- 61 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2010/07/12(月) 09:38:51 ID:FuArfirG]
- >>60
思わぬスレを見つけた勢いで過去レス一切読まずにポストしてしまい、申し訳ない。 要するに、自分のもやもや感は>>54と一緒だと認識した。また、従って、>>60だけでなく、>>55, >>56 も自分の疑問に対する回答として受け取った。感謝する。 しかし、依然として自分の感想は、希望の証としてはあの一家は大きすぎるような気がする。 あの一家登場までに提示された世界観は、集団カニバリズムに陥るか、さもなければ遅かれ早かれ離散と死滅というものなので、突然の完璧なホームドラマ一家の登場は如何にも都合が良すぎる。この映画は童話だったのか?と言いたくなる。 誰かに出会うとしても、あの一家の生き残りの子供だけ、とか犬だけだったらまだ納得がいくと思うが。 エンドロールの、BGM無しの部分の、何やら 平和な住宅地での週末の様なノイズ* などを合わせて深読みすると、 *(芝刈り機のエンジン音、犬と遊ぶ子供達、何かを頼むママと明日行くと応えるパパの声、etc。 シャカシャカ言ってたのは芝生の散水機?) この映画全体が、実は作者が土曜日の朝に見た物悲しい夢でした、という学生映画並みの作品の様な気がしてきた。 ちなみに、自分は原作については何も知識無し。映画は映画そのものから見える物がすべてだと思っている。
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