吾輩
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吾輩(わがはい)は、である。
目次

1 考察

2 解説

3 結論

4 関連項目

考察

以上は偉大なるアンサイクロペディアン夏目漱石が1905年1月に作成した「吾輩」の定義である。この利用者は帝国大学(現在の東京大学)を卒業したエリート中のエリートであり、様々な記事を投稿してはその名を世間にとどろかせていた。そして100年余りも経つ現在でも彼の記事は読み継がれており、現代のアンサイクロペディアンも彼のユーモアに幾度となく魅了されている[不要出典]。

しかし冷静に今一度、そのエリートアンサイクロペディアンが執筆した記事の定義を見ていただきたい。「吾輩は猫である」…。さっぱり意味がわからない。アンサイクロペディアではその記事項目をよく知らない閲覧者にでもユーモアを理解を可能にさせる記事が良記事とされているが、「吾輩」を知っていたところでユーモアのユの字も感じられない。本当に文豪とすら呼ばれた利用者が執筆したのかとも疑わしくなるような代物となっている。

そもそも吾輩とは何か。某辞書には「一人称の人代名詞。男性が用いる。」とある。そして猫とは何か。同辞書には「食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球があり、爪を鞘に収めることができる。口のまわりや目の上に長いひげがあり、感覚器として重要。舌はとげ状の突起で覆われ…(以下略)」と辞書編集者もそのかわいさの虜となったのであろうか、無駄に長い説明がなされているが、どう考えても吾輩は猫ではないのである。「吾輩は猫である」を定義として捉えず字義どおりに解釈するならば、まるで猫自身が自分は猫であると解説しているようであるが、普通見れば分かるものでわざわざ言う必要のある場面もほぼほぼない。もとより猫は言葉を話さない。話すはずがない。流石に、偉大なるアンサイクロペディアンと言えど、猫に言葉を発せさせることなどないであろう。

では夏目漱石が間違っていたのであろうか。あれだけの偉業を成し遂げた執筆者が何のユーモアも風刺も含まない記事を投稿したのであろうか。偉大なる執筆者が愚かにもどうしようもない記事を世に送り出してしまったのであろうか。そんなはずはない。偉大なる執筆者はいかなる時も偉大である。例え外来語にあたかも正しいような顔をして当て字を振ったり、自らの鼻毛を原稿用紙にさして遊んでいたりする時でも偉大なものは偉大なのである。では夏目漱石は何が言いたかったのか、現代のアンサイクロペディアが繙くこととする。
解説

つらつらと戯言を書き連ねてきたが、定義の真意は至ってシンプルである。着目すべきは「吾輩」と「猫」であるが、前者は特に解釈を加える必要もなく、字義通り「自分のことを指す代名詞」として捉えれば良い。重要なのは後者である。「猫」とは上述の通り「食(以下略)」のことであるが、日本特有の言い回しとして「猫を被る」「借りてきた猫」というような言葉が存在する。それぞれ「うわべをおとなしく見せかける」「ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容」を意味するが、そこで「猫」は他者に自分を良く見せるための偽りの姿として用いられているのである。この意で定義を捉えれば理解は容易い。

つまり夏目漱石は他者との付き合いの中で自分の本性をひた隠し、猫を被って良い恰好をする自分を、またそして誰もが猫を被ろうとする空気が蔓延するその社会を辛辣に、そして痛烈に風刺していたのである。真意としてはありのままの自分を曝け出したい。しかしそれでは社会からあぶれてしまう。しかたなく偽りの自分を被るが偽りで出来た人間関係など上辺だけの付き合いでしかない。そして相手の顔も偽りで塗り固められているのだろう。誰が猫しか生き抜くことの許されぬ社会にしてしまったのか。夏目漱石は「猫」を用いて人間の愚かさを風刺したのである。それも僅か7文字で、である。同様のメッセージが「坊っちゃん」という記事にも含まれているが、これは現代にもそのまま通ずることだろう。むしろインターネットの普及で進む匿名化によって猫は更に化けることとなった。誰もがその毛皮の中で苦しみもがいている。しかしそれを脱いで生きる勇気もない。いつになれば人間は猫を捨て去ることが出来るのであろうか。いつになれば人間は人間として生きられるのであろうか。
結論

吾輩も、猫である。
関連項目ウィキペディア専門家気取りたちも「吾輩」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

吾輩は猫である





わたし

自分


更新日時:2015年7月1日(水)17:24
取得日時:2020/07/04 06:10


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出典: バ科事典『アンサイクロペディア(Uncyclopedia)
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