- 266 名前:名無電力14001 [2009/11/18(水) 18:45:59 ]
- 温室ガス削減交渉“壊し屋”に大国の自覚? インド、牽引役狙う
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000053-san-int 来月上旬にコペンハーゲンで開催される国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議 (COP15)に向け、多国間交渉の“壊し屋”といわれるインドが、交渉の“牽引役”として存在感を 発揮しようとしている。温室効果ガスの排出量削減を義務づけられることに強く抵抗してきたこれまでの 姿勢に変化がみられ、国際社会における“真の大国”としての地位の確保に本腰を入れ始めたようだ。 ■目立つ積極関与 インドの2008年の温室効果ガス排出量は中国、米国、ロシアに次ぎ4番目で、中国の5分の1だ。 インドはこれまで中国と同様、一貫して「地球温暖化の原因は先進国にあり、排出削減義務は 先進国のみが負うべきだ」としてきた。引き続き経済成長が不可欠で、排出量削減義務を負えば 経済成長の足かせになると懸念しているからにほかならない。途上国の排出量を抑えるためには、 先進国からの技術移転や資金援助が必要だとも主張する。 だが、その姿勢に変化が出始めた。08年6月、政府は気候変動に関する行動計画を策定し、 「インドの排出量が先進国を上回ることはない」と宣言した。これは排出量削減をめぐる論議 そのものを遠ざけてきた姿勢を返上したものだ。今年のイタリア・ラクイラでの主要経済国フォーラム (MEF)では、産業革命以来の気温上昇を2度以内に抑えることを盛り込んだ首脳宣言に署名した。 排出量削減へ国内法を整備する準備も進めており、積極的に関与する動きが目立つ。
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