- 120 名前:マオ×C.C. mailto:sage [2007/02/16(金) 04:42:49 ID:ls57Er/9]
- 15話の遊園地のとこら辺
「‥相変わらず子供だな、マオ」 冷めた目でC.C.はマオを見据える。 マオはメリーゴーランドの白馬から降り、C.C.の側に向かう。 「僕はね、C.C.」 カツカツと靴音が鳴り、C.C.との距離は徐々に近付いていく。 「今日で子供じゃなくなるんだよ」 マオはニヤリと口角を上げ、右手をおもむろにC.C.に向け伸ばす。 「来るな!」 C.C.は銃口をマオに向ける。 「アハハ!C.C.は僕を撃てないよ、だってC.C.は僕の事好きなんだから!」 マオは俊敏な動きでC.C.が構えている銃を握る。 「くっ…!」 何とか銃を動かそうとするが、マオの力は想像以上に強く、ビクともしない。 「C.C.、好きなんだ、僕はこんなにも君を好きなんだよ、愛してるんだよ!」 左手でC.C.の肩を強く掴み、訴えかけるように同じ言葉を何度も発する。 「いッ‥!痛い、やめろマオ…!!」 苦痛に顔が歪み、持っていた銃はスルリとC.C.の手から滑り落ちた。 それを見計らったように、マオはC.C.の体に手を回し、抱きかかえる。 「苦痛を感じているその顔も素敵だよC.C.…ねえ、大人になる記念の場所は何処が良いかなぁ?僕は何処でも良いんだよ、だって君が相手だもの」 とかね。 やっぱ無理です。
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