そのほかにも、うっかり獣道に入り込んでの遭難や沢の斜面に生えた山菜を取ろうとしての転落、夢中になりすぎて夕闇で帰り道が分からなそ・れ・が・ど・う・し・た。このように、人間の歴史は、うまいもんを命がけで取ってくる歴史であるため、イナカビトたちが命の危険を顧みずに山へ突き進むことを誰も止めることは出来ない。 バブル時代、多くの山村が簡単なトレッキングと田舎独自の味を提供することを目的とした山菜採りツアーを企画、多くの観光客を集めた後、急速にしぼんでいったという話がある。実際、前述の入広瀬村でも、山菜共和国の名は遥か昔のものとなっている。これは、レジャーの多様化とか、根こそぎ山菜を採取したせいで取れなくなったとかいう話もそうだけれど、もっとも強烈な一撃が存在した結果、多くの若者が春の山に寄り付かなくなってしまったためである。 ぶっちゃければ、スギ花粉である。 無論、2013年になってようやく存在が明らかになったPM2.5やそのほかの外来性の原因を抜きにして、バブル以降、2000年代前半を通して、花粉症はすべてスギ
山菜レジャーの盛衰
そこに存在する中間業者の話はえぐすぎるのでカットします。彼らのせいでレジャーが終わったという話もいくつかあります。せっかくなので、そういった中間搾取について、色々と思う側からてけとーな呪いの言葉を一つ提供するだけでこの話は〆たい思います。覚悟を決めてどうぞ。
福島県の某地域の山で地元民すら採らなくなって採り放題になった山菜が腐るほどあるんだけれど都会で流通してなきゃいいな。
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関連項目
山菜
アケビ
アザミ
イタドリ
ウド
ウワバミソウ
オオバギボウシ
カタクリ
ギョウジャニンニク
クコ
コゴミ
コシアブラ
サルナシ
スベリヒユ
セリ
ゼンマイ
タカノツメ
タケノコ
タラの芽
フキノトウ
マタタビ
ミツバ
ヨブスマソウ
ワラビ
b70
田んぼの様子
ハイキング
更新日時:2018年1月24日(水)13:40
取得日時:2021/01/12 21:18