三浦市
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? 三浦市 について、古屋よ志江「三崎港でマグロを押して」
? 三浦市 について、吉田こと 神奈川県全図。右下の緑色のあたりが三浦市。

三浦市(みうらし)は、神奈川県の南東の端、三浦半島最南端にある市である。
目次

1 概観

2 人口と産業

2.1 農業

2.2 漁業

2.3 観光業


3 交通

3.1 鉄道

3.2 バス

3.3 道路


4 脚注

概観

右図のように、三浦市は三浦半島の南端部一帯を占めており、東・南・西の三方向を海に囲まれている。かつてはこの三方向それぞれに港(≒「浦」)と集落があったことから「三浦」と呼ばれるようになった。現在は、三方向のうち、南はその大半が三崎漁港(後述)、東と西は海水浴場となっている。
北は
横須賀市とのみ接しており、三浦市と他の地域とを行き来するためには必ず横須賀市を通らなければならない。

なお、三浦市は、法的にこそ「市」としての体裁を保っているが、実質的には横須賀市の統治下にある。いや、むしろ横須賀市の植民地区のうちのひとつであると言うべきだろう。「三浦市」というのは地図の上でだけの名称であり、現地では「三浦地区」または単に「三浦」と呼ばれている(本記事でも以下これに倣う)。

横須賀市は、三浦地区以外の殆どが戦艦によって覆われている(詳細は横須賀市#概要の項を参照してほしい)。このため、横須賀市政府では、まだ“土でできた地面”が多く残っている三浦地区を、有力な食糧補給站[1]として位置付けている。地区の80パーセント以上を野菜畑などの農地とし、主に大根やキャベツなどの野菜類を生産させているほか、三崎漁港を横須賀市で唯一の漁港とし、マグロ漁などを中心とする漁業を営ませている。
人口と産業 三浦地区の野菜畑(2018年9月撮影)。地平線の彼方まで広がっている。

このような位置付けから、約4万人の地区労働力人口のうち、農業・漁業などの第一次産業従事者が約70%(約2万8000人)を占めている。残りの30%は、多いほうから順に、公務員(軍人含む、約12%)、観光業(約8%)、運輸・通信業(約6%)、その他(約4%)となっている。第二次産業従事者が皆無に近いのも大きな特徴である。(但し、これは三浦地区のみを取り上げているからそうなるのであり、三浦地区を含む横須賀市全体の統計では、第二次産業従事者の割合のほうが圧倒的に高くなる。三浦地区以外の横須賀市には軍需工場なども多いほか、農地はほぼ存在しないためである。)
農業

三浦地区は、そのほぼ全体が離水によって生じた海岸段丘から成っている。また、東側の海岸から西側の海岸までの距離は、長いところでも2キロに満たず、従って大きな河川が生じ得ない。このため、地区全体において灌漑が困難である。食糧補給站としては本来ならば水田などを多く作るべきであるが、灌漑のためには海の水を引くしか無く、濾過施設や水路などの建設を考えると気が遠くなりそうである。

このため、自然に降る雨のみで栽培可能な作物として、様々なものが検討された結果、2018年現在では大根キャベツ西瓜などが主に栽培されている。特に大根は「三浦大根」と呼ばれ、東京都の「練馬大根」と並んで健康食品として有名であり、演技について懸命に勉強せねばならない舞台俳優や、太腿や脛のダイエットをする必要がある女性などに特に人気が高い。これらの野菜の生産量は、横須賀市内の需要や備蓄分を補って余りあるため、平時である現在は市外へも多く輸出されている。

なお、三浦地区における病死者の死因で最も多い病気は、脳血栓である[2]。大根を食べていれば、そんなに血栓での死亡者が多いはずは無いのだが、どうやら三浦地区の住民は自らの生産した野菜類を食べることができないらしい。さながら、モノカルチャー経済に毒された発展途上国のようである。
漁業 三浦地区で一般的な低所得者層の住宅(2018年9月撮影)。こんな場所でも固定資産税が掛かっているのだから可哀相だ。

三浦地区以外の横須賀市も、その多くが海に面しているが、港湾として開発可能な場所は殆どが軍港か軍需工場となっている。そのため、三浦地区の南端にある「三崎漁港」(みさきぎょこう)が、横須賀市で唯一の漁港となっている。

三崎漁港は遠洋漁業の拠点であり、かつては捕鯨がその中心であった。1982年にIWC(国際捕鯨機関)によって商業捕鯨モラトリアムが採択され、1988年に日本国政府が公式に捕鯨からの撤退を宣言した後も、三浦地区の漁民は変わらず捕鯨を続けていた(横須賀市政府の情報操作により、この撤退宣言が三浦地区の漁民に伝達されていなかったとする説もある)。1988年以降も暫くは、日本国内で食用の鯨肉を入手することはなお可能であったが、この大半は三崎漁港で水揚げされたものである[3]

しかし、1990年頃からグリーンピースなどのテロリスト集団により、捕鯨の妨害を目的とした漁船の爆破や漁民の殺害が相次ぐようになった。漁協は市政府にこの窮状を訴えたが、武器はある程度供与されたものの護衛艦や兵員の供与は受けられず、基本的には自衛するよう求められた。こうなると、さすがに漁民たちは自らの生命を危険に晒すのが馬鹿馬鹿しくなり、1995年頃には捕鯨を止めて、代わりにマグロ漁を行うようになった。捕鯨を止めるとグリーンピースらも三浦地区への干渉は行わなくなり、マグロ漁は順調に発展してゆくこととなった。 城ヶ島。2007年にはアニメ『らき☆すた』のエンディングムービーの撮影に用いられた。また 城ヶ島→城ガ島→シロガトウ→白ガトーと呼ばれ 機動戦士ガンダム0083のアナベル・ガトーの出身地としても有名で巡礼者が多いことでも知られる。
観光業

順調に発展していくと思われたマグロ漁だが、京浜急行の三崎口?油壺間の事業廃止により漁獲量に先行きに陰りが見えてきたため、近年は観光業にも力を入れている。著名な観光地としては毎年数多くの日本人が訪れる海外が挙げられる。海外を旅行する人の数は官公庁でも統計が取られており ⇒[4]、毎年1500万人以上もの人々がこのひなびた港を目指して遠路はるばるとやってくる。また、かつては夏季の海水浴も観光の中心であり、地区の西側と東側の海岸沿いには、海水浴客を目当てとした民宿や旅館などが多く立地している。また、地区の南端には城ヶ島(じょうがしま)という島があり、古くは北原白秋の『城ヶ島の雨』で詠われたことで全国的に有名である[4]ほか、近年では自然そのままの岩場を生かし、特撮などのロケ地としてもしばしば用いられている。このため、一年を通じて、様々な年代の人々が巡礼に訪れている[5] 海岸沿いの民宿。左記のアニメ『らき☆すた』の第6話「夏の定番」で用いられた。

三浦地区を代表する土産物は、「とろまん」である。これは、1つの饅頭に、三浦地区の主要産品である「キャベツ」と「マグロ」が入っている(販売店により、キャベツ以外の野菜が用いられている場合もある)というもので、マグロ肉を意味する「とろ」と、饅頭の「まん」から命名された[6]。「とろまん」という名称から、何か別のものを想像する読者もおられるかもしれないが、そのような卑猥なものとは一切無関係である。

ちなみに、ウィキペディアの「三浦市」の項では、何故か「とろまん」については一切触れられていない。ウィキペディアンはしばしば“頭の固い人々”と揶揄されるが、どうせ彼らは「とろまん」という名称を聞いて、頭ではなくどこか別のところが固くなっているのだろう。そのような方向にしか発想が向かわないとは、三浦地区の住民に対して失礼な話である。彼らは、本当に百科事典を作ろうという気があるのだろうか?
交通
鉄道 三崎口駅から30メートル[7]ほどの所にある、延伸工事の現場(2018年9月撮影)。着々と工事が進んでおり、完成がそう遠くないことを窺わせる。

三浦地区だけでなく横須賀市全体について言えることであるが、全ての公共交通機関は京浜急行電鉄と京浜急行バスによって独占的に支配されており、他社の介入を全く許していない。

三浦地区内には、鉄道は京急久里浜線の三浦海岸駅と三崎口駅の2駅があり、このうち三崎口駅は京急久里浜線の終点である。京急は「快特」「特急」などの列車種別が非常に多いことで知られ、停車駅のパターンも複雑怪奇であるが、この2駅には全ての種別が停車する。運行頻度は日中でも10分に1本程度と、かなり頻繁である。とても三浦海岸?三崎口間や京急久里浜?YRP野比間が未だに単線である(2018年現在)とは思えない、ある意味“京急らしい”アグレッシブなダイヤであると言えよう。

三崎口駅から約2キロほど南西には、新鮮な魚介類を味わうことができる魚介類専門レストラン「京急油壺マリンパーク」があるが、この施設へのアクセス向上を目的として、現在、三崎口駅から油壺駅(仮称)への延伸工事が進められている。この工事は1968年から行われているが、ルート上にある「小網代湾(こあじろわん)海底トンネル」(約600m)の工事が難航しており、完成は2038年頃となる見込みである。
バス

地区内の路線バス網は、上記の2駅と、地区南部にある「三崎東岡」(みさきひがしおか)停留所の、計3箇所を中心に、地区内各地へと延びている。但し、路線網は地区内の全域をほぼ網羅しているものの、各系統の運行本数はまちまちである。おそらく最主要路線であると思われる「三崎口駅?三崎東岡」間こそ、鉄道と同様の運行頻度を保っているが、少ないところでは1日に5本以下という所さえある。

地区外から三浦地区内に来る場合、目的地とタイミングによっては三崎東岡停留所などでのバス乗り継ぎが発生したり、あるいは当日中に到達できないことさえある。更に、そのような僻地交通困難地域であれば、例えばあるバスが遅れた場合、乗り継ぎ先となる別のバスは接続待ちをするものだが、京浜急行バスでは、接続待ちをするかどうかは乗務員の判断に委ねられているため、必ずしも待って貰えない場合がある。横須賀市内を訪れる際には、充分に時間に余裕を持っておいてほしい。

また、一社による独占状態であるため、運賃もほぼ独占的かつ恣意的に決定されている。鉄道は 8053 空港線が儲かっているからか特に高くはないが、バスは僅かな距離でも300円以上、区間によっては三浦地区内から全く出なくても600円以上に設定されている。
道路

国道134号が三浦海岸駅と三崎口駅の2駅の至近を通過して、西岸から東岸へと至っている。また、途中の「引橋」(ひきはし)交差点から県道26号線が分岐して三浦地区を南北に縦断し、地区南端の三崎漁港までを結んでいる。

これらとは別に、三浦地区で唯一の有料道路である「城ヶ島大橋」が、本土(?)と城ヶ島とを結んでいる。しかし、この橋は何故か営業時間が8時から19時まで(冬季は18時まで)である。一般的な有料道路は、工事などの特別な理由が無い限り24時間営業しているが、城ヶ島大橋では営業時間外は料金所に誰もいなくなってしまい、しかも特に封鎖などはされないため、実質的に無料で通行できる状態になってしまうのだ。このため、誰もいない時間帯を見計らって通行する者が後を絶たず、料金収入は慢性的に低迷しているという(尤も、交通量の少ない夜間に、人間を置いておくコストを考えれば、案外これでも良いのかもしれない)。

なお、横浜横須賀道路の衣笠インターチェンジでは、「三浦縦貫道路」という有料道路に接続しているが、この道路は三浦地区を全く掠(かす)ってすらいない。即ち、三浦縦貫道路では、三浦地区に行くことはできないのだ。三浦地区方面への延伸の計画なども全く無く、何故このような名称になっているのか理解に苦しむが、ともかく読者はこのことをよく肝に銘じておいてほしい。



脚注 「通り矢」バス停(2017年頃撮影)。後ろは廃墟である。人がまだ住んでいても「廃墟」というのかどうか知らないが、しかし見紛うことなき廃墟である。^ 普通なら「食糧補給基地」などと呼ぶところであるが、横須賀市民にとって「基地」とは「基地」そのものであるため、それ以外のものについて「基地」という語を用いることは、たとえそれが単なる比喩であっても許容されていない。
^ 『2016年度 横須賀市民死亡統計』(横須賀市民病院所蔵資料)より。
^ いわゆる「調査捕鯨」で捕獲される鯨は僅かであり、研究資料用と、船員や関係者などの食糧に充ててしまうと、殆ど残らない。横須賀市政府は、日本の他地域に対する物流上の優位を維持するために、三崎漁港の捕鯨と、鯨肉の出荷を続けていたと言われている。
^ この『城ヶ島の雨』には「舟はゆくゆく 通り矢のはなを」という一節があり、三崎口駅からは1時間に1?2本程度「通り矢」行きのバスが出ている。が、このバスに乗り、「通り矢」を訪れた巡礼者は、おしなべて愕然とする。そこには廃墟となった集合住宅が、まるで忘れ去られたかのような陰惨さをもって佇んでいるからである。
「通り矢」には、かつて詠われたような風情など微塵も無く、ただ絶望だけがあるのだ。
^ なお、ウィキペディアの「三浦市」の記事では、「東京近郊で、古い町並みが残っていることから、映画やドラマなどの「ロケ地のコンビニ」と呼ばれている。」との記述があり、この記述が他の様々なウェブサイトでも引用されているが、これは2007年5月に1人のウィキペディアンによって捏造されたものである(参考:[1])。
そもそも、三浦地区においてロケなどに用いられるのは「城ヶ島」「海水浴場」「漁港・漁村」「魚市場」「野菜畑・農村」のいずれかであり、テレビ映えするような“古い町並み”といったものはほぼ存在しないと言って良い(上記のとおり廃墟はある)。
このウィキペディアンは、その後、別の罪状により永遠に口を塞がれてしまったが、何故かこの記述は除去されずに2018年10月現在もまだ残存している。おそらく今後とも除去されないであろう。
^ 参考: ⇒[2][3]など。
^ 「300メートル」の誤りではない。参拾メートルである。


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