丸刈り(まるが-)とは、地となるものの上に何もない状況をもともと指す語。現在では、頭髪に関することのみに使われ、それ以外の用法は比喩と捉えられている。 語源はイタリア語のMargherita(マルゲリ?タ)である。この語はもともとイタリアの王妃の名前であり、その王妃のために作られたピザにこの名前が付けられた。 その後、このピザが日本に輸入され、ピザのもっとも基本的なかたちとして広まるとともに、マルゲリータという言葉がまた一人歩きするようになった。この意味は、当時は「シンプルな」などの意味であったと思われる。しだいに、これが「なにもない」という意味に転じた。さらに、これを「髪の毛がない」という意味で使う風潮が広まり、ほかの用法は衰退していった。 また、この過程で、はじめマルゲリータと訳されたものが日本語風の「マルガリーダ」と変化した。これが「マルガリだ」という解釈になり、「マルガリ」だけでも通用するようになった。 さらに、マルガリに漢字を充てる動きも各界の著書などで見られるようになり、何通りかが考案されたが、そのうち「丸刈り」という漢字が定着した。これは、その印象の差別用語感や、上に示した「髪の毛がない」という意味とよくあてはまっていることなどによって好まれるようになったものと思われる。 対義語は「角刈り」である。丸刈りは、その性質上、頭皮が寂しい人にも行える散髪方法として、人気を博している。ところが、世の中にはデビッド・クルサードや川澄綾子などのように、頭部が異様なほどに四角い人間も存在する。彼らのように角ばった顔の人間は、いくら頭だけ丸刈りにしても、丸刈りにすることができない。どれだけ刈っても角刈りになってしまう。それゆえ、クルサードも川澄も、丸刈りの由来となったピザを嫌い、絶対に食べないと公言している。余談だが、この二人の好きな食べ物は焼きそばである。 20世紀前半、ヨーロッパの医学会では、頭皮を丸くするだけでは真の丸刈りとは言えず、本当の丸刈りにするなら、脳味噌も丸くしなければならないという過激な意見が勃興した。そして、頭皮のついでに、しわしわの脳味噌もしわを刈り取って綺麗な球体にしてしまおうという実験が行われた。この実験から生まれたのがロボトミー 後にロボトミーは人道に反する医療として否定されたが、ロボトミー否定は由来である丸刈りへ、ひいては丸刈りの由来であるピザにも波及し、ロボトミー被害者やその家族によって、丸刈りの人間が暴行を受けたり、ピザ屋に催涙弾がぶち込まれるなどのテロが起こった。 この項目「丸刈り」は、執筆者がクラックをキメていた可能性もありますが、今はまだクソの山です。より愉快
語源
丸刈りとロボトミー
関連項目
ハゲ
スキンヘッド
更新日時:2017年2月5日(日)12:24
取得日時:2019/12/12 09:32