- 30 名前:名無電力14001 [2009/10/22(木) 20:36:07 ]
- パナソニック、“燃料電池は2015年以降に本格普及。コストを半分に”
kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20091022_323609.html 燃料電池関連のイベント「FC EXPOセミナー」が福岡県・小倉市で開催されている。 セミナーには今年5月、初めて家庭向け燃料電池を発売したパナソニック 燃料電池事業化 プロジェクトの清水俊克氏が登壇した。 家庭用の燃料電池は都市ガスを燃料として、電気を発生させる装置。CO2も排出しないため、 太陽電池と並び、クリーンエネルギーの中心を担う製品と期待されている。また、自宅の装置で 発電するため、効率もよい。「火力発電所だと100発電したうち、送電ロスなどで37しか残らない。 発電時の熱も利用できる。雨の日でも必要なエネルギーを供給できる安定したインフラ」(清水氏)。 パナソニックは1999年に開発を開始し、政府のバックアップを受けながら実証実験を繰り返し、 今年5月に初めて一般家庭向けの燃料電池を発売した。 「パナソニックのビジョンである“環境立社”を目指すために重要な事業。今後の成長の柱」 (清水氏)と位置づける燃料電池事業だが、一般への普及は2015年以降だという。現在の状況に ついては、「性能、品質、耐久性は商用化の段階に至ったが、普及にはさらなるコストダウンが 必要」(清水氏)と分析する。 現在、販売されている燃料電池の価格は約120万円(工事費別)。補助金を利用してもまだ高額な 印象は否めない。2015年にはその半額程度を目指す。コストダウンのカギは、「一企業だけでは 難しい。産学の連携、国との連携、業界内での部品共通化などの連携、こうした連携に加え、 独自技術を加えていくことが必要だろう」(清水氏)としている。
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