- 130 名前:水先案名無い人 mailto:sage [2005/09/14(水) 21:11:10 ID:F4HYvwcn0]
- 「もう私なんだかよく分からなくなっちゃった・・・。」
「んー何?いつになくブルーじゃん」 「・・・」 「・・・もしかしてアイツのこと?」 「・・・うん。」 「まーアンタ不器用だからねー」 「アイツったら非道いのよ!私のことをことあるごとに土曜ちゃんやSunday姉さんと比べてくるのよ!週休二日は仕方ないッつーの!!」 (だ・・・だいぶ酔ってるわね・・・) 「それだけじゃないの!最近ではフライちゃんとも親密になってるし・・・もう・・・もう・・・・・・アイツなんか・・・」 「アイツ・・なんか?」 「・・だい嫌い・・・なんだから・・・」 ・・・・・ 「・・・今度の19日」 「えっ?」 「今度の19日アイツと何処か羽伸ばして来な。」 「そんなことしたら、アンタが嫌われちゃうよ!」 「いいからいいからアンタにはいつも貧乏くじ引かせてるみたいだから、せめてものお礼だよ。」 「でっでもそんなことしたら土子ちゃんにも影響があるんじゃない?」 「まあそんな例もあるけど大丈夫あの子も何とかしとくから」 「でもアイツもきっと嫌がるって」 「はいはいそれじゃあねーわたしは帰るわ。」 「ちょっ!・・・」 「バイバ〜イ」 「・・・・・・ありがとう」 単純に火代子の気持ちは嬉しかった。 だけどそれよりもすでに緊張で私はいっぱいだった。自分の気持ちに素直になれるかな?アイツは私の誘いに乗ってくれるかな?私は自分で赤面してると分かった。 火代子の残したかなりな額の伝票にはなかなか気づかずに呆然としていた。 かくして休日とならん
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