- 95 名前:名無しさん@1周年 [2019/03/17(日) 02:13:59.53 ID:usfElbi/0.net]
- 日本の失業率は3%を切っている。
しかし、それは臨時雇いやパートなどの不安定で低収入な就職口、 つまり非正規雇用者ばかりが増えているだけであり、 正規雇用者は減少している。 この流れは、日本に限らず米国や他国でも同様だ。 しかし、日本がほかの国々と違うのは、 とくに戦後から「正規雇用」「終身雇用制度」が定着し重視されてきたため、 正社員にならなければ「失敗した」とみなされてしまう点だ、 と東京工業大学准教授の西田亮介は説明する。 そのため、男性が一家の大黒柱とみなされる日本社会では、 この非正規雇用者の増加が、未婚率の増加、 そして出生率の低下につながる。 正社員ではない低収入の男性は、“望ましい”結婚相手にはなれないのだ。 テンプル大学ジャパンキャンパスのジェフ・キングストン教授によれば、 日本人の約40%が非正規雇用だ。 そして、30代前半の非正規雇用者のうち既婚者は約30%にとどまるが、 正規雇用者の場合は56%にのぼる。 女性が非正規雇用の場合は、正社員と異なり産休や育休制度がないため、 産後に仕事を見つけるのが難しくなる。 そうなると、やはり男性が正社員となり安定した収入を得なければ、 結婚して子供をつくるのは難しい。 https://courrier.jp/news/archives/98140/
|
|