- 653 名前:名無しさん@八周年 mailto:sage [2008/04/19(土) 04:05:11 ID:rvo1Fwnt0]
- >>529
卍 仏の胸や手足などに表される徳の象徴。万字とも書く。 右万字(■)と左万字(卍)があるが、現今の日本では左万字が多く用いられている。 インドの彫刻の古いものには■が多く、むしろ■のほうが正しいというべきかもしれないが、 中国や日本ではその区別はない。サンスクリット語でスバスティカ svastika またはシュリーバッツア srivatsaといい、吉祥喜旋(きちじようきせん)、吉祥海雲とも訳す。 インドの神ビシュヌの胸にある旋毛が起源というが、実際はもっと古く、 偉大な人物の特徴を示すものらしく、瑞兆(ずいちょう)とも、 吉祥を示す徳の集まりを意味するようになった。 日本では仏教や寺院を示す記号・紋章、あるいは標識として一般に用いられている。 なお、■は十字架の一種として世界各地で古代から用いられたが、 起源に関しては異説が多い。〈石上善應〉 (C)小学館 《註》 (■)は変換表示されないが、所謂ナチのカギ十字。
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