- 161 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2010/05/11(火) 22:55:43 ID:kFkDuBjb]
- むしろ周平ファンにとっては「憎めない」映画だと思うけどな。
過去の藤沢原作映像化作品と比べて原作への忠実度は高い。 (悪く言えば「ただなぞっただけ」と言えるが) 見ている最中は退屈で、見終わった感想は「どうしようもない凡作」だが、 でも、なんか憎めない。そんな映画。 クライマックスの殺陣は、敵が4人に増えてたが 木立の中に入って敵の刃数を減らし人数の不利を補う、 片手で刀を長く握ってリーチと打撃力の不足を補う、 (現実にやれば威力を補う以前に自分の腕が上がらなくなるだろうが、そこは“映画”。) 刀の峰に手を添える事で鍔迫り合いで男の腕力に押し負けないようにする、かつ、そのまま刀身を滑らせて敵を突く など、非力な女性が戦う上での工夫が凝らされた、良い殺陣だった。 現実には殺陣を演じたのは北川景子本人ではない吹き替え役者なのかもしれないが (女性ですらないかも知れない) それでも、とにかく、よかった。
|
|