- 8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/09/18(土) 00:33:20 ]
- ◆ ゴーマニズム宣言スペシャル「天皇論」追撃篇 「SAPIO」2010年9/29号
「『男系固執』は明治以降の男尊女卑感情」 小林よしのり ・そもそも古来日本には皇位継承に関する成文法は存在しなかった。 シナから輸入した男系主義をベースにしながらもさほど確たるルールもなく柔軟に 皇位継承が行われてきたのが実情で、(明治以前に)男系に限るという法は作られたことはなかった。 ・旧皇室典範の制定に至るまで、女系天皇を認めるか否かで紆余曲折を繰り返し 半ば強引に男系男子に限り規定に決定された経緯がある。 憲法試案に「女帝容認」の規定を盛り込んだのは政府側が先。 民間私擬憲法でも女帝即位を認めたものは男系限定よりもはるかに上回る。 ・過去の日本の女帝は在位中配偶者はいなかったが、今日女帝を認めた場合 一生涯独身を強いるには天理人情に反する。 女帝の結婚を認めれば、女帝配偶者「皇婿(こうせい)」の立場が問題となる。 ・男系限定の根拠は「男尊女卑」の感情論だった。 しかし平成の現在「草食男子」が話題になるばかりか、不敬にも皇太子殿下が雅子妃に動かされ 「小和田王朝」ができるなどと妄言を本気で叫ぶ者までいる。 ・もし女帝が誕生した場合の民間人から入る「皇婿」のイメージは黒田清子さまの夫の 温厚な人柄を見ればよい。 最近では温厚で女性に優しい男性は圧倒的に多い。
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