上大岡駅
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「上大岡駅」の項目を執筆しています。ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「上大岡」の項目を執筆しています。

上大岡駅 (かみおおおかえき) とは、駅前再開発事業を行えば人が増えて街が繁盛するという幻想を物の見事にぶち壊した駅である。
目次

1 概要

2 再開発事業

2.1 A地区:ゆめおおおか建設(1991?1997年)

2.2 B地区:カミオ建設(1997?2004年)

2.3 C南地区:ミオカ建設(2005?2010年)


3 総括

4 関連事項

概要

京急のターミナル駅の1つである。横浜駅から快速特急で10分程度で到着でき横浜市営地下鉄の駅もある鉄道利便性と鎌倉街道が通っている交通の利便性から横浜市の副都心の1つとして高度成長時代から地位を築いており、富士スーパーとデニーズの1号店開店エリアとして選ばれたり、イトーヨーカドー・三越百貨店・長崎屋・ダイエー・ダイクマなどの大型店舗や老舗キャバレーのロンドン、そしてパチンコ屋が一時期7店舗も駅周辺に立ち並んでいた一大商業エリアであった。

しかし上大岡駅の周辺人口はこれらの店舗全てを養えるほど多くなく、企業誘致も日揮が中型オフィスビルを構えたのが目立つ程度であったため、これらの商業施設群は明らかにオーバースペックであった。さらに商業施設内の品揃えは質量両面で横浜駅にある島屋や相鉄ジョイナスやビブレ21などの大型店舗群と比べて大きく劣っていたため、上大岡駅近辺の商業施設は休日でも1フロア内に客が1人も居ない状況が常態化。赤字店舗をいつまでも抱えるわけにはいかない商業施設側は自分達の努力不足を棚に上げて「上大岡駅周辺にもっと人が来るような再開発」の実施を求める声を多く挙げるようになっていた。

横浜市と京急側はこれらの声に応え、1991年から20年間にも亘る「上大岡駅周辺地区再開発事業」を実施することになった。以下、再開発の内容を記述する。
再開発事業
A地区:ゆめおおおか建設(1991?1997年)

再開発第一弾は京急上大岡駅に直結するエリアが対象となり、京急の駅そのものも施設に含めた地上26階地下3階の複合施設「ゆめおおおか」の建設が中心となった。ゆめおおおかは京急百貨店などの大型店舗が入居する「商業棟」、商業スペースウィング上大岡などが入居する「中央棟」、多くの企業を誘致可能とした「オフィスタワー」の3種類の施設を備えた。商業棟に入居した店舗は品揃えを質量共に既存店舗より大幅に強化し、中央棟のウィング上大岡もソニープラザなどニッチな商品を販売するテナントを幅広く入れてを総合商業施設としてのレベルを強化。これに大規模なオフィスタワーを加えたことで上大岡駅の利用者数を大幅に増やそうとする試みが行われた。

この試みはある程度成功し、1996年のゆめおおおか開業後は上大岡駅の利用人数が増加し始めた。また1999年にヨドバシカメラが開業すると上大岡駅の利用者数は更に急増。2000年度の年間利用者数は約3600万人と、1986年度と同レベルにまで取り戻した・・・って、アレ?

実は再開発を始めた1991年度からゆめおおおかが開業する1996年度までに400万人以上もの年間利用者数減が発生していた。これは再開発事業であちこち工事中だらけになった事に嫌気が刺して上大岡駅近辺から離れる地元民が続出したためである。利用者数が再開発事業開始前の規模に戻るまでには次のB地区再開発事業が完了する2004年度まで待たなければならなかった。
B地区:カミオ建設(1997?2004年)

A地区の再開発中に起きた利用者数減を見て駅前再開発事業は「A地区だけでいいじゃん、終わりにしようよ」という声が挙がったが、「もうこれ以上落ちることはないだろう」という開き直りの声が勝ち、1997年から京急上大岡駅から鎌倉街道を挟んだ向かい側にあるエリア北側の再開発が開始された。元々は「上大岡中央商店街」という100mにも見たない小さな商店街があった一角を「カミオ」という商業施設にリプレースする事がメイン事業となり、無事2003年末にカミオがオープン。再開発前から営業していたミスタードーナツマクドナルドなどを1Fの目立つ場所に配置し、カミオの開業と同時に新規開店する各店舗が京急百貨店同様に多くの客で溢れかえる華々しい風景が見られる・・・

はずであった。

蓋を開けてみたら、1Fに設置されたミスドやマクドナルドなどの店舗と、カミオ入り口にあるエスカレーターを下れば入れる「スポーツオーソリティ」という京急百貨店のスポーツ専門店はそれなりに繁盛していた。しかし2F以上のフロアに設置された店舗はカミオ入り口から離れた場所にあるエスカレーターか階段で上がらないと行けないという商売上の設計ミスが祟り、客足があまり伸びなかった。例えば2Fの「ふらんす亭」はいつ行っても客が1人居るか居ないかという状況であり、2F以上にある店舗で恒常的に客が入っているのはアクセス利便性があまり求められない薬局や病院と、近隣に競合店がない囲碁サロンくらいであった。

さらに、カミオではあのペッパーランチが初期テナントに入っていたため、カミオは「イメージダウン」という商業施設にとっては大きなハンデを背負わされた状態で営業を続ける羽目になった。

その結果、カミオ2Fと3Fは常に閑散とした風景が広がるようになり、特にトイレに繋がる通路はいつ行っても人がいない。また、トイレ自体が消灯されている事も珍しくない。いつしかカミオ2Fと3Fのトイレはカミオのホラースポットと呼ばれるようになり、囲碁サロンで一日を過ごした老人がトイレに行ったきり二度と帰ってこない事例もいくつか報告されているという。

また「ゆめおおおか」側の商業施設で普段の買い物や食事がだいたい間に合っていたため、カミオ開店によって再開発前の「オーバースペック状態」が再び戻ってきてしまった。カミオが開業してから上大岡駅の利用者数は確かに増加して2007年度には年間3900万人にまで伸びたが、そこで頭打ち。増えた人達はゆめおおおか側の店舗かカミオの1F/BFまでしか足を伸ばさず、オーバースペック状態が改善されることは無かった。
C南地区:ミオカ建設(2005?2010年)

よせばいいのに「せっかく計画したんだから最後までやろう」と強行された駅前再開発事業第三弾である。

C南地区の再開発事業は、2003年末にひっそり閉店して「リストガーデンスクエア」に改名した三越百貨店があったビルの南隣エリアを再開発して、商業や映画館・住宅・自転車駐輪場などを兼ね備えた「mioka(ミオカ)」の建設と周辺道路の拡張整備が行われた。再開発前の周辺道路は狭い割に交通量が多く、横浜市立南高等学校・附属中学校方面から鎌倉街道に出て行く信号の1つ前の交差点ではそこにある酒屋に車が突っ込んでいく姿が年に数回見られていた。再開発によりこの交差点で酒屋に車が突っ込むような事は無くなり、その意味ではC南地区の開発は意義があったといえる。 店員しか居ない…

しかし「街の繁栄」と言う目的が達成できたとは言いがたい。

ミオカのテナントにはフィットネスクラブのコナミスポーツクラブと映画館のTOHOシネマズ、そしてヤマダ電機が主要テナントとして名を連ねた。2010年4月のミオカ開業後、コナミスポーツとTOHOシネマズは近隣にライバル店舗がなかったこともあり顧客獲得に成功し、ゆめおおおかやカミオと比べて駅から若干遠いというハンデを背負いながらも一定の繁盛を見せている。

しかし、ヤマダ電機は悲惨の一言であった。5月の新装開店直後こそそれなりに客が来ていたものの、駅に直結していたヨドバシカメラと比べてアクセスに劣る点などが災いしてあっという間に閑散化。休日の夕刻前という一番客数が多い時間帯でもPC携帯電話販売エリア以外は客より店員の方が多い状況が常態化している。そのPC・携帯販売エリアもヨドバシカメラと異なりレジで会計を行う人の姿がほとんど見られないため、それらの客は実はサクラではないかという噂が実しやかに囁かれている。

そして肝心の上大岡駅利用者数がミオカ開業後伸び悩んでいることもあり、ヤマダ電機の閑散状況は本記事を書いている2013年2月時点でも改善されていない。 売り尽くすまで100年はかかりそう

またこの再開発終了翌年の2011年に長崎屋が閉店し、跡地となったビルにはしまむらなど複数の衣料品店と雑貨店のユザワヤがテナントとして入居した。しかしその時点で衣料品店と雑貨店は京急百貨店の各店舗とリストガーデンスクエア側の店舗で既に飽和状態であったため、長崎屋跡で開店した新規店舗はことごとくヤマダ電気同様に客が来ず、いつ閉店してもおかしくない状況である。右写真は同ビル4Fで「売り尽くしセール」を行っている衣料品店の休日夕方の様子であるが、見ての通り誰も客がおらず商品を売り尽くすどころか客が尽きている様子が伺える。
総括

結局、再開発事業で増えたのは利用者や周辺人口ではなく、ゴーストタウン化した店舗だけであった。
関連事項

大人の事情

無駄


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更新日時:2018年12月26日(水)15:51
取得日時:2019/10/21 13:48


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