- 12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2006/05/21(日) 00:43:04 ID:5xFWVBL+0]
- 2005.07.06
なんか久しぶりに長いブログになってしまいました。ありがとね、fafafa君。君のやさしい気持ちが伝わったよ。 俺も、君のことよく知らずにいろいろ書いてごめんね。俺が、なんで例えば吉野先生を批判しないか。 これは俺がまさに「自由主義者」であるからだよ。多様な意見や価値観を認めるのが俺の信念だ。 確か、かつてイギリスの保守主義者エドモンドバークが言ってたよ。「君の意見にはまったく反対だが、君のその批判の 権利は私は命を賭けても守る」って。そう、俺は「悪」の存在も認めているんだ。 更に言えば、騙す人間よりも、騙される人間に批判的でありさえする。なぜなら、騙すには「頭の良さ」や 「心の強さ」というものが要る。でも、騙される方には、「頭の弱さ」「心の弱さ」が見え隠れするからなんだよ。 もちろん、騙すヤツは悪い。しかし、騙される人間の方にも問題があるんだ。善は悪があってこそ存在できるんだよ。 二つは対概念。一方が消えれば、もう一方も消えるんだ。吉野さんみたいな雑談の多い先生がいるからこそ、そうでない先生の 存在価値もある。また、生徒も色々なタイプの人がいることを知って、人間の多様さを知る。俺が吉野さんのことを怖いとか そういう問題ではないんだ。俺は力に屈服するような人間ではないよ。俺は信念のためなら、いつでも命を捨てることができる人間。 暴力によって自分の正義を捨てることは男子一生の恥だよ。自分の信念は死んでも貫くよ。そういう人間。 世の中本当に色々な人がいるよ。みんなそれぞれかけがえのない個性。誰一人として誰にも似ていない。遺伝子が違う、環境が違う、運命が違う。 もし、自分が気に入らない人間がいたら、静かにその場を立ち去ることだよ。静かに。騙すヤツがいるからこそ、騙された人間は何かを学ぶ。 それは自分の心の隙かもしれないし、自分の人を見る目のなさかもしれない。でも、人は何かをそこから学ぶし、またそれがその人なりの乗り越えるべき 「課題」なんだと思う。人間の多様さを本当に受け入れることができるか。一人の人間の中の複雑さを悟れるか。この世の不完全さに耐え、それでもなお希望を見出せるか。 この世に悪魔のような100%悪なんて人間はいない。100%の善人がいないように。一人一人は、内に「神」と「悪魔」を抱えている。
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