末法(まっぽう)とは、仏教で、仏の教えが世間に行き渡らず、衰退してしまうとされる時代のこと。日本では1052年(永承7年)から末法の世に入ったとされている。当時、「この世の終わり」だと騒がれた。 末法に突入した日本では、仏の威光が全く届かなくなってしまったため仏教は荒廃した。この頃、僧侶が経典を勝手に都合よく解釈して終末論と結びつけ、釈迦の教えを曲解し始めたり、また社会の不安に便乗して浄土教 忘れがちだが末法の世は現在まで続いている。末法の世ではそれまででは考えられないようなことが次々と起こった。平家 実は、末法の後、再び世に仏が現れ救済されるという考え方も存在する。最近、熱心な仏教徒がネット上のあちこちで「日本はじまったな」などと述べているのを見かけるが、明らかに末法を前提にしていると思われるこのような意識の高まりからすると、あるいは、末法脱出の日はそう遠くないのかもしれない。…でもでも、末法の世も、そんなに悪くないよね。
目次
1 末法への突入
2 末法時代
3 末法からの脱出
4 関連項目
末法への突入
末法時代
末法からの脱出
関連項目
終末思想
この世の終わり
更新日時:2016年10月11日(火)00:56
取得日時:2019/02/18 03:31