- 61 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 15:47:08 ID:Du47+t8d]
- いつも無駄に元気な同級生の女。背が低くて童顔で、
スカートからパンツが見えるのを平気で階段を駆け上ったり 廊下を全力疾走で駆け抜けたりしてるさまは女だという自覚がまるでないと言わざるをえない。 俺は普段からよくからかいを込めてコイツを「ちびっ子」と呼んでいる。 「よう、ちびっ子」「ちびっ子ってゆーな!!」 と打てば響くようにツッコミが返ってくるのが面白い。 それが、今日は反応がおかしい。あたりを気にしてキョロキョロとしているのもヘンだし、 スカートの裾を押さえながら落ち着かないようにもじもじしてる姿はまるで女の子みたいだ。 ……いや女の子なんだけどな。 「よう、ちびっ子」「ひやぁぁぁあぁっ!」 後ろから声をかけるとコイツは飛び上がらんばかりに驚くと、壁に背をつけるように俺から遠のいた。 「なんだよちびっ子?」 「……」 ちびっ子と呼んでも普段の反応がない。 真ん丸いでっかい目には涙がうっすらと浮かんでいるし、頬も耳も赤くなってるみたいだ。 「お前熱でもあんのか?」 と手を伸ばそうとするとビク、っと判るくらいのおびえを見せる。 「あ……」 手を伸ばそうとした俺の背中に衝撃。 視界一杯にちびっ子の顔。そしてそのまま俺は壁に押し付けられるように倒れると、布の中にいる。 なんか肌色。目の前一杯に肌色。ふともも?暖かい。そしてその真ん中には――――― 続かない
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