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コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage3



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/03(土) 22:01:23 ID:paYtfAjQ]
※コードギアスのエロパロスレです
◆エロパロスレなので対象年齢以下の方は速やかにスレを閉じてください。
◆荒し、煽りは徹底的に放置。スルーできない人も同じ。
◆雑誌等のネタバレはネタバレスレ。特定のキャラの話はキャラネタ板で。
◆アニメのアップロード、YouTube、Winnyなどの話題をするレスは自粛。
◆次スレは>>950辺りで立ててください。又はスレ容量が500KB近くになったら。

■公式サイト
www.geass.jp/
■コードギアス WIKI(まとめサイト)
mania.sakura.ne.jp/geass/index.php?TopPage
■エロパロ保管庫
ttp://eroparogeass.web.fc2.com/index.html
ttp://www.wikihouse.com/geasseroparo/index.php? (気付いた人更新して下さい)

152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 00:56:01 ID:OiqIM/3u]
「ああ……っ!!」
 薄手の毛布を被った男の頭を、ヴィレッタは押さえた。
 だがその薄桃色の乳首の先端は、男の口に含まれ、ねぶられて、いまやツンと硬くなって天を指している。
 大きな声を出しちゃ、いけない。
 そう思うヴィレッタであったが、とろけるような快楽の前には、至福の囀りを口走らずにはいられない。
 仰向けに寝そべっても形の崩れない大きな胸は弾力に富み、やや固めである。
 その乳房が、揉みしだかれる。
 染み一つない褐色の肌には既にうっすらと汗が滲み、甘く気怠い女の香りを部屋に放っている。
 ルージュを引いた唇が割れ、そこから白い歯が覗く。
 悦楽に堪えかねて躍り出た舌が、ちろちろと蠢く。
「カナメさん……もう……私、我慢できない……」
 だが、扇は普段の優男ぶりとは対照的に、ベッドの中ではねちっこい男だった。
「あっ! ……あ゛っ!」
 ヴィレッタが叫んだ。必死に搾り出す声は既に濁り、艶めいて激しい。
 日本人の肌であればキスを刻まれると赤褐色の痕になるが、チョコレート色の肌は強く吸われると、黒っぽい痕になる。
 身悶えする毎に弾む乳房にいくつものキスマークを残すと、次第に扇はその頭を下らせて行く。
 ふっくらとした胸が、ほっそりとたおやかに臍へと続く線が、そして腰が、次々と露になる。
「そこは……だめ……」
 身をよじって抗議するが、扇が聞き入れようはずもない。
 どうしたものか、ヴィレッタのそこは毛が全部剃り落としてある。
 ボリュームのある肢体からは想像できぬほど幼いその風情に、背徳的な衝撃すら受け、扇の興奮はいやがうえにも増す。
「おかしくなっちゃう……おかしくなっちゃうよぉ!」
 肉の芽を舌で転がす度に、ヴィレッタはその身を痙攣させる。
 既に花弁はぽってり充血して開き、百合のような芳香を放つ透明な雫を滴らせている。
 扇の舌の動きが早くなる。
 淡紅色の肉の核はいよいよぷっくりと硬さを増し、それを隠していた肉の襞は後退する。
 露になった緋肉の真珠を、扇は容赦なく責めたてる。
 ヴィレッタは狂おしさから逃れようともがく。
 しかし、彼女の腿には彼の腕がしっかり絡みつき、容易には振り解けない。
 ぴちゃ。
 くちゅ。
 ぷちゅっ。
 卑猥な音が室内に鳴り響き、ヴィレッタの意識は羞恥のあまり真っ白に消し飛ぶ。
「ああああああああっ、あ――……」
 切ない悲鳴を残して、ヴィレッタの四肢は、陸に揚げられた魚のように数度痙攣し、崩れ落ちた。
 ひくひく震える腹筋だけが、絶頂の余韻と、それでも手を休めない扇の更なる責めに悶え、悦んでいる。
「もうだめ、もうだめです、カナメさん許して……死んじゃう……」
 その哀願も、ぬるん、と鞘に納まってきた男の喜悦の前に、脆くも崩れ去る。
 ヴィレッタの全身ががくがく震える。

153 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 00:56:50 ID:OiqIM/3u]
 痙攣を通り越して、その動きは最早半狂乱である。
 汗滴る頬に、艶かしくほつれ髪が貼り付いている。
 眉間に皺が刻まれ、眦には涙の粒が光っている。
 もはや快楽か苦痛かの判別も付かぬ法悦境の海に溺れ、食いしばった歯の隙間から、吐息と、獣のような呻きが洩れる。
 その頭をかき抱くと、びっしり汗を浮かべた褐色の肌が、扇の肌に吸いつく。
 今にも湯気を上げそうなその女体の熱さに、彼もすぐにもらい汗を浮かべる。
 腰を振りはじめれば、ヴィレッタはそのしなやかに伸びる四肢を、扇の体に巻きつけてくる。
 擦りつけられるうなじと、纏わりつく髪がこそばゆい。
 その髪に漂う異国の香りを胸に吸い込むと、扇は
――俺、何で戦争やっているんだろう。
 今更のように胸に湧き上がる疑念を抑えきれない。
 それも、ぎゅっぎゅっと締めつけてくるヴィレッタの感触に、霧散する。
 ギシ、ギシ、ギシ、と軋む安物のベッドのスプリング。
 ガタガタ呻いて不満を洩らす床板。
 ぐちゅ、ぐちゅと規則正しいリズムを刻みながら溶け合う二人の音。
 裏声ですすり泣くヴィレッタ。
 そして二つの荒い呼吸音。
 ざらり、とした感触の複雑な感触。
 だが、しとどに濡れそぼつそこは、容易にぬるりと扇を受け入れる。
 不思議な感覚に扇もまた悶え、奮い立つ。
 ヴィレッタの歯が、扇の鎖骨を噛んだ。
 眦に溜まっていた雫が、つつっと流れるのが見えた。
 同時に彼女の体が扇に巻きついたまま弛緩と緊張を繰り返し、彼女が再び達したことを告げた。
 びくびく痙攣するその体はもはや休まることを知らず、狂気への急坂を転げ落ちつつあるようにも見える。
 痛いとすら言ってよいほどの締め付けに、扇もまた我慢できなくなった。
「ふうっ、ふぅ……っ!」
 彼自身もその肉体を強張らせると、大量の精を彼女の中に放つ。
 どろり、と中で混ざり合わさった液体が溢れ出す感触。
 ヴィレッタの瞳はとろんと濁り、焦点が合わぬままに彷徨っている。
 滴る汗も拭わず、びっしょりに濡れたシーツと毛布の中、二人は繋がったまま動かない。

「冷えるぞ……」
 扇がバスルームから取ってきたバスタオルを敷き詰め、何とか濡れたシーツと毛布を拭う。
 その合間にヴィレッタの身を気遣ってか、余ったタオルで彼は彼女の体を拭く。
 部屋を暖かくするのは簡単だが、空気が乾燥してしまって、起きた時喉が痛くなる。
 毎回同じ失敗を繰り返すのは、もはやご愛嬌である。
 二人裸のまま再び一緒に収まったベッドの中で、ヴィレッタがおずおずと扇に問うた。

154 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 00:58:29 ID:OiqIM/3u]
「……カナメさん。あなた……もしかして、黒の騎士団……」
 瞬間、ヴィレッタは彼が強張るのを感じた。
 扇は反射的に拳銃を探したが、それは鍵のかかった机の中にしまってある。
「……思い出したのか?」
「……はい」
「いつから?」
「……昨日、くらいからです。言おう、言おうと……」
 ヴィレッタは彼にしがみつこうとした。
 だが、扇はやんわりと、しかし断固として彼女にそうはさせまいと距離を置いた。
 すがるべきを喪った彼女は、寂しげに俯く。
 その表情に、扇の心はすぐに揺れ動く。
「私の名前はヴィレッタ。コーネリア総督麾下の機械化騎兵大隊所属の騎士で、純血派と呼ばれるブリタニア軍人至上主義思想の賛同者だった……」
 ぽつり、ぽつりと搾り出すように彼女は独白を洩らす。
「純血派は例のスザク処刑騒動で起こした失態により、求心力を失った。私の直属の上司は、その事件以来失態を繰り返し、とうとうナリタで大怪我を負って衛生班に収容された……」
「…………」
 ヴィレッタはベッドから立ち上がると、生まれたままの姿を扇に晒した。
 薄暗がりだけが、彼女の衣装だった。
 腰まで伸びた長い髪だけが、僅かな明かりを逆光のオーラに纏わりつかせている。
「カナメさん。見ての通り、私はブリタニア人と言っても生粋の血筋ではありません。むしろモレーナ(インディオと白人の混血)に近い家柄です」
 琥珀色に輝く瞳は、幸薄そうな女の今の姿を、淡々と語っている。
 不幸の似合う女だった。
 そんな女を、放っておける扇ではない。
「私は、底辺に置かれるのが厭だった。登りつめて、とにかく見下されたくないという思いだけで必死だった。そして――」
 ゼロの正体を突き止めた、か。
 扇もベッドから起き上がった。
 思わず、ヴィレッタの肩を掴む。
「カナメさん。知りたい、ですか?」
「……そりゃ……」
 扇は口篭った。
 本音を吐露するのはたやすい。
 だが、彼女に試されているような気がして――躊躇われる。
「……この情報をコーネリア殿下に届ければ、私は爵位も何も思うがままでしょう。カナメさんだって、知ることでどんな優位を得るか……」
 でも。
 琥珀色の瞳が、潤んだ。
「……ゼロは、正義の味方、なんですよね?」
「……そうだ」
「だったら……」
 眦から、光がこぼれ、流れる。

155 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/19(月) 00:59:06 ID:OiqIM/3u]
「……彼が勝てば、ブリタニアの女と日本人の男、そしてその子供が静かに暮らせる世界が、できるかもしれないですね」
「…………」
「スザクの件で身にしみました。ナンバーズはいつまでたってもナンバーズ。純粋ブリタニア人でない者は、いつまで経とうが――」
――ブリタニアでは人扱いされないんです。
 胸にしがみつかんとする女を、男は今度は受け止めた。
「どこまで行っても、本音ではただの道具なんです。私も。彼も。カナメさん、私――あなたのためにタコさんを作っているとき、自然と歌がこぼれるのに気付いたんです」
 男にとって、その髪の毛の香りはもはや異国の香りではなかった。
「必死で血の海をかいくぐって、泥にまみれて、ようやく――私は、手に入れました」
 だから。
 ゼロの正体について、私はあなたに教えません。
 むしろ、今のあなたがそれを知ることは、危険です。
 彼が自分からその姿を明かさない限り、私は口をつぐみます。
 カナメさん、私を守ってください。私も、あなたを全力で――守ります。
 泣き叫ぶ女を何とかベッドに腰掛けさせてその背をあやしながら、彼は彼女を愛しいと思った。
 些細な幸せ。
 ゼロに従うことで、それが守れるのなら。
 俺は、それに賭けてもいいか。
「あ……」
 ヴィレッタが顔を赤らめた。
 先程愛し合った残滓が、立ち上がったせいでつつっと溢れ、その締まった腿に筋を描いていることに気付いたのだ。
 紙を手にすると、気恥ずかしそうに拭う。
「今度は、カニさんを作りますね――」
 照れを隠すかのように、彼女ははにかみながらそう言って、微笑んだ。

 野心が死んだと言えば、嘘になる。
 打算がないかと言われれば、否定できない。
 だが――。
 ヴィレッタは隣ですやすや眠る男の顔を、眺めた。
 私は――見つけた。
 帰る場所を。
 そして、帰ってくる人を待つ場所を。






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