶に空白期間ができて情緒不安定になり、破壊を楽しむ猟奇的な性格に変貌していた。その後シンのデスティニーの攻撃でコックピットを貫かれ死亡。原作・アニメ版でもブロックワードは不明である。そもそも彼にはそんな物は存在しなかったのではないかとも推測も出来る。少なくとも「50円」であろうはずがない。
ネオ・ロアノーク
新型MS奪取作戦を実行した仮面の軍人。その正体は不明。特殊な空間認識能力を持っているため、モビルアーマー「エグザス」のガンバレルを自在に操る。シンが捕虜になったステラを「もう二度と戦わせないこと」を条件に返しに現れた際、一度は条件を呑んでみせたが、強化人間である彼女には戦う以外に生きていく術が無かったため約束を守ることが出来なかった。ステラの乗ったデストロイガンダムを攻撃するシンを制止し、パイロットがステラ? 7ffa ?あると告げるが、直後キラのフリーダムに撃墜され行方不明となる。アニメ版ではネオはムウということになっており、「あの生存不可能な状況下でどうやって助かったのか」という批判が相次いだ。原作ではネオとムウを同一人物として描くつもりは無かった。ただし血縁関係はあるというニュアンスにしたかったらしい。
ロード・ジブリール
ムルタ・アズラエルの後継者でブルーコスモス、ロゴスの総帥。プラントの人間=コーディネーターを抹殺するために地球、宇宙を問わず大量破壊・大量虐殺を仕向ける。連合からの脱退を求めるユーラシアにデストロイを送り込み、同じナチュラルすらも殺害、部下を見捨てて自分だけ逃げ出すなど、手段を選ばない卑怯な人物。デュランダルの演説により、自らの悪事が明らかとなり一気に不利な立場に追いやられると、オーブを経由して月基地へと逃亡する。その後プラントの首都を攻撃するため、最終兵器であるレクイエムを使用、プラントを攻撃するが、ザフト軍の妨害もあり首都を外してしまう(いくつかのプラントを破壊するのには成功した)。第二射発射寸前の際はミネルバの奇襲によりレクイエムの発射は阻止され、ジブリールもシンのデスティニーの攻撃により死亡した。
モーガン・シュバリエ
前作のMSVよりのゲスト出演。原作のプロローグのみに登場。ジェネシスの第2射阻止のためガンバレルダガーで出撃したが、敵の増援として現れたゲイツ改に苦戦、第2射の阻止に失敗し搭乗機もジェネシス発射の余波による衝撃で大破した。機体への直撃は避けられたため奇跡的に助かり、キラ・ヤマトとラウ・ル・クルーゼの通信会話を傍受、フリーダムとプロビデンスの戦闘を目撃した。その活躍から後に本編に登場するかに思われたが、アニメスタッフ(特に監督&シリーズ構成)の圧力により出番が無くなった。
ムルタ・アズラエル
プロローグで登場。前作ではジェネシスの第1射目で死亡したが、前述のパトリック・ザラの例と同様にアニメ版の死に方に改変された。
オーブ
キラ・ヤマト
前作の主人公。アニメと異なり、主役に交代する事はない。中盤から終盤まで、他を圧倒する強さでミネルバ隊を苦しめた強敵。独自の「正義」に基づいた「戦闘行為そのものへの攻撃」を行い、戦場をかき乱していく。相手を殺さず戦闘能力だけを奪う(主に武装やメインカメラの破壊)「不殺」を貫く
[13]が、これにより結果的にハイネは命を落とす事になった。[14]暴発するビーム砲からシンを救うためとはいえ、デストロイを破壊してステラを殺害したのもキラ。つまり、2重の意味でキラはシンにとっての仇である。(2年前の大戦でもシン・アスカの家族が爆発で死亡したところからフリーダムが飛び去る描写があり、これがシンがフリーダムを憎悪する理由でもある)。アニメ版ではあろうことか、キラをヒーローとして描写したい監督と脚本家の意向により、TV放映中は原作通り再現されていたのにも関わらずDVDではフリーダムが飛び去る描写が削除された[15]。一度はシンのインパルスに敗れるも、爆発するフリーダムから脱出して生還し、ストライクフリーダムに乗り換えて再びシンの前に立ちはだかった。しかし原作版・TV版ともに、結局キラとシンの戦いの決着がつく事は無く、シンの最後の敵はアスラン・ザラであった。かつての愛機を失いつつもアスランと共に、まるで不死身であるかのように復活したため、シンを大きく動揺させた。前作も含めると2回も乗機が破壊されて行方不明になっているが、いずれも軽症、または無傷で生還している。原作版ではシンとキラの共闘があり、共にジブリールのシャトルを攻撃するシーンがある(しかし撃ち落とすことはできなかった)。アニメ版ではこのシーンが省かれており、アニメ版の低い評価に繋がった一因とも言われている。原作版では、神のごとき力と思考を持ちつつも、前述のステラ殺害に苦悶の表情を浮かべたり、シンに「ステラだって被害者なんだ! この戦争の!!」と自身の矛盾を衝かれた、苦悩したりする「人間」としての一面も描かれたが、アニメ版スタッフの意向でアニメ版ではことごとくカットされ、彼の深みをスポイルする結果となった。「最高の遺伝子を持つ新人類」という、ある意味デスティニー・プランに最も近しい存在であるが、彼自身はプランを否定。しかし自らの駆るストライクフリーダムの活躍がプランを阻止する決定打となったことから、「優れた遺伝子を持つ者が世界を導く」というデスティニー・プランの一部を皮肉にも証明してしまったとも言える。ただし少女漫画版の「THE EDGE」では、「遺伝子によって役割が決まる世界なら、今よりもっと優秀な人間を作ろうとする人が出てくるんじゃないかな?」 と、自分のような改造人間を生みたくないからこそ議長と戦うというフォローがされている。アニメ製作陣の権力争いに巻き込まれた挙句、利用された悲劇の主人公である。
ラクス・クライン
前作のヒロインにして、前大戦を終わらせた英雄とされている人物。今作では一線を退き、表舞台から姿を消して静かに暮らしていたが、ザフトの特殊部隊に命を狙われたこと、自身の偽物(ミーア)がザフトの戦意高揚のためにラクス・クラインの名を利用している等の事態を見て、再びキラやカガリと共に「戦闘行為そのものへの攻撃」へと動き出し、終盤における演説で戦力を結集、デュランダル率いるザフトに最終決戦を挑む。結果的に、膿を抜く汚い作業をデュランダルに任せて彼女はその漁夫の利を狙うような構図になってしまい、この点に関しては原作でも失敗した個所と言える。[16]各種クロスオーバー作品では、フォローの仕様がないためか根本的に設定が見直されるか、出番がなくなるかの両極端なアレンジがされる傾向にある。
カガリ・ユラ・アスハ
前作のヒロインの一人。父、ウズミ・ナラ・アスハの意思を継ぎ、オーブ連合首長国代表首長になったが、周囲の人間の謀略から政略結婚を迫られ、それを受け入れた。が、結婚式を弟のキラが妨害し、カガリを連れ去って阻止。これにより指導者を失ったオーブは結婚相手のユウナ・ロマ・セイランがカガリの代理という形で権力を握り、地球連合と同盟を結ぶなど事態をさらに悪化させる事となった。しかしユウナが死亡し、実権を取り戻したときは、放送でデュランダル議長に対し、結果的にオーブがジブリールを庇い、逃亡の手助けをしてしまったことを謝罪した。ネット上での評価は悪い。しかもスーパーロボット大戦シリーズに参戦時は他作品の登場人物から「空気を読まない」と批判された。余談だが「スーパーロボット大戦K」では、非常に優秀で非の打ち所のない元首という設定になっているが、こちらはこちらで何のフォローもなくそうなっているため、原作・アニメ両方のファンからも「違いすぎる」「さすがにない」と批判された[17]。しかし、原作では(そういった面はあるものの)一概に彼女が悪いというようには書かれておらず、上記の評判はアニメ版の影響が大きいのは言うまでもない。

この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。
後は適当に頑張って下さい。(Portal:スタブ)

登場機体
ザフト
ZGMF-X56S インパルスガンダム
搭乗者はシン・アスカ。シンがデスティニーを強奪して以降はルナマリア・ホークが搭乗した。核エンジンの使用は協定で禁止されているため、新たなエネルギー供給システムである「デュートリオンビーム送電システム」と「VPS装甲」を採用している。これにより短時間でエネルギーの補給が可能になったため、補給の手間が大幅に減少している。「シルエットシステム」と呼ばれる武装交換システムで様々な局面で運用でき、更に機体本体は上半身「チェストフライヤー」、下半身「レッグフライヤー」、コクピットブロックとなる脱出用小型戦闘機「コアスプレンダー」の3つで構成されており、戦闘中に破損しても必要な部位と交換する事で戦闘の続行が可能。インパルスはこの機体特性をフルに発揮する事で、フリーダムガンダムの撃破に成功した。名称の「インパルス」は「衝撃」「衝動」を意味する。もともとは複数のシルエットと共に戦場を飛び回り、ドラグーンシステムをフル活用しての高速分離・合体を中心とした全く新しい戦闘システム「ドラグーンフライヤー」の試作機であったが、扱いが難しくなってしまった為開発計画そのものは頓挫、この機体一機のみが残った。ただ、実際には協定によるMSの保有機数制限をすり抜けるという意図のほうが大きかった(査察に入られても、パーツをバラせば「航空機」であると言い張れる)ようで、実際に換装システムが本来の意味で役立つことはあまりなかった。原作に登場した「シルエットシステム」は以下のもの。装備状態ではシルエット名が付加された名称で呼ばれる(例:ソードインパルス)ただし、ストライクガンダムと違い複数のシルエットの同時合体(いわゆる「トリニティ装備」)はできない。


フォースシルエット

飛行能力を付加する、高機動・中距離戦用シルエット。ビームライフル・ビームサーベル・シールドの三種の神器を内蔵している。対MS戦に最適で、最も多く使用したシルエットである。一般的に「インパルスガンダム」はこのシルエットを装備したものを指すことが多い。この形態でソード及びブラストシルエットを手持ち武器として使うのがインパルスの一番巧い使い方である。換装システムの意味ないとか言うな。


ソードシルエット

対艦刀を二振り持つ、格闘戦用シルエット。2番目に多く使用したシルエットである。その名の通り近接戦闘に特化したシルエットであり、大出力ビームを防ぐバリアを持った機体も撃破できるため、ある意味「
ボス戦」に特化したシルエットである。


ブラストシルエット

大出力のビームキャノンを持つ、砲撃用シルエット。エネルギーを大量に使うため稼働時間が短いこと、インパルスが主に斬り込み役として運用されていること、ビーム攻撃を無効化する敵が増えたことから、得られる恩恵が少ないという理由であまり使われなくなった。要するにフォースを装着して手で撃ったほうが手っ取り早いのである。
ZGMF-X42S デスティニーガンダム
本来はハイネが搭乗するはずだったが、シンが勝手に搭乗している。元々はインパルスの統合型シルエット、通称「デスティニーインパルス」として開発されていたが、クライン派の台頭と、MSに詳しくない議長の余計な口出しにより、普通の高性能MSとして急造された。協定が形骸化したため核エンジンが復活、幻惑用にミラージュコロイドまで搭載されている。これにより大出力のエネルギーを自由に使えるようになったため、シンのパイロットとしての能力を最大限に発揮する事が可能となった。ついでに使いどころのない合体も廃止された。ミラージュコロイドは機体のロックオンを妨げる「分身」を発生させ、無尽蔵のエネルギーからフェイズシフトダウンは実質発生せず、更に両手の甲と左腕に装備されたビームシールドが機体を守る、という鉄壁の防御を誇る。攻撃面も対艦刀と大出力のビームキャノンに加え、掌から繰り出すパルマ・フィオキーナや両肩のビームブーメランといった隠し武器を持つ。更に機体の高速移動を可能にする「光の翼」は敵機を引き裂く事すら可能で、見た目以上に武装は多い。通常のビームライフルも装備。なのだが、やはり急ごしらえゆえに、前作のフリーダムと違い[18]腕を失うと極端に攻撃手段が減るという弱点がある。シンは決戦に備え、OSを独自に改良する等して機体を完璧なまでに強化し、アスランの乗るインフィニットジャスティスを一時は圧倒、ミーティアユニットと右腕を破壊し本体を月面まで叩き落としたが、特殊装備を駆使したアスランの機転により前述の「両腕を失うと丸腰同然になってしまう」という弱点を突かれて敗れ、破壊された。前作「SEED」をファーストガンダム、今作をZガンダムに準えると、インパルスはガンダムMk-U、デスティニーはZガンダムとなる(Z同様、主役機でありながらマスクにスリットの無いデザインであるため)でも変形はしない。名称の「デスティニー」は「運命」を意味する。
ZGMF-X666S レジェンドガンダム
搭乗者はレイ・ザ・バレル。本来はアスランが搭乗するはずだったが、アスランが脱走した際にレイが搭乗するようになり、そのままレイの搭乗機となった。前対戦で投入されたプロヴィデンスの後継機で、ドラグーンによる全方位からの攻撃を得意としている。作中ではオーブ進行作戦の際にアスランのインフィニットジャスティスと対決するが撃退される。その後メサイア攻防戦においてキラのストライクフリーダムと交戦するもドラグーンによる攻撃で機体は大破した。名称のレジェンドは「伝説」を意味する。
ZGMF-X23S セイバーガンダム
搭乗者はアスラン・ザラ。ザフトに復隊したアスランがデュランダル議長からFAITHの称号と共に与えられた機体。可変MSであり、MA形態になることで飛行能力を高上する。MS形態での空中戦も可能である。インパルス同様に「デュートリオンビーム送電システム」と「VPS装甲」を採用している。武装には主にビーム兵器が搭載されている。作中ではカオスと戦うことが多かったが撃破には至っていない。クレタ沖の戦闘中、戦場に現れたキラ・ヤマトの乗るフリーダムと交戦しコックピット以外の部位を破壊されてしまった。アスランは無事だったが、セイバーは修理不可能の状態になってしまっている。名称の「セイバー」は「救済者」「救世主」を意味する。
ZGMF-X13A プロビデンスガンダム(TV版での名称はプロヴィデンス)
搭乗者はラウ・ル・クルーゼ。プロローグに登場。前作ではメビウス・ゼロの有線式ガンバレルを利用した、ムウ・ラ・フラガによる捨て身の行動により行動不能にされたところをフリーダムに撃破されたが、前述のパトリック・ザラとムルタ・アズラエルの例があるため今作ではアニメ版同様にキラが単独で撃破したことに改変された可能性がある。
ZGMF-1000 ザクウォーリア
前作のジンに替わるザフトの次期主力MS。スパイクアーマー、シールドを左右それぞれの肩に装備した仕様の機体を「ウォーリア」と呼び、主に一般兵が搭乗する。連合のストライクガンダムの換装システム「ストライカー」を基にした「ウィザードシステム」を装備しており、バックパックと手持ち武器を交換する事で様々な局面に対応可能。基本カラーは緑。先行して量産された機体はエリートパイロットに優先して配備され、専用カラーに塗り替えられる事が多かった。ルナマリアは赤いザクウォーリアに搭乗。飛行能力こそ持っていないが、原作では「ドダイYS」をリニューアルした飛行能力付加ユニット「グゥル」に搭乗し、レイのザクファントムと共に敵飛行型MSを相手に空中戦を繰り広げた。しかしアニメでは海の戦闘において戦艦の上で砲台代わりにされたため、絵としての面白さに欠けるなどの理由で多くのファンから「改悪」と批判された。


ZGMF-1000 ミーア・キャンベル専用ライブ仕様ザクウォーリアー

地球に駐留しているザフトの慰問コンサートで舞台のセットとして使用された。機体の色はミーアをイメージしたピンク。コックピットには「LOVE!」という文字や、右肩にはハートマークがマーキングされている。アニメ版ではメサイア攻防戦で一瞬だけ登場した。プラモなどの関連商品はワゴンセールの常連になるほどの人気を誇る。そのカラーリングは「機動戦士ガンダム00」に登場するティエレンタオツーにも影響を与えたらしい。
ZGMF-1001 ザクファントム
前作のジンに替わるザフトの次期主力MS。頭部にツノ飾り(センサー)、両肩にシールド兼バインダーを装備した仕様の機体を「ファントム」と呼び、主に指揮官クラスが搭乗する。原作ではレイは白い機体に、ディアッカは黒い機体に搭乗。ザクウォーリア同様「ウィザードシステム」を装備しており、汎用性が高い。

原作に登場した「ウィザードシステム」は以下のもの。装備されたザクはそれぞれのウィザード名が付加された名称で呼ばれる(例:ブレイズザクウォーリア)


ブレイズウィザード

高機動戦闘に特化したウィザード。ミネルバ隊は主にレイ機が使用。


ガナーウィザード

砲撃戦に特化したウィザード。ミネルバ隊は主にルナマリア機が使用。ブラストインパルスの出番が少ないのは、ガナーザクウォーリアとの役割の重複が大きい。


スラッシュウィザード

近接戦闘に特化したウィザード。原作においてはルナマリア機も装備しているが、製作スケジュールに余裕の無いアニメ版では使われなかったため、「何のための換装システムなんだ?」と主に模型畑の視聴者にツッコまれた。
ZGMF-2000 グフイグナイテッド
ザクと同様、ザフトの次期主力MS。実体剣とビームサーベルの複合武器である「テンペスト」、高周波パルスを帯びた格闘武器「スレイヤーウィップ」などの接近戦用武器を装備した機体で、射撃武器は両腕の4連装ビームガン「ドラウプニル」のみ。手持ちの射撃武器を持たないという、この世界ではわりと珍しいMSである。主にエースパイロットが搭乗、原作ではハイネ、アスラン、イザークが搭乗した。「換装システムで様々な状況に対応できる機体」が基礎の「ザクとは違い」、グフは「対MS格闘戦に特化した高機動MS」として作られている。背部のフライトユニットは、前大戦における航空戦力の要であったディンを上回る大気圏内での単独飛行能力をグフに与え、機体の汎用性を高めている。ザク同様パイロットの専用カラーに塗り替えられることが多く、ハイネ機はオレンジ、イザーク機は白に塗装されていた。基本カラーは青。
UMF/SSO-3 アッシュ
ラクス暗殺部隊が使用した機体。デザインモチーフはケロロ軍曹だが、原作は講談社掲載のため権利の関係で事実は伏せられている。アニメ版は隠密行動にはあまりに不向きなサイケデリックなカラーリングのため、視聴者の失笑を買った。後に量産されヘブンズべースやオーブに投入された機体は隠密行動に向いているダークグリーンに機体カラーが変更されている(しかし登場シーンは昼間や雪景色だった)。
AMA-953 バビ
前作のディンに替わる、ザフトの飛行モビルスーツ。アニメ版は前作に増して、量産機をぞんざいに扱ったためドラマの厚みが損なわれるという事態に陥ったが、原作ではセイバーガンダムを失ったアスランが一時的に搭乗するなど、脇を固める兵器の描写にも余念が無いとガンダムファンから好評だった(それだけに連載期間が短かったことが惜しまれている)。
ZGMF-1017 ジン
ザフト軍の量産型モビルスーツ2年前の大戦では数で勝る地球軍を圧倒した機体だが、原作ではゲイツやザクの登場により、現役から消えかかっているため、序盤しか出番は無い。アーモリワンで強奪された3機のガンダムを取り押さえるために出撃したが、全く相手にならなかった。


式典用

アーモリワンのミネルバの進水式に登場した。装飾が施されている機体でライフルを装備しているが武装も式典用のため実弾は入っていない。(一応実弾の使用も可能。主にコロニーの外での式典で使われるが、人間用のライフルを拡大コピーしただけなので正確な射撃能力は有していない。)


ZGMF-1017M2 ジン ハイマニューバ2型

高機動型ジンのバリエーションの一つ。主にザフト脱走兵が使用していた。原作でサトーの掛声で剣を抜刀するシーンは名シーンとして評価が高い。
TMF/A-802 バクゥ
ザフト軍の地上用量産型モビルスーツ。獣型という、ガンダムシリーズ全体を見ても珍しい量産MS。四肢を使って走り回る以外に、キャタピラでの走行も可能。不整地での戦闘では2足歩行のMSよりも優位に立てるため、大戦後も現役で使われ新型開発もされていた。全高の低さから被弾しにくいのも強みである。原作ではジンやゲイツとは違い後半にも登場している。放送局・放送時間帯も手伝って「ゾイドっぽい」とファンから言われた。なおCGを作っていたのはゾイドのCGを制作した会社である。当初プラモデルで展開されたのは可動部分の少ない廉価シリーズであったが、後にバリエーション機がHGシリーズでリリースされ、部品の一部を交換してHGシリーズに仲間入りした。このような例はバンダイにしては珍しい。
AMF-101 ディン
ザフト軍の空戦用量産型モビルスーツ。前大戦においてザフトの航空戦力の要として大量に生産され、今作においても後継機であるバビの数が揃っていない状況において、戦力の穴埋めに運用されていた。機動性だけなら現行のMSに勝るとも劣らないが、それは装甲を犠牲にして得た結果のため、火力重視に向かっている両陣営のMS開発状況を見ると防御面での不安は非常に大きい。ビーム兵器を一切装備していないため、実体弾を弾くフェイズシフト装甲を持つ機体に対抗できないのだが、全身にPS装甲を纏ったデストロイガンダムの破壊作戦に参加させられていた。
ZGMF-600 ゲイツ
ジンの後継機として開発されたMSで、ザフトの開発した量産機で初となるビーム兵器を標準で搭載した機体。前作で奪取された連合製試作MSの技術を流用して造られた機体。ビーム兵器を多数装備しており、ジンやシグーを上回る性能を持つが、連合の技術との統合作業が遅れ大戦末期での投入となってしまった事が災いし、満足に活躍できたとは言い難い。前作での登場時期が非常に遅かったため本作での活躍シーンを期待するファンも居たが、本作ではサンライズ側の要望でマイナーチェンジ機と後継機が登場してしまい、今作では通常型はプロローグに登場したのみで本編には全く登場しない。


YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改

ゲイツを基に造られた、フリーダム・ジャスティスの火器評価試験のため開発母体となった実験機。ジャスティスの大型リフターの試作タイプやフリーダムの腰部レールガン、同型のビームライフル、シールド、ビームサーベルを装備しており、さらにフェイズシフト装甲まで導入されている。しかし肝心のエネルギー源が核エンジンではなく通常のバッテリー式だったため、実戦に耐えられるほど長時間戦えない。そのため公式の場での実戦投入はされていない(要塞防衛のために慌てて駆り出されるという非公式な出撃だったため、記録が無い)。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で月の地球軍基地プ 74f0 トレマイオスを狙ったジェネシスの第二射を阻止しようした連合の精鋭部隊と交戦しており、「月下の狂犬」の二つ名を持つモーガン・シェバリエのガンバレルダガーを相手に、ジェネシス発射まで互角の戦いを繰り広げた。発射までの時間稼ぎを成功させ、ジェネシス発射後は戦線から離脱した(つまり隠れた功労者である)。同型機がアストレイ関係の機体と交戦しているが、こちらは破壊されてしまっている。正式な記録に残ってないので日陰者扱いに近い。


ZGMF-601R ゲイツR

ゲイツの改修型で、マイナーチェンジモデル。改修前のゲイツの問題点であった特殊な格闘装備を改修・撤廃し、シールドに装備された二振りのビームクローを一振りのビームサーベルに改修、腰の格闘武器もレールガンへと換装された。


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出典: へっぽこ実験ウィキ『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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