強化服
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強化服(きょうかふく)とは、それを着用することによって、着用者の能力が強化され向上する衣服である。

また身体に装着するという点において同一視できる、鎧またはそれに類する形態の装備品においても、一部において同様の効果が得られるものが存在している。

これに類似した概念としては、パワードスーツがよく知られている。本稿では、これらの強化服とパワードスーツなどについて、一括して解説する。
目次

1 強化服の定義

1.1 パワードスーツ

1.2 パワーアシストスーツ


2 強化服の歴史

3 強化服の先駆者たち

3.1 古代

3.2 中世

3.3 近世


4 補足事項

4.1 戦闘用強化服としてのセーラー服


5 結論

強化服の定義

冒頭の定義にも述べたとおり、強化服とは着用者の身体能力を飛躍的に向上させる、いわば超人に変えることが出来る衣服の事である。その大多数は軍事・警察用であり、主に戦闘時に着用するものである。強化服によって向上する能力は、筋力や敏捷性のような運動能力のみならず、視覚や聴覚などの知覚力なども含まれる。基本的には着用者の能力が数倍になるか、あるいは特殊な能力が付加されるものが一般的であり、着用者の能力が高ければ高いだけ、より高い能力を発揮するものとされる。逆を言うならば、このような能力向上を伴わないものは、強化服の定義からは外れるということになる。特に重装備の金属製鎧などは、防御力こそ飛躍的に向上するが、重量がかさむが故に敏捷性など他の能力を著しく減じてしまう。近代的なボディーアーマー類についても同様で、このように能力強化と低下が相殺されるようなものに関しては、強化服の概念からは逸脱するということになる。あくまでも強化によるプラス部分のほうが大きくなければ、それは強化服と呼ぶべきではないだろう。
パワードスーツユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「パワードスーツ」の項目を執筆しています。

上記のような重い鎧の欠点を克服すべく考案されたのが、自ら動力を持つことで着用者に重量を意識させない、パワードスーツである。動力服、倍力服、強化外骨格、機動装甲服などとも呼称する。動力源は蒸気機関、ガソリンまたはディーゼルエンジンなどの内燃機関、電気原子力、太陽エネルギーなど多岐にわたる。その成立経緯から、その外見は概ね金属製の鎧に類似している。自軍兵士の損失に関して非常に神経質になっている某軍事超大国は、本気で軍用パワードスーツの実用化に莫大な予算を投下している。 6d88 暗視装置及びグレネードランチャー付自動小銃、ライフル弾を受け付けない重装ボディアーマー、無線機・GPS・モバイルコンピュータ・バッテリーを収納したバックパック、ヘッドアップディスプレイ付・耐NBC兵器用気密ヘルメット、超小型ミサイルランチャー。これらを一人の歩兵が全て装備・携行・運用するには、もはやパワードスーツを着用する以外に選択肢がないことも、また一面の事実である。

ただし、名称こそパワードスーツと名付けられていても、胴体内部のコクピットで操縦桿やフットペダルで操縦する形態のものは、小型の乗用ロボットであって強化服の範疇には入れるべきではない。強化服の範疇に入れるべきものは、あくまで着用者の身体にフィットするような構造で、着用者の身体の動きに連れて動くものでなければならない。着用者の動きに合わせて稼動するからといって、ジャンボーグAやモビルファイターは強化服でもパワードスーツでもないということは、自明であろうけれども念のため注記しておく。
パワーアシストスーツ

上記パワードスーツを民生に応用し、重労働の負担軽減や身体障害者の機能補助を目的としたものを、特にパワーアシストスーツなどと呼ぶ場合がある。このジャンルでの先駆者的存在であり、なおかつもっとも有名なものは、右腕を失った科学者が助手と共に自ら製作した、義手と連動する強化服ライダーマンスーツである。
強化服の歴史 初期の強化服は蒸気機関で動いた

強化服は産業革命に伴う機械技術の発展と同時に、その歴史をスタートさせたといっても良い。その初期の形態は、パワードスーツの原型というべきものであった。蒸気機関を動力源とする蒸気スーツは、その背部に巨大で重い蒸気機関を背負う必要があったが、蒸気の力でその重量が支えられることで、皆無とみなせるまでになった。とはいえ、ゴリラサイズの鎧に巨大な蒸気釜を背負った姿は、強化服と呼ぶには程遠いものであった。

20世紀に入ると、科学や機械技術の進展により、強化服の動力源にガソリンやディーゼルなどの内燃機関、電気、原子力などを用いることが可能になった。一方で呪術や魔術の利用に関しても研究と導入が行われ、科学との融合が進むことになった。更には、地球外由来の技術がもたらされるに至り、現代的な強化服の最初の成功例として、1967年に光速エスパーの強化服が誕生した。また、地下犯罪組織などにおいて生体改造技術やロボット技術が進むにつれ、その派生技術が強化服に応用されるようになった。

現在もっとも成功と発展を見せている強化服の原点となる物は、1975年に国際秘密防衛機構EGL(イーグル)が特殊工作部隊用として、実用化に成功したものである。この系統の技術は1979年に国防省の特殊部隊用装備へと発展、以後地球外の技術を取り込みながら、大きな進化を見せている。1985年には地球そのものが持つエネルギーであるアースフォースを、1987年には着用者自身の生命エネルギーであるオーラパワー、1989年には精霊力を利用することに成功している。それとは別個に、1977年に宇宙服から発展して作られたズバットスーツは、未完成のため5分間という運用時間制限こそあったが、その性能は飛びぬけて優秀であったとされる。ただし、着用者が何をやらせても日本一の超人であったから優秀に見えただけとの指摘もあり、現品が失われた今となってはその真偽を確かめる手段はない。

もう一方で硬い装甲を持つパワードスーツの系譜は、1982年にバード星から赴任してきた宇宙刑事の装備するコンバットスーツが参考にされて、以後大いに発展を遂げている。

1986年には未知なる驚異に対する迎撃戦士システム、イクサシステムが開発された。元々、軍用目的で開発されていたパワードスーツで、それを怪人討伐用に徹底改修、再設計した物である。装着者は常人の数十倍のパワーを繰り出し、怪人を凌駕する威力を発揮することができる。

1999年に警視庁特別救急警察隊で採用されたクラステクターは、犯罪や災害の被害者を救助することを主な目的として開発されたものである。いまだ着装可能時間に5分間という制約があるものの、地球外や未来技術で製作されたパワードスーツと遜色のない外見と性能を獲得した。この系統は年を追うごとに性能を向上させ、ソリッドスーツ、トライジャケットと名を変えながら使用されていった。

また、同じ1999年に警視庁の特殊部隊である0課装甲警察部隊(通称ZAC)は、ビットスーツと呼ばれるパワードスーツを試験採用し、犯罪組織デス・トラップの壊滅に成功した。このビットスーツには、23世紀の未来科学が使用されていたとの説もあるが、公式には確認されていない。運用されていたビットスーツは4種とも5種とも言われるが、現存するものはその内の3種であり、これらを見る限りにおいては、特に異常に進んだ技術が使われている形跡はない。

その後、同じく警視庁の未確認生命体対策室では独自に戦闘用の装甲強化服を開発し、アンノウンと呼称される未知の生命体を撃退ないし撃破する目的で運用されている。これらは初期においては能力不足であったが、実戦を経て改良が重ねられた結果、アンノウンと一対一で戦って勝利できるだけの能力を獲得した。類似の装備は、その後も各種政府機関や私企業などによっても開発・運用されている模様である。
強化服の先駆者たち

強化服の作動原理に魔法的なものが導入された昨今、かつて歴史上にも呪術や魔術によって強化された衣服や鎧が多数存在していたことが、ルーツの一つとして再評価されている。
古代

古の神々の時代には、魔法や呪術が今よりはるかに普遍的なものであったため、強化服やそれに準じる鎧などの装備品は、いくつもの種類が存在していた。中でももっとも有名なのは、古代ギリシアにおける戦いの女神アテナを守護する、聖闘士の纏う聖衣(クロス)であろう。オリハルコンなどの魔法金属をふんだんに使い、様々な呪法を施された聖衣は、単なる鎧をはるかに超越した存在であった。その着装者の繰り出すの速さは音速を超え、あるいは光速に達するとまで言われている。またその感覚も鋭く研ぎ澄まされ、光速の拳すらも見切る視力や遥か彼方の悲鳴をも聞き取る聴力を獲得したとも言われる。

同様の装備品は古代ギリシアの他の神々や、北欧あるいはインドの神々も保有していたとされる。一説には、ごく最近でもその末裔たちが聖衣などを纏って、天地を揺るがすほどに戦っていたとする報告も散見されるが、文献によって内容がまちまちなため、詳しいことは確認できない。また、聖衣を参考にしたパワードスーツが3体製作されたとの記録もあるが、これも未確認事項である。
中世

中世ヨーロッパにおいては、キリスト教の普及と共に呪術的な要素は悪魔の仕業として忌み嫌われ、排除されるようになった。そのため、この時代においては強化服に類するものがほとんど発見できない。この時代はまた戦いの時代でもあり、魔法的に強化されたと思われる強力な武器や鎧は多数記録が残っているが、単純に攻撃力や防御力のみに特化したものであるため、その多くは強化服の普遍的な定義からは外れるものと思われる。
近世

ルネッサンス大航海時代の到来以降、ヨーロッパにおいては他地域からの文化流入や、失われた古代文明の再評価が進んだ。その中にあって、アフリカや米大陸における呪術を保持した文化との遭遇は、忘れられた魔法技術再発掘の道しるべとなった。しかし、強化服の概念と技術はいまだ失われたままであり、西洋にあってはその系譜は絶たれたままであった。

その一方で東洋の日本では戦国時代を迎え、流入した西洋の事物と古来からの東洋的な事物の融合が、その文化的な背景もあって、西洋よりはるかに早く進行した。例えば江戸前期では、水戸藩徳川光圀の護衛を務めた渥美格之進が、チカラダスキなる物を装備することで、常人をはるかに超える怪力を出したという記録がある。中でも人類史上最強の暗殺者として知られる忍者が装備したシノビスーツは、運動能力と索敵能力を飛躍的に高めると同時に、高度なステルス性能を持っていたとされる。この技術は20世紀に入って現代科学と融合し、今に至る強化服の基礎となったといわれる。
補足事項

そもそも人間にとって衣服とは、身体を苛酷な環境から保護する目的で用いられ始めたものである。の寒さや真の強烈な日光などは、体毛の乏しい人類にとっては身体を痛めつける刃に等しかった。それらの脅威から身を守る能力を与えるという点において、元来衣服は人間の耐久力・防御力を強化するものであると言える。一見すると特別な機能をもたないような制服などについても、それは着用者の社会的地位・ステイタスを示すものであり、着用者の社会的能力を強化する物である。例えば街で制服警官を見た場合、心理的プレッシャーを受けた経験のある人も多いことだろう。これは警官の制服によって着用者に公的権力という特殊能力が付与されているため、常人にはない威圧効果を発揮できるのである。

また、セーラー服あるいはブルマースクール水着、メイド服などは、着用者の性的魅力・萌え度を飛躍的に強化するものである。これを強化服と呼ばずして、何と呼べば良いのであろうか。
戦闘用強化服としてのセーラー服

セーラー服は元来が水兵服であったためか、1980年代より戦闘用として多用されるようになった。その契機はとある暴力団の組長に女子学生が就任し、グリースガンを乱射したことであるといわれている。続いて1985年には、警視庁の秘密潜入捜査官であった学生刑事が、同じくセーラー服で戦闘を行って高い戦果を上げている。それ以降、各種公的機関をはじめとした各方面で、戦闘局面でのセーラー服の採用が相次ぐようになった。

当初は相手が女子学生であることから、敵が油断することが高い戦果の原因であると考えられた。しかし、その油断だけでは判断のつかないケースがいくつも発生するに至り、セーラー服の戦闘用強化服としての優秀性が広く認められるようになった。特に運動性を阻害しないよう極端にスカートの裾を短くしたものは、格闘戦で極めて有効であるとのデータが残っている。これは意図的に下着を見えやすくすることで、相手の注意を逸らすのに効果的であるからとされる。それとは逆に、全く下着が見えないように工夫されたものも存在し、こちらは見えそうで見えないことによって相手をいらだたせる効果を期待しているとされる。それはいずれも性的魅力の強化による戦闘能力の向上という効果をもたらすものであり、すなわちセーラー服が極めて優秀な強化服であることの証明でもある。また、パワードスーツのアンダースーツとしてスクール水着の採用例も見られるが、これもセーラー服と同様の効果を期待してのものであろう。
結論

つまり、基本的に全ての衣服は強化服なのである。……あれ?


執筆コンテスト
本項は第一回執筆コンテストに出品されました。


更新日時:2018年11月10日(土)10:49
取得日時:2019/09/15 05:58


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出典: 八百科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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