元ネタ(もとねた)とは、アンサイクロペディアにおいて多くの記事の根幹を成す重要な要素である。使用する際に気をつけないと、使用者のセンスを疑わせる相当に危険な存在であるため、その取り扱いについては、慎重に慎重を要する。 1cba ウィキペディアの専門家気取りたちによって「元ネタ
」はリダイレクトページになっています。変なページに飛ばされるので、クリックしても意味はありません。目次全てがネタの塊であるアンサイクロペディアの記事において、元ネタとされる存在はいくつかの種類に分けられる。そのまま書くだけで十分に記事となるものや、書き手の技術によって記事に昇華されるもの、もしくは小ネタとしてさしはさみつつマニアックな笑いをかもし出すスパイスなどに使われることが多いが、残念なことに、そのまま使用するだけではとても笑えないネタをそのまま使用する例も散見される。使用者は、それで十分面白いと信じるに足るナニカがあるのだろうけれど、残念ながら世の中はそんなに甘くない。 そのネタが笑えるかどうかを判断する際に、相当重要な要素となるのが、元ネタの鮮度である。どんな面白いネタであっても、それを知っている人間にとっては面白さが半減され、その割合が多ければ多いほど、そのネタを提供した人間のセンスは疑われることになる。アンサイクロペディアで2ちゃんねるのネタが避けられる傾向にあるのは、一度手垢が付いたネタを提供することへの違和感を感じる人間が多いためである。もちろん、それが面白ければなんの問題もない。しかし、面白くなかったときのことを考えると、とても手を出せたものではないと感じる利用者が圧倒的に多い。 逆に、ウィキペディアのネタが使用される傾向が強いのは、アンサイクロペディアの元ネタがウィキペディアであるという点もあるけれど、それ以上に、人目に触れていないネタが多いという点が挙げられる。もちろん、大ヒットした作品の記事であるならば、ウィキペディアの記事でも十分人目に触れているものが多い。しかし、そうではない、ごくごくマイナーな分野に珠玉の記事が存在する場合も多く、それらを元ネタにして記事を作成することは、良質な記事を手軽に書く良い方法である。そのため、よきアンサイクロペディアンを目指すならば、ウィキペディアにおけるマイナーな記事群をチェックすることを欠かせない。欠かすことはできない。 アンサイクロペディアにおいて元ネタを使用する際の注意点として、「そのままで面白いネタ」に一手間加えるだけで、もっと面白くなる場合があるということである。もちろんその逆もある。これは元ネタを一度ばらして、再度構築することで、元ネタから新しいネタを派生させる重要な技術である。実際、2つのネタを組み合わせることができないと、「比較」という人の笑いを倍増させるテクニックを記事に組み込むことができない。あわせて、時代
元ネタの品質
元ネタからの派生
もう一つ気をつけなければいけないことは、ネタを派生する際に妄想記事などによく見られる2つ、もしくはそれ以上のネタの同一化による笑いは、作者でもなければやめとけ、という話である。これは、その昔、たった一度だけウルトラマンと仮面ライダーが競演したことがあっても、誰も覚えちゃいないという事実から推察すること。
ドラえもんとバケルくん
、ハットリ君とパーマンのように、作者の力量が信頼できるレベルになって初めて同じ世界に主人公格を並び立たせるべきであって、Wiki文法もわからないまま自分の妄想力に突き動かされて墓穴を掘り、そのまま穴の中に埋まっていったアンサイクロペディアンは多い。とてつもなく多い。実際、アンサイクロペディアでも元ネタをそのままコピー&ペーストしたネタは多い。それはそれでなんら問題はないけれど、残念なことに多くの場合において、記事の体裁がなっていない場合がほとんどである。
「良質のカモ肉が手に入りました。どうぞ、生の状態で召し上がってください」
これでは、コックなのか殺人犯なのか区別がつきゃしない。読み手との信頼を築くためにも、元ネタの解体と調理、そして見栄えを整えてから提供すべきである。もっとも、イチローやただしイケメンに限る、がんばれ街の仲間たちのように、元ネタだけでも十分に面白く、手を加えづらいものも存在する。それはそれでどうしようもない。仕方がない。でも、そのままでやっていけるほど、アンサイクロペディアは甘くもない。
実際、これらの記事はあまりに元ネタのレベルが高いため、同系ネタが存続しがたいレベルにまで到達している。つまり、終わったネタである、ともいえる。秀逸な記事に掲載されている記事の多くにもそれは言える。 マイナーな元ネタは、説明文こそ命である。しかし、説明のしすぎは元ネタも記事も殺してしまうため、記事を生かすために説明なし、というのもまた大事なことである。君を分かってくれる人は世の中のどこかにいる。しかし、行き着くところまでいきついたネタを放置するのも罪悪であり、また、分かってくれる人を裏切るようなレベルの低さを見せ付けるのも罪悪である。そのため、ここらへんのサジ加減については、書き手のセンスに拠る。 そのため、バケルくんの説明はあえて放棄せざるをえない。ああざんねんだ。あんな名作をせつめいできないなんて。 ↑「ようは、パーマンのコピーロボットを主人公にした作品」 ↑「パーマンとハットリ君の説明文を書いた段階で、説明のしすぎだとも思われる」
元ネタを使用する際の留意点
関連項目
ネタ
下ネタ
同系ネタ
更新日時:2016年2月4日(木)20:37
取得日時:2021/03/09 03:48