島原市
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島原市(しまばらし)は、長崎県の東方に位置するキリシタンの楽園である。

火山のように豪快な具雑煮と湧水のように繊細な素麺や、窮鼠猫を噛んだ島原の乱、猫に小判もしくは豚に真珠の島原城でその名が知られる。
目次

1 概要

2 地理

3 歴史

3.1 キリシタンの楽園

3.2 島原の乱

3.3 島原大変肥後迷惑


4 交通

5 脚注

6 関連項目

概要

長崎県の主要都市の一つであるものの、人口は5万人足らずであり、人口9万人の東彼杵郡大村より人口が少ない。村より人口が少ないことは市としての沽券にかかわるため、島原市は合併による人口の水増しを企てていたが、平成の大合併では島原半島の西と南で新市が発足することが決定してしまい、取り残された島原市は隣の有明町と合併するしかなかった。

素麺の産地であり、市内のあちこちに湧水があるため、それを利用して毎日のように流し素麺が行われている。水無川には素麺の流れる姿に似た「素麺滝」があり、お盆などには香炉に線香と一緒に素麺を立てる風習がある。島原では年末にそばではなく年越しそうめんを食べるようだ。

具雑煮というチャンポンのような雑煮が名物となっており、ガンバガネ素麺など色々な具材をおおざっぱに入れて煮る。特に正月でなくても年中食べられており、毎日がお祭り気分でおめでたい島原人らしい郷土料理であるといえる。
地理

長崎県の南東部、天草諸島の北に隣接する島原半島の東端にあり、島原半島の中心都市である。島原の名は古代メソポタミアで「平原」を意味する言葉である「エデン」に由来すると本気で信じられている。かつての島原は天草諸島を構成するの一つであったが、島原島の中央にそびえる雲仙岳の噴火と有明海の干拓によって九州本土と地続きになった。

島原市の西には雲仙市があり、島原市の南には南島原市がある。南島原市は島原市よりも人口がわずかに多いことから、両市の関係は世界の秩序を乱すのみならず自然の摂理に反しており、砺波市より人口の多い南砺市と同じく異端とみなされている。例をあげれば、広島市と東広島市の人口は当然ながら広島市のほうが多く、本家本元の市とそれに近接する方角の付いた市では、常識的に考えて本家のほうが人口が多いはずである。しかし、南砺市や南島原市の発足によってその常識は脆くも崩れ去ったのである。
歴史
キリシタンの楽園

戦国時代の島原は有馬氏の領地であり、キリシタン大名である有馬晴信のもと、南蛮貿易で栄えた島原はキリシタンが多く、まさにこの世の「はらいそ」であった[1]。有馬氏にかわって島原に入った松倉氏の苛政により、島原に暗雲が立ちこめることとなる。
島原の乱

石高に見合わない豪華な島原城を築城した松倉重政とその子である松倉勝家は、苛酷な年貢の取立てを行い、年貢を納められない者は水責めにされ、領民のキリスト教徒化を阻止するため踏み絵を行い、少しでもキリシタンであると疑われた者は容赦なく火あぶりにするなど、島原は別府さながらの「いんへるの」と化していた。この苛政が島原の乱を誘発することになり、島原と天草の領民は結託して一揆を起こした。しかし部下は上司に逆らえないもので、幕府軍によって喧嘩両成敗となり、一揆軍は皆殺し、領主は打ち首となった。

普段は静かで美しい火山も大自然のエネルギーがきわまって大噴火を起こすように、普段はおとなしい民衆も領主の大悪政を見かねて暴徒と化す。民衆を抑圧する権力者はやがて滅びるものである。

その後は、高力氏の移住政策により日本全国から移住者が集まったことで、長崎チャンポン文化の色合いはますます濃度を増していった。具雑煮のように同じ汁に浸かればみな同胞であり、規則に疎い新参者を闇雲に荒らしと断定することは慎むべきであると説かれるようになった。
島原大変肥後迷惑

肥前島原で大変なことが起こると対岸の肥後が迷惑する。これを「島原大変肥後迷惑」という。島原で大変なことといったら火山の噴火と山崩れである。島原は幾度となく火山災害に見舞われており、眉山が崩れた拍子に津波が起こり、それが対岸の肥後国まで押し寄せたというから、対岸の火事も決して侮れないものであり油断は禁物である。
交通

島原市は長崎市熊本市との中間地点にあり、同じ長崎県内の長崎市より有明海の対岸にある熊本市に近い。長崎・熊本間を移動する場合、回り道して佐賀市を通るより、島原市を経由した方が断然早い。また、福岡市に向かうためには、高速船で大牟田市まで渡り鹿児島本線もしくは西鉄天神大牟田線を利用することが多く、島原鉄道はほとんど役に立たない。

諫早方面に通じる島原鉄道より熊本に通じるフェリーのほうが本数が多いため、島原は熊本の経済圏の中に含まれている。島原鉄道の南半分は自動車との交通戦争に敗れ廃線となったが、諫早・島原外港間は現役である。なお、島原鉄道の南島原駅は南島原市ではなく島原市にある。
脚注^ 現在、島原市には「原磯町」や「東原磯町」という地名が残されている。

関連項目

子守唄

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更新日時:2015年7月27日(月)17:11
取得日時:2018/05/22 09:28


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