この下着のぺーじは、いっぱい いたずらされちゃったので、
すうじのなまえのこといちねんせいのこは へんこうできないことに なってます。
ちゃんとなまえがついて おおきくなったら へんこうできるようになるよ。
どうして こうなっちゃったかは、のーととここ
をみれば わかるかもしれないよ。下着(したぎ)とは、下に着用される衣服。または、衣服をそのように着用する習慣。 我々人間の住む地球には幾らか重力というものが働いており、また大気圧
概要
衣類製品を日々研究する学者たちは、伸縮性こそが人間工学的に合目的的であるという説を信奉している。実際、ゴムやメリヤス、ナイロン、ライクラ[1]といった繊維は我々の生活に欠かせない素材である。これらを採用した衣類製品はヒトの身体を締め付けてくびれを作り出す、あるいは第二の皮膚のようにフィットして離れないといったように、重力に逆らうような構造となっている。少なくとも20世紀までは、衣服というものはこの着地点を目指して発展してきたはずだ。
しかし21世紀に突入した辺りで、エコノミストならぬエコロジストと名乗る科学者が提唱したエコという概念が流行の兆しをみせる。この概念は「自然を大切にしよう」という野望に満ち溢れた主義であり、様々な思想や経済・文化に影響をあたえていく。この流れで当然のように、衣服に対しても「このような人間を拘束するような衣類は、ヒトにとって自然であるか?」という疑問がどこからともなく生まれたのである。言い換えれば、ヒトを締め付けない非常にルーズな素材を用いることが望ましい、という主張である。こうして生まれたのがローライズやルーズソックス、といったゆるいファッションである[2]。
こうなると止め処なく衣服はずり下がっていく。ブラウスやワンピースがしどけなくなったものがキャミソール、シミーズであり、それにつれて露出度が上がればブラジャー、ヌーブラとなる。靴下はルーズソックスよりも下がってスニーカーソックスや素足が好まれ、ズボンは腰で穿くローライズよりも膝で穿く、脛で穿く、穿かないという習慣が登場。密着性の高いガードルやブリーフはズロースやトランクス、パンティやふんどし、Yバック、 4485 Tバック、紐、前張りなどとたどり、結果的にこれ以上ずり落ちない状態へと落ち着くのである。
「人間は重力をはじめとする自然の摂理に反してはならない」、着衣文化における神の見えざる手はこう主張しているかのようだ。
脚注^ スポーツ選手たちは重力に逆らうのが仕事である。
^ 同時期にたれぱんだ、こげぱん、リラックマがブームに。
更新日時:2020年7月18日(土)02:29
取得日時:2021/04/05 19:28