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【獣人】亜人の少年少女の絡み5【獣化】



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/03(水) 23:48:05 ID:KgBQtwon]
このスレッドは、
   『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』
                    が主のスレッドです。

・ママーリand常時sage推奨。とりあえず獣のごとくのほほんと、Hはハゲシク。
・特殊なシチュ(やおい・百合など)の場合は注意書きをつけて投下。好みじゃない場合はスルー。

・過去作品はエロパロ保管庫へ。
sslibrary.gozaru.jp/

+前スレ+
【獣人】亜人の少年と亜人の少女の絡み【人外】
idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061197075/
【獣人】亜人の少年少女の絡み2【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098261474/
【獣人】亜人の少年少女の絡み3【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118598070/


2 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/03(水) 23:49:29 ID:KgBQtwon]

【獣人】亜人の少年少女の絡み4【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152198523/-100


+関連スレ+
【亜人】人外の者達の絡み【異形】(前スレより分割,獣以外の異形)
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098260654/
【獣人】【獣化】 百合・純愛出張所・1
sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1131407926/
【異形化】人外への変身スレ【蟲化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1136653189/
[獣化]人間が人外に変身しちゃうスレ[異形] (半角二次元板)
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1151101127/
女性を化け物に変えちゃうフェチ・5
pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1115983418/




3 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/04(木) 00:38:55 ID:etj/IgR4]
いちおつ

4 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/04(木) 18:33:55 ID:r4bZcfmA]
4

5 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/05(金) 12:40:19 ID:MGUpAfaQ]
保守

6 名前:コリコリ ◆TOaN/1ZFoQ mailto:sage [2007/01/05(金) 14:35:08 ID:kfr94vAl]
保守

7 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/06(土) 09:12:08 ID:OdhPzH+G]
保守

8 名前:sage [2007/01/06(土) 12:06:15 ID:a9XTpXFK]
age

9 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/07(日) 11:59:21 ID:nS5cZza/]
ttp://blog83.fc2.com/m/metamorgirl/file/CCF20070105_00000.jpg
こんなのみつけた。

10 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/07(日) 17:54:25 ID:Io885fnL]
>>9
詳細教えて



11 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/07(日) 21:58:15 ID:nS5cZza/]
metamorgirl.blog83.fc2.com/
このサイト。

12 名前:sage [2007/01/09(火) 21:55:38 ID:dHqo/pQ2]
あー
ローション塗った猫の尻尾でペニスをしこしこされてー

13 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/10(水) 21:29:56 ID:sgrv0U+C]
みんなfadeやろうぜfade

14 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/11(木) 15:18:21 ID:HIfz9zEu]
アジーン

15 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/12(金) 13:45:28 ID:7CW/9Hz+]
半人半獣で「上半身まるっきり人間、下半身まるっきり人外」てのは
このスレで大丈夫なのかなあ。

16 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/12(金) 13:49:06 ID:qk5VQZGx]
つまり、下半身が馬並みってことですか?

17 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/12(金) 13:54:33 ID:xXLJ1CX9]
>>15
それは獣人じゃなくて人外だと思う・・・。
このスレでも大丈夫な気はするけど。

とりあえず自分はあまり好みじゃないな。

18 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/12(金) 14:44:14 ID:DLaguafZ]
ケンタウロスとかラミアーとかマーメイドみたいな?
いや、蛇や魚は毛が生えてないから獣じゃないか…

19 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/13(土) 02:21:07 ID:TMVWHd1H]
このスレッドは、
   『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』
                    が主のスレッドです。


このスレは亜人も該当するから、可能だとは思う。
ただ…、ここの住人はケモ好きが多いから、ウケはあまり狙えないと思う。
実際、リザードマンや竜人なんかもOKなんだろうけど、このスレでは見かけないな

ゲームに登場する亜人系のモンスターとかはどうなんだろうか
聖剣伝説で出てくるポロンとか好きなんだけど、
聖剣系列のスレは人間の絡みがオンリーっぽいから立ち位置がワカンネ

20 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/13(土) 04:45:56 ID:mF8SBtQk]
つーか「獣人」の限界ってどこからどこまでだっけ

耳とシッポだけじゃたぶん足りないだろう
手足の先が動物パーツになってるくらいからか?
全身毛皮でフサフサじゃないと駄目なのか
マズルの伸びた完璧な動物顔か否かは趣味が分かれそうだ

とりあえず直立二足歩行で前肢に把握力があるって点は押さえておくべきかな



21 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/13(土) 11:28:18 ID:iX6NkNM6]
個人的には全身毛皮or鱗で獣顔が獣人だけれど、耳尻尾系でも>>20の書く様に
手足の肘膝先が獣パーツからならまだ良いな。

22 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/13(土) 18:06:25 ID:rU/73JD+]
尻尾だけとかでもいいよ、俺は。

23 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 00:02:50 ID:DTOs8dbN]
尻尾だけとかでもそいつが獣化能力もってるならいいよ、俺は。

24 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 04:45:54 ID:xvZCJAQx]
尻尾だけでもそいつが噛むなり引っかくなりアレするなりなんなりしたら漏れは獣化する とかならおk。

25 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 11:30:31 ID:pW5nJpxo]
獣人を孕ませんのと、獣人に孕ませられるのと、どっちがいい?

26 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 15:22:50 ID:NBloqGvh]
>>25
エロは好きだし中出しの方が良いが妊娠は面倒だなと思う俺外道。
いや、でも子供ができたら愛をもって育てるとは思うが。

で、どちらかと言えば孕ませられる方がいい。
TSはそれほど好きなわけじゃないんだけど、もし自分がなるんだったらそっち。

27 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 15:47:16 ID:g0yINMWs]
>>25
>獣人を孕ませんのと、獣人に孕ませられるのと、どっちがいい?
どうせなら、獣人を孕むのがいい。

28 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/14(日) 23:13:23 ID:gjJpUV1n]
これって獣人ってことか?
news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1168748907/l50

29 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/15(月) 20:04:49 ID:uTS9b00u]
某TF掲示板で貼られてたのを発見
ttp://www.youtube.com/watch?v=SEBPHxuZIc0

ブタ好きとしてはこのシチュ凄くいいと思った
リメイクして作り直して欲しいな〜

30 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/16(火) 00:46:03 ID:PK+LEyDw]
ttp://www.geocities.jp/ookamiotoko9/0a.html



31 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/16(火) 16:58:50 ID:Uqj9djRX]
>>30
雄同士ならちゃんとそうかけよ……orz

32 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/16(火) 17:33:01 ID:gpAibRBm]
>>31
トップには書いてあるんだからよく嫁
むしろ最後とかの方を
最初の注意書きに書いておいて欲しかった

33 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/16(火) 23:36:27 ID:rE4yGWYu]
ネクロフィリアか。

34 名前: ◆BITE7lfFfA [2007/01/17(水) 02:38:05 ID:/5dmFJqR]
前スレ書き込めなくなったわけだが
続きからでおk?

35 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/17(水) 02:40:03 ID:2JRLERrD]
注意書きすればいいと思う
リアルタイムで読んでるんだよ!続き待ってる!

36 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/17(水) 02:41:41 ID:z4wyPAAV]
負担にならなければ
最初から書いてくれると喜ぶ人は多いと思う

37 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:44:14 ID:/5dmFJqR]
把握
スカ苦手な方はスルーで
携帯からなんで時間かかるがはじめからやるお
23レスくらい

38 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:45:21 ID:/5dmFJqR]
私はずっと屋敷の中で生まれ育った。だがそこに私がいた理由はそこで豪奢な生活をするためでも、そこで働くためでもない。いや、働いてはいたのかもしれない。
私は虐げられるために存在する「人形」の役割を果たしていたからだ。
屋敷の人たちは主人であろうと家政婦であろうと、私を蹴り、蔑んだ。時には真っ赤な火かき棒を当てられ、私の肉にやけどを作り、そこの部分を禿げさせた。
それすら笑い事にされ、更にいくつか火傷を負わされた。いつもの粗末な物置小屋で寝起きをしていたら三日ほど経ったときには肉がぐちゃぐちゃに腐り、異様なにおいを放ち始めた。
家政婦の一人がスプーンのようなものを使ってそこを抉り取った。私は激痛にのた打ち回り、血液と涎を撒き散らしながら、しかし痛みに耐えることしかできなかった。
それを見ながら彼らは私を笑い、そして抉り取った肉を捨てた。抉り取った家政婦はおぞましいとばかりに幾度も幾度も手を洗った。
少なくとも、私が見ている限りでは彼女に私の体液が付着したとは思えなかった。だがそれでも彼女は石鹸を使い、何度も水で流した。
皮の手袋の上にスプーンを触ったはずなのに、それでも洗った。

39 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:46:48 ID:/5dmFJqR]
彼らは私のことを同種とは思っていなかった。私も産まれたときから屋敷の中の自分を覗いてきたが、それは十分に承知していることだった。
私と彼らは根本的に違う。彼らは私と自らを比べるとき、自分のことを人間と称する。一方で私は畜生と呼ばれた。鏡に映った私の顔、身体が犬のそれに近いことからそう呼ばれるのだろう。
ただ大きく違うのは、犬のような四足歩行ではなく、二足歩行であることだった。細かく言えば耳の毛は抜け落ち、至る所が鬱血している。火傷の痕は無数。
他にもたくさんあるはずだが、実のところよくよく比べたことはないからあまり分からなかった。
少なくとも私にとってこの場所が生まれた場所であり、虐げても笑顔を見せてくれる彼らのことが好きだった。痛いのは嫌だったが、笑顔は好きだ。だから虐げられても平気だ。そう思えば、気が楽だった。
芥と掃除道具、それとゴキブリと僅かな食べ残しが腐ったものが私の寝るのを待っていた。それだけが唯一の救いだったのかもしれない。
朝起きれば蹴られる。それが坊ちゃんの朝の体操。腹を殴るのは旦那様の日課。
指の骨を折るのは奥様の趣味だった。それが完治するなんてことは殆どなかったから、冬の初めに後頭部を殴られて殺される頃には私の身体で歪ではないところは殆どなかったし、遊び甲斐がなくなっていただろう。
多分、だから捨てられたのだと思う。
朝起きていつものように体中を蹴られて、旦那様に顎を殴られてのた打ち回っている横から奥様が、
「もういいわ。飽きてしまったもの」
その言葉を合図に、家政婦達は例の手袋をはめ、庭の小屋に置いてある薪を手に取った。
私の後頭部に大きく叩きつけ、そこから全身を叩き潰す。顔は無事だったけれども、結局右耳は途中で聞こえなくなってしまった。体中が動かなくなって、私は自分が死んでしまったのだろうと結論付けた。
私はその日のうちに厩の傍にある、肥料にするための肥溜めに捨てられた。
壊れて飽きてしまった、人形のように。

40 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:48:30 ID:/5dmFJqR]
しかし死んでしまったと思ったのだけれども、思った以上に私は頑丈らしい。
頭に何かが当たって痛いなと思ったとき、目を開けると悪臭。全身に纏わりついたそれは馬の糞だった。
空から落ちてくるのは冷たい針。傷口を雨が叩いて、とてつもなく痛かった。
立ち上がろうと突っ張った手を支えるはずの床に、身体がめり込んだ。歪な指が中に隠れてしまって、引き抜こうとした瞬間猛烈な悪臭が鼻を突いた。
また意識を失ってしまいそうなそれに、呼吸を止めてなんとか対処をして私は肥溜めに転がるようにして身体の重みを分散させた。
ゆっくりと引き抜いていくと、なんとか抜ける。けれどもそのときには私の身体は馬の糞塗れで、息を止めるのも限界だった。
体中を蟲が這い回り、蝿がたかる。発酵したガスが僕の意識を奪おうとしたところで再び息を止める。
何とか這って地面に戻ったけれども、体中に染み付いた臭いは雨に全ての糞を流してもらってもそう簡単には消えはしなかった。
それでも肥溜めにはまっていたときよりは幾分かましになった匂いに、私はようやく呼吸をすることを思い出した。が、鼻は完全に麻痺してしまっていた。
あまりの悪臭のせいで、それ以外が鼻に入ってこないような心地。
痛いとすら思える嗅覚は恐らく身体に染み付いた臭いがある程度消えるまで機能することはないだろう。それは大きな不安だった。普段から屋敷の人たちの感情の機微を読み取るのに役立っていたそれが使えないのは、私にとっては大きな痛手だ。
捨てられたのだからきっと屋敷に戻ることなど許されないのだろうけれども、もしこの先また人間と会う事があるようならまたそれを使うこともあるだろう。だからこそ怖かった。不安でたまらなかった。
けれども、気を失っている間中降りしきる雨の中にいた私は凍え切ってしまっていた。
まだ季節は冬と言うわけではないけれども、それでも叩く雨はとても冷たく、吐く息を白く濁らせた。昇っていくうちに景色へ溶けていくそれを見ながら、私はすぐ向こうにそびえる私の生まれた屋敷を眺めた。



41 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:49:57 ID:/5dmFJqR]
言葉は出なかった。ただ何となく飽きられてしまったことを悔やんだ。きっと人は飽きたものを簡単に捨ててしまうことが出来るのだろう。
私の身体を弄るのに飽きたのだったら、それは仕方がないことだったのかもしれない。私の身体は確かにぼろぼろだったし、他に遊ぶようなところもない。
歯は全て揃ってはいたが、恐らく左手の指は使い物にはならないだろう。スプーンでえぐられた場所は肉が生えてくるかもとは思ったが、そうなる前に皮が張ってしまい、抉れ、禿げたまま機能を取り戻していた。
私は歩いた。ただ、歩くことしか出来なかった。
屋敷に向かおうとした足はしかしそこに背を向ける。自分でも分かっていた。あそこに私の居場所なんてないと。
ただでさえ笑いものにされていたのだ。そこにしか居場所がなかったはずなのに、そこに戻ればまた痛い目に遭わされる。
それならば逃げてしまえばいい、と私は考えていた。それは辛い決断であり、一方で私自身を救うための決断でもあった。
少なくとも、馬の糞の匂いが染み付いてしまった私を屋敷に入れることなど、あの清潔好きな人間達が許すはずがない。
追い出されるか、その場でもっと酷い目に遭わされて、殺されるのが目に見えている。
だから逃げよう。何処か遠くへ。もしかしたら私と同じような者がいるかもしれない。そうでなくてもあの屋敷のように痛い目を見ることはない。
だったら空腹や、雨の寒さなんて気にはならなかった。勿論寒くないわけではない。身体が震えないわけでもない。
けれども、ほんの少しだけ見えた光明は私を奮い立たせるには十分だった。
私は歩いた。けれども何となく物足りなくて、少し早く歩いた。それでも物足りなくて少し走りはじめた。そして私は全力で走った。
何度も折られた足は走るには少し辛い。それでも走った。私は自由だった。
初めて自由だった。

42 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:51:35 ID:/5dmFJqR]
走って走って、走りつかれるほどに走って、辺りを見回してみるとそこは森だった。
雨の衝撃をつけて木の葉が落ちてきているのか、雨宿りは出来ないみたいだった。ざくざくと腐葉土を踏みしめる感触が気持ちよくて、私はお腹が空いていることを少しだけ忘れて、また歩いた。
少し先に道が見えると、その足はなおさら速く進んだ。
しかしそれは細い獣道だった。
殆ど人が来ないようなそれは、まるで人里から離れて忘れ去られてしまったかのように枯葉に埋もれかけていた。けれどもそれは私にとって救いの道の様に感じられた。
長く続くその先に虐げられることのない生活が待っているのだと思うと、心が躍った。ただ、勿論同じ分だけの不安が私を襲っていたのも事実だった。
見つかって、もしまた暴力を振るわれたら。産まれたときの姿ではなくなって私を、また痛めつける者が現れない保証はなかった。それが一番怖かった。
道に入ってから少し歩いて、はるかに見えた黒い影。それは肥溜めの横にあった厩よりもほんの少し小さい、小屋だった。
勿論屋敷の小屋と比べれば全然大きさは違ったが、それでも雨を避けるには十分すぎるほどの建物だった。
近づいてみると、灯り。どうも雲の所為で空が暗いので小屋の中では灯りが必要なようだった。そして灯りが必要ということは、中に人がいるという証明だった。
先ほどの不安と、期待が大きく膨らんでいくのを私は感じた。勿論前者の方がはるかに大きかったが、しかし後者を信じたいという気持ちもまた、あった。
その気持ちに負けて小屋に走り寄り、私はいつも屋敷でそうしていたように扉を叩いた。中からはヴァイオリンの旋律が聞こえてくる。
加えて雨音で聞こえなかったのか、もう一度。そこで演奏が止まった。「誰かいるのかい?」という透き通り、しかし芯の通った声。この小屋の主人は、少年か青年か。その辺りのようだった。

43 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:52:47 ID:/5dmFJqR]
「申し訳ありませんが、軒下だけでもいいので雨宿りをさせていただけないでしょうか」
ただその旨だけを、私は伝えた。余計なことを言って、扉を開けてもらっても困る。
いくら雨に流されたとはいえ、未だに私の身体からは動物の糞のにおいがしていたし、私自身もそれで不快になるのだ。この小屋の主人がそうならないわけがない。そうすれば、軒下にいることすら許してもらえなくなるだろう。
「そんなこと言わずに中に入ってください。歓迎します」
主人はいい人のようだった。だが、私はそうするつもりはなかった。これ以上傷つくのは御免だった。
「いいえ、十分です。お心遣い感謝します」
「そんなことを言わずに、」
唐突に扉が開いて、私はびくりと身体を震わせた。そこには端麗な顔をした人間の青年が、驚いたような表情で私のことを凝視していた。
そして顔をしかめる。すぐにドアを閉めるようなことはしなかったが、それでもやはり気になるのだろうと私は俯いた。

44 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:53:52 ID:/5dmFJqR]
「犬さんだったんですね。どうぞ、中に入ってください」
視線を地面に落として、意味を咀嚼。気付いた瞬間にはっと振り向くと、笑顔で私の手を掴む青年の姿。
「酷い怪我だ。さあ、早く中に」
引っ張られて、私は為すがままに部屋へ連れ込まれることになってしまった。引っ張った青年の顔は笑っていた。
わけが分からない私を尻目に、彼は小屋の入り口の椅子に私を座らせる。そのまま奥に行き、暖炉に掛かっていた薬缶を取り出す。
「お茶でいいですか?」
私は頷く。が、一向に彼の思考が理解できない。
少なくとも私の鼻は強烈な臭いを嗅ぎ分けているし、人間の彼ですらそれが鼻につくのは当然だろう。しかしそれに嫌な顔をしない。それどころか、私をもてなしまでしている。
「ですが、いいのですか? 私はこんな臭いをさせて」
「何のことですか? さあ、お茶を淹れましたよ。お菓子は、すみません。クッキーしかないです」
菓子を食べるのは初めてだった。屋敷の坊ちゃんや奥様が食べていたのは知っているが、私自身はその甘い香りを嗅いだことしかない。
普段は粗末な食事しか与えられていなかったし、一度空腹に耐えかねて屋敷の食料庫に忍び込んだこともあったが、その時は腹を満たせるようなものしかとってこれなかった。
しかも、そのあとこっ酷く叱られ、右腕の骨を折られた。その時は何とかもとの形でくっついたけれども、二度とそんなことはしないと心に強く誓ったものだ。
「食べていいのですか?」
「ええ、勿論。歓迎しますよ。こんな辺鄙なところに来るなんてのは人間も、獣人も殆どないですから」
青年は笑顔で受け答えする。それを見て私も遠慮がちに微笑む。
一拍置いて、
「どうせなら泊まっていってください。ついでに、怪我も診ましょう。ベッドは一つしかないですが、勘弁してください」
その申し出に、口に痛いほどクッキーを詰め込んだ私は、激しく頷きながら、
喉に詰まらせた。

45 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:54:52 ID:/5dmFJqR]
夕食は豪華だった。とは言っても、彼には普通の食事らしい。パン二枚とウインナーソーセージが二本。ポトフと切り分けられたチーズ、サラダ、そしてデザートはやはりクッキーだった。
私はむしゃぶりついた。ただ空腹だったからではない。それが初めて食べるようなまともな食事だったからだ。
ただでさえ糞の匂いの染み付いた体中の毛にスープを零し、パン屑を引っ掛けながら、とにかく夢中で食べた。途中でパンが足りなくなったのを見計らい、青年はもう二枚切り分けた。それも私の腹の中にきれいに収まった。
後に残ったのは二人分の食器と、毛と言う毛が汚れきった私と、満足そうな青年の姿だった。
「お気に召していただけましたか、お客様」
茶化したように言う青年に、私は何度も何度も頷いた。
「本当にいいんですか。食べてしまってから言うのもなんですが」
「いいんですよ。食べ物も三日おきに送られてきますから」
誰からですか、という問いを私は抑えた。別に詮索しても全く意味はないと思った。淹れてもらったお茶で口に残ったものを流し込みながら、お腹いっぱいの食事の満足感に浸った。
「そういえば、なぜこんなところに住んでいるのですか?」
夕食の準備中、彼から私への質問が絶えなかったので、訊くのがおくれてしまった。青年はほんの一瞬だけピクリと動きを止めて、しかしすぐに調子を取り戻した。
「人間が、怖いんです。こうして離れていれば無理に他の人と交流をとらなくていいから、こんな辺鄙で不便なところに住んでいるんですよ」
「どんなお仕事を?」
「いいえ、私は働いていません。父は隣町の領主ですからお金は税として入ってきますし、跡継ぎも兄がいるから私は必要ないんです。
おまけに対人恐怖症ですから、まあ、厄介払いとしてここに送られたんですけどね」

46 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:56:06 ID:/5dmFJqR]
なるほど。だからせめて飢え死にさせないように、数日おきにでも様々な物資が運ばれてくると言うことなのか。父親か兄かがここに物資を送らせて、町まで行かないようにする。よく考えている。
とは言っても、それが青年のためかと言えばそうではないとも言える。もしかしたら彼もまた、私と同じような必要とされていない者だったのかもしれない。
だとすれば、ほんの少しだけ、私は同類を見つけられたことに感謝したかった。一方で、彼のような優しい人間を必要としなかった誰かを恨んだ。
恨んで、しかしそうしなかったら私は彼と出会えなかったという矛盾に当たって、私は考え込んでしまった。
「まあ、僕は個々の生活が気に入ってますけれどね。誰も来ないし、気楽だし」
そう言いながらも、少しだけ寂しそうな笑顔を浮かべた青年が、私にはなんだかとても愛おしく感じられた。ただ必要とされていないと言う同類を見る目ではない。
なんとなく、彼に惹かれて行っている様な、そんな心地だった。と言ってもそこに恋愛感情があるわけではないと思う。ましてや、人と獣人だ。そんな感情を抱くのがおかしい筈だった。
だが、胸騒ぎは収まらない。加えて狂おしいほどの衝動。目の前の青年を抱きしめたい。なんだか分からないが、そうして絡み合いたい。しかし理性がそれを否定する。
においの染み付いた身体でそんなことをしてしまえば、私は必ずここから追い出されてしまう。それが怖かった。怖かったからこそ躊躇う。
だが、押し留めようとすればするほどその感情は強くなり、そして私を疼かせる。全裸の状態の私の股間が濡れ始める。
胸が苦しくなるような感覚を覚えて、私の視線は定まらなくなった。彼の僅かににやけた表情が目に入り、そして私は椅子にもたれかかるように脱力した。
彼が私を抱きかかえたような心地がして一瞬意識が覚醒する。しかし再び思考はとろける。身体が火照り、股間が疼く。おかしくなってしまいそうな未知の感覚に私は戸惑い、そして身体を動かすことが出来なかった。
私をベッドに寝かせると、彼は私の身体に舌を這わせる。

47 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:57:23 ID:/5dmFJqR]
「くさい。くさいよ」
臭いを嗅ぐ彼の表情は、口調とは裏腹に恍惚としたものだった。臭いと言いながら嗜むようにじっくりと嗅ぎ、そして私の身体に触れていく。
ねっとりとした舌が私の顔を嘗め上げていき、鼻先、頬、耳へと捩じ込まれていく。初めての感覚に私は悶え、更に鋭敏になった身体が無条件で反応してしまう。
「……やめて……ください」
「大丈夫。怖くない。少し痛いだけ」
青年の顔は、先ほどの清純そうなそれとは全く違って、恐ろしくなってしまいそうな何かを含有していた。だがそれが何なのか分からない。加えて先ほどから感じているこの感情が何なのか、理解できなかった。
いや、それは感情ではなく、感覚だった。込み上げてくるそれが股間を濡らし、そして私を狂わせる。
彼にされるがままになりながら、それによって感じる快感に悶えることしかできない。
耳の中に舌を捩じ込まれ、乳首を甘噛みされ、尻尾を引っ張られ、そして股間に手が伸びるたびに電撃が走り、痺れるような快楽が走る。体中が、股間が熱い。
舌をだらりと出してなんとか体温調節をしようとしたけれども、無理だった。次々と体中の力が熱に変換されていくのが分かる。そして彼による刺激がそれを増長させていく。
頭の中ですら思考が出来ないほどに痺れていた。刺激を受けるたびに断続的に続くそれが私を攻めたて、そして堕としていく。
「とっても臭い。ここも、ここも」
股間の、小便を流す割れ目を、そして排便をする尻孔を嗅ぎながら漏らし、彼は私にはない茸のような股間のものを屹立させ、透明な汁をベッドと私の身体に垂らしていた。
そこから漂ってくる濃厚な匂いが、彼が雄であることと、私に発情していると言うことを本能に知らせていた。舌がじわじわとそれらの部位を重点的に攻め始めると、遂に私は声を漏らしてしまった。
私が気持ちよくなっていることを悟ったのか、彼は更に股間のにおいを嗅ぎながら嘗めていく。まるで私よりも犬に近いんじゃないかと思うほどに嘗めて、そして更に表情を喜悦に歪めていた。
息が荒い。私も彼も大きく息を吸いながら興奮に身を任せる。私は彼がしたいのならば抵抗しなかったし、それを把握して彼もより私に対する刺激を強くしていく。悶えながら私も股間も透明な汁をベッドに零し、そして彼の言葉に恥ずかしがるだけだった。

48 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 02:59:06 ID:/5dmFJqR]
そこは疼く股間の割れ目ではなく、尻の穴だった。窄まったそこにたっぷりと涎をつけた舌の先端を捩じ込む。排泄をするはずの場所に逆に入れるという異様な感覚に、私は悶える。
もぞもぞと尻を動かしながら甘んじてそれを受け入れた。ねっとりとした動きで解しされていき、力を入れた舌が押し広げて深く侵入し始める。
しかし長さが足りずに中途半端に止まる。どことなく物足りないような心地で私は彼を見ようと振り返るけれども、私の尻に顔を埋めた顔を見ることは出来なかった。
夢中でなめるその姿は子供っぽく、そしてそれで感じる私と同じように変態的だった。股間の屹立したものは強い臭いで私を酔わせ、とろけさせる。
熱さで朦朧としながら、私は彼の行為に興じていた。
舌を抜き取ったとき、僅かに物足りない感覚。彼のほうを見ると、自らの指にも涎をまぶし、ゆっくりと排泄口を押し広げながら子供のように夢中になる彼の姿が目に入る。
違和感だったはずのそれは、身体の火照った私にとっては少しずつ痛みを伴いだし、一方で彼に汚いところまで愛撫されていると言う心地よさも作り出していた。
そしてその痛みが少しずつ幸福に代わり、僅かな快感になる。ゆっくりと開発されていく感覚に戸惑いながら、私は遂に彼の人差し指を根元まで受け入れた。
「気持ちいい? 痛がってないみたいだし凄くしまってるよ」
彼の口がゆっくりと私の耳に寄ってくる。
「さっきのご飯にこの辺りに生えている野草を混ぜておいたんだ。
強い媚薬作用がある草でね、僕も食べたとき一人でおかしくなってしまいそうになったんだけど、獣人さんにも効くみたいだね」
垂れた耳にぼそぼそと話しかける彼の吐息が当たって心地よく、そしてぞくぞくと背筋を走る快感。
そのまましゃぶりつくされてもいいような気がして、そして彼の言葉に耳を傾けながらも頭の中ではそれを理解することが出来なかった。
理解する必要もなかったのかもしれない。
「くさい。とっても臭い。うんこのにおいと洗ってない毛の匂い。臭いし、汚い。凄く興奮する」
思考は彼の言葉を正確に追従し、そして私を狂わせる。

49 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:00:33 ID:/5dmFJqR]
「その身体もとってもいやらしいし、ここも、尻の穴も興奮させる。我慢できないんだ」
口にした彼は私の耳を食んだ。優しく、しかし強く唇で挟み、掴み、引っ張る。しかし襲い来たのは恐ろしいほどの性感だった。それだけで頭が真っ白になる。
そこに私の尻の穴から抜き取られた指が鼻に突きつけられる。食べるものを殆ど食べていなかったので糞と言える糞は殆どないからそこに排泄物がこびり付いていると言うことはなかった。
しかし据えた汗と彼の唾液、そして僅かに残った私の臭いが入り混じり、私の鼻を突く。よく効きすぎるそれが彼のにおいを感知して、私の股間が疼き始める。
まるで彼に影響されたかのように匂いが私を刺激し、愛撫する。直接的でないそれが肉体の行為を求め、そして私は私が壊れていくような感覚を受けた。
私は自分の腸液と彼の唾液の交じり合った汁を嘗め取る。汚いとすら感じなくなったのは、彼がそうだからだ。
加えて興奮で目の前が見えなくなってしまっているからかもしれないけれども、それでも夢中で彼の指をしゃぶる。粗方嘗め終わると再び彼が私の尻の穴に指を突っ込んでくる。一本増えていた。
先ほどよりも強い圧迫感に、私の思考が白に塗りつぶされていく。今まで使ったことのない場所を押し広げられる痛みは予想よりも上をいっていた。
が、しかし刺激されているうちに心地よくなってくる。それは彼による愛撫だからなのか、彼が料理に入れたという野草の作用なのか。
しかしどうでもよかった。今感じている圧迫感があまりにも幸福すぎるような気がして、どうでもよくなっていた。
「んっ」
思わず漏れた声は彼の興奮を更に高めたようで、彼は唾液を絡ませた指を更に一本増やして私を追い詰めようとする。彼の股間の怒張したものが顔に当たり、濃厚なにおいで頭が痺れた。
何も考えられず、ただもっとしてほしいと言う思考だけが私を満たしていく。そうしながら肉棒のにおいに惹かれて舌を這わせると塩気のある味と、生臭い風味。
先ほどの私の腸液よりも濃厚なそれがたまらなくて、私はなめる。垂れる透明な液が私の顔を汚し、そして更に血液を通わせた彼の性器がびくんとしゃくりをあげた。

50 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:02:41 ID:/5dmFJqR]
彼は何も言わなかった。ただ、それがいいことであるかのように私を咎めずに、より尻穴を拡張しようと試みた。ある程度嘗め終え、潤ってくるともう一度だけ舌を捩じ込んで、すんすんと鼻を利かせた。
そして羞恥心と興奮で壊れそうな私の横へ寝転がると、
「好きだ」
ぞくりと性感帯となった耳から駆け抜ける声の快感は、完全に私を虜にした。
これから何をされるのか、本能で理解できる。具体的には分からないが、より強い刺激を彼によって与えられ、愛撫される。
おかしくなりそうな感情を抑えながら私は彼の攻めに耐えるしかないだろう。そして、先ほどまで嘗めていた彼のものによって種付けされる。
それを想像するだけっで身震いした。身体の火照りはとまらず、真っ白な思考は痛みも違和感も全て快楽に変換してしまう。私を壊しながら乱れさせ、そして彼の嗜好のままに私は染め上げられていく。
「挿れるよ」
先端が先ほどまで慣らされていた場所にあてがわれ、ゆっくりと侵入していく。
しかしいくら解そうとしてもそんなにすぐに、今まで排泄にしか使っていなかった場所が性感帯になるわけがない。
それでもじわじわと、切れないように気遣いながら挿入されていく圧迫感は確かに私に幸福感をもたらし、肉棒の熱が痛みを和らげていっていた。
「ぁっ……ぁあっ………」
先ほどの指よりも深く、太いそれが奥へと侵入してくるごとにあまりの違和感で私は思わず身体を強張らせる。ぎゅっっとシーツを握り締めながら全身に力を込める。
侵入を拒むつもりはなかったけれども、整理反応で括約筋に力がはいってしまうと彼が苦しそうに呻き声を上げた。感覚からすると根元がかなり締め付けられてしまっていたようだ。
慌てて力を抜こうとするが、簡単にはいかない。そうしているうちにも彼はゆっくりと進入を続け、私に首筋に熱い息を吹きかける。吐息が重なり、互いの身体が密着し始め、より一層私たちは一つになって、堕ちていく。



51 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:03:57 ID:/5dmFJqR]
「はあぁっ……」
吐き出した息が熱い。体中の熱が唯一体温を逃がせるそこから漏れて生臭い息をシーツにかける。
びくびくと指先が震える。息が詰まりそうになりながら遂に彼のものを根元まで埋め込まれると、声を上げながらベッドの上に上半身を伸ばした。
尻尾はびんと張詰め、彼の行為を邪魔しないようにしたいのに言うことをきかない。しかしそれを優しく除けてから、彼は私に身体を密着させた状態で耳元に口を寄せる。
「動くよ」
私は応えることができなかった。初めて使われる尻穴の痛みと、熱さと、興奮で何も見えず、彼の言葉も聴いてはいたが理解することは出来なかった。
ただそれが今挿入されている以上の行為であることをおぼろげながら理解して、期待をする。次の瞬間、彼の腰がゆっくりと動き始めて、痛みと伴う快感で狂いそうになる。
ずぶっずず
ゆっくりと引き抜かれながら、彼の身体が起き上がっていく。結合部に唾液を垂らして潤滑性を増そうとするけれども、うまくいかない。
痛みは抜けないが、しかしそれも続けているうちに消えてくる。と思った頃には彼の唾液と先走り液、そして私の愛液がじわじわと絡みながら少しずつではあるけれども滑らかに動き始めた。
彼が私の尻を掴む手が熱い。外はまだ雨が降っていて寒いと言うのに、部屋の中は熱く、様々な臭気が充満していた。それらを嗅ぎながら彼は増長し、更に動きを大きくしていく。
私といえば先ほどから更に強くなる身体熱さで半ば意識を失っていた。が、たまに彼の腰が深くまで入るとそのたびに覚醒し、再びとろけてしまいそうな快楽の海へと落とされる。
「痛っ」
彼が更に少しだけ早く動かそうとして、穴が切れたような鋭い痛みに私は顔をしかめた。彼を見ると僅かにすまなさそうな表情をして、私を抱いた。
「ごめん」
そのまま抱き上げて、胡坐をかいた彼の上に穴を貫かれたままの私が座るような体制になる。より奥まで彼のものが入り込み、腸を抉られるような感覚に悶える。
糞のにおいのする私の身体に顔を摺り寄せながら、彼は邪魔な尻尾をどけて、その状態で私の乳首を抓る。痛みが脳に直接伝わり、しかし愛液は溢れて止まらない。

52 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:05:10 ID:/5dmFJqR]
と思ったとき、股間に何かが触れる感触。定まらない視線を落すと、彼の指が私の割れ目の入り口をなぞるように弄り始める。
それがたまらなく切なくて、声を上げる。それを聞いて更に彼は股間のころころとした豆を弄り、そのたびに私はよがる。
首を振り、快感に耐えながら彼の愛撫に抵抗しようとする。が、できない。尻の穴を攻められるのとは全く別次元の痺れるような感覚で腰が立たない。なんとか浮かそうとするけれども、手すらもが震えて身体が完全にベッドへと突っ伏してしまった。
「っ……っ……!」
尻穴に突き刺された状態で前の割れ目を愛撫される痛みとも思えるほどの快感を私はまるで現実ではないかのように感じていた。
しかし彼が腰を突き上げるたびに現実へ引き戻され、再び狂う。先ほどよりも強い断続に、私は涙を零しながら耐える。狂い、壊れてしまわないように最後の理性を振り絞りながら懸命に悶え、腰を振る。
しかしそれが逆に快楽をもたらし、さらに私をおかしくさせる。その間に私の完全に逆立った毛を撫でながら、彼は私を抱きしめた。
そして私は受け入れる。受け入れることしか出来ない。股間を弄られて溢れ出る汁。後ろの穴に彼の長いものを挿れられながら淫らに腰を振る。
汚いと分かっていても彼に促されれば掬われた結合部の汁を彼の指ごとしゃぶり、涎を口端から零しながら口付けを交わす。
腰を振るペースが速くなる。それに伴って僅かに残っていた理性すら切れ切れになり、彼の口が何を言っているのかも聞こえなくなる。
「            」
「っぁっっぁあっっっああっぅっ!!」
吐息が重なりながら彼の犯す尻の穴から前の穴への刺激が強くなる。と、
ぶっ
割れ目の奥から込み上げてくる激痛。痛みと快楽の天秤が傷みに傾きながらそれでも私は腰を振る。
我慢できないのが分かりながら痛みを庇おうとしてバランスを崩し、彼が支えて私が溶け、痛いのに痛みが気持ちよくて強く強く後ろから何度も突かれながら前の穴に侵入していく指が傷口を抉りながら私を追い詰めていき、狂う。

53 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:06:18 ID:/5dmFJqR]
狂い、乱れながら汁を飛ばして更に口付けし、抱きしめられ、貫かれる。
壊れてしまいそうで、壊れ、おかしくなり、口にしながら抱きしめられ、涙を零しながら腰を振り、熱く吐息を吐きながら荒く荒く肩を上下させて乱れ、蕩け、脈動し、仰け反る。
何処が前で何処が後ろで誰が私で犯され犯しているのが彼で、前の穴が気持ちがよくて、よくて、痛い痛い気持ちがいい。
「なんかっ……くるっ!!」
込み上げてくる感覚に私は身を任せる。身を任せるがしかし、あまりに強烈過ぎて意識が飛ぶ。目の前がちかちかしながら彼の肉棒が更に怒張していくのがわかる。
尻穴が拡張され続け、男を飲み込みながら前の穴が疼き、そしてそれが満たされる。
前の穴に込み上げてくる何かが私を押しつぶし、狂わせる。涎を垂らしながら空ろな目で壁を眺め、揺さぶられる。
喘ぎ、込み上げるものを抑えようとしながら、しかしそうしきることができずにただ乱れた。乱れるうちにどうでもよくなり、そして身を任せた。そこに待つのは絶頂。
「ぁあっああああっあぁあっ!」
ベッドへ顔を突っ伏しながら股間から脳へ直接響くような、これまでとは比べ物にならないほどの気持ちよさが私の中で爆発する。
熱い、熱い。悶えながら延々と続く一瞬に身を捩る。
しかし耐え切れない。ぞくぞくと背筋を抜けていく快感の虜になり、彼が更に腰を振るペースをはやめていくのを感じながら真っ白の視界で狂おしいほどに乱れる。
割れ目の中に入った指を反射的に締め付けると更に激しい刺激が私を襲う。更にそれが尻穴を締めさせ、彼を追い詰めていくのが分かった。

54 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:07:11 ID:/5dmFJqR]
「っ出すよっ」
絶え絶えになりながら、彼もまた私を抱きしめながら夢中で腰を振る。
中に突っ込んで、私が悶えながら体勢をずらし、それを見計らって引き抜く。その間にも私の股間に指が二本うずめられ、ぐちゃぐちゃとかき回す。
飛沫がその辺りを濡らし、結合部からはぐぷぐぷと湿った音が聞こえる。雄と雌との交じり合いの臭いが部屋に充満し、更に糞の香りと唾液の臭いが入り混じる。
その中で私たちは正に獣のように乱れ、そして絶頂のままの私を彼が強く抱きとめた。
強く、強く。痛いほどに。
びゅくっびゅるるびゅっびゅっくくっびゅっるるるるでゅるっびゅっ
腸の中で彼のものが爆発するかのように子種を流し込んでいくのが分かる。
熱い。熱い。そして彼が私の臭う毛に顔を埋めながら緩んだ表情で私を抱きしめる幸福。暖かくて、熱くて、痛い。それでもなお抱きとめる。
抱きとめ、あまりの気持ちよさに私が、彼が呻き、叫ぶ。私の尻尾がびんと張っているのが分かる。彼との結合部が分からない。ただ熱く、狂ってしまいそうなほどに揺さぶられ、中に精液が打ち込まれていくのを感じるだけだった。
それを感じながら、瞼を強く閉じる。シーツを握り締めながら。シーツに涎の糸をひきながら。
あまりの快感に私の意識は、そこで途切れた。

55 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:08:29 ID:/5dmFJqR]
目覚めると、まだ雨は降っていた。
鼻を突き抜ける濃厚な精液の匂い。私の尻の穴から漏れて、シーツに染みを作っていた。
中から溢れ出る感覚が僅かに心地が悪い。結合部から彼の肉棒は既に抜かれていて、横で泥のように寝息をたてる彼の姿が目に入った。
腰が立たない。筋肉痛と、力が入らないのとが一緒になって身体の自由を奪っていた。なんとか上体だけを手で支えるとベッドから這い出そうとした。
しかし眠気が更に襲い、再びベッドへと落ちる。衝撃で尻の穴から精液が漏れた。肛門が痛む。拡張されたことよりも何度も貫かれたことによって擦れたのが原因だと思う。
それでもなお、私は肉欲を求めていたい衝動に駆られていることに気がついた。おかしいのは分かっているのだけれども、初めて性行為の快楽を、肛虐される悦びを知った身体は無条件でそれを求めるようになってしまっていた。
痛くてもいいから犯されたい。そんなことを考えている自分が恐ろしくあり、一方でそれが当たり前のような気もしていた。
昨日のような熱さも火照りもない。しかしそれでも欲しい。尻の穴を蹂躙し、犯されつくし、股を開かされ、指で絶頂まで追い詰められたい。
ほんの数時間前に初めて体験した性交だった筈なのに、それを想像するだけで私の股間は濡れる。我慢できず、そしてするつもりもなかった。
彼の萎えた股間に生える雄の象徴を私は刺激する。自らの割れ目を指で弄りながら、尻の穴から溢れ出る精液を感じながら、べとついた彼の逸物を嘗め、しゃぶる。
こびり付いて固まった精液がなめるたびに溶け、青臭いにおいを鼻の奥に突き抜けさせる。更に興奮して、私は自らを諌める指を早めた。くちゅくちゅと溢れ出る愛液と刺激による快感に身を震わせた。
止まらない。いくらでもこうしていたかった。しかし私の顔を抑える暖かな感触。彼の掌が私の頭を押さえつけ、優しく舌の動きを制止させる。
「昨日あんなに激しくしたのに、まだ足りないの?」
にこりとした彼の笑みは、ただ優しいだけでなく妖艶な何かを含んでいた。そして私も身体の内側から湧く不思議な感情に、同じような笑みを作った。
そして彼に口付け、舌を絡ませる。頭がおかしくなってしまいそうな痺れ。彼の指と、私の指がそれぞれ肛門と尻の孔を弄った。

56 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:09:54 ID:/5dmFJqR]
ぬぷと音を立てて尻の中に指をもぐりこませ、焦らしながら彼は耳元で囁いた。
「そんなことしなくてもいいことを思いついたんだ。僕のは出し尽くしちゃったからね」
にこりと笑った彼の顔を私は愛おしいと思いながら眺めていた。顔を触れてくれる暖かな感触。殴りもせず、ただ抱きしめてくれる彼に私は平穏を感じていた。
少なくとも彼は私を殴りはしなかったし、それ以上に暖かく私を抱いてくれた。性知識が豊富でない私でも分かるほどに変態的であったけれども、それを補って余りあるほどに私に対して優しかった。
だからこそどんな行為でも受け入れることが出来たし、それを極上の快感として感じることも出来た。あまりにも幸福だと、感じることが出来た。
それが甘えだと言うことも分かっていた。しかしそれでも私のことを肉体的にでも愛してくれるのならば、私はそれでもよかった。
蔑まず、殺そうともせず、うち捨てられた私を拾い上げ、温もりを与えてくれた彼にされるのならばどんな変態的な行為でも受け入れられるような気がした。
だがそれは自分自身に対する妥協だ。怖いからこそ媚び諂う。それがどんなに気持ちいい行為だったとしても心のどこかで嫌悪していたことを私自身が知っている。
それでも心を騙し、それに染まっていく私は彼の求めるままになり、彼に嫌われまいとしているに過ぎなかった。
それが溜まらなく嫌で、しかしそれを打ち壊す勇気など私にはなかった。
「今日の昼頃に物資がくるんだ。彼も僕らの仲間に引き入れてあげよう」
だからこそ、私は唐突の彼の提案を受け入れた。肉欲に溺れる獣のように、自分自身の心を偽って。そして肉体がそれを求めるようになってしまっているのもまた、事実だった。
熱い息が口から漏れる。自己分析を塗りつぶすように官能の吐息が凄まじいにおいのしているだろう部屋に混じっていった。
もう、においは感じない。糞のにおいも丸ごとひっくるめて、彼にとっての「私」なのだから、これ以降もこのにおいを落とすつもりはなかった。
そして落ちることもないだろう。ここにいれば、彼の嗜好に任せた交尾で、毎日そんなことをされてもおかしくないからだ。
あるいはそれ以上のことを。考えると、開発され始めた私の肛門が求めるようにひくつく。

57 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:11:32 ID:/5dmFJqR]
しかしそれでも私は心のどこかでそれを拒もうとしていた。本当にこのままでいいのか。
葛藤しながらほんの一晩で染め上げられた私の意志は更にそれを拒んだ。尻穴を攻められ、割れ目を弄られるそれを想像するだけで 濡れてしまうほどに私は行為を求めるようになってしまった。
彼に抱かれてい今もそれを夢想しながら彼に身を任せている。それはとても嬉しくて、心のどこかで生まれる戸惑いを隠すことが出来なかった。
満たされることがあるのならば、それは私の甘えから生まれる偽りのものだろう。しかしそれでもこれまでと比べるのならあまりに幸福だった。
そしてそれを捨てて新しい何かを求めに行くことは、私にとってあまりにも恐ろしいことだった。
だからこそ妥協する。妥協し、自分自身の心を騙すことによって私は満たされたという錯覚を起こし、より彼に依存することになる。
それが例え彼の嗜好に染まることだとしても、心のどこかで偽った私はそれを受け入れる。どんなに変態的な行為でも、私を乱れ、狂わせてしまうような行為だったとしても。
だからこそ私を抱きながら喘がせ、更に染め上げていく彼から私は逃れることはしなかった。否、出来なかった。
拒むことで彼が私のことを嫌ってしまうような気がして、怖かった。失ってしまうことが怖かった。
尻の穴を弄られながら、物足りないと言う感覚にとらわれる。嫌悪感が私を苛むのを無視しながら求め、腰を振ろうとした。しかし身体が疲れきってしまっているためか、身体が動かない。
とろんとしためで彼を見て訴えかけると、僅かに苦笑いをしながら口付けをしてくれた舌を絡ませ、蹂躙される悦びを感じながら私は抱きしめられた。
そうだ、このままでいいのだ。私はこれ以上を望まない。
むしろ、この幸せですら私には勿体無い。だから私は停滞する。ここで、彼が望むままにされる。たとえ彼が私のことをさらに歪な形に変えたとしても、私はそれを受け入れる。
こんこん。
ドアが叩かれる。
彼が振り向き、にやりと口の端を歪める。
それを眺めながら、私の思考は肉欲に塗りつぶされた。

58 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:13:08 ID:/5dmFJqR]
熱い。尻の穴が広げられる痛みに呻きながら、私は彼が私の股間の割れ目の中に肉棒を突っ込まれる感覚に酔いしれた。
尻の穴を抉り、排泄物に塗れさせられながら乱れるのは彼に物資を運んできた男。筋肉質な身体を汚しながら狂ったように私の尻の中に自らを打ち付けていく。
喘ぎ、私は異臭を嗅ぎながら興奮していく自分を感じる。彼も、尻穴を独占している男もそのにおいに興奮し始める。
物資を運んできた彼に精力増強剤と私用の媚薬、更には睡眠薬を仕込んだ茶を飲ませ、糞のにおいのする部屋に寝かせて犯すと、
観念したように腰を振るようになり、においで鼻が曲がりそうになれば体中に塗りたくり完全に麻痺させた状態で肉棒を扱き上げ、私自らアナルに招き入れた。
締め付け、感度のよい肉棒を刺激してやれば精力剤の効果でいきり立った肉棒に痛いほどの快感が走るのは明確だった。そして彼もまた、私と同じように溺れていく。
汚辱に塗れ、それでもなおおかしいほどに身を捩じらせてしまうような糞と獣の世界へ。
打ち付けるたびに酔いしれていく。私の身体の中を抉る快感に。匂いと欲望に塗れた異常な世界へ。そして彼もまた深く、深く染まっていく。
染まりながら私をも染め上げていく。それが溜まらなく幸福で、そして尻穴を犯す男にとっても新たな刺激となり、それを追い求めていくことになる。
染まっていく。私も彼も、男も。彼の言葉は私を汚い言葉で罵りながら、一方で肉体は優しく抱き上げてくれる。排泄物に塗れながら私の顔を撫で、口付けをしてくれる。
私は幸福を感じながら腰を振り、より彼を、彼らを感じようと懸命になる。かき回される感覚に狂いそうになりながら私は乱れた。
二人の男に挟まれながら涎を垂らし、愛液を撒き散らしながら乱れる。
それはあまりに気持ちがよくて、おかしくなってしまいそうなほどの快楽。
このままでいい。このままでいいのだと、私の心が誘う。
こうして彼が望むままにこの小屋に近づいたものを二人で染め上げていく。
この男のように簡単にそうなるかは分からないけれども、簡単でなければ時間をかけてじっくりと染めていけばいい。

59 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:14:26 ID:/5dmFJqR]
それが彼のような雄でも、私と同じような雌でも。人間でも、獣人でも変わらない。
襲い、乱れさせ、誰かにここに来てはいけないなどということを口にしないようなほどに塗りつぶしてしまえばいい。
歪んだ性癖を植え付けるほどに調教し、この小屋へ排泄物に塗れた私と彼との行為に夢中になるほどに通い詰めるほどに狂わせてしまえばいい。
少なくとも私は犯され、肉欲に身を捧げることに抵抗はなく、寧ろ自ら望むほどになってしまった。
ほんの昨日今日の話ではあるけれども、それまでの常識や理性を超えた狂おしいほどの快楽がここにある。それが偽りの幸福感ではなく、私が素直に感じていることだった。
だからこそ私はそれを求めることに自らを偽り、そして幸福を感じている振りを自らにさせて幸福であると錯覚する。錯覚をあまりに強くしすぎて本当にそうであると思い込む。
私は、それでもいいと思った。
尻の穴を犯す肉棒がより怒張する。深く、太く、私の中を犯していき、彼もまた私の割れ目の中を深くまで侵入していった。
熱く、暖かい二人に挟まれながら私の胸が押し付けられる。その痛みと、それぞれの粘膜を貫かれる痛覚。
それでもなお私は求めた。
快感だけは本物だから。歪な身体、歪な心、そして歪な性癖を得た私の中で唯一まっすぐに存在するものだから。
「んっ」
私は目をつぶり、背筋を抜けていく快楽と鼻を抜けていく臭気に耐えた。耐え、そしてそれを味わった。
それが幸福だった。それが私にとって当然であるような気がした。
この先私は幸福に対して妥協し続け、更に彼色に染まっていくことになるだろう。それに対する恐怖すら私の中では彼に塗りつぶされてしまいかけている。
しかし、それはもしかしたら私にとって幸福なことなのかもしれない。
何も考えることなく彼に流されるままに肉欲に溺れていく。それが生まれてから振り返れば不幸としか感じられなかった過去と比べればあまりにも贅沢すぎる幸福なのではないのだろうか。
そう思いながら私は喘ぎ、乱れた。
そして犯され、蹂躙され、狂わされるがままに、肉欲に溺れ続ける。
延々と。
彼に抱かれながら。


60 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/17(水) 03:15:52 ID:/5dmFJqR]
以上です
なんか前スレがとまってしまい、ご迷惑おかけしました



61 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/17(水) 03:23:19 ID:2JRLERrD]
おつかれさま!GJ!
最初はイタくて恐々読んでたけど、これはこれで一つの幸せってことで
よかった!

62 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/17(水) 03:23:22 ID:z4wyPAAV]
すげー興奮した!gj!
残り少なかったから迷惑とかそんなのは無いと思う

63 名前:ムジナ ◆BITE7lfFfA mailto:sage [2007/01/19(金) 01:23:26 ID:SsCEEfTG]
感想ありがとうございます
>>61
痛々しいのは正直スマンかった(´・ω・`)
中世に使用人として使われてたらとかかんがえてますた
>>62
そういっていただけると無上の幸せでつ

64 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/19(金) 02:31:30 ID:xkoezcgz]
GJ!なんか俺もエロ系のもの書いてみたくなったよ。

65 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/19(金) 07:23:15 ID:I3NxurDG]
>>63
においフェチの漏れにとってごちそうさまでした

66 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/22(月) 15:34:22 ID:KVrnVdmH]
前スレにあった少女(人)×ミノタウロスの小説希望m(_ _)m

67 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/23(火) 11:00:09 ID:s/tBPy3/]
つ【にくちゃんねるで検索】
4スレ目の630〜だな

68 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/23(火) 12:02:19 ID:rCDWgAKT]
にくちゃんねるって去年末をもって閉鎖したんじゃなかったっけ?

69 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/23(火) 12:40:21 ID:NWpXr5Ea]
過去スレ検索はできるよ。外部参照先のリンクも張ってくれる
urlをdat変換機に掛けた方がいいような…
というか、
>>66は続編見たいとかそういう事いいたいんじゃないかと予想

70 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/23(火) 12:42:21 ID:yWZChANl]
少女×ミノタウロスの小説キボン



71 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 03:56:37 ID:NTQ3pOy0]
ミノタウロスと言えば何年か前にエロ小説掲示板みたいなところに掲載されてた、おにゃのこが捕らえられて交尾させられるやつが衝撃的だったな
子供産んでも犯され続けて、そのうち肉欲に狂っていって舌を噛まないように歯を全部抜かれて
しかもそれがおにゃのこの視点からだから困る

72 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 05:53:49 ID:asQM+/4z]
>>71
俺はそういう鬼畜系も好きだな。ただ流血は苦手なんで轡とかの方がいいけど。
獣×人じゃなくて獣×獣とか人×獣ならなお良し。
獣化ネタ絡めるのも良いな。犯されながら獣化とかたまらん。

73 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 06:18:33 ID:viOOvMUf]
>>71
エロゲとかに結構あるよな。
そういったモンスター姦。
まあこのスレで求められてるのはワーウルフ、ミノタウロス、オークぐらいだけど。

>>72
スマン、獣×人と人×獣の違いを教えてくれ

74 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 06:31:27 ID:asQM+/4z]
>>73
あー、昔見た気がしてなんとなく使ってたんだが、
ひょっとしてこの表記って腐系限定な表現だったか…?
掛け算の前の方が攻めで、後の方が受け、っていうことらしい。

75 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 06:36:11 ID:viOOvMUf]
>>74
トンクス!
その表現は知らんかったな〜。無知でスマソ。

76 名前:名無しさん@ピンキー [2007/01/25(木) 08:36:42 ID:cilra9MR]
>>71
その小説ってもう読めないの?

77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 10:12:37 ID:ZsaPQKjM]
>×の前後

世間だと普通にコラボの意味で使ってたりもするから困る
(例:「PLUTO」の表紙の「浦沢直樹×手塚治虫」のアオリとか)

78 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 18:25:46 ID:asQM+/4z]
>>77
嫌なものを想像してしまうな…
「ナムコ×カプコン」だとカプコンがナムコに凌辱されたことになるのか。いろんな意味で。

そういえば、腐的…ってわけではないが、TS付きTFってどうよ?
このスレMが結構多いみたいだし、
雌犬やら雌豚やらにされて犯されたり調教されたりってのも有りなのかね。
人間が動物に変身するなら性別変わるくらい、もののついでで簡単かとも思うんだけど。

79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 20:11:43 ID:tJQf8LQU]
>>78
結構好きな奴もいるぞ?俺とか
まぁあんま人気ないみたいだけど

80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 21:56:35 ID:VPALOjSY]
あートランスしてぇ



81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/25(木) 23:57:56 ID:uCBnexAp]
存分にトランスしてくれ
ttp://youtube.com/watch?v=o1jPeG1LlaQ
ttp://youtube.com/watch?v=7qkZu2V00LQ


82 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 00:22:55 ID:6c++GM91]
>>78
できれば雄のままがいいけど、最近はそれもいいなと思えるようになってきた
チンが無くなる感覚はわかんないけどw

83 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/26(金) 02:42:31 ID:lJoojXOv]
>>76
見れないぽい
DingDongDong掲示板だった気がするけど跡形もない

84 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/28(日) 01:14:36 ID:IqdQSYX6]
ttp://red.ribbon.to/~dddr/novel/00124.htm

85 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/28(日) 02:16:36 ID:58uJU7Gz]
>>84
かゆい、うま

86 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/28(日) 10:00:16 ID:p36vie4x]
ちょwwwモトネタ
「幸運冒険」かよ
マッパー少女かわいそす

でも起った

87 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/29(月) 21:05:45 ID:9ReTjjJ2]
方向音痴マッパーや幼女魔法使いが酷い目にあっている以上、
別の場所でトレイトン・サブラァニア・ファンデュたんもエラい目にあってても良いはずだ!

88 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/30(火) 20:11:05 ID:vJl1s9Vf]
トレイトンちゃんは寿命が長いから
きっとエロエロなことは一通りやっているに違いない

89 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/01(木) 17:58:05 ID:Ki65K7ZX]
デシデシうるせーよwwwwwwww

90 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/01(木) 20:19:07 ID:pFo9b/qK]
>>87-89
本人(本竜?)でさえ忘れてたフルネームをあっさり覚えてるスレ住人に脱帽



91 名前:名無しさん@ピンキー [2007/02/07(水) 19:28:52 ID:Yr1CccR0]
age

92 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/09(金) 19:58:56 ID:DvfTo6tt]
【ケモノ】動物キャラ・マスコットキャラのエロパロ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170853584/

>>87-89向け…か?

93 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/10(土) 01:48:40 ID:UFBLmngZ]
せっかく獣なんだし、平静時は人間の言葉でも、発情・交尾時くらい鳴き声混じりが良い…
…んだけど、「〜だワン」とか語尾変化だと脱力しそうだな
良い表現の仕方はあるか?

いや、「〜デシ」口調は可愛くて好きだが

94 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/13(火) 23:41:07 ID:TmN7rLqD]
一応、他数の動物って交尾のフィニッシュ時に吠えるって本当?

漏れはそういう表現を入れるんだが。……そういう知識が疎いから。

95 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/14(水) 04:08:46 ID:bRzE9B2I]
吼える動物もいるし吼えない動物もいる。

96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/16(金) 05:59:46 ID:pvooEhgP]
>>94
ウサギのことか

97 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 02:11:16 ID:QCIpHK+Z]
猫のちんちんにとげとげは知ってるけど、どっかで猫には処女膜がないって聞いたことがある。
ガセかな?

98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 05:27:03 ID:X6b8PbD/]
人間とモグラにしか処女膜なんてないよ。

99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/17(土) 10:46:17 ID:QCIpHK+Z]
まじでか。知らんかった。

100 名前:名無しさん@ピンキー [2007/02/18(日) 13:37:59 ID:8NQ8ydB+]
あげ



101 名前:名無しさん@ピンキー [2007/02/18(日) 17:27:57 ID:7I1dNYXK]
>>66・70
触手・怪物スレにミノタウロスに犯される気の強い女神官の話があった。
結構生々しいがクロリティが高い一見の価値ありかと思う。

102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/18(日) 18:39:11 ID:i6p1yldW]
女神官というか女騎士ジャマイカ・・・・・・。

103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/21(水) 12:31:59 ID:tgC5tpTa]
その前に「クロリティ」に突っ込むべきじゃないか

104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/25(日) 16:58:32 ID:pkENGcZu]
「クオリティ」のことを言いたかったんかな?

105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/27(火) 00:37:05 ID:CLntZJB8]
「クロマティ」じゃね?

106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/27(火) 11:14:35 ID:zrDrCx1s]
それはもしかしてギャグで言って(ry

107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/02/27(火) 15:51:01 ID:jgUrSgDm]
最近、ネ申があらわれない……(´・ω・`)

108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/01(木) 22:07:28 ID:+xilXDAh]
壷から呼ばれます他
wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1172730852/

109 名前:ムジナ mailto:sage [2007/03/03(土) 04:54:29 ID:KXx5SNSe]
もそもそ一週間くらいで何か書こうと思う

今まで使ってた鳥を紛失

( ゚д゜)


110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/03(土) 10:16:00 ID:DH9DM/gS]
では鳥で



111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/03(土) 12:41:42 ID:KXx5SNSe]
じゃ、>>113

112 名前:ムジナ mailto:sage [2007/03/03(土) 12:43:51 ID:KXx5SNSe]
すまん、誤爆した
把握。完成で一気に投下するよ

113 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/06(火) 21:41:29 ID:hd0LArzG]
よくわからないけどアンカーに当たってみる

114 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/07(水) 10:00:22 ID:E1IqzVm1]
春だから発情ネタを考えた。
ちょっとだけ書いてみる。

115 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/07(水) 10:01:27 ID:E1IqzVm1]
がたこん
がたこん
暑苦しい満員の通勤電車の中で、セーラー服を着た牝犬が鞄を抱いて苦しげに呻いている。
「うぅ…ふっ…わうー…」
誰あろう私である。
長きに渡る受験との戦いを終えて、今日は初めて制服を着て登校する日なのだ。
軽く学校の説明を受けて、組割りを受けて帰るだけ。
新しい制服の感触を楽しむ予定だったのに。
私は顔を赤くしながら、肩をがっくり落とす。
なんでこんなところで、下着がびっしょりになるくらい塗れなきゃいけないのだ!
がたん
「んぁっ…!」
電車の揺れな合わせて微かな喘ぎが口から漏れる。隣に立っていた猫のOLが、汚いものでも見るように私を睨みつけた。
そんな目をされても困る。
私はただ、ちょっと人より敏感なだけなのに。

母の姉も似た体質だったらしいから、多分遺伝だ。
他人の匂いに対して妙に敏感で、特に発情臭に反応するとかえって自分の方が興奮してしまう。
平たく言うと、近くにエロいことを考えてる奴がいると、私まで濡れてしまうのである。


116 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/07(水) 10:03:08 ID:E1IqzVm1]
ちきしょう、痴女みたいだよ。
頭を抱えたくなりながら、揺れの度に熱くなっていく体を押さえつける。
こんな体質と、人と話すのが苦手な性格のせいで、中学の頃は友達がほとんど作れなかった。
内気だった自分に別れを告げ、高校では友達を沢山作るのだ!
そんな決意を決めた矢先だったのに。
誰だ、朝の電車なんかでえろいこと考えてるのは!
しかも匂いが段々強くなってきた所から、やらしい考えをしているのは一匹ではなさそうだった。恥を知れ。
下着に収まり切らぬ熱が滴となり、腿を伝って毛皮を汚していく。
「…ばれたらどうしよう」
今日から3年間乗り続ける車両で初日から醜態をさらすことになる。
しかし完全にスイッチが入ってしまった私の体は、そんな妄想にすら反応する。無意識に尻尾をぱたぱた振っていたことに、そのときようやく気がついた。
さて、誰かさん(たち?)のせいですっかり発情してしまった体は、服越しに毛皮が擦られるだけで泣きそうなほどの気持ちよさがびりっと頭に響くようになっていた。
私は涙目で吊革に掴まり、快感の波を必死に受け流し続けた。


117 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/07(水) 15:48:22 ID:hp34joHc]
goood!!!!

118 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/07(水) 15:52:33 ID:uXU40XhX]
おりゃー

119 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/07(水) 16:45:23 ID:gdHjVNzg]
これは・・・獣的にもかなり良い GJ!
普通に猫のOLとか出る辺り世界観的な妄想が広がるぜ

120 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 12:52:11 ID:8aqq+vTm]
伝染発情ってなんてエロを…
顔を赤くしている所を内向そうで超エロい変態コリーの美男に助けられる
とかだとなおy(ry



121 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 13:40:01 ID:Wpv+mJKh]
がたん
「やぁんっ!」
びくっ!
体が震え、軽い絶頂が訪れる。
次いで、それに被さるような衝撃が背中にあった。
「わぅっ!」
こんなときの私にぶつかってくるな。声が漏れるじゃないか。
思わず睨み返した先を見て、私は呆気にとられた。
「え」
「ご、ごめん…」
目の前にいたのは、同い年ほどの兎の少年だった。
そして気まずいことに同じ学校の制服を着ていやがる。
いや、確かに学校の最寄り駅に通じる路線なんだから、不思議でも何でもないんだけど。
そして私を驚かせたのは、車内に満ちた濃い匂いが、ほとんど彼から発せられていたということだった。
ふと見ると、彼の周りの乗客はそれに反応してしまうらしく、皆居心地悪そうに足をすりあわせていた。
しかし今の私にはその程度の発情臭はノイズとしかいえない。
目の前で申し訳なさそうに縮こまっているうさぎ。こいつが元凶らしい。
「…気をつけて下さいね」
私は平静さを装いながら早口で呟き、すぐに振り向いた。
「…くぅぅん」
もう立っていられなくなりつつある。吊革に必死でつかまり、早く学校の最寄り駅についてくれと必死に願う。
なんということだ。同じ時間帯に乗る面子にこんな奴がいたなんて。


122 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 13:40:58 ID:Wpv+mJKh]
たまにいるのだ。自覚無しにやたら強い匂いを振りまく奴が。
頭の中で悪態をつきながら、目をつむり歯を食いしばり耳を震わせて、全身に襲いかかる快感に耐え続ける。
ふと口の端から涎がでていることに気が付いて、あわてて口を拭う。手のひらの肉球がくちびるにふれる感覚すら気持ち良い。

幼いときは自制心が効かず、人前で発情した挙げ句自慰をしてしまったことすらあったが、中学に上がってからはどんなに激しい衝動も必死に押さえ込んできた。
受験の時期にずっと自慰を我慢していたこともあって、牡っぽくいうなら…そう、「溜まっている」状態。
そんなときにこの濃い匂い。
そもそも普通のヒトはそうそう簡単に発情なんかしないのに。

二本足で立ち上がったときから、獣は野生の本能や能力と引き替えに理性を手にしてきた。
周期的な発情がおこらない者も珍しくはなくなったし、本来種が持つ視覚や聴覚も失われつつある。
それでもたまに私のような“先祖帰り”がでてくるのだ。
一般的にそういう獣の血が濃い者は、発情や火への恐怖などが消えぬ代わりに、失われた身体能力や野生の勘を身につけているといわれる。
が、私には何もなかった。不自由な体だけ。不公平な話だ。


123 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 13:42:09 ID:Wpv+mJKh]
続きをかいてみました
トリップってどうやってつけるんすか><

124 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 15:42:49 ID:CE4zid17]
名前欄に#文字列 でおk
入力した文字列がバレたら偽が沸くから注意な。


あと超GJ

125 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 15:47:07 ID:8aqq+vTm]
#の後に好きな英数字
コテハンがあるならそのあとに

126 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 15:48:10 ID:8aqq+vTm]
結婚したorz

127 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/08(木) 16:33:53 ID:Wpv+mJKh]
こう?

128 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 19:34:59 ID:G7f4dm4L]
そう。

129 名前:ウンコマン? mailto:sage [2007/03/08(木) 21:04:13 ID:OBiv1vv4]
こう?

130 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/08(木) 23:09:36 ID:eLWje1oV]
違う。



131 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/10(土) 04:17:31 ID:pUM32Vvr]
やがて電車が路線の交わる大きな駅に着くと、多くの出入りのせいで空気が外に流れ匂いがゆるんだ。生ぬるい風を新鮮にすら感じながら深呼吸をする。

そんな私の後ろにいつのまにか回り込み、心配そうに見つめる兎。
あ、こいつのこと忘れてた。
よく考えたら元凶のこいつがいなくならない限り状況は変わらないじゃないか。
しかも再び満員になった電車の中で、密着するように。
「大丈夫?気分悪いの?」
うん、貴方のせいだよ。
「いえ、貧血で目眩がしただけです、ありがとう」
のぼせたように真っ赤な顔で、貧血も何もあったものじゃないが。

「その制服同じ学校だよね、連絡いれておく?」
しかもタメ口かよ。女の子には敬語を仕え。
というか、匂いの元が真後ろにいるせいで返事をするのも困難になりつつあるのだ。
「ホントに大丈夫ですから…」
「うそ?」
言いながらウサギが顔をよせてくる。
「な、なんですか」
「本当に大丈夫なら…」
うさぎは恥ずかしそうに顔を赤らめながら、その癖に意地の悪い笑みを浮かべた。
「…じゃあ、そんな音させないでよ」
え?
ちょっと待て。彼の耳は何を捉えたのだ。
狼狽する私にウサギは囁く。
「布と毛が擦れる時の音が、妙に濡れてるよ…」
なんだそれ?
まさか、そんな濡れているからって、小さな音が聞こえるはずがない。
というか先に私の挙動からわかってもおかしくはない気がする。
もしかしたら、この少年も獣の血が濃いのかもしれない。


132 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/10(土) 04:22:59 ID:pUM32Vvr]
にやにやと好色な笑みを浮かべながら、耳元でうさぎはささやき続ける。エロオヤジかこいつは。
「別に、好きでやってるなら止めはしないけど」
ひっでぇ事いうなぁ。
「さっきからなんなの、変なこと言わないでよ…」
いい加減敬語も崩れて不機嫌な顔を向けると、彼は一瞬不思議そうな顔をした後、閃いたように目を丸くした。
「あ、そうか」
そしてうなだれる。
「ごめん、君もか…」
するとさっきまでのむかつく態度はどこへ行ったか、しょんぼりと耳を垂らし、八の字に垂れた眉の下の瞳は子羊のような憂いを見せた。
そんな顔をされたらふりあげた拳も下ろしようがない。こいつを怒鳴りつけて気を紛らわそうとしたのに。
しかしこれ以上セクハラを受けないならもうそれはそれでいい。
「わかってくれたらいいよ。でも、君もって…」
そこで気が付く。
こいつも先祖帰りの気があるなら、私と同様に匂いの影響を思い切りうけている筈。
変な事を考える…という程度じゃない。
こいつも発情してたんだ。


133 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/10(土) 04:32:27 ID:pUM32Vvr]
ごめん、エロかくの難しい><

134 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/10(土) 04:42:45 ID:6Z0mwwZ4]
自分の気持ちを順番に追っていけば小説は書けます。
良いじゃないですか。GJですよ。w

135 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/10(土) 05:07:03 ID:qfWFg9fz]
すごいいい!
がんがって!

136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/12(月) 23:32:28 ID:Ck+TtoKg]
まだかなぁ

137 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/13(火) 17:59:48 ID:PgcIMvlX]
そう考えると、少し気の毒になってきた。
ただでさえ好色な種として有名な兎は、一度発情すると何回達しても一晩は正気に戻らないとまで聞いたことがある。
発情している私に襲いかからなかっただけ、まだこいつは紳士なんじゃないだろうか。
要は互いに運が悪かったのだ。そういうことにしておこう。

がたん
「んっ…!」
びくっ
また背中に兎の体が当たった。
でも、さっきよりはずっと弱い。衝撃を足で殺して軽くしてくれているのがわかった。
ちらりと振り返ると、彼も理性が飛びそうなのか、うつむいて歯を食いしばっている。膝までがたがたとふるえ、張りつめたように全身が毛羽立っている。

頑張れ。もうすぐ学校のある駅だ。
私もがんばるから。
励ますようにそっと手を差し出すと、強く握り返してきた。
「あっ」
「ひぁっ…」
その瞬間、無意識に二匹ともが声を漏らしてしまった。
しまった。これは逆効果だった。
強く握手をして互いの体温を感じてしまうと、更にその温もり味わいたいという欲望が頭をもたげてくる。
体の割に結構大きい手のひらはふわふわの毛で私の肉球を包み込み、その手に力がこもる度に、私の手のひらにも柔らかな刺激が伝わってくる。

この体中の疼きをどうにかしなければ、学校へ行くことすらおぼつかない。
手を離したいけど離したくない。
そんなジレンマに悩まされながら、私たちはずいぶん長い間手をつないでいた。
後から考えると、一駅間くらいのほんの数分だったはずなのに、その時は、手を握ってから離すまで、本当に何時間もたったように感じたのだ。

しかし、拷問のような時間も、ようやく終わろうとしていた。
車内に響くアナウンスは、学校の最寄り駅への到着を知らせるものだった。

出席がとられるまではまだ一時間ほど間がある。
駅から学校へはほんの数分。
早めに行って新しいクラスに慣れておきたかったけど、それどころじゃない。

兎。責任とって私につき合え。
彼にしか聞こえないように、小声で振り向いていそいで振り向き、ひときわ手を強く握る。
握り返してきた。



138 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/13(火) 18:00:48 ID:PgcIMvlX]
電車がしまり、扉が開く。
後ろにつないだ手を振り返らないまま、
私は…私たちは、まっすぐ女子トイレに向かって歩きだした。

一応人目を避けてうさぎをねじ込むと、自分もその中に飛び込んだ。
意外と清潔なトイレの中に荷物をばたばたと置くと、思い出したようにお互いの顔をじっと見た。

「…ごめん」
先に口を割ったのは兎。
「ごめんじゃないよ、どうにかしてよ、これ」
「どうにかって…して、いいの?」
「何、お互いこのまま学校行くの?」
「そりゃいやだけどさ…」
「だったら…」
もう我慢できなかった。
スカートのホックを外し、下着を脱ぎ捨て鞄につっこむ。
「どうにかしてよ」
尻尾をぱたぱた降りながら、正面に腰を突き出す。
セーラー服に下半身は裸で牡に交尾を迫る牝犬。
どう見ても痴女だけど。お前が悪いんだからな。
こんな気持ちにさせたお前が。
「じゃあないと」
ぐわしっと垂れた耳を鷲掴む。
「こんな耳引きちぎってやるぞぉ」
ぐにぐにと揉みながら引っ張ってやる。
「んぁっ!やだ、やめてよっ!」
牝みたいな悲鳴を上げやがった。どうもこいつの弱点は耳らしい。
「なんでもするから耳はやめて…出ちゃうよお…」
…なんだかだんだん可愛らしくなってきたぞ。
「ようし、言ったなあ」
私は熱っぽい目で兎を見つめる。
「じゃ、まず」
ぐいっ
じゅぷ…
暑苦しい体を引き寄せて、抱きしめながら唇を兎に押し当てた。
「んむっ…」
「ひぅはへぉっ(キスさせろっ)」
犬特有の長く薄い舌を差し込み、大量の唾液を流し込んでやると、柔らかい舌が懸命にこっちの口にまで延びてくる。
包み込もうとすると逆につつみこまれ、兎の唾液を味わうことになった。
「んぐっ…」
「むぅ…」
口の端から透明な筋をいくつも垂らしながら、不器用な口づけは続く。
歯の内側まで舌をのばし、歯茎の根本をすってやったり、舌の根本を絡めとろうと深くまでつきこんだりと、兎の口の中を探る作業に没頭するうちに、気がついたら抱きしめ返されていることに気がついた。
更にいつのまにかズボンを脱いでいたようで、おなかの毛皮に熱いものが当たっているのがわかる。
ふかふかの腹の毛同士が絡み合う隙間が、熱いものから漏れる粘液で濡れていくのが気持ち良すぎる。

139 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/13(火) 18:23:57 ID:PgcIMvlX]
ついにまともに立っていられなくなって、壁へ体をよせながら足を絡ませ始める。
意外と肉付きの良い兎の太股は暖かく柔らかい。それが私が股間をすり付ける度にびくびくと震えるのがおもしろかった。

興奮は高まり続け、口だけでは物足りなくなってきた。
「ぷはっ!」
肩を掴んで無理矢理引き離す。だらだらと牙にかかる透明なアーチを無視して、新たな快楽を求め乞う。
「ね」
腰をつきだし、股間へと手をやり、周りの毛皮を巻き込んで水浸しになっているところを、ゆっくりと押し開く。
「嘗めてよ」
「…うん」
すっかり従順になった兎はその場にひざまづき、私の一番敏感なところへ、
何の躊躇いもなくかぶりついた!
「くぅうううんっ!」
バカ、いきなりそんな強く吸ったら壊れるっ。
指でさわるとか何か思いつかなかったのか!
自ら望んだとはいえ、心の準備が十分にできていなかったところにこれはきつすぎた。
「わんっわぅっ!くぅんっ!」
トイレの外まで聞こえそうな声でひたすらに喘ぎ続ける。
愛液をちゅうちゅう吸いながら、さっきのキスより更に激しく舌を動かし中をかき混ぜていく。
電撃にしびれながらとろとろに溶けていくような快楽に、私の理性は崩れようとしていた…。

140 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/13(火) 18:48:56 ID:PgcIMvlX]
遅くなって申し訳ない
やっぱり完成後の投下がマナーか…



141 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/13(火) 18:55:35 ID:CVa2Yh9i]
>>140
GJな有様です。
何日かに分けて投稿するのも焦らされて良いんだぜ。
Sなやつめ!

142 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/13(火) 21:00:52 ID:TDsbO5sj]
>>140
GJです。
こういうの見てると、自分でも何か書いてみたくなります。
そして自分の文才にorz

143 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/13(火) 23:32:38 ID:tsWot6j+]
神の再来だ・・・。

焦らずがんばって!

144 名前:ウンコマン? mailto:sage [2007/03/14(水) 10:42:30 ID:zbL5NXA7]
(・∀・)イイネ!

145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/14(水) 11:53:38 ID:viPaWttV]
違う。

146 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/15(木) 22:50:47 ID:CLGpcDqd]
外側から中心にかけて円を描くように嘗め回したり、舌を深く深く潜らせて暴れさせたり、感覚の固まりである突起を念入りになぶったり、襞のあちこちを跡が付くほど強く短く吸ったり。うさぎの責めはバリエーションに富み、私の体を解放しない。
「んひぃっ…」
ていうかさっきからいきっぱなしなのだ。
力が抜けてくる。涎が止まらない。
「わぉぉぉん…」
弱々しげな遠吠えが口から漏れていく。
ときどき口が疲れるのか、口を閉じ粘液まみれの口ひげを、私の毛皮まで巻き込むようにすり付けてくる。
くすぐったいようなその柔らかい感触がまた違う官能を私に与える。
「くうぅん…わうぅぅぅっ…」
後ろの壁に手を突き崩れそうな体を必死に支える。
堅く瞑っていた目を見開き、やっとの思いで見下ろすと、上目遣いでこっちを見上げるうさぎと目があった。
「………」
にこ
「かわいいね」
びくんっ
そういわれた瞬間、私の心臓は跳ね上がる。肉体の悦楽に精神的な快感までもが加わって、私の理性はどんどん食いつぶされていく。
変に色っぽい淫らな笑顔で殺し文句を吐いたうさぎは、更に続けた。
「ね」
立ち上がりながら、自身の肉茎を両手で握りしめる。
「こっちにも…して欲しいな」
思わ

147 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/15(木) 22:52:09 ID:CLGpcDqd]
思わず喉を鳴らしながら頷く。
「…いーにおい」
今度は私がひざまづく番だった。
鼻をすり付けるようにして匂いを楽しむ。青臭い真っ赤な肉茎の先端からは、とどまるところを知らないように熱い滴が溢れている。
そうして良く見ていたら、とんでもないことに気が付いた。
「あれ…ふとい…よね、これ…」
恐る恐る両手でにぎったそれは、下手をすると私の手首より太いかもしれなかった。
「うん」
うんじゃなくてさ。
申し訳なさそうに耳が垂れたかと思うと、またぴんと立つ。
「大きいでしょう」
自慢げにいうなよ。
……むしゃぶりつきたくなるから。
目の前に美味な肉を突きつけられ、涎がさらに開きっぱなしの口からたれていく。
更に顔を寄せ頬ずりをすると、ほっぺたの毛皮が濡れてぬちゃぬちゃといやらしい音をたてる。
「…いただきます」
あむ
「ふひゃっ…」
意外に可愛い声をたてて兎が鳴いた。
「あぐ…」
口いっぱいに広がるのは生臭い牡の香り。巨大な肉塊に蹂躙される狭い口の中で、私は懸命に舌を動かしそれに奉仕する。
どぷどぷ流れる先走りが涎と混じりあいながら、舌の上をゆっくり伝って喉の奥へ流れ落ちていった。

148 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/15(木) 22:53:00 ID:CLGpcDqd]
生まれて初めて味わう牡の体液は、打ち震えるほど美味に感じた。
その味は口の中に籠もる濃厚な匂いと相まって、私の牝としての本能に強烈に働きかけていく。
「むぐぅ…」
喉の奥までゆっくりと飲み込んだ後、またゆっくりと口の中からを引き抜いていく。
よだれでべとべとになったそれを再び両手でにぎり、肉球をすべらせるようにしごいていく。
くちゅくちゅと淫らな水音が密室に響いていく。
熱く柔らかくも弾力に富み、握りしめた手を堅く押し返してくる。
先端だけ加えて上目遣いで見上げると、こんどは兎の方が余裕のない涙目で私を見下ろしていた。
たれた粘液を指にまぶし、片手で私の拳ほどもありそうな玉をぐにぐにと揉んでいく。
「ふぁあああ…」
それに併せて彼のものがびくびくと震えるのを見て、さらなる快楽に落としたくなる。
まず、両手で再び強く握りしめた。
「んっ…」
上下にしごきだし、少しづつ勢いを強めながら先端を甘噛みしてやる。
「ひゃあっ!?やっ!」
雁の裏に牙が軽く食い込む度に、兎は牝のように甘い声を上げる。



149 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/15(木) 22:55:42 ID:CLGpcDqd]
兎は顔を歪ませながら、腰を振り出し必死に快楽を得ようとする。
口からたれる露が真新しい学ランにたれて染みを作っていった。
「くふぅぅぅ…」
涙目で息を吐き出し張りつめた快感に流されまいとする兎を、私は更に追いつめていく。
反則技で。
もう何でどろどろかわからない手を睾丸から更に後ろへ、筋をなぞりながら辿っていく。
「や…やめ…」
何が起こるか察した兎が腰を引く。
「だめなの」
逃がすものか。閉じる太股と、尻の肉を押し割って、私の指は目指すところへたどり着いた。
「…いくよ」
「こな…いでぇ…」
草食動物が何事かつぶやいたが、無視。
孔のまわりをゆるゆるとなぞると、意外なほどに柔らかい。
そっと人差し指を押し当てると、潤滑油がまぶされていることを差し引いても、簡単に滑り込んでいってしまった。
つぷぅ
「きゃあっ!」
牡がきゃあって言うなよ。
きつく締め付けられた孔の中に、もう一本指を入れる。
中の熱い脈動を感じると、ゆっくり指を動かし始めた。
「んっ、んあぁああ…おかしくなる、よ、やめ…」
びくびくと握った肉管が震え露が迸るのを見て、私は絶頂が近いのを知る。


150 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/15(木) 22:56:40 ID:CLGpcDqd]
ちょっと入力ミスった
ごめん
もう少し続きます



151 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/16(金) 00:26:22 ID:1D3u3TRp]
こんなところで止めやがって!この高ぶりをどうしてくれる!
とことんSなやつめ!がんばってください!

152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/16(金) 01:02:09 ID:KcaZflOa]
続け! もう思うさま続けこのドS!!

153 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/16(金) 02:01:55 ID:If8xc+VP]
やばくSいい
がんばれ

154 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/16(金) 02:04:15 ID:bg5xJbMo]
射精の前兆にふるふると耳を震わせる兎。もう少しこいつを虐めたくなってきた。
まず根本を握りつぶし、欲望の出口をふさいでしまう。
その上で甘噛みの勢いを強め、尻の中に埋まった指を、鉤爪のように曲げ、中をひっかき回していく。
「ふっぅあっっっっ!?」
声にならない悲鳴をあげながら、苦痛と快楽にのたうちまわる。
ざまみろ。さっき私もこうだったんだぞ。
血流が激しくなっていくのか、口の中で更に重量感が増し、堅く太く反り返っていく。
そして、指が尻の中のしこりをひっかいた瞬間。
「ひゃあ!いくっいっちゃうっ!」
「だから、だめなのだ」
潰れた尿道は白く濁った先走りをどぼどぼと吐き出すだけで、結局うさぎの絶頂は中途半端に終わる。
出さなきゃうまくイけないなんて。牡ってのは不便だね。
にやにやしながら涙やら愛液やら涎やらでぐちゃぐちゃになったうさぎの顔をとっくりと拝んでやる。
「…ちくしょっ…あとでっ…おぼえてろっ…」
かすれ声でなにかほざきやがった。
「なぁに、私はなにを覚えてればいいのかなっ」
かり
敏感な雁裏を、歯を噛み潰してやる。
「ひぃいうあぁああ…」
なんか、生意気だけど可愛いぞこいつ。
そろそろとどめをさしてやろ。


155 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/16(金) 02:05:07 ID:bg5xJbMo]
こんなとこで止めるなって言うから
もう少しだけ書いたよ
おやすみ

156 名前:ウンコマン? mailto:sage [2007/03/16(金) 04:51:05 ID:nDiN/6OU]
ナイス!

157 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/16(金) 14:07:54 ID:VersR0L4]
違う

158 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/18(日) 01:15:42 ID:tifovd/M]
きたいしてます
ほしゅ

159 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/18(日) 01:20:59 ID:HiA8khlA]
期待保守

160 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/18(日) 13:29:13 ID:rOvg+TnV]
熱い肉孔の中に再びしこりを探し、その近くをかき混ぜるように指を動かす。
ただし、力強い代わりにゆっくりと。
絶頂には届かなくても指の動きは体の芯に響いているらしく、腰を揺すり孔を締め付けて私の指をもとめてくる。
更に私は、空打ちの苦痛に暴れる肉棒から手を離すと、顔を捻りながら緩やかに根本までを口の中へ導いていく。
先端から玉までに舌を絡み尽かせ、喉の奥まで使ってしめつけ、少しづつ口にを出し入れする速度を上げていく。
挙げ句余った手をシャツに滑り込ます。腹の毛皮をなぜながら上らせ、ふんわりした胸毛をかきわけ堅く突き出た突起を探し出すと、摘み、こねだした。
「ふにゃあああぁぁ…」
そうだ。お前は猫だ。猫になるのだ。
尻と乳首をいじられて甘い声を出す淫乱な雌猫になってしまえ。
「にゃ…ふぁあっ…」
尻をいじる腕にあたる睾丸は、今やぱんぱんに溜まった精液で爆発しそうなほど膨らんでいた。

その哀れな緊張を、今解放してやろう。




161 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/18(日) 13:29:58 ID:rOvg+TnV]
乳首から引いた手を下ろし、尻尾の根本を親指でぐりぐりと刺激しながら、
丸い毛玉をにぎりつぶした。
くしゃっ
「ふにゃっ!?」
うさぎが耳を跳ね上げた。

どこまでも追いつめてやる。餓えた獣の目をした私は獲物を食らいつくさんと陵辱を加速する。
尻に付き込む指をどさくさに紛れ二本増やし、尻の中の雄が感じるところを探し求めて大暴れを始める。
尻から垂れる透明な液体が先走りに代わる潤滑油となり、自ら異物を飲み込んでいく。
口も両頬の肉や上顎まで使ってしごき立てるにとどまらず、再び甘噛みを加えぶにぶにと弾力のある先端や雁の裏を蹂躙の牙で柔らかくえぐりこみ、快楽の爪痕を刻み込んでいく。
それと共にまた少し尻穴が緩んだところにもう一本指を入れ、更に付き込む。
フィストファック完成。

いや待て。いくら何でもゆるすぎだろ。
しかし拳一つを飲み込んで未だ締め付けはなくならなかった。
発情するだけでここまで壊れるのか、うさぎって?
(…あとでやってもらお)
にたにたと顔が肉食獣の笑みを浮かべるのを自覚しながら、私は今度こそうさぎに止めを指すことにした。
一番感じるらしい肉茎の裏にあるしこりを指で捕まえ、
肉球で摘みつぶした。
ぶにゅ

162 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/18(日) 13:30:54 ID:rOvg+TnV]
「にゃっ…………!!!」
全身が弱々しくがくがくとふるえ、次の瞬間、喉の奥で熱い奔流が噴き出した。

びゅうううううっ!びゅくっびくびゅくっどくんっぶびゅるぶじゅびゅるるるっ!
ごぷっどろろろっずぶぶしゅうぐぴゅびゅくっ…

「んぶぅううっ!」
ごくん、ごくごくっ
喉が灼けそうな程熱い噴精を、口から溢れさせながら啜り飲み下していく。
すっかり牡の味の虜になった私は、濃厚な精に身も心もとろかされていく。

…ていうかとってもおいしいよう。
なんで?なんでこんなに
もっと欲しいと思っちゃうんだろう?
この数十分くらいで、凄く淫乱になってしまった気がする。
口いっぱいに精液を含み少しづつ飲み込みながら、なんとなく幸せな気分になりながらぼんやりうさぎを見上げる。
あれだけ出したのに未だ硬く反り返り、睾丸は再び張りを取り戻しつつあった。
一旦出しておちついたのか、表情にも余裕が戻りつつある。
…一人で素面に戻るなよ。
すっと立ち上がると、口の中に残る精にも構わず、また抱きしめてキスしてやった。
「んっ…!?」
びっくりするだろうと思ったら、何のためらいもなく舌を入れてきた。
愛液の味がする舌と、精液の味のする舌が絡んでいく。

163 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/18(日) 13:32:24 ID:rOvg+TnV]
携帯厨なので
書いては投稿し
書いては投稿し

自転車操業です
ペース遅くてごめんなさい><

164 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/18(日) 15:29:04 ID:PdsEsLcU]
>>163
携帯でそれだけ書けるならすごいとおもう。
というか携帯のテンキーでそんなに文章打てないぜ。

完結までがんがれ。

165 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/18(日) 19:44:39 ID:tifovd/M]
がんがれ。ちょうがんがれ。

166 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/19(月) 05:12:43 ID:5LQthKMf]
がんがれー

167 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/21(水) 09:55:05 ID:9myp37ZO]
互いの味を混ぜ込むように舌を押しつけあい、粘液と唾液の入り交じった匂いが二匹の口の中に満ちる。
さっきよりもなお大胆に舌を絡み合わせ、口中を愛撫していく。
こちらが頬の肉を強く押し擦ると、負けじと舌の裏の柔らかい部分へ突っ込んでくる。
とめどなく流れる透明な露が二匹の不揃いな口の隙間から漏れ、首筋をぬらす。
今朝までおろしたてだった制服は、もはや粘液や汗にまみれぐちゃぐちゃになっていた。
こんな格好でどうやって登校したら、今のこの情事が誰の目から見ても明らかだ。
でももうそれもどうでもいい。今の私は羞恥すら快感にしかならないから。
この喘ぎも匂いも、これから同級生になる皆に聞かれているかもしれない。いや、少なくとも声が外にだだ漏れなのは明らかだ。
それを意識した途端、二人きりの個室の中なのに、周りが視線で満ちているような気がした。
少し耳がよければ、中の音を聞いて具体的に行為を想像することもできるだろう。
覗かれている。そんな気がしてならなかった。
ただ、もはやそれは快感を増すための小道具にすぎない。
みてほしい。獣に堕ちて浅ましく快楽を貪る私たちの姿を見てほしい。


168 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/21(水) 09:55:46 ID:9myp37ZO]
くちゅりくちゅりと、わざと大きな音を立てて唾液を吸っていく。
「そほ…きこえひゃ…(外…聞こえちゃ…)」
一瞬反論しかけた兎だったが、すぐに抵抗をやめ、とろんとした目で私の口に強く吸いついてきた。
ちゅぱっ、ぐちゅぷちゃっ、じゅぽっ!
向こうも同じことを考え出したらしい。
音が鳴るたびに、二匹のお腹に挟まれた熱い肉塊がさらに大きさと堅さをましていく。
臍の上まで立ち上がったそれは、先端の口から涎を垂らしながら、己が収まるべき場所を求めてふるえていた。

先に口を開いたのは兎。
「…いい?」
口をはなし、舌にかかったままの唾液の橋をつぅと啜って話し出す。
「…したいの?」
そんな兎を腰から抱きしめたまま、その鼻先を犬のマズルでつついてやる。
「わたしの中に入りたい?」
「…うん」
その瞳程に真っ赤な顔が、静かに頷く。
私は優しく微笑んで、頷きながら額をこつんとあてた。
わかったわかった。いいよ、私の処女はお前にくれてやろう。
私をこんな淫乱にしやがって。
責任とれよ。愛しい奴め。大好き。
壁を向いて手をつき、お尻を突き出し、振り向き誘う。
「おいで」
すると私の入り口に、柔らかい肉を優しく押し割るように熱い何かが当てられた。

169 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/21(水) 09:56:55 ID:9myp37ZO]
あんまり長いと迷惑かな
終わりまでもう少しです

170 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/21(水) 10:16:05 ID:cFxKFPXD]
wktk



171 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/21(水) 12:58:42 ID:4bagQIN0]
超wktk

172 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/21(水) 16:14:16 ID:APxAWuQc]
正座して待つ!!

173 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/21(水) 17:51:43 ID:7xQbfwl3]
nyでケモノで検索したら意外と引っかかってワロタ

174 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/22(木) 07:55:51 ID:IQcb9TPc]
ぺけさん、続きお待ちしてます!

175 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/22(木) 16:48:49 ID:FWFLTRhf]
「いくよ」
ずぷ
ずぶぶぶぶ…
ゆっくりゆっくりと私の肉扉を押し割り、巨大な異物が入り込んでくる。
「んんっ…」
散々に濡れてはいたものの、ほぐしきれていなかったのか、微かな痛みが走る。
しかし、頭の先から足の指までに満ちていくような甘美に深い牝の官能は、そんなことを無視できる位だった。
指しか入れたことのない場所を、かなり無理矢理押し広げながら、とんでもない熱を持った質量が進んでいく。
ゆっくりゆっくりと異物が私の中の道を進んでいく。ほんの少しの距離を、永遠に近い時間をかけてじらすように潜っていく。
「ふっ…ぅ!」
不意に、体の中で何かがちぎれるような感覚。
白濁に溶けた思考を、一瞬破瓜の痛みが洗い流す。
ふるえる私の背中と尻尾を優しく彼が撫でる。
「だいじょうぶだよ、すぐに消してあげるから」
その声が私を再び牝に変える。
「安心して、気持ちよくなってよ」
尻尾を触る手が根本に延び、付け根をぐりぐりと押す。
「わふぅぅん…」
発情の中心ともいえるつぼを押されて、強ばった私の肉壁が弛んでいく。
二匹の繋がったところからは熱湯のような粘液がどろどろと垂れて、どちらかが漏らしたかのように床はべとべとになっていた。


176 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/22(木) 16:52:14 ID:FWFLTRhf]
やがて破瓜の痛みも消え、巨大な圧迫感がお腹の近くまで昇ってきても、もう怖くはなかった。
そしてその動きが止まる。
どこまでも入ってきて私の口から出てきそうなほどに長大に思えた肉槍も、どうやら根本まで収まったらしい。
なんだか入ってはいけない所にまで入っているような気がしたが、怖くなるので考えないことにした。

背中をなでていた手がお尻に回され、ぐいとつかまれ押し開かれる。
「すごい…全部入ったよ」
君のために開けてやった道だ。もうどうにでもしたらいいよ。
「うごいて」
「え、もう大丈夫な…」
「いいから」
後ろ手に兎の手を掴んで催促する。
「一緒に気持ちよくなりなさい」
一緒に獣に堕ちて下さい、ご主人様。
強気の口調とは裏腹に、私はもはや快感の隷従となっていた。
振り向くと、微かに揺れる兎の目にも、本能の奴隷になった証、肉食獣のように情熱的に淫らな笑みが浮かんでいた。
「わかった」
その兎唇が歪む。
「それじゃあ…」
軽く腰を引き、
「いくよ」
ゆっくりと突き込んできた。
じゅぷっ
「くぅぅうううんっ」
弱々しくそれだけ声を上げるのがやっと。
白濁の海に微かに浮かんでいた思考の泡が、ぼこぼこ割れて消えていった。
…キモチイイ。

177 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/22(木) 16:56:39 ID:FWFLTRhf]
薔薇とか百合は
NGなんでしょうか
ここ

耐性ない人もいるでしょうから
テキストデータで書いてから
どこかに上げてアドレスを貼ったりするのが妥当なところですか
でも携帯からだとどうしたらいいのやら


178 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/22(木) 17:43:04 ID:B5tPGAEI]
こんな時間に来るとは…兎に角乙です!

179 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/22(木) 19:28:35 ID:sxpLBWXr]
>>177
題名でもつけて薔薇ものですとか百合ですとか書いとけば
題名で透明あぼーんにできるから平気じゃね

180 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/25(日) 11:53:52 ID:9Z00l7y8]
>>177
>1嫁。話はそれからだ。
スルーするのがこのスレでの通りってものだ
たたくのはこの俺がゆるさん!

と娘を嫁にやる前のパパ獅子獣人のごとく威厳を持っていてみるテスト。



181 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/25(日) 17:29:43 ID:d9ta8NWl]
テストとか久々に聞いた

182 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/25(日) 19:33:39 ID:e1LGJ03S]
>180
バンチョーレオモン乙

183 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/26(月) 07:40:30 ID:29DgAapL]
きもちいいよ。
私の目から一滴の涙がこぼれた。
「うやぁ…」
ぬちゅ、ちゅぷっぐぷっ
引き抜かれては突き込まれる肉棒が、盛大に音を立てながら私の中をかき回していく。
先端が私の胎へ沈み込んでいくたびに、甘い官能が私を包み、牝の喘ぎを上げさせる。
指なんかとは比べ物にならないその快感が、牝犬を更に淫らな奴隷へと調教していく。

お願い。もっと腰を振って。もっと早く動いて。
わたしはあなたのおちんちんがほしくてほしくてたまらないんです。
「もっとぉ…おねがいだよ…」
物欲しげに尻尾をくゆらせ、催促する。
「もっと…どうしたい?」
さっき一回出したせいか、妙な余裕を持ちながら腰を揺らしている。
「どうしてあげたら、気持ちよくなれるかな?」
言わせたいか。言ってやるよ。
変態め。
きれた。大声で言ってやる。
「もっとふかくつくのだ!私の腹の中をそのでかいちんちんでいっぱいにするのだぁ!」
やけくそに怒鳴り散らしながらまた涙がこぼれた。ちくしょう、もう外には丸聞こえどころの話じゃないぞ。恥ずかしい。恥ずかしいのにそれが気持ち良い。
背中に倒れ込んできた兎が顔をすりよせ、その滴を嘗めとった。


184 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/26(月) 07:41:22 ID:29DgAapL]
精液の匂いのする舌が目元の毛皮をちろちろ濡らしていく。再び間近でみる兎の顔に、私はまた口づけの衝動にかられる。
しかしそこまでは首が回らない。
「いっぱい動いてあげるよ。二匹が何もかも忘れて動物さんになっちゃうくらいに」
兎は私の背中を抱きしめるように体を倒し、腹に手を回して体を固定した。
膝を折らずに立ち続けるので必死な私は、耳元で囁かれる恥知らずな言葉に欲情し、自ら快楽を求めて腰を振り出す。
兎が腰を引き、肉がぶつかる音がひびきはじめる。

「んふひゃああああぁっ!」
「わ、わおぉぉぅううぅうんっ!?」
ぱんっぱんっぱんっ!
じゅぷっじゅぶっぢゅくっ!
兎の下半身のバネから繰り出される突きは、想像を遙かに越える動きで私の中の奥深くを蹂躙していった。
がくがくと倒れそうになる体を、お腹に回された手が支えてくれる。
私は壁を手で押さえてどうにか姿勢だけでも維持し続けた。
「つらそう…だね…」
申し訳なさそうに言う兎。
はい、君のせいでもう意識何回か飛びかけました。
足もがくがくして今にも力尽きそうですから。
そろそろ言葉がしゃべれません。



185 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/26(月) 07:42:10 ID:29DgAapL]
「じゃあ」
そんな笑う膝を兎の手が握って、
「ふぇっ?」
一気に持ち上げた。
「ひぃぃあっ!?」
「こうしようね」
Vの字に足が持ち上がっていく。意外と力持ちだこいつ。
「くぅんっ、なっなにして…ひぃっ!」
体重が後ろにかかり、赤ん坊が用を足すみたいな姿勢にまで持ち上がってしまった。

そのまま兎は個室の便器に腰掛ける。
みしみちみちっ
「くあぁぁぁ…」
二匹の繋がっているところに、私の体の重みが丸ごと加わり、巨大な肉槌が根本まで差し込まれて行く。
「くぅんっ…」
深い。深すぎる。子宮の奥まで届いてるんじゃないかこれ。ていうか喉元まできてそうな気さえする。
がくがくと震える私の背中に兎がほおずりをする。
「これでもっと気持ちよくなれるよ」
そして制服ごしに舌を這わせ、うなじまでをゆっくり嘗めあげていく。
ぞくぞくするような快感が走り、兎をきゅうと締め付ける。
兎の赤い眼が爛々と輝いた。
「気絶するまで犯してあげる」
にやりと笑みを浮かべた口からは涎を滴らせる舌が垂れっぱなしで、彼自身も余裕がないことを告げていた。

「うごくよ、淫乱なメスイヌさん」
てめぇ人のこと言えねぇだろがっ。さっきまで可愛い声でなく牝猫だったくせにっ。
……でもそんな反抗的な思考はもうできなくなってきていて、
「わんっ!」
私は獣に堕ちていく。
従順な犬。ご主人様に忠実な、一匹の淫乱な牝犬に。


186 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/26(月) 07:45:32 ID:29DgAapL]
日曜またいだのに分量なくてごめんなさい。
あと二・三回です。たぶん。

自分みたいな携帯ユーザとか、非専ブラ使いにはあぼんもくそもないので、何かうまい方法がないかなと。
W43CAがメモ帳をtxtに変換できることに気がついたので、どっかのろだにあげられるかも。

187 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/26(月) 13:00:25 ID:xKKC87OQ]
GJなありさまです!

188 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/26(月) 13:38:03 ID:Cxc7uUBG]
すごすぎるGJ

189 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/26(月) 17:02:31 ID:hIsJIK6T]
沈珍が核爆発を起こした
GGGGGGGGGGGG
JJJJJJJJJJJJ
!!!!!!!!!!!!

190 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/27(火) 05:12:42 ID:oDlES3Gm]
 相変わらずハイクオリティGJ!



191 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/27(火) 14:46:23 ID:Hd5020Eg]


192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/27(火) 22:46:32 ID:OIgkHrVk]
【生物】人間15%+ヒツジ85%”羊人間”の開発に成功…7年の歳月と10億円もの資金を費やす
news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1174999677/l50

193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/29(木) 01:16:40 ID:Uj3kxjIP]
す・・すごすぎる・・・
今年初めてこのスレ来たがこんなのが投下されていようとは・・!
犬、髪→黄色、体毛→黄土
兎、髪→黒、体毛→白と妄想

194 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/29(木) 11:41:53 ID:7kBWv642]
>>193
犬は髪も体毛も茶色とみた
兎は同意

195 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 21:06:42 ID:mBG1yjjv]
じゅぷん
じゅぷっずぶっ!
ぐぷっ
兎は私の体を膝から抱え、上下に揺すり続ける。
「わっ、わふっくぅぅんっおぉおぉんっ!」
遠吠えとも唸りともつかない叫ぶような喘ぎが私の口から漏れていく。
体の中の奥深くで、熱を帯びた本能が暴れ回っている。きつく締め付ける牝肉の扉を愛液と精液の混ざった粘液でこじあけ、激しい腰の動きが肉柱を根本まで打ち込んではすぐにまた引き抜いていく。
堅い結び目が解けるように、突かれる度に柔肉はこねあげられ、柔らかく牡に吸い付いていった。
堅く反った牡の造形が柔らかい肉壁を擦りあげるたびに、熱湯を頭から浴びせられたような、痛いほどの快楽が全身を満たし、その波はどんどんと高くなり私の思考を彼方へと追いやっていく。
もうどれだけの時間こうしているのだろう。一時間?二時間?それとももっと?
凄まじい勢いで叩きつけられる快楽の奔流に飲まれ、時の過ぎる感覚はぐしゃぐしゃに崩れてしまっていた。
でも、さっき手を繋いでいたときより遙かに深い幸福感に満ちている。
ずっとこうしていたい。二匹でいつまでも繋がって交わっていたい。この心の底からとろけてしまう感覚に、少しでも長くひたっていたい。


196 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 21:08:25 ID:mBG1yjjv]
兎が汗のにじむ首筋に顔を寄せ、うなじを甘噛みする。小さな歯と舌が毛皮を擦り、口の隙間から背中に熱い涎がとろとろ垂れていく。
全身が汚されていく被征服感に尻尾から耳の先までぞくぞくと快感が走り、牝犬は陵辱の喜びに目覚めていく。

二匹の汗と涎でべとべとになった制服からは、濃い淫香が立ち上っていた。
ぐちゃぐちゃと音を立てながら結合部からまき散らされる液体は、床に踏み場もないほどの水たまりを作り、壁の隙間から部屋の外に漏れていく。

しかし本能のままに腰を振る私たちは、もはやそんなことは気にならない。
例えこの個室の前に誰かがこようと、不審がる誰かに中を覗かれようと、そのまま駅の構内まで引きずり出されて大衆の面前に曝されようと、二匹は構わず腰を打ち付け続けるだろう。
いや、むしろ、浅ましく快楽を貪るけだもののような姿を人目に曝してしまうことで、いよいよ後戻りできない快楽にはまりこんでしまうんじゃあないだろうか。

そうすることで更に深い悦びをこの身に刻み込めるなら、今の私は躊躇いはしない。
兎が許すなら、一瞬の逡巡すら見せずにこの繋がった姿で外にでていくだろう。


197 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 21:09:26 ID:mBG1yjjv]
恍惚の奔流に沈んだ思考が、白濁色の海の底で、そんな邪な考えにゆっくりと浸っている。
まるで、快楽の荒波に翻弄され一片の余裕さえ失っていく私の肉体から離れ浮遊していくように。
どこか冷静ささえ見せながら、思考は澱んでいく。

やがて子宮の奥で何かが張り詰めだして、
一突きごとにそれは跳ね上がった。
大きな絶頂の訪れる予兆が、泡のように緩やかに丸く膨らんでいく。
私の中で快楽を貪る牡肉も勢いを徐々に増し、二匹は揃って高みへ上り詰めていく。

兎が悲鳴を上げた。
「ねぇでるよっ…気持ちよすぎるっ!中に出しちゃうよ!いいっ!?」
いいにきまってるだろ。よこせ。
「出して!中に思いっきりそそぎ込んでっ!白いのでお腹一杯にするのだっ!」
私が自らの主人でもある肉奴隷に命じると、兎は感極まったように耳を震わせ、ふっと腕の力を抜いた。
真っ直ぐ落ちた私の体は、
全体重に自由落下の加速を加え、
今までにない勢いで、
肉杭に貫かれた。


198 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 21:11:46 ID:mBG1yjjv]
その瞬間、私はかつてない高みに上り詰め、
付き落とされた。
胎の中の奥深くで大きな稲妻が弾け、拡散していく。
体が融けそうな程熱い、射精というより噴精というべき熱塊の放出は牝孔を一瞬で終端まで満たし、それでもまだ打ち出される子種が、くわえ込んだ肉槍との隙間から溢れて噴き出していく。
がくがくと体が震え、全ての思考が一点に凝縮し、消失する。

「     っ!!」
「     〜!!」
二匹の獣の咆哮が、
急速に密度を失っていく世界の中で響いたような気がした。




199 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 21:13:40 ID:mBG1yjjv]
読者の想像の余地を残しつつ克明に生々しい描写を心がけてみたので、二匹の外見描写は極力抑えてありま……

嘘です。あとで決めようと思ってたら書き忘れただけです
どうかご自由にご妄想して下さい

200 名前:名無しさん@ピンキー [2007/03/29(木) 21:41:26 ID:hwinsbPt]
>>199
GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ
スゲー

終わり・・・なのか?



201 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/03/29(木) 22:06:02 ID:mBG1yjjv]
あ、もう1クレジット分続きます
もう少しだけおつきあい下さいませ

202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/30(金) 23:42:55 ID:xCEBioSc]
100円玉握りしめてwktk

203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/31(土) 00:09:32 ID:OJAAQmBN]
クソっ!コンティニューだ!連コインするぞ!

204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/03/31(土) 16:03:02 ID:60yaGbt4]
なっ、小銭がねぇ!両替えしてくる!!

205 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/01(日) 22:38:25 ID:5yfYEhWM]
ぐるり
ずぷぐぷるるるっ

白濁色の幸福をお腹一杯に充填され、ふわふわと快楽の海を漂っていた私の意識を、
躯の中で巨大な物体が回転する衝撃が引き戻した。

「ぎゃひぃっ!?」
突然のことに、我ながら可愛くない悲鳴を上げてしまう。
思わずとろんと閉じていた目を見開くと、回っていくのは天井。そして壁。
肉壁を抉る回転が終わったとき、目の前には兎の顔があった。
どうやら繋がったまま私の体を回転させて、無理矢理自分の方へ向けてしまったらしい。
「あ、起こしちゃった?ごめんね」
言葉とは裏腹に、兎は一向に悪びれず淫らな笑みを瞳と唇に浮かべる。
しかしその顔は、まるで幼い仔供が友達に秘密を打ち明けるときのような、心を開いた無邪気で純な表情にも見えた。
「君の顔が見たかったんだ」
兎は私の鼻っ面に自分の小さな鼻をつんと付ける。
「あんなに可愛い声で鳴く顔」
だからぎゃひぃって可愛くないだろ。
恥ずかしいなぁ。
恥ずかしいといえばこの姿勢。膝を抱えられたまま体を回されて、まだ離してくれないものだから、私は赤ん坊の体位のまま、彼に全てをさらしているのだ。
もちろん体重も預けっぱなしで、彼の腕に揺られる度に私の中で同じ振動が走る。

首から上だけで見下ろすと、毛皮越しにも判るほどに赤く充血した分厚い牝貝が太く長い牡銛に貫かれ、隙間から白い粘液を漏らしているのがよく見えた。
そのまま目線を上にやると、おなじようにじっと見入っていた兎と目が合う。
上目遣いのまま顔を赤らめる。あんまりしげしげ見て欲しくない。
兎はそんな私の顔をとっくりと眺めたあと、嬉しそうに情熱的な視線で全身を嘗めていく。

「そんなにじろじろ見ないでよ」
「だって凄く綺麗なんだもん」
……っ!
あどけない笑顔から突然放たれた殺し文句に思わず体がびくんと跳ねた。
「あ、きゅって締まったね、今」
うるせ。この女たらし。

兎の腕がゆっくり私の膝を離していく。
彼の柔らかい股の上に私のお尻が乗ると、ふよんと柔らかい感触がした。
「わ、やわっかいなぁ」
感心したように兎が声を出した。
でめ私はそんな声を出す余裕はない。
「んっ…」
兎が支えていた体重の分を自分の足でささえ、結果肉槌はもう少しだけ深く潜り込む。
足が地面につくと、そのまま私は兎の体に倒れ込んでしまった。
対面座位で抱きつく体は、互いの体液でべとべとに汚れていても、いまだふわふわと柔らかい。


206 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/01(日) 22:39:20 ID:5yfYEhWM]
精液まみれの兎の手が髪に触れる。

「ふぁっ…」
兎は髪を優しくなぜる。
液体の滲む手のひらは意外にも未だふわりと柔らかく、毛皮越しに伝わる体温が心地よく頭を包んでいく。
やがて兎は両手で私の顔を上げさせ、額をこつんと私に当てた。

「ねぇ、名も知らぬ行きずりの牝犬さん」
兎が緊張した面持ちで私の瞳に視線をぶつける。
そして泣きそうな顔をしながら、不器用そうな声で告げた。
「好きです」
「っ!」
再び尻尾の先から耳まで震えが走る。
生まれて初めての告白に、私は歓喜と羞恥と恐怖を同時に表情として浮かべ、戸惑った。
「付き合ってください」
そして私を抱き締める。制服の中に回された腕は私の背中に直に触れ、強く体に巻きつく。
顔を見るのが恥ずかしいのか、頭が行き違うように互いにの胸をぴったりと寄せ、頬ずりをするように抱き寄せる。

「くぅん……」
先ほどまでとはまた違う、肉の歓びでない快楽が心を満たしていくのがわかった。
ぴったりと体を寄せて首筋に頬ずりをするこいつが、今はたまらなく愛おしい。

「…うん」
とてもとても小さな囁きが牙の隙間で密かに響き、
それに答えるように兎の耳がびくんと動いた。

207 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/01(日) 22:50:40 ID:5yfYEhWM]
もう少しだけ続かせて下さい

濡れ場表現に力入れすぎて逆にエロ小説だかなんだかわからなくなってきた気がします


208 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/02(月) 00:08:05 ID:Mdqf+4hb]
A連打A連打

209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/02(月) 00:23:35 ID:hJUzAqxv]
何も投下されないこの時間をSTARTボタンでスキップだ。

210 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/02(月) 03:13:55 ID:sYdjZgaM]
やばいやばすぎる



211 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/02(月) 17:03:06 ID:5Qsql0nJ]
いいね!

212 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 11:19:39 ID:NDtVIca4]
吊り橋のように不安定な危ない場所では、生命の危機に対し緊張し、心臓の鼓動が早くなる。
そういう状況で告白したりすると、その早鐘を相手への好意によるものと勘違いし、本当に恋心を抱いてしまう現象がある。
それが吊り橋効果。別名、ジェットコースター効果。

私も今、まさにそういう状況なのかもしれなかった。
反則だろ。このタイミングは。

でも仕方ないから許してやる。
もうこの気持ちは消えそうにないから。
死ぬまで離さないぞ。こいつめ。
互いにぴったりと絡ませた毛皮から、鼓動と温もりが伝わってくる。
心臓が熱い。どくどくと振動が子宮に響いていくような気がした。

「ね」
兎が顔を私に見せないまま言う。
「なに?」
「もっかい、いい?」
もう一回?
できる、けど。
大丈夫かな。今お腹ぱんぱんなんだけど。
「もう一回意識飛ばしてもいい?」
そこまでやんのかよ。


「一度抜こうか」
兎はまだ顔を見せてくれない。
鼓動と腕の震えに、感情の揺れを示すのみだ。
「吸い出して上げる」
「んがっ……!?」
思わず可愛くない声をあげて絶句。
ありがたいけどさ。確かにありがたいけどさ。
抵抗無いの?

ふるふると首を振る兎。

213 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 11:22:33 ID:NDtVIca4]
「だってさ」
急に澄ましたような芝居がかった声で兎が言う。
「さっきあんなに美味しそうに飲んでたのは」
びくっ
「誰だっけ?」
意地悪いぞ、こいつ。今度は尻に両腕いれるぞこら。
「君だって自分が垂らしたのを抵抗無く嘗めてた」
お前の口の中を犯したかっただけです。
舌を絡ませて唾を吸いたかっただけです。
喉の奥まで愛撫したかっただけです。
私そんな嫌らしい子じゃないです。
精液の匂いが気に入って毛皮に染み着かせたいとか思ってしまったけど淫乱じゃないです。
口の中に満ちた青臭い匂いの元をまた味わいたいとか思ってるけど色情狂じゃないです。
なんかさっきから恥ずかしくなる度に気持ちよくなってるけど、痴女じゃないんだよ!
「とにかく、自分は気にしないよ」
多分、またあのにやにや笑いをしているんだろう。

「けだものは何してもいいの」
ふひひ。兎は音にならない含み笑いを漏らす。
「腰が抜けてなければ、立ちなよ。吸って上げる」


214 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 11:24:22 ID:NDtVIca4]
そう言われたら立てないとかえってくやしい。
私は生まれたての子鹿のようにおぼつかない足取りで立ち上がる。
すると体の中で大質量の喪失感が起こる。
ずりゅずじゅぷ
ずるっ
「わぅんっ!」
忘れてた。入りっぱなしだったね、これ。

どぽどぽと緩んだ穴から白い粘液が吹き出す。
「うあぁぁ…」
私は目の前に立ち上がった肉茎を見て軽く目眩を覚えた。
なんだよこれ。
私もさっき兎の尻にひどいことしたけど、ごめんこれで帳消しだよね。なんで中で更に太くなってるのさ。
その根本の膨らみも異常。あれだけ出したんだからいい加減萎んでもいいのに。

どろろっ
「くぁっ」
「ん、吸い出して上げる。向こう向いて壁ついて」
言われるままに私はまた兎に尻を突き出す。
彼はひざまずくと、私の割れ目にそっと舌を這わせ、全体を優しく唇で覆った。
肉扉を丸ごと包み込んだ口が暖かい。
「いぐよ」
「舌をつけたまま喋らないで…」

ちゅうじゅぷっちゅくちゅくじゅぷぶっ
「ひぃ、んあぁはぁあっ」
吸い付きながら舌で肉壁を押し開き、中を広げていく。
「……くぅん」
吸われていくと共に、少しづつ下腹部の張りがなくなって行く気がした。

やがて肉壷に埋まった舌がゆっくり引き

215 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 11:27:54 ID:NDtVIca4]
長々とスレを私物化して申し訳ないです
本当にもうちょっとなので

txt上げるのにケモろだ使っていいもんでしょうか
勿論許可取った後で

216 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/03(火) 12:56:56 ID:/E1T1ANZ]
私物化でもロダでもOK

yabasugi

217 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 13:06:21 ID:NDtVIca4]
やがて肉壷に埋まった舌がゆっくり引き抜かれ、柔肉についた白濁をなめとりながら離れた。
しかし私が覚えたのは軽い驚き。
え、もう終わり?
だってまだお腹張りっぱなしなのに。

「もう出てこないね。中がきつく締まってるんじゃないかな」
「………」
恥ずかしさにふるふるとわななく。
「後ろ押せば出るかもよ。あ、やっぱり柔らかいなあ…」
お尻の肉に頬摺りしながらエロウサギがほざきやがる。
…でも、さっきこいつあんなによがってたしなぁ。興味は確かにあった。
「じゃあ、試してみれば」
あえて素っ気なく言って、お尻を左右に振る。
「そんな尻尾振っちゃって。嬉しいんだ」
あ。ばれた。


218 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/03(火) 13:07:10 ID:NDtVIca4]
なんか中途半端になってました
ごめんなさい

219 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/03(火) 13:48:20 ID:jgnwJt0B]
GJGJ! まだ続くよね?w

220 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/03(火) 16:41:29 ID:/E1T1ANZ]
続いて欲しい



221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/03(火) 18:24:51 ID:ekWvSU2j]
投下が込み合ってるならともかく、今の状況ならこのまま続けて問題なしだと思うなあ

222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/03(火) 23:48:04 ID:r+L7VpWo]
なんか謝ってばっかだが…もっと自信持ってくれないか?
最近の流れ見りゃ分かると思うけどさ、私物化とか気にしなくてもいいと思うよ。
恐らくここの住民のほとんどがあんたの作品を楽しみにしてるんだからな。

223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/04(水) 04:55:07 ID:+RtwCJ/g]
>>222が真理

224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/04(水) 14:33:28 ID:tgN7ScAO]
えろい

225 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/06(金) 22:51:16 ID:VegrimMW]
ほしゅ

226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/08(日) 04:49:50 ID:wSx6rYGj]
楽しみで仕方が無い

227 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/09(月) 13:16:15 ID:JIQcX15M]
楽しみすぎる

保守

228 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/11(水) 21:43:28 ID:encbbgYw]
hosyu

229 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/12(木) 19:56:45 ID:gOd7uN1I]
流れぶった切って申し訳ないけど、好きな獣人サイトの
キャラ使って話作るってやっぱりまずいかな?

230 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/12(木) 21:19:36 ID:sDj0/umZ]
>>229
そんなことは、そのサイトの管理人に聞けよ。
全然関係ない奴に判断させてどうするつもりだ?



231 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/12(木) 22:01:37 ID:V2x0ZAwn]
昔、あなたのキャラを使って小説書きましたーって送られてきて、
中身は男同士の絡みだったときは、どうコメントしようかと真剣に悩んだな。

自分のキャラを使ったり、好きだと言われるのは嬉しいのだが・・・

232 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 17:00:39 ID:Oyb8ImwE]
>>231
それ何て俺…?
俺の場合はプロフにゲイ嫌いだって書いてあったから
そこ強調した上リンク添えて二度とやらないよう突っ撥ねたけどな。
数日後に謝罪ついでにヘテロのSS送ってきたんだが(この時点でアウト)
上記の様にお察し君だったので文章の出来も(ry…あん時ゃマジで始末に困った…

しかしぺけさん大丈夫かしら?
急かす気は全く無いのだが、あの投下ペースを考えるとこう間が空くと心配になってくる。

233 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/13(金) 21:21:51 ID:Evybqxf6]
俺は何だろうが書いてもらえればうれしいが
頂き物なんかはサイトに載せるのが正直めんどい
コメントに迷う

234 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 22:36:00 ID:j/uVi3Cp]
もしファンフィクを送ってくるなら
投稿作品を集めたコーナーがあれば別だけど
できれば投稿じゃなくて自分のサイトに掲載してほしい

235 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/13(金) 23:00:40 ID:1kWv7NBx]
ここって何人かサイト持ってる人も見てるのね。
今更ながらなんか変な感じだ。

236 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 02:56:52 ID:I+JfV7Un]
別に変じゃなくね?
というより色々保管庫とか見たりしてるからそういうのわからんけど。

>>233
相手が「載せて下さい><」なんて言わない限り俺は載せん。
普通そういうもんじゃ?あれ、ちがうの?

237 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/15(日) 11:09:56 ID:LtjkWmso]
兎の手がお尻の肉を左右に押し開く。
「孔の周りはちょっと毛が薄いんだねぇ」
のんびりと兎が言う。
喋んないで下さい。息が。ヒゲが。
「じゃ、とりあえず舐めて慣らして、それから指入れて押してみようか」
くんくん
「ちゃんと洗ってあるねぇ」
……あとでぶん殴ってやる。

「んむ…」
ぺちゃ、と軟体動物のような兎の舌が私のお尻に当たる。
暖かい。柔らかい。
「わああ…」
舐めてる。今私、お尻の孔を牡に舐められちゃってるんだ。
羞恥と緊張がないまぜになって、排泄孔を反射的に締め付けてしまう。
「ベロが入んないよ、もう指でいい?」
怖いけど、しかたない。
私が頷くと、兎が私の肉露を手に取り始める。

人差し指が少しだけ開いた肉孔に触れ、慎重に挿入されていく。
「わぁあ……っ」
思わず耳を伏せ、目を堅くつぶり震えてしまう。今まで感じたことのない感覚。やだ。
いやだ。肛門を弄くられるのがこんなに変な感じだなんて。悲鳴をあげてしまいたい。
直接触れることすら殆どない場所に、柔らかい指がめりこんできて、実際の大きさ以上の異物感を与えてくる。
「痛くない?」
「…うん、大丈夫」
不安そうな顔で兎が聞く。
本当は、けっこう痛いんです。


238 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/15(日) 11:10:50 ID:LtjkWmso]
でも、自分がさっきあんなに強引にねじ込んだ手前、とても痛いなんて言えない。
中にゆっくりと押し込まれる指は、毛皮に絡んだ私の淫蜜を頼りに、意外なくらい滑らかに肉壁を拡げて行く。
「中、あっついね。すっごく締め付けてくるよう」
「黙って…」
俯いて、そのまま下に頭を回すと兎の下半身だけが見えた。
有機質製の巨大な槍が、重力に逆らって鎌首をもたげ、その先端からどろどろと吹き出る透明な滴りが、二匹の作った水たまりに幾重もの波紋を広げていく。
既にそれは個室の床全体に広がり、下ろしたてだった革靴の底をどろどろに汚していた。


敏感な粘膜を毛皮が擦る度に走る気持ち悪さは、少しずつ奇妙な快感に変わっていく。
狭い肉室が指で広げられて、本来なら決してそこには触れない筈の空気が当たる冷たい感触が、全身に無意識の震えを起こしていた。

ぬるぬると指が排泄管を遡っていく。いつの間にかその潤滑油は私の愛液でなく、お尻の中に滴る生暖かい粘液へと変わっているようだった。
孔を広げる異物感の周りに、不思議な官能が渦を巻いていく。
いつしか私は牝の快感とは異なる異形の愉悦に魅了され、腰を振り舌を垂らしながら更なる責めを望み始めていた。



239 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/15(日) 11:13:26 ID:LtjkWmso]
「じゃ、お尻押しながら前吸ってみるからね」
くちゅりくちゅり
小さな体の割にやたら太い指を蠢かしながら、兎が言う。
少しずつ数の増える指は、もはや片手に余る本数になっていた。
「あのね、柔らかすぎない?」
兎は嬉しそうだ。さっきのお返しと言わんばかりに私を言葉で辱めてくる。
「あのね、右手も左手も、もう親指以外全部入っちゃったんだよ」

「でも、まだ物足りないのかな?結構、余裕ありそうだね。牝犬さんは欲張りだねえ」
「あのさ、ちんこ踏むよ?」
四つ足の犬が匂いを付けるときのように片足を上げる。
「ごめん」
宜しい。

そうして下ろそうとした足をがっしりと兎が肩で押さえる。
そして更に上に押し上げる。
彼の目の前には今、私の全てがさらけ出されているだろう。
「ね、今凄くやーらしい姿勢だってわかる?」
うん恥ずかしいです。やめて下さい。
…ちょっと嬉しいけど。
足離してよ。
「だぁめ」
ちゅぷっ
お尻をいじる手を緩めないまま、兎の口が私の淫唇に吸い付く。
「きゃんっ!?」
だから、唐突なんだってばっ。
ちゅぶぷぷ
じゅるっ
「ん、出てきたよっ。わかる?」
「くうぅぅぅ………んっ」
勿論、私に答える余裕なんて全くなかった。


240 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/15(日) 11:15:23 ID:LtjkWmso]
お尻が熱い。内側を抉られる感覚にすっかり馴染んだ淫穴は、大量の涎を垂れ流しながら、激しく動く指を飲み込んでいく。
指先の毛皮が敏感な肉壁に強烈な摩擦を与え、粘液を絡め取りながら更に奥を目指し暴れ狂う。

その刺激だけでもいっぱいいっぱいなのに、
正気を失う程気持ちよかった前への責めが、同時に行われるのだ。
たっぷりと唾液を絡ませた兎の舌が、私の肉扉をこじあけていく。
……また理性が吹っ飛んだ。

「きゃんきゃうんっ!わん、わぅ…っ」
本能のままに腰を振る牝が、子犬の様な幼い声で喘ぎ始める、甲高い声で兎に更なる行為をせがむ。
「凄いよぅ、お尻熱くていいよぅっ」
「んぐっ…ごくっ…」
ぷはぁっ
不意に兎が口を離す。緩んだ肉孔から熱い液体が押され出ていく。
「ねえ」
だから喋るな息が当たるヒゲがこすれる。くすぐったくて気持ちよくて恥ずかしい。
「仕返し、しようか。さっきの」
何だっけ、思い出せない。
何かとんでもないことをした気もするけど、身も心もとろかされてすっかりバカになった私は、何の迷いもなく首を縦に振るしかできなかった。
「くぅん…」

「ふぅふふふふっ」
どっかの青狸みたいな含み笑いを漏らしながら、兎は腕をまくった。



241 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/04/15(日) 11:19:58 ID:LtjkWmso]
二週間近く間が空いてしまいました、すみません。
私生活が忙しくてなかなか続きが書けなかったんです…。

242 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/15(日) 12:31:18 ID:vnCxRr93]
GGGGJJJJ
期間なんてきにしないぜ
めっちゃGJ

243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/16(月) 21:39:51 ID:+q9FhPpL]
待あああってましたあああああ!!!!
リアル優先、マイペースでイナフです。GJ!

244 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 00:20:20 ID:Y6TbCh2N]
青狸ワラタ

245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/18(水) 15:19:16 ID:DFD9NxPn]
アメリカでおながいします

246 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/21(土) 09:25:40 ID:6ZE1LXxh]
保守

247 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/21(土) 12:38:04 ID:+83m09vm]
アメリカでおながいします

248 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/21(土) 22:58:56 ID:6ZE1LXxh]
保守

249 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/22(日) 03:13:10 ID:sp8exOp6]
>>245,247
欧米か!!

250 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/23(月) 02:29:24 ID:D8hHOwMW]
おいおい、ワッツハプン?



251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/23(月) 04:16:15 ID:drZI8wiS]
ニン、正解はこちら
僕が裸でご来店でした

252 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/26(木) 20:01:58 ID:fSGMCRTA]
…保守、な

253 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/27(金) 01:52:37 ID:n+hl+xS+]
アフリカでおながいします

254 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/27(金) 11:52:15 ID:0tBFpMn5]
コテのせいか、ウサギが因幡弟にしか見えない。
可愛い顔してえっちぃ奴…

255 名前:名無しさん@ピンキー [2007/04/27(金) 15:46:22 ID:vnAEv8CL]
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256 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/28(土) 22:35:56 ID:5q6WG1dG]
hohohosyu

257 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 01:21:10 ID:qaKlQsNk]
そういう描写が上手い作者さんが多いせいもあるんだろうが、
このスレってSM気味とかハードなプレイが好きな人が結構多い気がする。

どの程度のレベルまで平気?
俺は後遺症残らなかったり流血沙汰にならない程度なら鬼畜も大好きなんだが。
獣化調教ネタで腫れるまで尻叩いたり。

258 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/04/30(月) 03:35:34 ID:WhjrRIyy]
壊れるほど愛しちゃっておk
というか読み手のグロ・バッドエンド耐性がなさすぎるだけなんだよ。半虹系はそれが顕著。

…っつっても不特定多数が見るわけだからな…
文章書く前に、注釈として【今から鬼畜投下するよ!○○が苦手な人はNG入れてね!】
とか書けば大丈夫だと思う。そうすりゃ文句言う奴叩けるしな。

259 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:27:55 ID:bQet/wq4]
お久しぶりです
なぜか携帯から繋がらなかったので、なかなか書き込めませんでした
お待たせしてすみません

260 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:32:44 ID:bQet/wq4]
ずぷ
兎が片手の指を尖らせ、緩みきった私のお尻の中にゆっくりと拳を入れてきた。
「んひゃああっ!?」
知らずに声を漏らすほどの圧迫感が、力強く肉壁を押していく。
その勢いに負けて、胎の中から熱い液体が噴き出していく。
びゅるっ、びゅくくくっ
それを舌に受け口に含むと兎はまたくすくすと笑い、空いた手で私のお尻をぺんと打つ。
私が涙目になりながら振り向くと、含んだ液体でほっぺたを膨らませていた彼は、ごくんと喉を鳴らして口を開く。
「こら、おもらししちゃ駄目だよ、わんちゃん」
ちくしょう、ちょっと理性が残ってるからって、人のことを四つ足のケダモノ扱いしやがって。口から精液だらだら垂らしながら言う台詞じゃないぞ。
…そんな事言われたら、言葉だけで気持ち良くなっちゃうじゃないか。
「やぇ…」
でも、涎を垂れ流す口と痺れたように動かない舌は、
反論の機会を与えてくれはしなかった。

やがてすっぽりと兎の大きな拳がお尻に収まってしまうと、ゆるく手首を締め付ける淫孔のまわりを、柔らかい舌でそっとなぞり始めた。
「ふふ、すっかりひろがっちゃったね」
「くぅん…」
その言葉に反応し更に開いていくお尻の中で、兎はゆっくりと指を開いていった。



261 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:33:37 ID:bQet/wq4]
白濁を絡ませたけむくじゃらの指に、熱くぬめった排泄孔が広げられていく。
そしてさっき私がしたように、敏感な襞を摘んだり擦ったり抓ったり、とても丁寧にいじめてくるのだ。
こんなに屈辱的な快楽があるだろうか。
「指が溶けちゃいそうだね。あっつくて、とろとろだよ」

手首を振りながら、兎の拳は更に私の奥へと進んでいく。
お尻がどんどん広がりながらそれを飲み込んでいくのが、少し怖い。
もう閉まらなくなってしまうかもしれないという恐怖が生まれ、本能に根ざした肉欲によってねじ曲げられていく。
蹂躙して欲しい。更に私を壊して、もう取り返しのつかない所まで堕として欲しい。
お願いご主人様。私を肉欲の奴隷に調教して下さい。
再び白濁に塗りつぶされる思考を自覚し、私はぱたぱた尻尾を振りながら、歓喜の遠吠えを叫び続けた。


お腹の中を指が抉っていく。巨大な拳が狭い管を無理矢理変形させて押し通っていく。
その腕はどんどん深くまで押し込まれ、くわえ込む肉菊は、肘と同じ太さまで広がろうとしていた。
可哀想な牝犬は、胃袋まで上ってきそうな異物感を快楽と見なして、よだれをだらだら垂らしながら、焦点の定まらない目で兎の肉茎を見つめていた。

262 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:35:42 ID:bQet/wq4]
ここまで広がっちゃったらさ。
もう、それが入んない筈、ないよね。
…ね?
私は後ろ手に兎の耳を掴む。
くいくいと引っ張りながら、ささやくように告げる。
次はこっちに、入れてよ。
答えの代わりに、兎は私の中で腕をぐるりと回した。
「くうぅぅぅんっ…!」
ぞわぞわと、背中の毛皮を優しく逆撫でされるような、不快と快の入り交じった強烈な感覚が突き抜ける。

そして拳は引き抜かれていく。ずるずると、お腹の中が丸ごと引きずられていくような喪失感を与えながら、兎の腕が抜けていく。
「ひっ…ふぁ…くぅぅ…んっ」
びくびくと、勝手に体が反応してしまう。緩慢に動く毛足の長い腕は、再びお尻の中に絡み付き、肉の壁をくすぐっていく。
あちこちを引っかくような動きをしながら、手首から先は未だ私を攻め苛んでいる。
その隙間から溢れる粘液は兎が口を埋める牝孔にまで滴り、地面に流れ落ちぴちゃぴちゃと音をたてる。
「いい匂い、だよね」
兎の声に再び興奮が混じり始める。
二匹の香りは個室の中でどんどん濃くなっている。
そうだね、いい匂いだね。
今の私には、他のどんな香りより、お前のそのおばけみたいな肉塊が巻き散らす牡臭い匂いの方が、ずっと魅力的だよ。

263 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:36:45 ID:bQet/wq4]
すんすんと兎特有の鼻をひくつかせる動きをしながら、頭がお尻の穴と牝の孔をいったりきたりしている。
恥ずかしいんだけどなぁ。
でも、こいつのせいで羞恥心は快楽の一種としてしっかり体に刻まれてしまった。
恥ずかしいと思う度に、きゅうと切なくなって、愛液の量が増していく。
本当はもっとひどいこと言って欲しいんだけど。くやしいから内緒にしておこう。
さっきから何回も、お尻だけで小刻みにイっちゃってるのも、秘密。
そこまで考えたところで、びくん、と少し体がふるえて、密かに絶頂を示す。
「じゅうにかいめ、だね」
ばれていたらしい。コノヤロウ。
「声がふるえるから、すぐわかるよ」
言いながら兎がまた拳を捻ると、牝犬の体に十三回目の震えが起こる。

ぬにゅぐぐぐ、どぼっ
深くまで突き刺さっていた拳が、中をかき回しながらようやく抜けた。
「はぁ…はぁ…っ」
ごめん兎。やっぱりさっきいきなり無理矢理フィストしたの、謝る。
こんなのよっぽど慣らさないと無理だよ。
でも…お前は、慣らしすぎ。激しすぎ。すっかり開発されちゃったじゃないか、女の子のお尻を何だと思ってるんだ。最後に拳が抜けるときなんて、いきっぱなしだっだんだぞ。


264 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:38:23 ID:bQet/wq4]
そんな私の無言の謝罪と抗議を無視して、兎は片手を掲げて見せた。
「みてみて、こんなどろどろになったよ」
肘近くまでが半透明の粘液で濡れた腕を見て、たまらず私は顔を背けた。
すると兎は私のお尻に両手の指を突き入れ、尻肉ごと左右に広げていく。
「わ、奥までぱっくり開いてる。お尻の中、すっごくはっきり見えるね。綺麗なピンク色だよ」
もう、うーうーと俯いて呻くことしかできない。恥ずかしさで顔が真っ赤に染まり、淫肉から愛液がとぽとぽとこぼれていく。
そしてそこに顔を埋め、中を嘗め回す兎。
「んむっ…お尻、すごーくやらしい匂い、だねっ」
嬉しそうにエロ兎が喋る。口を密着させたまま。
黙れ小僧。
口の毛皮が擦れるからやめてって、何度も言ってるのにさ。
…ていうかいい加減離して欲しい。
この片足上げた姿勢、
恥ずかしいし、
…疲れる。

「じゃ、下ろそうか」
ゆっくりと兎に持ち上げられた足を解放してもらうと、ようやく私は一息つくことができた。
そこに兎がべたりとのしかかってくる。
休む間もない。
「ちょ、ちょっと、タンマ…」
首を傾げる兎はほっぺたで背中の毛皮を擦りあげる。
「なぁに?」
「さ、さっきと同じ姿勢で…したい…な」


265 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/02(水) 09:38:58 ID:bQet/wq4]
抱っこされて、相手に良いように動かされながら、繋がりたい。
その顔をじっと眺めながら、柔らかな舌と甘い唾液をたっぷり味わいたい。
お腹の中にたらふく彼の子種を注ぎ込まれたら、どれだけの快楽が私を満たしてくれるんだろうか。

「わかった…うん、いいよ」
兎は優しく微笑みながら、私のほっぺたにすりすりと顔をよせた。
お互いに毛皮はべとべとで、擦れる度ににちゃにちゃと音が立った。せっかくのふかふかだった感触は台無しだったけど、伝わってくる頬の体温はたまらないほど心地よかった。

兎は私を正面にたたせて屈み込むと、前後逆に肩車をするように、膝を肩に乗せて腰を掴み、ゆっくりと体を持ち上げた。
その腕の力強さに、兎とは言っても男の子なんだ、と素直に感心してしまった。
そのまま彼は便器に座り込む。
「お尻、広げて…」
「…うん」
指をねじ込んで左右に広げると、兎はゆっくりと私の体をおろし始めた。

熱いものが押し当てられ、ゆっくりと沈んでいく。
巨大な圧迫感に、私は口をぱくぱくさせながら必死に耐えた。
牙を伝い垂れる涎を兎が舐めとっていくが、お返しに舌を絡ませる余裕もない。

火照った牝犬の躯は、再び巨大な肉の杭に貫かれていく。

266 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/02(水) 15:32:47 ID:wgQ8u8q5]
待ってました。今日もありがとう!

267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 03:02:06 ID:H5ipxpx/]
獣化ハード

目的の施設を見つけ意気揚々と進入した女スパイ
しかしそれはマッドサイエンティストの巧妙な罠だった

「女スパイ様は、私たちの実験体になる為に忍び込んだのですものね」
「変な薬を嗅がせられなければ…こんな奴ら倒せるのに…!」
「よかったじゃないですか 薬のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ、おい、獣化薬を用意しろ。みんなで変身するところを眺めてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「骨格変化シーンゲ〜ット」
(いけない…! 変身の快楽に目覚めている事を悟られたら…!)
「生女スパイ様のマズル変化を拝見してもよろしいでしょうか」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…獣化しちゃう!」(ゴキゴキッ
「おっと、完全獣化してしまったか。甘いダメージがいつまでも取れないだろう?」
それから女スパイは本物の動物と何回も交尾させられて身も心も獣になった

なんかありそうだ

268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 07:56:17 ID:Y0lUf2vF]
>>267
描写書けば別に問題ないんじゃね?

269 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/03(木) 10:49:00 ID:zV7r30F1]
「ひゃあっ…んくっ!」
私の声ではない。
先に声を上げたのは、兎だった。
「すごぉ…い。熱いぃ…溶けるぅ」
閉じた口からは舌がだらしなくはみ出て、その隙間からは涎が滝のように流れ落ちている。
私の中に埋もれていく肉槍の先端から、熱い滴がどくどくと溢れ出ているのがわかった。
とろんとした真っ赤な目に、涙が浮かび始める。
…悦がり泣き、してやがる。牡の癖に。
だから、一匹で先に向こうに行かないで欲しい。
抗議の意味で、頭の上でふらふら揺れる左右の耳を両手で掴んだ。
未だ液体に犯されていないふわふわの耳を、肉球の手のひらで軽く握り、捻る。

その瞬間、不意に兎の体から力が抜けた。
「はふぅ……っ!」
「きっ、きゃああああんっ!?」
私の体を支える腕が突然消えた。
当然私の体は重力に引かれて落ちていき、いきなり根本近くまで突き込まれる。
「あがっ……ぐぁおおうん…」
重い圧迫感に、思わず怪獣みたいな呻きをあげてしまう。
さっき前を突かれてた時みたいに、散々ほぐれた後だったから、この衝撃も、…実は気持ち良かったけど。

いきなりなにすんだコノヤロー。
「いきなり何すんのさ…」
泣き声を出すなッ。
それはこっちのセリフなのだッ。



270 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/03(木) 10:50:18 ID:zV7r30F1]
「耳はだめってゆったじゃん!」
意外にも兎のテンションが上がりつつある。
「弱いんだー?」
握ったままの耳をまたねじってやると、
「ぎゃうあうあ………」
目を閉じて首を振りだした。良い反応が帰ってくる。
それに併せて牡茎がお尻の中でびくびくと跳ねる。お腹の中が揺すられていく。

さて、今度は私が復讐する番なのだ。
片方の耳を口元へ寄せ、がぱりと顎を開く。
いただきます。
かぷ。
「にゃああああっ!」
兎の体から力が抜けていく。
崩れ落ちる頭を抱き抱えるようにしながら、私は兎の耳をしゃぶっていく。
「やめえっほんろにそれらけはっ…!!」
懇願する兎を前にして、再び私の中から肉食獣の本能が顔を出す。
食べちゃいたいな、もう。
耳に浅い歯形をつけながら、涎を絡めてじっくり甘噛みを続ける。
えぐえぐと泣きながら、気がつくと彼は私を抱きしめ胸に顔を埋め、胸元の毛を涙で濡らしていた。
耳を伝って、髪の毛に精液の混じった唾液が垂れていく。

私はべとべとになった片耳を離して、今度は反対の耳を口にくわえた。
ふと思いついて、離した方を片手で握り、さっき兎の肉竿を擦り上げたように、濡れた耳を上下にしごいてみた。
「っひゃあああぅんっ!?」



271 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/03(木) 11:47:31 ID:zV7r30F1]
耳責めってなかなかないですよね
獣に欠かせない要素な筈なのに

まさかこのスレであの漫画の話題がでるとは
やっぱりモフり具合は因幡兄くらいであってほしいです
性格は弟っぽいかもしれないですが


272 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 12:27:12 ID:VsZWhmVz]
うひゃあああああああああ
GJ
耳責めとか尻尾責めとか大好きなのでうれしいです

273 名前:ウンコマン? mailto:sage [2007/05/03(木) 17:17:24 ID:4+r5mlmi]
こう?

274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/03(木) 21:06:49 ID:LcydST05]
違う。

275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/04(金) 13:37:04 ID:6sa/BMPZ]
ふむ。

276 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/05(土) 15:00:45 ID:C6ZvJ157]
調子狂うなあ

277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/05(土) 20:03:53 ID:4w8kBbMn]


278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/08(火) 21:24:33 ID:FU8Wjqil]
保守な

279 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/12(土) 15:30:05 ID:3jdSKnkK]
あげんなボケ

280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/14(月) 00:01:03 ID:Sgg6Qa5v]
>>279
おまいもな。

とりあえずネタ投下でもして保守しるけ?



281 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/14(月) 02:46:31 ID:bLsvWe6z]
お久しぶりです

長いこと放置してすみませんでした
やりたいことは決まってるのに
ここまでで
今まで培った表現をありったけ使い尽くしてしまったので
続きを書くのに四苦八苦してます
誰か
この語彙不足な物書きに救いの手を…
あああ

282 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/14(月) 02:47:37 ID:bLsvWe6z]
腰に回された兎の腕が、強く私を抱き寄せる。
お腹の中に埋め込まれた巨大な肉杭が、少しづつ大きく熱くなっていく気がした。
「もうやめてぇぇぇ…ゆるひて…」
胸の谷間から、赤い瞳が雨に打たれる子犬のような潤んだ目で見上げてくる。
「やだ」
獲物の哀願をそっけなく突っぱねて、再び私は兎の耳に舌を這わせる。長い舌にたっぷりと唾液を絡め、内側の赤い地肌を肉の絵筆で塗りつぶしていくのだ。
垂れていく液体の粒を指で押しつぶし、広げ染み込ませるように肉球で擦っていく。
「ふぅぅ……はぐっ」
反対の手はいまだに耳をしごき続けている。
涎でびしょ濡れになった指で、耳の中を上下に擦っていくと、くちゅくちゅと心地よい水音が立つ。
「……気持ち良い?」
とびっきり意地の悪い笑顔を浮かべながら、兎の耳元で囁く。
顔を伏せた兎は、私の胸毛に顔を擦りつけるように首を振った。
「やめてくらひゃい……」
蚊の鳴くような声で、兎が初めて敬語を発した。

「やーだ」
両手に握りしめた耳を交互にしゃぶりながら、私はいやいやと横に振る。
頭ではない。腰である。
「ひゃああぁ……やぁんっ!」
「わう……ふぅっ」
お尻を抉りながら、肉根がお腹の中で捻れていく。

283 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/14(月) 02:49:14 ID:bLsvWe6z]
耳に押しつけた舌は、予想外に熱い体温を地肌から掬いとっている。
放熱板としての役割も持つ兎の大きな耳が、体の熱を逃がそうとしているのだ。
私自身も、出しっぱなしの舌から涎を際限無く滴らせ、温い雫で兎の耳を濡らしながら、少しでも体内に籠もった熱を吐き出そうとしていた。
それでも私たちの体の火照りを冷ますのに足りるわけもなく、二匹の体から滴る汗は、床の水たまりを再現無く広げていった。

そして今、激しい高熱をはらんだ肉の松明が、私の肉炉の中に快楽の火を点して回り、火の粉のように雫をまき散らしている。
そこからとめどなく滴る先走りは、吸い付くように密着した肉壁の隙間を縫って、やがて腸液と混ざりながら孔の外へ溢れだす。
兎の腿の上で腰を揺すっていると、汗と流れ落ちた粘液で、結合部周りの毛皮がくちゃくちゃになっていくのがわかった。

「うわー…変な感じ。お尻、揺するだけで気持ち良い…」
貫いた肉槍から、そのままじわじわ体の中に染み入るように、快感が伝わっていく。
時折反射的に締め付けてしまう度に、その肉蛇は体をよじり、周りの敏感な粘膜を巻き付けていく。

「耳、もうやめて…でちゃう…」
すがりつくように、兎は懇願を続けた。

284 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/14(月) 02:51:09 ID:bLsvWe6z]
私は無情に兎の耳を握り、口元から堪えきれない笑みをこぼしながら、猿のようにしごき続ける。
胸元で鼻をひくつかせながらべそをかく仔兎は、声にならない声を漏らして首を振り抵抗した。
しかしそんなささやかな抗いすらも、私がほんの少しお尻を揺するだけで、
「はふっ…」
小さな震えと共に消えてしまうのだった。

握った耳の両方を先端からくわえ、交互に甘噛みと吸引を繰り返す。
その間、兎は焦点の合わぬ目を震わせながら、私の体を強く抱きしめ背中に爪を立てていた。
…普通牝がやることだと思うんだけど。
暫くそうやって兎の反応を楽しんだ後、私は片方の耳をより口元に導いた。
先端から舌を伝わせて行くと、根本に持っていき、
耳の穴の中に舌をつっこんだ。
その時である。
「ふわぁっやっやぁあぁあんっ!?」
兎は大きく仰け反ったかと思うと、
そのまま達してしまったのだ。

ぶびゅうううっびゅるるっ
どくどくんっずぷびゅっごぷっぷちゅぶびゅっ!

「きゃ、きゃうううんっ!?」
お尻の奥で突然弾けた熱塊は、更に奥へ登り私の腹を満たす一方で、
肉蕾と牡芯の隙間から滝のように流れ出し、二匹の体の隙間を流れ、足下の水たまりに波紋を投げかけていった。


285 名前:ぺけ ◆ZSQ7g5tja6 mailto:sage [2007/05/14(月) 02:52:04 ID:bLsvWe6z]
ふぅふぅと息を荒げる兎の頭を引っ張りあげて、鼻先をつんとマズルで突っついた。
「こら。…何勝手に一匹(ひとり)で行っちまってるのだ」

「うぅ…」
兎はそんなことを答える余裕はないみたいだった。
達した直後とはいえ、いや、達した直後だからこそ、敏感になった肉竿を締め付けられ、苦痛に近いような快楽を感じているようだった。
「うー……!」
赤い目いっぱいに涙を溜めたふくれっ面が、私を見上げて悔しそうに睨み付けてくる。
「ふふん、大変そうだね」
お腹の中に大量の子種を吐き出された私の体は、酔ったように心地よい火照りに満ちていた。
上気した赤い顔を誤魔化すために、精一杯口の端を釣り上げ、牙を剥き出しにした微笑みで兎の視線を真っ向から受け止める。

小さな子供が駄々をこねるような目で泣きじゃくる兎と、
そんな彼の髪を優しく撫でながら(あまり品の良い笑いではないが)微笑む犬。
どちらが主導権を握っているかは言うまでもない。
さて目の前の獲物を更にどうやって貪ってやろうかと、私は思案し始めた。


しかし、
巧く取り繕った筈の張りぼての余裕は、兎が首筋に噛みつき勢い良く腰を振りだした瞬間に、
あっけなく砕け散ってしまったのだった。

286 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/14(月) 04:37:08 ID:kETWKDMC]
GodJob

うあー続きwktkだぜこりゃ

287 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/18(金) 22:19:57 ID:rpglv3ua]
GJGJGJGJGJGJ

期待しすぎて死ぬう

288 名前:ウンコマン? mailto:sage [2007/05/18(金) 23:36:27 ID:iT1ZHdNG]
イイネ!!

289 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/19(土) 00:53:00 ID:SV+1MD1b]
違う。

いや、作品はGJです。

290 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/20(日) 22:16:31 ID:Me1HFZss]
          「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
            ト、;:;:;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
          {::ト、:;:;:;:;:;:` '' ー―――;:;: '|
           l::l . 丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|
           ',:i r- 、、` ' ―――一'' " .|
            || ヾ三)       ,ィ三ミヲ  | 麻呂が
            lj         ゙' ― '′ .|
           | , --:.:、:..   .:.:.:.:..:.:...  | このスレを
           | fr‐t-、ヽ.  .:.:. '",二ニ、、|
           l 丶‐三' ノ   :ヾイ、弋::ノ| 見つけました
           ', ゙'ー-‐' イ:   :..丶三-‐'"|
            ',    /.:   .      |
            ',  ,ィ/ :   .:'^ヽ、..  |
             ',.:/.:.,{、:   .: ,ノ 丶::. |
            ヽ .i:, ヽ、__, イ    _`゙.|
              ,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ|
           _r/ /:.`i ヽヾェェシ/   |
     _,,. -‐ '' " ´l. { {:.:.:.:', `.':==:'."    |
一 '' "´        ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒      ,|
             ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ |
              `丶、 ``"二ユ、_,.____|



291 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/21(月) 22:10:55 ID:dVMUhMst]
ttp://www.bousai.pref.fukuoka.jp/anan/child/mamoru/char.html

この元ネタで1つおながいします

292 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/22(火) 16:48:24 ID:uAQNF0lf]
愛のコルホーズ

二キータは大統領の部屋に招かれ、隅で子猫のように小さく畏まっていた。
まだあどけない青い瞳が、怯えながら扉を凝視する。
そこに、職務を終えバスローブ姿のプーチンが静かに入ってきた。
二キータは緊張した面持ちで大統領を見上げる。
そんな彼にプーチンはそっと近づき、二キータの前に屈みこむと
その太ももにキスをした。
二キータはぴくりと身体を震わせる。その仕草を愛しそうに見つめると、
プーチンは彼の身体を抱き上げ、ベッドへと向かう。
「大統領・・・僕、大統領みたいになりたいんだ」
「では今から、私が大統領になるための特別講義をしてあげよう」
彼のまだ幼い、やわらかな感触を胸に感じながら言った。
「まずは、そう・・・柔道からだな」

「サンカク、ジメ・・・?」
二キータは聴きなれない言葉に戸惑った。
「そう、ジュウドーの技の一つさ、足を使うから非力でも相手を倒せる」
大統領の説明に少年は目を輝かせた。
「さあ、じゃあ私の首と肩を足で絞めるんだ、そう・・・」
二キータはか細い足をプーチンのたくましい首に巻きつけ、
おずおずと力を込める。
股間に顔を埋めた形のプーチンの鼻先に、
まだ幼いぷっくりとした陰茎が押し当てられると、
プーチンは大きく息を吸った。
鼻腔に広がる少年の甘い体臭とほのかな尿の匂い。
「ん・・・」少年はくすぐったそうに身をよじると、
プーチンの胸のうちには、KGBの頃、アメリカの諜報員を
穴だらけにしたときのような興奮が燃え立ち始めた。


293 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/22(火) 17:53:25 ID:uAQNF0lf]

「大統領、もっと技を教えて!」
頬を上気させて、楽しそうに抱きつく二キータに、
プーチンはその劣情を抑えきれなくなり始めていた。
鼻腔に残る少年の匂いが、元スパイの冷徹な脳を
熱く滾らせていく・・・。
「そうだな・・・次は横四方固めを教えてあげる」
「ヨコシホウガタメ?それはどういう技なんですか」
明るく微笑むニキータを、すこし乱暴に自分の下に組み伏せると
少年はわずかに怯えた表情を見せた。
「大統領・・・少し、怖いです」
はっとしたプーチンは、少年に優しく微笑み返す。
「すまなかったな、脅かしてしまったようだ」
そういいながら、少年の柔い首に腕を回し、右手を少年の股に差し込む。
腕が少年の陰部を挟み込むと、その刺激に幼くも性的な快楽を感じたのか、
少年はわずかに甘い喘ぎをもらす。
「あぅ・・・大統領、くすぐったい、です」
もう一度、位置を直す振りをして腕を軽くゆすると、少年はまた軽い喘ぎをもらす。
するとプーチンの締まった二の腕に、可愛らしく勃起した少年の陰茎が、
硬い感触を与え始めていた。
その時、
百戦錬磨のスパイの感が、この少年は求めても拒まないであろうことを
鋭く見抜いた。それは、ベルリンの壁崩壊を予想したときよりも、ずっと確かなものであった。
そして彼は少年の青い桃のような、すこし硬めのお尻の下にあった手を、
そっと少年のズボンに掛けると、そろそろと脱がし始めた。
そして、二人の快楽のコルホーズが、今開園するのであった。
この肉欲の共産主義は、きっと二人に十二分な快楽を分配することを、
プーチンは確信していた・・・・。

かくして二人の愛の集団農場はその経営を静かに終えた。
実りは二人の手には抱えきれないほどの豊作だった。
これほどの実りを旧ソビエトが得ていたらば、きっと今頃共産革命は
全世界において成し遂げられていただろうと思われるほどであった。
マルクス・レーニン主義に足りなかったものは、少年への寵愛だったのかもしれない。

帰り支度をすませたニキータの前に跪くと、プーチンは
出会いのときのようにそっと白く滑らかな腹部にキスをした。
ニキータはそんな大統領の頭をぎゅっと抱きしめると、
元気よくドアに向かって駆け出す、そしてくるりと振り返って言った――。

「僕は大統領が好きだし、大統領も僕のことが好きだ!僕はもうこの身体を洗わないよ」
プーチンはにっこり笑っていった。
「体はちゃんと洗って綺麗にしなさい。私たち二人の、――次の、ソフホーズのためにね」
少年は大きくうなずくと嬉しそうに駆け出していった。
次は国営。その愛は、どれほどの大規模農場になるのか
プーチンですらも計りかねているのであった。

fin

294 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/22(火) 18:19:07 ID:y6crQvkR]
…?

295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/22(火) 21:02:47 ID:53vK2Nj9]
誤爆なんだろうか?

296 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/22(火) 23:54:09 ID:CZy8Zr9s]
実は・・・某国には大戦〜冷戦時の旧ソ秘密研究で、生体兵器研究の副産物として
獣人製作技術やら獣化ウィルスやらが極秘裏に完成されてるんだ

彼はその事実を公表しようとしたが捕まって、獣化調教措置を施され、
機密事項を話そうとすると鳴き声しか出なくなり、
ネットや筆談でバラそうとしても指が勝手に支離滅裂な文章を書いてしまう、
というそんな体になってしまってるんだ・・・

・・・いや妄想ですよ?決してこれは実在の人物や国家とは関係なうわなんだおまえKGBー!?くぁwせdrftgyふじこ

297 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/23(水) 14:41:17 ID:7Lu0Vtf8]
ほうほうそれでそれで?

298 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/24(木) 09:25:08 ID:aJSS5JKd]
聖剣のニキータがプーチンに犯されてるとでも考えろ

299 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/26(土) 12:03:01 ID:e/2doB9q]
とりあえず吹いた

300 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/26(土) 23:28:32 ID:abvs5kSB]
プーwwwチwンwww
なんだこれは



301 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/27(日) 14:56:39 ID:2XbrlprO]
紅の豚見てたら、
ポルコがムカつく奴らを「飛ばねえ豚はただの豚だ」と言いながら
文字通り「ただの豚」に変身させていく外道ストーリーを思いついた。

・・・すまん、思いついただけなんだorz

302 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 20:36:29 ID:QfkLoLdQ]
紅の豚ってそういう話だったのかー、と今どき紅の豚を見たことの無い俺が言ってみる
なんか昔から放映日に限って用事が入って見られずに終わるんだよな

これは何か呪われてたりするのかね。実際に見たら豚になっちゃったりして。

303 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 20:55:12 ID:/4hb9Pq0]
いや違うw

マジレスすると。自分の腕と飛行機を戦争に使われるのが厭になったエースパイロットが
自分に魔法をかけて豚人間になり賞金稼ぎに転身した後の話

304 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 21:00:38 ID:PRHbUIK4]
どちらかと言えば千と千尋の神隠しのほうが、
見たら呪いで豚になっちゃう気がするw
あのシーンは食いしん坊の自分に軽いトラウマを与えたw

305 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 21:42:50 ID:QfkLoLdQ]
いやもちろん冗談ですぜ。有名な作品だし概要くらいは知ってる。

しかし考えてみるとジブリって人外度高い作品も変身度高い作品も結構多いな。
まぁそろそろ新作に期待するには辛くなってる感じはするが、
最後に華々しく人類総獣化ものとか作ってくれないかね。
ムスカ的なキャラがラピュタのいかづちみたいな大出力の獣化砲撃ったりすんの。

306 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 21:59:49 ID:3xzkgZ0S]
>>305
でもソレ、シーンとしては
世界の終末みたいなおどろおどろしい雰囲気になるだろうから
千と千尋の豚化シーンで萌えられるような人じゃないとダメだろーな。

人が呻きながら豚やイノシシになったりしていくような。

307 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/28(月) 22:02:40 ID:mnt205Af]
>>296
「動物農場」って小説があったよな。

308 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 22:04:08 ID:PRHbUIK4]
>>306
>人が呻きながら豚やイノシシになったりしていくような。
なんかウィロー思い出した。

それはそれで見てみたいけど、クレヨンしんちゃん的なノリだったら
それほどおどろおどろしくなくなるんじゃないだろうか。


309 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/28(月) 22:10:15 ID:ojAQp2Qw]
ムスカ「ハッハッハ!見ろ!人が獣のようだ!」

310 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/29(火) 00:45:04 ID:YdKb8kPY]
「人は猫耳から離れては生きられないのよ!」



311 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/29(火) 03:51:24 ID:K8VL6nLR]
アレか。ムスカが「次は耳だ!」とか言いながら身体のパーツごとに部分獣化させていくのか
「ひざまづけ!(というか四つん這い) 命乞いをしろ!(というか鳴き声) 小僧から石を取り戻せ!(取れるものなら、だが)」

割りと萌えるな

312 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/29(火) 09:49:05 ID:taH2HYGX]
「四十秒で獣化しな!」

こうですか?
わかりません><

313 名前:名無しさん@ピンキー [2007/05/29(火) 16:52:32 ID:SvLO8Bly]
慶長14年、関ヶ原の勝者家康は天下統一の仕上げとして豊臣に戦を仕掛ける
太閤秀吉がその力を全て込めた居城大坂城
そこにはかっての栄光を取り戻すため、豊臣のため多くの浪人、武将が集まっていた
かっては土佐22万石の主 長曾我部盛親
秀忠3万を足止めした昌幸の子 真田信繁
宇喜多家57万石の筆頭家老であった 明石全登
黒田家では1万6千石を拝領した男 後藤基次
豊臣へ為、1千石をなげうち馳せんじた 毛利勝永
豊臣家臣筆頭大野治長の弟 大野治房
秀頼の乳兄弟、弱冠22の美男子 木村重成
かれら七将の他、薄田兼相、塙直之等の歴戦の強者達
しかし、大坂城の最高権力者は秀頼の母淀とその取り巻き達であり、七将らの発言力は弱かった
又、この七将達も思惑はそれぞれ。真に豊臣の為に戦うは毛利、木村、大野くらいか…
その時、浪人で溢れかえる大坂城の人だかりを掻き分けて本丸に向かう男が一人
全身に水を滴らせ、息も絶え絶えだが、眼光鋭く人々は気押され、彼のために自然と道が出来ていた
しかし、一介の城兵を城内に入れるわけにはいかぬと彼を遮る門番。しかし、そのずぶ濡れの男は一喝した
その頃、殿中では真田、後藤らの野戦出兵策は退けられ、籠城と戦いの方針は決まっていた
「真田殿、後藤殿の策を取れば勝てようものを……」
歴戦の武将達はこの大坂城の首脳陣を嘆くと共に、彼等を押さえ、七将すら束ねる強い指導力と実績を持つ男が居れば…と思わずにはいられない
初めはそれを、秀吉の遺児、秀頼に期待したものだが、もはや望むべくもない…そんな時だった
――バタン!!
ふすまを開き、ずんずんと上座に進む男。それはさっき、大坂城に現れたずぶ濡れの男だった
「何者ぞ!!」
叫んだのは若き秀頼の忠臣、木村重成
しかし、彼の後ろの淀殿や治長、いや、彼らだけでなく後藤や真田ですらその顔に驚きを浮かべ、ただ呆然とその闖入者の顔を見ていた
「殿……」
明石全登がようやくといった感じで放った言葉に、重成を初め、その場に居た武将達は皆、驚きの声をあげた
「宇喜多備前中納言八郎秀家、豊臣家の御危機を聞き、八丈島より  泳  い  で  参  っ  た  !!!」
秀吉に実の子、いやそれ以上の愛情を受け育ち、豊臣政権の五大老であった男が再び豊臣の為に戦うため帰った来た…

314 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/29(火) 19:25:36 ID:TQzZq6P6]
ママァ、(獣に)堕ちる!

315 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/30(水) 07:12:12 ID:RJriSqWp]
>>313
決戦スレの誤爆?

316 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 07:13:28 ID:UU46zoZ/]
>>314
へっへぇ、堕ちな。売り飛ばしてやる。

317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/05/31(木) 22:28:12 ID:O0ZQs7oB]
ぼくも堕ちたいょぅ!がまんできないょぉぉぉ

318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/01(金) 19:58:19 ID:gH7aVPpU]
すごく…gdgdです…

319 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/01(金) 21:32:39 ID:+wMsZdi+]
間が開いているようなので、投稿させてもらおう

人間×獣人はありですか?

320 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/01(金) 21:56:22 ID:o+cG5Lk5]
過去に投下例があったから大丈夫だと思う
みんな飢えてるから今すぐ投下汁



321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/01(金) 22:31:55 ID:HJvDuybz]
ありありだと思う

がんばれ

322 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/02(土) 00:01:30 ID:OoF3CrGf]
どうも、じゃあ頑張ってみる

構成要素にショタ分が多いので、駄目な人はスルーお願いします

323 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/02(土) 00:17:11 ID:OoF3CrGf]
3年程前、私がヤルピコというワーベアの少年を奴隷商から買い取ったのは、昔飼っていた犬にどこと無く似ていると言う理由からだった。
年の頃は十かそこら、幼い獣人特有の無邪気な愛嬌を感じさせる顔立ちと癖のない柔らかな灰色の毛並みをした灰色熊の少年で、どこか遠くを見るような鳶色の瞳が餌をやり忘れた時のうちの犬に似ていたのかもしれない。
体格の良い者が多いワーベアにしては珍しく痩せぎすで背も小さく、第一印象は少し頼りなさ気な印象だった。
それでも購入に踏み切ったのは、その頃、非常勤の研究員として席を置いていたハプスベローチェの王立錬金研究所が軍備拡張の為に予算を大幅に減じられ、私に与えられていた二名の助手と女中も研究所に戻されてしまったからだ。
何しろ、一般人から見れば錬金術など淫祠邪教の秘術と大差ない。
人を雇おうにも、いくら雇い主がうら若く機知と美貌に富んだ才女とは言え、日々怪しげな研究に精を出す魔女の所で働こうという者などそうそういる訳もなく、となれば奴隷でも買ってしまうのが一番手っ取り早かった。
それに、実験材料や機材の運搬などの力仕事はやはり男手が欲しい、いくら痩せっぽちとはいえワーベアだし男の子なのだから、か弱い私よりは力があるだろう。
兎にも角にも、骨の折れる力仕事や煩わしい家事から解放されたい――――彼を購入したのは純粋にそういった目的であって、断じて口さがない友人達が言うような如何わしい行為の為ではない。

………はずだった。

人はえてして自分が思うほど自分の事を知らない物で、環境の変化によって思ってもみなかった性癖に気づく事がある。
かく言う私もその口で、ヤルピコと暮らす様になってから自分が持つ幾つかの性癖に気がついた。

まず、一番最初に気がついたのは、自分に少年愛好の癖があるという事だった。

買い取った当時のヤルピコの有様ときたらそれはもう酷いもので、訛りがきつくて何を言っているかよくわからないし、抱きついてモフモフすれば蚤はいるし、料理をやらせれば指を切り、洗濯させれば辺りを水浸しにし、風呂を沸かさせれば煮立たせる始末。
余りの事に奴隷商がどんな躾をしていたかヤルピコを問い質してみると、獣人領から人攫い同然に連れられてきたらしく、躾らしい躾など受けことはないと言うではないか。
獣人は愛玩・鑑賞奴隷や雑役奴隷として高く売れるので、獣人領から浮浪児や戦災孤児を攫ってきて売り払う悪質な奴隷商がいるとは聞いていていたものの、まさか自分がそういう輩にしてやられるなどとは考えてもいなかったので、私はほとほと困り果ててしまった。

人を攫って奴隷にするのは言うまでもなく犯罪――――騙されたとはいえ、私が奴隷商と違法な売買をし、ヤルピコに不法な労働を強いたのは厳然たる事実。
罰せられる事はまず無いとしても、奴隷商の違法行為の証言・私が詐欺の被害者である事の立証・ヤルピコの面倒を見てくれる施設探しといった厄介な手続きを幾つも行わなければならない。

なにより、私の表情から事の深刻さを察したのか、不安そうに上目遣いで私を見つめる彼の鳶色の瞳を見てしまったらもう………

しち面倒な上に非常に手間隙がかかり、おまけに何ら実益を生み出さないというあまりにも生産性の乏しい事務手続きとの格闘よりも、ヤルピコを優しく抱きしめ、彼の柔らかな灰色の毛皮に顔を埋めて思う様モフモフする事を選んでしまった私を誰が責められようか?

結局私はヤルピコを言い包めて実験助手兼家政夫として契約を結び、彼を手元に置く事にした。

324 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/02(土) 16:44:04 ID:ZXOuIXH2]
sage

325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/02(土) 17:16:42 ID:0xRjbnM6]
人間青年女性が獣少年を手込めにするパターンは初かも知れん。


とりあえず、ズボン脱いで待ってます。

326 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 03:14:25 ID:+TbNCPTp]
保守

327 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 04:38:10 ID:qpT5lFdB]
学校の怪談の文庫版一巻の特別収録短篇でときめいたのは俺だけでいい

328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 10:26:53 ID:UP/XZW4m]
どんな話?

329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 16:25:38 ID:qpT5lFdB]
山で遭難して洞窟に避難

大きな卵を二つ発見して一つで食いつなぐ

寝てたら違和感。次の日に脱出

帰宅。夫にも卵食わせる

夜な夜な鳥に変身ウマー(゚д゚)

そして卵を食べさせられた夫もウマー(゚д゚)
な感じ

330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/07(木) 21:49:56 ID:BTTQVL+r]
いいなそれ



331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 06:56:42 ID:DXBqzK5d]
まもる君の小説とかきぼんぬしちゃう

332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 15:47:12 ID:ebI4lCeG]
勿論防犯シュミレーションの話で

333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 19:55:45 ID:XeWvFYsH]
おとうさんに優しく慰められるまもr

334 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 20:13:08 ID:QL0TD9as]
うーん…ロリ、ショタっ気はないからなぁ、ええと…

さらわれた息子を無事返してもらうためにその躯を差し出すおかあさんハァハァハァハァ

335 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 20:25:51 ID:vNHYLhjB]
最近は獣化ものが少ないよな

336 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 21:51:33 ID:3NgIFa1S]
>>332
普通にヲタ猫に捕まっていろいろされるまといちゃんとふたばちゃん

337 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 23:07:33 ID:8AvQt6CI]
>>335
獣化ネタはなかなか無いからな…
結構少数派だし

338 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/08(金) 23:52:56 ID:6WB+AwVz]
ヲタ猫に捕まってしまったまもるくんとふたばちゃん
猫の要望で兄弟間でエッチを強制されるがそこへ・・・

339 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 00:42:39 ID:QCETaQCy]
署長が全裸で…

340 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 03:34:11 ID:1uZ/aMhe]
私も交ぜてくれないかね



341 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 06:59:33 ID:dqxmGVxx]
まもる君が見てる前でまもるママをファックしたいですよねー

342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/09(土) 16:08:00 ID:1uZ/aMhe]
君は本当に変態だなぁ

343 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 10:08:53 ID:9gZk4UmF]
ようこそ雄の世界へ

344 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 11:43:02 ID:qlj/R5K3]
か弱い少女がレイープするのはありがちか

345 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 12:32:40 ID:q/OjCP/S]
か弱い少女に恋をした獣人が、彼女を守るために同属すら敵に回す設定が好き。
ありきたりだがw

346 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/10(日) 21:59:09 ID:D6MtxxV9]
>>337
そうか少数派だったのか・・・
気をつけなきゃダメだな

347 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 01:01:23 ID:OGNLARDi]
>>344
>か弱い少女”が”レイープ”する”のはありがちか

逆rapeする側か
新発想だな

348 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/11(月) 06:49:40 ID:SKAi4c1z]
>>346
ここの趣旨的には間違っていないだろう。
ただ、投稿者が少ないだけで。

349 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 07:41:45 ID:mFsK2OUu]
獣化でもまもるくんでも逆rapeでもなくて申し訳ないが
1本やっと推敲までこぎつけたのあるんだけど、長くなりすぎた。
ざっと分割して22resほどある。

ここに投下するのと、どっか別のところに貼って誘導するのとどっちがいいだろう。

350 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 08:11:18 ID:TcfICSAN]
>>349
22レス?

大したこと無いさ!



351 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 10:29:58 ID:70grUafH]
>>349
投下を許可するッ!

352 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 11:18:41 ID:mFsK2OUu]
>>350-351

了解。
もう少し推敲したら投下させていただくよ。
今夜か明日あたり予定。

353 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/11(月) 12:17:44 ID:wzhgb6GQ]
新作クル―――――


と、ソノマエニ

「かっ、からだが…。私に何をしたっ」
「ずっとあなたを見ていたのに、あなた何も気付いてくれなかったじゃないですか」
「私と君では歳がちがい…股をさするな…ぅお…」
「やっぱりあの薬に過敏反応するんですね…私の毛並みも柔らかいでしょう?」
「うぁ、やめてくれっ…君はこんなことする子じゃないだろう!?」





>344のふんいきをかいわであらわすと こうですか わかりません><

354 名前:349 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 07:57:52 ID:cC62Mhpw]
一気に投下させていただきます。かなり長いです。

単品でも読めるように配慮しましたが、
前々スレのころに投下した作品の派生ストーリーです。
(1年以上前なので、覚えていてくださる方いないかもしれませんが)

お気に召していただけたら、保管庫、もしくは ttp://jam.pandora.nu/で以前書いたものも
お読みいただけるとうれしいです。(自サイトのほうは加筆修正してあります)

猫系獣人 基本は純愛です。
少しだけですが残酷系、陵辱系の描写がありますので、苦手な方はご注意ください。

355 名前:01/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 07:58:32 ID:cC62Mhpw]
-Prologue-

悪夢など、とうに見慣れている。
草原が燃える夢。身体が裂かれる夢。誰かを捜し続ける夢。
そのたびにうなされて、歌紡ぎの婆さんに起こされる。
そして覚めた頭で、どれも本当にあったことだと思い出す。
焦げた毛。失った左腕。……離してしまった手。二度と戻らぬ温もり。
叫びたい。でも俺の弱った身体はそれを許さない。
喉の奥で、うなり声がかすかに空しく響くだけ。

「今は無理やりにでも眠らなくちゃだめだ」

歌紡ぎはそう言う。歌で俺を無理やり眠らせる。
俺の心をなだめるために、あのころの夢を見せる。
むせかえる草の匂い。重さを感じるほどの強い日差し。
震えながら俺をにらんでいた青い瞳。
ずっと続くと思っていた、平和で幸せだったころ。
だからこそ、悪夢より何倍も、この夢は残酷だ。

そして。俺の意識は抵抗もできないままに、あの初夏の草原へと沈んでいく。


356 名前:02/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 07:59:05 ID:cC62Mhpw]
-1-

おもしれえな。
“サカリ”の木の下で、俺は白毛のガキに睨まれていた。
どう考えてもこれは恋心を打ち明けるとかそういう甘ったるい態度じゃない。
喧嘩を売ってるとしか思えん。
俺の胸までしか背がないようなコムスメのくせに、挑みかかるように
まっすぐ俺を見ている。そのくせ膝が合わないぐらい足は震えてるし、
今にも小便ちびっちまいそうなほどの緊張の匂いをそこいら辺じゅうに振り撒いている。
だが、こいつははっきりと俺に言ったんだ。

「あたしを抱いてくれませんか」

いったい何を考えているんだ、こいつは。


草原の中心近くにある大きな木の下は、ちょっとした広場になっている。
ここは“サカリ”の匂いをぷんぷんさせたオンナたちと、それを狙うオトコたちが
集まる場所だ。
今はまだ日が高いからか閑散としているが、日暮れ時から明け方にかけては、
どこから集まってくるんだってぐらい、たくさんのヒトで小さな広場が埋め尽くされる。
オンナを取り合うオトコたちの喧嘩は絶えないし、相手を見つけて
愛撫に夢中になる連中もいる。そして、それを見物に来る冷やかしも多い。

今日の俺は、どちらかというと、その冷やかしのほうだった。
何日か前に大きな獲物をとったから、狩りに精を出す必要もない。木陰で涼むの半分
いいオンナを捜すの半分、ぐらいの軽い気持ちだ。
俺ももういい加減ガキじゃない。“サカリ”の匂いのするオンナなら誰でもいいとか
そんな飢えた時期は過ぎた。ナワバリもそこそこ広がったし、仔も何人か作った。
ガキのころ憧れていたオトナのオトコの、とば口ぐらいには立てたような気がしている。

強いオトコに抱かれれば、強い仔が生まれる。弱いオトコが父親だと、
仔が生き延びる確立は低くなる。だから、オンナたちのオトコを見る目は厳しい。
今も何人かのオトコの周りにオンナが集まり、あぶれた奴らはおこぼれを預かろうと
遠巻きに眺めている。
ありがたいことに俺の横にはオンナが何人かいた。“サカリ”の時期に入っていない
暇をつぶしに来たオンナばかりではあったが。

そこに、そいつは来た。
辺りを見回して俺を見つけると、まっすぐこっちに向かって歩いてきたのだ。
そして、俺を睨みつけて言った。

「あたしを抱いてくれませんか」

俺も、周りの連中もあっけにとられてそのガキを見た。

「おまえ、自分がなにを言っているのかわかってるか?」

ガキは、俺から視線をはずさずに頷く。

357 名前:03/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 07:59:39 ID:cC62Mhpw]
オンナのほうから面と向かって誘いをかけるなんて聞いたことがない。
オンナは普通、その匂いでオトコを誘うものだ。
俺の隣に座っていたオンナのひとりが、ガキに見せつけるように俺の首に抱きつく。
喉に絡みつく笑い声を上げながら、ガキにも聞こえるような声の大きさで俺にささやく。

「アカガネはコムスメなんか相手にしないよねえ」

“サカリ”が来る年齢になっても、身体が出来上がるまではコムスメと呼ばれる。
いっぱしのオトコなら、そんなのに手を出すことはない。
もっと年上の、“サカリ”や仔を育てることに慣れたオンナを選ぶ。
コムスメは仔が出来にくいし、なによりいろいろと面倒くさい。

「やめなさいよ、サビ」

もうひとりが、ガキをからかっていたオンナをたしなめる。

「それより、ねえ。あなた、ギン、じゃない? こないだっから噂になってる」

ガキは少しためらったあとに頷く。
あまりにも場違いなそいつを興味深げに眺めていた周りのオトコたちが
いっせいに後ずさる。

「そんな目立つ毛色のコなんてあまりいないもの……。ねえ、あれって本当?」

ギン。その名前なら聞いたことがある。
たしか、“コムスメ喰い”をしようとした流れ者を殺したとか、オトコとして使い物に
ならない身体にしたとかそういう噂だ。話すヤツによって内容は違う。
見た感じ年相応に華奢だし、とてもそんな力があるようには思えないが。
話に尾ひれがついて大きくなっているんだろう。噂なんてそういうものだ。

最近草原に流れ者が増えてきた。
俺も3年ほど前に流れてきたんだから偉そうなことは言えないが
ここ1年ばかりの間に流れてきた連中はどこかおかしい。
オンナに対して異常なぐらいガツガツしている。
もちろんそんなオトコを選ぶオンナはいないから、奴らは成熟したオンナは狙わない。
オトコの誘いを断るのに不慣れなコムスメを狙う。
仔が欲しいんじゃない。それならコムスメを狙うわけがない。
ただ己の身体を鎮めるために、だ。
乱暴に扱われて死んじまったコムスメの話もよく聞く。出来上がっていない身体には
あれはかなり厳しい行為らしい。


358 名前:04/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:00:19 ID:cC62Mhpw]
広場中からオンナが集まってきた。こいつらはなんでこんなに噂が好きなのか。
本当は流れ者は何人いたの? 食いちぎったとか殺したって言うのは本当? などと
口々に不躾としか思えないような質問をぶつけている。
今まで俺をにらみ続けていた、ぴんと張り詰めた視線がはじめて泳いだ。

「だめ、なら……いいです」

抱けと言ったときとはまったく違う、消え入りそうな声でそのガキ、ギンは言って
その場を逃げ出そうとする。

「待てよ」

俺はギンの腕をつかもうと手を伸ばした。ギンは毛を逆立てて一歩飛び退く。
緊張の匂いが一層強くなる。
他人を怖がっているらしい。噂のせいか、噂の元になった出来事のせいか。
そんなヤツが、なんでこんなヒトの集まる場所に来たんだ。
俺にあんなことを言うために?
とにかく、このままここでさらし者にするのはしのびない。

しょうがない。俺は、女たちに囲まれて動けなくなっているギンの首ねっこをつかんで
持ち上げ、ぶんと振り回して肩に担いだ。
ギンは一瞬何が起きたのかわからなかったようだ。
俺の肩の上で固まっていたが、しばらくして我に返ったのか暴れだした。

「嫌! おろしてください!」
「やだね」

暴れるギンの身体を片手で軽く制して、俺は歯を見せて笑う。

「おまえは俺に抱かれたいんじゃなかったのか?」
「あ……」
「なら、おとなしくしとけ」

俺は静かになったたギンを肩に乗せたまま、オンナたちに手を一振りしてその場を離れた。
結局、その頃には、俺はギンに少し興味を持ってしまっていたのだ。
噂の内容にではなく、このコムスメ自身に。
俺を睨んでいた、夏の空みたいな青い瞳に。

まったく、おもしれえ。

359 名前:05/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:00:50 ID:cC62Mhpw]
-2-

「さて。どうするかな」

“サカリ”の木からかなり離れた川べりまできて、俺は肩の上で身を硬くしているギンに
声をかける。このあたりはもう俺のナワバリだ。
途中まで俺たちのあとをつけていた野次馬も引き返した。
ギンはずいぶん落ち着いたように見える。
だが、ひどく震えているし、手のひらや足の裏がびしょびしょに濡れている。冷や汗だ。
体臭は緊張の匂いから、強い恐怖の匂いに変わっている。
むりやり担ぎ上げたのは悪かったが、ほかにどうやってあそこから
連れ出せたって言うんだ?

「失礼だな。別に喰おうとか苛めようとか思ってねえぞ」

顔を覗き込むと、ギンは耳を伏せて毛を逆立てた。
さっきのは、本当にギリギリ精一杯の虚勢だったってわけだ。
俺は、肩に乗せたときと同じようにギンの首根っこをつかんで草の上にそっとおろした。
ギンは足に力が入らないのか、その場に崩れ落ちる。
そして這うように俺から離れようとする。

「なあ、俺はおまえがそこまで怖がるようなことをしたっけ?」

ギンはぶんぶんと大きく首を横に振る。

「じゃあもう少し落ち着け」

俺は毛づくろいで気を落ち着けようとしているギンを横目に、適当な岩に腰をかけた。
川べりの丈の高い草が風で大きく揺れている。もうすぐ日が落ちる。

「落ち着いたら送ってってやる。家はどこだ」

足を投げ出して、夢中で腹の毛を舐めていたギンが、あわてたように座りなおす。
すがるような目で俺を見上げる。
今度は不安の匂いか。匂いがコロコロ変わる。
ガキからオトナに変わる時期は、気持ちが安定しないもんだ。
しかも、ガキの頃と比べて匂いは強くなっているし、守ってくれる親からも離れている。
大きな生き物に捕まって喰われちまいやすい時期だ。

「やっぱり、だめなんですか?」

絞り出すような声でギンが俺に訊く。

「おまえを抱けってやつか? 今は無理だ」
「噂のせい、ですか?」
「違う」
「あたしが、コムスメだから?」
「それも違うな」
「……魅力、ないから、なんですか?」

ギンの声はどんどん萎れていく。別に苛めているわけじゃないんだが。

360 名前:06/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:01:21 ID:cC62Mhpw]
「正直に言うと、それも違う」

身体の均整は取れているし、珍しい白くて細い長毛と青い目も、将来かなりの美人に
なりそうな気配を見せている。

「じゃあ、なぜ」
「抱きたくなるかどうかは、相手の“サカリ”のときの匂いを嗅いでみないと
 わからねえもんなんだよ。おまえは今、“サカリ”じゃない」
「え」

ギンがただでさえ大きな目をまん丸にする。

「えええ!? ……これ、違うの!? ……じゃない、違うんですか」」

困惑に混じる、安堵の匂い。しかし、おもしろいぐらい感情が匂いに出るヤツだな。

「おまえ今、ヒト恋しくなったり匂いに敏感になったりしてるんだろ? あとは妙に
 落ち着かねえとか、頭がボーっとしてよくわかんねえ行動とったりとか」

ギンが真剣な目で何度も頷く。

「普通は間違えたりしないもんだけどな。そりゃ“サカリ”の前兆ってやつだ」
「前兆」
「前兆の間にオトコの匂いを嗅げば、やがて“サカリ”が始まる。
 まあ、俺はオトコだから詳しいことはわかんねえが、
 オンナが仔を作れる身体に変わるには、それなりに時間がかかるってことなんだろうな。
 コムスメの場合なんかは前兆だけで終わっちまうことのほうが多いらしい」

「……あたしは、あの時“サカリ”じゃなかった」

ギンは呆然とつぶやく。

「そっか、あたし、嘘、つかれたんだ」
「嘘って?」

ギンは、どう話したらいいのか、といった風情で何度か口を開いては閉じる。
もう怯えてはいない。まだ近づくと逃げようとするものの、緊張は薄れている。

「アカガネは、噂、どんなふうに聞いてますか? ……あたしは本当言うと
 噂になってるってことぐらいしか、知らないんです。あんまりヒトと話さないから」
「それは……」

俺は口ごもる。俺が聞いたとおりに話しちまってもいいものか。

「どんなひどいことでも、あたし大丈夫ですから、教えてください」
「……流れ者3人が、“サカリ”に入った白毛のコムスメに誘われて
 ヒト気のないところに行った。ふたりは殺されて、ひとりは命からがら逃げ出した。
 だいたいそんなところだ。殺し方とかは話すヤツによって違うが」

かなり省略している。
男を誘って……どんなふうにヤっただの、殺したオトコのハラワタを喰っただの
そんなくだりは聞かせる必要がないだろう。
ギンの毛が逆立つ。怒りの匂いが、一瞬だけ漂う。



361 名前:07/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:02:06 ID:cC62Mhpw]
「あたし、誘ってなんか、いません」

そりゃそうだ、と思う。1回でも“サカリ”を経験したことがあれば
“サカリ”と前兆を間違えるなんてことはありえないし
“サカリ”の匂いのしないオンナに、オトコは誘われない。
おおかたほかのオンナに振られて、興奮が納まらなかった流れ者の仕業だろう。
ギンは大きくひとつ息をすると、ぽつり、ぽつりと話しはじめた。

「春のはじめのころ、今日みたいに、……前兆っぽい感じのときがあったんです。
 噂は、たぶんそのときのことだと思います。
 知らない、大きなオトコのヒトたちに捕まって、殴られて、……無理やり。
 ……こいつ“サカリ”のクセに濡れねえ、とか、出来損ないのオンナだ、とか。
 そんなことを言われながら。……でも、“サカリ”っていうのは嘘だった」

ギンは、そこでいったん言葉を切った。

「……“サカリ”になったらどうすればいいか、身体が全部知ってるからって。
 “サカリ”になればわかるって、オトナたちからは聞かされてた。
 だから“サカリ”になったことに自分で気づけないとか、そんなことあるはずなくて。
 ……自分は本当に出来損ないなんだって、思わされちゃったんだ」

ギンの言葉から、俺に話すときに使っていた硬い言い回しが消えている。
ガキっぽい、舌っ足らずな話し方。たぶん、こっちが本当のギンだ。

「“サカリ”って……オトコのヒトに抱かれるのって、もっとすてきなことだと
 思ってた。でもすごく痛くて、怖くて。逃げようとしても、ぜんぜんかなわなくて」

恐怖の匂い。思い出してしまったのか、ギンは自分の肩を抱き、尾を膨らませる。
聞いてて楽しい話じゃない。だが、耳をふさぐこともできない。
誰にも話せなかった記憶。忘れようとしてただろう記憶。
訊いちまったのは俺だ。だから、聞くべき、なんだと思う。

「あたし気を失いかけて、オトコのヒトたち、もう逆らわないって思ったんだと思う。
 ……あたしの身体を押さえつけてたヒトが、あたしの口にアレを突っ込んできた。
 ちょうどそのときにその、痛いことされて、あたし、歯を食いしばって、
 …………気が付いたら噛み千切ってた」
「う」

想像してしまった。思わず俺は自分の股間を押さえる。
よっぽど痛そうな顔をしていたんだろう。ギンが心配そうに俺を見上げる。

「気にすんな。オトコはその手の話に弱いだけだ。そこはかなり痛ぇ場所だから」

ギンはわかったのかわかんなかったのか、神妙な顔をして言う。

「じゃあ、次に無理やり嫌なことされそうになったら、そこを狙えばいい?」
「……そんなことをしなくても、オンナが断ればオトコはあきらめる。そういうことに
 なってるんだ、普通は」

あたりまえだ。無理やり犯したオトコの仔を、オンナが大事に育てるわけがない。
だが、仔が目的じゃなかったら? 

「まあ、おまえを襲ったような、非常識な連中にはそれもいいかもしれないな」
「わかった。断って、ダメならそうする」

生真面目に答える様子があまりにガキっぽくて、こんな話をしている最中だと言うのに
俺は思わず微笑む。
つられたのか、ギンの表情も少しだけ和らいだ。

362 名前:08/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:02:43 ID:cC62Mhpw]
「で、そいつらがひるんでる隙におまえは逃げたわけだな」
「うん。痛いことしてたヒトの顔、引っ掻いてから、必死で逃げた」

生きて逃げられただけ、ギンは運がよかったのかもしれない。
仔が目的じゃないということは、オンナを大事にする必要がないということだ。
たぶん、逃げなければ口封じで殺されていただろう。
コムスメを複数のオトコで襲い、しかも反撃されて怪我したとなっては
恥以外のなにものでもない。
ああ、それであんな噂を流したわけか。浅はかにもほどがある。

「アカガネ、ひとつ教えて」
「なんだ」
「ちゃんと“サカリ”の時だったら、……するのって、痛くないものなの?」
「痛いって言うオンナもいるし、痛くないって言うオンナもいる。
 相手のオトコにもよるんだろうな」

「……アカガネのは、痛い?」

突然自分に話を向けられて、俺は少しあわてる。

「お、俺のって、……初めの頃はともかく、慣れてからは痛がらせたことはない、
 ……と思う」

俺のあわてっぷりがおかしかったのか、ギンの顔が明るくなる。もう少しで笑顔に
なりそうな、そんな微妙な表情だった。

「それじゃ、俺からもひとつ質問させてくれ」

俺はずっと気になっていたことを訊いてみる。

「なんで俺なんだ?」

そもそも俺とギンが逢ったのは、今日が初めてのはずだ。
それなのにあの木の下で、こいつはまっすぐ俺のところに歩いてきた。

「まだ、寒かったころ、初めてアカガネに逢った。……アカガネは覚えてないと思うけど。
 ……あたしまだ巣別れしたばかりで、こんな色だから狩りもへたくそで。
 そのころは、森の池でサカナ捕まえやすい場所みつけて、それでなんとか食べてた」

確かにこのあたりで白い毛色が珍しいのは、生き残るのが難しいからだ。
獲物に逃げられやすいし、大きな生き物からは格好の的にされる。逆に、明るい色の毛で
オトナまで生き残ることができれば、それは生存力の高い証拠になる。

「でも、大きい生き物に、そこ追い出されちゃった。
 おなかすいて動けなくなって、もう死んじゃうんだろうなって思った。そしたら」

ギンが顔を上げる。

「目の前に肉のかたまりが降ってきたの。で、声がした。『これ食って元気だせ』って」
「あぁ!? おまえ、あんときのボロボロになってたガキか!?」

俺も思い出した。

363 名前:09/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:03:09 ID:cC62Mhpw]
俺はあのころ、自分の力を試したくて無謀な狩りに夢中になっていた。
森で大きな生き物を狩ったのもその一環だ。
半日かけてなんとか仕留めたはいいものの、疲れ果てて持ち帰るのが
億劫になっていた。だから、通りすがりの年寄りやガキに気前よく投げ与えた。
ギンはそのなかのひとりだったらしい。

「ありゃあな、重いの持って帰るのが嫌だっただけで、別におまえを助けようとか
 そういうんじゃなかった」
「それでもいいの。アカガネがあいつ倒してくれたから、あたしまたサカナ取れるように
 なったし、元気になって、狩りも上手にできるようになった」

そう言いながら、立ち上がる。

「あたし、あんなことがあってから、オトコのヒトも、“サカリ”のことも、
 すごく怖くなっちゃって、でもいまのうちになんとかしないと、
 仔を産めるような歳になっても怖いままだって思った。
 ……おかーさんになれないのは嫌だって思った。だから、考えたの。
 誰になら抱かれたいか、……誰なら痛くても怖くても耐えられるかって」

ギンが、自分から俺に近づこうとする。ゆっくり、1歩、2歩。
しかしそれ以上は足がすくんで動けなくなる。

「……ごめんなさい。そう簡単には、怖いのって、治んないみたい……でも
 改めて、お願いします。……あたしに“サカリ”が来たら、抱いてください」

そう言って、ギンはやっと、かすかに笑った。

364 名前:10/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:04:04 ID:cC62Mhpw]
-3-

すっかり日は落ちていた。
ギンの家は、川のうんと上流の、草原と森がぶつかるあたり、らしい。
ここからだとかなり遠い。
帰るとなると夜に長時間歩くことになって危険だし、ギンは緊張しすぎて疲れ果てている。

とりあえず、今夜は俺のナワバリに泊めることにした。食い物を与えて、背の低い木が
茂っている、身を隠しやすいところを選んで寝床をつくってやった。
俺は腕っ節には多少の自信がある。本気でやりあう心積もり無しに、オトコは他人の
ナワバリに足を踏み入れないものだ。
本当は俺の住処に泊めるべきだったんだろうが、オトコの匂いが強い場所じゃ安心して
眠れないだろう。あの様子だと。

ひととおりナワバリを見廻りして異常がないのを確かめると、俺は“サカリ”の木に
足を向けた。
オンナを漁りに、じゃない。オトコを捜しに、だ。

木の下は、昼間の何倍ものヒトであふれていた。嬌声や罵声が飛び交う中で、
俺は耳を澄ます。例の噂を話しているものはいないか。
誘いをかけてくるオンナの匂いや、顔見知りの挨拶を無視して、
俺は広場のはずれに向かった。

流れ者の群れ。
ほかの集団と違い、オンナが近寄らないからすぐわかる。
下卑た笑い声。酩酊の実と呼ばれる果実を齧りながら、自慢話や噂話に花を咲かせている。
しばらく話に付き合ったり、あたりをうろついたりしたが、
それらしい噂は聞こえてこない。
あの話が流行りはじめたのは、たぶんギンが襲われて間もないころだ。
旬はもう過ぎている。
あきらめて別の方法を捜そう、そう思ったときだった。それが聞こえてきたのは。

「で、そいつの話だとそのギンってコムスメはえらく具合がよかったらしくてな」

うなじの毛が逆立つ。

「ガキのクセに自分から腰振ってよがりまくってよ。しまいにゃ白い毛が血で真っ赤に
 なっちまってるのにまだやりたがる。それが腹いっぱいオトコの精を受けて
 満足したとたん、恐ろしく凶暴になったそうだ」

話しているのは、その集団の中でいちばん大きい赤茶マダラのオトコ。
左目が3本の爪傷で半分ふさがっている。

「おい」

俺は声をかけてそいつを呼び出した。


365 名前:11/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:04:35 ID:cC62Mhpw]
「その噂、誰に聞いた?」
「知らないやつだ」

嘘をついている。目をあわせようとしない。

「目の傷、喧嘩でもしたのか?」
「あ……ああ。でかいヤツとやってな、俺が勝った」

見栄だ。……馬鹿が。
こいつは、弱い。

顔の傷は珍しいものではない。顔や身体の前面に付く傷は、喧嘩に強いオトコの証だ。
怯えて逃げれば、傷は背中に付く。しかし、こいつの顔の爪傷は間隔が狭い。
オトコの爪じゃ、こうはならない。もっと身体の小さいガキの爪だ。
こいつだ。こいつがギンを苦しませた。

「へえ。じゃ、俺もお手合わせ願おうか」

そう言うや否や、俺はその流れ者の顔を手の甲で殴った。爪傷などつけてやる気はない。
あとでどんな自慢話に利用されるかわかったもんじゃないからな。
一発で沈んだ流れ者が、俺を恨めしそうに見上げる。

「あのガキは俺のツレを殺したんだ。懲らしめて何が悪い!」

死んだのは、噛み千切られたヤツか。自業自得すぎて、哀れむ気にもなれん。

「なんでそんなことになったのか、よく思い出すんだな」

俺は流れ者の腹を踏みつける。

「いいか。次に会ったら殺す。俺の目の届く範囲から出て行け」

ギンは自分の復讐に利用するために俺のところに来たわけじゃない。
あいつからは、あんな目にあったというのに不思議なぐらい憎しみの匂いがしなかった。
あいつの頭にあるのは、自分がどうやったら立ち直れるのかということだけだ。
……ガキすぎて、一度にひとつのことしか考えられないだけかもしれないが。

流れ者を追い出したのは、ただ単に俺がムカついたから、それだけだ。


366 名前:12/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:05:10 ID:cC62Mhpw]
-4-

春の“サカリ”の季節はそろそろ終わる。
身体の大きさから見て、今ギンが感じている前兆が“サカリ”に育つことは
まずないだろう。
本格的な“サカリ”を迎えるのは秋になりそうだ。

それまでのあいだ、夏のあいだに、ギンの恐怖心をなんとかしないと。
せめて隣に座ることができるようになるまで。
それから、いろいろなところに連れまわしてヒトに慣らす。
親しい友達もいないようだし、今のままじゃまともに恋もできないだろう。
……抱くにしろ、抱かないにしろ、すべてはそれからだ。

面倒くせえ。なんで俺はこんなことを真剣に考えてるんだ。
俺は一人前のオトナのオトコで、他人に煩わされないで生きてきたし
これからもそうするつもりだった。
……コムスメにかかわると、なにかと面倒くさいってのは
こういうことを言うのかもしれない。

もう少しでナワバリにたどり着くというとき、
風にかすかにいい匂いが混じっていることに気が付いた。
オンナだ。それも極上の。

匂いは重要だ。
どんなに外見が美しいオンナでも、匂いが好みじゃなければ
オトコの“サカリ”は誘発されない。
ヒトによって相性も異なり、俺にとっての最高にいい匂いが
すべてのオトコにとって最高だとは限らない。
ただ、いい匂いのオンナを抱くのは気持ちいいし、いい仔が生まれると信じられている。

匂いはサカリの木の方角じゃなく、俺のナワバリから漂ってくる。川のあたりか。
“サカリ”を迎えたオンナが、相手を求めてオトコのナワバリに入ってくることは
珍しくない。
境界につけてあった、俺の匂いが気に入ったということだ。
……抱ける。
今夜はもうギンのことを考えるのはやめだ。
今まで嗅いだこともないようないい匂いのオンナが俺を待っているのに
コムスメのことなど気にしていられるか。

俺の身体が変わり始める。
オトコの、“サカリ”のオトコの匂いを強く発し始める。
オンナの匂いは、俺の身体を這い回り愛撫する。
鼻だけじゃない。口や目や耳や毛穴や、ありとあらゆる穴から入って来て、俺を狂わせる。
身震いが走る。
喉が鳴る。毛が逆立つ。
昂ぶる。
歓喜。歓喜。歓喜。
俺は半ば酩酊状態に入ったまま、匂いに向かって走った。

だが、そんな興奮は長続きしなかった。
俺の足は次第に遅くなり、匂いにたどり着くほんの少し手前で止まった。

367 名前:13/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:05:46 ID:cC62Mhpw]
なんで、おまえなんだよ。

オンナの匂いに、さっきまでさんざん嗅いでいた匂いが混じっていることには
気が付いていた。あの川べりではずいぶん長いこと話し込んだし、その匂いが
残っているんだろう、と自分をごまかしていた。
月の光が川面に反射して、岸辺に立つ小さな影を青く浮かび上がらせる。
むせ返るオンナの匂いと、困惑や恐怖が混じった匂い。匂いのもとは、ひとり。

俺は丈の高い草の影に隠れるようにして息を整える。
“サカリ”に入っちまったオトコの身体は、そう簡単には元に戻らない。
こっちは風下だが、“サカリ”のオンナはオトコの匂いに敏感だ。
20歩ぐらいしか離れていない。俺がここにいることなんて、すぐにバレる。
そうなったら、もう遅い。
戻るなら、今しかない。
空気がピリピリしている。匂いは俺をからめとるように誘い続ける。
俺の足は、動かない。動いてくれない。匂いに、逆らえない。

「アカガネ?」

影が振り向く。泣きそうな顔で。
心臓が高鳴る。頭の芯がぼおっとする。指先が冷たくなって、しびれる。
俺はまるで操られるように、草むらを出た。

「アカガネ、あたし……どうしよう」

月に照らされた顔は、まだガキで。でも目のふちがうっすらと赤くなっていて。
オンナだ。生意気に、オンナだ。

“サカリ”の匂いは、抱いてくれと俺を誘う。
恐怖の匂いは、自分に近寄るなと叫んでいる。
叫びだしたいのは俺だ。
駆け寄って抱きしめたい。思い切り毛並みに鼻を突っ込んで匂いを嗅ぎたい。
だが、俺を怖がって離れていってしまったら。
この匂いを二度と嗅げなくなるなんて、考えただけで苦しくなる。

「ギン。おまえが、決めろ」

俺には決められない。
もう抱くこと以外考えられないから。傷つけること以外考えられないから。
俺はその場に腰を下ろし、自分の足を封じる。

「え……」
「今、抱かれるか。それともやめるか」

ギンは息を呑む。
もっと時間がほしかった。ゆっくり心を開かせる時間が。
でも、そんな余裕はない。俺はそんなに耐えられそうもない。

「抱かれてもいいなら、俺の手の届くところまで来い。そうじゃないなら」

ギンは、俺に最後まで言わせなかった。

「行く」

震える声で、はっきりと。
そして、目をつぶって走り出す。俺に向かって。
あと5歩。3歩。そこから軽くジャンプ。
勢いよく首に抱きつかれて、俺は後ろに倒れた。
そして、嗅ぎたくてたまらなかった匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。

368 名前:14/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:06:17 ID:cC62Mhpw]
-5-

俺の横で震える、小さな身体を抱きしめる。
長い毛に隠された身体は、折れそうなぐらい細い。
真っ白じゃなかったんだな。いまさらのように気が付く。淡いグレーの縞。
ここまで近づかないとわからないほどの、薄い色。

「まだ、怖いか」

恐怖の匂いは、まだ消えていない。

「うん。……でもね、“サカリ”がね、背中押してくれたの」

ふわふわの首筋の毛に鼻を突っ込む。俺の身体も震える。歓喜に。

「アカガネの匂い、あたしを呼んでたから。まっすぐ走れた」

軽く、首筋を咬む。ギンの身体に緊張が走る。まだ、だめだ。急いじゃだめだ。
恐怖が快感に追い出されるまで、ゆっくり。
首筋を舐める。なだめるように。

「おまえの匂いも俺を呼んでいた。……すごい、いい匂いだ」

ギンが、くすぐったそうに身をよじらせた。
抱きしめていた手を解く。
尾の付け根から首筋まで、優しく撫でる。
ギンがぴくりと震える。喉を鳴らす。
吐息が俺の肩の毛にこもる。

「……“サカリ”、どういうのか、ちょっと、……わかっ……っ」

かすれた声が、途切れる。

「これから、もっと、わからせる」

俺の声も、かすれていた。

369 名前:15/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:06:59 ID:cC62Mhpw]
顔を舐める。唾液まみれにする。
ひげに息を吹きかける。
涙を舐める。
耳。そっと、咬む。

「んっ……ふぅ」

ギンは俺に身体をこすり付ける。

「耳、いいか?」

そう聞くと、がくがくと頷く。
舐める。中に舌を差し入れる。

「く」

息が熱い。身体すべてが熱い。

「ここは?」

耳を愛撫しながら、ほんの少し爪を出してしっぽの付け根を軽く刺激する。

「ふっ……ふぁ」

耳やしっぽ付近のような匂いが強いところは、“いい”ところだ。
ギンが気持ちのよさそうな声を上げるたび、匂いが強くなる。
右足をギンの足のあいだに滑り込ませる。
膝でそっと触れてみた。

「……ん……っ」

濡れている。でも、まだ。衝動を、抑えられる限り、抑える。
ゆっくり。だ。

すっかり力が抜け、荒い息をするギンを仰向けに寝かす。
白い毛を透かして、淡いピンクに色づいた乳首が見える。
鼻先でつつく。

「痛……っ」

ギンが少し嫌そうに身体をよじって逃げる。
舌で思う存分味わいたいが、未熟なここは痛いだけだと聞いたことがある。
秋だ。秋の“サカリ”まで我慢だ。
触れないように腹の真ん中を舐めながら俺は目的地に向かう。
足のあいだ、俺を酔わせる匂いの源に。

370 名前:16/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:07:30 ID:cC62Mhpw]
鼻先を足のあいだにねじ込もうとした時、ギンが身を固くした。
まったく、世話が焼ける。
不安そうにこっちを見るギンの片足を掴み、高く持ち上げる。

「や、そんなのっ」

足を広げさせたまま柔らかい身体を折り曲げて、俺はギンに自分のオンナの部分を見せる。
普段は毛に隠されているそこは、“サカリ”の興奮で色づき、ぽってりと膨らんでいる。

「ここ、見えるか?」
「う。うん」

ひだに沿って、そっと舌を這わす。ぬるぬるする液体が舌に絡む。

「ひっ……ぁんっ」

ギンの首が大きく反る。

「どうなってるか、見えるか?」
「……なんか、きらき、ら、してる」

月の光が反射しているのか。俺はギンの手をとった。

「爪、しまっとけよ」

そう注意して、指の腹の柔らかいところをそこに軽く触れさせる。

「っ……濡れてる」
「濡れてる、なんてもんじゃない。周りの毛までぬるぬるだ。なんでだか、わかるか?」

舌の先で、腹側にある小さな突起をつついた。

「……っんっくぅうっ」

こぽっと小さな音を立てて、また液体があふれる。

「おまえが、オンナだから、だ」
「あ……」

歓喜の匂い。ギンの見開いた瞳から、涙がこぼれる。

「あたし、出来損ないじゃなくて、ちゃんと、オンナ?」
「ああ。オンナだ。いいオンナだ」

俺は、ギンに見せつけるようにひだのあいだに舌を挿し入れた。
ギンは声にならない悲鳴を上げる。
尖らせた舌でさえ、きつい。
隙間から染み出してくる熱い汁を思い切り啜る。
そのまま出し入れする。
舌のざらざらに粘液が絡みつく。
それ自体が意思を持っているかのように、包み込んでくる。
滑る。
……準備、できている。
もう、できる。
俺は足を持ち上げていた手をおろす。



371 名前:17/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:07:58 ID:cC62Mhpw]
「待って」
「嫌だ。もう、待たねえ」

ギンをうつぶせに転がそうとして、抵抗される。

「少しだけ。アカガネの、見せて」

意表を突かれた。

「俺の?」
「見たいの」

熱に浮かされたように俺を見上げるうるんだ瞳は、見事に俺の気勢をそいだ。

胡坐をかいて座る俺の股間に、ギンが顔を寄せている。
こんな近くでまじまじと見られるのは初めてかもしれない。
気恥ずかしい。が、限界まで張りつめたものは、なかなか元に戻ってくれない。

「アカガネ、うそつき」

吐息交じりの声。

「これ、痛くないわけ、ない」

匂いに酔ったのか、俺の腹に身体をこすり付ける。
興奮している。

「すごい、大きいし、横んとこ、棘、こんなにいっぱい」

円錐形のそれの、根元のほう。先端とは逆向きの短い棘で覆われたあたりに、ギンが顔を
近づける。
息がかかる。舌が恐る恐る棘に触れる。

「でも、なんでか、怖くないの」

ざらざらした舌がそのまま尖った頂点まで舐め上げる。

「くっ」

不覚にも声を出してしまった。背筋が震える。
抑えられなくなってきている。
初めての時のように。それ以上に。
オンナなんて、もう何人も抱いているのに。
オトナだってのに。

「先のほう、濡れてて、……いい、匂い」

ギンは俺の中心に夢中になったまま、腰を高く上げる。
無意識の動き。

「あたしの、濡れてるの、……これ、ちゃんと、入るように」

白い腰が、動く。
声が濡れている。誘っている。
もう、だめだ。余裕あるふりすらできない。
目の前が真っ赤に染まったような気がした。
ギンを背中から抱きしめる。
首筋に顔をうずめて咬む。

372 名前:18/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:08:38 ID:cC62Mhpw]
「ア……アカガネっ」

ギンが叫ぶ。かまわず胡坐をかいた腰の上に引き寄せる。
もうとまらない。
突き入れる。

「はぁ……うっ」

ギンの身体がのけぞる。
思った以上に狭い。そして、溶けてしまいそうに、熱い。

「は……いってる、す……ご、……おくっ」

すぐにでも爆発しそうなのを必死でこらえ、腰を少しだけ動かす。

「く……んっ中で、ぞわって……動くんあっ……や、棘」

俺の棘は、ギンの入り口近くを内側から刺激する。
そのたびに、中が締まる。俺を搾りつくそうと動く。

「……痛いか?」

首筋を咬んだ、牙の隙間から、訊く。

「た……くない、いいの……」

うわごとのようにささやく、甘い声。
匂いが強くなる。酔う。痺れる。
腰ががくがくと動く。

「んっ……ふぁ、あたる……棘、あたって、い、……いっ」

絡みつく。絡めとられる。意識ごと。

「すご……いぃ」

気が遠くなる。なんで、こんな、早く。
早すぎる。
もっと。なのに。

「悪い、もう、……注ぐ」

俺は吼える。全身の毛が逆立つ。
ギンの中へ。放つ。自分でも、驚くほど、大量に、放つ。

「熱……」

深いため息と共にギンが腰を震わせる。
……俺の仔種を子宮で受け入れようとしている。

「……終わった、の?」

荒い息の下から聞こえる、その問いに答えられない。
抱きしめる手を離せない。
咬んだ首筋も離せない。
……終われない。

373 名前:19/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:09:05 ID:cC62Mhpw]
つながったまま、俺は身体を前に倒す。ギンの上体を地面に押し付ける。

「ね、……ね、アカガネ、中……んっ」

ギンが震える。

「また、……大きくなってる?」

何も考えられない。
深く。中に。

「ふ……ふぁ、んんんっ」

腰を打ち付ける。
大きく。

「……んっくぅう……ン」

かき混ぜる。
水音。俺のと、ギンのが混ざった音。
棘に掻き出され、あふれて草の上にしたたり落ちる音。
抱きしめた腕をずらし、ギンの脚のあいだにある小さな突起に触れる。

「ひぁ……あンっ」

ギンの声がひときわ高く上がった。
きつくなる。俺のを逃がすまいと、飲み込もうとする。
かまわず動く。こすれる。
爪で。はじく。
たちのぼる、匂い。強い、匂い。

「……や……んっ、んぁあたし、あたし、へんっ変だよアカガネぇっ」

俺の身体の下で、ギンが、硬直する。
痙攣する。弛緩する。
小刻みな、吐息。
なのに、その部分だけ、別の生き物のように、俺を捕まえようとする。
だから、もっと。
撃ち込む。何度も。
弛緩していたギンの身体が震える。
ギンの、身体の中の、“いい”ところを。何度も。
弱弱しく、荒い息。
ギンを。
俺の。

「ま、た、……きちゃうッきちゃうのっこわれちゃうっ……いや」

ギンの、声が、遠くに、聞こえる。

374 名前:20/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:09:31 ID:cC62Mhpw]
-6-

恋なんて、すぐに終わるものだ。長くて3日。夜に始まって朝には終わってるようなのも
珍しくない。
オンナの匂いに振り回される、はかない感情。
なら、今俺が抱え込んじまってるものは、いったい何なんだろう。

あれだけ激しかったギンの“サカリ”は、二日目の夜、ふたりとも疲れ果てて泥のように
寝ているあいだに、あっさり終わったらしい。
朝日の中で見るギンの寝顔は笑っちまうほどガキで、でも愛しくて、離れがたかった。

「なあ、ギン。おまえ、俺の仔を産めよ」

寝ぼけているギンの耳に俺は言ってみた。

「今はまだおまえ小さすぎるけど、秋か、次の春」

たぶん、夢だと思ってるにちがいない。

夏のあいだ、俺はことあるごとにギンを誘い出した。
一緒に狩りをしたり、メシを食わせたり。
ギンは俺にからかわれてるんだと勘違いして怒る。
コムスメをからかって遊んでいるんだと思っている。
抱きしめようとすると逃げる。だが、俺は知っている。
俺の腕の中でひとしきり暴れたあと、俺に見えないように、
こっそり幸せそうに目を閉じていること。匂いはごまかせない。

俺はもっと強くなる。
強くなって、俺の匂いがついたギンに、誰も手出しができないようにする。
少なくとも、ギンにとって俺よりもいい匂いのオトコが現れるまで。


こんなふうに、日々は過ぎていくんだと思っていた。
あの、秋のはじめの夜までは。

その夜、俺は別のオンナを抱いていた。
ギンに“サカリ”が来る前兆はまだなかったし、仔を作るのはオトコの甲斐性だ。
だが、よりによって、あんな日に。

事が終わってナワバリに戻り、まどろみかけたころ。きなくさい臭いを感じ、飛び起きた。
夜なのに、空が赤い。
草原が燃えている。

駆けつけたときには、もう“サカリ”の木もあたりの草も灰になっていて、
死体がいくつか転がっていた。生きているヒトの姿はない。
嗅ぎなれない、臭い。
それに混じって、残り香。ギンは、今夜ここにいた。
ヒトに慣れてきたギンは、ここでたわいないおしゃべりをして過ごすのを気に入っていた。

俺のせいだ。
ギンの姿を捜す。名を呼ぶ。匂いを捜して走る。
遠くから足音。ヒトのじゃない。知らない生き物の。この草原で見たことがない生き物の。
風下から火のついた何かが高い音を立てて飛んでくる。
煙。嫌な臭い。嗅いだとたんに身体の自由を奪われ、俺はその場に崩れる。
闇の中に浮かび上がる、黒くて大きな生き物。
走ってくる。
逃げられない。
跳ね飛ばされる。左腕に激痛が走る。
俺の意識は、そこで途切れた。

375 名前:21/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 08:09:54 ID:cC62Mhpw]
-Epilogue-

長い、長い夢を見せられていた。
目が覚めた俺は自分の目が涙で濡れていることに気が付く。

「……この、くそばばあ」
「起きたんなら、コレを食いな」

歌紡ぎの婆さんは、木の器に盛った見慣れない食べ物を俺に差し出す。

「いらねーよ」
「片腕になっちまったとはいえ、オトコ手はこれから必要になる。食いな」

俺はだまって器をつき返す。

草原が燃えた翌日、俺は東のほうから来たと言うこの婆さんの一行に拾われた。
かろうじて息があったのは俺だけだったという。死体の数は少なかった。
皆、どこかに連れ去られたらしい。
あれから何日たったのかは知らない。
婆さんたちは生死の境をさまよっていた俺を自分たちの住処に運び込み、
奇妙な歌と薬草で癒した。
余計な世話だ。あいつを守れなかった俺なんかに、生きている資格などありはしない。
俺は、自分の闇に閉じこもる。後悔と自己憐憫にまみれた、情けない闇に。
婆さんのせいで思い出してしまった、ギンの匂いを抱いて。

ギンの、匂い。
俺は飛び起きようとする。どこからかかすかに、ほんのかすかに。匂いがする。
確かめたい。だが、身体に力が入らない。

「婆さん、いるか?」

入ってきたのは、婆さんのツレの妙に背の高い灰毛のオトコだった。

「なんだい」
「ガキが倒れてたから拾ってきた。なんか食わせてやってくれ」

オトコは無造作に背中に背負っていたガキを下ろす。
黒い。ギンじゃない。ギンよりずっと小さい。しかし。
この匂いは。

376 名前:AmeliaPLM2のひと mailto:sage [2007/06/12(火) 08:38:18 ID:NehqEL4Y]
いきなりアクセス規制みたいなものに引っかかったみたいです。
あとすこしなのに
携帯からのテキストの貼り方がわかりません。

377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 09:30:14 ID:oWpQVT1w]
支援

378 名前:22/22 ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 10:13:21 ID:cC62Mhpw]
俺は驚く婆さんを尻目に、渾身の力を振り絞って立ち上がり、
よろけながらガキのところに歩く。
ギンの匂い。しかも、“サカリ”のときのギンの匂いだ。
なんで、こんなガキの身体から、そんな匂いが。

「……ギンを、知ってる?」

ガキが俺に尋ねる。真剣な声で。

「ギンの身体、あなたの匂いしてた。……あなたが、ギンの大好きなヒト?」
「……あいつは生きているのか?」

ガキは頷く。

「捕まってたとこから、おれひとり、逃がしてくれた。おれ、ギンを助けたいんだ。
 力、……貸してほしい」

まっすぐな目で。
あの初夏の日のあいつのようなまっすぐな目で、ガキは俺を見上げて言った。
俺は笑う。力の入らない身体で。涙を流して。声を上げて。
息が漏れる程度の、か細い笑い声。これが、今の俺だ。
こんなんじゃ、だめだ。
俺は、こぶしを握る。

「……婆さん、さっきの食い物、まだあるか」

俺は婆さんが差し出した器を奪い取り、中に入ったどろどろの食い物を腹に流し込む。
こんなところで倒れてなんかいられない。俺は、元気になる。
そして、もう一度。
あいつを取り戻す。この腕で、抱きしめる。

379 名前: ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/12(火) 10:17:41 ID:cC62Mhpw]
以上です。
2時間でアクセスできたから、普通にバーボンだったっぽいです。
支援ありがとうございました。

【今回の裏テーマ】 気持ちのいい ぬこちんちん。

380 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 12:48:50 ID:ODvXWi4x]
GJ過ぎて涙が…
投下乙。

規制で書きこめないときは保管庫のろだに張るか
代行スレに依頼すれば書き込みできるよ
自分は公式p2使ってるけど



381 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 16:56:05 ID:Aten5o8E]
ヤヴァイ、凄く良かったよGod Job!!
最後に一言
アカガネ頑張れ!超頑張れ!

382 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 16:56:05 ID:2f5XkAlm]
超GJ!
そして前作読んで(;ω;)
最後はどうか幸せになってほしい・゚・(ノД`)・゚・

383 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 19:40:55 ID:4JyJgekw]
とても良かった。
きっちりと文章が練られているので、長文であるにもかかわらず読んでいて冗漫さを感じなかった。
(スピード感を出そうとして短いセンテンスを連ねるのは個人的にはあまり効果的だとは思えないのだけれど、
それでも読みにくくなる数歩手前でちゃんと抑制してあるように見受けられ、その点も感心した。
自分の書いたものが他人にどう読まれるか把握している証拠だと思った)
暴力も愛情もただどちらかを際立たせるためだけに用意されているのではなくて、
作品の世界を形づくるために不可分な二本の糸として違和感無く縒りあわされているように感じた。
作中人物たちが暮らしているのがどのような世界であるのか、
まま陥りがちな世界設定の解説に拠らずあくまで描写で見せようとする姿勢は立派だと思った。
前作同様大変楽しませてもらいました。お疲れ様でした。

ギン可愛いよギン。

384 名前:名無しさん@ピンキー [2007/06/12(火) 22:48:02 ID:zjH1v55O]
この流れいい加減飽きたのは俺だけか?

385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/12(火) 23:08:37 ID:fFpc7ASB]
GJ!
いい話だった。最後切なくなった。獣人だけど生態はかなり動物寄りだね。
裏テーマとかやめれ、吹いちまったじゃねえか。

>>384
良いものを良いと言ってるだけだから。飽きたとか言いっこなしな。

386 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/13(水) 03:37:22 ID:yHfq6jUK]
719 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2007/06/12(火) 22:47:13 ID:zjH1v55O
この流れいい加減飽きたのは俺だけか?

恐らくマルチ。気にすんに!

387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/13(水) 03:38:58 ID:GBFq9cW1]
GJ!
頼むからハッピーエンドにしてくれorz

388 名前: ◆AmeliaPLM2 mailto:sage [2007/06/13(水) 19:09:16 ID:G0B24skW]
ありがとうございます。読んでくださったことに感謝します。

いただいたご感想、助言(P2登録してみました)、激励は次作の糧にさせていただきます。
遅筆なのでいつになるかわかりませんが、またなにか書きあがりましたらよろしくお願いいたします。

……エロ部分、まだまだだなあと読み返して思った。

389 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/13(水) 22:56:58 ID:WL4u/gEx]
ニコニコ動画を見ていて、ライナに逆レイプされるドアラという連想をしてしまって頭痛が……。

390 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/13(水) 23:49:18 ID:PNv6NKA0]
ライナはめっさ可愛いライオン娘で獣人としても違和感ない。
ドアラは嫌いじゃないが、ちょっと獣人としては見られないな。ジャンル違う気がする。



391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/13(水) 23:57:35 ID:WL4u/gEx]
>>390
なんか交流試合の動画らしいんだけど、ライナがドアラを追い掛け回してドアラが必死に
走って逃げてる場面とか、途中で転んだライナがジタバタしている場面とか、レオや
シャオロン、パオロンも混じって5人(5頭?)でかごめかごめやってる場面とかで和んで
しまってのぅw

392 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 03:52:34 ID:W0XhZe98]
家畜に神はいないッ!

393 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 15:10:23 ID:dbYYGKf6]
なんでこんなスレにまでアルガスが…

394 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 15:10:57 ID:CVfMPcXc]
マグナス様だ、豚が!!!

395 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/14(木) 17:28:50 ID:lStste1P]
>>379
亀だといわないで、めっさGJにつき感動した!
前作知らなかったんで漁って読んでみたら…( ;Д;)ウォォォォォォォ!なんとダークな…
頑張れクロ!立ち上がれアカガネ!!ハゲからギンと平和を取り戻してくれ!!!

396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/15(金) 20:54:43 ID:vJyVG8xp]
神に家畜はいないッ!

397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/06/15(金) 22:41:10 ID:1fRgnlnS]
家畜に髪はいらないッ!

398 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/15(金) 22:52:34 ID:aMy4Amow]
>>397
言われたほうが恐る恐る頭に手をやると髪の毛がごっそり抜けて
悲鳴(鳴き声)をあげる姿が思い浮かんだw

399 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/15(金) 22:53:33 ID:25dCPorr]
>>394
東の牧場のマグナスだ!

400 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/17(日) 09:41:13 ID:oGVQgquV]
続きは次スレかな?



401 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/17(日) 15:12:20 ID:MpD+YcgF]
続きはwebで

402 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/17(日) 15:51:35 ID:oGVQgquV]
すまん、誤爆だ

403 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/19(火) 00:37:16 ID:mIFWzcun]
TDNビデオの
犬のくせに服を着てるのか!おい脱がせろ!

の後で、脱がされていくうちに犬になってるみたいな展開を想像したのは俺だけか。

404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 21:21:25 ID:iq1pcprt]
まもるママンに挿入してぇ

405 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 21:58:10 ID:NwY3ag/s]
まもるパパンに挿入されてぇ

406 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 22:29:39 ID:K9Pq44g8]
まといちゃんの乳しゃぶりてぇ

407 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 23:45:08 ID:OsyCiuvD]
地の龍のケツ揉みてぇ

408 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 02:25:14 ID:LGKaQ6jA]
わかった、しょうがない。俺はふたばちゃんの穴という穴貰っていきますね


409 名前:赤木しげる mailto:sage [2007/06/21(木) 10:25:52 ID:m5w92Nex]
じゃあ俺はまもる君の担任の先生を倍プッシュだ

410 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 19:26:50 ID:LGKaQ6jA]
そのとき署長に電流走る



411 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/21(木) 23:27:36 ID:MjPNQ4mU]
>>407
志勇草薙「 や ら な い か 」

412 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/28(木) 02:20:37 ID:CaOt3UlX]
進展なさげなので以前から頭にあったネタをこれから文章化してみる。
正直、書いてなかったから構成も何もかも低レベルだろうが反省はしない。
同士よ…存分に叩いてくれ。
―以上

413 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/28(木) 06:42:56 ID:2UtpJiMs]
>>412
  ∧,,,∧  +
 ミ ・∀・彡   ワクワクフサフサ
ミ ∪∪ +
 と,,,,,,,ミ,,,,ミ +

414 名前:犬の独白 mailto:sage [2007/06/29(金) 04:13:18 ID:IjeicjQw]
―真っ暗だ…何も見えない。
 ここはどこなのか、自分の体の状況すら見えない。
分かることは衣服も何も身に着けてはいないということだろう。いや、首に何かを巻かれつながれているみたいだ。これは…首輪だ!
よく犬につける皮製のあれ。手触りからすると本皮だろう。首輪の後ろ側には少々太いチェーンのような物でつながれているらしく、ごつごつとした鉄の冷たさを感じる。
ためしに引っ張ってみるが、壁か何かで固定されているのだろうかすぐにピンと伸びきった。それではと思い、首輪を外そうとするがどのような構造になっているのか止め金もなく、自分では外せそうにない。
 大体、何故自分はこんなところにいるのだろうか?
まったくもって思い出せない。そもそも自分は何をしてどのように生活していたのかすら分からない。

ここで考えていたらいつまでたっても埒が明かない…脱出する方法を考えなければ。
……っ!!
 急にまばゆい光が当たり一面を照らす。あまりのまぶしさに手で防ごうとするが、急激な光源の変化のせいか目が追いついていかない。
「お目覚めかしら? かわいい私のワンちゃん。」
それは若い女の声だった。目がまだ明るさでやられているのだろうか…輪郭がぼやけ、色はモノクロで女性の影のような物しか見えない。
強烈な香水をつけているのかものすごく臭う。
「どういうことだ? 何で俺はこんな格好でこんなところに繋がれている。ついでに言っておくが、俺は人間だ。」
「ふふ、質問は一つずつよ。ワンちゃん。」
 まるで子供に諭すような…そんな口調だった。一見、やさしそうな一言の言葉だが、背筋に凍りつくものを感じた。
そう、まるで獲物を目の前にした蛇のような…俺は蛙の気持ちがなんとなく理解できたような気がした。

415 名前:犬の独白 mailto:sage [2007/06/29(金) 14:32:51 ID:Sfp+fcZe]
中3の時、身体測定で男の子のアレを、はじめてこすった。そのとき、
保健室だったんだけど、いつもなら上だけ脱いで、下はブルマで女子
だけで体重とかをはかることになってたんだけど、なぜか男子もいっ
しょで、しかも担任に「全部脱いで」って言われて、みんなでえーっ、
とか言ってたんだけど、「早くしなさい」って言われて、みんな全裸になった。
男子も女子もみんな同じ部屋で全裸だったから、男子はみんな、おちんちんが
ビンビンになってて、顔真っ赤になってた。そしたら、担任がコンドームを
一枚ずつ女子に配りながら、「今から出席番号順に女子は、男子のおちんちんに
コンドームをかぶせて、手でこすってあげなさい。少しこすってたら、おちんちん
の先から白い液体がでてくるから、そうしたら先生のところに白い液体を入れた
ままでコンドームを持って来なさい」って言った。
男子のほうから「おーっ!」って声があがったけど、私たちはどうしようって感じ
だった。いよいよ私のところにもコンドームが来て、担任が、
「ほら、女子!早くする!」って言ったから、みんなしぶしぶ出席番号の合う
男子のところに行った。でも、うちのクラス女子がひとり多かったから、
どうするのかなーって思ってたら、担任がパンツ脱いでスタンバッてた。
私は、クラスの中で背が小さいほうのKくんに当たったんだけど、やっぱり
女子の裸見ててすごい興奮してたらしくて、すぐいっちゃった。
担任は、ぶつぶつ言いながら、手で相手の女子の股間をずーっといじってた。
ちょっとぐちゃぐちゃ音してたけど。でも、あれだけの男のアレ見て、本当は、
すごいぬれててバレないか、ひやひやしてた。家に帰ってすぐオナニーした。
Kくんのおちんちんが頭から離れなかった。
あとで保健の先生に聞いたら、「文部科学省」の発育調査だからって言われた
んだけど、ほんとかなー?

416 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 15:12:55 ID:kWwXa5yY]
>>414-415
これは、続いている話なのか?
そして、これからも続く話なのか?
それとも、一話で完結しているのか?
さらに、亜人少年少女の絡みに発展していくのか?

それが問題だ。

417 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 19:57:53 ID:79iNfxzb]
虹で小説復帰するっていってた人とそれに付いてきた痛い奴だろうか

418 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 20:29:30 ID:i1DO0UHa]
>>416
ごめん、プレビューだと思ったら書き込んでました。orz
まだまだ続きます。

419 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 20:31:26 ID:i1DO0UHa]
>>415
今の今気がついたが…やる気うせたがな。
続きは別のところでひっそり出すわ。

420 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 20:42:33 ID:i1DO0UHa]
>>418-419
連レスごめん



421 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 20:52:50 ID:kWwXa5yY]
何が言いたいのかいまいちよくわからない・・・
失敗して書き込んでしまったということか?
そして>>415は偽者が書き込んだということなのか?

他の人にわからない説明で事故解決されてやる気失せられて別の場所に出す宣言されても、
見ている側としては萎え萎えで困っちゃうんだぞ。

422 名前:412 ◆/Ru828urTM mailto:sage [2007/06/29(金) 21:08:39 ID:i1DO0UHa]
>>421
すみません、>>414は確認しようとして掲載ミスしていたものです。
こちらのミスは今から続きを載せる事でいいかなと思ってたんですが。
>>415は別人ですね。身に覚えないし、大体完結もしてないのに同じ題名で別の話を私は書き込みません。
ミスによる焦りと作品にけちをつけられた事で少々冷静さを失っていたようです。
トリップつけて続きを掲載させていただきます。

423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 22:03:12 ID:79iNfxzb]
シチュは申し分ないから、是非書いてほしいな
それに趣旨があう作品なら住人も寛大だ…
と個人的には思う

焦らずいこうぜ

424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 22:49:26 ID:lRc8fozO]
>>880
うん。恥ずかしいことに消し方がわからなかったんだ。

425 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 23:06:40 ID:3sEbuZ3u]
もうわけわかめw

426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 23:25:14 ID:JEsZCR+t]
とりあえず続きを投下してくれるんだね

427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 05:57:22 ID:MzInWh8U]
>>422
  ∧,,,∧  +  ズレ修正版
 ミ ・∀・彡   ワクワクフサフサ
 ミ ∪∪ +
 と,,,,,,,ミ,,,,ミ +

428 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 11:43:49 ID:8H0yOnuE]
なんか初心者っぽいから一言
プレビューはクッキーが生成されたら出てこなくなる。
パソコンだったら絶対p2か2chブラウザ使った方がいい
詳しいことはググれ

429 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 13:13:26 ID:8H0yOnuE]
なんか初心者っぽいから一言
プレビューはクッキーが生成されたら出てこなくなる。
パソコンだったら絶対p2か2chブラウザ使った方がいい
詳しいことはググれ

430 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 13:38:32 ID:GgnOgZS2]
>>428-429
書き込み前にリロードしたほうがいいぞ。
パソコンだったら絶対p2か2chブラウザ使った方がいい
詳しいことはググれ



431 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 18:23:42 ID:y5/W2EmP]
何        だ
  こ の         流
       れ
                      は

432 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 22:32:37 ID:/3DDuQLj]
別に変でもないけど


433 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/01(日) 16:50:59 ID:ooWYMO7B]
  ∧,,,∧  +
 ミ ・∀・彡   ワクワクフサフサ
 ミ ∪∪ +
 と,,,,,,,ミ,,,,ミ +

434 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/01(日) 17:58:22 ID:UJnhzEWR]
俺は誰だ

435 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 03:54:30 ID:/oVY/7K0]
>>434
狐だ

436 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/02(月) 18:17:48 ID:bFVNOVcH]
ジョイ君「奥さんのこっちのヌルヌルもちょちょいのジョイやで〜」
ジョイ君「奥さんもキュキュット締めんかい」
ジョイ君「どや?わいの海綿活性剤の威力は」
ジョイ君「奥さん、乾く間無いなあ」
ジョイ君「アカン、液切れや」
ジョイ君「こすった瞬間ピュピュッと行くと思たら大間違いやで」
ジョイ君「奥さん、もうこんなに白く泡立ってまっせ」
ジョイ君「正JOYがええんか?騎JOYがええんか?」
ジョイ君「しょせんボクは使い捨てやったんやね」
ジョイ君「子供の手の届くところに保管したらあかんで」
ジョイ君「奥さん、目に入ったら痛いのなんて当たり前やんか」
ジョイ君「このくらいで泡吹いとるんやないで!」
ジョイ君「奥さん、泡たてるんわお手のもんやでw」
ジョイ君「奥さん、なんぼなんでもヌメりすぎやわ」
ジョイ君「そ、そんなに強くこすらなくても大丈夫やで…」
ジョイ君「混ぜたらあかんて!」
ジョイ君「えらいふっといボトル買うてきて、わいを詰め替えんかいな?奥さん底なしやな」
ジョイ君「汚れは落としても、恋に落ちたらあかんで」
ジョイ君「そうや奥さん…、ちゃんと最後の一滴まで搾り取るんや…」
ジョイ君「流石にシーツのしみまでは落とせへんわ」
ジョイ君「奥さんのたわし、泡立ちええな」
ジョイ君「そんなに音立てたら旦那が起きるで」
ジョイ君「ボクに落とせへんもんはないでぇ?どや」
ジョイ君「えっ!なんで!?すっごいすべるよ?すっごいすべるよ!ヌルヌルやわ。」
ジョイ君「奥さん、飲んだらあかん」
ジョイ君「奥さん、舐めたら苦いのは当たり前やんか?よしというまでよー味わったってや」
ジョイ君「奥さん、いくらワシでもその黒ずみの汚れは取られへんで」
ジョイ君「終わったら綺麗に拭くんやで。わかっとるな」

437 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/02(月) 22:08:13 ID:kxkNLp/X]
また訳のわからぬ物を…

438 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 00:18:54 ID:RLd4Em2N]
久しぶりに獣化ものが読みたいな。
自分で書いても変なのしか出来ないしなあ・・・。

439 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 01:04:05 ID:gDxN38jU]
そういえば『Lycanthrope Syndrome』ってこれからってところで切れてたよなあ。
続きを読みたい…

440 名前:coo mailto:sage [2007/07/03(火) 20:30:21 ID:NQsRJO3t]
投下します。
 人狼 × 牛娘 

 レイプ無し 鬼畜要素無し NTRなし
 中だしメイン  



441 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:37:50 ID:NQsRJO3t]
 亜人の数が緩やかな減少傾向を続けている。
 人類より格段にすぐれた身体能力や回復力、神通力ともいうべき超能力は、幾多の英雄や天才を輩出し、伝説となった。
 神代の時代には、亜人は人類に言葉を含めた文明を教え、神の代理人として人類の上に君臨したこともあったという。
 亜人、ホモ・モンストローズ、デミ・ヒューマン、そう呼ばれた存在は、しかし人類の台頭を機に徐々に衰亡していった。
 その中ではホモ・サピエンス……人類種との血の抗争を繰り広げたこともある。
 しかし人口の圧倒的差を自覚した亜人達は、数百年前を最後に人類との協調態勢をとるようになった。
 それでもその決断をもってしても衰亡は止まらず亜人達は繁殖力を大きく低下させていた。
 大きな戦争で、亜人の男が死にすぎたのもあった。
 もともと長命で頑健な肉体も持っている亜人だから、繁殖力は低かった。
 そこに栄養状態の改善や、病気の克服によるさらなる長命化故の繁殖力低下もあっただろう。
 生まれる亜人の子供の数が次第に減り、亜人の男はさらに減った。

442 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:39:22 ID:NQsRJO3t]
 不意に殺気と風切り音を感じて、俺は身を沈めた。
 頭の上を音をたてて、可憐な足が通り過ぎた。
 キックボクシングの試合でも見られないような、綺麗な回し蹴りだった。
「大神(おおがみ)、うまくよけたじゃん」
 パンツ丸見えながら華麗な蹴りを放ったのは、虎宮眞子(こみや・まこ)である。
 虎宮は、名の通り虎の獣人系亜人だが、今は可愛い人間の女にしか見えない。ただ一つ違うのは、その耳が尖り獣毛に覆われているところだ。
 ネコを連想させるコケティッシュな顔立ちだと、小柄でスレンダーな身体は、人間であったらさぞかしもてるだろうと思わせる。
 もっとも、可愛くても虎は虎であり、その上気性が荒いと来ては、普通の人間は寄りつかない。
 本人もプライドが高く、友人は多くないが、しかしその友人に対しては気さくで良い奴である。
 問題は、俺だった。俺の名は大神晃(おおがみ・あきら)。
 平凡で目立たない高校生で、成績も標準なら、顔も人並み、体も普通ということで問題ない……はずだった。
 そんな俺をなぜか彼女は、攻撃対象と認識していた。平たく言えばいじめる相手ということだった。
 虎宮は口の端を歪めて笑うと、恐ろしいスピードで拳を繰り出す。
 俺は足をよたつかせる動作をしながら、リーチを見切って後退し射程圏外に逃れた。酔拳の要領だ。
「虎宮ぁ、頼むからやめてくれよぉ」
 哀れっぽい声を出して、ちょっと涙を見せてみる。
 周囲の助けを期待してるわけでなく、彼女の気を削ぐのが目的だった。
 気まぐれ虎さんは、たまにお願いすると止めてくれることもある。
「かかってこいよ、大神。おまえ男だろ! あたしを倒してみろよ!」
「人間が獣人に勝てるわけないだろぉ!」
 絶望に落ちた哀れな男を演出してみる。声を震わせるのがポイント。
 歴戦の格闘技家でも獣人は恐るべき存在だ。
 ましてやあちらが虎で、こちらが平凡な一高校生では、普通どうにもならないからこの演技も通じる

443 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:40:53 ID:NQsRJO3t]
「大神、あたしを倒せたら、あたしを抱かせてやる。本気でかかってこい!」
 だが演技は逆効果だった。彼女の目に真剣な光が宿り、殺気が満ちた。
 女子高生好きのロリコンでもこんな恐い目をする女は抱きたくないに違いないと虎宮の目をみながら思う
 大技一発で吹き飛んでおくか、俺はそう内心でつぶやいた。
 それで決着をつけば、虎娘は収まり、俺は狸寝入りで授業もさぼれる。いいぞ、悪くない。
 となると、彼女の大技を誘わなければならない。
「ちくしょぉぉぉ!」
 そして本日の俺の会心の演技が決まった。
 へっぴりごしでよたよたとハエが止まれるパンチを、震えて情けない叫びと共に繰り出す。
 案の定、虎宮の目に失望と怒りの色が生まれる。
 虎宮の腰が引き方をみて、ストレートアッパー系の右パンチを予想する。
 案の定、やや下から出はじめた虎宮のパンチの軌道は、俺の腹部を狙っている。
 肝臓を避け、臍のやや上で受けるべく腹筋を思い切り絞める。
 タイミングをはかり、パンチが届いた瞬間、俺は後方に向かって床を全力で蹴った。
 体をくの字に曲げ、虎宮の荷重移動も利用して、虎宮の拳に乗る。
 あっけなく俺の体は宙に浮き、廊下側の窓にすっ飛んでいく。計算通りだった。
 傍目には、きっと俺が派手に殴り飛ばされたように見えただろう。
 背中のかすかな衝撃と共に、ガラスの割れる派手な音がした。
 うまく窓を破ったと思っているとすぐに廊下の壁が迫る。
 女生徒の悲鳴を聞きながら、壁で受け身をとって衝撃を最小限に殺し、そのまま床に落ちる演技も加えた。
 先生を呼べなどという怒声を聞きながら、俺はさっさと狸寝入りすることに決めた。


444 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:43:07 ID:NQsRJO3t]
 狸寝入りを保健室で本当の眠りに変えて三十分。あまり寝過ぎれば単位の問題もあるので起きることにした。
 かすり傷はすでに処置してあって、それ以上の骨や内臓の痛みはなかった。
 演技が上首尾に終わったことにほくそ笑んでいると、ベッド脇のカーテンが開いた。
「目が覚めた?」
 そこに白衣をはおった巨乳の女教師が、俺を見下ろして立っていた。
 穏やかで優しげな瞳の下に整った小振りな鼻と小さめのつややかな唇があり、そうしたパーツが見事な配置で顔に乗っている。
 その顔を軽くウェーブがかった長い髪が飾り、後で緩やかに束ねられていた。
 その下の身体は腰のくびれも尻の大きさも充分にダイナマイトなのだが、一番強烈に存在感を発揮するのはスイカほどの巨大な胸だった。
 まあ、ぶっちゃけ男の夢を実現したような巨乳ダイナマイトボディで優しい養護教諭なのであるが、彼女は牛の獣人である。
 その証拠に髪の毛に隠れてわかりにくいが、額の少し上に獣人たる証拠の小さな角が二つある。
 フルネームは牛島優香、最近俺はここに担ぎ込まれることが多いので、話こそするが、あくまでも俺は生徒で彼女は教師。
 親しく言葉を交わす間柄でもないので名前が正しいかどうかは確かめていない。そもそも女教師の名前など俺には関係ないからだ。
「はい」
 あまり元気に動きすぎるのもなんなので、あえて俺はゆっくりと体を起こした。
「どうしてこんなことになったのか、教えてくれる?」
「どうしてっても、『また』、彼女から一方的に攻撃を受けただけです」
「なにか虎宮さんに酷いことを言ったとか?」
「酷いこと? 最近ずっとこんなのなんで、俺は虎宮から逃げ回って口もきいてませんが?」
 こちらに非があるような問いつめ方に、おれは少し怒りを覚えた。
 彼女の俺に対する暴力行為は、はっきりいえば、すでに日常茶飯事となってきている。
 何が気に入らないのか、目があっただけでも……いや目が合わずとも彼女は攻撃してきた。    
 いちいち相手するのもめんどくさいので、俺は彼女から逃げ回っている。
 それでも鉢合わせて、さっきのようなざまだ。
「ごめんなさいね。ただどうしてかなって思ったから」
 俺が聞きたいぐらいだと思ったので返事をしなかった。
 それを承服と受け取ったのだろう。女教師は俺のベッドに近寄るとベッドに腰を降ろして続けた。
「虎宮さんは、理由もなく暴力をふるう子じゃないの。明るくて気さくでいい子なのよ」
 彼女を擁護しても実際に被害に遭っている俺には無意味な話だ。
「先生ね、虎宮さんからも話を聞いたの。
 そしたらね、大神君が、虎宮さんを馬鹿にしている。
 弱いふりをしてからかっているって言ったの」
 意外だった。あの虎娘、わりと鋭いらしい。いきなり攻撃してくるから単純だと思っていた。
「……俺には何言っているのかわかりません」
「先生はね、虎宮さんの言っていること、どこかわかるような気がするの」
 演技でごまかそうとしたところで、女教師が俺の目を見据えた。 

445 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:44:53 ID:NQsRJO3t]
「先生の目をみてくれる? 大神君って、虎宮さんとやりあってる割には落ち着いているわね」
 内心であせる俺を見通してか、彼女は圧迫するかのように顔をよせる。
「目をそらさないで。……先生は、虎宮さんをえこひいきしているんじゃないの。
 ただね、大神君は、虎宮さんにも、そして今も、本当の大神君を隠しているような気がするの」
 これだから亜人は始末に悪かった。人間ならもっとドライでクールに放置してくれるところだ。
「あ、あのもう次の授業なんで!」
 無理矢理に話題をそらして、俺はベッドから立ち上がろとした。
「あ、待って! ……きゃぁ」
 と、俺に手を伸ばした先生が腰掛けていたベッドでバランスを崩した。きっとでかすぎる乳のせいだ。
 とっさに先生の腕をつかむが、俺自身も立ち上がりかけた不安定な姿勢だった。
 巻き込まれてバランスを崩していく中で、女教師の頭の行き先に椅子の足が待ち受けているのを確認する。
 とっさに先生の腕を巻き込むようにして俺の身体を地面と先生の間に潜り込ませ、足を伸ばして椅子を全力で蹴り飛ばした。
 受け身をとって、衝撃を最小限に殺したところで、柔らかい身体が被さってくる。
 でかい胸が俺の顔で押し潰れ、視界が肉でふさがる。甘ったるいミルクの香りが広がった。さすがに牛らしい。
「だ、だいじょうぶ? 大神君!」
 さすがに胸をつかむのもなんなので手探りで先生の肩をつかみ、先生の身体を下にずらす。
 柔らかな肉がずり下がって、白いうなじ越しに視界が開け、俺は新鮮な空気を吸い込んだ。
「ふう。だいじょうぶです」
「そう……大神君の頭、いい匂いがする……」
 なぜか心配そうだった先生の顔が呆けて、俺の髪の毛をしきりにいじくりまわし、いっこうに俺の上からどこうとしなかった。
 亜人と密着していると色々不都合があるので大急ぎでしかしあくまでも丁寧に先生の身体を押しのけて、俺は素早く距離をとって立ち上がる。
「先生! 怪我がなさそうですね。じゃ、俺、教室に帰りますので!」
「……え? あ、大神君!」
 背後で呼び止める声に構わず、俺は保健室を飛び出した。



446 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:45:54 ID:NQsRJO3t]
「ふーん、やっぱり大丈夫だったみたいだね」
 教室に向かって急いでいると、突然空から声が降ってくる。
 見上げると、階段を背中から黒い羽根を生やした女生徒が飛んでいた。
「鞍馬か。もうすぐ授業なのにこんな所でなにしてるんだ」
「確認だよ。眞子がさ、大神はぜったいピンピンして帰って来るって言ってたから」
 羽根を生やした女生徒、鞍馬京(くらま・みやこ)はいたずらっぽく笑い高度を下げてきた。
「冗談じゃない! 偶然、怪我が少なくてすんだんだぞ」
「大神ってさ、そういう偶然怪我が少ないとかさ、たまたま避けられたとかが、多いよね」
 俺の隣に舞い降りると、黒羽根を畳んでこっちにむき、にやにやしながらつぶやいた。
 亜人はどいつもこいつも嫌なところをついてくる、そう思って、俺は心の中で苦虫をかみつぶした。
 彼女は天狗だった。獣人系ではない、自然神の末裔で、ちょっとした神通力を使える。
 もっとも山伏姿でなく、当たり前だが制服姿なのでこの格好では天狗とはわかりにくい。
 顔も俗に言う鼻高天狗ではない。
 つんと尖っているが美しく可愛い鼻に神秘的で大きな黒い瞳、そして桜色の唇で、ショートヘアも相まってボーイッシュな雰囲気の美少女だった。
 身体は長身で少年的な顔立ちにふさわしく、胸は薄くて腰もくびれず、尻も小さい。手足は折れそうなほど細い。
 天狗と言うより、鳥人の少年のほうがシックリくる姿だった。
 彼女と虎宮は親友であり、クラスでたった二人の亜人ということでよくつるんでいる。
 だからだろう、彼女は俺の様子を見に来たようで、教室に戻る俺に彼女はついてきた。
「偶然じゃなかったら、何なんだ? わざと殴られているとでも? 俺はマゾか?」
 舌打ちしたい気分を声に乗せ、不機嫌な調子で反駁して、疑念を封じることを試みる。
「うーん、それがわかんないんだよねぇ」
「冗談じゃない。俺は虎宮とあわないようにしてるのに、虎宮が追いかけて来るんだぜ」
「そりゃ、あいつは虎だもん。逃げると追いかけたくなるんだよ、きっと」
「もっといい男を追っかけてくれ。俺みたいな貧乏で平凡で取り柄のない高校生をなぜ追っかける?」
 なんとか話の焦点をずらせたことで、俺は内心安堵した。そして思わず叩いた軽口に、予想もしない返答が返った。

447 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:47:15 ID:NQsRJO3t]
「……そっかなぁ? 大神は平凡じゃないよ。人間にとっては平凡みたいだけど、私はそう思わないな。
 たぶん、眞子もそうだよ。牛島先生もきっとそう」
「……どこが? 俺のどこが人と違う?」
 今まで築き上げてきた自信がぐらりと傾いたのを自覚する。思わず鞍馬に詰め寄ると彼女は意外な答をした。 
「人間達は白黒で、大神だけカラー」
「は?」
「私達、人間とも普通につきあうけど、でもやっぱり異種族。興味がわかないんだよ。人間には悪いけどどうでもいい白黒の存在なんだ。
 だけどさ、大神は違う。私達と同類って気がするよ。だから白黒の人間達の中で大神だけカラー。だから大神のこと正直、すごく気になる」
 よくわからない比喩に俺は焦った。なにか失敗していたのではないかという不安が俺を襲う。
「おいおい、俺は普通の人間だよ? どこがおまえらの仲間なんだよ?」
「それそれ。なんでだろ? 臭いとか姿も人間なのにね。
 天狗の眼鏡で見てもちゃんとした人間だったから、人間で間違いなんだよねぇ。おかしいよねぇ」
 顎に拳をあてて、鞍馬は考え込むポーズをした。俺はその答えに納得した訳ではなかったが、しかし心の奥底でそれを肯定する小さな声があった。
「つきあってられん。そんな理由で人を殴り飛ばさないで欲しい」
「まあまあ、そういうわけで私とつきあえば、私が守ってあげるよ」
 考えを必死に巡らしていた俺は、鞍馬の言った内容に完全に虚をつかれた。
「は? 鞍馬が?」
「うん、大神が私とつきあえば、眞子には手を出させないよ?」
「からかってる?」
 しばらく無言のまま、じっと鞍馬は俺の目をみて、やがてにぱっと笑った。
「全く、もてない男をからかうのはよしてくれ」
 それは冷や汗をかいた俺がかろうじて言えた言葉だった。しかし鞍馬はなにも答えなかった。



448 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:48:31 ID:NQsRJO3t]
 思ったより亜人達の注目を浴びていたことを知った俺は、行動を変えた。
 亜人達との接触が最小限になるようにしたのだ。
 休み時間は彼女たちの目のつかない所に移動するようにした。
 登校は始業五分前、ぎりぎりにやってくる多数の生徒達に紛れて席についた。
 放課後は、すぐに学校から出た。
 効果は程なく現れ、虎宮の暴行は激減した。授業中に睨まれることはあったが、休み時間に素早く脱出することでトラブルは回避できた。
 そのことにより、俺は自分の今までの行動に慎重さが欠けてたことを自覚した。
 そうやって、平和な日々が過ぎた。

 その日も、昼休みになって早々に教室を脱出し、俺は人気のいない廊下を歩いていた。
 向こうから歩いてくる白衣の女性をみて、軽く頭を下げて通り過ぎようとしたところで、がっちりと腕を捕まれた。
「なぜ、私を避けるのかしら?」
「た、たまたまじゃないでしょうか?」
 先生は確かに微笑んではいた。微笑んでいたが、目はまったく笑っていず、腕を放してくれる気配も見えなかった。
「話がしたいって私からの伝言聞いたわよね?」
「いろいろと忙しくって」
「ふぅーん、確かに図書館でぼぅーっと本を眺めたり、グラウンドの端の草むらで寝っ転がっていたり、屋上で昼寝をしたりで忙しかったようねぇ」
「え、えーと」
「あんまり来ないから私、大神君を鞍馬さんに空から探してもらったの。
 そうそう、そういえば鞍馬さんも、避けていたわね? どうしてかしら?」
 こんな時ににこにこと笑う牛島先生がなぜかとても怖い感じがする。
「い、いろいろと抜き差しならない事情がありまして……」
「そうなの。じゃあ、保健室でたっぷりと聞かせてもらいましょうか?」
 捕まれた腕を凄い力で握りしめられ、俺は先生にそのままずるすると保健室まで引っ張られた。



449 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:49:57 ID:NQsRJO3t]
「緊張しなくてもいいのよ? ミルクでも飲んでリラックスしてね」
 保健室につくと、俺は丸椅子に座らされた。取り調べのような雰囲気の中、マグカップに入ったミルクを差し出される。
 先生の顔は、相変わらず目が全然笑っていず、能面のような笑顔だった。 
「さてと、……言い訳をききましょうか?」
 すでに判決は下っているようだった。
「えーと、虎宮とのトラブルを最小限にしようと考えまして」
「ふんふん」
「虎宮の頭が冷えるまで、接触を最小限にするのが、いいんじゃないかと。暴力を未然に防いで、俺ばかりか虎宮も守るということで」
「なるほどねー。じゃあ、どうして鞍馬さんまで避けるの?」
 先生の声がとても冷たかった。返答も棒読みだった。
「えー、あの二人は親友じゃないですか。虎宮を避けるために、鞍馬まで巻き込んじゃったというかなんというか」
 先生のプレッシャーが強くなって、俺は無性に喉の渇きを覚え、ミルクを飲んだ。
「そうなのー。じゃあ、どうして私の所に来なかったの?」
「校舎内は、虎宮との接触率が高いので、やむなく校舎外や図書館に退避していたわけで。行きたいのはやまやまだけど危険が高いというか」
 そこで先生は笑顔を消して無言になった。据わった目で俺をじっとりと見つめる。俺は真剣に逃げ出したくなっていた。
「……どうして私達を避けるの? 亜人が嫌いなの? 亜人が怖いの?」
「いや、だから虎宮の暴力を避けるためであって……」
「私達を露骨に避けてわよね?」
「そんなことは……」
「嘘! 避けていた! こそこそと隠れまわってた! ……どうして! どうして逃げるの!」
 先生の迫力に言葉を失っていると、やがて先生は落ち着きを取り戻した。
「私ね、虎宮さんとちゃんと話をして、もう暴力をふるわないって約束をしてもらったの。
 虎宮さんもね、ちゃんとわかってくれたのよ。虎宮さんはね、体調がおかしくていらいらしてたの。
 だからそれをきちんと説明して、大神君と虎宮さんに仲直りしてほしかったのよ?
 なのに呼んでも来てくれないなんて、駄目じゃないの!」
 仲直りって小学生か!と俺はつっこみたくなって止めた。先生の顔がとても真剣だったからだ。
「あー、わかりました。虎宮の件はわかりましたから。別にもう気にしてません」
 近づかなければ気にならないだけだが。
「虎宮さんも鞍馬さんも、あなたに嫌われたって思ってとっても気にしてるのよ。虎宮さんは本当に気にして落ち込んでいるの」
 なんとも返答に困ることを先生は語った。自分で喧嘩売っておいて嫌われたって落ち込むというのは理解できなかった。

450 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:51:07 ID:NQsRJO3t]
「えーと、あいつらに嫌いとかそういう悪感情はないです。これは本当です」
 そういうと先生の顔がはじめて柔らかい安堵の微笑みを浮かべた。もちろん悪感情がないのは理解できないからなのだが。
「……でも、先生は逃げ隠れしていると言いましたけど、俺としては距離を取っていたつもりです。
 実際それであいつも暴力ふるわずに済んだし、俺も痛い目に遭わないようになりました。
 このまま距離を保ったつきあいでは駄目ですか? ひょっとしたら虎宮も顔をあわせば、また暴れたくなるかもしれませんし。
 その方がお互いのためじゃないですか?……」
「大神君!」
 俺の言葉を遮って先生が叫んだ。目には涙すら浮かんでいて、俺は少し驚いた。 
「大神君は人間だから亜人なんか関係ないと思ってる? でもね、昔から亜人と人間は混ざり合って暮らしてきたの。
 自分が人間だと思っている人の中にも亜人の血はわずかずつ流れているわ。亜人と人間で結婚すると子供ができるのがその証拠。
 なのにこれからどこに行っても亜人を避けて生きていくの? 自分の中の亜人すら避けるの? そうやって全部逃げて生きるの?」
 一気にまくし立てて、先生は荒い息をついた、大きな胸が息に合わせて揺れる。
「落ち着いてください、先生。……先生の言う事はわかりましたから。
 でも、距離を置くことなんか、普通の事じゃないですか。亜人と人が別々の星に済んでたら争うことだってなかったんですよ。
 ちょっと距離を置けば、摩擦も減って、みんな幸せになるんです。これは逃げてるんじゃないんです」
「駄目! そんな考え、絶対駄目! 誤解やすれ違いを一つ一つ解いていって、亜人と人間は分かり合っていかなければならないの
 先生は、大神君は亜人の良いところを知らないといけない思うの。だから、逃げちゃ駄目なの!」
 言い終わった後先生は、目の端にわずかに涙を浮かべ、顔を紅潮させでいた。
 俺は何か先生のスイッチを入れてしまったようで、先生は俺の手を恐ろしいほどの力で握りしめていた。
「わかりました。わかりましたから!」
「大神君……」
「でも先生、俺と虎宮や鞍馬の話にどうしてそこまでこだわるんです?」
 俺がふと疑問を口にすると、なぜか先生はすこし慌てた。
「え? ……あ、き、教師として見過ごせないって思ったの。大神君には亜人を誤解してもらいたくなかったのよ」  
「気をつかってくれてありがとうございます。でも、もう暴力が治まったんで、後は俺と虎宮や鞍馬との問題ですよ。
 俺は俺なりに考えてやっていきますけど、でも仲良くしろって言われても、そうすぐにうまくはいきませんよ」
「大神君!」
「怒ってもだめです。俺にだって事情や考えあるんですから。さ、話はこれでいいですか?」
「待って、大神君!」
 引き留めようとした手を俺は思わず振り払っていた。傷ついたような目をして先生は立ちつくしていた。
 しかし俺はそのまま保健室をでた。
 保健室から出て、保健室が甘ったるいミルクの匂いで充満していたことに気付いた。


 その後も何回か俺は保健室に呼び出された。
「虎宮さん達を避けるのはもうやめましょう? 彼女達、とても気にしているわ」
「ですから、嫌いで避けてるんじゃないですから。状況を見て適切な距離を模索しているわけで。感情の問題じゃないんですよ」
「そんな理由は、反省している虎宮さんを避けて悲しませていい理由にはならないと思うの。
 悪意も偏見も無いって大神君は言うけど、先生はね、やっぱり大神君が間違った思いこみをしていると思うわ。
 そういうのをちゃんとぶつけ合って一つ一つ解いていって、亜人と人間は分かり合っていくのよ。
 逃げちゃだめなの。ちゃんと向き合って!」
「先生の考えは立派ですけど……」
「駄目、大神君! 逃げないで向き合って」
 そんな平行線を辿るような空しいやりとりをしているうちに、俺は保健室に行かなくなり、牛島先生も避けるようになった。
 学校に行っても誰とも話をしない日々が続いたが、しかし誰からも干渉されず穏やかで平和な日々だった。
 虎宮と鞍馬、そして先生はあきらめた。そう俺は思いこんでいた。
 




451 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:52:54 ID:NQsRJO3t]
 最後に保健室に行ってから二週間がたっていた。
 晴れ渡った夜空にこうこうと満ちた月が輝き、温かさを帯びた春風が夜の町を吹き抜けた。
 俺はバイトを終わらせて、足取り軽く家路についていた。満月が俺に喜びを与えてくれていた。
 月の光を浴びるだけで、身体の疲れも心のモヤモヤも流れ落ちていき、叫びだしたくなるほどのエネルギー身体に満ちる。
 丸い月の下では、どこまでも遠くに行ける気がした。
「……なんにせよ、ごたごたが片付いてよかった」
 今回は少々ついていなかった。高校にもぐりこむというのは名案に思ったのだが、亜人と同じクラスになってしまった。
 これ以上トラブルが続けば、詮索が強くなったに違いない。そうなれば、俺は姿を消さなければならなかった。
 亜人の世界はせまい。人口が少なく、マイノリティということで結束も固いからだ。ゆえに、彼らの間に情報がまわるのもこれまた早い。
 亜人の間で目立てば、どこに行っても亜人達はかぎつけるだろう。
 目立たないように、詮索されないように、集団の隅で人の影にかくれて、そっと存在するのが、一番いい。
「座敷童がそんなこと言ってたっけ」
 俺のつぶやきに、月は答えず、ただ恵みの光をさしかけるだけだった。
 アパートに帰り着いたとき、俺の部屋のまえに誰かがたたずんでいるのに気がついた。
 鋭敏になった鼻が、人影の正体を知らせる。甘いミルクの匂い、牛島先生だった。
 満ちた月により浮かれた心を戒めて、いつもの状態を保つように念ずる。
 視界が暗くなって、鼻が利かなくなる。
 そのままなにも知らない振りをして自室に向かって歩んだ。
 扉の鍵穴に鍵を差し込んだ所で声がかけられる。
「こんばんわ、大神君」
 驚いた演技をして振り返ると、暗闇の中から、緑に光る二つの瞳があらわれた。
 それが近づき蛍光灯の光を浴びて、いつもの優しげな牛島先生の瞳になった。
「牛島先生だったんですか? 驚きました」
 白々しくならないように、すこし早口でしゃべる。
「話をしにきたの」
 その姿はもちろん白衣ではないが、今はいつもよりも飛び抜けてきわどい姿をしていた。
 彼女は、巨大な胸を半ばまでさらけ出しているような扇情的なタンクトップとパンツまで見えかねないミニスカートだったのだ。
 手にはセカンドバッグの他に小さな水筒のようなものを下げてる。
「ですが……もうこんな時間ですし、ここは俺しか住んでないから二人きりってのもまずいと思いますし……」
「じゃあ、こんな時間に私を一人で帰して、襲われてもいいのかしら?」
「それは……」
「お邪魔していいわね?」
 普段からすこし強引だったが、この時の先生はさらに強引だった。
 帰りそうな気配もないので、俺は仕方なく先生を部屋に上げた。それが失敗だった。  



452 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:55:29 ID:NQsRJO3t]
 俺に続いて部屋に上がり込むと、彼女は一部屋しかない我が家の中をしげしげと見回した。
 この部屋は、借りるときに保証人不要で最低限の家具付きという手間が要らないだけが長所のワンルームだった。
 だから内装は画一的で、大量生産された機械に等しい無機質さがあった。もっとも俺にとってはそれがいい。
「ほんと、殺風景ね」
 あきれかえったという顔で彼女は首を振った。 
 小さなTV、小さなちゃぶ台と、敷きっぱなしの寝乱れたマットレス。古ぼけたエアコン。わずかな本と私服、そして鞄と制服。
 それだけしかない。家具や電化製品はもともと部屋の付属物だから、実質の俺の持ち物は、服と本ぐらいだった。、
「寝るだけですから。……お茶もないんで、ミネラルウォーターになりますけど?」
 冷蔵庫も作り付けの小さなものしかない。
「いらないわ。それより私が飲み物持ってきたから、それを飲みましょ」
 そういうと、すでにちゃぶ台のまえに座り込んでいた彼女は肩から提げていた水筒を取り出した。
 俺は小さなキッチンで100円ショップで買ったマグカップとグラスをざっと洗い、ちゃぶ台に持って行って先生にグラスを差し出した。
 しかし先生は俺のマグカップにだけ水筒から白い液体を注いでにっこりと笑う。
「友人に絞りたての牛乳をもらったの。私が飲んでもおいしかったから、味は保証するわよ」
「前も先生は牛乳だしてくれましたよね? 先生は牛の獣人なのに牛乳好きなんですね」
 とはいうものの、喉が渇いていたのもあって、俺はミルクに口をつけた。
 さらっとした喉越しながら、コクがあり、決して不快なものではないわずかな甘みが舌に降りた。
「へぇ、おいしい」
「でしょ? もっと、飲むわよね?」
 そういいながら俺が返事をする前に、ミルクが注がれている。
 嫌いな味じゃなかったので、また口をつけた。
 それを三度繰り返すと、小さな水筒は空になった。
「すいません。一人で飲んでしまって」
「あら、気にしないで。それよりね……」
 そういうと女教師は、他愛の無いことをしゃべりだした。

 虎宮や鞍馬の事を語り、亜人の歴史を語り、人との共存の意義を女教師は語った。
 そして話が亜人の女の悲しさに及んだとき、不意に女教師の胸が俺の視界に入った。
 いつもならきっちりと上までボタンで留められたシャツが見えるだけだった。
 例え、谷間が見えていたとしても、視線を外すのは容易なはずだった。
 なのに、頭の中で鼓動がやけに大きく響いた。
 他愛もなく股間が持ち上がり、視線が外せなくなった。
 心の中で呆然としながらなんとか、視線を外すと、今度は白い太股で目がとまった。
 胸と股間で恐ろしく早い拍動が始まり、頭の奥で赤いものがちらついた。
 視線が胸と太股に貼り付いてどうしようもなくなり、目を閉じた。
 淫靡なイメージを振り払おうと首を何度も振って、深呼吸した。
「大丈夫?」
 その声は恐ろしく近くからした。
 目を開けると、心配そうな先生の顔が至近距離にあった。
 そしていつもならすぐに距離をとれるはずなのに、俺は動けなかった。
 視線が赤い唇に吸い寄せられ、白いうなじに落ち、胸の谷間に滑り降りる。
 股間が痛いほどうずいて盛り上がった。
「……エッチね。私の胸がそんなに気になる?」
 赤い唇が、いやらしく動いて笑いの形に歪む。
 おかしいとささやく理性の声が、頼りなく小さく、声が麻痺したように出なかった。
 壊れそうな勢いで心臓が脈打っている。
「……な……ん……で……」
「いいのよ、我慢しなくて」
 女の手が俺の手をとり、タンクトップの下に導いた。

453 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:57:38 ID:NQsRJO3t]
 滑らかでかつ柔らかく重い感触が掌に伝わる。それだけで脳裏の赤いものが広がった。
 暴風が吹き荒れるような音は、自分の呼吸音だった。
 手を動かすと、少し固い固まり触れた。
「亜人と人と……分かり合いましょう、大神君」
 真っ赤な唇がそういうと、俺に近づいてきた。
 首に滑らかな腕が巻き付く
 やがて俺の口に柔らかいものが貼り付いて、口の中に温かくぬめったものが入ってきた。
 ぬめったものは舌にからみつき、口蓋をつついた。それだけで股間が爆発しそうになる。
 送り込まれる唾液をすすり、舌を重ねて、女の口を舌でまさぐる。
 気がつくと女のもう一方の手が俺の股間をさすっていた。
 白い肉がたまらなく欲しくなって、俺も空いている手ももう一方に伸ばす。
 女の口を味わいながら、重く柔らかい胸肉をゆっくりこね回して感触を楽しんだ。
 固く尖った乳首を指で転がし、はさみ、押し込んで、先端をやさしくなでた。
 何度か女が身体を震わせた後、耐えられなくなって、女は口を離した。
 女が手を伸ばして蛍光灯を消す。部屋を暗闇が被ったにもかかわらず女の身体は月の光で白く輝いていた。
 俺に体重をかけて押し倒すと、女は自らタンクトップとミニスカートを脱ぎ捨てた。
「大神君、私の中に吐きだしてね。そして素直になって、愛し合うの」
 女の白い手がベルトを外し、スラックスをはぎとった。
「大神君はね、亜人と結ばれたほうが幸せになれるのよ。……いえ、人間なんかには大神君を渡さない。
 亜人の愛で、軽薄で移り気な人間の愛なんか忘れさせてあげる」
 女の目が燐光を発するかのように緑に輝き、その手が俺のトランクスにかかり、ずり下げた。
「うふふ、こんなに固くして。……亜人と交わったら、死ぬまで離れられないわよ。
 この綺麗なおちんちんで人間の女としたことは?」
 俺の陰茎に指を這わせながら女が尋ねたが、俺は首を横に振ることしかできなかった。
 喉が熱く焼け付き、声が出なかったからだ。
「そう、じゃあ、もう人間とはSEX出来ないわね。でも大丈夫よ。……私が一生面倒をみてあげる」
 女の上半身が、はだけられた俺の股間に降りてすぐに、陰茎が柔らかい胸肉に挟まれ、快感に漬かった。
 陰茎が柔らかい肉に埋まり、周囲の肉が形を変えながらからみついていた。飛び出した先端は女の舌になぶられている。
「はぁ、熱くて固い……。ね、先生のおっぱい、気持ちいいでしょう? ほら、こんなにお汁がでてる」」
「くっ……うぁ」
 滑らかな肉に揉みしだかれる快感が、腰にわき上がって脳まで突き刺さった。
 突然、快感がとまる。見ると女が陰茎を離し、俺を凝視していた。
「大神君、亜人を……私を愛してくれるわね? 避けたりしないわね?」
「……な、なにを? ……くぅ」
 返答に答えず、女は再び陰茎を胸肉で挟み、先端を舐めた。再度快感がわき上がったが、すぐ消えた。
「ね、答えて? 答えてくれたら、出させてあげるわ。……逃げちゃだめよ? 私を愛してくれるわね?」
 そういうと女はゆっくりと胸肉で陰茎をしごいた。じわじわと快感が湧く。腰をひこうとしたが、がっちり押さえつけられていた。
「……わかったよ。わかったから……もう……」
 ぐらぐらする頭の中でどうしようもないもどかしさがつのり、口が勝手に動いていた。

454 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 20:58:57 ID:NQsRJO3t]
 女の顔が喜びに輝き、そしていやらしく笑った。
「そうよ、大神君はもう私のものだから。逃げたりなんかできないように、私の身体じゃないと満足できないようにしてあげる」
 そういうと陰茎が再び胸肉に包まれる。そればかりか、先端が生ぬるい感触に覆われた。女が胸から出た陰茎の先端をくわえていたのだ。
 そして胸肉に溶けそうな勢いでこすって揉みしだかれ、先端が猛烈に吸われながら、舐められた。
 尿道口を舌が突っつきながら入り込もうとすると、殴りつけられたような快感が湧いて、うずきが陰茎に集まり放出感となった。
「ダメだ、出るっ!」
 反射的に女の頭をつかむ。小さな角が掌に当たった。命が出て行くような放出感が続いて腰が浮き、目の奥が白く輝いた。
 やがて、手足の先がしびれ、四肢の力が抜けて、だらしなく床に横たわり、荒い息をつくだけとなった。
 陰茎に舌がからみついて、残った精液を吸われていった。
「……大神君は、先生に精液を飲ませる悪い生徒ね」
 頭をあげた女が俺の胸元ににじりよってきた。彼女は自身の上半身に飛び散った白濁液を指でぬぐって舐め取っている。
「でも、先生にだけなら許してあげる。精液溜まったら私の所に来るのよ。……こんなおいしい精液、人間なんかに飲ませたらダメなんだから」 
 そういうと舌に残った白いものを幸せそうに飲み下し、胸を押さえる。
「大神君の精液、粘っこくて、濃かったわ。……こんなに溜めてたのに、私達を避けるなんて……、ほんとにもう」
 少し怒った顔をしながら、女が身体をさらに頭の方に移動させて、自らの乳房を俺の口元に差し出した。
「さぁ、今度は先生のミルクを飲んでね」
 快感でぼやけた俺の頭はなにも考えずに口を開き、乳首をくわえる。
 乳首を無我夢中で吸うと、かすかに甘い何かが口に広がった。
「どう? さっき飲んだときはおいしいっていってくれたけど」
 まわらない頭で俺は「さっき」を考える。コクがあってほのかに甘い何かが口に溜まり、喉を鳴らして飲んだ。
「んん、はぁぅ。あ、……もっと吸って。そう、あ、あはぁぅ、あうう」
 なぜか、何の愛撫も受けていないのに、また陰茎がみなぎりはじめた。右乳首からなにも出なくなり、反対側の乳首に吸い付く。
「んふ、そんなに……。はぁぅん……気に入ってくれたのね。ああ……またおちんちん元気になって……」
 ひんやりとした手が、屹立した陰茎を愛しげになでまわした。
「そうよ、……ふわぁぅ……私のミルクを、はぁぁ……いっぱい飲んで、……んふぅ……私だけを愛してぇぇぇ」
 不意に先生がもっていた水筒が俺の脳裏に浮かぶ。
「あ、あの……水筒……」
「んふふ、気がついたんだ。……んんんぁ……そう、あれは……私の……あはぁ……母乳よぉぉぉ……」
 頭を強く抱きしめられ、胸の中に埋められる。甘いものが出なくなった乳首を舌で転がし甘噛みすると女の身体が震えた。
「はぁぅぅぅ……大神君を想いながら……オナニーしてぇぇ……くぅぅんん……おっぱい絞ったのぉ。
 私ぃぃ、あんあんあああぁぁ……発情期だからぁぁ……私の母乳はぁぁ……そこぉぉ……媚薬にぃぃ……なっちゃうのぉぉぉ」
 空いた手で反対側の乳首をこすりたて、乳房をこね上げる。……びやく? ああ、頭が回らない。なぜかうまく考えられない。
 ただ股間の熱くたぎるものを、突き入れたいだけだった。
 乳房を手をおろして、女の股間に入れると、女が淫蕩な笑みを浮かべた。
「……大神君、もう我慢できないのね? ……いいわ、私が包んで絞ったげる」
 女が腰を浮かして、パンツを脱ぐ。白い房のついたしっぽが飛び出し、誘うようにくねった。
 俺をまたいで女性器を陰茎の上に持って行くと、女の手が俺の陰茎に添えられる。
 紅い成熟しきった女性器から糸を引いて滴が垂れ、俺の下腹部に落ちた。
 その女性器が、ゆっくりと下がり、亀頭にあたる。
「ふふ、これでもう、大神君は人間の女では満足できなくなるわ」
 女の顔に征服感と勝利と淫蕩と女の自尊心が入り交じった蠱惑的な表情が浮かぶ。
 膣口が開き、ゆっくりと陰茎が飲み込まれていった。

455 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 21:00:24 ID:NQsRJO3t]
 途端に無数のひだが俺のものを巻き付いて、奥へと飲み込もうと絞り上げはじめる。
「くぅぅぅ」
 あまりにも淫らな中の動きに、思わず腰を入れてしまう。
「だめぇぇ、大神くぅぅぅん。んんんはぁぁぁ、奥をつかないでぇぇぇ」
「せ、せんせぇ、腰がぁぁ、とまらないぃぃ」
 陰茎に巻き付いて奥に引き込もうとするひだで腰がしびれ、それを我慢するために腰を打ち付けるしかなかった。
 暴れ狂う女の腰を押さえ込み、奥の奥まで打ち込むと、先端をついばむような壁の動きが出迎える。
「いやぁぁぁ、だめぇぇぇ、はげしすぎるぅぅぅ」
 女は視点の定まらない目を泳がせながら、自分の頭をおさえて、よだれをたらしていた。
 俺は急速に股間の根本に熱くうずく塊を自覚し、出口を求めて陰茎を駆け上る感触に駆られて、腰をさらにつきいれた。
「せんせぇ、ごめん、だめだ、でちゃう。だしちゃう!」
「出してぇぇ、おーがみくぅんの子供ぉ、はらませてぇぇ。せーえきを中にぃぃぃ」
 その言葉と共に、女の身体が俺の胸に落ちた。しかし壁は別の生き物の如く一層うねって陰茎を絞る。
 思わずのけぞった俺の目が、窓越しの空の白くやさしい満月を捉える。
 脳裏が白くフラッシュして、白く丸く輝く月の残像が頭の奥底に焼き付いた。
 陰茎の先端で急速に拍動をともなった解放感がうまれる。だが腰は止まらなかった。
 女が俺の唇をむさぼり、しっぽらしき細長いものが足に巻き付いた。
 放出しているにも関わらず、陰茎は萎える気配がなく、いきりたったままだった。
 溜まっている物を全て出し切りたくて、緩やかに突き入れる。壁がそれを察したかのように陰茎にまとわりついた。
「……大神君がおなかの中でトクトクしてる……大神君?」
 女が身体を起こし、不思議そうな顔をした。
 視界が明るくなる。きっと今、俺の目は金色になっている。
 鼻が敏感になり、精液の匂いと女の匂いがどっと押し寄せた。
 月の光が、頭いっぱいに広がり、脳裏の紅い霧もぼーとする意識も全てをきれいに洗い流した。
「え、そんな……うそ、信じられない!」
 うろたえる女の顔を、いまはクリアな意識で見ることが出来た。
 手の爪が伸び、剛毛が生えそろう。きっと足もそうだろうし、顔にも毛が生え始めているだろう。
 歯も少しうずいている。舌で触ると、牙になっていた。
「お、大神君……きゃっ、お、おちんちんが!」
 陰茎がさらに硬くなり、太さと長さもまし、彼女の中を押し広げた。 
 俺は身体を起こし、対面座位の形をとる。
「やっちまった。……変身してしまった……人前で」
 呆然とする先生を見て、俺は頭を押さえてため息をついた。
「お、大神君が……狼の獣人? そんな! 嘘よ! だって、そんな匂いも気配も無かった!」
 信じられないと先生は首をふっていた。
「訳あって、かなり完璧な変身が出来るんです。匂いはおろか神通力もだませるようなのがね」
 呆然とする先生を抱き上げ、陰茎を抜いた。
「でも、どうしてか、亜人には目立っちゃうみたいで……。詮索されたくないのにうまくいかないなぁ」
 さすがに媚薬と満月と性的絶頂の三つ同時相手では、変身も保てない。
「だから適切な距離を保とうって言った……のに?」
 よけいなお節介に文句の一つでも言ってやろうとしたとき、先生はその目から大粒の涙をぽろぽろとこぼしていた。
「ちょっと、先生? どうしたんですか?」
 そういった途端、彼女は俺に抱きついて大声で泣いた。泣いて泣きまくって、俺の胸毛がびしょびしょになった。
 よくわからないまま、俺は彼女の背中をなでてやるしか無かった。

456 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 21:01:41 ID:NQsRJO3t]
「亜人の男と、しかも獣人と出会えるなんて思ってなかった」
 かなり時間が経ってようやく彼女は泣きやみ、彼女と俺は、マットレスの上で抱き合いながら寝そべっていた。
 まあ、俺のものは元気だったが、我慢はできた。泣いている女を犯すほど飢えてはいない。
「ずっと一人だと思ってた。人間を好きになることもなかったし、死ぬまで孤独に生きるんだなって」 
 彼女が俺の毛にほおずりをした。
「発情期なんか惨めだった。あそこはうずいて、母乳も出ちゃうのに、それを一人で処理しなくちゃならなくて。
 人間の男としたこともあったけど、私が好きにならなかったから長続きしなかった」
「まあ、亜人と人間って、物語のようにはうまくいかないですから」
「うん。だけどね、大神君は、一目で好きになったのよ。この人だ! って。
 けど、大神君、虎宮さんと喧嘩してたから、亜人を嫌いにならないか心配だった。
 私、がんばったのに大神君は適切な距離をとろうなんて言って逃げるから、私すごくくやしくて」
 俺は苦笑いをするしかなかった。潜り込んだ早々からロックオンされてたらしい。
「それで媚薬入り母乳を?」
「だって、大神君をこのまま逃したら、絶対駄目だと思ったし。
 すごい頑固だから、これはもう身体で教えるしかないと思ったし。
 それにちょうど発情期が来たし……」
 ぼそぼそごにょごにょと先生は頬を染めながら言い訳をした。
「おかげで俺は大変ですよ。変身は解けるし、こいつはこうなったままだし……」
 と立ったままの下半身を指し示す。意識はクリアになったが、母乳を飲み過ぎたため影響は残っているらしい。
 先生にちょっとは反省してもらいたくて、俺は陰茎を見せつけるようにふった。
 無言で先生は、身を起こした。四つん這いになって、尻を俺に向ける。
「先生? なにしてるんです?」
「一生、面倒見てあげるって言ったでしょ? 
 先生のおまんこで、大神君のがまんできないおちんちんを慰めてあげる。
 変身したんだから心おきなく、私の中でいっぱい出して」
 くいくいと尻がふられた。白い尻尾がさそうようにくねり、それがとてつもなくいやらしかった

 真っ白い二つ尻肉の間に見える女性器に、俺は陰茎の先端を押し当てた。
「……行きますよ」
 返事はなかったが、尻尾が右腕にまきつき、俺はいきりたったものをゆっくり突き入れた。
「はぁぁぁぁ……あ、熱くて……奥までぇぇぇ、とどいてるぅ……」
 大きく白い尻を抱えて、反り返った陰茎で背中側の膣壁をまんべんなく?くように腰を動かす。
「だ、だめぇぇぇぇ。変な感じが、変な感じで気持ちいいのぉ! ふわぁぁぁ!」
 相変わらずひだが絞るようにまとわりつき奥に引き込もうとする。快感が湧くが今度はこちらに余裕があった。
 陰茎の下側にざらつくようなぶつぶつした膣壁の感触があり、腰をひねりながらそこをこする。
 先生の身体が痙攣したように震えた。
「そこ、そこそこそこぉぉ、こすったらだめぇぇ。……あぁぁぁぁ、おかしくなるぅ」
 俺は身体を先生の背中にかぶせるようにして、うなじの汗をなめとり、手をまわして、胸をまさぐり、乳首をいじくった。
 先生の身体の震えが休みなく起こるようになり、俺は抽送を早めた。
「あはぁぁぁ、大神くん大神くん、おおがみくぅぅぅぅぅん!!!!」
 ぴんと四肢がつっぱり、がくんがくんと壊れた人形のように緊張と弛緩を繰り返すと、先生はベッドに崩れ落ちた。
 まだ放出していなかったが、俺は構わず陰茎を引き抜いた。

457 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 21:03:25 ID:NQsRJO3t]
 そして尻を突き出す形で脱力しているその尻に顔を寄せる。
 女性器は、濡れそぼって月の光を反射し、膣口は開いたままで、白濁液を垂らしていた。
 小陰唇の合わせ目のクリトリスを手で向くと、唇でクリトリスを挟む。
「ひぃぃぃぁぁぁ! そこはぁぁ!」
 尻の向こうで声が上がるがそれに構わず、つきだした舌でクリトリスをつつき、吸った
「いやぁぁぁぁぁぁ。そこはぁぁ、そこはだめなのぉぉぉ! ひゃぁぁんん」
 暴れ回る尻をしっかり抱え、クリトリスを舐めて、軽くほんの少しだけ歯を立てる。それだけで尻が踊りまわった。
「駄目っていっても、気持ちよさそうですよ」
 媚薬入り母乳の復讐ぐらいはさせてもらうつもりだった。
 クリトリスを責めて尻と身体を何回か痙攣させた後、膣口の周囲をなめ回し、膣に舌を突き入れる。
「中をぉぉぉ、舐められてるぅぅぅぅ。舌がぁぁぁ……はぁぁぁぅぅ! も、もうお願いぃぃ」
「なにが?」
 尻を振りたくって先生はねだった。
「大神君の……おちんちんを……お願いぃぃ、ここにぃぃ、おまんこにぃぃ、いれてぇぇぇ」
 その言葉で先生を瞬時にひっくり返して仰向けにし、先生の足を折りまげて、正常医で先生の中に突き入った。
 腰を動かしながら、空いた手で乳房をいじめ、先生の口を舌でむさぼる。
 先生の中は根本から先端までひだがびっちりと巻き付き、俺をしごいていた。
 腰をひこうとすると、壁もひだも離すまいと奥に飲み込もうとし、突き入れると俺を存分に絞った。
 デイープキスで声を塞がれた先生は、切なげに顔を歪め、マットレスに爪を立てる。
 先生の全てを味わいながら、俺も精液が陰茎の根本に溜まってくるのを感じていた。
 陰茎の背の部分で先ほどのぶつぶつの壁を感じ、亀頭でこすりあげた。
 先生の身体が大きく痙攣すると同時に生暖かい液が結合部で噴出する。
 そろそろ限界が近くなって、俺は唇を離し、腰を打ち込んだ。
「いやいやいやぁ、私だけいかせないでぇぇぇ。おーがみくんもぉ、おーがみくんもぉ
 ああああぁぁぁぁ……いくいくいくいくぅぅぅ、はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 その時強烈に先生が俺を絞り上げ、我慢できなくなった俺も先生の中に放った。
 拍動しながらの放出は長々と続き、さすがに腰がたよりない感じになってきた。
「あはぁ、中で大神君がぁ、いっぱい出てるぅ、……お腹が温かい……こどもできちゃぅ……」
 そういって先生は目を閉じると、幸せそうな顔をしてすぐに寝息を立てだした。
「あらら、寝ちゃったよ」
 まだ、陰茎はゆっくりとした拍動を残し、最後の精液を吐出していた。
 やがて精液を出し切ったので引き抜くと、陰茎はやっと半立ち状態までおさまっていた。
 先生にタオルケットを掛け、俺は窓際に移動して窓をあける。夜風がほてった身体をやさしく冷やした。
 肉体的な疲れはわずかで放出後の心地よいすっきりとした感じが全身に満ちていた。
 月を見上げる。やっかいごとを抱え込んだのは間違いなかった。
「でも、泣かれちゃったからなぁ」
 俺の胸で泣きじゃくっていた先生の姿を思い出す。
「成るようにしかならないか」
 西の空に傾いた満月は、ただ優しい光を送るだけで、なにも答えなかった。


458 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 21:05:26 ID:NQsRJO3t]
 結局、俺は先生と話し合って行動を少し修正することになった。
「つまり、晃が亜人だとばれると、都合が悪いのね?」
「俺をしつこく捜している亜人がいるんですよ。そいつに見つかりたくないんで」
「見つかるとどうなるの?」
「ダッチハズバンドですかね」
 俺がそういうと先生が小首をかしげた。
 ちなみにここはいつもの保健室。先生と寝た次の日だった。
 今朝はいろいろと大変だったが割愛する。
 二人ともなんとか登校し、昼休みに事情を説明しろと呼び出されたのだ。 
「……ダッチハズバンド?」
「自由意志を剥奪されて、命令のままに女を愛するんです。
 ついでに種付けもして、もちろん浮気もしないでしょうね」
 おぞましい記憶を思い出し、俺は肌をあわ立てた。
「……なんかそれちょっといいかも」
「冗談は止めて下さい。こっちは本当に恐いんですから。
 ……もしなっちゃったら、俺、たぶん先生のことなんか忘れますよ」
 そのことを俺は確信をもって言えた。
 それが伝わり、先生の顔もまじめなものになった。
「そ、それは困るわね。わかったわ、それで人間として目立たないように暮らしたいわけね」
「そういうことです。先生以外の亜人に目をつけられるとどこでどう情報が流れるかわからないので」
「でも晃は、なんか目立つわよ、うん」
「匂いや神通力もごまかせる変身をしているのになぁ。なんでだろ」
 がんばって潜伏しているつもりなのに、鞍馬に続いて先生にまで断言されて俺はへこんだ。
 落ち込む俺をみて、先生があわてて励ましにかかった
「ま、まずは学校生活からがんばろうよ。とにかく学校では一人浮かないこと。
 いつも一人でいると目立つわよ? それから友達を避ける行動も目立つから止めること」
「そ、そうかな?」
 今までの行動をばっさり否定されて、俺は動揺した。
「そうよ。本人は目立ってないつもりでも相手や端からみれば、ばればれなの。
 そりゃ、虎宮さんが悪いのは皆わかってるけど、でもやっぱり目立ってるわよ?」
 それを聞かされて、俺はたっぷり落ち込んだ。
「しゅ、集団生活って難しい……」
「まあまあ、私に任せておきなさい。晃をどこからみても普通の高校生にしてあげるから」
 えっへんと巨大な乳房を揺らして胸を張る女教師に、俺は頭を下げるしかなかった。


459 名前:狼男だよ mailto:sage [2007/07/03(火) 21:06:55 ID:NQsRJO3t]
 そしてさらに翌日、登校すると虎宮が俺の後の席に座っていた。
「自分の席に戻れよ、虎宮」
「今日からここがあたしの席」
 不機嫌そうな顔が俺を見上げ、文句あるかと噛みつかれそうで、俺は黙った。
 虎宮に背を向けて、椅子をひくと後から声がかかった。
「ちなみに、京があんたのとなり」
「よろしくぅ、大神。言っておくけど、これ牛島先生の案だから抗議しても無駄だよん」
 右隣で手を振る天狗少女、鞍馬がいた。 
 頭痛を感じながら無言で席に座ると突然、凄い勢いで襟首を引かれた。
「クラスメートの、しかもかわいい女の子に、朝の挨拶は?」
「……おはよう」
 半絞首刑状態でかろうじて声を絞り出すと襟がゆるむ
「よろしい。じゃあ、これからのスケジュールを言っておくわね。
 昼休みは保健室であたしと京と牛島先生と大神で楽しくお弁当。
 放課後は三人で遊びに行くの」
「なんだよ、それは!」
 そのラブコメちっくなスケジュールを聞かされ、思わず振り返ると虎宮はすごみのある笑みを浮かべていた。
「あんたに拒否権はない。これは亜人と人間の交流を深め、相互理解をしていく重要なミッション。わかった?」
「そうそう、大神は、ワイルド系少女と、巨乳女教師、そして天使のような美少女に囲まれて楽しい学園生活を送るのでした」
「京、なぜあたしがワイルド系で、あんたが美少女?」
 吠えつきかねない勢いで虎宮は鞍馬につっこみを入れるが、鞍馬は顔色一つ変えずに反撃した。
「しょうがないじゃない、事実なんだから」
「いつか、京とは決着をつける必要があるわね」
「山岳神の末裔たる私と、がさつな虎では、勝負は見えているけどね」
 鞍馬の茶化しに虎宮の注意がそれたところで、俺は身体を戻し、そっとため息をついた。
 一人で孤立するのが目立つというのはわかる、
 でも、綺麗なクラスメートの女二人と美人女教師に囲まれるのも、それはちょっと、いやかなり、目立つのではないだろうか?
 ほら、さっそく騒がしい俺達を、クラス中が見つめている。
 これでいいのだろうか? これが普通の高校生なんだろうか?
 何かが違う気がして、俺はもう一度盛大にため息をついた。

End

460 名前:coo mailto:sage [2007/07/03(火) 21:07:39 ID:NQsRJO3t]
これで投下終了です。 誤字脱字修正し切れてなくてすいません。



461 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 21:08:52 ID:X4HoO/eU]
乙!

462 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 21:11:40 ID:gDxN38jU]
リアルタイムGJ!
一瞬大神が犬神に見えて犬神鷹介を連想してしまったw

「なんで亜人にとって目立つのか」の理由を知りたかったなあ。

463 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/03(火) 22:41:05 ID:whebbyVm]
GJ!これは是非とも続きを!

464 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 02:43:40 ID:05BrAchO]
うほ、久しぶりに作品ktkr。
これは虎と天狗と牛との4Pフラグたったな。
GJ.

465 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 03:11:22 ID:XHwV4isN]
ちょwww先生御乱心www
ともかくとてもGJですた

しかし状況の割にもったいない世界だよなぁ
俺らみたいに獣人ハァハァな人間はいないのか
獣人側も人間に興味ないみたいだし…実にもったいない(´・ω・`)

466 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 07:38:03 ID:utJisG5c]
朝から一気に目が覚めたGJ!

大神を狙っている女が気になるなぁ・・・。

467 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 11:47:18 ID:CIZCA0gJ]
兎と犬の話マダー?

468 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/04(水) 11:48:59 ID:nsTjZEMr]
人間×人間、獣人×獣人(亜人)が当たり前の世界なんですね。

469 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/04(水) 16:47:41 ID:RlLI7vHw]
414の続きまだー??


470 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 00:33:05 ID:/9wh61Dy]
>>440
てぃんこたった…GJすぎてはなじがでた。



471 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 00:47:57 ID:2WswXqEO]
GJ過ぎてホモショタなんて投下できなくなった

472 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 17:49:54 ID:V6oOyukz]
俺ホモショタ好きだし

投下してよ
ここで流れをつけたいし

473 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 18:43:58 ID:bsMvfmWj]
>>440
GJ!・・・だけどあまり素直に喜べないと言うか怖いエンドに思えるのは気のせいだろうか。

474 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 23:57:16 ID:/9wh61Dy]
>>471 472
はっきり言うけどスルーできない奴から叩かれるのか嫌なら投下しない方がいい
ここみたいなマイナーすれよりも相応しいスレがあると思うから。

475 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 01:09:25 ID:IswhCS3u]
>>474
把握した
でもケモショタで小説の投下って言うと……どこだ…

476 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 01:22:02 ID:GpYW6G3I]
人間男→狼男×狼女のSSを書いている最中の俺が通りますよ……。

取り敢えずエロスまで書き上げた方が良いのかなとか思っているけど、如何するべきかな?

477 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 01:22:46 ID:g/rHNoFN]
熊ショタとお姉さんの小説はまだだろうか・・

478 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 03:00:03 ID:45P4QO+x]
>>476
それはお前さんの自由だ。
そして恐らくは、このスレの住人達はそれを拒まないだろう。

…まぁ要するに一々他人の顔色伺わなくてもいいだろってこった

479 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 08:18:50 ID:WwEsMHx9]
>>475
801板の方で投下できそうなスレが無い事に驚愕した
まぁケモショタは女性向けなジャンルで扱われる事が多いけど、実質男性向けだからな…

ここが駄目なら、大人の同性愛板の獣スレか、もしくはVIPのケモロダくらいかな投下できそうなのは

480 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 08:35:47 ID:WwEsMHx9]
と思ったらここがあった。ケモスレじゃないけど

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1174562455/




481 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 10:31:04 ID:83hb3gjX]
ケモ分のない普通のショタスレに投下はさすがに危険じゃね

482 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/06(金) 12:07:39 ID:t1ZeH5Hp]
結局、ホモもショタも801に集ってる蟻蠅でしかないんだから
801なけりゃ、とっくにショタケも終わってる
感謝こそされ、叩かれる筋合いはねーよ
売れるから委託や直参してやってんだからな!!!!
誰が好き好んで男臭い所で売るかっちゅーの
ちゃんと理解しろよホモとショタ

483 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 17:54:22 ID:2fFilZyJ]
>>479
801板は大体のスレがSS投稿ノーサンキューだよ
ビデオ棚に行けって言われる

484 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 19:42:11 ID:U7/N9CL/]
ここを使ってくれよ。

 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161043643/l50

485 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 21:40:40 ID:IEIAMtRM]
モララーのビデオ棚in801板28
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1182513934/

486 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/06(金) 23:54:14 ID:I66haeLY]
つーか、

>>1
>・特殊なシチュ(やおい・百合など)の場合は注意書きをつけて投下。好みじゃない場合はスルー。

みんな>>1を読んでくれ・・・
ダメな人はあぼーん設定にでもなんでもすりゃいいだろ

そもそも前々スレあたりで性別論議があって、
「どうせ分離しても過疎を促進するだけだしバッチ来い。ただし自己責任。作者は叩かれても泣かない。読者は嫌ならスルー」
って結論出たんじゃなかったっけ?

まぁ、叩かれると泣いちゃいます我慢できません、って言うなら仕方ないけどさ

487 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/07(土) 01:33:18 ID:I9Jp3688]
>>486
同意

488 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/08(日) 21:24:56 ID:1kebRBGp]
仲の良い友達が、突然無理矢理……、というシチュとか
思いつきましたけども、

間違いなく二人の関係がズタズタになるよなぁ…。

489 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:09:58 ID:9SLXJx+D]
>>476で人間男→狼男×狼女のSSを書いていた俺が通りますよ……

取り敢えずプロローグと1話目を投下する事にします
エロスに行くまでwktkしてお待ちしていただけるとありがたいです

490 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:11:26 ID:9SLXJx+D]
月、夜空に幻想的に輝くそれは古来より人に親しまれ、そして同時に恐れられてきた。
夜の闇に浮かぶ月の輝きには、人の中に潜む魔性を呼び覚ます力があると信じられてきたからだ。

何故、それが信じられて来たか……
潮の満ち引きや生物の出生率だけではなく、傷害や殺人、自殺などの事件事故の発生率すらをも、
月はその満ち欠けによって左右し続けて来たからだ

かつて、ヒトが電気の明かりを手にする以前、
満月が輝く夜には、その輝きによって呼び覚まされた”彼等”が夜闇を蠢き、闊歩していた、
ヒトは”彼等”を恐れながらも敬う事で”彼等”の領域を侵す事なく、
そして”彼等”もまた、ヒトの領域を侵す事無く静かに関係を保っていた。

だが、何時しか人々は電気の明かりを手にし始め、夜と、月の輝きを恐れなくなった時、
”彼等”は静かに闇の中へと去っていった。

しかし、空の闇に月光が輝く限り、彼らはまだ夜闇の何処かに潜んでいる事だろう……

――――――そう、それは今の世界であったとしても――――――

       【MOON・LIGHT 第1夜 プロローグ】





491 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:12:21 ID:9SLXJx+D]
―――唐突だが、俺は死に掛けていた。

いや、これは例えとか冗談だとかそう言う物ではなく、
俺、沢村 宏一(さわむら こういち)は今、本当に死に掛けていた。
人間、一生に何度か死にそうになる経験があると言うが
これほど死を意識する事は無いだろうと思えるくらい俺は死に掛けていた。
実際体は殆ど動かないし、息をしようにもゴホゴホと咳き込むような息しか出来ないし
左腕は完全に折れているらしく、Z形と有り得ない形に折れ曲がっていたりするし
身体の彼方此方から裂傷による出血もかなり出ており、既に身体の下に血溜まりが出来ている。

だが、その割に意外と身体の痛みを感じないのは脳が過剰な痛みをシャットアウトしているのだろうか、
そうでなければ既に痛みでショック死している筈だ。

もし通りかかった人がこの俺の状況を見れば間違い無く慌てて通報する状態なのだが
今、それも望めそうもない。何せここは人通りの少ない峠道だからだ。

―――俺が何故こうなったか、
普段の俺は何処にでもある商社のしがない会社員をしており、
毎日の様に上司からの説教やら、客からのクレームやらの対応でストレスが溜まりまくっている
その溜まりまくったストレスを発散するが為、休暇の日は何時もバイクでツーリングを楽しむのだ。

だが、この日はその楽しいツーリングの最中でふとした弾みで余所見をしてしまったのが行けなかった。
俺が気が付いて前を向いた時には、前からやたらと派手なトラックが迫ってきていた。

無論、避ける間も無くバーンと言う轟音と共にトラックにぶつかった俺と愛車は
アクション映画のスタントマンも真っ青の空中三回転を披露しながら吹き飛び、
俺と愛車共々仲良くアスファルトの上に転がる羽目となった、と、そう言う訳だ。

……多分愛車の方は既に御陀仏だろう、さっきから盛大に燃えてるし。
……その序に俺も御陀仏になりそうになっているのは笑い事では無い。

まあ、普通、こんな事になったらトラックの運ちゃんは慌てて警察なり消防なりに通報するのだろうが、
……そのトラックの運ちゃん、倒れている血塗れの俺を怯えた目で見た後、
あろう事か死に掛けている俺を放って猛スピードで逃げ出しやがったのだ。

如何見ても見事なまでの轢き逃げです、ありがとうご(ry
と、くだらない冗談を考えている場合では無い、今はマジで死に掛けているのだ、

―――あー……五年前に事故で亡くなった父さんと母さんと小学生の頃の俺の姿が見えるやー
―――はは、あの頃は楽しかった――――って、もう走馬灯まで見えてる!?ヤバイ、マジで死ぬ!


492 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:13:40 ID:9SLXJx+D]
「……っ!……くっ……」

俺は何とか救急車を呼ぶべく、最後の力を振り絞ってズボンの右ポケットに仕舞っている携帯電話へ手を伸ばす。
だが、唯一無事な右腕もカタカタと振るえてまともに動かす事が出来ない

頑張れ、俺の右腕!オナニーの時の凄まじい上下運動を見せた時の力と根性を発揮するんだ!
と、心の中で自分の右腕に応援するも、情けない事に右腕はズボンに届く前に力尽きてしまう。
―――万策尽きた、もう俺の人生オワタ\(^o^)/

ああ、思えば、沢村 宏一として生きてきた俺の22年間、決して悪い人生ではなかった。
……今度、生まれ変わったら映画俳優になりたいな……

と、俺が半ば自分の生を諦め掛けた時だった。

「人間、か……血と炎と油の匂いがすると思えば……」

だ、誰かキタ――――――(・∀・)―――――――!
何とか首を動かして見れば、声のした方にはセーラー服姿の少女が立っているのが見えた。
年の頃は16〜17辺りの端整な顔立ちに鋭さを感じさせる眼差しの所謂クール系の美少女、
けど、なんだか少女の言動を聞く限り少し頭がイっていそうな気もするが……
まあ、今は少女の頭がポンポコピーだとかそんなの如何でも良い、今の俺にとってこの少女はまさに天の助けなのだ、
これを逃したらマジで俺は死ぬ、もう少し持ってくれ俺の身体!

ヲイ、見てないで早く助けを呼んでくれ、俺は死にそうなんだ!
と、その少女に向かって叫ぼうとするも

「……ぅ……あ……たす……れ……おぇ……だ……」

最早、喉にも力が入らないみたいで、全然言葉になっていないし……('A`)
い、いや、この状況を見れば誰だって助けを呼んでくれる筈だ、俺はそれに賭けるぞ!
さぁ、早く救急車を呼んでくれ!もし救急車を呼んでくれたら俺の財布の中身を全部やるぞ!
……まあ、財布の中には3千円しか入ってないけどね?

「ふむ、この男は死に瀕して尚、生き延びようとしている。
よし、決めた、この男にしよう……」

って、をいこら、何を決めたかは知らんが早く救急車呼べっての!こっちは死に掛けてんだよ!

493 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:15:12 ID:9SLXJx+D]
「…………」

俺の心の叫びが聞こえているのか聞こえていないのか分からないが少女は何も言わずに側まで歩み寄ると、
スカートの間から白色の可愛らしいパンツが見えるのも気にせずしゃがみ込み、
被っているヘルメットを俺から外しつつ懐から何かの袋を取り出す、

「『月の欠片』……お前ならこれを受け入れられる筈だ」
「……ぁ?……」

そして少女はその袋から不思議な輝き―――そう、言えば月光の様な輝きを放つ石を取り出すと
少女は口に石を含み、おもむろに俺の頭を両手で抱え上げ、

「……飲め……」
「………んむっ!?……」

あろう事か少女は抱え上げた俺に口付けを交わす、それもディープで
その少女の行動が理解出来ず戸惑う俺は、ぬめる様に口内へ侵入する少女の舌と石をあっさりと受け入れてしまい、
更にうねうねと蠢く少女の舌によって喉の奥まで石を送り込まれた挙句、俺は反射的に石を飲み込んでしまう。

ってオンドゥレァ何やっとんじゃこりゃぁ!貴女は何考えているんですか!救急車呼ばないんですか!?
つーか、さっき飲ませたの何ですか!?毒物じゃあないでしょうね!?
まあ、ファーストキスだった上に「少し気持ち良いかも?」と思ってしまったのは否定しないけどな!

「……後は、満月の夜を待つだけだ……」

俺が石を飲み込んだのを確認すると、少女は俺の身体を優しく地面の横たえ
すっくと立ちあがり倒れている俺を放ってそのまま何処かへ立ち去って行く。
っておいおい!俺を放ってどっかいくのか!救急車は!?おーい!

「……空に満月が輝くその時、お前の―――――」

あ、くそ……この出血の所為で……血が足りなくなったみたいだ……意識が遠のいて行く……
あの子……去り際に言った「お前の」と言う言葉の後……何………?―――――


―――――――――そして、俺の意識は闇の中に飲み込まれていった―――――――――



494 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:17:34 ID:9SLXJx+D]

――――――唐突だが、俺は追われていた。

いや、だから如何したとか言われても俺は激しく困る訳で……
まあ、とにかく俺は何処かも知れない場所で如何言う訳か追われていた、冗談抜きで。

何故、俺が追われているのか、
そして俺は何に追われているのか、
そして俺が追い付かれたらどうなるのか、
そして俺が今、何処を走っている逃げているのか、
それすら分からないまま、俺は逃げていた。

どれくらい走ったのだろうか、気が付けば俺は壁際に追い込まれていた。
漆黒の様に黒く大きく、登ろうにも手掛かりすらない壁、
其処に追いこまれた俺は完全に手詰まりだった、

――――――追い付かれてしまう。
――――――何に追い付かれてしまう?
――――――とてもこわい物
――――――何がこわい?
――――――知ってしまうのが、こわい

逃げる事も出来ず心の中で自問自答する俺の前へ、俺を追っていた何かが姿を現す。

……それは子牛程の大きさの1頭の狼だった

軽く人の首を食いちぎる事が出来そうな鋭い歯牙の並ぶ口
虎やライオンの物とは違うがそれでも人間の柔肌程度なら簡単に引き裂けそうな爪
万里を走り抜けても尚、その膂力を衰えさせる事はなさそうな逞しい四肢
そして、見るだけで心を射すくめそうな鋭い眼光を放つ金色の双眸
その狼には人間には無い全てを持ち備えていた

俺はその狼を恐ろしく思った、しかし、それと同時に、何故かその狼の持つ力が魅力的に思えた

狼を恐れる俺は、狼から逃れる様に後ずさりをする、そして俺を睨みつける狼は俺へとにじり寄る、
だが、後ずさりする俺の行く先は背後の壁に阻まれ、にじり寄る狼を見据える事しか出来無くなってしまう。

――――――このまま、俺は喰われる?。
――――――嫌だ、食われたくない。
――――――なら、如何する?。
――――――立ち向かう。
――――――死ぬかもしれないのに?
――――――喰われる位なら、立ち向かう!

にじり寄る狼を前に俺は心の中で葛藤した後、覚悟を決めて、狼に対して戦闘体勢に入る。
そんな俺の様子を見た狼は四肢に力を込め飛び掛る体勢に入る。

「……来るなら、来い!」

俺が狼に向けて言い放った叫びと共に、狼は大きく跳躍し俺へと飛び掛り

「――――――――――………っ!?」

―――――――――狼が俺の身体の中へ”入り込んで”行った―――――――――――


      【MOON・LIGHT 第1夜 1話目 月光の下(もと)で目覚めしモノ】



495 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:19:10 ID:9SLXJx+D]

「―――――……狼が…………入って……俺の…………あ?」
「あ、沢村さん?目が覚めました?……センセー!沢村さんが意識を取り戻しました―!!」

次に気が付いた時、俺は包帯を巻かれた状態で病院のベットに寝かされていた。
俺の様子に気付いた看護師の女性が慌てて医者へ報告しに走って行く、あ、転んだ。

……どうやら、俺は何とか死なずに済んだらしい……

しかし、死に掛けたとは言えなんて悪夢を見たんだろうか?
狼に追い掛け回された挙句に、あんな意味不明な終わりをして何だか心がモヤモヤして仕方が無い。
ま、夢なんて大体は意味不明だし、おまけに死に掛けた時に見た夢だ、一層意味不明な筈だ
さっさと忘れる事にしよう。

「沢村さん、身体の具合は如何ですか?貴方は大神峠で事故に遭ってここの病院に運ばれたんです
で、身体の怪我の割に3日間も意識を取り戻さなかったので心配しましたが……」

俺がそう考えている内に、看護師の知らせを聞いて走ってきた若い医者が俺へ今までの状況を話してくる。
余程慌てて来たのか、掛けている眼鏡が斜めに傾いている。

「……そうですか、俺は3日も……って、怪我の割に?俺、死に掛けたんじゃないのか!?」
「え?あ、はい、ここに運ばれて来た時の貴方の状態は殆ど軽傷と言える程度の怪我しかありませんでしたが?」
「……嘘だ、あの時確かに左腕は折れてた上に身体の彼方此方に深い怪我もあった筈だ、それが軽傷だって?」
「え、ええ、私が見た限り、貴方の身体は血塗れだった割に殆どの怪我が擦過傷(かすり傷)程度の物でしたし、
左腕も骨折どころか骨折の跡すらありませんでしたが…?」
「…………」

医者の言葉を聞いて、俺は言葉を失った。
おいおい、じゃあ、あの死に掛けたと思っていたあれはただの夢だと言うのか?
それにしてはリアル過ぎる夢だ、半ば潰れた肺で血反吐を吐く様に必死に呼吸する息苦しさ、
打撲と骨折によって全身を走る激しい痛み、動こうにも全く言う事を聞かない身体、
そして大量の出血の所為で徐々に下がっていく体温。まだ二十代半ばで死んでしまう悔しさ、そして……あれ?

あれ?

そう言えば、俺が意識を失う直前に何かがあったような……?
だが、幾ら思い出そうとしても途中で再生中のビデオのテープが途中で切れてしまったかの様に
意識を失うまでの記憶が少しだけ消えて無くなっており、俺は全てを思い出せずに居た。

「まあ、とにかく検査の為に1日ほど入院した後、何も無ければ沢村さんは退院と言う事になります。
それにしても救急隊員から聞いた話だと貴方の乗っていたバイクは滅茶苦茶に壊れていたと言ってましたが
乗っていたバイクがその状態になったにも関わらず貴方は少しの怪我だけで済んだ事は、私は奇跡だと(ry」
「……はぁ……」

延々と語りつづける医者の言葉に対して、この時の俺は殆ど上の空な状態で耳に入っていなかった。
それは何故か、自分の状況が未だに理解出来ず、俺の心の中は激しく混乱していたからだ。


496 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:20:27 ID:9SLXJx+D]
―――それから数日後――

「はぁ……やっと帰って来れた……もう夜の7時半か……
ったく、まさか軽くツーリングをする筈が事故るなんて本っ当についてない……
しかも、まだローンが残っているってのにバイクが御陀仏になるなんてなぁ……はぁ」

病院での検査の末、後遺症などの問題は無いと判断されて晴れて退院した後、
入院していた病院が家からだいぶ離れた場所だった為、バイクを失った俺は帰るのに苦労する羽目となり、
日もだいぶ傾いた頃になってようやく俺の住むマンション(築15年のボロ)へと
ようやく帰りついたのだった。

「ま、死んでてもおかしく無い事故に遭って、命があっただけ儲け物、か……」

リビングまで来ると持っていた荷物をどさりと床に置き、直ぐに絨毯の上へごろりと寝転がり、
ボロマンション特有のやや草臥れた天井を眺めながら溜息にも似た呟きを漏らす。

本当に災難だった、楽しい休暇の筈が事故にあった所為で愛車は壊れた上に燃えてお陀仏になった上に
保険証を持ってなかったから治療費&入院費その他諸々で万単位の金が一気に吹っ飛ぶし。
更に入院して仕事を休んだ所為で、電話口で聞きたくも無い上司の説教を3時間に渡って聞かされるし!!
……一体俺が何をしたってんだどちくしょう!!

「はぁ、心の中で文句言ったって始まらないか……」

誰に向けるまでも無い呟きを漏らし、俺はごろりと寝返りをうつ。

それにしても、事故に遭った時に意識を失う直前の俺に何があったんだ……?
確か……ああ、思い出せない!

俺は目を閉じ、頭の中で何度も事故に遭った時の記憶の引出しを探るが、意識を失う直前にあった事が思い出せず
何だかもどかしい感覚を感じ、絨毯の上でゴロゴロと転がる様に寝返りを打つ。

「……今日は満月か……」

気が付けば、俺はベランダに続くガラス戸の側まで転がっていたらしく、
既に山間へ沈んだ太陽に代わって、夜空に昇り始めた満月の光が俺の顔を煌々と照らしていた。
……その満月の光は何処かで見た”ある物”を彷彿とさせた。

497 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:22:09 ID:9SLXJx+D]
――そうだ、思い出した

――俺はあの時、本当に死に掛けていた
――そして其処で俺は見知らぬ少女からこの満月の様に光り輝く石を飲まされた……

 ど く ん

その時、俺の中で何かが蠢いた。

 ど く ん

それは、今まで俺の中に潜んでいた”何か”が目覚め、俺の中で動き出しているかの様に蠢いた、

 ど く ん

そして、その”何か”は、俺の「人間」と言う殻を突き破り、自由を求めるかの様に蠢いた

 ど く ん

そして、その異変に俺が気付いた時、全てが遅過ぎた。


498 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:25:57 ID:9SLXJx+D]

ギシッ……ミシミシミシッ!

――変化は直ぐに現れた、
先ず最初に始まった変化は身体中の骨が音を立てて変形してゆく耳障りな音と、
身体中の組織が引き千切れ、痛覚と言う痛覚が暴走する様な激痛だった。

「――――っ!!……かっあっ!?」

その激痛に対し、俺は声にならぬ悲鳴を上げながらのた打ち回り、
何度か身体を仰け反らせては顔面や後頭部を床に強かにぶつけてしまう。
だが、この時の俺は床に頭をぶつけた痛みは全くと言って良いほど気にならなかった。
何故なら、頭をぶつけた痛みすら気付かぬほど俺の身体に起きた激痛は激しく、そして長かったのだ。

暑い―――いや、熱い。

次に起きた変化は身体中の細胞が沸騰しているかの様な熱さだった。

それは病気で熱を出して寝込んでいた時の身体の熱さをもっと激しくしたような熱さだった
その激しい身体の熱さの影響は皮膚にも顕著に表れ、身体中の皮膚と言う皮膚から大量の汗が噴き出す。
それと同時に皮膚と言う皮膚がざわざわと灰色の何かに覆われ、上下の顎と歯の辺りがムズムズと疼き始め
更に着ている服やズボン等が身体の変貌に付いてゆけずにビリビリと音を立てていたが、
そんな事を気にしている余裕なんぞ今の俺には全く無かった。

―――痛い熱いいたいあついイタイアツイイタイ!アツイ!イタイッ!アツイッ!イタイィッ!!アツイィッ!!

身体の熱と激痛は止むどころかその激しさと範囲を増して俺の心と身体を蝕んで行く
次第に俺の心の中は身体中の細胞が急激に変化して行く事による苦痛で埋め尽され、
自分の身体に今、何が起きているのかを考える事すら間々なら無くなってしまう。

「――――…………ぐっ!?げっfgyzydmyzygfcyぶrydgdずfせう!?!?」

痛みと熱さにのたうつ俺の身体の変化は遂に内蔵まで達し、
胃や腸等の消化器が膨張しつづける体中の筋肉に押されながら不気味に蠢き始める
その気持ち悪さに俺は耐えかね、その場で胃の内容物を全て吐き出し、吐瀉物で床を汚してしまう。

「――――――……あっグッッ!?……かぁっ!!……ぎぃっ!?………あ……ぅ…―――――――」

吐く物も無くなって尚も胃液を吐いた後、更に身体の激痛と発熱は収まる所かより激しさを増してゆく
その苦しみに目に涙を浮べ、口から涎を流し、嗚咽を上げながら俺は何度も床の上でのた打ち回り続けた挙句
長く続く身体の苦痛によって蝕まれ続けた俺の精神は遂に限界に達し、
力なく床に這い付く張った後、そのまま意識を手放してしまう。

――――――空に満月が輝くその時、お前の内に眠るモノが目覚める――――――――

意識を失う直前、俺は何処かで聞いた事のある声が聞こえた様な気がした。

499 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:28:01 ID:9SLXJx+D]
              ※ ※ ※

――――――う、あ……俺、死んでないよな?
次に気が付いた時、既に俺の身体からは痛みも発熱も何事も無かったかのように綺麗さっぱり消え失せていた
その代わり、身体中に妙な違和感と窮屈さを感じるものの、
身体に感じていた苦痛と比べればそう気になるものではなかった。

「……つぅ……一体あの痛みと発熱は何だったんだ?事故の後遺症って奴か……?」

俺はゆっくりと身を起こすと、頭のモヤモヤ感を振り払う様に頭をプルプルと振りたくる。

「……え?……あれからまだ三十分も経ってないのか……?」

のた打ち回った際にテーブルから転がり落ち
俺の側で横向きに転がっていた目覚まし時計に顔を向けると
そのデジタル表示は倒れる前から20分ほど後の8時5分を示していた。
あれ?……あの時は1時間にも2時間にも感じられたんだが。
案外、自分の時間の感覚と言う物は充てにならない物だな……

「うわ、こりゃ後片付けが大変だな……友人にしこたま飲まされて酔っ払った後の事を思い出すよ……」

部屋の一角の自分が吐いた汚物を見て俺はげんなりとした気分になる。
一昨年だっただろうか、上司に無理やり飲まされた酒で悪酔いして家に帰った時に
部屋中へ撒き散らかしてしまった吐瀉物を翌朝、半分泣きそうになりながら片付けた事を思い出す。

しかし……胃液の臭いに混じって今日食べた牛丼のなれの果ての臭いも混じって……何とも言えんなこりゃ……、

―――あれ?なんで臭いだけで牛丼が混じってるって判別できるんだ?
そもそも俺はこんなに嗅覚が鋭かったっけ?

まあ良い、そんな事はともかく、
先ずはこの汚物を早く片付けないと床に染みが付いてしまう、雑巾雑巾っと……

500 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:29:36 ID:9SLXJx+D]

「――って、何じゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」

雑巾を取ろうとして伸ばした自分の手を見て
俺は思わず昔懐かしの太○に吠えろのジー○ン刑事ばりの叫び声を上げてしまう

俺がつい叫んでしまうのも無理はなかった、
台所に置いてある雑巾を取ろうと伸ばした自分の手が、何時も見ている人間の手ではなかったからだ
基本的なフォルムこそ人間の手に似ているが、手の甲、いや腕のほぼ全体が灰色の獣毛に覆われており
手のひらの方を見ると指の内側辺りだけ毛がなく、それはまるで犬や猫の肉球、いや、そのものだった。
しかも爪もまた人間の扁平な爪ではなく、今の指先から伸びる爪はまさに獣の持つ鋭い爪だった。

……ちなみに、手のひらを見た際、つい自分の指先の肉球をぷにぷにと触わった事で、
その触った時に指先に感じた何とも言えない心地よさと同時に肉球から何だかくすぐったい感触を感じ
この毛むくじゃらの手が特殊メイクとかではなく地の物だと改めて判別したのは内緒だ。

「まさか、まさかとは思うが……」

変わり果てた自分の手をまじまじと眺めた後、
ようやく意識がはっきりしてきた俺は激烈に嫌な予感を感じ、
ずっと爪先立ちをして歩くような慣れない感覚で何度か転びそうになりながら洗面台の方へ走る。

「……や、やっぱりか……」

洗面台に来た俺は、其処にある鏡を見て茫然自失といった感じで言葉を漏らす、
何故なら、鏡に映った俺の姿は人間の姿から大きく変貌していたからだ。

まず、色白だった俺の肌はその殆どがフサフサな灰色の獣毛で覆われ、
余り厚くなかった胸部は隆々と言う言葉が合うくらいに分厚くなっており、
どちらかと言えばビール腹一歩手前の弛んだ腰周りも、逞しさを感じさせる六つに分かれた腹筋に取って替わり
友人からは生っちょろいと良く言われた腕も、其処ら辺の格闘家も真っ青なくらい太く逞しく変貌し
50m15秒しか出せない偏平足気味な脚も、獣のそれを感じさせる疾駆する為に作られた踵の無い脚となり
緊張感の無い平々凡々な日本人的な顔も、何処か精悍さを感じさせる金色の瞳を持つ狼の顔へ変わり
無論、顔と同じくその歯も狼の持つ凶悪なまでな鋭さを持った歯牙へと変貌を遂げ
おまけに狼の尻尾が臀部の辺りが裂けたズボンから覗いて見えた。

そう、俺は人間から狼系の獣人へと変身してしまったのだ。


「……何て言うか……性質の悪い悪夢だな……」

俺はポツリと呟きを漏らし、
暫し鏡の向こうの変わり果てた自分の姿を呆然と眺めるしか出来なかった……



501 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:31:34 ID:9SLXJx+D]
今回の投下分は以上です、続きは明後日辺りになるかと思います。

エロス無くて済まん……orz

502 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/09(月) 00:41:07 ID:9SLXJx+D]
訂正前のを出したみたいで……と言う訳で訂正……orz

>>499
×「うわ、こりゃ後片付けが大変だな……友人にしこたま飲まされて酔っ払った後の事を思い出すよ……」

○「うわ、こりゃ後片付けが大変だな……上司にしこたま飲まされて悪酔いした後の事を思い出すよ……」

503 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/09(月) 01:35:10 ID:S8amg1PJ]
久々の投下、GJであります。読みやすくて良い文章ですな。

どちらかと言うとエロより相方の方の獣化描写に期待sage。

504 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/09(月) 18:53:41 ID:CAqPh2Cz]
>>503
俺もエロは半分どうでも(場合によっちゃ15禁クラスでも)いいから、♀→狼化の描写の充実希望。

505 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 06:53:30 ID:DyKanGIg]
スレの場所もあるが、やっぱり♀獣化の希望が多いんだな
でもなかなか無いよな、萌える♀獣化
まぁ、獣化自体そう多くないんだが

506 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 14:06:34 ID:kYwcJqeS]
♀獣化のほうが多くないか?・・・と思う俺は♂獣化派。

507 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 15:02:27 ID:VRLJsz3T]
エロだけなら他スレもあるが獣化はここならではだし。

508 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 15:23:13 ID:JYS+m14f]
俺は上司とともに東北地方のある都市に出張した
上司は「ここは日本三大ブスの産地だから、歓楽街は期待するなよ。」と言った
俺はそんなことはむしろどうでもよく、インターネットの掲示板で囁かれていた噂に惹かれていた
その噂とは、この街に毎日獣人が出現するという噂だった

俺は出張先での仕事を終え、出張先の誘いを振り切ってその獣人がひんぱんに目撃されているポイントへと向かった
簡単な地図を頼りにたどりついた俺は後悔した
目の前に女子高があるからだ

言っておくが俺は変質者ではない
だが噂の真相を確かめるため近くに潜んだ

校門のあたりがさわがしくなってきた
どうやら下校の時間のようだ

俺はじっと身をひそめて様子をうかがった
自転車に乗った女子高生が出てきた
顔を見た

まるでゴリラのようだった

徒歩でやってきた女は、ブタだった

509 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 19:19:31 ID:fJAphSrs]
みんな俺のコメントを最後にスルーね

510 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 20:40:35 ID:ekJ3EeKO]
コピペ改編

俺は上司とともに東北地方のある都市に出張した
上司は「ここはド田舎だから、歓楽街は期待するなよ?」と言った
俺はそんなことはむしろどうでもよく、インターネットの掲示板で囁かれていた噂に惹かれていた
その噂とは、この街に毎日獣人が出現するという噂だった
そしてもうひとつの噂がある、
ある時期となると、この街に住む男はこの辺りには全く近付かないらしい。
俺はその噂が気になったが、獣人を目の当たりに出来るなら気にしない事にした。

俺は出張先での仕事を終え、出張先の誘いを振り切ってその獣人がひんぱんに目撃されているポイントへと向かった

簡単な地図を頼りにたどりついた俺は後悔した
目の前に女子高があるからだ。

言っておくが俺は変質者ではない
だが噂の真相を確かめるため近くに潜んだ
身を潜めたのは変に見付かって騒がれると色々と拙いからだ

校門のあたりがさわがしくなってきた
どうやら下校の時間のようだ

俺はじっと身をひそめて様子をうかがった
やがて自転車に乗った女子高生が出てきた
顔を見た

狼だった

徒歩でやってきた女は、猫だった

噂通りだ、いや、それ以上だ
目の前の女子高は獣人専門の女子高だったのだ

俺は興奮を隠せないまま、夢にまで見た雌の獣人達を観察しつづけた、
だが、俺は失念していた

今が、この街の男達がここに近寄らない時期だと言う事を

不意に肩を叩かれ、俺は振り向いた
俺の目の前に、息を荒げ、目を潤ませた狐の顔があった、

目の前の狐は発情している
それに気付いた時には俺は狐に押し倒された。
狐に顔を舐められつつ俺はようやく理解した、今が彼女等の発情期だと言う事を

だが、後悔先立たずと良く言った物で
周りを見れば騒ぎに気付いた他の獣人達が集まってきている所だった。

周りを取り囲む獣人達によって俺は瞬く間に服を剥ぎ取られ、身体中を舐め回され、彼方此方を犯される。
気付けば俺の身体は獣人達の愛液にまみれ、快感に身体を震わせるしか出来なくなった。

もう何発抜かれたのだろうか、もう憶えていない。
この時期、この辺りに男は近付かないと言う理由を身をもって知りつつ、俺は意識を闇に沈めた。



511 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:04:37 ID:yUN0mB2P]
>>490-500の続きを投下します
獣化描写について期待に添う物になっていれば幸いです。

512 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:05:21 ID:yUN0mB2P]

――――――唐突だが、俺は困っていた。

困っている理由は唯一つ、俺の身体の事だ。
いきなり激しい痛みに襲われてのた打ち回った挙句、
気が付いて見れば俺は人間の姿から狼男へと変貌を遂げていたのだ。
一応言っておくが俺は正真正銘の混じりっ気の無い人間だった……ついさっきまで、だが。

俺は暫し呆然とした後、これは何かの悪い夢かと何度か頬を抓って見たが、
結局、毛に覆われた頬が痛むだけで目が覚める訳でもなく、現実は何も変わる事はなかった。
俺は一体、何でこんな姿になってしまったのだろうか……?

      
     【MOON・LIGHT 第1夜 2話目 月夜に獣人(けものびと)は笑う】

513 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:06:20 ID:yUN0mB2P]


「はあ、こりゃ一体如何なってんだ……?」

リビングで手鏡に映った狼の物へと変わり果てた自分の顔を眺め、呟きをを漏らしつつ
指で頬を摘んで軽く引っ張って見たり、耳をピコピコと動かして見たりする。

洗面台で自分の姿を見て驚いた後、何時までも呆然として居る訳にも行かなかったので、
取り敢えず床の吐瀉物を片付け、色々と自分の身体を確かめた結果、
やたらと嗅覚も鋭くなった上に、夜の明かりをつけていない部屋にも関わらず周囲も良く見えるし
更に例に中身の入った缶ビールをいとも容易く握り潰せた事(無論、後で片付けた)から、
今の俺のこの姿は着ぐるみだとか特殊メイクだとか言う物ではなく、
マジで俺は人狼に変身してしまっている事が判明した……なんてこったい\(^o^)/
まあ、思うとおりに動くフサフサの尻尾や獣耳がちょいとラブリーだと思ったのは否定しないが。

因みに、今の俺の格好は腰にタオルを巻いただけで他は何も着けていない状態と言う、
絶対に他人には見られたくない格好だったりする。
と言うのも、俺が人狼に変貌した際に着ていた服やズボンが身体の変化に対応できずに全て破け、
おまけに人間の姿だった時に着ていた服も、当然の事であるが今の身体には合わず着れなくなった為。
仕方なくこの様な半裸な状態となった訳で……

「……参ったなぁ…………こんな格好じゃあ仕事にも行けないし、世間にも顔出しできないし……ハァ……」

こんな格好では迂闊に街中を歩けやしない、下手に街中に出ようものなら確実に注目の的になる。
この姿が着ぐるみですと言って誤魔化したとしても余りにもリアル過ぎるし……
つか、着ぐるみを着て会社に行く理由とかの言い訳も思いつかない、と言うか思いついたらスゴイ。
これじゃ確実に会社はクビだ、そして新しい職を探そうにもこの姿では見つかる筈も無いだろう。
いや、それ所かこの姿の物珍しさで何処かの研究所か見世物小屋に連れて行かれて
一切の自由を失った不遇な一生を終える事になりかねない。
無論、そんな一生は御免被る、かと言って外に出られないままでは生活に困る事になる訳で……

514 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:07:46 ID:yUN0mB2P]
「……やれやれ、これから如何した物か―――」
「……どうやら、目覚めた様だな、お前の内に眠っていたモノが……私の見込み通りだ」
「――――――っ!誰だっ!?」

唐突に背後に掛かった声に、驚いた俺は思わずピンと耳を立て尻尾を逆立てつつ振り返り見ると、
ベランダの前、其処で煌々と照りつける月光に照らされる形で少女が壁を背に佇んでいた、

見た所、年齢は十代と言った所か、肩まで切り揃えられた艶やかな黒髪、
整った顔立ちに鋭い眼差しのどちらかと言えばクール系と呼ばれる文字通りの美少女で、
何処の学校の物かは知らないが、着ているセーラー服はかなり似合っている……少々場違いだが。
何時の間にか俺の部屋に現れたその謎の少女は狼獣人に変貌している俺の姿を見て驚く所か、
求めていた物を見付けたかの様に腕組をしながら口元に微笑を浮べていた。

つか、この少女、見た所ベランダから部屋に入って来た様なんだが、この部屋は6階……何者ですか?
ひょっとして泥棒?いや、そもそもセーラー服を着た泥棒なんて聞いた事も無いが……

「……フフッ、その様子だと、私の事を忘れている様だな?」

疑問と警戒の眼差しを投げかける俺を見て少女は口の端で笑い、妙な事を言い出す。
……忘れている?はて……俺は何時この少女と出会ったのだろうか?

言っておくが俺がセーラー服を着ている様な少女と付き合っている憶えなんて全く無いし(そもそも犯罪だし)
以前に少女と関わり合いになるような事をした憶えなんぞ………いや、待てよ?

――――俺はこの少女と出会っている、それもかなり最近に。

それに気付いた時、俺は思わず「あ……」と小さく声に漏らしてしまう。
そんな俺の様子を思い出したと見たのだろうか

「ふむ、思い出したか……なら、大神峠、と言えばもっと思い出すだろう?」
「まさか……」

少女の投げかけた言葉で記憶が完全に甦った俺は口を開き、

「……白い無地のパンツ!」
「…………」

 ど か っ !

「―――ぐへっ!?」

頭に浮かんだ事をつい口走ってそのまま無表情で歩み寄った少女に蹴られてしまう、痛い
……まあ、変な事を言った俺が悪いんだけど。

「……つまらない事を言うなら、蹴るぞ?」
「いつつ……蹴ってから言わないで……
えっと、確か俺が大神峠で事故った時、倒れている俺に変な物を飲ませた子だろ?」
「そうだ、思い出したか?……全く、つまらない事を言わなければ蹴られずに済んだのだがな?」

全身に殺気を薄く纏わせた少女を前に、俺は蹴られた所を擦りながら思い出した事を言う。
それを聞いた少女は纏っていた殺気を消し、やれやれと言いたげなポーズを取る。
……この子って、見かけによらずバイオレンス(暴力的)……

515 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:08:56 ID:yUN0mB2P]

「じゃあ、今度は俺から聞くけど、君は一体何者なんだ?それに俺に飲ませた物は一体何なんだ?
今のこの姿になったのは君が飲ませた物が原因なのか?それと俺はお前では無く沢村 宏一って名前がある」
「私の名は月詠 時子(つくおみ ときこ)、私が何者かは後で語る。
そしてお前に飲ませた物は『月の欠片』と呼ばれる物で、お前の中に眠る物を目覚めさせる媒体であり
その『月の欠片』が作用した結果が今のお前の姿だ。それとお前の事はお前と呼ぶので十分だ」

今度は俺がまくし立てる様に質問(一部要望)を投げかけるが、
それに対して少女、もとい時子は全く動じる事無く返答(一部却下)をする。
ぐむぅ……なんか負けた気分になったのは気の所為か?……と、それより更に聞くべき事がある。

「じゃあ、月詠さん、『月の欠片』がどう言う風に作用して俺は変身してしまったんだ?
まさかと思うけど事故の時の大怪我が殆ど治り掛けてたのも
そして何故、お前さんは俺に『月の欠片』を飲ませたんだ?」
「一つ目の質問だが、少し違うと言えば違うな、
『月の欠片』には人間の誰しもが持つ獣としての因子を目覚めさせる力を持っている、
そして目覚めた獣の因子は徐々に人間の細胞を別の物に作り変えて行くのだ
死ぬ程の大怪我をしていたお前が死なずに済んだのも、そして獣人へと変身してしまったのも
『月の欠片』で目覚めたお前自身の中に潜む『獣』の因子がお前を構成する細胞を変質させた結果だ
特に、『月の欠片』の作用は死に掛けている時と満月の時が最も強くなるからな、
まだ『月の欠片』を受け入れたばかりのお前が、満月を見て変身してしまったのも無理も無い……
まあ、私はそれを見越して、この満月の夜にお前の元に来た訳だが」

むぅ……説明してもらって何なのだが獣の因子とか、細胞が変質とか難しく言われても
学生時代の成績が五段階評価で3か2が殆どだった俺の理解力では何が何なのやら……
まあ、唯一分かる事と言えば彼女が俺の命の恩人と言う事なのだが……

「そして二つ目の質問だが、何故お前に『月の欠片』を飲ませたかだが
『月の欠片』を通常の人間に飲ませた場合、
普通では、人間の持つ”人間としての意思”で獣の因子を抑える事が出来ず、
その結果、『月の欠片』によって目覚めた獣の因子に心を喰われ、発狂し、身も心も獣と化す事になる。
だが、お前は事故によって死に瀕しても尚、生への強い意思を秘めた目を私に向けていた。
お前のその意思の強さならば心が獣の因子に喰われる可能性は低い、と私は判断し、
私は『月の欠片』をお前に飲ませた訳だ。それでも上手く行くかは如何かは五分五分だったのだがな?」

なるほど……あの時は生きるのに必死だったからな、それがある意味功を奏した訳か……ってちょい待て!

「あの……月詠さん、上手く行くか如何か五分五分って言ったけど、
もし上手く行ってなかったら俺は如何なってた訳だ!?」
「む?さっきも言ったが、そうなった場合、お前は身も心も獣と化して本能の赴くままに暴れ回っていただろうな
……それと言って置くが、私の事は時子だけで良い、他人行儀なさん付けも要らんぞ?」
「……月詠さ…いや時子、上手く行ったから良いけどさ、それってはっきし言って洒落になって無いんじゃ……?」
「ああ、本当に洒落にならんな、もしお前が獣となっていたら私は他人のフリをしていた所だ」
「…………」
「……冗談だ、だからそんな目で私を見るな。……それで、他に聞きたいことは無いか?」

さっきのは冗談に聞こえなかった、と彼女に言いたかったが、俺は敢えて言うのを堪えて
俺が一番聞きたかった事を彼女に聞いてみる。

516 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:12:21 ID:yUN0mB2P]
「じゃあ、時子、俺は今のこの姿から元に戻れるのか?」

そう、この獣人の姿から人間の姿へ元に戻れるのか、と言う事を。
はっきり言って今のこの姿のままでは色々と支障がありまくるのだ、
このままじゃ会社どころかコンビニすら行けないし、戻れる事なら早い事、人間の姿に戻りたいのが今の心情だ。

「ふむ、お前の言う元の姿、言えば人間の姿に戻れるか如何か、と聞いているのか?……戻れると言えば戻れる」
「だったら早く元に戻してくれよ!」
「待て、まだ私の話は終わっていない、人間の姿に戻る為にはお前はまだ『仕上げ』が済んでいない
それさえ終われば、お前の意思で自由に人間の姿に戻る事が可能となる
だが『仕上げ』が終わらないままでは、お前はずっとその姿のままだ
「『仕上げ』?……それが終われば元に戻れるんだろうけど……その、なんだ『仕上げ』ってのは何なんだ?」

彼女の言う『仕上げ』の意味が分からず、俺は思わず首を傾げる
そんな俺に彼女は妖しい笑みを浮べると、

「フフッ、そう慌てる事は無い……これから『仕上げ』を始めるからな」

バサッ

「……なっ!?」

ちょっwwwwおまwwwww一体何を!?と、俺が心の中で驚くのも無理はなかった
何せ彼女が迷う事なく着ている服を全て脱ぎ捨て、俺の目の前にその白い裸体を晒したからだ。
あ……時子って結構着やせするタイプだな、とか俺が思っている間も無く、


517 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:13:02 ID:yUN0mB2P]
「……フッ――――――」

ギシッ……ミシミシミシッ……

彼女はベランダから差しこむ月光に裸体を晒す様に両手を横に広げ、
目蓋を閉じ、息を吐いて身体に力を込めると同時に
彼女の身体がざわりと震え、彼女から何かが軋むような小さい音が聞こえ始める。

「この音……!?」
「―――くっ……ハァァァァァァァァッッ……」

その音が、あの時、俺が狼獣人へと変貌し始めた時に聞こえた物と同じだと気付いた時には
彼女は苦痛だけでは無く興奮も入り混じった声を上げ、身体を変貌して行く所だった。

ビキビキッ……ギシッギシギシミチミチミチッ……

先ず、彼女の体付きから変貌は始まった。
全身の骨格が今ある形から別の形へと再構成されて行くらしく、目に見える速さで身体の体型が変化を始め、
それに従う形で全身の筋肉が嫌な音を立てながら盛上り、或いは変形してゆく。
少女の細く頼りない腕も、簡単に折れそうな首元も、歳相応に薄い胸板も、か細い腹部も、可愛らしい腰周りも、
そのいずれも余す所無く発達する筋肉によって音を立てて肥大化して行く、
特に脚は人間特有の踵のある脚から、獣の持つ踵の無い脚へと変貌するのが目に見えて分かった。
更に両手両足の爪も、ぎしぎしと音を立てながら人間の物から獣の持つ鋭い爪へと変化して行く
それと共にザワザワと小さな音を立てて彼女の全身の木目細かな白い肌が
ブラウンがかった灰色の獣毛に覆われてゆく
肩まで切り揃えられた黒い髪もまた、その色を全身を覆う獣毛と同じ色へ変えていく

「グゥゥゥアァァァァァァァァッッッッ……」

彼女が更に声を上げると共に増大する胸部の筋肉に合わせて胸の小ぶりの乳房が膨らみ始め、
同時に人間では退化している副乳も膨らみ始めた事で1対だけだった乳房が3対へと増えてゆく。
後腰の尾底骨の辺りから毛に覆われた狼の尻尾がゆっくりと生え、
十分に生えきった事を確認するかの様に尻尾がブルンと横に振られ、
同時に発達する筋肉と骨によって背も体格も大きくなっていっているらしく
変化がある程度進む頃には、どちらかと言えば同年代の女性に比べ小柄だった彼女の背丈は
獣人となった俺と比べてもやや低い位までの大きさとなる。

「ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァッッッ……」

そして彼女の声が咆哮に変わると共に、ギチギチと音を立てながら整った少女の顔が歪んでゆく
上下の顎が前へ伸びる様に変形し、その先端の鼻が黒く濡れた物に変わり、
口から覗く舌も長く厚ぼったく蠢きながら形を変え、歯並びの良い歯も肉食獣の持つ鋭い牙へと変形し
そして顔の両側の耳もまた、その位置を上へ移動しながら獣毛に覆われ、尖った形へと変貌してゆく。
苦痛によって口から溢れ出た唾液なのだろうか、それとも興奮によって秘部から出てきた愛液なのだろうか、
そのどちらともつかない粘液が彼女から床へとぽたりと滴を落とす。

「フゥ……フゥ……フゥ……」

彼女が上げる声が止み、荒い息へと変わる頃
何時の間にか彼女の両目の瞳は黒色から変貌した俺と同じ金色へと変り……

「フフッ、久しぶりにこの姿になったが……やはり爽快な気分だな」

変貌が終わった後、息を整えた彼女は獣人と化した自分の身体を見やり、口の端に笑みを浮べ
自分の指先と爪を扇情的に舐め上げながら喜びに満ちた声を上げる。

「…………」

それに対して、俺は未だに目の前で起きた事が理解が出来ず、
只、呆然と数分前までは少女の姿であった雌の狼獣人を眺める事しか出来なかった。

518 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/10(火) 22:15:58 ID:yUN0mB2P]
今回は以上です、
次回はエロスです、かなり激しいです。ハイ
wktkして待っていただけると幸いです(汗

519 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 23:45:25 ID:Uhsr0Zl4]
なんというクオリティ

期待

520 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/11(水) 00:01:39 ID:A8btf4hf]
>>512-518
速攻で保存してバックアップ取った。
GJにも程がある。まさしく俺の見たかったもの。



521 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/11(水) 08:40:45 ID:6rVJEl1u]
VITALIZE!

522 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/11(水) 17:29:23 ID:UdL6/RqJ]
かなりシニカルになりそうなところをViperなノリで軽くしているのがいいな
これをサイトで公開していたr(ry

523 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/12(木) 18:46:53 ID:cEh7POHU]
続きwktk

524 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:25:31 ID:1tKFC/OR]
>>490-500>>512-517の続きを投下します。
本当は昨日投下する予定だったけど規制の所為で………(´;ω;`)

525 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:26:15 ID:1tKFC/OR]

――――唐突だが、俺はかなり驚いていた

もうこの時点で唐突じゃ無いだろ!とかツッコミされてもスルーしか出来ない訳で。

まあ、それはさて置いて、今日は何だか驚く事が多過ぎである、
多分一生の半分とはいかないが3分の1は驚いていると思う。

と言うのも、何気に満月を見たらいきなり身体は痛熱くなって気を失うわ、
それで目が覚めたら俺の身体が狼獣人に変貌しているわ、
その事に驚く間も無く、何時の間にかセーラー服姿の少女、月詠 時子(つくよみ ときこ)が部屋に入っているわ
しかもその少女が目の前で今の俺と同じ狼獣人に変身するわ……
ひょっとしたら今日の俺はナニかに憑かれているのかもしれない。

……それも、月の光が大好きなナニかに……


      【MOON・LIGHT 第1夜 3話目 月輪(がちりん)に狼は咆えゆ】



526 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:27:20 ID:1tKFC/OR]

「な、な、な、な、なっ!?」
「コラ、お前も私と同じ獣人だと言うのに何を驚いているのだ?
……いや、驚くのも無理も無いか、美少女が目の前で狼獣人に変身したのではな?」

目の前で少女が狼獣人へと変貌した事の驚きの余り、俺は自分の姿も同じ狼獣人である事を差し置いて、
尻尾を丸めて腰を抜かし、狼獣人となった目の前の彼女を指差したままどもりまくった声しか出せないでいた。
その俺に対し、彼女は口の端を笑みの形で歪めながら俺の側まで歩み寄る、
……何だか凄まじくイヤな予感。

「まあ、それよりだ、早速で悪いが『仕上げ』に取り掛かろうか……」
「え!?ちょ……まてまてまてっ!『仕上げ』ってのはまさか!ってヤメおまっ!」

おもむろにしゃがみ込むと俺の腰に巻いている唯一の着衣であるタオルをあっさりと剥ぎ取る、
―――うわぁぁぁぁぁぁぁ!?イキナリナニスルンディスカッ!?

俺は慌てて股を閉じて精一杯の抵抗をするのだが、
彼女は両手に力を掛けると俺の股を一気にこじ開け、イン○ン・オブ・ジョ○トイ真っ青のM字開脚にさせると
腰の尻尾をバタバタと振りながら顔を股間へと近づけてゆく。
―――か、母さんにもM字開脚にさせられた事無いのにぃっ!

「フフッ、久しぶりの雄の臭い、これは……堪らない物があるな……」
「――――ひぁっ!?」

俺が抵抗するも空しく、まだ慣れない身体の所為か、
力もろくに出せないままに彼女に組み伏せられ、彼女の長い舌がベロリと俺の股間を舐め上げる、
少しだけ舐められただけだと言うのに、まるで腰に電撃が走ったかの様な快感が俺の脳に突き刺さる。

その股間から脳まで突き上げる刺激に反応したのか
毛皮の鞘に収められていたピンク色の肉棒が出番とばかりにムクムクと臍の辺りまで伸び上がり怒張してゆく。
うわ、自分のモノだけどこんなに……あ、そういや、ここも狼の物へと変貌してたんだっけ……

「……や、止めろって……こら……」
「ほう、お前は止めろと言うが、それに対してここは……全く止めてほしく無さそうだな?」
「うう……」

下腹部で肉棒を怒張させながら尚、俺は彼女を止めようとするのだが(初対面な上に初めてだし)
彼女は金色の目を淫らに輝かせると怒張した肉棒を指で弄りながら意地の悪い事を言って俺を惑わせる。
そりゃーさぁ、刺激を受けたら反応するのが人間(獣人?)の性(さが)だけど……


527 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:28:05 ID:1tKFC/OR]

「さて、先ずは口で頂くとする……動くなよ?牙でお前のモノを傷つけたくないからな」

う゛……流石に痛い目を見るのは勘弁、と思い抵抗を止めた矢先に俺の肉棒が生暖かい何かに包まれる。
見れば彼女が狼の口で俺の肉棒を優しく、そしてしっかりと咥えこむ所だった。

うぁ……き、気持ち良過ぎる……
彼女のぬめぬめざらざらとした長く生暖かい舌を肉棒へと巻きつき、敏感な先端や裏筋を責めたててゆく。
その刺激は何時もオナニーでする物とは段違いに凄まじく、その快感で俺の視界を白く霞ませてゆく。
更に時折、牙がコツコツと肉棒に触れるが、それは逆に刺激となって更に俺を昇り詰めさせる。

「うっ……くぅ……」
「中々耐えてくれるな……だが……これならどうだ?」

思考が痺れるほどの快感を必死に耐える俺の様子を見て、
彼女は1度咥えていた肉棒を離し、狼の目を意地の悪そうな笑みの形に歪め、
再び肉棒を口に咥えるとぢゅうと音を立てて一気に吸い上げる。

「で…でるっ!もう耐えられ…ない!」

その吸引の刺激は凄まじく、辛うじて耐えていた俺の意思を彼方まで吹き飛ばし、
脳から腰、そして腰から肉棒へ突き抜ける様な放出感となって肉棒の先から迸った。
そして肉棒から全身へ痺れる様な快感が走り、腰を震わせ、手足から力が抜け、視界が白く霞み。
俺は口から舌をだらりと出して荒い息を付くしか出来なくなった。

「んぐっ……ふむ……濃い、凄く濃いぞ、お前の精は……さては、お前は初物だな?」
「……うう、初物で……悪かったな……」

彼女は俺の肉棒から迸った精を咽喉の奥で受けるが、
全てを受けきれずに口の端から唾液の混じった白濁液が溢れ出す。
その溢れ出した液を指で拭って、指先に付いた精液を舐め取りながら狼の顔で妖しい笑みを浮べる。
うう、相手が狼の顔だってのになんかすっごくいやらしく感じる。


528 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:29:24 ID:1tKFC/OR]

「さて、今度はお前が私を気持ち良くさせてくれ」
「え?……わぶっ!?」

彼女の言葉に俺が疑問に思う間も無く、彼女が俺に体重を掛けて押し倒し、
更に仰向けとなった俺の顔に尻を向けた状態で覆い被さる。

押し倒された俺は何をされたのかも分からず、
俺の顔にぎゅうぎゅうと押し付けられる毛皮に覆われた甘い匂いを放つ熱くぬめった物が
獣人と化した彼女の秘裂である事と、そして彼女が何を望んでいるのかを俺が理解するまで数秒を要した。

こうなったらなるよーになれ、と俺は本能の赴くまま
無我夢中で鼻先にある甘い匂いを放つピンク色の秘裂を舐め上げ、
更に舌に塩味を感じながらその穴に舌先を伸ばして中を穿る(ほじくる)
舐める度に溢れ出てくる愛液と口から漏れる自分の唾液の所為で数分もしない内に顔がびしょびしょになるが、
我慢するしか出来ないのがちと辛い。

「ふっんぅん、そうだ、その調子だ……あふん……良い感じだ……お前、上手いぞ……」

しかし、俺が顔の毛並みをびしょびしょにしてまで舐めた成果は出ているらしく、
俺の肉棒を乳房で挟み込みながら指先で弄っていた彼女が身体を震わせながら喘ぎ声を上げ始める。
それを見て取った俺は更にもう一手と一番反応のあった秘裂の上の豆みたいな部分を集中的に舌で責めたて、
さらに吸いついて見たり、牙で軽く甘噛みして見たりする。

「――――――ぁっっ!?くぅ……!」

ブシュッ

「ぶ!……ぶへぇ!?」

そうしている内に彼女は声にならぬ声を上げると共にビクリと大きく身体を震わせ、力無く身体を横たえる、
それと同時に俺の顔に盛大に愛液が噴きかかり、それに俺は驚いて思わず情けない声を上げてしまう。

「……まさか私を、達させるとは……お前……初物にしては中々やるな?」
「そいつは……どうも……」

息を荒げながら顔を上げた彼女が上気した声で言い
俺はすっかりぐしょぐしょになった顔で答える。……と、何だか俺が情けないのは気の所為か?

529 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:30:16 ID:1tKFC/OR]

「さて……前置きは終わり、ここからが最終仕上げだ」

暫く余韻を味わった後、彼女は妖艶な笑み(狼の顔でやや分かりづらいが)で俺に微笑み掛け
そのまま俺の肉棒の上に跨ると、彼女の獣毛に覆われた手を俺の肉棒へ添えられ。
俺の下腹部の上でヒクヒクと蠢く彼女の秘裂から愛液が糸を引いて下腹部や肉棒を濡らしてゆく。

「や、やっぱ駄目だ!幾ら何でもいきなり過ぎるだろ!」
「……っ!?」

だが、俺はここまでいっておきながら踏ん切りがつかず、秘裂が肉棒を飲みこむ直前になって彼女を突き放す。
幾ら人間の姿に戻る為とはいえ、見ず知らずの少女とヤるなんて俺の倫理が許さなかったからだ。
しかし……

「……何故……何故、お前は私を拒む?……私が嫌、なのか?……」

突き放された彼女は狼の顔でも判る位に落胆し、悲しげな目を浮べて俺に問い掛けてくる。

「……え?……いや、その……」
「……確かにそうだろうな、お前は元々人間だったのだ、
人間の姿でなら兎も角、獣人の姿の私なんぞ抱きたくないと思うのが普通なんだよな……」

俺が返答に困っている側で、俯く彼女の目から光る滴がこぼれ始める、
その滴は彼女の涙だと気付いたのは涙で潤んだ彼女の金色の目を見た時だった

「戦争で同族の男が居なくなってから、私は何十年も寂しい想いをして、
長い時を流浪の旅に費やしてやっと『月の欠片』を受け入れられた男を見つけたのに……
……また、私は愛する男も居ないままで過ごす事になるのか?……そんなの、あんまりだ……」

う゛……このシュチュエーションは滅茶苦茶弱いんだよな……俺……

「わ、分かった、俺が悪かった……だから、続きをやってくれ……時子……」

仕方がなく俺は折れ、ひたすら泣きじゃくる彼女の側に寄り背中を撫でようとする…………が!

がっし

「よし、捕まえた、もう突き放せると思うなよ?」
「  え゛ !?」

おもむろに彼女の片腕が俺の首の後へ回され、
それに驚く間も無く更に両脚が俺の腰の後へと組まれ、対面座位の形でがっしりと抱すくめられる形となる。
俺は驚きながら彼女の顔に目を移すと、何時の間にか彼女の目からは涙が消え、
その代わりに『してやったり♪』と言わんばかりに彼女の目と口の端が笑みの形に大きく歪んでいた。

だ……騙されたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!女の涙の裏に針千本、俺は見事に彼女に釣られちまった訳かぁっ!?


530 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:31:15 ID:1tKFC/OR]

「さぁ、続きを始める……先に言っておくが、人間のものより凄いぞ?」

彼女が蠱惑的な笑みを浮べ、秘裂に肉棒をあてがうとゆっくりと腰を沈めてゆく。
ズプズプと音を立てて秘裂に肉棒が飲まれると同時に、彼女の膣壁が肉棒へと纏わり付いてくる。
ちょ……これは気持ち良いと言うレヴェルじゃない!?

「うっ……くぁっ!?」

俺はその刺激と快感に驚き、思わず其処から逃げようと腰を動かすが
それは余計に彼女の中へ突き入れる結果となる。

「くっ……フフッ……早速、お前のが膨らんで来た……さぁ、ここからが凄いんだぞ?」
「あっ……くっ……凄いって……何が……っ!?」

肉棒を包みこむ肉襞が蠢き、肉棒を胎の奥へ奥へと吸い込んで行く感覚に俺の思考の殆どが霞んで行く中
彼女の中に完全に飲みこまれた俺の肉棒の根元が自分でも分かる位に膨れ始め、彼女の膣壁を押し広げて行く。

「……さぁっ、出せっ!」

俺の肉棒の根元が完全に膨れきったのを膣壁の感覚で確認した彼女は強く腰を動かす。

ぶぶっ……ぶっしゅるるるるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ

「……ぐっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
「あはっ、出てる……出てるぞっ、私の中にお前の精が!」

その途端、腰から脳へと突き抜ける様に快感の電流が走ると同時に
まるでダムが決壊するかのように俺の中から何かが怒涛の如く溢れ、肉棒の先から大量に迸る。
その快感は口でされた時とは比べ物にならないくらいに凄まじく、
瞬く間に俺の思考は真っ白に塗りつぶされてしまう

……これ、が、人間の物より凄いって意味……か……?
そう、霞みがかった思考で考えつつ、俺は止めど無く彼女の中へと放出しながら腰を突き上げる。

びゅびゅびゅびゅるるるるるるるぅぅぅぅぅるぅるぅぅぅぅっっっ

「あっ!がっ!?ぐぁっ!!」
「あふっ、どうだ、獣人のはきもちいいだろ?わたしもっ、ぎもぢいいぞっ!」

腰を突き上げながら、身体の何処にそんな大量の精があるのかと思えるくらいに彼女の胎の中へと放出する中
噴き出される物を漏らすまいと、そしてもっと大量にと彼女の膣壁がグネグネと蠢き、
しっかりと肉棒へと巻き付いて絞り上げて行く。
その快感でもう何も考えられなくなる俺に対して、
彼女もまた、何度か絶頂しながら尻尾を振り回し快感で目を惚けさせて喘ぎ声混じりの声で叫ぶ。

ぶびゅびゅびゅびゅるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ

「あぐぅぅぅあ゛あ゛ぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
「あはははっ、凄いぞ、すごいぞおまえぇぇぇぇぇっっっ!!!」

既に凄まじい量を放出しているにも関わらず、肉棒も放出される勢いも萎える所か勢いを増して行く。
俺はぼうっとする意識の中で彼女の方を見ると大量に放出された物の所為か彼女の下腹部が膨れ始めている、
だが、それでも俺は自分の意思で止める事が出来ず、逆により強くガツンと腰を突き上げる。




531 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:35:08 ID:1tKFC/OR]

俺と彼女の下の絨毯が結合部から溢れ出る精液や愛液、口から漏れ出る唾液などでぐちょぐちょになり、
部屋の中が汗や愛液、精液などが交じり合った何とも言えない淫臭で満たされ
更に俺と彼女が上げる嬌声が周囲に響いてしまっていたとしても、もう俺は何も考えられなかった。
既に俺の意思は本能の色で真っ赤に染め上げられ、その本能の命じるままに俺は行動する。
如何すれば気持ち良いか、如何すれば彼女を悦ばせられるか、それだけが俺の思考に浮かぶ。
そして何ら疑う事も無く、俺は彼女の動きに合わせて腰を動かす、只、それだけだった。

「……ハッハッハッハッハッハッハッ」
「……ハッハッハッハッハッハッハッ」

肉棒から放出される物が半ばゼリー状になり始め、
結合部から溢れ出た液で絨毯どころか床までぐちょぐちょに汚される頃
俺も彼女も止まる事の無い絶頂の所為でお互いに息を荒げた狗の様な喘ぎ声しか出せず、
口からだらりと舌を出し、涎を絨毯へと垂らし、尻尾をバタバタと振りまわしながら
俺はただ本能の赴くまま、腰を突き入れ、そして彼女は腰をくねらせ、膣で絞り上げ、快感を追い求めて行く。
最早、其処に人としての知性は無く、只々快楽と絶頂を追い求める獣の交わりが続いていた。

「うっぐっっあぁぁっ!!」
「あ゛っ?あ゛っぁぁぁぁっ!!」

だが、どの様な物にも永遠に続く物は無い、
今までに無い位に腰に沸きあがる物を感じた俺は叫び声を上げながら彼女を強く抱きしめ、
腰を一瞬引いた後、突き壊さんばかりに彼女に突き上げ

「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぅぅぅ…」」

その動きでお互いにそれまでに無い絶頂を感じ、
夜空に浮かぶ満月に向かって自分の存在を誇示するかの様に咆哮を上げ、
抱き合い繋がったまま二人の獣は力無く横たわり、そのまま気を失い、寝息を立て始める。

―――夜空の満月は只、抱き合う二人を見守るかの様に静かに、そして優しく輝いていた―――

532 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:36:10 ID:1tKFC/OR]


――――唐突だが、俺は満月の輝く夜空の元を駆け抜けていた。

何故、俺が駆け抜けているのか俺自身にも分からない、
だが、満月の輝きを身に受けながら大地を疾駆する感覚は何処までも心地良かった。
ひょっとすれば満月の輝きがある限り、俺は世界の果てまで駆けぬける事が出来るかもしれない。

そう、俺は力を得たのだ、かつてヒトが文明を得る代わりに捨て去った力を得たのだ。
俺はそれが嬉しくもあり、同時に恐ろしくもあった。

ある程度疾駆した所で、俺はふと地面の水溜りに目を移す。
鏡面の様になった水溜りに満月と共に映った俺の姿、其処にはかつての夢で見た狼の姿があった。

そして、俺は理解した。

―――――――――俺は、人と獣の狭間の存在、獣人(けものびと)となったのだと……

         【MOON・LIGHT 第1夜 エピローグ】


533 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:37:24 ID:1tKFC/OR]

ピピピピピピピピピピピピピピ………

「う……」

不意に耳元で鳴り響いた騒音の所為で、俺は夢の世界から現実へと急に引き戻され
騒音の大元である目覚し時計を手探りで探し出し、引っ叩く様にしてアラームを止める。

「……あ、朝か……」

寝起きでぼんやりとした意識の中で、俺はゆっくりと体を起こしながら頭をワシワシと掻き周囲を見やる。
この朝日の眩しさの加減から見て、どうやら今日は快晴の様だ。

……んー、今日は気分良く起きれた……ってあれ?
背伸びをしようとして、ふと手を見やるとその手は獣毛に覆われ、鋭い爪を持った獣の手では無く、
何時も見慣れている毛が殆ど無い肌色で扁平な爪を持つ人間の手だった

「……あ、元に戻ってる!」

そのままテーブルの上に置いてある手鏡へと視線を移すと、
鏡には、手と同じく見慣れた緊張感の無い平々凡々な日本人的な俺の顔が寝起きの状態で其処にあった。
そう、俺は狼獣人の姿から人間の姿に戻っていたのだ。

しかし、妙だ……
昨日の事を思い返して見るとあの時は服も破けて裸になった上に、更にあんなに乱れた筈なのだが
今の俺はちゃんと服を着ているし、布団を敷いた憶えも無いのに布団で寝ているし、
身体の調子も何処もおかしくは無い、いや、むしろ調子が良い位だ。

「―――昨日のあれは夢だったのかな……?」

俺は今だボーっとする頭で、昨日の出来事を全て夢だったと結論付けようとした矢先。

「目が覚めたか?……全く、あの後、お前が寝たまま起きないから少し心配したぞ。
取り敢えずだ、『仕上げ』の方は滞り無く終わった、今の調子はどうだ?」
「……夢じゃなかったのか……」


534 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:38:57 ID:1tKFC/OR]
声の方に視線を移すと、其処にやや困った感じに腰に手を当てたセーラー服姿の少女、もとい時子の姿があった。
俺は彼女を見て疲れた様に呟きをもらし、再度頭をぽりぽりと掻くと

「良し、寝直すか」
「…………」

ど げ っ !

「―――っ!?っっっっ!!!」

そのまま寝直そうとした俺は、彼女が無言で放った蹴りを顔面に食らい悶絶する事になる
……い、痛ひ……

「寝るな、蹴るぞ?」
「……蹴った後で言わないで、時子……あつつ……」

蹴られて痛む鼻の頭を擦りながら、俺は先ほど俺を蹴飛ばした彼女へ弱弱しく抗議の声を上げる。

「人を勝手に夢だと決めて寝ようとするお前が悪い。
全く、私が選んだ男がこんなのだったとは自分が情けなく思える……」
「をいをい、俺がこんなので悪かったな……」

こんなの、と言う言葉に少しだけムッとした俺に、彼女は意地の悪い笑みを浮べて

「まあ良い、昨日のあれで帳消しにしておくとしよう。私があそこまで乱れたのは久しぶりだからな……」

き、昨日のあれ……昨日の情事を思い出し見る見るうちに俺の顔が赤くなってゆくのが自分でも分かる。
そういや、あれが俺の初めてだったんだよな……何と言うか……

「さて、そんな事より私は腹が減った、何か食わせろ」
「…………」

何と言う態度の変わり様、俺は唐突に眩暈と頭痛を感じ思わずこめかみを手で抑える。
いきなり何か食わせろって……ってちょい待て、

「お前さん、ひょっとしてここに居付くつもりか?」
「む?初めからそのつもりだが、それが如何したのだ?
……まさかとは思うが命の恩人に礼をしないのがお前の主義なのか?」
「えっと、俺はそう言う主義では無いです……」
「だったら早く飯を食わせろ、私は腹が減って仕方が無いのだ」
「……分かりましたよ……はい……」

……結局、そうなるのですね……?
俺はより激しくなった精神的な頭痛を堪えながら、
腹を空かせた彼女がこれ以上五月蝿くならない内に朝御飯を作るべく台所に向かうのだった。

―――第1夜、終―――

535 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:40:07 ID:1tKFC/OR]

     第1夜 おまけ


「―――そういや、時子、少し聞きたい事があるんだが……」
「む?私に聞きたい事か?よし、何でも聞いてくれ」

朝御飯のハムエッグを食べながら、
俺はテーブルの向かい側で3杯目の御飯の御代りをする彼女に質問をする、
そう、俺が一番彼女に対して一番気になっていた事があるのだ、それは、

「なら聞くけど、お前さんは今何歳なんだ、聞いた限りだと見た目以上に――――」

ど が す っ !

「―――ひでぶっ!?」

質問を言いきる前に―――彼女から返ってきた答えは、無言のグーパンチだった。

「女性に年齢を聞くのは野暮だと聞かなかったのか?お前は」
「……わ、わはりまひた……もうひひまへん……(訳 わかりました……もう聞きません)」

そっぽを向き、ハムエッグの黄身に醤油を垂らし掻き混ぜながら怒る彼女を前に、
見事なまでに頬を腫らした俺は弱弱しく同意する。

以降、俺は彼女に対して年齢を聞く事は無かったのだった……

―――おまけ 終―――

536 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 19:41:06 ID:1tKFC/OR]
以上です

第2夜はまだ構想の段階ですので気長に待っていただけると有り難いです(汗

537 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/12(木) 21:22:46 ID:gZyyp7Qu]
>>536
超GJ!晩飯食いながら読もうとしたら大変な事になるくらいGJ!
で、文章を読んで気付いたんですが、
通りすがり氏、擬人化した凶暴な♀動物が逆レイプするところで猛威を奮われた方ですね?
違ってたらごめん

538 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/12(木) 21:37:41 ID:cEh7POHU]
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!GJGJ!!!!!!!!!!

539 名前:通りすがり mailto:sage [2007/07/12(木) 21:57:50 ID:1tKFC/OR]
>>537
HAHAHAHA、さぁ、何の事やら……?

……はい、見事なまでに正解です(滝汗


540 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/13(金) 01:50:25 ID:wCoX+d0q]
>>536
乙……っていうか射しながらついちゃうなんて、どんだけエロいんだよ!
別スレで投下してたのがバレてうろたえる所もステキだぜ!

って俺何キャラ



541 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/14(土) 01:59:09 ID:avHxOWhJ]
まさに獣の如きセクロスGJ!!

542 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/19(木) 07:54:37 ID:UEQ5g1Pv]
保守

543 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/19(木) 20:55:28 ID:I0uFtLNf]
熊×猫投下予告しつつ保守

544 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/20(金) 01:08:05 ID:9HOXoM7B]
期待保守

545 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/20(金) 04:58:58 ID:qY/XQxhl]
その間にソフトバンクのCMのお父さんの獣化について考えようぜ

546 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/20(金) 09:51:21 ID:QG0H0usm]
おれは いやだぜ

547 名前:ホモトゥリャン [2007/07/20(金) 19:59:18 ID:GN6oAedk]
いいから♂だせよカス

548 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/21(土) 02:27:20 ID:YLYVWsdG]
お前にはまだ早い!

549 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/21(土) 04:17:58 ID:NSujmj5P]
ケモチンなやつが読みたい

550 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/21(土) 18:36:13 ID:OwS24LKN]
ケモチンといったら馬の巨チンと豚のドリルチンポぐらいしか思いつかん



551 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 11:09:34 ID:8Dad9ZZ7]
犬チンがあるジャマイカ

552 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 14:05:08 ID:ztsm7MNR]
犬:根元にコブ。結合すると膨らんでしばらく抜けなくなる
猫:トゲ。刺激で排卵を促すがやられる雌の方としては痛いっぽい。鬼畜で無いと使いづらい?
豚:ドリル。細長く子宮口まで伸びて直接注ぎ込む。精液が大量で数十分間出っ放し
馬:巨根
亀:・・・・・・・・・

くらいしか知らないなぁ。どれも文章表現難しそうではある


553 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 15:06:44 ID:kGfyY3w2]
絵の場合でも、国産絵師ではケモショタに「赤い円錐」がせいぜいだよな
海外絵師はそこも動物的にリアルに描いてる人も多いが、それで萌えるかって言うと一概には…

リアルケモチンで萌えられるような表現をするのって難しいのかも知れない
ケモチンなやつが読みたいって人は、どういうところがツボで
どういう風にケモチンを活用したものを読みたいのかってのを語って欲しい

554 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 19:26:33 ID:ome2ERMC]
そしてそこに職人という名の神が降君臨するわけだな

555 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 23:43:25 ID:u0MKmkP1]
自分のチンがケモチンになったら泣けるな。
猫以外ならいい気もするけど・・・。豚の精液量とか憧れるしな。

556 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 23:48:27 ID:peQdChQf]
>>555
こんな感じか?
ttp://www.pornstarvideosex.com/galleries/freaks-of-cock/foc-maria-belluci-cumcovered/04.mpg
※3次ヒト化ホモサピエンス動画注意

557 名前:556 mailto:sage [2007/07/22(日) 23:51:40 ID:peQdChQf]
ついでに18禁注意

558 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 23:54:23 ID:qEGABnnq]
>>556
三次元でここまで来ると気持ち悪ぃな・・・

559 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 23:58:31 ID:peQdChQf]
一体どんな食生活と訓練をすればこうなるのか小一時間問い詰めたい。
最近飛ばずに垂れるようになってきた漏れとしてはorz






ちょっと健康相談(大人)板逝ってくる。

560 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 00:03:32 ID:x7/3ZB7w]
>>555
形は変わっても、精液量まで変わるとは限らない・・・



561 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 00:06:21 ID:H23GqbiE]
いや、これはどう見てもニセモノ使ってるだろ。
なんか色とか暗すぎだし、体にくっ付いてる所見えないし

562 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 00:27:26 ID:8syrc8PM]
>>560
形だけ豚チンになるのは最悪だ
まあ今のままでもドリチンだけどな・・・orz

563 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 00:37:10 ID:lmTwJ1Zg]
>>562
ドリチンうpきぼんぬ

564 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 00:39:58 ID:8syrc8PM]
>>563
だが断る

565 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 01:08:11 ID:i3eN5roF]
>>563
sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/gaypink/1167448942/

566 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 01:49:16 ID:H23GqbiE]
>>565
グロスレ注意。
面白半分で行ったら吐きかけた。
いや、>>556でも吐きかけたんだけどな。

567 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 02:32:51 ID:ROso5kbB]
まぁ、夏ってことだな。うん。
前はバンバン書けたんだが……
最近はシチュは思いつくんだけど文章にする気力が起きないんだ、ごめんな。

>552
亀もでかいぜ、トリビアで見たときヤバかった。

イヌチンでこぶをでっかくしながら「ずっと一緒だよ」って
雌にささやかれたら俺の胸dqn。
ていう展開……いい。すごくいい。

……俺オナニー乙。

568 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 22:39:20 ID:fpBY4oWA]
>亀もでかいぜ、トリビアで見たときヤバかった。
亀のアレのデカさを知っているからこその

>亀:・・・・・・・・・

という沈黙だと思うが


569 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/24(火) 10:04:17 ID:SeEsvAxp]
>>568
カメェー!

570 名前:ホモトゥリャン mailto:ホモもいいよね [2007/07/24(火) 11:20:38 ID:tm5D8j0d]
ゼニガメ>>>ヒトカゲ>>>>>>フシギダネ>>>>>|越えられない壁|>>>>>>>ピカチュウ


ピカ厨は死ね。目を覚ませ



571 名前:ホモトゥリャン mailto:たまにはホモ [2007/07/24(火) 11:35:22 ID:tm5D8j0d]
ああ、ガチガチのホモ獣人のケモチンを出会い頭で思う存分舐め回したい
そして発情したホモトゥリャンは無理やり犯されるのだった。

じえんど

572 名前:ホモトゥリャン [2007/07/24(火) 11:49:37 ID:tm5D8j0d]
ホモトゥリャンは考える。
この世の半分がガチガチホモホモの獣人さんだらけならば
ホモトゥリャンはそこそこモテるだろう。少なくとも糞さわよりは。


573 名前:ホモトゥリャン mailto:う [2007/07/24(火) 11:50:50 ID:tm5D8j0d]
やあ、僕はタトタケ。フリーのイラストレーターさ。
ホモトゥリャンの貞操に危機が迫る!

じえんど

574 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/24(火) 12:30:44 ID:QjHftmYP]
まぁ萌える亀キャラってあまり居ないし書きにくそうだからな・・・クッパとかノコノコとかマリオ系か?

>>569
エクスデス乙。
・・・元植物の暗黒魔道士に、カメの賢者、モーグリ、チョコボ、ウェアウルフ、トード、そして召喚獣やモンスター諸々・・・
人外系はそこそこ居るんだがなかなか絡ませづらいのがナンだな。FF。5。

575 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/24(火) 14:53:02 ID:eK2d5LVS]
>>574
タートルズがいるじゃないか<萌え亀
あいつらが人間から亀にTFだったら更に萌え度うpしてたな〜

タートルズはTFいっぱいあるから好きだ
イノブタやらサイやらハエやら・・・

576 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/24(火) 15:38:13 ID:pckLMlFB]
>>574

こうですか?わかりません!
ttp://new1314.freespace.jp/log/up/log/366.jpg

577 名前:ホモトゥリャン [2007/07/24(火) 19:32:30 ID:tm5D8j0d]
つまんね

578 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/25(水) 02:38:26 ID:Z2E/+twh]
ふむ

579 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/25(水) 21:04:27 ID:+Bt+9Id/]
通りすがり氏のものを読んでから狼男だよ氏の
ものを読んだら勝手に脳内連結してしまった。俺ガイル。
あぁ、社会人から高校生活へとねぇ・・・。

580 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/28(土) 23:11:25 ID:McXou9ea]
ほしゅ



581 名前:ホモトゥ [2007/07/29(日) 23:13:17 ID:qkoDbDTYO]
さっさと 自首 しろ社会 のゴミw w うぇっ wwww

582 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 23:24:06 ID:ithsvro70]
あぼ〜んが気になってポップアップで確認。
ホモ と リャン をNGNameにしていたことを思い出した。


583 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/07/30(月) 13:48:48 ID:qxKzOw1c]
は いはい わかった か ら死ね蛆 虫

584 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/31(火) 05:24:24 ID:UTN54qDL]
こいつ日本語が自由に打てないんだな
可哀相に
構ってほしいなら何か書いてみればいいのに

585 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/07/31(火) 05:44:21 ID:MjgexS8X]
ハ ア? クズは 氏 ねよ


586 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/31(火) 11:58:15 ID:r3DiHuYN]
>>585
心に余裕が無いんだね(´・ω・`)
こんなところにいないで何か楽しいことでもしなよ

587 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/31(火) 12:41:20 ID:WIXEXL80]
ところで、最近角煮で流行ってる感染型荒らしスクリプトと同じ文体なのは仕様?

588 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/31(火) 17:10:03 ID:ESDsuGen]
投下がない間の保守にちゃんと夏厨にかまってやるおまえら萌エス

589 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/07/31(火) 19:13:45 ID:MjgexS8X]
ハア ? 痴 呆 キ メェ

590 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/01(水) 10:10:14 ID:OQKiYwaU]
ハ ア?シ ョタ 池沼ハ チ ャきめぇ



591 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 00:43:20 ID:y9f4c3hO]
どうでもいいけどEDMOL氏のお絵描き掲示板が荒れまくってる件について
夏真っ盛りだな

592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 04:29:58 ID:qCcwdU21]
>>591
いや、あれは荒れているというか…いや、荒れているか…。
ちょっとどういう経緯でこんなマニアックなジャンルに足を踏み入れたのか気になったりもする。

ニコニコのポケモン擬人化をほぼ毎日見てしまう俺。

593 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 09:21:44 ID:uVZNj6AN]
>>592
フツーにポケモンとかの可愛い絵を見つけたからじゃね?
変身とかは関係無さそう。

594 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 09:50:29 ID:YkHjq/y3]
ツバサ

595 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 11:08:49 ID:EqcYgjr6]
逆に考えるんだ。良くも悪くもご新規さんが増えて、絵板の平均レベルも下がり、
これなら他の人も描きやすくなって絵板が活性化する前兆、と考えるんだ。

しかしまぁ助言やアドバイス的な口調で言えばいいものをストレートに叩いてる奴もアレだが、
ちょっと過保護なコメントをしてる人も居て逆に状況が悪化してるな・・・
EDMOLさんが一番冷静だ。

596 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/02(木) 11:22:50 ID:owBo7X9C]
[獣化]人間が人外に変身しちゃうスレ6[異形]
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1185946197/

【狼男】狼人間が出てくる映画【狼女】
tv11.2ch.net/test/read.cgi/movie/1186021278/

597 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/08/02(木) 11:38:12 ID:XHEjx/Qt]
あーだからガキは嫌いだよ

598 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 00:10:01 ID:6bKE54t+]
よかったwみんなもあのツバサとかいうのうざいと思ってたのかw

でも俺たちはおとなしく見守っとこうぜ

599 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 01:53:33 ID:kS5XmB8h]
ここの住人はとにかく静かだよなぁ…。
分裂問題の騒ぎの後は特に

いや。というか温厚なおまいら大好きだ。オアシス。

600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 02:21:53 ID:JAbcReIK]
実際色々な人に言いたいことは山ほどあれど、それをぐっとこらえるのが成年向け板に集う紳士のたしなみ
ここはヲチ板でもないしなー

・・・そうやって色々なことを我慢していると、仮面の男やら謎の魔女やらが現れて、
「お前の奥底に封じられた獣を解き放ってやろう・・・」とか言って
心の中に溜め込まれ凝縮された負の想念を引き金に強制獣化させられてしまうのです
なーんてねフフフ・・・

・・・そんなことを考えていた厨二な時期が、俺にもありました・・・




601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 16:07:22 ID:FjRz9KW6]
>>600
そういうのは厨二的なほど面白いものなんだぜ

602 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 17:36:39 ID:q5YJMmgO]
>>600
岡本夢路自重

603 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/03(金) 21:53:23 ID:oc8y9yTB]
>>602
因幡は許すぞ

604 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/06(月) 01:23:03 ID:trTkshB3]
兎は性欲が強くて常時発情期って言うから獣化ネタにもいいかもなあ
と言うか兎に限らず、理性では我慢してるのに強制発情しちゃうネタが好き

605 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/08/06(月) 04:36:30 ID:Mfx5xDNz]
で?

606 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/06(月) 12:58:41 ID:gjALNWrE]
>>604
ウサギのそのパターンに同意

607 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/06(月) 13:18:50 ID:l3GzC97W]
ウサギと言えば、ぺけ氏はどうしてるだろうか。
SSの続きうpキボン。


608 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/06(月) 15:44:10 ID:k7re3yNf]
放って置くとアレが腫れ上がるまでするらしいけれど、野生のはどうしてるんだろうか……。

609 名前:ハチャトゥリャソ mailto:sage [2007/08/06(月) 17:07:35 ID:Mfx5xDNz]
知るか

610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/08(水) 16:02:50 ID:egAIM1KU]
鬼の話
academy6.2ch.net/test/read.cgi/min/1001911816/



611 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/08(水) 21:32:41 ID:OzAT0wLu]
>>610
それは異形化スレの方だと思う

612 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/16(木) 01:18:44 ID:8Te8g5mX]
保守ついでに割とどうでもいい質問を振ってみる

エロ小説におけるエロ以外の部分って重視する方?しない方?
状況説明とかストーリー描写部分とかそういうの。
焦らされるのもなんだし話はそこそこにさっさと本番にもつれ込んでもおkってタイプか
感情移入のためにもじっくりしっかり書き込んであったほうがいいタイプか。
俺は読む側としてどちらかといえば前者だけど。
もし書くのに挑戦するとしたらどっちの方が良いのかなって。

いやそういうのって別にこのスレに限ったことじゃないんだけど
獣化ネタとか人外とかはエロの内でも特殊な方だから
特にしっかりと地盤固めた方がいいのかどうなのかなと

613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/16(木) 02:37:34 ID:EAFt/o22]
>>612
俺は読むのも書くのもどちらかと言えば後者だな
獣化SSにしろ他の(エロ)SSにしろ、簡単にでも起承転結があったほうが書きやすいし、
物語の流れ的なものが生まれて面白いんじゃないか、と俺は思ってる

でも「本番」書くまでが長すぎると、
展開こそうまく考えられたとして、今度は書く人の気力が萎えやすくなる諸刃の剣
どっちのタイプにしろ好きな人はいると思うし、
書く人の創作モチベーションが保てるかどうかで
重視するかしないかを決めてもいいんじゃないか?

614 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/16(木) 10:00:21 ID:Z/egHY3o]
エロ描写能力に自信がないからシチュエーションに命かけてる
で後から余計だな、いらないなって場所を削る
無駄を省いてうんざりしない長さを心がけてるが、まあ後者だな

615 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/16(木) 18:45:12 ID:upzi6ZE6]
>>612
自分は“獣人が存在する世界観萌え”、“獣人の生態をベースにした異文化萌え”だから、
そういう傾向のものがいつか書けたらいいなと思ってます。自分向けに。
エロは世界を構成する要素のひとつにすぎないです。
めっさ重要な要素だけど。

読むぶんにはなんでもあり。
エロありでも無しでも、ハァハァできるケモ描写があればおいしくいただいちゃいます。
あんまり人間っぽくないのが好き。

616 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/17(金) 17:16:57 ID:Sq1siQgi]
やっぱり「現実には存在しないモノ」だからしっかりかかないとダメだと思う
ので後者かな。
世界観とかも大切にしたいしね

617 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/19(日) 20:37:28 ID:7j9JG5x1]
荒野に獣慟哭すのエロとかどうよ

618 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/23(木) 20:42:08 ID:b7raP25A]
保守

・・・コミケで収穫あったかな?

619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 00:44:27 ID:7lX2Cu2i]
ここはオリジナルってOK?

620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 01:26:23 ID:Xdw/Zmnk]
>>619
TFもしくは獣人要素がある作品ってか
『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』 ならおk

つかこのスレのほとんどの作品がオリジナルだと思う



621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 17:06:25 ID:y9b7O0/6]
むしろ二次創作作品の方が少ないよな
たまには二次もいいんじゃないかと思うが、獣化ネタや獣人・亜人が出てくる商業作品自体が少ないからしようがないか
聖剣LOMや天外2ネタが一時期あったけど、続き読みたいな

622 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 17:20:42 ID:z5xMAdU+]
LOM自体は本スレがあるんだから
とはいったものの
やっぱりほしいよね

最近スレ落ちちゃったけどBOFとかどうよ
レイ兄とかリンプーとか

623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 17:39:50 ID:cPr0IApM]
陰陽大戦記はいいケモが多かったんだけど二次創作はだいたい人間キャラ主流なんだよな
この板にあったスレもけっこう前に落ちちゃったし

たまにグレンラガンスレを覗いて「獣人」という文字列にピクッとするが
あのアニメの獣人は獣度低くすぎてなんか違うぜ

624 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 19:59:46 ID:VtQ92JVG]
フライヤ姉さん・・・

625 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/24(金) 21:20:23 ID:Xdw/Zmnk]
FFやDQもTFネタ結構あるよな
DQ8で馬姫だけじゃなくて仲間全員ドルマゲスによって動物化とか妄想したもんだ
主人公は馬、ヤンガスは猪豚、ククールは狐、ゼシカは山猫みたいな
ただこれだと馬以外バラバラだから統一感がないんだよな

626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/25(土) 14:02:05 ID:xoeVVsOX]
つうか■Eが獣亜人ネタとか多いんだよな
クロノクロスのヤマネコとツクヨミで抜いたのは俺だけでいい

627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/25(土) 19:55:02 ID:Dm6z3OAE]
DSでリメイクされるFF4でポーキー削除されてないといいけど・・・。
出来れば変身後のグラもキャラ毎に違うものを用意して欲しいな。

628 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/25(土) 20:34:16 ID:2SvUWTjL]
■eといえばDSの「すばらしきこのせかい」っていうので
ボスキャラが獣のような姿になる。けど微妙かこれ。

629 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/26(日) 00:26:55 ID:DNsrsXXq]
投下がないまま1ヶ月以上経過

630 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/26(日) 10:51:26 ID:f3EqNVX8]
よくあること



631 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/26(日) 15:33:32 ID:JvLCqoA5]
よくないこと

632 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/28(火) 22:06:35 ID:6XP7TUMQ]
ho

633 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/29(水) 03:05:11 ID:GsfRw+QZ]
>>619は投下予告なのかと期待してたんだが、ひょっとして聞いてみただけというオチ?

634 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/29(水) 03:08:30 ID:gZtb/h9C]
今から書いてるんじゃないかな
(飯屋の「今畑から取ってきてます」的に)

635 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/30(木) 15:42:00 ID:gUNjTSdw]
赤防災ずきんちゃん

636 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/02(日) 12:48:17 ID:+hsrjkDw]
age

637 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 13:07:05 ID:eiWT6A4h]
獣なエロシーン自体のの妄想だけは有り余ってるのだが
「獣人・獣化が出てきてもおかしくない世界観・設定」を考えようとすると燃え尽きる俺に誰か救いの手を

638 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 13:45:11 ID:VSzw0h7l]
バイアグラ+獣姦

639 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 19:32:26 ID:KyRW3vpW]
普通に現代でいいんじゃね?
読み手としては設定よりもキャラや描写に凝ってくれた方が嬉しい。

640 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 20:11:21 ID:eiWT6A4h]
いや、なんというかこー
獣人ばかりが住んでる異世界だか惑星だかに行って
自分も獣化されちゃってぐっちょんぐっちょんとかそういうのを妄想するのだが
「主人公が異世界だか惑星だかに行く(あるいは連れて行かれる)理由」
「獣人さん達が主人公を獣化させてしまう理由」
とかそういうところがイマイチぱっとしなくて



641 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 20:16:14 ID:GHo2I6sV]
生物保存の方法が他種族を獣化させること、しかない

前者はご都合ワープでおk

642 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/02(日) 22:23:07 ID:VSzw0h7l]
雄は主人公だけ。
雌は皆ケモ。
交わらないと種族が残せない。
人間は交わると女性化以下無限ループで

643 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/03(月) 10:02:18 ID:HJwd/0D/]
つ「緑の少女」エイミー・トムスン著

「主人公が異惑星に一人ぼっちで置き去りにされる理由」と、
「獣人さん達が主人公を獣化させてしまう理由」がキッチリ書かれてる。
獣人(と言うかその星の原住知性体)が見た目いかにもケモノしてないのが欠点。

644 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/03(月) 20:54:35 ID:1DLGsXj5]
雄は主人公だけ
雌は皆ケモノ
ケモノは子孫を残すために強制的に人間でもいいからと交わろうとする
人間はケモノと交わると強制的に獣化してしまう

645 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/03(月) 21:35:09 ID:VmChTvkS]
デイヴィッド・ブリンの『知性化戦争』がなにげに亜人ケモ萌えの宝庫だったりする

646 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 11:28:44 ID:o0nnDJM/]
昔考えたネタで
遺伝子だけ載せた宇宙船が墜落してマザーコンピュータ故障
男女均等に出産(製造)するはずがほとんど女になってしまう
あとは強くなるように遺伝子にケモノ因子を組み込んであった
とかそんな感じでどうだろ。


647 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 14:39:38 ID:lPC1fInY]
天才だなお前ら

648 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 18:01:55 ID:0CuAIgg3]
>>646
なぜかレッドドワーフ号思い出したぜ。

豚獣人、牛獣人になれば食糧問題も解決かもしれん。
ちょっとグロイけど。

649 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 18:36:26 ID:k7ULk3NM]
>>648
つーか食用に耐える肉を生産するには、その肉の質量の数十倍の野菜・穀物が必要であって、
食糧問題解決のために肉を生産するということはまず無い
むしろ食糧問題のためにという理由で食肉生産に反対するベジタリアンも居るくらいだ
・・・・・・まぁSFだったら野菜も食わさずに、「廃棄物を食って体内で浄化分解する改造生物」とかできるかも知れないが
個人的にはそこまでムゴくなると萌えるにはちょっと・・・

アレだ、肉では無くて乳を目当てで生産すればいいと考えるんだ
牛乳はともかく豚乳って美味しいのかどうか知らんが

で、改造ミスでその乳にも獣化ウィルスが混じってて人類総獣化と

650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 20:03:35 ID:0CuAIgg3]
>>649
俺のは違う、俺のはファンタジーなのに・・・。

それは置いといて授乳で獣化っていいね。



651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 21:05:46 ID:GUGD4dcO]
そっか、妊婦と不倫して夫がケモだとしらず体液感染した乳を飲んだ主人公が夫に他のケモがいるとわかって昼ドラになるおちですね。

652 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/04(火) 23:10:17 ID:AIq0sCMF]
>>651
日本語でおk

653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 00:45:40 ID:r5wZZjiP]
>>650
14歳のロリケモを妻にもらって「よちよち」とかしてもらおうとは
なんて・・・・・・卑猥な・・・・・・ヤローだ・・・・・・
嘘ですごめんなさい
ファンタジーやメルヘンなら質量保存則無視も鏡の中の世界も別にいいか
ちょっとしか食べてないのに肥え育つのもアリか

>>651-652
陰性なのか潜伏期間なのか、ケモと結婚してるけど獣化してない妊婦と不倫して主人公が奥さんの乳を飲む
→感染で主人公が獣化してしまう→でも獣化した姿は旦那さんのケモとは違う種族だった
→まさか奥さんは主人公や旦那とはまた違う別のオスとも関係を持っているのか・・・?→泥沼
・・・ということだろうか、と思ったが

654 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 02:58:55 ID:nxL5vgq/]
あーおちんちんムラムラするー

655 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 05:40:41 ID:q8eXkl5V]
犬と兎の続きよみたいよ

656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:11:04 ID:AIweJjE9]
獣化ってどんな風に書けばいいのかな?

ただ毛がはえてきて、舌が伸びてーはおもしろくないし

657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:15:44 ID:fKotgyn2]
>>656
悶えとかじゃね
あとはその後に力入ればどうにでもなる、小説だし

658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:17:00 ID:AIweJjE9]
>>657
そうか悶えか・・・
確かにそういうのには俺も萌えるd

659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 18:36:59 ID:r5wZZjiP]
獣化するときに体にどんな感覚が走って悶えるかってのも
力が溢れる派とかエロ気持ちいい派とか激痛派とか、作者の個性や想像の好みが出て面白い点だと思う
特に何も感じず気付かぬうちに獣化が進行していって気付いた時に超驚愕、ってのもいいが

俺は「僕にお月様を(ry」の「発電機を背負った毛虫が全身を這い回るような」という表現が好き
コミカルな例えだけど妙に具体的でなんかそれっぽい

660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 20:41:19 ID:FjifFK5V]
快楽+苦痛かなあ。どちらにせよ、描写はねちっこいのが好み。
こないだの神のやつは俺的に最高だった。



661 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 23:01:28 ID:LEoh6efG]
勝手に体が怖がって、体が盛り上がりながらもふっさりとした毛が生えてきて
全身が沸き立つ、ついでに体が発情、が好き。

痛みはほどほどじゃないとエロ入る前に萎えちゃいそうだな

662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/06(木) 23:59:31 ID:+eLdQK46]
半虹の獣化スレは割と元気だな
いろいろ妄想や発想が出てるし、ネタ拝借して何か書けねぇ?

663 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:13:06 ID:i2UeJ7u7]
>>662
かなり自分と似てる嗜好の人がちらほらしてたな。<獣化スレ
まあ具体的に言ったら豚化なんだが。

でもオレじゃここの猛者どもを満足させるようなの書けねぇよ・・・orz

664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:41:33 ID:lurfiqrk]
まずエロイのに自信がない件

665 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:46:56 ID:i2UeJ7u7]
エロむずいよなー
【亜人の少年少女も絡みスレ】で絡みが書けないのが致命的だ

666 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:40:33 ID:0v2B8Oxv]
獣の数字ゲト
ROMや名無しとしての書き込みはしてましたがお久しぶりです
早速ですが投下。豚化。TS有り。♂人×「♂人→♀豚」。TS有りとは言え苦手な人は注意

667 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:42:42 ID:0v2B8Oxv]
「ンぐ…んぐ…」
甘い粥のような流動食の入ったボウルを両手で掴み、口から直接飲むように貪る被検体。
添えられたスプーンなど目に入っていない。
口の端から飲みきれない流動食がだらしなく流れるのも気にせず、
器の底を舌でべろべろと舐めまわしている。
モノを考えるのが難しい。理性が段々と麻痺し始めている。

博士はその様子を監視カメラで見てほくそえんだ。
最初、被検体が目を覚ましたとき、
自分が何も無い部屋に全裸で閉じ込められているのに気付いた際は
半狂乱になって逃げ出そうとしたものだが、
観念して、人の通れそうに無い小さな戸口から差し入れられる食物に手を付けて数日、
薬の効き目がかなり出て来ている。
最初はストレスからか、皿の上に食料をほとんど残していたのに、
今ではボウル一杯食べても治まらないほどの食欲を見せている。
それに呼応するかのように、その体は急速に肥大していた。
元々の体重に比べると、20キロ近く太ったのではないだろうか?

…そして、増進したのは、食欲だけではなかった。
「ん…あ…あぅ…」
からん、とボウルが落ちる。
被検体は頬を上気させ、荒い息をついていた。
下半身に目をやると、ペニスがはちきれんばかりに膨張している。
「…発情、か。順調に進行してるようだな」
その様子を見て呟く博士。
戸惑いながら顔を真っ赤にする被検体。隠そうと、両手をあて…
「…ふぁっ!?」
びくっ、とその腰が跳ねる。
気持ちいい、触れただけなのに、今まで感じたことが無いくらいの快感。
「や…っ…やだ…ぁ…ふぁ、ふあぁああん!」
ガマンできない。止められない。触れた手がペニスを扱き始めるまで時間はかからなかった。
せめて誰にも見えないようにうずくまってペニスを隠す。
だが、被検体はどれだけの数の隠しカメラが何処に設置されているかなど知らなかった。
床や低い視点に設置されたカメラから、博士は悠々と被検体の自慰行為を観察する。

668 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:43:21 ID:0v2B8Oxv]
コレ以上無いほど勃起した被検体のペニス。
…だが、それが監禁初日から少しづつ小さくなっている事に被検体自身は気付いていない。
肥大化した尻と、乳房のように膨らんだ胸が揺れる。
腹部の左右、胸の下あたりに、虫刺されのような赤みを帯びた発疹が3つずつ、
縦に列をなしているのを見つけ、博士はニヤリと笑う。
「あっ、あっ、あぁっ……」
前例の無い快楽に、半開きの口から嬌声とともにヨダレを溢れさせる被検体。
激しく息を通すその鼻が上向き、大きく広がり始めていた…


3日後、被検体の体はますます肥大していた。最低でも200キロはあるだろう。
ぶくぶくと全身を覆った脂肪。だが柔らかくありながらあまり垂れることなく、
むしろ肌は内側からの体積で張り詰め、丸く膨らんでいるようだ。
「んぐっ、んぐっ、ふごっ、んごっ……」
食欲にあわせ、流動食はもはやバケツで与えられるようになっていた。
被検体は、そのバケツに手も添えず、四つん這いになってバケツに顔を突っ込み、
獣のように流動食を貪っていた。
そして最後にはいつものようにバケツの底をべろべろと舐める。
その舌は異様に長く大きく広がっていた。
「ぶふぅ…おいしかった…ぶひぃ」
流動食でべたべたの顔を上げる。長い舌でべろりと口の周りと…"鼻先"に付いた流動食を舐めまわす。
大きく、平べったく膨張した鼻は、既に上唇と一つになっていた。
呼吸するたびに、ぶごぶごと鼻が鳴る。
「…ん、ぶぅう…」
…と、食事に混ざった「薬」の効果で、再び被検体の体は発情を始める。
「ンぶぅ…ぶひぃん…気持ちぶひっ、きもちいいのぉ…ぶごぉっ!」
もはや恥も外聞も無く自慰にふける被検体。指が硬く、動かなくなってきている事にも、
ペニスが既に小指ほどの大きさになってしまっている事にも気付かない。
「ぶひ、ぃいっ、いいのっ、ぶひ、ぶ……ぶひぃいいいん!」
どくっ、どくっ…
白濁液が床を汚す。
「ふごっ、んごぉおっ…」
ペニスから精が放たれるたびに鼻を鳴らす被検体。
しかしその精液は、ペニスの縮小に伴うように、薄く、量も少なかった。
「…ふご…ぶご………ふぐっ?」
その匂いを嗅いで、被検体の鼻がひくひくと震えた。
途端、下腹部の、ペニスとは別の部分が熱くなる。
「ぶふ…な、なに、これぇ……」
肛門とペニスの間の厚い脂肪に、窪みが出来ている。今や睾丸はその窪みの中に納まっていた。
その窪みのあたりから、じわりと、汗とは違う液体が湧き出す。
「んぶっ…なんか…ぶひ、ぃ、いいにおい…ぶひ…」
ふごふごと鼻を鳴らしながら、床に出来た白い水溜りの匂いを嗅ぐと、
体の興奮の度合いが高まって行く。
「ぶ……ぶひっ!」
気が付くと、べろりと精液を舌ですくいあげていた。
とたん、頭を痺れさせるような蠱惑的な感覚が背筋を走る。
「んぶぅっ! お、おいしい、おいしいぶひぃっ!」
実際にその味覚が美味かどうかはわからないが、今や被検体の体は雄を求めていた。
べろべろと舌を床に這わせ精液をすする姿は、もはや人間とは呼べない。
揺れる胸は明らかに乳房を形作っている。
だが、既に大きなサイズを持ちながら、その乳房はまだまだ膨張しようと…
いや、乳房だけではない、被検体の体は、未だ異形への変化を終えてはいなかった……。

669 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:45:56 ID:0v2B8Oxv]
「ぶひぃいいい…いいの、ぃい…ぶひっ、ぶひぃいん!」
被検体は、指が溶け合い固まりヒヅメと化した手で、股間を擦るように撫でさすっていた。
睾丸を飲みこんだ窪みは更に広がり、巨大なクレバスへと……膣へとその姿を変えていた。
縮みつづけた睾丸は跡形も無く消え去り、もはや精を放つ事の無くなったペニスは、
クリトリスとして、そのわずかな突起を残すだけである。
「ぶ、ぶひッ…ぶご…ぃ、いく、いぐ、いぐぶぅう、いっちゃ、いっちゃぶふぅううう!」
鼻も口も、喉も変化しつつある被検体は、段々と、言葉を喋る能力を失いつつある。
「ぶっ、ぷぎっ、ぶひ…ぶひゃぁぁああああん!」
嬌声は既にほとんど人間の言葉をなさない。
愛液が水のように溢れ床を濡らす。
左右の胸の下に並ぶ3対の発疹はさらに腫れて、小さなボタンのようだ。
「……そろそろ、仕上げかな……」
博士はその様子を見て、満足げに笑った。


…その日の流動食――いや、もうはっきり言おう、コレは"エサ"だ。家畜のエサなのだ――
そのエサは、いつもとわずかに味が違っていた。
しかしそんな細かい事など、被検体はもはや思考していなかった。
既に被検体の理性は消えかけ……
(……え?)
ぞくっ、と全身に寒気が走る。全身を覆い、脳を浮かしていた熱が、急激に冷めていく。
(……えぇっ!?)
思考がハッキリしてくる。頭の中にかかった霧が晴れていく。理性が戻ってくる。
(……えぇぇえええっ!!?)
そして、被検体は、自分の姿を知ろうとした。
目に写るのは、厚い脂肪に覆われた自分の体。手を持ち上げれば、その先にあるのは硬く黒いヒヅメ。
立ち上がろうとするとカツンカツンと、コチラもヒヅメと化した足先が床を打ち鳴らす。
本来なら自分の視界には入らないはずの、不自然に突き出た桃色の鼻面……
ヒヅメと化した手で触れると、濡れた鼻の先端に硬く冷たい感触と獣じみた匂い。
紛れも無く自分の鼻だった。紛れも無く……豚の鼻だった。
(いやぁああああああああああああ!!!)
恐怖と混乱に、叫びを上げようとする。
「ぶぎゃぁあああああああああああ!!!」
凍り付く被検体。
(いや…)
「ぶぎぃ…」
(いやぁっ!)
「ぶぎひぃっ!」
人の言葉を話そうと思っても、出てくるのは豚の鳴き声のみ。
パニックの中、この数日間を思い出す。
自分を狂わせた性的な衝動。それが、自分をこんな姿に…肥大した雌豚に変え果てたことを悟る。
何故?どうして?
「助手君、ようやく目が覚めたのかね?」
びくっ
振り向く被検体。監禁されはじめてから今まで開く事の無かった扉が開いていた。
そこに立っていたのは……博士。
(博士…!)
「ぶぎぶひっ…!」
何が何だかわからない世界で、知人に会えた安堵感から駆け寄ろうとし…凍り付く。
博士の顔に浮かぶのは……残酷な笑み。
(……まさか……)
恐怖に後ずさる被検体。博士は懐から何かのリモコンを取り出し、スイッチを入れた。
がしゃがしゃがしゃっ、と、壁が切れ目ごとに一枚づつ反転する、壁の裏は…鏡。
被検体は、初めて自分の全身を目の当たりにした。
二本足の豚。獣にも人にもなりきれない、桃色の異形な生物。
「ぶひゃあああああああ!」
上げた悲鳴も豚の鳴き声にしかならないのを聴いて、被検体の目から涙が溢れる。

670 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:47:28 ID:0v2B8Oxv]
「どうだ?気に入ってくれたかな?」
(やっぱり…博士が…どうして…)
「ふご…ぶぎぴぎぃ…ぶひぃ…」
問い掛けも言葉にならないが、博士はまだわずかに人間の面影の残る表情を読みとった。
「どうしてか、って聞きたそうだね。それはねぇ…」
ぐちゅっ
「ぶひぃいっ!?」
「……ワシは、オマエをペットにしたかったんだよ」
「ぶぎ…ひ…ッ」
博士の指が被検体の股間に突き立っている。
投薬後でもないのに、息の止まるような快楽が全身を駆け巡る。
「どうだ…?『豚のような激しい発情期』が『人間みたいに毎日』続くのは?
 気持ち良かっただろう?」
(そ、そん…なぁっ!)
「ぶひ…ぶひぃいん…」
理性を残したままここ数日の痴態を思い出し、羞恥心とともに、下腹部が熱く濡れてくる。
下半身に力が入らずふらつきはじめる被検体の体を、鏡の壁へと押しやる博士。
被検体は鏡に手をつき荒い息を吐く。
鏡に映る、快楽に悶える豚の姿に耐え難い羞恥と嫌悪を感じつつも、
発情した体はその感情すらも快楽に変えていく。
「いやらしいメスブタだねぇ……ほら、ここもこんなに固くして…」
きゅっ、と腹に並んだ発疹の一つをつまむ
「ぶひゃぁぁあん!?」
電撃のような快感。白い液体がつままれた発疹からにじみ出る。
信じられなかった。コレは…発疹じゃなくて、乳首だったのだ。



671 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:49:07 ID:0v2B8Oxv]
「さて…そろそろ…」
ず…っ
「ぶひぃああああああああん!」
被検体の秘所に己のペニスを沈める博士。
ヒヅメになったせいで激しい発情の時でも指を入れる事もできなかった被検体は、
はじめて貫かれた快感に、破瓜の痛みすら感じる事は無かった。
「…さて、助手君、面白い話をしてあげよう…」
「ぶ…ぶひぃん…んぶぅ…ぶひ?」
快楽に支配されないよう、必死で歯を食いしばる被検体に博士は囁きかける。
「キミにあげた薬はまだ不安定でねぇ…豚になっても、飲まずに一ヶ月くらい過ごせば、
 簡単に人間に戻っちゃうんだ」
「ぶひっ!?」
示された希望に、目の前が明るくなるような気がした…が
「……でもね、一人エッチならともかく、一度でも交尾してイっちゃうと……」
ニヤリ、と博士は笑う
「……もう一生、元には戻れない」
「ぶ、ぶひっ!? ぶ、ぶぎひぃ!ぶひぃっ!」
目の前が再び真っ暗になる。必死で逃れようとするが、
博士のペニスは被検体の中に深く食いこんでいて…
むしろ逃れる動きそのものが、自分から腰を振るような状態になってしまい、
更なる快楽を呼んでしまう。
「ぶひぃ…ふご、んぶふぅ…ぶぅう!」
拒絶の鳴き声に、段々と甘いものが混じっていく。
交尾の快楽とともに全身に流れ出すホルモンに影響されたのか、
被検体の体は更に変化していく。
結合部を中心に、胸、腋などから、桃色の体毛が生え広がっていく。
ビロードのように柔らかい獣毛が全身の皮膚を貫くむずがゆい感覚も、快楽へと変わっていく。
「んぶぅ…ぶひぃ…」
快感とともに耳が大きくびらびらと広がっていく
「ぶひぃン…ぶぎゃぁぁん…」
尾てい骨から尻尾が生える。その尻尾を握り締められると凄まじい快楽が背骨を走った。
「ぶひゃああああああああん!!!」
生まれたばかりの敏感な神経で、耐性も経験も無い感覚。
その尻尾を…博士は、被検体の肛門に挿し入れた。
「んぶひゃああああああ!!?」
発情で性感帯と化していた肛門は突然の侵入に快楽とともにきつく締まり…
締めつけられた尻尾は更なる快楽を生む。
「ぶっ、ぶひゃ、ぶひぃあああん!」
快楽に尻尾とお尻の筋肉が勝手に踊り、直腸の中で尻尾が暴れまわる。
さらに博士は、右手で腹の小さな3つの乳首を指と指の間にはさみ、
左手では胸の大きな乳房を掴んで、ミルクを搾り始めた。
「んぶひゃ、ぶひ、ぶぎひぃいいいいいん!!!」
びゅっ、びゅっ、と、たくさんの乳首からミルクがほとばしる。
人間の体を獣へと変え果てる薬である。
子も居ないのに母乳が出るという異様も、この異形ではおかしくは無かった。

672 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:49:41 ID:0v2B8Oxv]
(もう…駄目ぇ…何も……何も考えられない…!)
目の前の鏡に映る豚は、快感にだらしなく口を開け舌を出しよだれを垂らし、
犯される事に歓喜していた。
その姿を見せつけられ、被検体の中で何かが切れた。

―――豚で、イイ。豚になっても、イイ。―――

「ぶひ、んぶひぃい…ッ、ぶ、ぶひぃいいいいいいいいーーーーッ!!!!」
絶頂に達した。
「おやおや…イっちゃったか…コレでキミは正真正銘のメスブタってわけだ」
「んぶひぃいーーーッ!!」
びらびら広がった耳に囁きかけられる羞恥を煽る言葉も快楽を増幅させる。
雌豚と成り果てたことを証明するかのように、ガクガク震える全身に桃色の体毛が生え揃う。
「…っく、さぁ、こっちもいくぞ…ッ!」
どくっ、どくっ、どくっ…
「ぶひゃあああああああああ!!!」
熱い液体が胎内を叩く。
「…っふぅ……ふふ、そうそう、豚の絶頂って数十分も続くんだそうだ。
 せいぜい楽しむと良いよ。メ・ス・ブ・タ・君」
「ぶひぃいーっ! ぷぎぃいーっ! ンぶひいぃいいーーーーッ!」
既に麻痺した頭では、それが幸せか不幸かなど、考える事は出来なかった…

                         〜終〜

673 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 01:54:38 ID:c5B22COt]
うぉっまぶし。

674 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:58:46 ID:0v2B8Oxv]
多少加筆修正したとは言え、コレも昔に自己生産用に書いたブツなので元々は人に読ませることを前提としておらず
御見苦しいところがあるとは思いますがご容赦ください。というかこうして見ると昔からワンパターンだな俺。
投下用に作ってなかったので一段落が長いから切る場所に悩んでレスごとの文章量がバラバラだし

半虹であんな流れが出たので投下・・・と言うか、
>>663
>かなり自分と似てる嗜好の人がちらほらしてたな。<獣化スレ
>まあ具体的に言ったら豚化なんだが。

それも私だ

自分から振っといて流れも糞もないですね何かすみません

675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 02:11:58 ID:i2UeJ7u7]
>>674
ことごとく自分のツボが押さえられてて萌え尽きました!
理性と本能のせめぎ合いって素敵すぎる!

オレもこんなの書けたらなあ・・・。
ネタだけは思いつくのにorz

676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 09:57:31 ID:lurfiqrk]
>>674
絡みUMEEEEEE!
そしてGJ

677 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 23:34:28 ID:0v2B8Oxv]
感想ありがとうございます
しかし投下した後の流れが雑談の流れより速度無いというのは書いた側としては怖いっす・・・
気に食わなかったら批評意見もどんどんお願いします。
自分まだ発展途上ですし直せるところは直してもっと上手くなりたいんで。
・・・いや趣味に走りすぎたせいでコメントしづらいものになっちゃってるだけかも知れませんが

>>675
趣味に走って書いたこれがツボだということは、ますます嗜好が近いということみたいですね
できたら俺もそのネタを読んでみたいです

678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 23:36:33 ID:U+0xdMYV]
うんこー●

679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 06:56:51 ID:5+5BMBrK]
豚は子豚が最初に吸い付いた乳首しか乳を出さないから
空いている乳首をいくら搾っても何も出ないぞ

と、夢のない事実を言ってみる

680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 07:14:12 ID:+kSCfYJO]
>>679みたいなリアル動物に詳しい人の豚化も見てみたい。
でもある程度はリアルが必要だけど、元々TFって現実にはありえないし必要以上にリアル描写にこだわることもないか。



681 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 07:46:25 ID:SbZqHmxL]
うんこー●

682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 16:51:45 ID:Q5dYj/X2]
亜人という種族が現れ始めたのは7年前のこと。
いたって普通の人間の夫婦から生まれ、今となっては、
世界の人口の十分の一を占める亜人がいる。

その亜人のための国がここである。北米大陸の旧アラスカにある。
私は今14歳であるが、10歳になるときに検査をうけ、
亜人であると発覚した。そして兄も亜人であった。
それで今はこの国に住んでいる。
私の見かけの姿は人間と変わりはない。この国も人間のすむ町と大差はない。
変わったところといえば小学校だけは共学で、あとは男女別学であると
いうことだけ。

しかし、ニュースやテレビや雑誌に出ているような人たちには獣のような
耳や尻尾などがはえている。

「私も亜人なんだからあのような獣になりたいなぁ・・・」
そう寮の同居人につぶやいた。

683 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 20:45:21 ID:LuO1Vbfq]
・・・え、何?ここで「次回に続く」?これは生殺し?

684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 22:50:36 ID:5+5BMBrK]
逆に考えるんだ!
これは「新番組の予告」だと考えるんだ!

685 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 00:22:08 ID:0WO2+DxW]
>>677
ネタって言ってもしょうもないネタなんですけどね・・・
例のお相撲さん問題をネタにしたもので相撲業界の掟を破って
蹴球をしてたお相撲さんが、怒り狂った相撲業界から罰として
豚になる呪いをかけられてしまう・・・みたいな。
鬱だから外に出られないのではなく、豚に変わりゆく自分が
恥ずかしくて外に出れないのだった!
外出が認められる頃には完全に豚へと変身してしまっていて
あとは養豚場に送られる運命・・・。
でもこれじゃ絡みとかないしなーと思ってやめますた。

あとはよくあるネタだけど注文の多い料理店ネタとか。

686 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/10(月) 07:55:11 ID:cavILQa3]
それ却下、あれは相撲協会も痛いから

687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 08:07:36 ID:0WO2+DxW]
>>686
それはわかってる。
どっちが悪いとか痛いとかじゃなくてネタとして使っただけなんだけど・・・。

どっちにしろ没だからどーでもいいか。

688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 12:54:35 ID:q9j7a5JP]
>>687
下手に語ると自爆するから気をつけた方がいいよ

んにしても682のシチュには憧れるわ

689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 13:54:12 ID:0WO2+DxW]
>>688
意味がわからん。
つーか余計なお世話ですな。

それにしても682は何なんだろな?気になるわ

690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 16:49:11 ID:cfhMLOW/]
確かに余計なお世話である



691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 18:39:30 ID:iNwApnff]
心に余裕を

692 名前:682です。 [2007/09/10(月) 20:01:12 ID:CFFQ7j3f]
「そういえば裕ちゃんどうしてるかなぁ・・・」
(裕一は愛理の兄である。今十六で高校に通っている。)
そんなことを考えながら外を眺めていたら案の定先生に怒られた。
「はい、武藤さん、今何を話してたか言いなさい。」
当然聞いてないからわかるわけがない。
「あ・・・、えっと・・」
「いいわ。竹内さん、もう一度説明して。」

赤面した。

「今回の修学旅行のことで・・・班分けを行います。・・・」
修学旅行か、と納得。

結局仲のいい恵理と美紀と一緒の班になった。
修学旅行は日本の京都にいくことになっていた。


693 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:10:28 ID:CFFQ7j3f]
京都にやってきた。
昔日本に住んでたとはいっても、いったことはなかったから
とても楽しい。
やはり定番の清水寺や金閣寺などをみて回った。

旅館では決めた班で寝泊りする。
まあそんなすぐにねるわけがなくって・・・

「そういえば美紀って胸おっきいよねぇ」
「そうだよぉあたしなんてぺちゃんこだよ〜」
とか普段まじめなふたりがちょっとエロい話を繰り広げる。

「そういえば男の人をみかけなかったよね」
「あぁ そういえば」
「なんかウワサでね、亜人って襲われやすいんだってよお〜」
「そんなこといわないでよ!」

怒られた。


694 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:21:41 ID:CFFQ7j3f]
次の日は奈良へでかけた。

奈良公園でほかの亜人男子学校の集団と出会った。
先生たちによるとこれから一緒に行動するらしい。
そしてバスで昼食場所へ向かい、
そこで先生たちが話しているのを聞いてしまった。

「料理には例のことはちゃんとすすんでるかい?」
「ええ。滞りなく。料理にもちゃんとアレをまぜましたわ」
「それならいい。あとはよろしく。」
「はい。」

何だろう・・・きになるな・・・

はこばれた料理はとてもおいしくて、残さず食べた。

そのうちにねむくなって、テーブルで寝ていた。


695 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:31:00 ID:CFFQ7j3f]
目を覚ましたら暗い場所にいた。
辺りを見回しても薄暗いライトが一つあるだけである。
「ここはどこ・・・」
恵理が目を覚ましたようだ。

「アイちゃん・・・」
よばれて足に触れられた瞬間、ピクッとした。
自分は一糸纏わぬすがたであったのだ。
なにより顔がほてって仕様がない。

快感が襲った。恵理が私の秘所をなめようとしていた。
「ちょっ!・・・エリ!?」

そのとき、とびらがひらき、あの男子たちが入ってきた。



696 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:52:57 ID:CFFQ7j3f]
彼らは最初おどろいてはいたが、すぐに何人かが服を脱ぎ捨て、
女子を押し倒し、行為をはじめた。
私は最初と惑っていたがもうガマンできずに近くの男子のペニスに
しゃぶりついた。

舌を動かし、なめまわし、そのこはすぐにイってしまった。

今度は逆にそのコが私を攻めてきた。
胸を片手でゆっくりともみ、片手で指をいれて弄っている。

わたしもスグにイってしまった。

腰をつきあげ、誘う。彼はスグに乗る。
アレが押し当てられる。濡れているからすんなり入るだろう。

入ってきた。熱い。男を感じた。
「スキ・・・」
彼が耳元でつぶやいた。
突き上げる痛み。
「イッッタァァイッ!」
それもかまわず腰を振る。
痛みより快感が多く来る。
声も出ない。キモチイイ。

ふたりは一度目の絶頂を迎える。
「イクッ!いっちゃうよぉぉぉ!」

熱いものが流れ込む。彼はゆっくりと抜いて倒れこむ。

このとき変化は訪れていた。
最初に始めた二人が獣と化していた。
ほかの者たちも変化していく。

697 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 22:56:49 ID:HxhKyGBI]
シチュエーションそのものは凄くいいんだが、
投稿時間の間隔を見ると、ひょっとしてリアルタイムで書きながら投下してるのかな
軽いネタならそれもいいかもしれないけど、折角のいい話なんだし
推敲も兼ねて、ある程度まとまった数書き上げてから投稿した方がいいんじゃないのかな
あまり小出しにされても読んでる方も待ってる間ちょっとやきもきするし

もちろん完成まで数ヶ月も待たされたりすると流石に辛いし
どうしてもこういう書き方の方が自分に合ってるっていうなら止めないけど

ああ誤解されると困るんだけど、話自体には激しく期待

698 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/11(火) 00:56:20 ID:LCnNvNdX]
うん。期待

699 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/13(木) 22:08:47 ID:R7WLZh5j]
保守

700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 12:57:21 ID:7ODVJCrx]
作品が来た後も勢いがないこの状況
獣化スレや某サイトを見るに、リクエスト祭りとかあれば一気に過疎解消するんだろうか



701 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 17:08:46 ID:nsokUeR5]
望むべき傾向ではないがな

702 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 17:55:48 ID:fakyYg9g]
それでもスレが活性化するならやるんだぜ

とりあえず>>705までで受けてみるテスト
できたら明るい話か暗い話かも指定頼む

703 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 18:00:50 ID:OOipFnmB]
実は潜伏してるぜ、でもリクは無いんだ。すまない

704 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 19:07:16 ID:bjec1ZVv]
リクするよりSS職人が書きたいもの書いたほうが良いような気がするしな。

705 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 19:28:41 ID:fakyYg9g]
把握
もそもそやってみるよ

706 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 20:23:52 ID:nsokUeR5]
頑張ってくれ
俺にも文才か絵心があれば…

707 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 23:13:36 ID:7ODVJCrx]
文才があるから文を書き始めるわけでも絵心があるから絵を描き始めるわけでもない
好きで文を書いてるうちに文才に目覚めたり、絵を描いてるうちに絵心が育ったりするんだろ

708 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/15(土) 05:50:03 ID:sWTQSeWu]
                     __
            _.  -―-- 、l   `ヽ
          /  ´       \-、  l
.          〈   (●)  (●)  、l  |  
           V´    (_人_)    l! /
             !...    |┬-|     /
          |     `ー'´   !/
            !、 \       , '
        ,. -- 、 ヽ\ ヽ     /
     (::::(・)::::\. l. |. l   , '
        ` ー‐- 、::ヽ! |  |   /
         , ‐‐-' ー'  ム‐ 、
         v'⌒ー  __   ̄`ヽ
           ヽ.__ノ   ヽ _ノ


709 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/15(土) 13:25:24 ID:/nMpzvKa]


710 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/16(日) 00:59:31 ID:PLkIKnIW]
リクと言うべきなのかどうかはわからんが俺としては、今までの作品で「続く」になっているものの続きを読みたい
個人的には天外2の豚化ネタの続きキボン



711 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/16(日) 21:02:02 ID:nnqdNf2R]
みんなドロヘドロって読んだことある?

712 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 07:14:12 ID:2dj5Dnyh]
いろんな意味で一発ネタ。多分にマニアックなので注意。

――――――――――――――――

 夏だ、暑い、暑すぎる!ちっとは自重しろ太陽!
 獣人はその種族によって体温調節機能にかなり差があるが、
 犬…いや、狼系統の俺にとって、この猛暑は地獄以外の何物でもない。
 普段なら凛々しく立ち上がっているはずの自慢の耳も、いまはへにょりと垂れ下がっている。
 見栄えのいいものではないから控えていたが、5分ほど前から舌は口の外へ出しっぱなしだ。
 そんな哀れな俺をあざ笑うかのように、パシャパシャと涼しげな水音があちらこちらで鳴り響く。
 一般に無料開放された市営プールは今日も大繁盛だった。女子のグループから親子連れ、そして当然……カップルも結構いる。
 僻んでいるわけではない。俺にも彼女はいる。と言うか、問題はその彼女だ。
 待ち合わせ時間からすでに10分が経過して、今もなお記録は更新中。
 女を待たせるのは最低の行為なので、待つこと自体に問題は無いのだが、なにぶん状況が状況だ。
 先にプールに入っていても特に問題は無いはずだし、それぐらいで怒るような彼女ではないが、男にはプライドと言うものがある。
 彼女をほったらかしにして水遊び、なんてかっこ悪いことできるはずも無い。
 俺は我慢強さには定評があるのだ。具体的に言うと、母から「待て」をされて、大好物のステーキを前に1時間ほど待機できるぐらい。
――冷えてて、不味かったなぁ、あのステーキ……。
 意識が朦朧とし、熱中症になりかけたそのときだった。
「ゴメンゴメン、待ったー?」
 のん気すぎるにもほどがあるその声は、間違いなくおれの彼女であるヒナタのものだ。自然、顔がそちらへと向く。
 走ってはいけないはずのプールサイドを、手を振りながら全力疾走してこちらに向かってくるのはまぎれもなくヒナタだった。
 駆け出す体の揺れに引っ張られ、人一倍大きな豊か過ぎる双球がブルンブルンと揺れる。
 それを目にするたびにいつも俺は思う。――あぁ、揺れるそれが胸であったらどんなに良かったであろうと。
 自分の彼女の悪口を言うのははばかられるが、残念ながら彼女の胸は人並み以下のつるぺったんだ。
 その胸とは比べ物にならないほど、過剰な存在感を主張する彼女の双球は股間にあった。

 彼女が属する狸系統の文字通り最大の特徴、巨大な睾丸である。

713 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 07:15:14 ID:2dj5Dnyh]
 念のため断っておくが、彼女はオスではない。ふたなりか、と聞かれればそれもNOだ。
 彼女に限らず、狸系統のメスは皆、巨大な睾丸を持っているが生殖器―所謂、ペニスは存在していない。
 これは狸系統が有する変身能力に関係があるらしい。詳しくは知らないが。
 余談だが、同じく変身能力を有する狐系統のメスは、そのような身体的特徴を持っていない。
 それが仲が悪いことで有名な両系統間の深い溝の一つとなっているのだが。
 閑話休題。
「うわ、すごい顔。だいぶ待った?」
「待ってはいないが、ひたすら水が恋しい……」
「ゴメンゴメン。水着選びに苦労しちゃって」
 ジャーン、とその場で見せ付けるようにセクシーポーズを取るヒナタ。
 デートのために水着を新着するとは彼氏冥利に尽きるのだが、あいにくと水着の選択が悪すぎた。
 一言で表せば、グラマーなお姉さんが着れば水辺中を虜に出来るような水着である。
 そんなものをつるぺたなヒナタが着ればどうなるか、もはや語るまでも無いわけで。
 さらに、そんな大胆な水着では巨大な睾丸を隠せるはずもなく、丸出しになったそれは、食い込みによって左右に二分され、その存在感を増していた。
 ちなみに性器の露出に関しては公の場で無い限り、気にしない奴が多い。と言うか、このプールに入っている約半数は素っ裸だ。
「あぁ、どこ見てるの?エッチぃんだから〜♪」
 言葉とは裏腹に、彼女の声は楽しげである。
 もしや、この水着の真の目的は……やめておこう。何がきっかけで道を踏み外すかわからないのだ。
 いろいろと疲れきった俺は、倒れこむようにプールの中へとその身を放り出した。 

――――――――――――――――

反応が怖いが、続く……かも。

714 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 07:39:10 ID:qf8ik8No]
ブルンブルンなのにペターンorz

でもかわいいなら良いんだぜ!!!

715 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 10:45:05 ID:4xccHskQ]
アレだ、精巣が内蔵されてなければ睾丸じゃなくて大陰唇だ。肉厚にも女陰だけに程がある。

ちょっと前、狸娘でクリがブラブラ、ってネタを見たが、解剖学的にはソレは陰茎だろ、と。


なお、現実の(化けない)狸の睾丸は同じ体格の犬の半分程度のサイズらしい。

716 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 12:55:16 ID:Wl4ddMby]
でもそんなの関係ねぇ

717 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 13:50:16 ID:zI968D4K]
しかえしに狼さんが狸ちゃんのタマタマをもみもみしちゃうわけですね
水中で。

718 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 15:50:00 ID:2dj5Dnyh]
「ねぇねぇ、エロ本貸してくれない?」
「週明けに出会った彼氏に対する第一声がそれか」
 休み明けという事で、ただでさえテンション低いのに、まさか大事な彼女に追い討ちをかけられるとは思っていなかった。
 今なら新聞部主催の校内不幸ランキングにランクインできるかもしれない。全然嬉しくないが。
「すっごいハードコアなやつがいいなぁ。狐娘がアナルを攻められて泣き叫んでいるの希望」
 そんな俺の心情を理解しているのか、する気がないのか。
 ニコニコと満面の笑みを浮かべて、不穏当な発言をするヒナタ。
 彼女もまた、狸系統に属する大多数に漏れず、狐系統を毛嫌いしていた。
 他人に対して割と無関心な俺でさえ、猿系統の奴らと一緒にいるのは面白くないのだから、こういう好き嫌いは遺伝的なものなんだろう。 
 と言うわけで狐娘陵辱物を好むのは、まぁ、納得がいくのだが、なぜにアナル攻め?
「趣味だから」
 さいですか。
 言い切られては反論の余地も無い。とりあえず、これから一緒に出歩くときはこいつの半歩後ろを歩こうと心に誓う。
「いやー、例年だともうちょっと後の筈なんだけどねぇ」
「発情期か」
「うん、おかげで朝からここがパンパンに張っちゃって」
 苦笑しながら前触れもなしに制服のスカートを捲りあげるヒナタ。
 ショーツから大幅にはみ出した陰嚢は、いつものそれよりも確かに一回り大きかった。
「……恥じらいを持てとは言わないから、せめて心の準備をさせてくれ」
「えー、せっかくサービスしてるんだからもっと喜びなさいよー」
 痛くなった頭を抱え込む俺と、ぶーたれるヒナタ。
 付き合いだしてからわかったことだが、ヒナタのような狸系統に属する娘にとって、陰嚢は乳房やお尻同様セックスアピールポイントであるらしい。
 そのため、ことあるごとに恋人である俺にそれを見せ付けてくるのだが、俺にとってそれは男の器官という認識しかないわけで。 
 こういった意識の違いというのは結構厄介なもので、異種族間カップルが別れる大抵の原因はこれに類するものだ。
 俺たちも同じ末路を辿らぬよう、ただただ切に願うしかない。

719 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 15:51:08 ID:2dj5Dnyh]
「だいたい、生殖器としての役割は無かったんじゃないのか、それ?」
「あ、言ってなかったっけ?ほんのちょっとだけど機能はあるんだよ。
 普段はオスの何千分の一程度だから問題ないんだけど、発情期になると活発化しちゃってねー」
「初耳だぞ、それ」
 呟く俺は少々ショックを受けていた。雌雄同体の種族もあるから、そういうことがあるのも不思議ではないが、純粋なメスだと思っていた彼女にそういった要素があるとは思ってもみなかったからだ。
「幻滅した?」
「いや……」
 彼女の問いに首を振って答える。現金なものだが、微笑む彼女を見つめていると、悩んでいるのが馬鹿らしくなってくるのだ。これも惚れた弱みというやつだろうか。
「――いいや、違うな」
「え? …んっ、ちゅぷっ、ふぁっ!?」
 腕を伸ばして彼女を乱暴に抱き寄せると、その唇を奪い、貪るように舌を差し入れて口内を嘗め回す。
 どうやら、休みボケしていた鼻がようやく正常に働きだしたらしい。
 目の前のメスが発する濃厚で淫乱な蜜の匂い。それが俺を誘っていた。
 教室内の視線が集まるが、知ったことか。
 誇り高き種族である狼系統に属する俺が、狸一匹貪り食うのを誰が止められるであろう。 
「今日はサボるぞ、いいな?」
「……うん!」
 返事を半ば待たずしてヒナタを抱き上げると、そのまま俺たちは教室を後にした。


 しんと静まり返った教室内。やがて、誰からとも無く口が開く。 
『あのバカップルどもが』

720 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 15:53:13 ID:2dj5Dnyh]
>>715に影響されたわけではないけど、こんな設定で。
次はエロくなる予定。



721 名前:715 mailto:sage [2007/09/17(月) 22:44:15 ID:4xccHskQ]
>>720
うーん、俺のカキコが変な方向性に導いてしまってたとしたらゴメン。

・・・ところで、睾丸に溜まるブツは何でソレを何処から吹き出しますかハァハァ

722 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 00:16:09 ID:WVYdy5cg]
雰囲気が気に入った
ガンガレ!

723 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 16:09:55 ID:R9BhnPpD]
どんな形してるんだろうか
まじめに考察してみた
hey.chu.jp/up/source3/No_6863.jpg
体内で牝の大陰唇が変化して牡の睾丸になって
尿道が陰核に取り込まれて男性器を形成することを考えると
両方の玉がくっついてる・はなれてるの2パターン
あとは尿道が陰核(クリ)の中に取り込まれてるか取り込まれてないかの
2パターン
で、あとはその位置関係で数パターン
組み合わせると
「陰嚢が左右の大陰唇に別々にくっつく」のA
「陰核だけの下にくっついて玉がつく」のB
「女性器そのものの上に陰嚢がつく」のC
「ペニスのように尿道を内包した陰核の下に陰嚢」のB’=D
「そもそも女性器と独立して肛門との間にある」のC’=E
5つくらいになるかな?
個人的にはフタナリっぽいDかEが萌えるなぁ
発情期だけちんこができて、一年分射精しつくすとか
長文レススマソ

724 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 18:26:29 ID:gsSx6Nv6]
>>723
Eかな
画像(?)が見れないんだけど

725 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 21:51:46 ID:ql4VW29k]
>723
絵面の破壊力はDが最大、Bも意外と怖いが冷静に考えるとAとの差はちょっと微妙。
CとEは繋がった陰嚢が前提だろうか?萌えない上に多少気色悪いかも。

最も「雌」のカタチに近いのとビキニパンツの穿きやすさから、俺は敢えてAをオス

726 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:09:16 ID:R03FuPMu]
「あー……」
 言葉を捜しながら、頬をポリポリとかく。
 我に返った俺の目の前に広がっていた光景は、実に凄惨たるものだった。
 地べたに仰向けで横たわっているヒナタ。着ていた服は見るも無残に破られ、剥き出しになった体中のいたるところに、べったりと白濁液が付着している。
 目は開いているものの意識は無いようで、時折ピクピクと痙攣する様子が妙に生々しい。
 絵にかいたような強姦被害者の姿である。いや、精液の量を考えると輪姦でも通用するだろう。
 誰かがこの光景を目撃したら、迷うことなく俺を通報するだろう。いや、実際に俺がやったのだから、ある意味で間違いないんだが。
 ともあれ、人気の少ない昼間の公園。その外れの茂みの中とは言え、人生何が起こるかわからない。
 若くして警察の厄介になるのはゴメンなので、とりあえずヒナタを起こすことにする。
「おーい、起きろ、ヒナタ」
 名前を呼びながら、ぺしぺしと頬を叩く。
 指に付着する精液が非常に不愉快だが、背に腹は変えられない。
「ん、んんぅ……」
「…起きたか?」 
「ん、だめぇ、ですぅ……。もう、ゆるしてください、ごしゅじんさまぁ……」
「…………」
 どんなプレイをさせやがったんだ、俺。
 自己嫌悪で痛くなる頭を抱えながら、八つ当たり気味にヒナタの額を小突く。
「あいたっ!? ……って、あれ?」
 呆けた表情で、目をパチクリさせるヒナタ。
「ようやく、気が付いたか」
「へ? ……あ、そっか、戻っちゃったんだ、キミ」
 そう呟く表情は、悲惨な格好とは裏腹にひどくあっけらかんとしたものだった。

727 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:15:00 ID:R03FuPMu]
 俺には、メスのフェロモンを多量に吸飲すると理性が吹っ飛ぶという悪癖がある。しかもその時の記憶がすっぽり抜けるというオマケ付き。
自分で言うのもなんだが、たちの悪い酔っ払いのようなものだ。
 この悪癖のおかげで、俺は小学校低学年で童貞を卒業してしまった。体調を崩して保健室へ行った時、たまたま保険の先生が発情期だったため、
そのフェロモンにやられて暴走してしまったというのが事の顛末である。発情期前後には公人の休暇が義務付けられていることと、
なにより、その、なんと言うか、被害者である保険の先生が『満足』してしまったため大事にはならず、こうして笑い話として披露できるというわけだ。
 今ではそれなりに自制も効くようになったのだが、恋仲の相手のものとなると、どうにも勝手が違うようで。
 閑話休題。
「うわぁ、良く見たら体中ドロドロじゃん。毎度毎度、良くこんなに出せるよねぇ」
 嬉しそうに声を弾ませながら、自分の身体を確認していくヒナタ。
「ほらほら、とろとろ〜って中から流れ出してきてる」
 こちらに見せ付けるように足を開いて、秘裂を指で割開くと、言葉通りに中から精液が流れ出してきた。
「……?」
 と、ここであることに気づく。
 普段なら垂れ下がってそこを隠している、彼女ご自慢のもの(無論、皮肉である)が影も形も見当たらない。
 薄い茂みに覆われた股間は、他種族のメスと同じようなものになっていた。
「あ、気づいた? あんまりにも肉感的だから、たまらなくなっちゃったんだろうね……。
 君がガブリって根本から噛み千切っちゃ……あいてっ!?」
 悲観的な表情を作って語りだす彼女の頭に、問答無用で平手を打ち込む。
「ったいなー!女の子の頭はたくなんてオスとして最低だよ?」
「うるさい。文字通り、吐き気がするような冗談を言う方が悪い」
 頭痛の原因が自己嫌悪から別のものへとシフトしていくのを感じながら、おもむろに彼女の腋に手を伸ばす。

728 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:17:50 ID:R03FuPMu]
「ちょっ、たんま!あたしが悪かったから、そこだけは止め……ひゃっ、あははははははは、まっ、まって、ふひっ、ひっ、ひゃひゃひゃひゃひゃ!」
 身体をねじらせて悶え苦しむヒナタ。自業自得だと内心で冷笑しながら、容赦なくくすぐっていく。
 くすぐり始めてから、十秒ほど経っただろうか。
 突然、ポン、という間抜けな音とともに、白煙が彼女の身体をすっぽりと包み込んだ。
 煙がはれてくると、再びヒナタの姿が現れるが、その股間には先ほどまで無かった巨大な睾丸が、自身の存在感を主張するように居座っていた。
「あぁ〜、解けちゃった」
 残念そうに呟くヒナタ。説明するまでも無いが、これが彼女が属する狸系統の特殊技能である変身能力である。
 極めれば老若男女、果ては他の生物や物体にまで変身できるとのことだが、今のように集中力がいちじるしく途切れると変身が解除されてしまう。
 まるで魔法のような能力だが、使用者が使用者であるので畏怖の念など抱きようが無い。こいつの場合、悪戯目的で使うのがほとんどだし。
「一応確認しておくが、変身した理由は…」
「うん、暴走したキミに脅されてね。『その目障りなものをさっさと消せ』だって。
 本気で潰されるんじゃないかとドキドキしたよ」
 そう言うヒナタは相変わらずの笑顔なので、悲壮感など欠片も伝わってこないが、
「スマン」
「……へ?」
 腰を折って深々と詫びる俺の耳に、数瞬遅れてヒナタの間の抜けた声が届く。
 まぁ、驚くのも無理は無い。俺自身、誰かに頭を下げるのは数年ぶりなのだから。
 元の姿勢に戻ると、ぽかんと口を開けて呆けたままのヒナタを抱き寄せる。
「怖い思い、させただろ?」
「う、うん。いや、確かに怖かったけど、一番大事なのは今こうしてあたしが無事なことであって、その……」
 なかなか要領を得ないヒナタの言葉。こうして触れ合っていると、心底困惑しているのが良くわかった。やっぱり、こいつは可愛いなと思う。
「あ、あのさ。こんな時になんなんだけど……」
「ん?」
「キミって、まだ体力持つ?」
 その問いかけの意味を一瞬で理解し、思わず苦笑を浮かべてしまう。
「狼が狸に遅れを取ったら、それこそ一族の面汚しだろ。
 そう言うおまえの方は大丈夫なのか?」
「うん……。犯されるのも悪くないけど、キミとはやっぱり愛し合いたいから」
 事前に示し合わせたように二人同時に向かい合い、口付けを交わす。
 フェラを強制させなかった俺自身にこっそり感謝しながら、舌をそっと差し入れた。

729 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 23:27:09 ID:R03FuPMu]
今回はここまで。エロくなると言っておいて、だだ甘のバカップルになってますが仕様です。

>>721
最初から決めていた設定なので。
処理方法については次回に書く予定。

>>722
飽きっぽいのでいつ終わるかわかりませんが、頑張ってみます。

>>723
ご丁寧に絵まで描いてもらって恐縮なんですが、
今回の見てもらえばわかるとおり、リアルとは程遠い設定なので考えるだけ不毛っぽいです。
なので個々の嗜好で好き勝手にイメージするのが良いかと。
ちなみに、自分の中のイメージでは人間の男とほとんど変わりないものがぶら下がっているって感じですね。
尿道は陰嚢の陰に隠れる位置にあって、トイレのときは汚れないように手で持ち上げるみたいです。

730 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/19(水) 00:02:40 ID:Phs6yufN]
狼がタミフルして激しく犯すのも観たかった…。
でも愛のあるエッチのほうがもっとすきだ。

んで>723の絵がもう流れてる件について
虹じゃないんだからもう少し余裕あってもorz



731 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/09/21(金) 14:27:01 ID:/S+vdNHN]
保守age

732 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/21(金) 20:30:58 ID:1w0h1Iw1]
【警告:ただでさえマニアックなこのシリーズですが、今回の話では一線を踏み越えます。
     事前にご了承ください】

――――――――――――――――

「いらっしゃいませ〜」
 にっこりと営業スマイルを浮かべるレジ打ちの娘に、無言で一冊の本を手渡す。
 その輝かんばかりの笑顔がものの見事に固まるのを、俺はゲンナリとした表情で見つめていた。

 『羞恥の狐娘絶対調教計画―もう、コンなのいや〜!―』

 発案者の胸倉掴んで「おまえは正気か!?」と問い詰めたくなるようなタイトルと、表紙を飾る鎖付きの首輪に繋がれたナイスバディーな狐の姉ちゃん。
 本の内容が外見だけでわかるという点では、ある意味完成形なのかもしれない。
 それはさておき、間の悪いことにレジ打ちの娘も狐系統に属する者だった。突発的な事態に対し、即座に対処できないことを考えると新入りのバイトか。
 少々気の毒にも思えるが、正式な売買取引である以上、こちらに非があろうはずも無い。これも貴重な社会経験というやつだ。
「せ、千六百円になります」
 平常を装うと必死なのは良くわかるが、唇の端が引きつっていてはいかんともしがたい。
 財布から紙幣と硬貨を取り出し、受け皿へ載せる。
「ちょうどお預かりします。スタンプカードはお持ちですか?」
「いいえ」
「では……」
「作ってください。もったいないんで」
「……はい」
 いろいろと諦めたような、軽く投げやり感のある返事。
 ――さすがに、イジメ過ぎたかもしれない。

733 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:34:20 ID:1w0h1Iw1]
「おじゃまします」
 玄関のチャイムを鳴らし、扉を開けて玄関に入る。
 待つことしばし。ぱたぱたと足音をたてて現れたのは、エプロンを付けた一人の女性。ヒナタの母親であるタツミさんである。
 少しおっとりとした印象をうける彼女は、典型的な狸美人と言えよう。
 さすがに彼女であるヒナタと比べるわけにはいかないが、年上属性持ちでもある俺にとってはかなりのストレートコースだったりする。
 大きく膨らんだロングスカートの中身を想像するのは野暮というものだろう。
「あら、いらっしゃい。ヒナタに用事?」
「はい。娘さんご所望のエロ本をお届けに」
「あらあら、わざわざ出向いてもらっちゃってゴメンなさいねぇ」
 動じねえな、この人。あるいは、冗談だと受け取ったのかもしれないが。
「ともかく、立ち話もなんだからあがってちょうだい。
 ちょうど、クッキーを焼いてたところだったの。もし、よかったら…」
「ぜひ、ご馳走になります」
 尻尾を振って即答。基本的に甘いものは苦手なのだが、廊下中に充満している香ばしい匂いが十二分に味を保障していた。
 ヒナタとの約束もあったが、エロ本のデリバリーと美人若奥様と共に過ごす優雅な午後のひととき。
 天秤にかけたらどちらに傾くかは、言うまでもないだろう。
 靴を脱いであがらせてもらったところで、先ほどのタツミさんのものより激しくやかましい足音が廊下の奥から聞こえてくる。
 何事かと足を止めてそちらを見ていると、廊下の突き当たりの曲がり角から小さな人影が飛び出してきた。
 現れたのはフリル付きのかわいらしい洋服を着た幼い狸の女の子。一瞬、こちらと目が合うが、向こうはこちらなど眼中に無いようで、飛び出してきた勢いそのままに外へと駆け出していく。
「いってきまーす!」
「あ、もう、お客様にはちゃんと挨拶を……」
 タツミさんの言葉は半ばで途切れた。注意をすべき対象がすでに影も形も無くなっていたからだ。
「相変わらず、元気な『旦那さん』ですね」
「まったく、あの人ったら……」
 ――この親にしてこの子あり、か。
 妙に達観しながら、しばらくの間、俺は誰もいなくなった玄関へと視線を向けていた。

734 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:36:55 ID:1w0h1Iw1]
「ふー」
 クッキーと紅茶でこなれたお腹をさすりながら、ヒナタの部屋がある二階へと向かう。
 約束した時間からすでに一時間が経過していたが、急ぎの用事でもあるまいし、特に問題は無いだろう。
 家事に追われて自由な時間が取りづらい人妻の話し相手をつとめるのは、健全な青少年の甲斐性というやつである。
 部屋の前まで来ると、ノックもせずに扉を開ける。デリカシーが無いというなかれ。これも彼氏の特権である。
「ヒナター、頼まれてたエロ本持ってきた…ぞ……」
「……ぁ」
 扉に手をかけたまま硬直。それは向こうも同じようで、ピクリとも動かないままこちらを見ている。
 このままでは死ぬまでこの状態が続きそうなので、落ち着いて現状を一つずつ確認していこう。
 とりあえず、ここがヒナタの部屋なのは間違いない。内装が記憶にあるものと一致している。これはよし。
 となると、問題はやはり室内にいる人物か。ここはヒナタの部屋なのだから、当然そこにいるのはヒナタであってしかるべきなのだが、
 今、俺の目の前にいる人物をヒナタだと結論付けるのには無理がありすぎた。
 確かに、顔形はヒナタそっくりなのだが、小柄なヒナタよりさらに一回り小さいし、胸もペッタンコ――なのはヒナタも同じか。
 まぁ、それらは些細なことなのでどうでもいい。
 一番の違いは体格のわりに馬鹿でかい陰嚢の上に、ヒナタにはないモノがついていることだ。
 なぜ、そんなことがわかるかというと、それがむき出しになっており、ご丁寧に手で握られていたからである。
 と言うか、廊下にいたときはクッキーの匂いで気づかなかったが、室内は青臭い匂いでいっぱいになっている。もはや、なにをしていたのか疑う余地は無い。
 さて、長くなったが、そろそろ情報をまとめよう。

『ヒナタの部屋でヒナタそっくりの男の子がオナニーをしていた』

 ここから導き出される結論は――なるほど、謎は全て解けた。
「なーに、思春期のオスなら誰もがすることだ。見られた程度で恥ずかしがることはない。
 だが、お姉さんの部屋でするとは、なかなかに見所があるな。バレないように後始末と臭い消しはちゃんとやっておけよ」
「なんで「大丈夫、俺は全部わかってるから」ってな感じの哀れみの笑みを浮かべて、サムズアップするかな!?」
 むぅ、怒鳴られるとは予想外。思春期の壊れやすい心情を考慮した上での言動だったんだが。

735 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/21(金) 20:40:02 ID:1w0h1Iw1]
「だいたい、お姉さんって誰のことよ。
 あたしが一人っ子だっていうことぐらい知ってるでしょ?」
「そういえば……って、おい」
 一瞬納得しかけるが、すぐに違和感に気づく。
「おまえ、ひょっとしてヒナタか?」
「あったりまえでしょ。キミも彼氏ならすぐに気づきなさいよ」
「んな、無茶な……」
 普段ならヒナタが変身していようが匂いですぐにわかるのだが、部屋の青臭さのせいでかき消されていてはどうしようもない。
 どうでもいいが、腰に手を当てて威張るなら股間のそれは締まってくれ。純粋な意味で目に毒だ。
「だいたい、なんで男になってそんなことを……」
「だって、あたし今発情期だし」
「…狼の俺にもわかる説明を頼む」
「前に説明したでしょ?発情期になるとここに溜まるって」
 説明するにしても股間を指で刺すな、頼むから。
「で、溜まったら出さないと破裂しちゃうでしょ」
「いや、普通破裂はしないと思うが」
「単なる比喩表現だって。ともあれ、元の身体のままじゃ出しようが無いから、変身して処理するの」
「……理屈はわかった。だけど、なんで男になってるんだ。しかも子供の」
「趣味」
 さいですか。
「まぁ、頑張ってくれ。用事は済ませたから俺は帰る……って、なにしてんだ、おい」
「ナニに決まってるでしょ?もう、野暮なこと聞かないでよ」
 いつの間にか距離を詰めていたヒナタが、俺の前に屈みこんで俺のズボンのジッパーを下げていた。
 身を引くよりも早く、中からペニスを取り出され、まだ萎えているそれがゆるゆると扱かれていく。
 もう片方の手は、ズボン越しに俺の陰嚢を探り当てており、こうなってはもはや逃げ出すことは出来ない。
「ふふん。発情期のメスを放り出して帰るなんてオスの取る行動じゃないわよね」
 満面の笑みが憎たらしいことこの上ない。
「わかったから、いい加減もとの姿に戻れ」
「えー、せっかくだし、今日はこのままでしようよ♪」
 ……は?
「あのー、俺にそっちの趣味はないんだが」
「大丈夫、あたしへの愛があれば何とかなるって」
 明るく言い切られてしまった。
 ヤバイ。このままだと強引に押し切られる。
 彼女が変身した姿とは言えオスと交わるなんてまっぴらゴメンだし、何よりも最悪俺の処女が危ない。
「だ、だいたい、その体格じゃ俺のが入るわけ無いだろ!?」
 そう言って必死に最後の抵抗を試みるものの、
「大丈夫。「狼さんにアナル拡張調教を施された狸少年」って設定で変身したから」
 すみません、最初からこいつ確信犯です。
 絶望に打ちひしがれる俺を尻目に、ヒナタは「あーん」と大きく口を開けて俺のペニスをくわえ込んだ。

736 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:40:58 ID:1w0h1Iw1]
今回はこれまで。要望があったらHシーン書こうかなと。

737 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 21:03:20 ID:mUlCHHEf]
ここまでやって要望がないと思ってるのか、喪前は

738 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 21:20:44 ID:lmxLwjPm]
うむ、ショタはいいぞ・・ってヒナタ雌なんだよな
とりあえず待つ

739 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 22:32:46 ID:/NbbQVtY]
おいおい・・・少し前の雌豚化助手さんといい、このヒナタさんといい
俺を新しい趣味に目覚めさせるつもりか


もっとやって

740 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 10:23:30 ID:lCk+vTqX]
おまいら雑食すきてどんだけ〜

自分もです。すいません



741 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 13:33:12 ID:x/yH/157]
おいおいおまえら正気に戻ろうぜ



あれ?正気ってどんな気持ちだっけ?

742 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 15:52:18 ID:MZ5i/Fzk]
まさけ?なにそれ

743 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 16:00:03 ID:sueWTdrO]
けもミミ も けも尻尾 も無い、体毛も生え揃っていない
無毛猿人の写真で興奮するような変態趣味のことだよ>正気

744 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/22(土) 17:53:42 ID:Om7BlsK9]
ハスキー人x人間娘ての見たい

並の犬族よりおっとりした気質なのに風貌で狼扱い
臆病・泣き虫でいじめられる・・・

理解者は幼馴染みの男勝り娘
いじめからハスキー君を助けたり
そしてなだめてる内に、、、、

こういうシチュ

745 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 19:42:37 ID:IoswGzsZ]
>>743の冗談を一瞬でも(なんだその趣味!キモイなー)とか思ってしまった俺は末期だな

746 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 20:57:07 ID:YsJbcgGb]
桃太郎のお供の犬猿雉は実はきび団子で獣化されてペットになった娘

…という妄想

747 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:08:18 ID:d9UmapKZ]
噴飯ものだな

748 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:51:16 ID:lCk+vTqX]
>>744
そのくせハス男が実はプッツンするととんでもない奴だったりすると最高だわ。
ごめん、どっかでみたことあるわこれ。



749 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:51:52 ID:IoswGzsZ]
桃太郎の爺さん婆さん物凄い鬼畜w

750 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/23(日) 08:41:07 ID:qa6xZ0XM]
>>748
101匹ワンちゃん凝縮体vsぬこみみ魔法使い エロスもあるよ
まで読んだ



751 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/25(火) 23:30:48 ID:qgUm90iN]
朝起きたら獣人になってました。それも自分だけじゃなく全人類。
しかし自分以外の皆は獣化したという自覚もないし何事も無いように日常生活を送ってて
昔の写真とかを見ても写っている人物の姿もみんな獣。
これは自分の魂だけがパラレルワールドに飛んでしまったのか、
それとも形状認識異常で俺だけが見ている幻覚なのか、あるいは自分の記憶こそ間違っているのか・・・?

とかそういう事になんねーかなー。なったら、普段無気力な俺でもきっとガンガン頑張れるんだがなー
自分の周囲の人物全てに萌えられるわけだから
「ヒトの♀なんて興味無ぇや。♂にも勿論無いけど」とか言わずに本気で恋人や女性探してモテるように努力したり
可愛い家族のためにカッコイイ同僚と一緒に一所懸命に充実した毎日を送れるんだろうなー
・・・とかボヤく駄目人間

変化に伴うギャップや戸惑いが主人公以外ほとんど無さそうなので
萌えるタイプとしてはあまりよろしくないシチュエーションかもしれないがね

752 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 01:00:54 ID:T3Y5A1Me]
それも結構いいし、確かにそうなれば人生楽しくなりそうだが
やっぱり獣化した自覚とかそういうのは欲しいな
ただ獣化と一緒に精神も変化してしまう、というのなら有りかもな
大規模獣化なら、感染型の呪いか病気で、獣化した奴は本能的に非感染者を襲うようになって感染拡大とか

753 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 09:32:04 ID:ztOU+BrG]
発情期っていいですよね

754 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 20:01:01 ID:np7XwArC]
akm.cx/2d/src/1190804310021.jpg
こんなかんじ?>たぬき

755 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 20:31:27 ID:scXU/2+A]
>>754
ちんこバキバキになった

756 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/26(水) 20:54:09 ID:dRMR6Dlv]
>>754
神が降臨なされた!?
いや、なんかもう、続き書けてなくてすみません。
そろそろ身の回りのごたごたが一段落するんで、もう少しだけ待っててください。

757 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 01:14:46 ID:G1L5teUk]
俺はいつまでも全裸で待ってるぜ

758 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 08:15:06 ID:8Yaw2hS1]
複雑な気分なはずなのに股間膨らんでる狼カワユス

759 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 10:21:34 ID:haLro7v3]
akm.cx/2d/src/1190855688078.jpg
もう一枚 朝の登校
作者さん焦らず頑張ってください

760 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 21:36:50 ID:rU1hgL/a]
普通に愛らしいなwww



761 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 22:41:21 ID:Gw79xWUr]
>>759
ショタ化して女装って、どんだけマニアックだwwwww

762 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:22:24 ID:DOSvu4ES]
複乳や睾丸の描写にもリアル派とファンタジー派がいるというのを見て思ったんだが
♀牛獣人だか♀ミノタウロスだかの乳はどうなってるのが好まれるんでしょうね

1:胸に人型の巨乳・爆乳
2:腹に牛型の乳房。胸には何もなし
3:両方ついててお得
番外:牛だが牛だからこそ貧乳はステータスだ希少価値だ

763 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:44:54 ID:1OAKHDSC]
別の亜人スレ落ちたね

764 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:49:54 ID:WwE0I0QF]
>>762
個人的には2足(獣人)なら1、4足(獣)なら2かな。
番外もそそるがw

好み抜きで♀ミノの乳の位置を考えるなら、
♂ミノ見れば♀ミノの乳も同じ位置(胸)だと思われ。

765 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:04:00 ID:KVg06+ox]
ようやっと出来上がったので、これより投下します。
擬似ですけど♂×♂注意。

766 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:06:05 ID:KVg06+ox]
 気が付くと、パタパタと乾いた音が背後で鳴っていた。
 どうやら、無意識のうちに尻尾を振ってしまっていたらしい。
 我ながら情けないことこの上ない。
「はむっ、んんふっ、いつもよりおっきぃ……」
 おまえが小さくなったんだろ、とつっこむ余裕はすでに無い。
 陶酔して目の端をとろんと垂れさせながら、その小さな舌をペニスに這わせるヒナタ。
 一度に触れる面積が少ない分、焦らされているようなもどかしさに、自然と腰が震える。
 まだ半勃起状態のペニスが、長さいっぱいに扱かれていく。
 腰の奥の方がひどく熱い。張り裂けそうな獣欲が体の中を暴れまわる。
「んふ、切なくてたまらないって顔してるね。かわいい……」
 ペニスに顔を近づけたまま、声を躍らせるヒナタ。
 はっきり言って屈辱以外の何物でもない。この光景を他の誰かに見られるぐらいなら死を選ぶ。
「ねぇ、あたしのこと犯したくてしょうがないよね?気持ちよくなりたいよね?」
 甘くとろける悪魔の囁き。
 反射的に首を縦に振りたくなる衝動を必死に堪える。
 オスと交わるなんて考えたくもないし、メスの言いなりになるのもオスとしてのプライドが許さない。
 だが、この追い詰められた状況下において、それらが『壁』として役に立たなくなるのは時間の問題だった。

767 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:07:57 ID:KVg06+ox]
「もう、強情なんだから。できれば、強引な手は使いたくなかったんだけど……」
 呟きながら、彼女は両手でしっかりとペニスをにぎりしめた。
「ま、まて…っ!」
 背筋に冷たいものが走り、悲鳴じみた声をあげる。
「だーめ。自分の選択の愚かさを噛み締めながら…イっちゃえ!」
 言葉と同時に、握っている手に力が込められ、全周囲からペニスが圧迫される。
 半勃起状態だったペニスが、ドクンと大きく脈打つと、尿道の中を熱い塊が急速に駆け上っていく。
「………っ!!」
 天を仰ぎ、声にならない咆哮をあげる。
 それと同時に亀頭が弾け、おびただしい量の前立腺液がぶちまけられた。
 それは目の前にいるヒナタの体によって受け止められ、白みがかった半透明な液体が場所を選ばず汚していく。
 狼系統に属するもののそれは数十秒にも及ぶ長いものだ。凄まじい快感の奔流を素面で耐えられるわけもなく、
 俺は口の端からだらしなく涎を垂れ流していた。
「んぅ、ちゅぷっ。んっ…、やっぱりキミのって凄いね……あぁもう、興奮しちゃうよぉ」
 長い放出が終わると、身体に纏わり付いた前立腺液を指ですくっては口に運ぶヒナタ。
 もう片方の手は自らの股間へと伸びており、変身によって生じた皮被りのペニスを一心不乱に扱いている。
 ひどく倒錯的で淫靡な光景だが、それをのほほんと眺めていられるような状況ではない。
 むしろ、俺にとっての本当の地獄はこれからだ。
「ぐうぅぅぅうぅぅ……っ!」
 鋭い犬歯がギシギシと音をたてて噛みあい、喉の奥から低い呻り声が漏れる。
 半勃起状態だったペニスに、大量の血液が送り込まれていく。完全に勃起するまでに、それほど時間はかからなかった。
 全体的に硬度と大きさが増しているが、特に亀頭部分は竿の直径を上回るほどに肥大化していた。
 瞳にうつる世界が色を、形を変えていく。本来であれば、メスの中の感触を味わいながらこの状態になるはずであるのに、
 それが欠片も満たされていない焦燥感が激しく身体を突き動かす。

768 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:09:22 ID:KVg06+ox]
「あは、すっごくおっきい。もう、たまんないよぉ……あんっ、ふあぁぁぁっ!」
 嬌声をあげながら、白濁液を吹き上げるヒナタ。
 どうやら、俺のペニスをおかずにしてイったらしい。
 それを理解した瞬間、焦燥感がどす黒い情念へと切り替わった。
 腕を伸ばしてヒナタの肩を掴むと、そのまま片手で持ち上げ、無造作に床に叩きつける。
「きゃふ…っ!」
 空気が抜けるような、乾いた悲鳴がヒナタの口から漏れた。
 だが、そんなことはお構い無しに、俺はヒナタをうつ伏せにして組み伏せる。
 鼻息も荒く、先走りを垂れ流している剛直を扱きながら、すでにむき出しになっている尻へと近づけていく。
 理性が飛んでいても、そこがセックスに使えるということぐらいは頭に残っていたらしい。
 弾力のある尻肉をわしづかんで、左右に割り広げる。
 いつも挿入れている秘裂は影も形も見当たらず、代わりに上の穴の周囲がぷっくりと腫れて、存在感を増していた。
 試しに人差し指を中へ差し込んでみると、抵抗も無く潜り込み、心地よい締めつけを返してくる。
「んんぅ、ひぅ……あぁん……」
 どうやら、向こうの感度も良好のようだ。
 パンパンに膨らんで濡れそぼった亀頭を、肛門にこすりつける。
 柔らかな弾力はそれだけでも、かなりの快感を与えてくれる。無論、それで満足するつもりはサラサラ無いが。
「ぐぅるるるる……」
 一方的に相手を虐げるサディスティックな愉悦に喉を鳴らす。
 高揚した精神の勢いそのままに、一気に腰を前に押し出す。
「……っ、ぐぅ、ぁ……う、ぎ……」
 つぶれたカエルのようなうめき声。あれだけ余裕を見せていたのに情けない。
 みちみちと音を立てるように、直腸内は俺のペニスにより押し広げられていた。
 締めつけはきついが、自由に動けないというほどでもない。
 腰を小刻みに前後させ、奥の方でゆっくりと往復させる。
 愛液が存在しないため、膨れ上がったカリが、腸壁を乱暴に擦り上げていく。 
「ひぃ、あっ、くぅっ……んっ、ああぁ……」
 苦痛に顔をゆがめているのに、その悲鳴はどことなく嬉しげな響きが入り混じったものだった。
 唇の端が嘲笑の形につり上がる。やはりメスは淫乱でなくては。慎みなど交わりの場では邪魔なだけだ。
 ヒナタに覆いかぶさるように体を倒す。いつにも増して小柄になったヒナタは、身体を重ね合わせると
 胸板になんとか届くかというぐらいの身長であり、その気になれば簡単に圧殺できそうだった。
 本能が身体を支配するに連れ、とある感情が沸き起こる。目の前の相手を文字通り『喰らいたい』という衝動だ。
 他種族と共存するようになってからは捨て去った習性とは言え、脈々と連なる血に刻まれた猛りは、そう簡単に消せるものではない。
 濃い血の匂いと肉の味が口の中で呼び起こされ、鋭い犬歯の間から唾液が垂れ落ちる。
 身体を突き動かそうとする飢餓感を、しかし、無理矢理に性欲へと変換していく。
「んっ、あふっ……ひゃっ、あぁんっ!」
 腰と尻肉が激しくぶつかり合い、破裂音にも似た小気味のいい音を部屋中に響かせていく。
 重ね合わせた体から、ヒナタが感じる快感の度合いがダイレクトに伝わってくる。
 こちらはこちらで、亀頭と腸壁との間に生じる摩擦により、射精感は十分に高まっていた。
 子宮があるわけではないが、それでも最奥へと放つべく、一際強く腰を押し出す。
「……っ!?」
 予兆を感じ取ったのか、一瞬、ヒナタの体が硬直するが、知ったことではない。
 限界まで膨れ上がった亀頭が弾け、逆流すら許さぬ濃厚な精液がヒナタの直腸を染めていった。

769 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:10:29 ID:KVg06+ox]
「んっ、ふっ…、ぴちゃ、ぴちゃ…」
 俺の股間に顔を埋め、付着している精液を舐め取っているヒナタの頭を撫でながら現状を確認する。
 派手に暴れまわったせいで、床には物が錯乱しているし、そのところどころに白濁液の痕がある。
 鼻が慣れてしまったせいで実感は出来ないが、匂いもかなりのものだろう。
 防音性に優れているわけでもなし、情事の際のあれやこれは全部タツミさんに筒抜けになっているに違いない。
 ――うん、とりあえず現実逃避しよう。
「はむっ、んんぅ……んっ、もう味しない」
「人のアレをガムみたいに言うな」
「痛ッ!?もう、女の子に戻ったんだから暴力厳禁だよ!」
「……あぁ、そういやそうだったな」
 身長を除けば、見た目自体はあんまり変わらないから忘れてた。
 と言うか、全てヒナタのせいとはいえ、俺は自分自身で……ううぅ、現実逃避、現実逃避。
「お、新しい道に目覚めた?」
「目覚めてたまるか…っ!」
「大丈夫だよ。キミがそっちに走ったら、責任とって一生男の子になってあげるから」
「おまえは……あぁ、もういい」
 大きな溜息を一つ。
 まぁ、何だかんだでこのやり取りを楽しんでいる自分がいる。
 とりあえず、こいつ相手なら、たとえ暴走しても大事に至るようなことはないだろう。
「あ、そういえば君のお尻に入れるの、すっかり忘れてた」
「…………」
 ――それでも少しは自重してくれ、ヒナタよ。

770 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:11:56 ID:KVg06+ox]
以上です。あんまりショタっぽくならなかったのが残念と言えば残念。
次回、新キャラ登場するかもです。



771 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/30(日) 02:33:18 ID:lbqaH/vl]
乙&GJ!!

続きにwktk

772 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/30(日) 16:45:52 ID:DMjvkJmu]
GJ!

次も待ってるぜ!

773 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 20:29:17 ID:hBsgGEAm]


774 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/07(日) 01:21:38 ID:SaaNLcpI]
ワクテカン

775 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/09(火) 08:06:38 ID:96Ak5tuM]
保守

776 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/10(水) 23:46:26 ID:X7P1RnV0]
SSが投下され始めるとwktkしすぎて流れが止まるのがこのスレの悪いところだな。
まぁ、これと言った話題が無いのも事実だけど。


777 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:02:45 ID:Efri1D7Z]
ゲームキャラ使ったssなんだけど、ここに投下していい?
ゲームのスレが落ちたみたいで見当たらなかったもんで。
♂アルマジロ×♀虎なんだけど…

778 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:10:59 ID:d10yeYBN]
>>777
いいと思う。聖剣LOMのSSもここに投下されてたし。
つーか何のゲームか予想がつかんw

779 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:30:54 ID:6ce7+FF5]
俺はなんとなく予想できたが外れると恥ずかしいので言わないでおこう
・・・2ですか?2ですよね?

合ってても外れてても何はともあれ楽しみだが

780 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 02:03:31 ID:ZwujDjMp]
元ゲームやったことないのに虎♀で何のゲームか予測付く俺ダメポ
一応調べてみたら2で間違いない気がするなぁ・・・

まぁ外れても「やったことないし」で済ませられるから言ってみよう。
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 リンプー!リンプー!
 ⊂彡




781 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 03:13:04 ID:GutHk/XJ]
haihaihaihai,なるほどね!

782 名前:777 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:20:58 ID:w8Lhgdh3]
何でお前らそんなに勘いいんだw
そうです2ですリンプーですランドです。

大丈夫そうだし今から投下。
ブレスオブファイア2よりランド×リンプー。
元ゲー知らない人は
大柄アルマジロ×虎で認識してくれればいいと思うよ。

年の差カップルは好きですか。俺は大好きです。

783 名前:ランド×リンプー 1 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:22:15 ID:w8Lhgdh3]
――守ってやるさ。
それはずいぶん前から思っていた事。
ある街で日銭を稼いでいた時に、バトルショーで戦っていた虎人の娘。
ケンカっぱやくて危なっかしくて、だから守ってやらなきゃと思った。
子供を守るのは、大人の義務だからと。
けど、そうじゃない。
そうじゃないんだ、俺がお前を守りたいのは、もっと別の理由があるんだ

………


「ランド!」

かけられた声の方を見ると、リンプーが立っていた。
ランドはあたりを見回す。自室だ。そして自分はベッドに寝ている。

「……俺…」

784 名前:ランド×リンプー 2 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:24:40 ID:w8Lhgdh3]
自分の体を検分するが、昼間の戦いであちこちにあった筈の傷はすべて治されていた。痛みもない。
仲間が魔法で治してくれたようだ。
窓を見れば、外は真っ暗だった。

「今…何時だ?」
「んー、わかんない。とりあえず夜中だよ。もうみんな寝ちゃった。」

では、リンプーは一人でランドを看病してくれたのか。
リンプーを見るランドに、リンプーは尋ねる

「それより大丈夫?どっか痛いところは?」

掴みかからんばかりに聞いてくるリンプーに、大丈夫だと返事を返し、立ち上がる。
軽く伸びをすると、全身がぽきぽき音を立てた。

「お前は?ケガはないのか?」

逆に問掛けると、リンプーは頷く。
それを見てランドは目を細めたが、リンプーは何故か沈んだ表情をしている。

「ケガがないなら、どうしたんだ?元気がないみたいだぞ」

いつもは元気よく揺れている尻尾も、だらりと床を向き、何かあるのは明らかだった。
リンプーは少し躊躇しながら、ぽつりと言った。

「ランド、何でいっつもあたしをかばうの?」
「………かばってないよ」
「ウソ。さっきだって、わざとあたしの前に飛び出したでしょ。」

785 名前:ランド×リンプー 3 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:26:31 ID:w8Lhgdh3]
いつもは元気よく揺れている尻尾も、だらりと床を向き、何かあるのは明らかだった。
リンプーは少し躊躇しながら、ぽつりと言った。

「ランド、何でいっつもあたしをかばうの?」
「………かばってないよ」
「ウソ。さっきだって、わざとあたしの前に飛び出したでしょ。」

ランドは頭を掻いた。確かにそうだ。気付かれてないと思ってたんだが。

「さっきだけじゃない。いつもいつも、あたしが危なくなると絶対助けてくれるでしょ。何で?」
「何でって…俺の方が丈夫だろ」

それは事実だった。
全身を固い殻に覆われたランドは、体が丈夫だ。
そしてリンプーは、力は強いし素早いが、守りは固いとは言えない。
身を守るものは、服と、腰から下に生えた虎の毛しかないのだ。
ランドと違い、まともに攻撃を受けると簡単に致命傷になり得る。
しかし、それだけでも無かった。
ランドはリンプーが好きだった。
いい年して、と最初は思ったが、こればかりは仕方ない。

786 名前:ランド×リンプー 4 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:29:05 ID:w8Lhgdh3]
16も年下の虎人の娘に、この甲殻族の男は恋をしていた。

――壁役くらい、やってやるさ。

伝えられない思いを抱いて、それでも自分にできる事をしたかった。
ふとランドはリンプーを見た。
リンプーはランドを見つめていた。目に涙を溜めて。
驚いたのもつかの間、リンプーはランドに掴みかかった。

「バカ!」
「はあ?」

呆気に取られるランドをよそに、そのまま、ポカポカと殴る。

「バカバカ、ランドのバカ!」
「おいおい…」

ランドは呆れ顔で言う。

「そんな事で泣くか?」
「そんな事って何だよ!」

泣きながら、怒りながらランドの胸に顔を埋めるように殴り続ける。

「好きなヤツの心配しちゃいけないの?あたしのせいでケガなんてして欲しくない!」
「…そりゃどうも。けどお前な、仮にも男に軽々しくそういう事言うなよ?」

肩を持ってリンプーを引き離しながら、ランドは言い聞かせるように言う。
リンプーはその言葉に、顔を上げた。

「何で」
「勘違いするだろうが」
「だから勘違いって何」

ランドは頭を抱えた。
ここまで鈍い女だとは。

「つまりだな、愛されてるとか…モテてるとか思うヤツがいるんだよ」
「ああ、それなら大丈夫」

は、とリンプーを見るランドに、リンプーはうつ向きながらぽつりとこぼす。

「その、あたし、本当にランドが好きだから。リュウとかステンの『好き』とは違うよ。ホントだよ。」
「………は?」

何が起きたか把握できないランドに、リンプーは自嘲気味に笑う。

787 名前:ランド×リンプー 5 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:32:12 ID:w8Lhgdh3]
「あはは、やっぱり嫌だよね、男ってもっと可愛い女の子がいいんだもんね。」

とっさに、それは違うと思う。
女らしくて守られるだけの女も嫌いではない。
けれど、ランドが見ていたのはリンプーだけだった。

「あたしみたいな人を好きになる物好きなんていないよね。ゴメンね、変な事言って…」

言葉より先に、手がのびた。
背を向けようとしたリンプーの手を、ランドは掴む。
そのままリンプーの意外に細い体を抱き締めた

「ランドっ!?」
「そんな事ない」

子供みたいで目が離せないだけだと思っていた。
あぶなっかしい印象があるから、それだけだと。
でも、違う。

「そういう物好きなヤツもいるもんさ。俺とか。」
「ランド…」
「でもお前も相当物好きだぞ?俺の年知ってるか?」
「知ってるよ。けど好きなんだもん」

ランドは更につよくリンプーを抱き締めた。

788 名前:ランド×リンプー 6 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:35:25 ID:w8Lhgdh3]
ああ、畜生。
俺はロリコンなのか?
それとも15はセーフか?
どっちにしろ、かあちゃんにバレたら殴られる気がする。

そんな事を思いながらも、ランドは首を精一杯曲げて、その鼻面をリンプーの髪に押し付けた。
この虎人の娘が、たまらなく愛しい。

異変は、その時起きた。
最初は微かだったリンプーの香りは段々と強くなり、それに従ってランドの体がほてりだした。
ランドは慌てて離れる。

「…ランド?」

不思議そうな顔をするリンプーから、甘い香りが流れてくる。

――しまった。

ランドは自らの迂濶さを悔いた。
動物と大昔に袂を分けた虎人や甲殻族には、発情期はないが、それに代わるものがある。
好意を寄せる異性を前にすると、発情期に似た現象が起きる。異性を引き付ける香りが出るのだ。
昼間はそれも起こりにくいが、今は夜、しかも気持ちを確かめ合ったという状況でああいった風に体を密着させると
まず間違いなく起こるだろう事は、リンプーはともかく、ランドになら予想できたはずだった。
まさかそれをすっかり忘れてしまうとは。
リンプーの香りはどんどん強くなる。
ランドの体からも、そういった香りが流れている事も想像に難くない。
リンプーを見れば、顔を真っ赤にして、自身の肩を抱くようにしている。
遅かった。

「ランド…」

熱っぽい顔でリンプーが近付く。

789 名前:ランド×リンプー 7 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:37:52 ID:w8Lhgdh3]
「なんか、変だよ…体が、熱い」
「来るんじゃねえ」

思いを確かめ合ったとはいえ、ランドはこのままリンプーを抱いてはいけないと思っていた。
第一、こんな一時の激情に流されていいはずがない。
第二に虎人は希少種族だ。他種族と結ばれてしまえばその血を絶やす事になる。
さらに、体格差。
ランドとの行為は、リンプーにとってはおそらく激痛を伴う。
年齢を別にしても、問題は山積みだ。

「来るな…」

ランドの制止をよそに、リンプーは近付き、ランドにもたれかかる
そこで、ランドの躊躇も擦りきれた。
上をむいたリンプーの唇に、自分の唇を重ねる。
リンプーの背中を、ランドの手がなぞる。

「…!」

リンプーの体に寒気に似た感覚がはしり、ぶるりと震えた。

ランドはもどかしげにリンプーの服を脱がせた。
あらわになった背中に手を這わし、獣の耳を舐めると、リンプーが声を上げた。

「あっ…」

790 名前:ランド×リンプー 7 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:39:08 ID:w8Lhgdh3]
「なんか、変だよ…体が、熱い」
「来るんじゃねえ」

思いを確かめ合ったとはいえ、ランドはこのままリンプーを抱いてはいけないと思っていた。
第一、こんな一時の激情に流されていいはずがない。
第二に虎人は希少種族だ。他種族と結ばれてしまえばその血を絶やす事になる。
さらに、体格差。
ランドとの行為は、リンプーにとってはおそらく激痛を伴う。
年齢を別にしても、問題は山積みだ。

「来るな…」

ランドの制止をよそに、リンプーは近付き、ランドにもたれかかる
そこで、ランドの躊躇も擦りきれた。
上をむいたリンプーの唇に、自分の唇を重ねる。
リンプーの背中を、ランドの手がなぞる。

「…!」

リンプーの体に寒気に似た感覚がはしり、ぶるりと震えた。

ランドはもどかしげにリンプーの服を脱がせた。
あらわになった背中に手を這わし、獣の耳を舐めると、リンプーが声を上げた。

「あっ…」



791 名前:ランド×リンプー 8 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:40:13 ID:w8Lhgdh3]
初めて聞く、リンプーの女の声。
それが堪らなく感じて、ランドは更に指を動かす。
背中、肩、首筋…軽く撫でる度に、肩越しに見えるリンプーの尻尾が痙攣する。

「んっ…く」

それを軽く掴むと、一際高い声が上がる。

「ひゃんっ」

リンプーの膝が揺れるのを見て、ランドはリンプーを抱き上げた。
これからどうするか、経験はなくともわかっているのだろう。
リンプーはランドの首に手を回した。

リンプーをそっとベッドに横たえ、もう一度、口付けを交す。
リンプーの口に、ランドの舌が侵入する。

「んぅ…む…」

ぎこちなくではあるが、リンプーからも舌を絡める。
ねっとりと舌を絡め合いながら、ランドはリンプーの胸に触れた。
撫でるように回りをなぞり、ときどき指の腹で先端を押し潰す。

「んっ…」
「痛いか?」

リンプーは首を振る。
「平気…、ね、もっと…」

792 名前:ランド×リンプー 9 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:41:07 ID:w8Lhgdh3]
強くなる一方の甘い香りに誘われるように、ランドは胸に舌を這わせる。

「あ…ん、ん…」

両胸に与えられる刺激に、リンプーは艶のある声を上げる
荒い息の音も、声も、下半身の甘い痺れも自分でないみたいだった。
しばらくそうして胸をいじった後、ランドの手が、だんだんと下へ降りて行く。
首を曲げたリンプーの視界の中で、ランドの指はヘソの回りを擦り、太股を撫でた。
そして、閉じていたそこに手をかける。

「や、そこは…っ」

僅かに抵抗するが、ランドの手はするりと足の間に滑り込む。
毛皮に守られ、普段はぴったりと閉じられたそこは、今は僅かとはいえ濡れていた。
自分でしか触れないような場所に触れられ、リンプーは声を上げた。

「やっ、あぁ…ぁ、あっ」

しかし、ランドは内心で眉をひそめる。
予想はしていたが、キツイ、かもしれない。

793 名前:ランド×リンプー 10 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:42:02 ID:w8Lhgdh3]
リンプーは恐らく処女だろう。
そうでなければ、性格上、もう少し慣れた風を見せるはずだ。
そして…と、ランドはまた、そこに指を這わせる。
太いランドの指は、入れただけで、リンプーの処女を奪いかねない。
できれば、入れるべきもので奪いたいのだが…そっちはもちろん指より太い。
ランドは甲殻族の中で特に巨根というわけでもないが、それでも他種族にすれば話は変わる。
リンプーが耐えられるかどうか。

――なるだけ、ほぐさないとな。

身を起こしたランドを、リンプーは熱に侵されたような視線で見上げる。
ランドはそれに目配せすると、リンプーの足に手をかけ、大きく開かせた。
片足を持ち上げ、よく見えるようにする。
「やっ…何…?」

明るい黄色の毛に覆われた桃色の秘裂。
そこをもう片手の指で押し広げた。

「ちょっとガマンしろよ…」

動揺しているらしいリンプーに声をかけ、ランドはそこに舌を這わせた。
驚いたのはリンプーだった。

794 名前:ランド×リンプー 11 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:46:11 ID:w8Lhgdh3]
性知識に乏しいリンプーにとって、そこを舐めるという行為は予想外だった。

「やっ…そんな所…っ!や、やだやだやだぁっ、あ、ああっ、んっ、ふゃぁああっ」

羞恥、そして強すぎる快感に身をよじる。
視線を下へ向ければ、灰色の塊が自分の足のあいだにあって
そこからはぴちゃぴちゃといやらしい音が立っていて
それが余計に羞恥心をかきたてる。

――ランドが、あんな所舐めてる…

そして、その光景が更にリンプーの官能を高めていく。
鼻面ごとそこに差し入れられ、さらに舌を入れられ、熱に冒された頭で、抵抗を試みる。

「ラン…ド、やっ…もう、ああぁっ…」

体を折り、ランドを押しのけようとするも、力の抜けた腕ではそれも叶わない。
「!?やっ…ぁ、そこはっ!」

突起を舌で擦られ、リンプーの体が跳ねた。
ランドはそこを執拗に責めたてる。
香りと共に溢れる液を舐めとり、突起を吸い上げ、舌でつつく。

「や…そこ…ぉ、んんっ、ヘンにぃ…なっ……あ、ああっ、あああぁぁぁぁあっ!」

初めて感じる絶頂に、リンプーは叫ぶような声を上げた。
視界が一瞬、白く染まる。
ランドは顔をそこから離すと、まだ痙攣しているリンプーの髪を撫でた



795 名前:ランド×リンプー 12 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:48:44 ID:w8Lhgdh3]
「ランド…今の…あたし、何か…ふぅ…っ」
「イクって言うんだ、それは」
「イク…これ、が?」

頷きながら、ランドは自分の服を脱ぐ。
そろそろガマンも限界だった。
大きく立ち上がったそれを見て、リンプーは目を見開く。
リンプーにしてみれば、絶望的な程に大きかった。
――あれが、今から…
恐怖に息を飲む。
ランドはそんなリンプーをそっと抱き締める。

「リンプー」

一度は諦めた恋だった。
だからせめて守りたいと。
そう思った相手に、今度は苦痛を強いる事になる。
それでも。

「…愛してる」

抱き締められた側は、おずおずと背中に手を回す。

「あたしも」

堅い殻の感触が、ひんやりとして心地よい。
いつもあたしを見守ってくれた人。
大丈夫、このひとなら、受け入れられる

「愛してる」

796 名前:777 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:52:48 ID:w8Lhgdh3]
ちょっと後半手直ししたいから、一旦中断。
甘い甘すぎる。

このカップル好きなのに絵やssを全然見掛けなくて悲しい。
マイナーなのか…

797 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 03:13:16 ID:p/9NyNng]
やべえw
甘い甘すぎる。こういうの大好きだ。
元ネタあんまり知らんのだが萌えた。GJ

798 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 07:20:44 ID:HTGmKUuH]
イイヨイイヨ

799 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 18:28:26 ID:riY39I4e]
ブレススレ落ちたときはショックだったけどここで投下があるとは…


レイモモもよろしくおながいします

800 名前:ランド×リンプー 13 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:37:23 ID:JrJb+GJb]
>>783-795の続き。
相変わらず糖分過多。


ランドはリンプーを四つんばいにさせ、尻を高く上げさせる。
振り向くリンプーに笑顔を向ける。
不安だ、と表情と尻尾が告げていた。
滲んだままの涙を拭ってやる。

「こっちのが痛くないだろ」
「そうなの?」
「そうらしい」
「…って事は、前にもした事あるんだ」

唐突に言われ、ランドは口ごもる。

「悪いかよ、俺だって健康な男だぜ」

リンプーはともかく、ランドの年齢からすれば、まだ、という方が不自然とも言えた。

「それに、俺が経験無しだったらヤバいぞ。」
「何が」
「…わからないなら、いいんだ」

ランドがこうしてリンプーを気遣い、痛みを抑えようとできるのも、それなりの経験があり、余裕があるからだ。
これがやりたい盛りの年齢の男なら…リンプーを傷つける事になりかねない。
なんて言えば、リンプーが怒りだすのは目に見えていたから、言わずにいた。



801 名前:ランド×リンプー 14 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:38:13 ID:JrJb+GJb]
「力、抜けよ…」

僅かに頷くリンプーの頭を、腕を伸ばしてなだめるように軽く叩く。
両手で、ランドはリンプーの腰、黄と茶、二色の毛の生え際あたりを支え、自身をリンプーの中へ進ませる

「〜〜〜〜っ!!」

先端がリンプーの中に入ると同時に、壊れるのではないかという激痛がリンプーを襲い、声にならない悲鳴が上がる。
ランドは慌てて動きを止める。

「ぁ、ぐ、…っ!」

顔をシーツに埋め、後ろからでもわかる程、涙を流す。
尻尾や耳はびくびくと痙攣し、その痛みが尋常でないと告げていた。
本能的に、痛みから逃れようと、這いずるように逃げようとするリンプーの体を、しかしランドは逃がさない。
一度入れてしまえば、抜くのにも痛みがともなう。
それもあるし、ランドの方もこのまま離れたくはなかった。
まだ何も受け入れた事のないそこは、ランドをきつく締め付けた。

802 名前:ランド×リンプー 15 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:41:43 ID:JrJb+GJb]
「…くぅ、流石に…きついな」

さらに腰を進めたくなる自分を、なんとか抑える。
そんなランドを知ってか知らずか、リンプーは絞りだすような声を出す。

「も…だいじょぶ…」

全く平気に見えない、とランドは思う。
口では平気だと言ってはいるが、声だけでも苦しそうだ。
しかし、ここでやめてもリンプーは喜ばないだろう。
ランドに助けられても喜ばなかったのと同じに。
やめる事はできない。とはいえ、このまま続けたら本当にリンプーを壊してしまう。
それでランドは、そのままの状態で動かずにいた。しばらく動かなければ、痛みもおさまるだろう。
そうしたら、少しずつ続ければいい。
少しでも痛みを散らせればと、ランドは目の前でびくつくリンプーの尻尾を撫でた。
これは僅かながらも効果があったようで、リンプーの苦しげな声が少なくなる。
尻尾を触られる感覚は、リンプーの下半身にあの甘い痺れを呼び戻した。
さらに、ランドの片手がそこに伸ばされる。

「ぅ…ふぁっ…」

指先で、上部についた突起を軽く擦られると、リンプーの口から痛みでない声が漏れた。
そうしている内に、痛みはだんだんと収まり、リンプーはランドを見た。

803 名前:ランド×リンプー 16 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:44:31 ID:JrJb+GJb]
――もう、大丈夫だから
それを受け、ランドはゆっくりと動きを再開した。

「く…うッ」

またも、体を割られる痛みにリンプーがうめいた。
また動きを止めたランドに感謝しながら、リンプーは呼吸を整える。
そうして、落ち着いたのを確認するとランドはまた体を進める。

そんな事を何回か繰り返し、ついにリンプーの奥までランドが到達した。
奥に当たる感触に、吐息が漏れる。

「…はぁっ」

好きな人を受け入れたという喜びに、リンプーはランドに笑顔を向ける。

「よく我慢したな」

繋がったままで、ランドはリンプーの頭を撫でた。

「いい子だ」

大きな手の感触を頭に感じながら、リンプーは苦笑する。
――妙な口癖だ。
出会った頃から何かと言われてきたこの言葉が、子供扱いされているようでリンプーは気に入らなかった。
確かに16も違えば子供扱いされても仕方ないのだが、そう扱われるのが嫌いな年頃でもある。
加えて、こうして抱かれている時にまで子供扱いするとは。

「こんな、時…まで、…ぁ、…子供、扱い?」
「…は?いや、別にそういうつもりじゃねえんだが」
「じゃ…何なの、いい子だ…って」

804 名前:ランド×リンプー 17 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:46:02 ID:JrJb+GJb]
んー、とランドが唸る。頭をごりごりと掻いて、それから虚空を見つめる。

「ま、口癖だ。気にするな」
「気にするよっ、…ふゃっ」

勢いよく振り返ろうとし、その拍子に入れたままのものが擦れてへなへなと脱力する。

「子供扱いしてたらこういう事しねえよ」

言われると同時に尻尾を握られ、媚声が漏れる

「っ…あぁっ」
「動くぞ。痛かったら、言えよ」
「えっ……ちょ、待っ…」

最後まで聞かず、ランドはピストン運動を始めた。
抗議を聞きもしないのに、その動きは優しい。
なるだけゆっくり抜いて、そしてできる限りゆっくりと入れる。

「…うぁ、んっ…」

リンプーの声音から、彼女が落ち着いてきたのを感じとって、ランドは少しずつ動きを早める。

「い、ぁ…っ、あぁ」

一突きごとに上がる声も、中の絡み付くような感触も、全てがランドを刺激していた。

「リンプー…」
「ふぁっ、あっ、んんっ、あ、やっ」

ランドもそろそろ限界だった。

「リンプー…俺…もうっ」
「ラン、ド…っ、ランドっ!」

リンプーの高い声を聞きながら、ランドは自身の欲望を吐きだした。

805 名前:ランド×リンプー 18 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:49:22 ID:JrJb+GJb]
リンプーは、ベッドの中でランドの腕の中に収まっていた。
あの香りも、体のほてりも収まり、今は心地よい疲労感だけがある。

「ランド…」
「んー?」
「あたし、幸せだよ」

柔らかな髪を撫でるのをやめないまま、ランドは微笑んだ。

「そうか…いい子だ」

かけられた言葉に、リンプーは思わずランドの顔を見る。
また?と言いかけて、やめた。
どうせ適当にはぐらかされるんだから。
しかし、抗議を込めた視線には気付いたのだろう。
赤毛から手を離さずに、ランドが呟く。

「昔話をしてやろうか」
「昔話?」
「ああ。…どこぞのド田舎に、男がいてな」

ランドは遠くを見るような目付きで続ける。

806 名前:ランド×リンプー 19 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:51:14 ID:JrJb+GJb]
「男は早くに父親をなくして、母親と二人暮らしだった。
 その母親と言うのがまた気の強いヤツで、
 既に成人した男をガキみたいに叱り飛ばすわ、殴るわこき使うわ、とにかく酷いヤツだった。
 挙げ句、誉める時までガキ扱いだ。いい年齢になってた男にはそれが不満だった」

どこの童話だろうか、とリンプーは記憶を辿る。

「で、だ。男はそんな母親に嫌気がさして、ついに村を飛び出した。
 だがな、男は知らずの内に、母親に似てきていた。つい似たような事をしちまう。
 食う物も、気が付けば嫌いだったはずの田舎料理を選んじまう。
 母親がうさんくさいっつってた宗教が気に入らない…
 仕舞いには、同じ口癖を使ってる。気付いても遅く、もう習慣みたいに口をついて出ちまう、と。そんな話だ」

そこまで聞くと、リンプーはピンときた。

「それって、ランドの事?」
「どうだかな」

しかしランドはおどけたようにはぐらかす。
もう、と溜め息をつきながら、リンプーはランドに擦り寄るように顔を寄せた。

「…ランドがいい子って言われる所かあ…見てみたいな」
「だから俺じゃねえって……もう寝ろ。疲れただろ」

抗議の声をあげようとしたが、確かに疲

807 名前:ランド×リンプー 20 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:56:04 ID:JrJb+GJb]
抗議の声をあげようとしたが、確かに疲れて眠かったので
リンプーはそのまま目を閉じた。

ランドはしばらく、そのままリンプーの寝息を聞いていたが、やがて、あ、と声を上げた。
ここはランドの部屋である。そしてリンプーは寝てしまった。

「………」

仲間に見付かれば、かなり大変な事になる。
今からでもリンプーを起こすか…
いや、その前に服を。

「…ま、いいか」

早起きすればいい。
そう結論づけ、ランドも目を閉じた。

808 名前:777 mailto:sage [2007/10/13(土) 23:00:53 ID:JrJb+GJb]
これで終わり。お粗末。
最後、変なところで切れた…
しかも見返してみれば7を二回投稿してた〇| ̄|_
もうどうにでも(ry

>>799
ブレスは1と2しかやったことないんだ。すまない(´・ω・`)


体格差カップルは好きですか。俺は大好きです

809 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 00:21:05 ID:eNDyHqjI]
この甘さが、いい・・・
GJでした

俺なんかブレスは何故か5しかやってないんだぜ

810 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 12:35:46 ID:Ma7I/ACR]
ァまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぃ!



811 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 12:04:45 ID:qirZHDTB]
ブレス2やったことないけど、GJ!
俺もブレス5しかやってないなぁ。
3のCMは見たことあるけど。
まぁちはぁーーーー

812 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 16:39:21 ID:DOaJKH3z]
半角の方におもしろいネタがあったな・・・洗脳電波。
でもどうしても絡みにもってっけねぇ。

813 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 16:47:31 ID:4PstS8Fz]
獣人を洗脳して奴隷にしてしまうとか?
それか憎い奴らを動物にして交尾させるとか。
場合によっては♂×♂とか♀×♀もいけそうだな。

814 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 00:26:26 ID:BxzUrclt]
>>812
どこのスレ?半虹の人外系は一通り見たつもりだが洗脳系の話題は見当たらなかったような
それとも半角って、半角二次元じゃなくて、半角文字列や半角かな等にこういう系統のスレがあるのか?

815 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 11:16:24 ID:oVma6GTG]
>>814
>>2にもある獣化スレみたいだな

816 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 21:23:46 ID:BxzUrclt]
見たけど、洗脳電波っぽいネタなんてあったっけ?

817 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 11:40:06 ID:8cH61dqw]
保守

818 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 12:36:36 ID:3UPYgqOo]
馬(家畜)が泉に転落

貴女が落としたのは(ryの問いに嘘を吐いた罰で馬に変えられた女性が家畜に犯られてしまう

という電波が…

819 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 23:56:26 ID:84uMI7fN]
>>818
萌えるなー。罰としての獣化ってのは容赦なく辱められるから良いですな

ところで、折角のハロウィンも近いので何か書こうと思うんですが
ハロウィンらしいネタが思いつきません。何かあります?
着ぐるみとかで仮装してたら癒着・融合、ってのは去年出たから避けたい
まあ今からハロウィンまでに書くのは時間的にしんどいかも知れませんが

820 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 23:59:12 ID:f4OSEdsH]
パーティに本物のケモが紛れて、その辺の人間と入れ替わってやろう・・・とか



821 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 09:46:22 ID:oMcjwZpj]
お菓子くれなきゃいたずらするぞ→おめーにやる菓子はねえ!→いたずら

ってパターンはどうですか?ありがちなんですけどね・・・。

822 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 12:01:10 ID:zkb8lBTy]
ハロインの夜だけ獣化する家系とか
体液で感染するから嫁も婿も獣に

そして毎年八、九月辺りに生まれる子供たち

823 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:32:45 ID:4K9ts1Co]
人間社会に紛れて生き、ハロウィンの夜だけ堂々と獣化する。
そんな獣生(?)を送るケモが同類と運命の邂逅を果たす、そんなハロウィン。

824 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 14:00:45 ID:fLOchqYL]
>>821の逆パターンでお菓子やるほうが魔女かなんかで、
そのお菓子を食べると動物になってしまうとか。

825 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/28(日) 19:44:09 ID:lnDYDa3j]
ハロウィンには動物ビスケットあげればいいんですに。

826 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 22:47:02 ID:6Dx1ILzj]
>>825
「いたずらしないからお菓子下さい」

827 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 13:31:09 ID:qWOFwNmV]
イタズラしてぇ。もちろん性的な意味で。

828 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 22:55:48 ID:ngnJRG0E]
「お菓子をあげるからイタズラさせて」
これがベスト

今週の絶望先生

829 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 15:11:03 ID:8phKFdNf]
それは俗に言う、トリック アンド トリートなんじゃないか?

830 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 15:41:07 ID:zhkkRIpT]
トリック オア トリートじゃなくて?



831 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:06:25 ID:8phKFdNf]
トリック オア トリートは普通だろwww
お菓子をもらって、更に悪戯もする。これがトリック アンド トリート。有名な言葉。
ちょっと828とは意味が違ったな。失敬。

832 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:10:14 ID:zhkkRIpT]
>>831
知らんかったー!
まさか有名な言葉だったとは。

つーかお菓子あげる意味ないなw

833 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:34:35 ID:ovZJcQnR]
悪戯だけしたいとはまた随分な

834 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:52:57 ID:LNIZtfP1]
>>829
いや、トリックとトリートの両方を与えるのだから、むしろトリック ウィズ トリート。

835 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/02(金) 01:27:29 ID:+6Fxcdfb]
ミッケミケにしてやんよ。

836 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/04(日) 19:33:46 ID:G6y7wYae]
ミッケミケ?

837 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/05(月) 16:30:34 ID:WljPjbEr]
なんという初音ミケ
思わず欲情してしまった……
間違いなくこれはもふもふ\(^O^)/

838 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/08(木) 15:14:24 ID:nugnDfcR]
作家さんにこういうこと言うのはフェアじゃないと解ってるんだが・・・

はやくギンを救ってやってくれぇ〜。
そして俺も救ってくれぇ〜
あの境遇にストレートに共鳴してしまい
気がかりで心が重くてしゃあないorz

839 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/08(木) 19:15:55 ID:buOPWvX1]
まだ未完なのねアレ

840 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/13(火) 03:48:17 ID:RGI/VT1t]
あげ



841 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/13(火) 16:28:54 ID:idm7m0PS]
ケモケモした獣人ものが読みたい。
擬人化とか疑獣化とかじゃないやつ。
神様たちお願いします。

842 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 19:02:50 ID:AZYljbwU]
獣人てケモ擬人化の産物じゃ…

843 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 19:22:02 ID:Qxrh8UeL]
多分だけど、自分の意思で自由に変身して人から獣人になるタイプでも、
他者に変身させられて動物になるタイプでもなくて
生まれつき獣人が主人公のものが読みたいってことじゃないかな

どっちかっていうと俺は獣化ものが読みたいw

844 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 22:29:28 ID:f4UwZnA+]
俺も獣化派だな

845 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 01:15:44 ID:LD5RieRa]
>844
同意

846 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:03:08 ID:sWuAbZ9g]
読みたいとかお願いしますとかじゃなくて、たまには自分の読みたいものを自分で書いてみてはどうだ
ちょっとした文章を書くくらいだったら難しくないんだし
少なくとも、漫画や名画を何千枚と見ても自分で基礎からみっちり練習しなければ描けない絵とかプログラムよりは
それなりに本を読んでればすぐにでも書ける文章ってのは入門の敷居は低いと思うが

いやもちろん、良作を書いてる人は努力や工夫もしているだろうし
入門はともかく、総合的な面では絵より文が簡単だと思っているわけではないが

847 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:08:43 ID:UkUzaqCR]
書いてみたけど前にこのスレで書いたやつと描写が被りまくってて
恥ずかしくなって消去しちゃった・・・orz

改めて自分で書いてみてわかったけど獣化の描写は難しいよ。

848 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:11:15 ID:TbsrkN2g]
>>847
おれもやろうとしたけど、そうなった。
なんか書いてるとだらだらと長くなっちゃって、自分でも読み返す気になれなくなって廃棄とかよくある。

849 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:15:40 ID:UkUzaqCR]
>>848
上手く書こうとして余分な贅肉がどんどんひっついてくんだよね・・・
俺の場合は、書きたいシーン(獣化シーンとか)に少しでも早く移りたいんだけど
もう少し直さなきゃ、もう少し直さなきゃ、ってどんどん引き伸ばしてって
最終的にはなかなか書きたいシーンに到達できずに飽きて終了ってパターン。

850 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 03:10:26 ID:HgNXdWzN]
獣化じゃない獣人萌えってもしかして少数派?



851 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 03:33:37 ID:sWuAbZ9g]
>>850
俺は獣人にも普通に萌えるが、エロの場合は獣化だな
以前は獣人でも興奮してたのだが、獣化にハマってしばらくしたら獣化ネタ以外を使うのが難しくなってた
おかげでハァハァするネタを探すのも一苦労になった

・・・さらに最近では獣化ネタの中でも豚化ばかりに惹かれるようになってますます限定されてしんどい
もしこのままもっと酷くなって仮に「手が豚のヒヅメに代わるシーン限定萌え」とかになったら俺は餓死するかも知れん

852 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 16:59:00 ID:CWcwiwC4]
ストライクゾーンが狭くなっていくのはよくあること
俺も一応満遍なく食べてるけどここ最近獣人がまったく食えなくなった

853 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 18:30:45 ID:UkUzaqCR]
食える食えないって部分だけ聞くとなんか怖いなw
>>851
蹄スキーで豚化いけるなら牛化もいけるんじゃないですか?
俺は豚の蹄とあの不細工な鼻に萌えてますw

854 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/17(土) 03:49:14 ID:THUPlYnQ]
>>850
クロノア、ゾロリ、スターフォックスに萌えて仕方がない俺が通りますよ。

855 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/17(土) 04:07:05 ID:rwiLEcCe]
>>854
俺の好きなスリーポイントを見事におさえてやがる・・・

856 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/18(日) 00:54:43 ID:VGZ2Msms]
>>850
白虎や霜花の式神と契約できるなら魂削って闘神士になってもいいと半ば本気で思ってる俺が通りますよ

857 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/19(月) 02:50:33 ID:9Ms46Nrd]
>>682さんの続きはまだー?
>>697の指摘は妥当だったとは思うんだが
やっぱり間を空けてしまうと書けなくなるタイプの人だったんだろうか

858 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/19(月) 15:15:37 ID:6LPWJSID]
俺は種族として獣が居るのが好き、人間が出て絡むともっといい

859 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/23(金) 03:01:11 ID:AxGH3E0L]


860 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 01:01:47 ID:0Q/bLGkF]
オマエは「豚」だ・・・。
オマエは「豚」だ・・・。
オマエは「豚」だ・・・。

頭の中に響く声を、俺はもう言葉として認識できないでいた・・・。
頭がボーっとして何かを考えることも言葉を口にすることもろくにできない・・・。
俺に許されているのはただ「豚」のように愚鈍に鳴くことだけ・・・。
ただ毎日食べて寝て食前と食後に繰り返されるピストン運動に
身を任せているだけで、堪らなく幸せなのだ。

一体どうしてこんなことになってしまったのだろう・・・。 



861 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 01:08:57 ID:WlAbiSy9]
ktkr

862 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 01:14:11 ID:0Q/bLGkF]
って思うしょ?
だけどコレここから何書けばいいか思いつかないんだ・・・。
つい書き込む押しちゃって・・・。
ごめんなさい(´・ω・)

863 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 01:15:42 ID:WlAbiSy9]
惰性でいってみよー

何も難しく骨格から作らなくてもいいじゃない、
つぎはぎつぎはぎフランケンでいいじゃない。

864 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 01:20:24 ID:0Q/bLGkF]
期待させて申し訳ない・・・。
リレーSSみたいに出来れば楽なんだけどそれは無責任すぎるか。

んじゃつぎはぎフランケンの覚悟でポツポツいってみます。

865 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 02:17:28 ID:xBpTk1ud]
>>860 >>864
なんか凄ぇムラムラ来たので、勝手に妄想を膨らませてしまっている。
俺も書かせてもらってよろしいでしょうか

ただ、俺は俺で>>864氏の書いた話も是非に激しく凄まじく読んでみたいので、
リレーではなく、同じ「お題」の別作品と言うか、パラレル・アナザーなネタと言うか、
そういう位置づけでやりたいんですがよろしいでしょうか。勝手な言い分で申し訳有りませんが

866 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 02:22:31 ID:0Q/bLGkF]
>>865
どうぞどうぞ!
むしろこちらが頭を下げて、書いていただきたいぐらいです。

自分でも続きをぽつぽつ書いてみてるんですがやはりSSは難しいですな。
中途半端なネタ出しで申し訳ない!

867 名前:861 mailto:sage [2007/11/25(日) 02:52:07 ID:0Q/bLGkF]
>>861の続き

あれは今から1ヶ月ほど前のことだった。
俺は、なんとか大学を卒業したものの、在学中に内定をとることが出来ず
職探しをしながらだらだら過ごしていた。

そんなある日、バイト情報誌を読んでいると、妙な広告が目についた。
『体力に自信のある男性急募!新薬のモニターになりませんか?給与は最低100万〜(変動制あり。)詳しくはこちらまで!!(XX)-XXXX-XXXX』
「ひゃ、100万円!!??」
(・・・でも新薬のモニターかあ。たしか、もし体に異変があっても文句は言えないんだよなあ・・・。)
(それに100万円も出るということは、薬の副作用が出る確率が高いからだろうし・・・。)
散々悩んだ末、やはり100万円の魅力には勝てず、思い切って電話した。
早速面接の約束をして、明日の面接に遅刻しないよう寝ることにした。


次の日、面接場所の○○ビルの2階のカフェテリアに行ってみると
ガタイのデカイヒゲ面のおっさんが待っていた。
まさかとは思ったが、やはりこのヒゲ面のおっさんは面接官の武田さんだった。
最初は驚いたものの、話してみると意外と気さくな人でリラックスして話すことが出来た。
お互い挨拶を交わして、2,3簡単な質問に答えた後、軽い雑談をして面接は終了した。
面接の途中で話のところどころで武田さんの鼻が鳴るのが気になったが、
きっと鼻炎気味なんだろうと思い、あえて聞くことはしなかった。

(俺が中学は相撲部、高校と大学では柔道をやっていて体力に自信があることもアピール出来たし、これは受かるだろ♪)
滞りなく面接を終えた俺は晴れ晴れとした気持ちで帰宅した。

面接があった次の日、午前中に携帯に採用を伝える電話があり
見事新薬のモニターになることに成功した!

採用通知の電話で説明されたのだが、新薬の実験をしているという研究所に一週間は泊まることになるらしい。
しかも交通費やその間の食費は全て向こうが持ってくれるというんだからますます期待が高まった。
早速、着替えや生活用品を旅行カバンに詰め、研究所があるという○○県に向かった。


868 名前:861 mailto:sage [2007/11/25(日) 02:53:08 ID:0Q/bLGkF]
とりあえず今日はここまででやめときます。

869 名前:865 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:44:40 ID:xBpTk1ud]
世界征服を目論む異形の怪人軍団!
その悪の組織に立ち向かうために、カラフルな強化スーツを纏った姿へと変身して戦う、
5人程の少数精鋭からなる特殊戦隊! 何故かリーダーは毎回レッド!
……21世紀前半頃まで、TVで低年齢向け娯楽番組として伝統的に続いていた特撮シリーズは、
今では不謹慎であるという理由から放映されていない。
と言っても、「暴力描写は子供に悪影響が〜」とかいうセリフを臆面も無く吐くような、
自分の教育でどうにでもなる範囲すら他者に責任を転嫁する愚かな親が増えた、という事ではない。
(そもそもそれを言ったら、それこそそんなオバサン連中自身が大好きな
 サスペンスだの昼メロだのワイドショーの方がよっぽど殺人なりベッドシーンなり不倫なりで倫理上問題あるし)
不謹慎と言われる理由。
それは、実際に「怪人軍団」も「特殊戦隊」も、現実になってしまったからだった……。

……などと言っても、その特殊戦隊は自衛隊と警察の中間的な性質の公僕で、
「なんとかマン」とか「なんたらレンジャー」という華々しい呼び名ではなく、
「対第十種特殊テロ用特殊兵装試験運用戦隊」などと「特殊」が重複してて見苦しい上に
少数精鋭というのは名目で実際は体の良い捨て石モルモット部隊であるという事実を隠す気すら無さそうな呼称が付けられ、
それが長くて言いにくいから考えられた通称も「特捜零課」と、地味で締まりが無いクセに
その反面どこか中学二年生が自己満足で考えたような痛々しさを醸し出すネーミングである。
巨大ロボットに変形合体する戦車や特殊車両があるわけでもない。
そしてその戦隊の一応の若きリーダーであるこの俺の装備品の中にも
真紅のスーツや、真っ赤なスカーフや、洒落たブレスレットや、仰々しいベルトとかは無いのであった。

870 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:45:30 ID:xBpTk1ud]
だが、俺はこの仕事をそれなりに気に入っていた。
シンプルな強化服のデザインには機能美を感じているし、最新鋭の兵装は優先的に俺たちのところへ回されるし、
実験部隊とは言え少数精鋭なのは確かなのでメンバーは選りすぐりの戦士達だし、
だから隊員の能力と装備の性能もあって、生還率・任務成功率ともにかなり高いし。
そんなわけもあって、俺はやがて、特撮ではないが確かにヒーローのような優越感を持って仕事にあたるようになっていた。

そんな慢心を突かれ、敗北するどころか囚われの身になることになるなど、考えもせずに。

……具体的に俺がどんな経緯で敗北を喫するに至ったかは、思い出したくもない。想像に任せる。
これがもしTVの番組なら、後になってから、
その戦闘が省略されることなく描かれた完全版のビデオメディアが発売されてメーカーが儲けを増やすのだろう……
(などと冗談を考えなければ気が済まぬほどに癪な話だった)



871 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:46:38 ID:xBpTk1ud]
寒さ暑さに晒されることも無く、物がぶつかったりして傷つけられたりすることも無く、
疲労にあえぐことも無く、飢えや渇きも無く……、
そんな完全防護・完全保護が仮に実現したら、人間はそうそう病んだり死んだりすることも無いだろう……
と思っていたのだが、外からの刺激が全く無いと、それはそれで人間とは壊れるものであるようだ。

俺は何処とも知れない闇の中に捕らえられていた。
いや、実際に辺りが真っ暗闇なのかどうかは正確にはわからない。
俺はどうも目隠しをされているようなのだ。
奥行きのある「暗さ」ではなく、平坦な「黒さ」が視界を占めている……気がする。
とは言え、どちらにしても目の前が闇に閉ざされていることには変わりが無い。
正直に言えば既に自分が眼を開けているのか閉じているのかも分からず、
目隠しされていると思ったのも気のせいでしかないのかもしれない。
無限に続く闇。俺はひょっとして光も届かぬ宇宙空間の果てに浮かんでいるのではという錯覚まで浮かぶ。
もちろん、呼吸も出来るし、体もバラバラになってはいないので、真空中ではないだろうが。
……まさかあの世というわけでもないだろう、と思う。思いたい。

872 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:47:09 ID:xBpTk1ud]
体はほとんど動かない。わずかに身じろぎできる程度だ。
ガチガチに拘束されていると言うより、体に力が入らない。肌に触れる感触もぼんやりしている。
何か薬でも使われたのだろうか。くそ、そんなヤバイ状況、冗談じゃないぞ……。
それでも俺は動ける範囲でどうにか周りの状況を調べ、曖昧な触覚でなんとか推測しようとしてみた。
……恐らく……何か、台か何かに縛り付けられるような形で、
四つん這いの姿勢に固定……されているのだろうか。
うっ、服が……無いようだ。下着も……。
……いやいや、今気にするべきは羞恥心ではない。全ての武装を奪われていることだ。
こういう時こそ尚更慎重で確実な行動が求められるのだ。焦るな俺。
縛られている台は……椅子か、背もたれ無しのベンチか……いや、跳び箱?
違うか、体操の競技に使う……なんだっけ、ああ跳馬か。アレを少し小さくした奴、みたいなものだろうか。
足が地面に触れている感触はある。それほど高い台ではないらしい。
その台の上にうつ伏せに俺の体が乗っていて……俺の頭が向いてる方向を前として、
台の左前脚部に繋がったロープか……あるいは鎖か、判然としないが少し重い気がするので恐らく鎖だろう。
まあそれが、俺の左手首を縛る……ゴムか革だか感覚ではよく分からないが、ベルトに繋がってる、のか。
同様に右手首を縛るベルトに繋がった縛めは、台の右前脚部に繋がってるようだ。
鎖の長さは俺を両手を完全に固定するほどではなく、少しは余裕があるようだが、
肘を畳んで腕を自分の近くに引き寄せたり、まして、台から降りたり離れたりできるほどの長さは無いようだった。
まあ仮に十分な長さがあったとしても、体が思うように動かない今の状況では逃れられないだろうが。

そうやって少しずつもぞもぞと動いている間に、台と体が擦れた時の音や、鎖が揺れた時の音など、
本来なら聴こえるはずの音が全く聴こえないことに気づいた。
どうやら御丁寧にも耳栓まで施されている。
意識を集中すれば自分の鼓動くらいは聴こえるか、とも思ったが、
心音というのはただでさえ最も身近な、つまり、最も聞き飽きているような音である。
単調なリズムは、まるで真夜中に時計が秒を刻む音のように逆に俺にストレスを与え、
気分を紛らわすことにもならず、やがて感覚から零れ落ちていった。

873 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:48:15 ID:xBpTk1ud]
気付いてみると、俺は五感の内、既に三つも封じられているのだった。
視覚と聴覚は完全に塞がれている。
ただでさえ不確かな触覚は、動かないでいるとますますその不分明さを増して、
自分の肉体と空気との境界を見失ってしまいそうだった。
いや、封じられた感覚は三種だけではない。
鼻は塞がれてはいなかったが、周囲の空気に何か匂いとして感じる要素は無い。
無臭……ということでは無いかも知れない。
嗅覚というのは五感の中でも最も周囲の状況に慣れてしまいやすい感覚だと言うから、
実際には在ったはずのわずかな匂いに既に慣れてしまっただけなのかも知れない。
どちらにしろ嗅覚も今は役に立たなかった。
残る感覚は味覚だが……今この状況で、味わえるものなどと言ったら自分の血液と唾液程度だろう。
実質的には、無いに等しい。
結果として俺は今、五感全てを封じられている、と言って良い状況に陥っていたのだ。

874 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:48:49 ID:xBpTk1ud]
……などと、現状を客観的に見つめることで精神を平静に保とうとする努力を続けていたが、
今現在はこの状況に陥ってからかなり長い時間を経過していて……そろそろ限界が近い。
(既に時間感覚も麻痺しているので、厳密には「長い時間」かどうか判断できないのだが……)
唾液はともかく、自分の血液の味がするというのは、口の中に傷があるのではなく、
喉の奥から血が滲み出るまで叫んだからだ。それも何度も。
――外的刺激を完全に遮断されると、それほど長期間はかからず人間は精神に変調をきたす――
知識としてだけなら知ってはいた。「拷問は苦痛によるものだけではない」という話だった。
まさか自分で体感してみることになるとは……。
「痛みを感じるのは生きている証」などという言葉を聞いたことがあるが、
逆に言えば「何も感じなければ、生きていると証明できない」ということ。
自分が生きていると信じることができない。自分の存在それ自体を疑いはじめてしまう。
自分の体は本当にそこにあるんだろうか。
気付かないだけでひょっとしたら肉体が分解されていたりするのではないのだろうか。
もしかして既に脳しか残っていないのではないか。いや、この意識には脳さえ付随していないのでは……。
何物からも拒絶されたかのような絶対的な孤独と同時に、
自己という存在が自他を区別する輪郭を失い無に溶けていくようなイメージ。
拒絶される恐怖と、拒絶する壁を失う恐怖。相反する二つの感情が精神を責め苛む。

最初に叫んだ時は、俺を捕らえている何者かの反応が得られるのではないかと、
挑発や罵詈雑言も含めて力の限り喚き散らした。
二度目に叫んだ時は、喚き疲れてしばらく休んでいたところに緩んだ精神が不安に侵され、
恐慌状態になって、言葉になっているかどうかも怪しい、わけのわからないことを口から垂れ流していたように思う。
三度目に叫んだ時は、叫んだことで少しは落ち着き、疲れもあって小康状態に入ったしばらく後、再び恐慌の波に心が飲まれ、
恥も外聞も無く泣きじゃくりながら(涙が流れているのか感覚は不確かだったが)
誰でも良いからこの状況から助けてくれるように懇願した。

この次に恐慌の波に襲われた時は……恐らく俺は完全に発狂してしまうだろう。
そう思う程に俺は精神の限界を感じていた。
そして、その波が再び刻一刻と近付いてくるのを感じる……
        ――もう、駄目だ――

875 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:50:09 ID:xBpTk1ud]
突然、光と音が世界に溢れた。
あまりに久方ぶりと思える視覚と聴覚の刺激に、
俺は一瞬、それが「眼に見える映像」「耳に聴こえる音声」と認識できずに、
一つの衝撃波のような何かとしか感じられないくらいだった。
急な刺激に眼が眩み目蓋を閉じてしまった俺は、その眼を恐る恐る開く。
どうやら、今まで目隠しだと思っていた暗幕は、一種のヘッドマウントディスプレイだったらしい。
眼鏡やバイザーの形をしたモニターを装着して、至近距離から映像を投影することで、
擬似的に大画面を体感するための映像デバイスだ。
今俺の眼前にあるコレは密閉性の高いバイザー型のようだ。
視界の端に周囲が見える眼鏡型と違い、意図的にモニター以外の視界を塞いであるので、
装着しながら他の作業をするのには向かないが、その分画面に集中できる、というタイプ。
その画面に映っているのは……と、モニターに意識を向けた俺はその光景に戸惑った。

牧場らしき屋内の一角、豚の群れ。
……この映像には何の意味があるんだろうか?
時折アングルは変わるが、それでも映る対象は、豚、豚、豚……豚ばかり。
気付くと、耳元で鳴り響いたノイズと思われた音声も、豚の鳴き声を流しているもののようだ。
耳栓だと思われたものは、実際には防音に優れるイヤホンだったのだということを理解する。
……しかし、それは理解できても、現状は理解できない。
これを仕組んだ者は、一体何の目的があってこんな事を……

様々な豚、様々な鳴き声。しかし俺はふとあることに気がついた。
毎回アングルが変わる画面の中で、映されるのは毎回違う豚だが、
画面中央に位置しカメラのピントがあっている豚は、どの豚も共通の行動をしていたのだ。
一匹の豚がもう一匹の豚の上に後ろから覆いかぶさり、激しく腰を振って……
……って、交尾かよ。
イヤホンから流れる豚の鳴き声もやたら甲高い気がするが、
コレもひょっとして交尾時の鳴き声か、あるいは発情期に相手を誘う声なんだろうか?
ますます意味がわからない。俺は釈然としないまま、まぐわう豚達の映像を何匹も何匹も見つめ続けて
豚の鳴き声に耳を傾け続けた。


……もし俺の精神状態が正常だったなら。もし平時にこんな映像を見ていたら。
俺はきっと「意味がわからないしくだらない」と視線を逸らすか、眼を瞑って眠りこけていただろう。
イヤホンの音声も、ただの雑音として、意識から締め出して無視し、聞き流していただろう。
この時の俺は、見続け聴き続けることが異常だとも気付かずに
ひたすら豚の交尾を見続け、豚の嬌声を聴き続けていた。
それはきっと、今まで刺激を遮断されていたからだろう。
刺激に飢えて餓死寸前だった俺の神経は、脳は、意識は……どんな形であれ、刺激を、感覚や情報を求めていたのだ。
例え家畜の淫行という図であっても、渇ききった者の喉に染み入る甘露のようなものだったのだ。
だから俺は、無視することもできずに、喉を鳴らして水をがぶ飲みし続けるかのように、
その映像情報と音声情報を貪り続けていた。
……それこそが、この状況を作り出した者の思惑だと知るよしも無く。

876 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 11:56:06 ID:xBpTk1ud]
つづく

「俺の場合、『つづく』とかやって間を空けたら絶対勢いが無くなって書けなくなるだろうな!
 この休日を活かさず逃しては、次に火が点くのはいつになることか!ラストチャンスだ!」
と意気込んで>>865の書き込みの後に徹夜してましたが、体力的に無理だったぜ畜生
ひとまず途中まで上げておく

つーか前置きが長ぇ話だなオイ。スマン

877 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 12:52:52 ID:T9Fz2YBz]
いや、でもこういう「外堀から埋めてく」感じの進め方、嫌いじゃないぜ
まずはGJ

878 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 19:05:47 ID:0Q/bLGkF]
◆tfGTpigCow氏のと比べて自分の文章の稚拙さにワロタw
自分の中のやっちゃった感が拭えないww
>>876
GJッス!

879 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/25(日) 20:43:41 ID:AK3emNRg]
>>878
文章力の優劣と言うよりは、単に話を構成するスタイルに違いが現れてるだけじゃね?と俺は思うよ

どっちもwktkして続きを待ってるZE

880 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/11/25(日) 22:54:37 ID:xBpTk1ud]
>>877
レスありがとうございます。ちょっと説明ばかりになりすぎたかと不安だったので
そう言ってもらえると安心します。

>>878
俺から見れば>>867=878さんの文の方が読みやすくて好きですよ。いいなあと思う。
俺は現実から離れた舞台設定・状況が好きな傾向があるんで、
そうなるとその状況を説明するためにいちいち言葉を重ねなくてはならない、ってだけです。
むしろ正直、説明はそこそこにさっさと本番に入りてぇ……

文章って総じて、長くダラダラと書くよりシンプルに纏める方が重要かつ難易度高いもんですし。
俺もまだまだだなと思いますよ。
長く書くにしても、このスレの他の作者さんの長編作品とか見ると、
長くても、箇条書きっぽい説明文で終わらず情感表現豊かで情報密度高いですし。

何はともあれ、そちらの話の続きもwktkです。
武田さんの鼻が鳴ってるのはやっぱり一種のフラグが立ってるんですかね!楽しみ。

>>879
そうですね。色んなスタイルがあるから、他の人の作品を見ると勉強になります。

……なので多くの人の作品を読みてぇー。皆どんどん書いてこのスレを盛り上げてくれー。
もちろん勉強うんぬんは半分で、一読者としても萌えさせてもらいますが!



881 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/26(月) 21:12:03 ID:oFVlysm+]
豚大人気だな!
それとも獣化に人気があるのであって豚が人気なわけじゃないのかな

882 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/27(火) 18:39:29 ID:0NXgcFN9]
俺は豚好きなんだが、海外サイトはともかく
日本ではあまり人気ではない感じはある
…でも某獣化小説サイトの変身対象人気投票見ると豚化の票が結構多いんだよな
冬風さんのアンケートとはまた違う結果なので
単にサイトのファン傾向なだけかも知らんが

海外サイトにしても、そんなおおっぴらに豚化がプッシュされてるのは目立たないのに
作品の数自体はそこそこあったり
サイレントマジョリティって奴か?

883 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/27(火) 20:39:27 ID:O3c/D5be]
マジョリカマジョルカ

884 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/27(火) 22:09:11 ID:uiEddi5i]
日本の場合は変身対象が女の場合が多くて
海外の場合は男のほうが多い気がする。

>>882
海外サイトは地味に豚多いよな。
Fur affinityとか見てるとゲイの人に豚化好きが多く見られる。
デブ専ってことなのかなw

885 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/28(水) 02:07:36 ID:/4tBKESx]
保守

886 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/28(水) 02:12:50 ID:QZ4Fpkpx]
>>884
それっぽい傾向は確かにあるような気もするけど、
「ただの人間♂には興味ありません。
 この中に獣人♂・ケモショタ・『獣化しつつある♂』が居たら俺のところに来なさい。以上」
という感じの「♂ケモは好きだがゲイじゃない」という人も時折居るので、
一概に「ゲイ」と表現すると誤解を招くかもよ。つーか俺もそういうタイプだし。
ケモでなくても「二次元同性愛には萌えるが、リアルではちょっと…」ってのもあるだろうし。

まあ「人外萌えや獣化フェチというかなり特殊な嗜好してるくせにゲイ扱いは嫌って、同性愛よりマトモなつもりかよ」
と言う人も居るかも知れないけど、
線引きはハッキリしておかないと、こちらをリアルゲイと勘違いした人からキモ怖いコメントとかメールが、ということも・・・

887 名前:860 mailto:sage [2007/11/28(水) 02:19:22 ID:gvaNyZUq]
>>860,>>867の続き

飛行機で○○県の○○航空へ移動し、そこからさらに相手に指定された駅へ電車で向かった。
駅に着くと、バイトの面接の時に面接官をしていた武田さんが車で迎えに来てくれていた。
初めての検体のバイトで内心不安だったのだが、気さくな武田さんのおかげで大分落ち着けた。
「おおっ伊集院くん久しぶりだな!」
一応言っとくが、俺の名前は伊集院光である。某タレントと同姓同名なのだ。
悲しいことに某タレントさんとは体型もよく似てるので、何度となくネタにされからかわれたものだ。
とにかく、そんなことはどうでもいい!まずは挨拶をしなくては。
「おはようございます。今回はどうぞ宜しくお願いします!」
「こちらこそよろしくな!さあ乗った乗った!しゅっぱ〜つ!!フゴッ」
武田さんはそう言うと、車を発進させた。

武田さんがまた鼻を鳴らしたので俺は思わずプッw!っと吹き出しかけた。
なぜなら武田さんは体型も丸々太っている上に、その顔もどことなく
"ある動物"を連想させるからだ。

「んーどうした?何か面白いことでも思い出したのか?ンゴッ」
「えっいやっなんでもありません。」
「そうか?ならいいけどな。それはそうと、そろそろ着くぞー!」

(何やってんだ俺!下手なことして100万円がパーになったらどうすんだ!)
改めて気を引き締めて気合いを入れ直してると、車が止まった。
「さあ着いたぞ!」
ふと、前を見るとこじんまりとした一軒家が目に入った。
(あれ?研究所じゃなかったのはずじゃ?)
困惑している俺をよそ目に武田さんは一軒家に向かって歩き始めていた。

888 名前:860 mailto:sage [2007/11/28(水) 02:26:45 ID:gvaNyZUq]
訂正なんですが名前のところ>>860>>861を間違えてました。
>>861さん申し訳ない!

やっぱり書くのって難しいですね・・・。
携帯小説とか馬鹿にしてたけどもう馬鹿にできないなあ・・・。
「あたしは死んだ。スイーツ(笑)」でお茶濁して逃げようかと思ってしまいましたよ。
とりあえず今日はここまでで。

889 名前:860 mailto:sage [2007/11/28(水) 02:39:56 ID:gvaNyZUq]
>>884
一応言っとくけどゲイでもデブ専でもないよー!
ただ太ったやつが豚になったほうが相応しい気がするんだー
別に限定してるわけじゃないから豚化なら何でもいいんだけどね

>>865
そんなメール着たら怖いですね・・・
メアド晒してないから来る可能性はゼロですけどねww

890 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/28(水) 04:58:50 ID:TjpUQhow]
スマン、伊集院光にはちょっと引いた
1行くらい付け足して架空のタレントを作って、そいつと同じ名前にした方が良かったんじゃ



891 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/28(水) 15:18:22 ID:Nrzbk8zX]
伊集院光と言えば科学雑誌「ニュートン」。


・・・いや、なんでもない。

892 名前:860 mailto:sage [2007/11/28(水) 15:59:58 ID:gvaNyZUq]
>>890
引かせてしまって申し訳ない。
痴豚ネタとからめようかと思ってたんだけど、
たしかに架空の人物にしたほうがよかったかも。

書き直せないので>>860から今までのは無かったことにして下さい。
出直してきます。

893 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/28(水) 20:49:18 ID:K8lFkKGv]
うあ勿体ねぇ…確かに実名はちょっと注意されても仕方ないかも知れないが、
だからってそのまま投げ出しってのが良い解決策とも思えないんだが…

よく見ると、今のところ名前の描写って>>887に3行あるだけだし、
コピペ微修正でどうにでもできね?
ミステリの叙述トリックばりに、この名前がストーリーの根幹にも近い
重要な伏線になっているのです…というなら仕方ないけどさ
それならそれで一部分だけもじれば済むことじゃないのかな
「藤田和日郎」→「富士鷹ジュビロ」とか
「堀江美都子」→「堀江罪子」とかみたいな感じで
銀魂とかでも他の漫画やゲームを微妙にもじってネタにしてたりもするし

なんにせよ、楽しみにしてた人もいるし、こういう形で終わりってのは誰も喜ばないと思うんで、
もう一回考えてみてはくれないか?
考えたけどやっぱり続けられないというのならその時は仕方ないと思うから

894 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/29(木) 11:53:10 ID:GsNNygSF]
>>893
>「藤田和日郎」→「富士鷹ジュビロ」とか
>「堀江美都子」→「堀江罪子」とか
ワロス

895 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/29(木) 13:10:28 ID:dzpwW+Wx]
例えに「吼えろペン」や「覚悟のススメ」を持ってくるとは、熱い奴だなw
炎尾や覚悟のように、一度や二度のツッコミでへこたれるなということか

しかし伊集院の上手いもじりってどんなのがあるかね
……「伊集院非軽」?w

896 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/29(木) 20:27:25 ID:GsNNygSF]
そりゃアンタ、このスレなら

「猪獣院 蹄狩」

に決まりだろ。

897 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/29(木) 23:28:42 ID:5Kdmz13J]
逆に伊集院 猪狩みたいなシンプルなのもいいんじゃ。
それにしても熱いブタ好きがいたもんだな。

898 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/30(金) 16:51:47 ID:8XeB7CIb]
正直豚嫌いです

899 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/30(金) 16:58:32 ID:8JvMjjgI]
>>898
ここでぶっちゃけられてもw
みんながみんな君のために書いてるわけじゃないからな
自分の好みのジャンルの時だけwktkしてればいいんだよ

900 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/30(金) 17:45:46 ID:V1b9ulaO]
正直この流れが大嫌いです



901 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 00:43:51 ID:pVWG4Okb]
とあるスレで拾った

ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader531927.jpg

902 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 00:58:08 ID:GcvVHerE]
女には興味はなかったが、こんな猫獣人がいたら絶対股に顔突っ込んで匂い嗅いじゃうぜ。
ああ・・・漏れに絡ませてくれ・・・

903 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 01:02:43 ID:wHdpqOZz]
>>901
キモ!とか言っちゃった俺は現実に獣人が出てもそんなによろこべないんだろうな

904 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 01:03:22 ID:9wNNs/hN]
>>902
正直これはないわ・・・

905 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 01:11:14 ID:GcvVHerE]
fchanでこういう画像探したのに見当たらんっ
もうこの猫娘で抜いちゃうぞ

906 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 01:26:44 ID:9wNNs/hN]
それより豚化の続きはまだかー

907 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 01:29:28 ID:NkMpqCsU]
>>901
思うにケモ度が低すぎるんだと思う
いや体系や骨格から変えたらもはやコラじゃなくなるが

908 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/01(土) 16:29:05 ID:vq/MDWXr]
>>906
俺の方は予想した通り、間を空けたことで失速して行き詰まり気味です。

参考程度に意見を聞かせてもらってもいいですかね?
強制獣化って加害者と被害者がいるもんですが、その加害者をどうしようかな、と。
1:人間or他種族獣人の♂がマッドサイエンティスト風にニヤニヤしながらも事務的に
2:人間or他種族獣人の♀が言葉責めとかしつつ嗜虐的に
3:同種族獣人の♀が逆レイプ・肉バイブ扱いで可愛がりつつ

>>867さんの流れは「4:同種族の♂が〜」なのかなと推測して、
せっかくパラレルなんだから差別化して他の3つにしようと思って。
(もちろんただの推測です。>>867さん間違ってたらすみません。
 すでに展開が頭にあるんでしたらこんな勝手な推測気にしないでください)

……しかし元々のネタを出してくれた>>860さんが中断するんだったら
自分だけ書いているのもどうか、とも思います。
一読者としても続きを読ませてもらいたいところです。

909 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 16:52:04 ID:9wNNs/hN]
>>908
5:人間or他種族獣人の♂が言葉責めとかしつつ嗜虐的に
↑はダメですか?
4と5入れて順位をつけるなら1>4=5>3>2です。
戦隊物という話的には敵の幹部の♂っぽいけど、そこらへんはtfGT氏の好みに任せたほうがいいかも。

910 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/01(土) 17:14:21 ID:vq/MDWXr]
ああいやとりあえず聞きたかったのは
1:人間or他種族獣人の♂が
2:人間or他種族獣人の♀が
3:同種族獣人の♀が
ということであって、それ以降は仮イメージ的なものなので
「人♂ならマッド!それ以外は認めん!」とかそんなに限定されたものではないです。
逆に、白衣で眼鏡の女性科学者が口元にマッドな薄い笑みを浮かべつつ……というのもあるかも知れないし
流石に、人間♂が肉バイブ扱いで、とかそういうのは無……いや、ありなんだろーか……?
まあ俺が書く時点で大体恥辱的なものになるのはほぼ確定ですし。

細かいところまで希望があるというのならそれはそれで聞かせてもらえてもいいかも知れません。
ただ、あくまで「参考として」ですので実現できるかはわかりませんし、
票が多かったから採用する、というものでもないのでその辺りは了承してもらえるなら…



911 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/01(土) 17:33:31 ID:9wNNs/hN]
>>910
種族としては同種獣人>多種族獣人>人間かな。
獣人なら性別はどっちでもよくて人間なら♀>♂です。
あとはtfGT氏の好みが全てに優先するってことで!そのほうが面白いし!

912 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/02(日) 02:33:46 ID:Totba1LP]
ぬぅ……他サイトを見るに、TF好きの皆様というのは普段はROMっててもリクエストやアンケートには敏感で、
すぐさま書き込み大殺到、と思っていたが違うのだろうか……
こう、即時100レス!とか、むしろ10スレ!とか。 いえ、冗談ですが。

既に何の動物・獣人になるかが露骨に示されてて、選択肢も限られてるせいもあるんでしょうか。
豚化好きの人は居るとは言え、それほど多いわけではないかも知れませんし。
確かに今の展開から「主人公がコモドオオトカゲのショタに襲われてベンガルハゲワシになるの希望です!」とは言えないでしょうし
言われても困りますが。
しかし多くの人の意見を聞いてみたいものです。
ともあれ>>911さん、意見ありがとうございます。

913 名前:860 mailto:sage [2007/12/02(日) 03:49:30 ID:hifz2voI]
少ないとは思いますが、続きを楽しみにしていただいて方、ありがとうございます。
リアルでキツイことが続いて凹んでたもので、頭の中で忠告を批判に摩り替えて見てしまい
マジ凹みしてしまいました。
中途半端なままブン投げてすいませんでした。
とりあえずきちんと書き終えたいと思います。

>>912
レス数が900超えてるってのと下手なこと言って作品を
ぶち壊したくないってのがあると思います。
何もないところからのリクやアンケで「こんなのが見たい」
とか「これが好きなんです」って言うのは楽なんだけど、
もうある程度出来ちゃってますからね。
>>908
ぶっちゃけ>>867からの流れからは3か4にするか迷ってました。
こんなこと言えた立場ではないのですが、自分としては氏が書く4か1が見てみたいです。

914 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/03(月) 15:02:59 ID:8DIxido6]
こんなに豚が待ち遠しいのは初めてだ

915 名前:860 mailto:sage [2007/12/05(水) 04:39:51 ID:9D8nYwap]
「さあ行こうか」
「ちょっ!ちょっと待って下さい武田さん!」
困惑した俺は、何も問題ないかのように振舞う武田さんを呼び止めた。
「本当にここであってるんですか?」
「あってるよ?とりあえず中に入ろう。そうすればわかるよ」
渋々中に入ると、そこは・・・・・・ただの一軒家だった。
「って見たまんまじゃないですか!」
「フゴッ!まあ見てなさい」
武田さんは鼻を鳴らして笑うと、ポケットからリモコンのようなものを取り出して操作し始めた。
操作が終わると同時に本棚が動き始め、本棚が完全に動き終えるとそこにはドアがあった。
「なっ!?」
「さあさあもう行くよ」
ドアを開け中に入ると道が続いていて、奥にはエレベーターが止まっていた。
さっそく乗り込むと、エレベーターは地下に降り始めた。
「あの・・・これって一体・・・?」
「ああ、これはね。別の企業からのスパイ対策なのさ。研究内容が漏れたりしないようにね。」
「なるほど。そういうことですか。それでこんな大掛かりなんですね。」
「そうなんだ。うちの会社は情報漏えいには大変厳しいからね。もし破ったりしたら・・・。ブヒッ」
武田さんはその大きな体を震わせた。
「破ったりしたらどうなるんですか・・・?」
「それは怖ろしくて私の口からはとても・・・。ンゴッ!」
やめさせられるだけじゃなく、訴訟を起こされて大金をとられたりとか・・・?
まさか最悪、見せしめとして殺されたりとか!?
俺の顔が青くなってるのを見て武田さんはまた深く鼻を鳴らして笑った。
「・・・なんてねっ!フゴッ!冗談だよ冗談」
「おどろかさないで下さいよw」
「ただ、情報漏えいに関して厳しいというのはホントのことだ。」
「これから仕事の前に渡される契約書にも書いてあるだろうが、それは肝に銘じておいてくれ。」
「わかりました」
そうこうしてるうちに、エレベーターが止まった。どうやら目的の階に着いたようだ。

エレベーターが開くとそこには・・・・・・いかにも研究所!といった感じの白い部屋があった。
部屋を見渡してみると、部屋にあるガラスのドアの奥に人が集まっているのが見えた。

916 名前:860 mailto:sage [2007/12/05(水) 05:44:00 ID:9D8nYwap]
「じゃあ私は仕事があるので、一旦失礼するよ。バイトがんばってね。ブヒッ!」
「はい。がんばります!ありがとうございました。」
武田さんは、最後まで鼻を鳴らしながら笑って、見送ってくれた。

武田さんがいなくなったので意を決して中に入ることにした。
ドキドキしながら中に入ると、俺と似たような体型の男や筋肉ムキムキの男が集まっていた。
よく見るとその中に細っこい人たちや普通の体型の人もいるのだが、巨体に隠されて見えなかった。

「皆様長旅大変ご苦労様でした。私は研究班長の牛尾と申します。さて、さっそく今から皆さんにしていただく有償ボランティアの説明をさせていただきます。」
「この有償ボランティアというのは・・・・・・・・・・・・。」
〜〜5分後〜〜
「・・・・・・というわけでひとまず説明を終わりにします。」
「今から契約書をお配りします。何かわからないことがあれば私に質問をして下さい。」

さっそく全員に契約書が配られた。
1枚目を要約すると、大体こんな感じだ。
1.最低10日間はこの施設に拘束されることを認める。
2.一旦仕事が始まったら文句は言わない。
3.仕事の後、何が起こっても企業に文句は言わない。
4.報酬は最低でも10日間のプログラムをやり遂げないと支払われない。

1の『最低』という部分が気になったので質問することにした。
「すいません。この最低10日間というのはどういうことでしょうか?場合によっては長引くということですか?」
「ああこれはですね。まず10日間やり遂げていただければ確実に報酬が支払われます。10日間という期限をこちらが延ばすということはありません。」
「ただし、規定の10日間を過ごした後さらに仕事を続けていただけるのであれば報酬に上乗せという形で、1日につき10万円お支払いいたします。」
「10万円!?」
俺だけでなく、周りの人間もどよめいた。
「契約書の3枚目にも記載しております。信じられないようであればご確認くださいませ。」
俺は急いで契約書を確認した。
・・・どうやら本当らしい。ということは上手くいけば一ヶ月居座れば300万にはなるのか!

「皆様、契約書はご確認いただけたでしょうか?了承していただけるのであれば契約書にサインして下さい。」
ここまで来た時点でみんなある程度の覚悟はしてきたはずなのだ。
こんな美味しい条件で誰が断るのだろうか。こんな美味い話に食いつくに決まってる!

917 名前:860 mailto:sage [2007/12/05(水) 05:45:22 ID:9D8nYwap]
やはり、誰一人として帰るものはおらず、全員の契約書が集められた。
「では皆様、契約完了ということでよろしいですね?」
「これより皆様にはグループごとに別れていただきます。呼ばれたら返事をして前に出てきてください。」

「○○さん」
「ハイッ!」
「あなたたちはGと書かれた部屋に行って下さい。担当は八木さんです。」
細っこい人たちがまとめて呼ばれて行った。

「○○さん」
「はいっ!」
今度は、毛深い人たちがまとめて呼ばれた。
「あなたたちはSと書かれた部屋に行って下さい。担当は辻さんです。」


「○○さん」
「ハイ!」
今度は見た目は弱そうなくせに口が達者で軽薄そうな感じの人たちが呼ばれた。
俺の嫌いなタイプだ。
「あなたたちはCと書かれた部屋に行って下さい。担当は丹羽さんです。」

「○○さん」
「ハイ!」
太め・・・というより丸々太った人たちが呼ばれていく。
「猪獣院さん」
やっと俺の名前が呼ばれた。
「はい!!」
「あなたたちはPと書かれた部屋に行って下さい。担当は・・・武田さんです。」
やった!武田さんなら安心して身を任せることが出来るぞ。

残ったのは筋肉ムキムキで大柄な人たちだ。
「残った人たちはBという部屋に来て下さい。担当は私、牛尾です。」

全員の点呼が終わり、各々は自分が呼ばれた部屋へと移動を始めた。
デブ組の俺たちはさっそくPという部屋に向かった。

918 名前:860 mailto:sage [2007/12/05(水) 05:53:11 ID:9D8nYwap]
今日はここまでで終わります。

結局名前は>>896さんの猪獣院を使わせていただきました。
下の名前はとりあえず信太で。
>>896さんもし使ったら駄目なのであればいつでも取り消しますので。

919 名前:896 mailto:sage [2007/12/05(水) 07:22:00 ID:oiwvDAp8]
人体実験Has Come!

>>860
>猪獣院
ダメなんて、とんでもない!むしろ採用頂いて光栄です。

920 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/05(水) 12:15:11 ID:99jLCQaA]
wktkが止まらん
署員の方々の名前とか部屋の頭文字から、
被験者の皆さんの末路がうっすらと想像できるのがニヤニヤ
俺が入れられるとしたらP室かな…望むところだけどな!
しかし性格的にはCかも知れない。んーあの動物はそんなに気に入っては…
Chocoboなら萌えだがな!



921 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/05(水) 16:36:47 ID:rQJKlf+4]
ああ、「武田」ってそういう・・・「武」を音読みにすると・・・なるほど
俺ならBだろうな・・・すまん。嘘。たぶんP
ともかく激しく期待

922 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/05(水) 22:38:38 ID:9HD2PmTD]
wktk

923 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/05(水) 23:49:56 ID:5LVVrjBi]
こうやって体格別に宛先が振られてるってことは、すでにどの体格にどのドーピングが合うのか大体解ってるのだな。

924 名前:860 mailto:sage [2007/12/06(木) 16:31:07 ID:gZ1XSgdj]
しまった!担当が馬場さんの「H」の部屋入れるの忘れてた!
もちろん入るのは背の高い人たち。
ていうかBとHだけは上手い名前が思いつきませんでした・・・。

部屋が多いのは、もしかしたらその動物が好きな人が書いてくれるかも・・・
って企んだせいです。
ちょっとしたノベルゲーの選択肢みたいな。
>>860からすでに選択肢は2つあるようなものですしねw
TFノベルゲーがあったらいいのになあ。

>>919さん名前の使用を許可してくださってありがとうございました。
他の皆様もありがとうございます。
P部屋の可能性がある人は健康に気をつけて下さいw
ノリだけで書いてるので、誤字脱字や文法間違いには目をつぶってもらえたら幸いです。
続きもなるべく早く書けるようにがんばります。

925 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/06(木) 21:40:59 ID:fztI1E2P]
なかなかいいアイデアかもしれんな
過疎の時とかにも役立つと思われるし

926 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/07(金) 08:52:37 ID:mpO4vsrX]
いくら豚に憧れてるからって太ってんじゃねーぞオマエラ

927 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/07(金) 12:46:06 ID:+yEDpR25]
小柄・出っ歯のワタクシはMかRと見た。

928 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/08(土) 00:14:21 ID:1MDyJsVz]
毛深い人の部屋wktk
漏れもその部屋行きてーと思ったら・・・ひぃ・・・辻ちゃんかよorz

929 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/08(土) 02:05:30 ID:U4Tks6ZK]
>>928
毛深い人がわかんなかったけど、それでやっと分かった。
いまだにCの部屋が分からない俺。
あの小型の肉食獣でよろしいの?

930 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/08(土) 02:24:35 ID:yy37Et84]
クックドゥードゥルドゥー



931 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/09(日) 14:35:38 ID:N3H5AV0M]
このスレも今ある豚ネタ2つが投下され終わったら1000行くよね
最悪投下されきる前にいく可能性もあるし、そろそろ準備しといたほうがいい気がする

932 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 14:36:21 ID:RNoGdoIi]
つか正直豚いらない

933 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 15:04:56 ID:3pOzgrk7]
そして書き手は誰もいなくなりました…と
書き手は一方的に偉いとか、読者は文句言うなとか、そんなことを言う気は全然ないけど
スレを盛り上げるわけでも自分で書くわけでもなく
文句だけしか言わないような奴はマジ死ねよ

934 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 15:44:47 ID:0sppY0sM]
お前のこと?

935 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 15:51:52 ID:ZKr+oA6h]
いやお前のこと

936 名前:名無しさん@ピンキー [2007/12/10(月) 17:01:14 ID:mfJ+dlFe]
武田って武田ピンポンかと思ったわ。
夏コミでケモ絵師の本見たら書いてあった。


937 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/10(月) 17:07:04 ID:dcS+f+6p]
豚獣人たちの話か。そういえばそんなのあったね。

938 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/11(火) 12:59:53 ID:BvGMvtdB]
>>936
>>937
夏コミ行けなかった俺にどうか詳しく

939 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/11(火) 13:10:30 ID:iYhFDe+T]
>>938
ttp://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g61473737
もう終了してるけどここ見れば大体分かるはず。
絵師さんのサイトはさすがにここに貼るのはアレだしね・・・。

夏コミといえば↑のとは別に豚獣人だけの本もあったよね。
買えなかったけど。

940 名前:860 mailto:sage [2007/12/13(木) 18:52:22 ID:BR3NXoaQ]
>>917からの続き

案内役の研究員を先頭に、ずんずん進んで行くと
デカデカと「P」の文字が書かれた扉の前についた。

「こちらの部屋がPルームでございます。では私はこれで失礼いたします」
俺たちは研究員に軽くお辞儀を返すと、さっそく扉を開けた。
"おおっ・・・"
俺のイメージでは、研究部屋なんてのは怪しげな機械やコードなどで
ゴチャゴチャしてるものだと思っていたが、見事にそのイメージは砕かれた。
中はかなり広く、基本的にシンプルだった。行ったことないけど一流ホテルのスイートルームのようだ。
といっても、この部屋にもよく分からないけど高そうな機械はあるし、他にも部屋がたくさんあるようなのでこれが全てってわけじゃないだろうが。

俺たちがおのぼりさんのようにキョロキョロしていると、ニコニコしながら武田さんがやってきた。
「はい、みなさんこっちに注目!」
「今回みなさんを担当することになります武田といいます。よろしく!」
気さくな武田さんの挨拶によって俺たちの間のピリピリした空気が見事に無くなった。
(つくづく武田さんは人をリラックスさせるのが上手いなあ。人の扱い方に長けてるんだな。)

「では、本日のスケジュールを発表します。」

「まず、こちらの部屋で全員の身体データを取らせていただきます。その時に今回使う試験薬を採取してもらいます。」
「その後、2人1組になってもらってあなたたちが泊まる部屋に一度入ってもらいます。食事の時間になりましたらお呼びしますので声がかかるまでは部屋で休んでいてください。」
「基本的には10日間これの繰り返しです。退屈に感じられるかもしれませんが我慢していただきたいと思います。」

(なんだ・・・こんなの楽勝じゃん。メチャクチャきつい運動とかさせられるかと思ってたけどこれならいけるな!)
スケジュールを聞いただけで、俺はもう100万ゲットした気になっていた。
それが甘い罠だとも知らずに・・・・・。

「はい、みなさんいいですか!早速ですが、これより身体データを取らせていただきますので 服を脱いで裸になって下さい。」
(えっ!?裸にならんといけないのか!?)
他の参加者も驚いたのか武田さんに質問が飛んだ。

「あの・・・パンツも脱ぐんですか?」
「ハイ、そうです。申し訳ありませんが全裸になって下さい。」
「全部脱ぐ必要があるんですか?」
「もちろんです。危険がないように初めにみなさんの完全なデータを取らないと意味がありませんので。」

そう言われたらしかたない。全員抵抗する気が失せたようで、しぶしぶ裸になった。
赤の他人の前で裸になるってのはかなり羞恥心が刺激されるものだ。

それに、こういうところで裸になるのは、銭湯で裸になるのとはワケが違う。
しかも俺たちのようにぶくぶく太ってるタイプの人間は体を見られるのが恥ずかしい。

「準備が出来ましたら順番に並んで1人ずつ入室をして下さい。前の人が終わったら次の人が入って下さい。」

全員が手で股間を隠しながら列に並んだ。全員が手で隠せるサイズというのがなぜか悲しかった・・・。
しかも脱ぐのが遅かった俺は列の最後尾に着いてしまった。
(ああっ!早く順番来い!!)



941 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/13(木) 20:30:06 ID:Jltq6C1K]
キター けど短かー

オフラインお忙しいのでしょうか?豚好きとして鼻を伸ばして待ってます。

942 名前:860 mailto:sage [2007/12/13(木) 21:21:16 ID:BR3NXoaQ]
俺の願いが通じたのか、スムーズに検査は進んでいるようだ。
ふと、後ろに目をやると俺たちが着ていた服が消えていた。
「あれ!?」
わけがわからないので近くにいた研究員に服の行方を聞いてみることにした。

「あの、僕たちが着ていた服はどうなったんでしょうか・・・?」
「こちらで回収させていただきました。仕事が終了した時に返却いたします。」
「ということはこのまま素っ裸で生活しなければならないということですか!?」
「申し訳ありませんが、そういった質問は武田主任にして下さい。今回の指揮は全てあの人によるものですから。」
「はあ・・・わかりました。じゃあ武田さんに聞いてみます。」

そんなことを研究員と話している間に、俺の順番になっていた。

部屋に入ると、武田さんが機械の前で準備して待っていた。
「おっ!最後は猪獣院くんか!それじゃ、このボードに横になってくれ。」
言われるがままに横になると、ボードが動き出してカプセルのような機械に吸い込まれた。

1分もしないうちに再びボードが動き出して最初の位置に戻った。
「よし、もう起きていいぞ。」
「ずいぶん早いけど検査ってこれで終わりなんですか?」
「ああ。うちのコンピューターは最新のものだからな。後は薬を注射して終わりだ。」

うへえ。俺は注射が苦手なのだ。気を紛らわすために武田さんに質問しまくることにした。
「薬って何の薬なのか教えてもらえるんですか?」

「もちろんだ!今回みんなに使う薬はダイエットのための薬だ。」
「それで俺も含めて参加者が全員太ってるんですね。お金貰って痩せて帰れるなんて最高ですね!」

「まあそういうことだw。だが、食欲抑制というよりいくら食べても太らないようにするためのものだから、痩せるんじゃなくて体重はキープして帰ることになるかもしれないけどね」
「あ、それと俺たちの服が回収されたみたいなんですけど、どういうことか教えてもらえますか?」
「それは、この部屋を出てから説明するよ。みんな待ってるだろうからもう行こうか」

いつの間にか注射は終わっていたようだ。痛いと思う間もなく打つとは!なんて早業だろう・・・!
感心しながら部屋をでると、参加者たちが待っていた。・・・裸のままで。
俺が参加者の集まっている場所に着くと、説明が始められた。

943 名前:860 mailto:sage [2007/12/13(木) 21:22:22 ID:BR3NXoaQ]
「全員の検査が終わったので、これから守ってもらわなければならない規則を言います。心して聞いて下さい。」

「まず第一に、皆さんは着衣無しで裸のままで10日間過ごしてもらいます。これは、皆さんの体に異変が起こった時我々がすぐに対応できるようにするためです。」
「第二に、この10日間は自慰行為・・・一般にいうオナニーなどは絶対しないで下さい。その行為によってタンパク質などが出てしまうと、人によって薬の効果がバラバラになってしまうからです。」
「第三に、運動など体を動かす行為も禁止させていただきます。運動などをされてしまうと薬が効いているのか分からなくなりますので。」
「第四に、10日間終わるまでこのPルームからは出られません。ちなみに喉が渇いたりお腹が空いたときは私か研究員に言っていただければ用意しますので安心して下さい。」
「最後に、これらの規則を破った人は強制的に退出してもらいます。もちろん報酬も支払われません。ですから、これらのことは絶対に守っていただきたい。」
「ちなみにもし、みなさんがこれらの規則を破っている人に気づいたらすぐに報告して下さいね。」

「以上、理解していただけたでしょうか?それでは次に進みます。」
「まずは2人1組になって貰います。組み合わせはすでにこちらで決めてますのでご心配なく。」
「それでは呼ばれたら前に出て、このカフスを受け取って耳につけて下さい。それから研究員が案内する部屋に移動して下さい。部屋に着いたら食事が始まるまでは自由に過ごしていただいて結構です。」
「では始めます。○○さんと○○さん!こちらにどうぞ」
どんどん人が呼ばれて組が出来上がっている。
「猪獣院さんと太田さん」
俺の名前が呼ばれた。相手はどんな人だろう?と思い、ちらっと横を見た。
俺と同じように太った冴えないおっさんだった。
これがもし美女だったら・・・と思うと切なかった。多分向こうも同じこと考えてるんだろうな。

耳にカフスをつけ終わると部屋に案内された。
「何か用事がありましたらここのボタンを押してください。それではごゆっくりどうぞ。」
と言って研究員は言ってしまった。
部屋は意外と広かったが、中には木製のベッドが2つあるだけだった。
一応トイレもあるようだが、残念なことに和式だった。和式じゃウォシュレットが使えないのである。


ようやく始まったバイトだったが、これは思ったよりかなりきついかもしれない・・・と俺は思いはじめていた。

944 名前:860 mailto:sage [2007/12/13(木) 21:29:18 ID:BR3NXoaQ]
今日はここまでで終わります。

ツギハギでやってるもんだから設定がもうメチャクチャに・・・orz
そしてなかなか進まなくてすいません。
自分としても早くTFさせたいのですが。

>>941
途中で止めてすいません。投稿中に用事ができたもので。
それでも短いんですけどねw

たしかに今ちょっとオフラインで忙しいんですけど、頑張ります。
出来れば>>941氏の鼻が短いうちに終わらせたいものです。
鳴き始めたら手遅れになっちゃうのでw

945 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/13(木) 22:10:39 ID:IuauIXDR]
もうそろそろ容量限界だな

946 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/13(木) 23:57:47 ID:sGIlF3wE]
>>944
毎回続きが待ち遠しくてたまらないんだぜ
俺も鼻を長くして待つことにするが、おあずけということで犬になってしまうかも知れないんだぜ

>>945
とりあえずさっさと次スレ立てる?
このまま何か投下されても容量のせいで中途半端なところで止まってしまうかも知れないし

947 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 01:30:24 ID:UfVObGKQ]
立てとくが吉

948 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 09:24:11 ID:g0T3Wo/s]
投下する人が次スレ立ててから投下でも良いんじゃない?

949 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 13:06:44 ID:ZgBP57Kn]
◆tfGTpigCow氏は完全にストップしちゃったのかね?
あと豚で萌えるのはわりと難しいと思うんだが豚好きは多いほうなのか?

950 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 21:57:23 ID:UfVObGKQ]
単に萌えるというよりエロさを強烈に感じるから好き。俺はね。



951 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/14(金) 22:16:45 ID:ZgBP57Kn]
>>950
根堀葉堀聞いて悪いけど、どこら辺にエロさを感じるの?

952 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/15(土) 02:53:11 ID:8Z6hCGeB]
>>949
本番シーンそのものの構想は漠然とはできてるんですが、
以前に意見を聞いたように加害者のキャラがまだ定まってなくて・・・済みません

とりあえず性格はともかくとして、種族は豚獣人♂か豚獣人♀か人間♀のどれかにしよう、となんとなく思っていて
早く決めてしまいたいところ。皆さんはどれがいいです?

あー、あと聞きたいんですが、獣人キャラで「やってやるにゃん!」とか「おまえ、生意気ブヒ」とか
語尾や口調に元となった動物の鳴き声が入ってる、ってアリだと思います?それともナシ?

953 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 03:20:04 ID:t2cG/WwU]
>言葉語尾
超アリだと思うゲロ
ただ、くどくならない程度に使わないと読んでてウザい文章になっちゃう気もするゲロが。

954 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 11:25:55 ID:yX4PHDT1]
>>952
おいどんも腸アリだと思うブー
手軽にキャラ付けできるブー

そして豚獣人♂に一票ブヒ

955 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 11:41:17 ID:AOlnpVsU]
メスブタに一票でぶ。
語尾は映像作品だと萎えるけど、小説だと普通に受け止められるでぶ。
逆にそれほど特徴を感じてないだけかも知れないぶー。

956 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 11:42:16 ID:hlxYWNAL]
相手は人♀きぼんぬ

957 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 11:43:26 ID:AOlnpVsU]
見事に割れてしまったなw

958 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 11:49:58 ID:yX4PHDT1]
三人ともバラバラじゃ投票の意味ないブーw

959 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 23:36:33 ID:wBWp4fYs]
豚♀で一票
ストレート好きだし、このスレでやるなら雄雌でニャンニャンしたほうが
良さそうだなっておもうのは僕だけかしら。

雰囲気次第で口調が変わるのはアリだとおもうけど
やっぱりそれは書き手さんのやりたいようにやるのが基本だと思うな。

960 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 23:39:04 ID:t2cG/WwU]
人の女で一票でふ
獣人雄に犯される女ってシチュが最高だったり。



961 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 23:44:50 ID:3zyORCwC]
割れてるところすまんが
俺は豚♂が希望
♂♂需要も抑えて欲しいんです><

962 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/15(土) 23:45:30 ID:yX4PHDT1]

プロローグを見る限り、獣人♂は被害者だから犯すシチュにはならなくね?

963 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/16(日) 06:46:22 ID:TqH58JgM]
……オーケイ。わかりました。
自力でキャラを定められなかった俺自身が良くなかったのも事実。

この際です。三者三様のそのリクエスト、まとめてどうにかいたしましょう!
……力量不足でグダグダになったり収拾付かなくなったらゴメン。


まあその前にまずはスレ立てに挑戦してきます

964 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/12/16(日) 06:56:20 ID:TqH58JgM]
立てられました

【獣人】亜人の少年少女の絡み6【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1197755665/l50

965 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/17(月) 18:21:26 ID:RSaGgGf8]
こっち埋めなくていいブヒかw?

966 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 04:32:45 ID:Wa/auKLT]
なにイチャモンつけてんすか!?
>>965クン…!?

ビキィ!?

967 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 11:17:57 ID:ZqTaHqQe]
まあ待て。こんなところでケンカしてると、豚の♂と♀に変えられた上に強制発情させられて、
無理矢理「仲良く」されたりするかもよ

……というわけで貴様ら表に出ろ!そのケンカ俺が買った!

968 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 12:24:35 ID:3rcs0XfA]
>>967
そんなナマイキな君には肉食獣の私がおしおきしますね^^

969 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 12:41:48 ID:htqjkmPT]
コビトカバな我は、>>965-968のケンカより容量限界と1000のどっちが先かが心配だ。

970 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 15:21:00 ID:fer6L6Uq]
たぶん容量限界の方が先だとは思うが、まあ良いんじゃね?
役割を全うして次スレも立ってるんだし、1000に拘らなくても。
容量節約するために1文字リレーするってのも不毛だしな

喧嘩に参加して豚化するのも魅力的だが、
自分の妄想シチュをあらすじや箇条書き程度でも披露するのはどうだ
リクエストとは言わんが、>860のように展開していく可能性もあるだろう



971 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 15:28:11 ID:sT8R07NJ]
・・・って喧嘩に参加したら豚化すんのかよww

972 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 15:55:48 ID:fer6L6Uq]
ん、>967は自分でそう振っといて喧嘩を止めるのかと思いきや
自ら参加して豚化を狙うとかそういうネタではないのか?

973 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 15:59:44 ID:sT8R07NJ]
いや変身する対象は豚に決定してたのかと思ってなww
でも喧嘩両成敗ネタとしてもいいね>967
豚夫婦ENDw

974 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 17:01:58 ID:Wa/auKLT]
なにこの面白い流れ

975 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/18(火) 23:56:55 ID:m0V3W/tV]
漏れのお腹、まるで豚さんみたい・・・
もしやこれ、獣化の初期現象だろうか?

976 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 00:02:11 ID:HBE00yg5]
なんだそうか!!俺はてっきり酒の呑みすぎかと

977 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 00:12:16 ID:XbxtBXot]
一万年と二千年前から獣化してる

978 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 04:04:45 ID:BzYs2TDB]
漏れのお腹も獣化中でやばす

979 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 07:45:56 ID:/P0jykOk]
ぽまいら食い止まれ!そっち方向に獣化しても豚・牛・カバ・アザラシにしかならないぞ!

980 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 10:38:25 ID:ZeCtcTz1]
豚・牛、望むところ!
…まあ健康には気をつけよう



981 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 14:47:39 ID:130ocRqa]
埋めお題
「獣化した(させた・させられた)後はどうしたいか」でどう?

俺はする場合もさせる場合も、捕まって繁殖用に、ってのがいい

982 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 14:52:04 ID:07m/rrx0]
>979がもっと早く注意してくれれば…。俺はもう手遅れだ…。
体重がリアルに100超えた…。

俺はできれば繁殖用かエロマシーンになりたい。食われるのだけは嫌だ!

983 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 19:21:23 ID:twENoRJW]
カッコいい獣人になって世界の平和を守りたい

984 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 20:31:35 ID:BzYs2TDB]
じゃあ、漏れは983に倒される敵役でいい。
微かに人間の意識は残ってるけど、獣の意識が強くて人々を襲ってしまう、みたいな。
そして最後は、人間の意識を取り戻して983に倒される展開キボンヌ。

985 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/19(水) 22:27:21 ID:/P0jykOk]
じゃあオレは「全くの趣味」で世界秩序に干渉するトリックスターで。


その正体は人をも(性的な意味を含んで)喰らうワーヒポポダマス。

986 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 01:43:38 ID:q1k/64Jy]
無理やり獣化させられて、愛玩用の道具として扱われたい

987 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 19:09:35 ID:KH80adhw]
容量限界行ったか?

書き込めたらスレ住人全員獣化

988 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 19:46:57 ID:pgvzhi/6]
猫系キボン

989 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 20:00:26 ID:2bFADPVj]
雌の剣牙虎になって笑顔の怖い中尉さんと戦場を駆けたい

990 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 20:09:23 ID:qhKxEjej]
>>989
大隊長殿は前線で大尉に昇進なさった筈だが?


ジャガイモ顔の彼を乗せて走る馬の役も悪くない。



991 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 22:14:34 ID:sNutlz6Z]
動物園で余生をゆったり過ごしたい

992 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/20(木) 23:25:08 ID:6X9y6kcs]
世の中の雄を皆、獣人にして下さい。

一人だと心細い。

993 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 11:57:53 ID:p1t69V+V]
あと8…あと8だというのにっ…!

994 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/12/21(金) 12:12:52 ID:meTmBzq9]
頑張れ






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