- 293 名前:名無電力14001 [2009/11/22(日) 05:04:32 ]
- 増加する二酸化炭素排出量 大半は中国から
www.epochtimes.jp/jp/2009/11/html/d49631.html 2000年以降の二酸化炭素排出量増加は、主に中国経済の発展から来るものであることが、 最近の研究で明らかになった。二酸化炭素の排出量増加は地球の二酸化炭素吸収能力を 徐々に低下させており、我々は危険な道を進んでいると科学者は警告している。 米エネルギー省オーク・リッジ国立研究所と英イースト・アングリア大学の専門家が合同で 「Nature Geoscience」誌に発表した研究報告によると、昨年比の二酸化炭素排出量は、 世界経済の後退にもかかわらず、低下することがなく、逆に2パーセント増加している。 その大部分は中国から排出されているという。 石炭による深刻な汚染 二酸化炭素は主に石炭、石油、天然ガスなどの燃焼、そしてコンクリート生産により発生する。 2007年から2008年にかけて、世界の二酸化炭素排出量は6・71億トン増加しており、このうち 4分の3は中国が排出。現在、中国では急速なペースで火力発電所が増設されており、大気汚染は 免れない。2001年以来、中国の二酸化炭素排出量は倍増している。 石炭の使用は増加し、すでに石油にとって代わる主要燃料となった。世界の石炭使用増加量の 90パーセントは中国からのものであると、研究報告の主執筆者ルケレ教授は指摘している。 生産輸出国に排出量増加の責任があるのか 中国やインドなど途上国の二酸化炭素排出量増加は、明らかにその国の経済発展と連携している。 しかし、先進国が途上国から商品を購入するのも原因の一つだと、ルケレ教授は指摘する。 輸出商品の生産加工が生み出す二酸化炭素は、途上国、特に新興市場国の二酸化炭素排出量が 多くの割合を占めており、先進国には途上国の排出量減少を助ける責任があるという。
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