- 565 名前:名無電力14001 [2009/07/30(木) 15:19:45 ]
- 漏えい燃料の位置ほぼ特定
調整運転中の東京電力柏崎刈羽原発7号機の核燃料が損傷し、施設内に放射性物質が漏れた問題で、東電は29日、 漏えいを起こした核燃料の位置をほぼ特定した。 この核燃料の周りに制御棒を入れて囲み、放射性物質の漏れを止める作業も行った。 東電は今後の対応方針も含めた報告書を作成し、30日にも国などに提出する考えだ。 東電によると、7号機には円筒状の原子炉圧力容器内に、棒状の核燃料(燃料棒)を束ねた燃料集合体872体が入っている。 漏えいがあったとみられる燃料棒を含む燃料集合体は容器の外周に近い部分で見つかった。 中越沖地震後、872体のうち20体を目視で点検したが、この燃料集合体は対象に含まれていなかった。 東電は燃料を交換せず、制御棒で核分裂を抑えた状態で国の最終検査を受ける方針。 7号機では、23日に外部排出前の排ガスの放射線量を監視する「高感度オフガスモニター」の値が上昇し始め、24日に通常の約440倍を記録。 東電は原子炉の出力を約60%に下げ、核分裂を抑える制御棒を抜き差ししながら、漏えい個所の特定を進めていた。 新潟日報2009年7月30日
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