十二国記(じゅうにこくき)は、小野不由美が制作したが、現在は広げかけのまま放置されている風呂敷。目次
1 概要
2 シリーズ作品
2.1 月の影 影の海
2.2 風の海 迷宮の岸
2.3 東の海神 西の滄海
2.4 風の万里 黎明の空
2.5 図南の翼
2.6 黄昏の岸 暁の天
2.7 華胥の幽夢
2.8 丕緒の鳥
3 類似する風呂敷の例
4 関連項目
概要 風呂敷の全体図。ただし、左下の辺りは実際にはまだほとんど広げられていない。
この風呂敷は、1991年に発表された小説『魔性の子』で存在が示唆され、翌1992年に発表された『月の影 影の海』において初めてその実態の一部が明らかにされた。
風呂敷ではあるが、物を包むという実用性はなく、見て楽しむ娯楽用風呂敷の一種である。その模様は主に小説で描かれているほか、アニメにより描かれたこともあるが、どちらも現在のところ中途半端に広げられたままの状態で放置されており、それ以上は広げられる様子も畳まれる様子もうかがえない。
風呂敷の絵柄を描いた山田章博によるイラスト集やカレンダーが発売されたり、2012年には風呂敷の置き場が講談社X文庫から新潮文庫に移動されたりしたが、いずれも風呂敷そのものを広げたり畳んだりする作業とは関係がない。
この風呂敷が今後いつ広げられ、もしくは畳まれるかについての見通しはたっておらず、すべては小野不由美の気分次第である。 風呂敷の模様を描いた小説シリーズ書籍は次のとおり。 この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。 1992年発表。『魔性の子』で存在が示唆されていた風呂敷の姿が初めて描かれた作品。風呂敷の右側にあたる「慶国」「巧国」「延国」の様子が描かれた。 1993年発表。この作品によって『魔性の子』の「タイキ」が「泰麒」であったことが明らかとなり、いよいよこれから風呂敷が大きく広げられるであろうと期待された。 1994年発表。ほぼ「延国」についてのみ描かれており、風呂敷をそれほど広げるものではなかったが、風呂敷の仕組みをよく明らかにするものであった。 1994年発表。「慶国」の様子を中心として描いた作品ではあるが、それまでまったく描かれていなかった「才国」「芳国」「恭国」の姿が描かれており、この作品によって風呂敷のサイズが次第に明らかになった。このころまではいいペースで書いていたのに・・・。 1996年発表。おじさんをいたぶる幼女の活躍が描かれていることから、一部のマニアからは「俺も供麒になりたい」との声があがっているが、そんな奴に麒麟の資格がないことは言うまでもない。作者自身は「番外編」としているが、風呂敷の左上にあたる「恭国」から中央の「黄海」と呼ばれる部分にかけての様子が詳細に描かれており、特に中央部分についてはそれまでほとんど明らかでなかったため、風呂敷を大きく広げたものとして位置づけることができる。 2001年発表。風呂敷の中心部を詳しく広げた作品ではあったが、風呂敷の中の人物が風呂敷の存在に疑問を呈するという禁則事項に足を踏み入れてしまった。このあと風呂敷を広げる作業がまったく進まなくなったのはそのためではないかと考えられている。 2001年発表。随所で発表されていた小編を一冊にまとめたものであり、風呂敷をさらに広げたというよりも、風呂敷の隅に刺繍を施したような作品。 2013年発表。『華胥の幽夢』と同様に小編をまとめたもので、やはり風呂敷の隅っこに刺繍をしただけであった。前著から12年の時を経てようやく発表されたものだっただけに、もはや風呂敷は畳まれないのかではないかとの絶望的観測が広まることになった。 中の人 :釘宮理恵 | 日野理恵
シリーズ作品
後は適当に頑張って
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月の影 影の海
風の海 迷宮の岸
東の海神 西の滄海
風の万里 黎明の空
図南の翼
黄昏の岸 暁の天
華胥の幽夢
丕緒の鳥
類似する風呂敷の例
ノウンスペース
ラリー・ニーヴン
幻想水滸伝シリーズ
世界観や紋章の謎について広げつつあった風呂敷を突如放棄して、別の風呂敷を広げ始めるという暴挙に出た作品。なお、幻想水滸伝III
関連項目
小野不由美
山田章博
日本放送協会
表・話
三大感染源 :ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール | シャナ | 三千院ナギ
他の感染源 :アイコ | 逢坂大河 | アニェーゼ・サンクティス | アルフォンス・エルリック | イクト | 宇都宮虎丸
河了貂 | 神崎・H・アリア | キュアエース | 黒崎夏梨 | 小南桐絵| ネーナ・トリニティ | 野良 | ハス太 | ベル | 没キャラ | まめっち
| 澪 | 水瀬伊織
その他 :ツンデレカルタ | ツンデレ百人一首
更新日時:2020年7月27日(月)12:16
取得日時:2021/04/24 02:22