- 409 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2008/03/07(金) 11:28:24 ID:qtLLWm8y]
- 物語としての殺し屋は、神が振る無数のサイコロの隠喩だろう
コインは死か生存の出目しかない、これは逃れられない死を象徴しているだけで 日々生きている我々の日常にもありふれて存在するが、死を選択する確立は 毎日分岐しそのどちらかを選ぶ際のそのどこかに待ち受けている 聖書だって、過去に起こった事実を書きとめたってより、経験上の可能性を 物語の形として暗示したような物だろう これも、そんな風な映画なんじゃね? それを映像化するコーエンの頭の中の物語であって、リアリティとかギミックの 正当性とかって、リンチ映画の変な演出と同じで無条件で受け入れるんじゃなきゃ それを否定的な方向で考えるだけ無駄だと思うが つってまだ見てはいないのだが
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