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世界の神話でエロパロ創世



1 名前:名無しさん@ピンキー [2006/10/10(火) 00:03:07 ID:aRf15XEu]
やってみよう

601 名前:ソロモン35柱×56柱 3/8 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:18:23 ID:T8GYnJC/]
「如何ですかな、吟詠公爵殿……そろそろ考え直していただけたでしょうかねぇ?」
「っ、あっっ……い、や……です…ぅぅっっ!!」
「こ、この強情な悪魔め!!!どこまで儂に逆らうつもりだ!!!!」

すっかりと弱り切った彼女の様子を見、
ほんの少しだけ小箱を炎から遠ざけた魔術師は、再び猫撫で声で悪魔王に話しかけた。
だが……。
肌の所々を赤く焼かれながら、それでもグレモリーは涙を湛えた瞳で魔術師をキッと睨みつける。
そして、どこまでも頑ななグレモリーの態度に我慢の限界を迎えたのか、
今までの慇懃な態度を忘れて声を荒げた魔術師が、
手にした箱を炎の中に放り込もうと腕を振り上げた丁度その時……。
轟音とともに狭い石壁の部屋が揺れ、目の前の壁が大きく吹き飛んだ。
土煙にむせる助手と魔術師を尻目に、魔法三角の内部のグレモリーの表情が悲痛に歪む。
室内に充満する身体に馴染んだ魔力に、部屋を破壊した者の正体を悟ったのだろう。
少しずつ薄くなっていく土煙の向こうに、大きな影が揺らいでいた。
その正体は50キュビト程もある堂々とした体躯と、巨大な一対の翼をもつ狼だ。
序列35番の大侯爵、最強にして最凶の魔獣、至高の戦闘生物……。

「マルコシアス!?どうして…どうしてあなたがここに……!?!?」
「……マルコシアス……マルコシアスだと!?そうか、ついに私の願いが叶ったのか!!!!」
「っひ、ひぃっっっっっ!!!」

ようやく土煙の治まった部屋の中…。
最もこの場に現れてはいけない者が現れてしまったことに、
グレモリーが今にも泣きだしそうな顔で声を上げる。
それと同時に、目的が達成されたことを悟った魔術師の笑い声が荒れた室内にこだました。
狂喜と狂気を孕んだその声は、狭い室内で反響し、すでに人が出す音も思えぬ風情になっている。
突然出現した新たな魔神と、『人間』としてどこか壊れてしまったような師を目の当たりにし、
恐怖に青ざめた弟子は、ガチガチと歯を鳴らしながら震える手で護符を握りしめた。

602 名前:ソロモン35柱×56柱 4/8 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:19:15 ID:T8GYnJC/]
「来たか来たか来たか!!!この女の身体で育てられた最強の獣神よ!!」
「だめ…こっちに来ちゃだめ、マルコシアス…!私は大丈夫だから、貴方は魔界に帰りなさい!」

阿鼻叫喚の中でゆらりと尾を揺らす狼の巨大な前足が、小物が散乱する床の上を踏みしめる。
ゆっくりと近づいてくる狼に、魔術師は狂ったように笑い続け、
悪魔王はなんとか彼をこの場から遠ざけようと言葉を尽した。
だが、ぽろぽろと涙を零すグレモリーの言葉に耳を貸す様子もなく、
狼……マルコシアスは一歩一歩彼らに近付いていく。
自身の前で頭を垂れる狼に、自らの野望の成就を確信した魔術師が口を開いた。

「ああ、我が霊マルコシアスよ…汝、我が求にお…………」



………………尤も、彼の言葉が最後まで紡がれることはなかったけれども……。



「うわっっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっ!!!」

だらしなくにやけた笑みをその顔に張り付かせたまま、
一閃するマルコシアスの翼によって魔術師の首が吹き飛ばされた。
勢いよく飛んだその生首は、向い側の壁にぶち当たって跳ね返り、
恐怖に頭を抱える弟子のちょうど目の前に落下する。
師匠の死を目の当たりにした弟子の絶叫が、血なまぐさい空気を切り裂いた。
つい先ほどまでの師であった男の首をボールのように蹴り飛ばし、
半狂乱の弟子は狂ったような叫び声をあげて地獄の釜の底から逃げ去っていく。
その一方で、首を切り落とされたことに、心臓が気付いていないのだろう。
切断面から拍動に合わせて鮮血を吹き出しつつ、魔術師の身体がぐしゃりと崩れ落ちた。

603 名前:ソロモン35柱×56柱 5/8 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:20:03 ID:T8GYnJC/]
「……………………マル、コ…シ、アス……?」
「何してんだ、この馬鹿モリー。緊縛ごっこか?それとも一人SMか?」

その身体を前足で踏みつぶし、狼は少女の元に馳せ参じる。
未だ魔法鎖に縛されたまま、どうにかこうにか起き上ったグレモリーの胸元に、
せせら笑うかのように……
そのくせ、何所か甘えたようにぐるぐると喉の奥で唸るマルコシアスの鼻面が押し当てられた。
だが、ろくに身動きもできない状態で巨大な狼にのしかかられてはひとたまりもなかったのだろう。
まるで狼に押し倒されるが如く、悪魔王は見事にバランスを崩した。
ゴツンと音をたてて石床にぶつかった後頭部の痛みに呻くグレモリーの様子に、
ようやく狼も異変に気がついたらしい。
何せ、召喚されたグレモリーが魔界に帰還する許可をもらわぬうちに召喚師を殺してしまったのだ。
魔法鎖は未だに彼女の身体を縛しているし、
魔法三角も効力を失わぬまま彼女を陣の中に閉じ込めている。
小さく舌打ちした狼が、前足を伸ばして首のない魔術師の身体から流れる血液にべちゃりと浸した。
そしてそのまま足を滑らせ、主人が囚われている魔法陣の一部をべとりとした血液で塗り潰し、
魔法陣全体を意味のない曲線と直線の集合へと変えさせてしまう。
途端にグレモリーの身体を縛めていた魔法鎖がかき消すように解け落ち、
呼吸も楽になったのか、彼女が深呼吸を繰り返す姿がマルコシアスの視界に映り込んだ。

「……助けに、来てくれたのね……ありがとう、マルコシアス…」
「別に、グレモリーを助けに来たわけじゃねぇ…召喚された帰りに、たまたま寄ってみただけだ」

緊縛痕や軽い火傷の痕が残る肌をベールで覆い隠しながら……。
はにかんだようなほっとしたような笑みを浮かべたグレモリーが身体を起こし、
心配そうに首を傾げつつ自身の前に座るマルコシアスの頭を抱きしめる。
それはもう素直ではない様子の狼が不貞腐れたようにそっぽを向くが、
久しぶりに感じる主人の温もりは、やはり心地いいのだろう。
少女の細い腕に抱かれながら、狼は心地よさそうにその赤い瞳を細めた。

604 名前:ソロモン35柱×56柱 6/8 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:21:55 ID:T8GYnJC/]
「……………にしても、ずいぶんといいカッコだな、主殿…?」
「…え……ひゃっ!?」
「……………赤いな……ここも…ここも………………痛い、か?」
「やっ、あんっ……こ、こんなのすぐに治るもの……だから大丈夫よ、マルコシアス…」

存外に柔らかい毛並みに顔を埋め、
いつの間にか自分の背丈を越えるほど大きくなった体躯に体重を預け……。
しばらくの間、無心にマルコシアスを撫でていたグレモリーの頬を、
マルコシアスの赤い舌がべろりと舐め上げた。
その思いもしない感触と耳をくすぐる狼の声に、グレモリーは薄桃色の唇を震わせる。
この巨大な狼が自分を『主』と呼ぶ時は、たいがいがロクでもないことを考えている時だ。
鼻にかかったような吐息をもらした悪魔王は狼の鼻面を掌で押し退けようとするが、
逆に指に舌を絡められ、ねとりとしたその感覚に身体を震わせる羽目になった。
そして、主人の制止が弱まったのをいいことに、
獣の舌は主人の意に逆らうように耳や首筋にも這わされ、
白い肌に浮かぶ傷跡や鎖痕、火傷を舐めとっていく。

「んっ…ふ……や、マルコシアス………だ、めぇ…っっ…」
「……何が駄目なんだよ、主殿?」
「ふぇ…っふ、ぅ………なに、て…ぜ、ぜん、ぶ……ひゃっっ…!」
「…………俺には、嫌がってる様には見えねぇがなぁ……?」

甘い吐息の混じる制止とも言えぬ声が、壊れた部屋の中に反響し尾を引くように広がった。
からかいを含んだような狼の声に、その行為が故意だと気がついた時にはもう遅い。
くったりと脱力したグレモリーの肢体は狼の身体の下に組み敷かれ、
抵抗できぬよう腕を前脚で押さえ付けられていた。
ろくに力の入らない身体を捩り、悪魔王は必死に抗議をしてみるものの、
ざらつく幅広の獣の舌が肌を這う奇妙な快感に、次第に甘い吐息が勝っていく。
次第に小さくなっていく抵抗に気を良くしたのか、狼の舌使いも次第に大胆になっていった。

605 名前:ソロモン35柱×56柱 7/8 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:23:12 ID:T8GYnJC/]
「ぅ……んぅ…っ……ん、ふ…ぁ……マル、コ…シ…アス…ぅ……」
「…………なんだ、主よ…どうした…?」
「も、や……許し………ひぁっっ!あぁんっ!!あっ…あっ…ひぁん……っ…!」

押さえ付けていた主の腕から前脚を退けたマルコシアスの舌が、
躊躇うことなくグレモリーの口腔内を犯していく。
そのまま舌を絡め取られて口内を蹂躙され、悪魔王の唇から隠しきれない喘ぎが漏れた。
それはもう楽しげに焦らす狼の声を耳元で聞きながら、
離してはまた口付けられ、離してはまた口付けられ……。
飲み込み切れずに口の端から溢れた唾液を舐め取られ、
悪魔王は何度目かもわからぬ程の口付けを受けた……。
ついに理性の糸が切れたのか、背中を仰け反らせて喘ぎ声をあげる柔らかな乳房の先端を、
狼の前脚の爪が服の上から軽く引っ掻く。
その瞬間、ひときわ甘い声を上げた悪魔王が、目の前の狼の首に腕を回して抱きついた。

「ひあっ…あっ……や、マルコシアスぅっ……むね、いやぁ…っ…きもち、よぉ……」
「………………獣に舐められるのがそんなに良いのか?我が主ながらとんだ淫乱だな…」

素直に快感に溺れていく悪魔王の口腔内から、不意に口腔内から獣の舌が引き抜かれた。
快感に潤む虚ろな瞳でマルコシアスを見つめながら、
グレモリーは力の入らない腕を狼の首に巻き付けてしっかりとしがみついている。
揶揄するような響きを孕んだマルコシアスの声を耳元に感じたと思ったとき、
グレモリーのドレスに狼の鋭い爪が食い込んだ。
あっと思う間もなく、柔らかな布地が狼の爪で引き裂かれる。
勢い余った爪先が肌を傷つける痛みも、白い肌に赤く滲む血液を舐め取られる感覚も、
悦楽に霞む体性感覚野では、もはや快楽としか認識されていないのだろう。
冷たい石床の上で自身が育てあげた獣に組み敷かれながら、悪魔王はひどく甘い声を漏らした。

606 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 03:26:43 ID:GMJtoYPg]
「やっ…ま、マルコシアスぅっ……も、や…あっ、で、出ちゃ……出ちゃうよぉっっ」
「あぁ?イきたきゃイッちまえよ、グレモリー…」
「っっ……だめぇっ……や、イク…っ…イッちゃうぅぅっっ!!」

呼吸のたびにたゆんと揺れる柔らかく大きな乳房が、内側からきゅうっと硬く張っていく。
愉悦に濡れた甘い嬌声をあげながら、その感覚に怯えたように悪魔王は切なげな瞳で狼を見上げた。
だが、その程度のことでやめてくれるような狼ではなかったようだ。
すっかりとあらわになった、グレモリーの片方の乳首に爪を立て、
もう片方には舌を巻き付けるようにしてきつくきつく吸い上げて……。
次の瞬間、甘い悲鳴をあげた悪魔王の身体が、跳ねるように大きく痙攣した。
許容量を超える快感に、とうとう達してしまったのだろう。
それと同時に、狼が散々に弄んでいる乳首の先端から、白濁した液体が勢い良く迸る。
慣れ親しんだその味を確認するように、
びくびくと身体を震わせて絶頂の余韻に身を任せる少女の乳房に、狼は夢中で縋りついた。

「……………御馳走さん…つーか、甘ぇ…」
「…っ、は……や、だめって、言った…のにぃ…マルコシアスのばかぁ…!」
「ンなモン俺の知ったこっちゃねぇよ。第一、それが乳首いじくられてイッちまった雌の言うセリフか?」

思う様グレモリーの身体を堪能し、ようやくマルコシアスが彼女の乳房から口を離した。
乳にまみれた前足をきれいに舐め取りつつ、狼はにやりと口角を上げる。
くたりと石床に横たわったまま、潤んだ瞳で咎めるように見つめられても迫力はないのだろう。
未だにとろとろと乳を零し続けている胸にベールをかけてやると、
グレモリーの抗議を鼻で笑ったマルコシアスが彼女の襟首をさっと銜えた。

「そんじゃ……帰るとしますか、主殿?」
「な、ちょっ…やだ、離してー!一人で歩けるもんー!!!」

じたばたと暴れる小さな悪魔王に苦戦する様子もなく、
魔方陣の中心でくるりと踵を返した狼と悪魔王の姿が徐々に薄れていった。
ややもしないうちに二人の姿は完全にかき消え、
部屋に残ったものは散乱する魔術用の小物と魔術師の死体だけとなる。
完全なる沈黙が支配する部屋の中、炉の中の香だけがじわじわと燻り続けていた……。

607 名前:ソロモン35柱×56柱 mailto:sage [2007/06/20(水) 03:34:12 ID:T8GYnJC/]
マルコシアス…序列第35番の公爵。グリフィンの翼をもつ巨大な狼。
グレモリー……序列56番の吟遊公爵。腰に公爵冠を結んだ、美しい少女の姿で現れる。
    参考文献:西洋魔物図鑑、悪魔辞典、悪魔の辞典

マルコシアスさんは、紀元前1万2千年前にグレモリーさんに拾われて、
彼女のお乳を飲んで育ったそうです。
(紀元前)一万年と二千年前から愛してるを地で行く二人だと信仰しています。


72柱萌えに身を任せて書いた。
グレモリーとマルコシアスが書ければそれでよかった。
今も反省していない。

608 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 03:35:40 ID:jMI1RRto]
ところで、「柱」というのは、神や一神教の天使(したがって悪魔も)や神霊などを数える単位であって(人間を数える「人(にん)」、に相当)、序列の単位ではないぞよ

609 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 05:34:06 ID:0Nc8/WI7]
だがGJだぜ!



610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 16:42:42 ID:v/Mc4W/B]
一瞬、「攻めが35柱で受けが56柱ってすげえ乱交だなあ。書ききれるのか?」とか思っちまったぜw
ところで、マルコキアスって一般に侯爵じゃないかね? この名前自体が、英語の"Marquis"に相当するラテン語から来ているし

611 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 18:24:33 ID:/7/mNg7a]
何故かオロバスとかデカラビアとかをキボンヌしてみる

612 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/20(水) 18:29:06 ID:zR7x2JB+]
この勢いで本番があってもいいかもね。
なあに、基本72柱は人の姿に化けれる。
マルコシアスも然り。獣姦にゃならんさ。いざとなりゃケモノでもあり。

613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 18:24:22 ID:/GO2kz44]
悪魔がありならベルゼブル×ベルフェゴールもいいかもね。
蝿人間とトイレット姐さん。

614 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 20:04:34 ID:kCinS37E]
ソロモン系知らないのにうっかりマルコシアっさんに萌えたじゃないかGJ。
そして獣姦で本番もいいよこの方達と思った自分を許してはくれまいか。


んでもって
「ハデス女体化でアレスハデスとかハデスとペルたんのエロ無しギャグとか
鬼畜ポセデメとか考えたけどエロラブ希望と見た瞬間冥府からシチュ神託を受信したので
いってみますよハデペルエロ。」
な、ほん嫌ギリシャ神話投下しますよ。
携帯厨でメモ機能コピペして編集するんで完全投下には少々時間かかりますよと。

615 名前:ほん嫌ギ神話 1/3 mailto:sage [2007/06/22(金) 20:10:27 ID:kCinS37E]
 パチャ

 水を掬い、それを腕の中にいる女の一糸纏わぬ身体に掛け、次いでその場所を撫でさする。
 「っ…ぁん。」
 背中に感じる男の身体と胸やら腹やら太腿やらに掛かる水の冷たさと
直後に這う男の手の動きに翻弄され、
その度に女は切なく喘ぎ、身を震わせ自分を拘束する腕を唇で挟み熱い吐息を漏らした。

 パチャ
 何度目かのその行為の後――
 女が遂に抗議の声を上げた。
 「も……離して…ハデス様……っあぅ!」 「なんで。」
女の抗議に少し拗ねて男は相手の肩に顔を埋め、唇を落とし吸い上げ
赤い跡を付けてから手短に尋ね、直ぐに腕の中の女に唇を落としにかかる。
 ちゅ…ぷ、ちゅぱ、つ……っちゅぷ…ちゅ、ちゅ……
 吸い付き、吸い上げては軽く音を立てて唇を離す度に肩や首筋に赤い小花が咲き、
その度に女は身体と声を震わせ跳ねさせ、抗議もままならない。
 「いじわ…っん!あふっ…あぁぁ…あん!ひゃ、ぁう!」
 パシャ…パチャッ…
 勿論空いている手は休む事なく掬った水を掛けてはその場所を撫でるのを繰り返す。
 パシャ………
「!!きゃぁう!……ひゃっ…あ…」
不意に水を掛ける場所が変わる。
――今日一度も触れられていなかった場所に
そして指がそこをなぞって這って、そして入る
つ…ちゅ……ちゅく、くちゅ…
既に内側から濡れていたそこは侵入する指を受け入れ卑猥な音を奏でた。
 「あっ、ああぁぁあっ、あ、あんっあぁっ…やぁっ」
「お前が嫌でも私はこうしたいんだ。もう暫く付き合ってくれ。…ペルセポネ。」
 「っ…じゃ…なっあうぅっ…あ、あ、あああぁぁぁ!」
 拘束していた腕を豊かな胸への愛撫に回して強く揉んで乳首を摘み
同時に秘所を掻き回す様に弄ぶと堪え切れずに女が達した。
 秘所から指を抜くと、愛液が溢れ、脚を伝って泉の水に混じる。 「は……ぁ、はあ……ふはぁ…。」
暫く荒い呼吸を繰り返した後
「ペルセポネ。」
 「あ。」
男は抱き竦めた女と泉の淵へ移動し、そのまま女の上体を倒させ、手を淵の地面に付けさせる
当然女の方は臀部を男に向けた、後ろから男を迎え入れる体勢で
これから受ける侵入に身を震わせた。
それまでの女の姿に煽られた雄を陰唇に宛がい、

616 名前:ほん嫌ギ神話 2/3 mailto:sage [2007/06/22(金) 20:16:18 ID:kCinS37E]
擦り付けて未だ溢れる液体を自身のそれに塗り付ける。
 「あ…ああ……。」
 先走りに滲む先端で肉芽を擦ると更に温かい液が秘所を濡らした
 そして
 「あ…あぁ……っぁはあぁぁぁぁあぁ!」
 秘所を潤ませる入口に肉棒が侵入し、奥へ奥へと進んでいく。

 ざぶっ…ざぶん…ざばっ
 「あぁぁぁぁっ…あっあぁ…あ、あ、」
 ちゅ…ずちゅ…にちっ、ぬちゅちゅ…ずりゅ
「は…あぅ!ひゃぁん…あぁぁん…あ!」 ちゅぅぅぅ…つぱ、ち、つぷ、ちゅ、ちゅ、かぷ、……ちゅうぅぅぅぅっぱ
 「ひああぁぁん!あぁ!あふぅっ、あぁぅ…あっ、ふぁ、ふはあぁあぁあぁぁぁん!!」

 突き上げられて腰が揺れる度に水面が揺れざぶざぶと音を立てる。
 何度も慣らされた膣壁は直ぐに最奥まで男を受け入れ、蠢いては淫らな音を響かせた。
 剥き出しに曝されている背中に男の口が落とされあちこちに間断無く
吸い上げられて甘噛みされて舐められて熱い吐息を吹き掛けられる
 絡み付く手も腰を掴んで固定したかと思えば臀部や太腿を撫で回し、
乳房を揉み上げ乳首を摘み、茂みへとのばして敏感な突起を突つき一際高い嬌声を引き出した。

 …ざぶざぶさぶさぶさぶさぶさぶざぶ
 「あぅっああっ、ぁああぁっ、あぁうっ」
 抽送の速度が上がり、それに伴って水の揺れと音も大きく激しくなる。
 つられて喘ぎ悶える女の限界が近いのを見てとった男が数々の小花を散らす背中に覆いかぶさり
身体を掻き抱いて肩と腰を固定させ、首筋に口を寄せて甘噛みすると更に激しく突き上げた。
 「ああぅ!あん!あん!あ、ああ!あ!あ、ひぁ、やら、あ、あぁ……。」
 男は互いの絶頂が間際なのを確かめてから入口近くまで引き抜き

 ずぷん!
 「ッああぁぁぁあぁぁあぁぁ――――!!!」
 女が達した声を上げ、膣壁が中のモノを熱烈に愛撫したのに次いで
 「…っふぅ……っぐううぅぅっ…!!」
男がくぐもった声を漏らして絶頂を迎えたばかりの女の中に白濁液をぶちまけた。
「…ふぁっ…あふぅ…ふはあぁぁん…はぁん」


 「…酷いです。」
動かぬ身体を男に抱えられて泉から上がり服を着せられて適当な木に背を預ける様に座らされた
女が開口1番に言ったのがそれだった。
「何が?」


617 名前:ほん嫌ギ神話 3/3 mailto:sage [2007/06/22(金) 20:23:28 ID:kCinS37E]
女の抗議に男は不機嫌に口を尖らせる。…子供みたいだ。
「大体、水浴びしたいと言ったのはお前だろう、ペルセポネ。」 そう言って拗ねた男に女が食い下がる。
「あんな風に後ろから巻き付かれては私は何も出来ないではありませんか。」
「私がお前の体を流したんだから問題無いだろう。」
男は相変わらず憮然として言うので、女は悲し気に俯いて…呟いた。
「…私だってハデス様の御体を流して差し上げたかったのに……ふぇ?」
聞こえない位の小声を聞き届けた男はいきなり女を抱き竦める。
 温かい体温が女に伝わった。次いで、嬉しそうにに喉を鳴らす振動も。
そしてあっという間に機嫌を直した男は女の頬に自分の頬を擦り寄せ、唇を滑らせ、舌で舐め、
唇を啜りにかかり、存分に堪能してから…言った。
「それは…済まなかったな。……それはまた、今度、な?」
こつん、と額同士を合わせる。
「ハデス様…。」
ペルセポネは悲しそうに言った。
 相手に落胆したのではなく、逢瀬の終わりが近いのだ。これ以上は、引き伸ばせない。
だから
「……ん。」
自分から愛する男へ口づけた。




 …ざぶん…ざぶん…
 …ヘルメスっす。只今仕事帰りのヘリオスと一緒にオケアノスの海を流されてるとこっす。
ってもホモじゃないっすよ?…疲れてるんすよパシリの仕事増えて。
「そんなでね、今日もハデス様とペルセポネ様青姦やってたらしいよ?らしいよ?」
と、ヘリオスがにこやかに今日の事を話してくれる
…なんかいやに間抜けなBGMが聞こえるんすけど…。
「だろうと思ったっす…昨日のパシられ頻度凄かったっすから。」
脱力感満載でいう僕にお疲れさ〜んという声が降った。

ざぶざぶざぶざぶ……

「確かにね〜あの二人が会う事自体は禁止されてないし…
ハデス様も短時間なら地上に出られますからね〜。」
 ヘリオスの呑気な声が恨めしいっす。
…まぁつまり、
『冬以外はハデスが地上に出向けばいいじゃない』
という話で、おかげで僕はこれまでの業務+あの二人の愛の伝令役もさせられて…
過労状態なんすよね………はぁ。



どんぶらこっこどんぶらこっこ……

618 名前:ほん嫌ギ神話 3/3 mailto:sage [2007/06/22(金) 20:26:43 ID:kCinS37E]
以上。
本当にあったら嫌なギリシャ神話〜結局年中イチャついとんのかいこのバカップルが〜
ですよと。

え〜どうやらこのハデスさんの愛撫は獣のそれに近いようです。はい。

619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/22(金) 20:57:51 ID:sZjly1yT]
GJGJ!ハデペルええの〜

どんぶらこっこのヘルヘリもGJ
考えてみりゃ確かにヘルメスってパシリだよなw



620 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-0/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:43:44 ID:/GO2kz44]
ハデペルものGJ!やっぱこの二人って絵になりますねぇ。
しかしマルグレといい、ハデペルといい、良作が投下されると自分の作品がスレ汚しっぽく思えますが、
以前から予告していましたので投下します。>>569のアルテミスものです。

※注意
・アポロンが極度のアホでナルシストです。
・アルテミスがボクっ子で役回りも悪いです。
・二人の仲は徹底して険悪です。二人は絶対に仲良しでないと駄目な人は見ないで下さい。
・全体的にギャグ調です。シリアスは期待しないで下さい。

621 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-0/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:44:46 ID:/GO2kz44]
アポロンとアルテミス。
兄妹か姉弟かは明らかではないが、ギリシャ神話でも特に名高い双子の神である。
全能の神ゼウスとティタン族の娘レトの間に産まれた二人は、神話の中で度々姿を現す。

音楽と予言の芸術神であり、理性的で美しき男神アポロン。
狩猟と山地の自然神であり、潔癖で気高い女神アルテミス。
オリンポス十二神に名を連ねた二人は、後世にて高く評価され、ギリシャ神話を愛する人々を魅了した。

だが、オリンポスの神はどこか人間臭く感情的で、一癖も二癖もある者ばかり。
人々の理想とは少しばかり違った奇妙な性質を持っているものは、この双子とて例外ではなかった。

―――――――――――


エオスが曙に導き、ニュクスの闇が消え去る朝。ヘリオスの日光がオリンポス中に広がる。
神も人も妖精も、眠れるものは皆目覚める爽やかな時間だ
だが、そんな爽やかな時間も、オリンポス中に広がる大声によって消し飛ばされた。

「うぅ〜とぅぅ〜くぅ〜すぃぃぃぃぃいいいいいい〜〜〜」

テノールを思わせる巨大な美声がオリンポスの一角にある神殿から響き渡る。
しかしそんな美声も、これでは爽やかな朝を台無しにする奇声にしかならない。

神殿にて声を響かせる声の主の名はアポロン。芸術を愛し、美しき己を愛するオリンポスの神。
彼はオリンポス中に得体の知れない奇声を響かせた後、同じく得体の知れない歌を美しき声で奏でる。
「幾万幾億もの年月が経とうともぉぉ〜〜我が美しさは消して色あせぬぅぅ〜〜
 我は日の光に祝福されぇぇ〜〜〜全ての芸術を司るぅぅぅ〜〜〜
 我が名はアポロンんん〜〜〜この世で最も最も最も美しうぃぃぃぃ〜〜〜」
「そぅ、アポロン様こそがこの世で最も美しいぃぃぃぃ〜〜」
アポロンの歌に合わせ、神殿に仕える文芸の女神ムーサたちがバックコーラスを勤める。
己の美声に陶酔しきりながら、アポロンは益々声音を響かせてゆく。

「流れる黄金色の我が神はぁぁぁ〜〜〜日の光を浴びさらに優雅にぃぃぃ〜〜〜
 碧き瞳は我が瞳はぁぁぁ〜〜〜零れる雫でさらに輝きぃぃぃ〜〜〜


               ====以下かなり長くなるので省略====


 優雅なる我が声はぁぁぁ〜〜〜どんな言葉でも例え切れずぅぅぅ〜〜〜
 我が名はアポロンんん〜〜〜この世で最も最も最も最も」

すぅぅー
アポロンは一旦声を止め、最大限にまで息を吸い込んだ。

「うぅぅ〜 とぅぅ〜 くぅぅ〜 すぃぃぃぃぃいいいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

最後の一声は、オリンポスを越え下界にまで届くであろう大声であった。
朝早く目覚めた人間ならば、大空に遠くから響くこの声を見逃さなかったであろう。
「そう・・・、この僕こそがこの世で最も美しい・・・」
アポロンはそっと呟き、未だオリンポス山に木魂する声の残滓に恍惚とした表情を浮かべた。

622 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-0/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:45:45 ID:/GO2kz44]
朝一番の歌が終わり、アポロンの様子を見たムーサたちは挙ってアポロンを褒め称える。
「流石ですアポロン様」
「アポロン様の美しさに叶うものなどこの世にはありませぬ」
「アポロン様が女神なら、あのアフロディーテ様の姿でさえも霞むでしょう」
「無礼な!アポロン様は今でも十分にアフロディーテ様よりも美しい」
「このような美しき神に仕える事ができるだけで、私たちは誰よりも恵まれています」
ムーサたちの賛美を受けたアポロンは、さも当然かというように無言で顎を撫でた。
だが、彼女たちの賛美に気をよくしたアポロンは、喉を鳴らし再び歌声を響かせようとする。
「では、二番。 コホン
 黄昏の夕日も悠久の我が美をぉぉ〜〜〜満ちる月も絶世の我が美をぉぉ〜〜〜

「いい加減にしろ、くぉんの大馬鹿野郎!!!」

アポロンの歌は神殿を突き破る大声によって遮られた。
折角の歌を邪魔されたアポロンは、不快感を露にした顔を神殿の入り口に向ける。
そこには、アポロンと同じ年頃の一人の少女が、肩で息をしながら怒気で顔を紅く染めていた。

いきなり神殿に現れた彼女は、『自称』アポロンの姉アルテミス。
アポロンと似た顔立ちをしているが、やや女性的であどけなさを持ち合わせている。
そして何よりも処女神特有の凛々しさがあるのだが、それもこの実の双子が相手では形無しである。

歌を邪魔されたアポロンは不機嫌さを露にしながらアルテミスを睨みつける。
しかし彼は、すぐに取るに足らないとでも言うかのように目を反らした。
「邪魔をしないでおくれ、アルテミス。これからこの僕の美しさを世に示すアポロン賛歌第二番が始まるんだ。
 最後の第二千四百七十八番が終わるまで神殿の外で大人しくしててくれないか」
そういうとアポロンは、アルテミスを無視して再び歌い始めようとする。
だが、アルテミスはそれを許さず、アポロンの背中に蹴りを入れて再び怒鳴りつけた。
「長いわ!朝っぱらから馬鹿みたいに騒ぐな!訳のわからない歌を歌うな!
 一体どれだけの神々が迷惑してると思ってんだ、この変態!!」
紅い顔をしたアルテミスは次々とアポロンに怒鳴りたてる。
アポロンの歌のせいで強制的に起こされたのだろう、目をショボショボさせながら不快感を顔に出していた。

だがそんな事、アポロンや御付きのムーサたちには知った事ではない。
先程からの主への態度に憤ったムーサの一人がアルテミスに掴みかかった。
「我らがアポロン様になんて事を!この無礼者!!」
それを見た他のムーサたちは、慌てながら掴みかかった者を制止する。
主を侮辱された怒りは他の者も同じなのだが、如何せん相手は十二神。相手が悪すぎる。
「お、およしなさいよ・・・。相手はあのアルテミスよ・・・」
「で、でも、あのアルテミス、アポロン様のことを・・・」
「気持ちはわかるけど、あのアルテミスを怒らせたらどうなるか・・・」

623 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-3/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:47:02 ID:/GO2kz44]
「もう遅い」
その一言だけで相手を握りつぶしそうな声がした。ムーサたちは顔色を悪くしてそちらを向く。
そこには、額に青筋を浮かべ、背中の矢筒に手を伸ばしたアルテミスがいた。
「たかがムーサの分際で十二神の一人であるボクに対して随分な口の利きようじゃないか。
 大体さっきから“あの”アルテミスって何だよ!“あの”って!馬鹿にしてるの!?
 それに、ムーサごときがこのボクを呼び捨てにしていいと思ってるのかい!キミたち、覚悟はできてるよね?」
顔に笑みを浮かべながら、しかし目には憤怒の色を浮かべながらアルテミスは弓に矢を番える。
「ど、どうかお許しをアルテミス様!」
ムーサたちはガタガタ震えながら、揃ってアルテミスに許しを請う。
中には今にも気を失いそうになって身動きできないものもいた。
アルテミスの弓はどんな獣でさえも射止める自慢の代物だ。
しかも彼女の弓は獣だけでなく、ゼウスよって全ての女を射殺す事を許されている。
怒れる彼女の弓を受けたのならば、不死の神々といえども確実に無事ではすまないだろう。
そんな神技に怯えるムーサたちに、アルテミスは静かに矢を放った。

だが、その矢がムーサに届く事はなかった。
アルテミスと同じく弓を番えたアポロンが彼女の矢を打ち落としたのである。
「アルテミス、ここは僕の神殿なんだ。いくら血を分けた双子でも、これ以上の暴挙は許さないよ」
そうアポロンは淡々とした声で喋った。もしこの事がばれれば他所の神殿で暴れたアルテミスが不利だ。
たとえ愛娘と言えども、ゼウスは許してくれないだろう。
「チッ」
アルテミスはまだ怒りが収まらないものの、渋々弓を納めた。
「アルテミス、このムーサたちは僕の大切な義妹なんだ。僕と同じく芸術と美を愛す素晴らしい神。
 いい年して野原で暴れまわる野蛮な妹とは訳が違うのだよ」
アポロンはそういうと、誇らしげにムーサたちの方へ顔を向けた。
彼女たちはアポロンに仕えると同時に、アポロンと志を等しくする彼の自慢の義妹でもある。
そんな義妹たちはアポロンの言葉に感動したのか、顔を赤く染めたり目を潤ませたりしていた。
しかし彼女たちとは対照的に、アルテミスの怒りは一層高まるばかりだ。
怒りが限界に近づいたアルテミスは、熱気を帯びた鼻息をフシュー、フシューと立てながら怒声を放った。
「ちょっと待て!野蛮!?狩りの何処が野蛮なんだよ!
 ボクに言わせりゃ年がら年中お遊戯遊びをしてるキミは陳腐だろ!それに・・・」
彼女は一旦言葉を止めて息を大きく吸い、そしてできる限り大きな声を出した。

「誰がキミの妹だって!冗談じゃない!キミが僕の弟なんじゃないかっ!!」

ここまで喋るとアルテミスは薄い胸に手を当て、息を荒くしてアポロンを睨みつけた。
男女の双子である二人だが、兄妹なのか姉弟なのかははっきりしていない。
母親のレトでさえもはっきり覚えていない。故に二人は、自分が姉だ、自分が兄だと自ら主張し続けている。
だがその事も、この双子の神が険悪な理由に一役買うことになっている。

「憐れな・・・。自らの醜悪さに気付かず・・・、我が芸術を理解できる程の知性を持たず・・・、
 そして己が我が妹だという事実を受け入れることもできない・・・。
 僕は兄として、この愚かな妹に同情せざるを得ないよ。・・・この兄としての僕の気持ち、わかってくれるかい?」
自らを兄とするアポロンは、額に手を当ててゆっくりと首を振った。
その仕草には、自らが妹と称する少女への絶望と哀れみの両の感情が込められている。
しかしその仕草は、彼女の怒りに油を注ぐ結果になった。

624 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-4/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:48:23 ID:/GO2kz44]
アルテミスの顔からスッと表情が消えた。その代わり両手の指は非常に小刻みにカタカタと震えている。
そして、いままで蓄積されていた怒りがとうとう頂点に達した。
「だああぁぁーっ!ふっざけんなァ!!
 毎度毎度ボクの事バカにしやがって!!今度こそ叩き潰してやる!!」
怒りを爆発させたアルテミスはアポロンに掴みかかり、自分とは対照的な彼の白い首根っこに手をかけた。
白くとも太さのある首に少女特有の細い指がかかり、今にも握りつぶさんとする勢いで力が加えられる。
だが、そんな危機に陥っているにも関わらず、アポロンは冷静だった。
彼は右手から二本の指を立て、自らが見つめ続けている二つの眼にそれを向ける。

「我が二つの白き指は、愚者を裁く剣となりて!」
そう叫ぶとアポロンは、アルテミスの両目に二本の指を突き立てた。
「うっぎゃわぁぁぁぁぁあああああっ!!目が!目がぁぁぁ〜〜ッ!!」

アルテミスは兄の首にかけた両手を離すと、両目を押さえ神殿の床をゴロゴロとのた打ち回り悲鳴を上げた。
当然ながらアルテミスの両目からは激痛が放たれていた。
悲鳴は次第に小さくなっていくが、それでもなお声を搾り出そうと、彼女の喉は引きつらせていた。

神殿の床を這いつくばって七転八倒するアルテミスとは対照的に、実にアポロンは誇らしげにしている。
我らが主の勝利を確信したムーサたちは、挙って主を称え続ける。
「お見事です、アポロン様!」
「やはりあのアルテミスよりもアポロン様が優れています!」
「ああ、何てことでしょう。アポロン様の金髪が朝日を浴びて黄金に輝いています!」
「きっとあの太陽もアポロン様の勝利を祝福しているのですわ!」

胸を張るアポロンと感動で胸を満たすムーサたち。
彼ら芸術の神々は、今の勝利による祝福も兼ね、再び得体の知れない歌声を奏で始める。
「我が名はアポロン〜。この僕こそが、最も最も最も最もうぅ〜とぅぅ〜くぅ〜すぃぃぃぃぃいいいいい〜〜」
「アポロン様こそがこの世で最も美しいぃぃぃぃ〜〜」

「ち・・・畜生ぉ・・・。覚えてやがれ・・・」
結局自分は屈辱を受けに来たにすぎなかったと思うと、余りにも悔しくてたまらないだろう。
アルテミスは今の屈辱を胸に歌声響き渡る神殿を後にした。


―――――――――――


双子として産まれた二人を一組に纏め、その仲が良好だと考えるものはかなり多い。
だが、同じ時に生まれた双子でもその性質や神格は対照的。そのためかお互いの中は険悪である。
とは言っても、“妹”を相手にするつもりはないアポロンとは違い、アルテミスは徹底して“弟”を嫌悪している。

そのために彼女は、“弟”と同じ性を持つ『男』を徹底して嫌うようになった。
気取ってばかりで女を蔑み、プライドが高く傲慢な格好付け屋。どいつもこいつもいけ好かない連中だと―――

625 名前:アルテミスの恋 -プロローグ-5/4 mailto:sage [2007/06/22(金) 21:49:55 ID:/GO2kz44]
以上です。うっかりミスをしてしまいましたが、
>>621は アルテミスの恋 -プロローグ-1/4
>>622は アルテミスの恋 -プロローグ-2/4 です・・・orz

これだけでも読めますが、希望があれば本編のオリオン×アルテミスを書きます。

626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 00:15:01 ID:JhPMwb3j]
>618
GJ!このスレ、エロ有りのハデペルは初めてだ。ご馳走様でした(*´Д`)
年中いちゃこくのはいいがそうするとハデスも過労になるんじゃないかwww

627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/23(土) 00:28:04 ID:Bu6S0ZfR]
アルテミスキタ━━━(゚∀゚)━━━
ハデペルもいいけどアホの子な兄妹(姉弟?)
に和んだ

628 名前:ソロモン マルグレ mailto:sage [2007/06/24(日) 10:34:10 ID:uJlOq9Z3]
>>608
投下終わってから冷静に考えて、全くその通りだとおもたよ…orz
初投下にてんぱってたみたいだ。
指摘トンクス。今度は間違えない(`・ω・´) 

>>610
うん、素で誤字ってたんだ。すまない(´・ω・`)
見直しをしたら本文でも公爵公爵って言ってるしね…('∀`)
見苦しい誤字ばかりで本当にすまない。それじゃあ、注文を聞こうか




なんとなーく>>599-606の続きっぽいものを性懲りもなくうp。
長くなっちゃったんで全然エロくない前半分だけうpしてもう寝る。

629 名前:ソロモン マルグレ 1/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:35:14 ID:uJlOq9Z3]
久しぶりに入った狼の部屋は、ひどく殺風景で……。
それでいて、何所か懐かしいモノに溢れ返った部屋だった。
大きな剣や兵法書が散乱する床の上にグレモリーのベールの裾を引きながら、
彼女を咥えたマルコシアスは部屋の隅にある大きな寝台に彼女の身体を放り投げる。
存外に柔らかなスプリングは彼女の身体を受け止め、その身体を幾度か跳ねさせた。

「え、と……何で私マルコシアスの部屋に連れてこられてるの……?」
「薬塗ってやるよ。そのまま帰るわけにはいかねぇだろ」
「ふぇ……あ、え、や、だ、大丈夫よぅ…こ、こんなのすぐに治っちゃう、し…」

寝台が弾むたびにバランスを崩してころころと転がる悪魔王がようやく身体を起こし、
それはもう不思議そうな顔を狼に向ける……が……。
彼女をこの部屋に連れ込んだはずの狼は、いつの間にか侯爵冠を被った長身の男に姿を変えていた。
年の頃は20代前半というところだろうか。
あどけない顔で男を見上げる悪魔王と比べると、だいぶ年嵩に見える。
…………尤も、実際の年齢としては、
外見年齢も精神年齢もマルコシアスより幼く見えるグレモリーの方がよほど上なのだろうけれども……。

転がった衝撃で再び肌蹴たドレスを慌てて掻き合わせたグレモリーは、
困ったような笑みを浮かべながら小首を傾げてマルコシアスを見つめている。
恐らく、ともすれば親切そうに聞こえる言葉の裏に、
隠しきれない下心でも感じ取ってしまったのだろう。
言いようのない焦りととてつもなく嫌な予感のせいか……上手く動かない舌を叱咤して、
グレモリーが尻もちをついたような恰好のまま後ずさり始めた。
だが、この場の雰囲気を取り繕うように笑うグレモリーを逃すまいとするかのように、
邪悪なまでに極上の笑みを浮かべたマルコシアスが寝台の端に膝を乗せる。
二人分の体重をかけられた寝台は、抗議するかのようにギシリと軋んだような音を立てた。
乾いた笑いを貼り付けたまま、 少女は必死に男の追跡から逃れようと後ずさっていく。
……が……いくら男の寝台が広いといっても、その広さが無限にあるわけではない。
あっと言う間に、少女は意匠が凝らされたヘッドボードまで追い詰められてしまった。



630 名前:ソロモン マルグレ 2/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:36:04 ID:uJlOq9Z3]
「何だよ……何逃げてんだ、主殿……?」
「に、逃げてるわけ、じゃ、ない…もん…………せ、せんじゅちゅてきてった……」
「ほーう。俺の前でよくその台詞が吐けたモンだぜ…………っつーか、言えてねぇぞ馬鹿モリー?」

ヘッドボードに手をついたマルコシアスに覆いかぶさられるがごとき体勢で、
膝を抱えるようにして身体を丸めたグレモリーが囁くような小さな声を洩らした。
悪戯が見つかった子供のように首をすくめて男を見上げながら、
それはもう情けないほどに困り切った様子の少女の唇が呂律の回っていない言葉を紡ぐ。
だが、グレモリーの言葉を聞くマルコシアスの笑みは、彼女の唇が動くたび、
ますます深められていくようだ。
何せ、今。
少女に圧し掛かるように威圧している男は、創世記戦争において、
その圧倒的な戦闘能力を見込まれて爵位を与えられたほどの戦闘狂である。
戦略とも呼べぬ子供だましな彼女の行動など、すでにお見通しであったのだろう。

「そんなにムキになって逃げなくても、中身はバシンから貰った薬だぜ?
 シトリーあたりに貰った奴よりか、だいぶ信用できんだろ?」
「…っ、や、やだもん!こんなの、すぐに治るもん〜〜〜〜!!」
「あのな…正直な話、見てるこっちが痛ぇんだ。四の五の言わずにさっさと脱げ…ってか、脱がす!」

ニヤニヤと楽しげに笑う男が、少女の前で片手に収めた薬瓶を傾けてみせた。
その動きに合わせ、色硝子の瓶の中で粘度の高いとろりとした液体がゆっくりと流動する。
だが、男の説明を聞いても、少女の態度が緩むわけではない。
少女が拒絶する大元の原因が、薬に対する不信感ではないということに、
彼女を拘束する男は気付いているのかいないのか……。
胸の前で交差させた腕をの力を弛めそうもない少女に舌打ちしながら、
半ばイラついたような男の掌が、無遠慮に彼女のドレスに延ばされた。

631 名前:ソロモン マルグレ 3/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:37:00 ID:uJlOq9Z3]
「や、ま、マルコシアス、ダメぇっっ!は、恥ずかしいから離してほしいのー!!!」
「喧しい!テメェの裸なんざガキの頃に散々見ただろうが!」
「そ、それとこれとは話が別だもんー!!やだー!はーなーしーてー!」
「黙ってろ、馬鹿モリー!どうせあの魔術師にも見せたんだろう?
 一回見せるのも二回見せるのもたいして変わんねぇだろ」

必死で手足をばたつかせるグレモリーを押さえつけながら、
喧々囂々と吼えるマルコシアスの手が彼女のドレスをはぎ取っていく。
手際よく脱がされていく重いベルベットの下から覗く肌は、
彼がまだ小さかった頃に見た時と全く変わらない程、白く滑らかだ。
その白い肌に刻まれた傷跡に眉を顰めながら、寝台に腰を下ろしたマルコシアスが
自身の身体の下に組み敷かれている少女の顔を覗き込んでみれば、
羞恥に首筋まで朱に染めたグレモリーが、きゅうっと唇を噛みながら、潤んだ瞳から一筋涙を零した。
その姿はあまりにも幼くいたいけで、男の征服欲と劣情とをそそり立てる。

………………だが……。

「…………っ…ぅ、……ふぇ……」
「……う゛……」
「うぇ…………うぇぇぇぇぇ…………」

下着をも剥ぎ取ろうと薄い布地に指をかけたところで、
マルコシアスはそれはもう嫌な事に気がついてしまった。
……うつ伏せにさせたグレモリーの肩が、不規則に震えているのだ。

寝台に顔を押し付けているせいで、少女の表情を読むことはできない。
しかしながら、なんとも情けない鼻声と嗚咽のおかげで、彼女が泣いていることは嫌でもわかる。
半ば鼻白んだような表情で、マルコシアスはグレモリーのから手を離した。
ついでに腕に引っ掛かっているだけになっていたドレスの前を合わせてやり、
ひどく小さく感じられる彼女の身体を抱き上げる。
後から後から零れ落ちる涙で、 少女の頬はぐしょぐしょに濡れ切っていた。
泣きじゃくるグレモリーの頬を伝う涙を親指の腹で拭ってやりながら……。
マルコシアスは真っ赤に潤んだグレモリーの目尻に唇を落とす。

632 名前:ソロモン マルグレ 4/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:37:55 ID:uJlOq9Z3]
胡坐をかいた膝の上にグレモリーを抱き上げ、
マルコシアスがぐすぐすとしゃくりあげる彼女の背中に腕を回してきつく抱きすくめる。
もちろん、逃亡防止の意味もあってのことだろうが、
久しぶりに感じる少女の温もりに制御が利かなくなったせいもあるのだろう。
どんなに宥めるように背中を撫でても、どんなにあやすように口付けを落としても…。
一度泣きだしたグレモリーは、幾度もしゃくりあげながら緩く緩く頭を振るだけだ。
それどころか、彼女がしゃくりあげるたびに柔らかな乳房がたぷんと揺れ、
治まりかけた雄の嗜虐心を煽り立てた。
仕方なくそこから目を逸らしながら、
マルコシアスはグレモリーの瞳に新たに盛り上がってきた涙の雫を舐めとってやる。

ポロポロと涙を零す少女の拳が、力なく彼の厚い胸板を叩き始めた。
どうやら、彼の言動が相当気に入らなかったのだろう。
グレモリーの小さな拳でぽこぽこと胸を叩かれても、マルコシアスにとっては痛くも痒くもない。
ただ、ひどく傷ついたような表情で胸を叩かれるたび、
彼の胸に言い様のない感情が澱のように溜まっていく。

「……………泣くなよ、馬鹿モリー…………これじゃ俺が泣かせてるみてぇじゃねぇか…」
「…っ…ふぇ……まるこしあす、の、せい…だもん……マルコシアスが悪いんだもん…っ」
「俺の何が悪いってんだよ?
 そもそも、お前があんなインチキ魔術師に呼び出されんのが悪いんだろうが」
「せいとうな方法でしょうかんされたから行ったんだもん…
 ………そ、それに、あんなことされるなんて思わなかった、もん……」

ぐすぐすと鼻を鳴らしながら尋ねてくる少女を抱き寄せて、男は彼女の耳元に唇を寄せた。
耳朶を甘噛みしながら舌を内耳に捩じ込んで、ボソリと本音を囁いてやる。
少女の耳の中で弾けた男の声は、何処となく拗ねているような口調になった。
思いもよらなかったマルコシアスの言葉に、グレモリーの泣き声がほんの少し小さくなる。
今の彼女の顔には、先ほどまでの傷ついたような、
苦しんでいるかのような表情は浮かんでいなかった。
ただ、へにゃりと眉の下がったなんとも情けない顔で、
何かを言いたげに唇を尖らせているだけだ。

633 名前:ソロモン マルグレ 5/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:39:16 ID:uJlOq9Z3]
「…だいたい……ムカつくんだよ、お前………毎回毎回俺がらみの問題で召喚されやがって…」
「…………だから、それは、正式な手続きに基いて召喚されてるから……」
「んなモン無視すりゃいいだろうが!召喚されるたびにどっか怪我して帰ってきて、
 痛がるならまだしも、なんにもなかったみてぇにヘラヘラ笑って俺の前に顔出して…!」
「……だ、だって…怪我したっていっても、本当にちょこっとだけ、だし……
 それに、そんな事でマルコシアスに心配かけさせても良くないし…」
「黙ってろ、馬鹿モリー!話しかけられた時以外に口を開くな、塞ぐぞ!!」
「……………ふぇ?……っあ……んぅっっっ!?……」

拗ねた子供のように唇をへの字に引き結んだまま、
グレモリーの涙で腫れた真っ赤な瞳がマルコシアスを見つめている。
今はもうすっかりと力の抜けた小さな身体を、マルコシアスは再び床に組み敷いた。
大きな身体に組み敷かれながら、少女は抗議するような声を上げる。
その顔に浮かぶものは、怒りとも悔しさとも呆れとも困惑ともつかない表情だ。
それはもう形容に困る表情を浮かべるグレモリーの上に圧し掛かり、
マルコシアスは彼女の細い頤を掴む。
これ以上ない程に赤く染まった少女の顔を楽しげに眺めながら、
男はそのまま首を伸ばして濡れたように色付く唇を奪い取った。

「…おい、馬鹿モリー……お前もう魔界から出んな。誰かに召喚されても無視してろ」
「…っ、は……や、マルコシアス、ぅ…っ…」
「………………何でだろうな……お前が俺の視界にいねぇと本気で不安なんだ…
 ……………………………なぁ…どうにかしてくれよ、馬鹿主…」

もはや衣服としての機能を果たしていないドレスの残骸を取り去りながら、
自分が言いたいことだけを言い放つと、
少女の返事も聞かぬままに、男は彼女の柔らかな肌に掌を這わせていく。
自分の言葉に考え込むグレモリーの口唇を、マルコシアスは幾度も幾度も貪った。

634 名前:ソロモン マルグレ 6/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:40:36 ID:uJlOq9Z3]
驚愕の余り閉じることすら忘れられているような唇の隙間から舌を捩じ込み、
口内を嘗め回すかのように蹂躙する。
怯えるように萎縮していた舌を絡め取れば、酷く湿った水音が響いた。
淫猥な破裂音が耳に届いたのか、口腔内を蹂躙する舌の動きに翻弄されているのか…。
グレモリーの身体から力が抜けていく
覆いかぶさってくるマルコシアスの厚い胸をなんとか退かそうと
必死で突っ張っていたグレモリーの腕からすっかりと力が抜けきった頃……。
ようやく男が少女の口唇を解放した。

「ほんと……ムカつくよ、お前…………俺の知らねぇ所で、俺のことで面倒事に巻き込まれて、
 俺のせいで傷ついて帰ってきて……それでも、俺のことばっかり考えてて……」
「んっ……や、あ……マ、ル…コ、シアスぅ……っっ……」
「煩ぇよ、馬鹿モリー…………少しは俺にもお前のこと考えさせろ、馬鹿」

くったりと寝台に沈むグレモリーの身体を抱きなおし、マルコシアスはその身体につぅっと掌を滑らせる。
大きくて無骨な掌が、頬から顎に…。
そして、首筋やうなじにかけてを滑り撫でるその感覚に、少女の身体が小刻みに震えだした。
脱力しきりながらも逃れようとするグレモリーが足掻くたび、
彼女を抱く腕に力を込めて、マルコシアスは身体の間で窮屈そうに潰れている乳房に手を伸ばす。
身体と身体の隙間から手を差し入れて肌をまさぐれば、面白いように細い身体が跳ね上がった。
一見、それはひどく手荒な触り方だったが、実際はかなり的確にポイントを押えているのだろう。
次第に熱を帯びていく少女の柔らかな肌に、掌と唇を思う存分這わせていく。

635 名前:ソロモン マルグレ 7/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:42:20 ID:uJlOq9Z3]
グレモリーの声が甘く響き、次第に肌が上気して行く様を見、マルコシアスは満足そうな笑みを浮かべる。
男に弄ばれている少女の乳首はツンと立ち上がり、紅く熟していた。

「あっ…あんっ!そこばっかり…っ…や、あっ…」
「口と反応が一致してねぇぞ?……まぁ、身体の方はずいぶん正直だけどよ」
「…ひぅっ!?……んっ………ひゃんッ……す、吸っちゃヤダぁ…っ…!」
「コッチは、駄目だとは思ってねぇみたいだけどなぁ?」
「ひうぅっっ!!…あっ………あっ……やっ…ダメ…ダメなの、あ…あぁぁぁぁっ!!」

淡い桜色の突起を口に含むと、グレモリーの唇から艶かしい声が漏れる。
舌先でくすぐると、彼女の乳首はますます硬度を増していった。
ゴツゴツとした男の指が充血しきった乳首を捏ね回すたび、少女は喉をひくつかせて嬌声を上げる。
痙攣するかのように大きく跳ね上がる身体を床に押さえつけ、
マルコシアスは白い胸の頂で色付く突起のもう片方をギリッと摘み上げた。
悲鳴にも似たグレモリーの声が甘く響き、次第に肌が上気して行く様を見、
マルコシアスの笑みが深くなっていく。

追い立てられ、敏感になったそこへの愛撫が、よほど強烈な感覚なのだろう。
身体全体ををがくがくと戦慄かせながら、少女は目の前にいる男にしがみ付いた。
ひくつくグレモリーに構わずに、マルコシアスは尚も彼女の胸を玩び続ける。
グレモリーの身体はふるふると震え、瞳には涙を滲ませていた。
素直に声を上げないグレモリーを咎めるかのように……。
痛々しいほどに勃ちあがった乳首の片方を爪で引っ掻きながら、
マルコシアスは舌先で転がしていたもう片方にギリッと歯を立てる。
瞬間、グレモリーが大きく背中を仰け反らせた。
痛みすらも快感にすりかわるその感覚に、涙を零すグレモリーの瞳が大きく見開かれる。
白い喉を狼の牙の下に無防備に晒し、少女唇から声にならない悲鳴が溢れた。

636 名前:ソロモン マルグレ 8/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:43:43 ID:uJlOq9Z3]
ガクガクと痙攣を繰り返す細い身体を抱き寄せながら、
マルコシアスは再びグレモリーの乳首に吸いついた。
ぷっくりと勃ちあがったその中心に軽く歯を立ててやれば、
快感の波に抗う事ができないらしいグレモリーの唇から堪えきれない喘ぎが漏れる。

「……っっっ!!ひあっっ…あ、あっっ…あぁぁんっっ!!!」
「さっきに比べりゃ、イイ声で鳴くようになったじゃねぇか…なぁ、主殿?」
「…ふあっっ……あっ…ん…マルコ、シ、ア………ひあっっ…あぁぁぁんっ!!っ……」

空いた手でもう片方の乳房を揉みしだきながら、
狼は赤ん坊の頃のように、目の前にある乳首を吸い続けた。
…………………尤も、赤ん坊は乳首に歯を立てたり、舌で転がしたりはしないけれども……。
ガクガクと身体を震わせながら、グレモリーがマルコシアスの頭に腕を回し、
そのまま自分の胸に押し付けるように抱きしめた。
彼女が背中を反らせるたび、マルコシアスの顔に柔らかな胸乳が押し当たる。
少女の柔らかな胸と温かな腕に包まれる感触は、
何百年…何千年ぶりになるのか……マルコシアス自身も覚えていない。
そして、いつ頃から、『母』であった少女を『女』として認識してしまうようになったのかも、だ。
彼がまだ、彼女の腕の中にすっぽりと収まる大きさであった頃は、
ただただ純粋に甘えていられていられた気がする……。
口の中に広がる懐かしい甘さに瞳を細めつつ、ちゅっと音を立てて片方の乳首から口を離すと、
感傷を振り払うように、狼は間髪入れずにもう反対側の乳首に吸い付いた。
そちらも同じように舐めしゃぶり、歯を立てる。
唇で吸い付かれ、舌先で転がされ、鋭い牙で甘噛みされ……。
充血しきったグレモリーの乳首は、
既に舌先で突付かれただけで身体が跳ねるほどに感じてしまうようになっていた。
執拗に責められ続け、やがてそれは強い快感となって彼女を襲う。

637 名前:ソロモン マルグレ 9/9 mailto:sage [2007/06/24(日) 10:46:51 ID:uJlOq9Z3]
「…………口ん中が甘ったりぃ………ガキの頃は何でこんなん飲めたんだろうな?」
「マ、ル…コシア、ス……?…っ、あ……ひあっ…ん…んぅ…っ……!」
「………………好き、だ……グレモリー……………お前が…好きだ…」

怒っているような、苦痛を耐え忍ぶような……そしてどこか泣いているような……。
様々な感情で彩られた深い深い血色の瞳が、射すくめるかのようにグレモリーを見据えていた。
赤く充血した両乳頭からトロトロと白い母乳を溢れさせ、
虚ろに霞む瞳で男を見つめたグレモリーの唇が微かに動き、男の名前をなぞっていく。
抵抗する気力すら失ったような身体を抱きしめ、マルコシアスはグレモリーに深く深く口付けた。
縮こまる小さな舌を絡め取り、角度を変えて何度も口付けて…。
無駄ともいえる抵抗を咎めるように乳首を指先でこね回せば、
先端から勢いよく母乳を溢れさせつつ少女の身体が跳ねあがる。
乱れた息の中に甘い喘ぎ声が混ざるのを感じながら、
マルコシアスはグレモリーの閉ざされた瞼の上に唇を落とした。
瞼から頬に、頬から唇に…余すところなく口付けが与えられる。
啄むような口付けのなか、ほんの少しだけ唇が離される瞬間……。
その一瞬の合間を縫って、少女の唇が掠れた声で男の名を紡ぐ。
ひどく甘い口付けの合間に、少女の舌っ足らずな声が己を呼ぶのが、ひどく心地よかった。


                 To Be Continued…?

638 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/24(日) 20:07:03 ID:oMGuBqJE]
うおおおおおおおおおおおおおお
G・Jーーーーーーーーーーーー

最近ネ申の投下が多くてうれしい限りだwww

639 名前:ソロモン マルグレ 1/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:34:07 ID:splB6n4j]
>>629-637続き。



「…ひゃ、あ…や、マルコシアス……マルコシアスぅ…っ、あ……」
「すげぇな…もうトロトロだぞ………そんなに良かったのかよ、主殿…?」
「そ、そんなんじゃ、な……っ……ひぁっっ……」
「……んな顔で否定されても意味ねぇよ………………気持ち良いんだよなぁ?」

しどけなく寝台の上に身体を預けたグレモリーの、
焦点の合わない快感に潤んだ瞳がマルコシアスを見上げていた。
滑らかな絹の上で足を大きく割り開かされ、
男に組み敷かれている様は何とも淫靡でなまめかしい。
十分にその肢体を楽しんだ後、
徐にマルコシアスはグレモリーの膝の裏に手を差し入れて足を持ち上げた。
不意に秘部をさらけ出され、グレモリーの瞳に生気が戻る。
暴れるグレモリーの身体を押さえつけ、
宥めるように内腿を撫で上げながら、もう片方の手がついっと秘裂に伸ばされた。
そこはもう、溢れんばかりの透明な蜜液を滲ませ、ひくひくと息づいている。
隠すことも出来ずに割り開かれたそこからは、鮮紅色の秘肉が垣間見える。
ある意味でグロテスクともいえるこの造形美は、性本能に強烈に刷り込まれているのかもしれない。
誘われるように指を伸ばせば、湿った水音をたてながら男の指を飲み込んでいく。
胎内で指がうごめくたびにあがる嬌声に喉の奥で小さく笑いながら、
マルコシアスは溢れる蜜を指の腹ですくい取り、クリトリスになすりつけるように愛撫する。
粘膜をこそげるように舐られ、引き抜かれ、また差し入れられ……。
敏感な粘膜への執拗な愛撫に少女の花弁は蜜を滴らせ、男の手とシーツを濡らしていく。

「んっ……や……も、やだぁ………マ、ルコ、シア…ス………も、やめて…ぇ…っっ…」
「ここで止めたら後で辛いのはお前じゃねぇか……第一、ここで止めて我慢しきれるのかよ?」
「……マ……コ………も……や、だ…ぁ……」
「どうした、主殿…………何も聞こえねぇぞ?」
「…………っ……マル、コ…ぉ……………んぅ…っ…」

飲み込みきれなかった唾液が口の端から溢れ、首筋を伝い、胸元まで濡らしている。
熱に浮かされたような瞳で、グレモリーの手がマルコシアスの髪をかき乱す。



640 名前:ソロモン マルグレ 2/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:34:56 ID:splB6n4j]
男の指が抽迭を繰り返している間、もう片方の手が乳房に伸ばされた。
固く尖った乳首を胸肉に押し込み、指先で転がし、摘み、捻りあげる。
言葉も出せず仰け反るグレモリーを楽しげに眺めながら、
マルコシアスはひくつく胎内にゆっくりと指を刺し入れていった。
先ずは示指が…次に中指が……。
指が動くたびに身体を痙攣させるグレモリーの、狭い胎内を犯す指の数が増えていく。
無遠慮に侵入してくる長い指に、行き場を失った蜜液が秘裂から零れ落ちた。
それは、指の抽迭が繰り返されるたびに、酷く淫猥な水音を響かせ、
グレモリーの羞恥心を絶えず刺激していく。
恥ずかしさに溢れ出す涙を、マルコシアスの舌が舐め取った。
辱めるような言葉や執拗に責めたてる指とは裏腹に、その声と温もりはどこまでも優しいのだ…。

「…ひあっ…う、ん…んん…っ………も、やだぁ……やめてぇ…」
「まだンなこと言ってんのか?いい加減に『イイ』って認めちまえよ」

腫れあがった乳首への刺激が強すぎたらしく、
むずがるように頭を振るグレモリーの口から甘い声が漏れる。
痛みと快感の入り混じった感覚に、彼女の脳髄は再び暴走しかけているようだ。
滑らかな絹の敷布の上に広がる髪が揺れ、
不安に眇められたグレモリーの瞳は次第に快感に潤んでいく。
離された唇の代わりといわんばかりに片方の乳首に舌を絡めて吸い付きながら、
マルコシアスはもう片方の乳首を捻りあげた。
間断なく攻め立てられ、グレモリーは完全にマルコシアスの性技に翻弄されているようだ。
また少し腫れあがった乳首に軽く歯を立てながら、
もう片方をキュッと捻りあげ、そのまま何度か引っ張ってやる。

「やっ…っっ…あ、や、だめ……だめ、そこ、ダメっ…や、あ、あぁぁぁぁんっっっ!!」
「…………………………嫌がってたくせに、乳首嬲られてイッってんじゃねぇか、淫乱…」
「あっ……ひぁんっ……わ、わたし、淫乱じゃ、ない…よぉ……っ……」
「淫乱じゃねぇなら雌マゾだな。胸いじくられただけで簡単にイきやがって…」

そして、過敏になっていた乳首への愛撫に、とうとう限界を超えてしまったのだろう。
一際高く悲痛な…そして、ひどく甘い悲鳴を上げて……。
グレモリーは身体を大きく痙攣させて絶頂へと上り詰めた。

641 名前:ソロモン マルグレ 3/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:35:50 ID:splB6n4j]
背中を反らせて喘ぐグレモリーの乳首に尚も噛み付きながら、
マルコシアスはわけもなく襲ってくる苛立ちを噛み殺す。
その苛立ちの原因は、今、彼の身体の下でひくひくと痙攣している小さな小さな悪魔王だ。
彼女は、性的な刺激にあまりに免疫がなさ過ぎるのだ。
現に、あれだけ泣いて嫌がったにもかかわらず、
執拗に乳首を弄っただけであっけなく絶頂に達してしまったではないか…。
この分では、彼が目を離した隙にいつ他の男に寝取られてしまうかわかったものではない。

快感に震えるグレモリーを眺めていた男が、彼女の胎内を犯していた指を一気に引き抜いた。
内部から肉が捲れ上がるような感覚と、熱い塊が引き抜かれる感覚に、グレモリーは身体を震わせる。
ひくひくと収縮を繰り返して蜜をこぼす花弁は、もっと強い快感がほしいと訴えているかのようだ。

「………ひあっ…う、あ…マ、ルコ、シアス……や……も、変に、なる…よぉ…っ…」
「………ったく…サカりきった雌のツラしやがって………………誘ってんのかよ、馬鹿主…」
「…な、なんで……なに、いって……」

疼きを覚えた身体を持て余しているのか、
秘裂を外気が撫でていく感覚にすら泣きじゃくりながら腰を揺らすグレモリーを眺めつつ……。
マルコシアスは、赤く染まったグレモリーの頬に、唇に……軽く唇を重ねていく。
悪魔王の耳元で囁かれた狼の声は、情欲に掠れていて妙に熱かった。
情緒も駆け引きもないストレートなその言葉に、グレモリーの頬が見る間に上気していく。
快感に霞んだ瞳で床に横たわっている少女にもう一度口付けて、狼は彼女の身体を転がした。
細い腰に腕を巻きつけて支えてやりながら、獣のように四つん這いにさせる。
秘部も秘蕾も全てを曝け出すようなその格好に、少女の瞳に羞恥の色がありありと滲んだ。

642 名前:ソロモン マルグレ 4/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:37:30 ID:splB6n4j]
涙で潤んだ虚ろな瞳で自分の肩越しにマルコシアスを見上げたグレモリーの下肢が、
男の手で大きく開かれ、蜜に濡れた朱鷺色の秘肉を曝け出された 。
腰を高く上げて尻を突き出して足を開かれている姿が余りにも惨めで淫らで、
少女は羞恥に目を開けられない。
そんなグレモリーの耳元で囁き続けながら、マルコシアスはぐっしょりと濡れた部分を指で押し広げた。
途端にグレモリーの細い腰が跳ね、胎内からは熱く蕩けるような蜜液があふれ出す。
グレモリーが反応に困っている間に、剥き出しになった膣口に堅く熱い塊が押し当てられた。

「……ふぇ………あ…ひぅっ……や…ま…こ、し…あす…ぅ…?」
「………………喧しい、馬鹿モリー……話しかけられた時以外口開くな。
 テメェにたっぷりぶちまけてやるから、そのまま俺のモンになっちまえって……」
「な、なに……あっ、え…?…あ…あぁ…あああぁぁぁぁっっ!!」

不意に感じた熱さと質量に、グレモリーがマルコシアスを振り返る。
不安げに揺れる少女の項になだめるように唇を落とし、男はその細い腰を抱きかかえた。
怪訝そうに小首を傾げる少女の意識が、狼の言葉に向いた、その瞬間……。
僅かに緩んだ意識の隙を縫い、猛りきった雄がグレモリーの奥深くに突き込んできた。
身体の奥でぷつんと何かが切れる音がした気がして、少女は大きく目を見開く。
背を弓なりに反り返らせるグレモリーの口から漏れるのは、鋭く高い苦痛の叫びだ。
ひくひくと痙攣を繰り返す少女の胎内は、狼の雄を食い千切らんばかりに締め付けている。
胎内から湧き上がる強烈な痛みに、グレモリーの視界が真っ白に染まった。
今までに経験した事のない熱さと身体を裂かれるような痛みに、
少女の小さな身体が崩折れていく。
床にへたり込みそうになるグレモリーの細い腰を、マルコシアスの腕が抱え込んだ。
細い身体の上に覆いかぶさって、宥めるように グレモリーの肌に手を這わせていく。

「……っっっ!!ひあっっ…あ、あっっ…あぁぁんっっ!!!」
「何泣いてやがんだ、馬鹿モリー………お前は俺に抱かれて、ひぃひぃよがってりゃイイんだっつの…」
「……っっ…ふぇ……っ……んぅっ……や、…ま、こ…しあすぅ…っ……」
「だから泣くな…!……お前に泣かれると、どうすりゃいいのかわかんなくなんだよ…」

結合部から流れた一筋の赤い血液が雄の肉茎に絡み、潤滑剤に成り代わった。
……尤も、そんなものが必要ではないほど、グレモリーのそこは自身の蜜で潤ってはいたけれども…。

643 名前:ソロモン マルグレ 5/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:38:30 ID:splB6n4j]
最奥まで貫かれる頃には痙攣は治まってはいたが、それでも、膣内はひくひくと収縮を繰り返している。
腫れて熱を持った乳首を指先で乳房の中に押し込みながら、
狼は少女の最奥目がけて自身を突き込みだした。

胸を揉まれ、胎内を突き上げられて、グレモリーの身体が大きく跳ね上がった。
幾度も子宮を突き上げられるたび、高く極まった声と共に少女の全身が震え上がる。
いくら人外の存在であるとはいえ……。
生殖器官を突き上げられることが、この小さな少女にとってどれだけ負担になっているのか、
狼にもよくわかっている。
だがそれでも、このまま欲望のままに突き壊してやりたいという欲望が頭をもたげてきて仕方がないのだ。

「…っつ…あ…やぁっっ…あんっ……なか……おなか、かきまわされて、る…よぉっっ…」
「さっきに比べりゃ、イイ声で鳴くようになったじゃねぇか、主殿…」
「…ふあっっ……あっ…ん………ひあっっ…あぁぁぁんっっ……!!!」

次第に、甘い声を漏らし始めたグレモリーの腰を抱き、
マルコシアスは充血した淫核を指の腹で撫であげた。
その刺激に、苦悶と快楽の入り混じった表情を浮かべたグレモリーの胎内が、雄をきつく締めつける。
突き上げるたびに細かく痙攣する内壁は、彼女の限界を物語っているようだ。
ひくひくと震え蠢きながら蹂躙する肉茎に絡みつき、奥へ奥へと誘うように蠢いている。
ひどく扇情的な少女の動きに笑みを深め、男は誘うように色付いた乳首を再び捻りあげた。
その瞬間、グレモリーの身体がビクンと大きく跳ね上がり、小刻みに身体を震わせる。
どうやら、とうとう絶頂に達してしまったものらしい。
ガクガクと痙攣を起こしながら背中を反らし、高く細く尾を引く悲鳴を漏らす。
グレモリーの虚ろな瞳には、もはや何も映ってはいないかのようだ。
この分だと、耳朶に噛み付きながらからかうように笑うマルコシアスの言葉も、もう耳に入ってはいないだろう。
乳首を抓られ、クリトリスを柔肉の中に押し込められて、グレモリーは弓なりに背中を仰け反らせた。
揶揄するようなマルコシアスの言葉に細い喘ぎ声を漏らしながら、そのまま意識を手放そうとしている。

644 名前:ソロモン マルグレ 6/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:40:08 ID:splB6n4j]
「おっと……まだ眠らせねぇぞ、馬鹿モリー 」
「…え…ぁ……ふあぁぁぁっっっ!!!…あ、や…お、おなか……おなか、こすれ…っ…て…」
「なんだ…またイッちまったのかよ…………締め付けがきつくなってきてんぞ?」
「ひゃっ……んっっっ…………ひうぅっっ!」

……だが、少女を抱きしめる狼は、彼女が意識を失うことを赦そうとはしなかった。
意識を失いかけるその瞬間を狙い、少女と深く繋がったまま、彼女の身体を反転させる。
蕩けきり、肉茎に絡みついた秘肉が擦れる強烈な快感に、グレモリーが狂ったような悲鳴を上げた。
今度は、正面から向かい合うようにしてグレモリーを押さえつけながら、
マルコシアスは彼女の唇に口付ける。
貪るように舌を絡めて口腔内を蹂躙しながら、狼は少女の身体を抱え直した。
きつく絡み付いてくる内壁を抉るように腰を進め、
ギリギリまで引き抜いては再び奥まで押し入れる。
子宮ごと突き上げられているような突き上げに、
重ねた唇の間からグレモリーの殺しきれない声が漏れだしてきた。
胎内を犯す熱と質量に悪魔王の瞳から次第に理性の色が消えていく。
目の前にある大きな身体に腕を絡めてしがみつきながら、
マルコシアスと唇を重ね、自分からも舌を絡めはじめた。

お互いに深く深く唇を重ねたまま、マルコシアスはグレモリーの幼い顔とは不釣り合いに発育した胸を揉みしだいた。
酷く柔らかなその肉は、狼の掌の中で自在に形を変えていく。
吸いつくように滑らかな触り心地を楽しみつつ、マルコシアスはグレモリーの顔を盗み見た。
てっきり閉じられているとばかり思った黒い瞳は、予想を裏切るかのように薄く開いている。
トロリと潤んだ瞳にマルコシアスの姿を映しながら、グレモリーがふと、蕩けるような笑みを浮かべた。
それは、今にも泣き出す寸前のような表情にも、幸せそうに笑っているようにも見える。

645 名前:ソロモン マルグレ 7/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:41:10 ID:splB6n4j]
「…っっっ……あ……クソッッ……何だ…何なんだ、テメェは…!犯されてるってのにンな顔しやがって…」
「んぅぅっっ……ひあっ………あ…………マルコシアス、…っっ……あぁぁぁんっっっ!」
「…クソ…っ…足りやしねぇ…………もっと喰わせろ、グレモリー……もっと、抱かせろ」

そのどうしようもなく無防備な表情に、狼の顔が思わず歪んだ。
魂の全てを曝け出している様なその笑みを、他の誰にも見せたくないとでも思ったのだろう。
殺しきれない嫉妬と独占欲を剥き出しにしたまま、マルコシアスは感情に任せてグレモリーの最奥を突き上げる。
子宮が押し潰される程の衝撃に、グレモリーの身体が硬直した。
だが、苦しそうに呻いてはいるが、
少女の胎内の内壁は嬉しそうに狼のモノに絡みつき、蠢いている
ぐちぐちと湿った音を結合部で響かせながら、
グレモリーは自らも腰を揺らしつつ、目の前の身体にしがみついた。
いくら抱きしめても貪っても犯しても治まらない心の飢えと渇きに、少女を抱く狼の腕に力が篭る。
泣きじゃくりながら喘ぐグレモリーを見ながらも、
胎内に肉塊を突き立てるマルコシアスの勢いが緩むことはない。
まるでレイプしているように見える激しさであったが、
マルコシアスを受け止めるグレモリーに拒絶の色は見られなかった。
むしろ、快感に霞む意識の中、マルコシアスの身勝手な要求に応えるように、
しっかりと彼にしがみついていく。
グレモリーのその行動にようやく満足したのか、ふと、マルコシアスの動きが止まった。
床から浮き上がるほどに背中を反らせる グレモリー の背中を撫で、マルコシアスは彼女の最奥に先端を押し付ける。
そのたびに細い身体が跳ね上がり、内壁がビクビクと収縮を繰り返した。
誘うようにうねる胎内は、雄を咥え込んだまま何度も絶倒に達しているかのようだ。
子宮の中にすらめり込んでくるような雄の苦痛と快感に、グレモリーの神経が灼かれていく。

646 名前:ソロモン マルグレ 8/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:42:55 ID:splB6n4j]
「……まだ、足りねぇ………………もっと喰わせろ……もっと…もっとだ………!」
「ひあっっ……あっっ…あぁぁぁんっ…っっ…」
「なぁ…………このままお前の腹ン中にたっぷり種付けしてやるから、さっさと俺の子孕めよ」
「ひうぅっっ…んぅぅっっ……んっ…あ…マルコシアス、ぅ……っっ……」
「…このまま俺の子孕んで、俺とツガイになれ……グレモリー …」

耳元で囁かれた狼の告白に、苦痛と快楽で混濁した瞳を閉じた少女が思わずコクリと頷いた。
…………とはいえ、今のグレモリーに囁かれた言葉の意味を理解するだけの理性など残ってはいない。
だが、意味がわからないながらも肯定してしまった少女をいいことに……。
マルコシアスは、彼女の最奥に一際強く己を突きたてた。
絶えず締め付けてくるグレモリーの胎内を押し広げ、
更なる快感を得ようとするかのように何度も何度も腰を打ちつける。

「あっっ…あ、あぁ……あ……ん…………マルコシアス……マルコシアスぅっっ…!!」
「……っ……ああ、もう、畜生ッッッ……………………………愛してんぞ、 グレモリー …っっ……!」
「ひあっっ…あぁぁぁんっ………………あ………ひぅ……ん…………な、なか…にぃ……なかにでてる、よぉ……」

限界が近いのだろう。
グレモリーの内部の痙攣が激しくなり、中のモノを離すまいとするかのように締め付ける。
ただただ自身の名前を繰り返して抱きついてくるグレモリーの様子に、
否応なしにマルコシアスの熱が昂ぶった。
ひくひくと身体を震わせて喘ぐグレモリーの唇を何度も貪り、
マルコシアスはただひたすらに彼女の身体を蹂躙する。
ひどく甘い声で目の前の狼の名を呼び続ける少女の胎内に、
不意にドロリとした熱い体液が注ぎ込まれた。
肉茎を伝わってトロトロと溢れ零れる程に注ぎ込まれ、
子宮が満たされていく感覚に震えながら、グレモリーはそっと下腹部を掌で押さえる。
耳元で小さく囁きながら、マルコシアスはグレモリーを強く抱きしめた。
唇を歪めるようにして笑いながら、狼はすがりついてくる少女の耳元に唇を寄せた。
喉の奥から声を絞り出したせいか、
半ば呻くようなマルコシアスの声がグレモリーの鼓膜を震わせる。
その身勝手な告白に、グレモリーの身体がゆっくりと蕩けていく。
幾度も囁かれる『愛している』という声に抱きすくめられながら、
グレモリーはとうとう、その意識を手放した……。

647 名前:ソロモン マルグレ 9/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:43:53 ID:splB6n4j]
ぽこんと頭に何かが当たる感覚に、グレモリーは茫洋とした眠りの海から覚醒した。
むくりと起き上がってみれば、下腹や関節にじくじくとした鈍痛が走る。
霞みがかったように見える世界の中、まず目に飛び込んできたのは、
自身を抱え込むように身体を丸めて眠る巨大な狼の寝顔だった。
どことなく幸せそうに眠る狼の、青灰色の毛並みをゆるりと撫でてやりながら、
グレモリーは未だうまく働かない思考回路を何とか繋ぎ合せ、眠りの邪魔をしたものを拾い上げる。

「………………………………………………ぬい、ぐるみ……?」

それは、何種類かの端切れを縫い合わせて作られた、ひどく古ぼけた狼のぬいぐるみであった。
青いビーズで出来た片目は既になく、鼻であったのだろう黒い刺繍はほどけ掛け、
前足の根元などぷらぷらと千切れかけている。
ようやく回転しはじめた頭で室内を見回せば、最低限の物しか置かれていないように見える部屋の中に、
いくつもの古いぬいぐるみや壊れかけた玩具が転がっているのが見て取れた。
しかも、そのどれもがどこかで見たことがあるものばかりで……。

「あ。おはよう、マルコシアス。あのね、これ……」
「っっっ、な……ちょ…何持ってんだ、馬鹿モリー!?返せ!戻せ!!!」
「え……うん…………返す、けど……昔、私が作ってあげたぬいぐるみよね?」
「あー、そうだよ!……けどな、勘違いすんなよ!
 別に、お前がくれたモンだから捨てられなかったんじゃねぇぞ!たまたま持ってただけなんだからな!」

ボロボロのぬいぐるみ片手にグレモリーが首をかしげた時、
彼女の傍らで眠っていたマルコシアスが、翼を揺らしながら寝台の上に起き上がった。
未だ眠そうに血色の瞳を眇める狼の頭を撫でながら、少女が話を切り出そうと口を開く、が……。
彼女が何かを言うより先に、瞬時に目を覚ましたらしい狼の前足が、
彼女の手の中のものをかっさらおうと動かされていた。
だが、人の手ならばいざ知らず、獣の足では精密な動きなど期待できない。
結局、ぬいぐるみは少女の手の中に残されたまま……
狼は吐き捨てるように彼女の質問を肯定すると、再び寝台に寝そべるハメになった。

648 名前:ソロモン マルグレ 10/10 mailto:sage [2007/06/25(月) 03:44:45 ID:splB6n4j]
「ちっちゃい頃のマルコシアスは、このぬいぐるみ大好きだったもんねぇ…」

古ぼけたぬいぐるみを片腕に抱いたまま、遠い昔を懐かしむように、
グレモリーは静かな微笑みを浮かべながら狼の背中を撫でた。
狼の身体を撫でる小さくて柔らかな手のひらの感触は、彼が仔狼の頃と全く変わらない。
その温もりを享受するかのように……威嚇するかのように揺らしていた翼をたたんだ狼は、
眇めていた瞳をゆっくりと閉じ、寝台に座る少女の膝に顎を乗せた。
珍しく素直に甘えてくる狼に、少女は瞳を丸くするが……
その瞳はすぐに優しく細められ、預けられた狼の身体をあやすように掌で撫でていく。

「………………空の、星、は…光、青、く……夢の、国へ…誘いま、す……」

眠る赤ん坊をあやすように狼を撫でていたグレモリーの唇から、不意に細い旋律が零れ落ちた。
気の遠くなるほど昔、少女が仔狼に歌って聞かせた子守唄だ。
今も昔も変わらない優しく甘い声を聞きながら、狼は眠りの深淵に落ちていく。
いつの間にか自分以上に大きくなってしまった狼の傍らにぬいぐるみを置いてやりながら、
グレモリーは静かに歌い続けていた。

「……………………眠れ、ぼうや…遥か、な、空…星の、中、を…駆けて、行く、の…」

微かな笑みを浮かべて旋律を紡ぎながら、悪魔王はぬいぐるみとともに眠る狼をそっと撫でた。
小さな掌が存外に柔らかな毛並みを梳き撫でているうちに、
もそりと動いた狼の頭が彼女の腹に押し付けられる。
いつもの警戒心の強さが嘘のような何とも無防備な狼の様子に、
少女は思わずクスクスと笑い声を洩らした。


「…………………………大好きよ、マルコシアス………………愛してるわ……」


安心しきって眠る狼の耳元でそう囁くと、
甘えるように鼻面をすり寄せてくる狼の口に、少女はそっと唇を落とした。

649 名前:こんな72柱の魔神は嫌だ mailto:sage [2007/06/25(月) 03:51:48 ID:splB6n4j]
何だかいまいちエロくなんなくてごめんね。
次は『乳汁(ミルク)がッ!…いっぱい射乳(で)ちゃいますうっ!!』
…………くらいのことを言わせられるくらいに頑張る。
ついでに、オロバスとデカラビアって聞いた途端、
ジュデッカから受信した電波を書き逃げしてもう寝る。



クロケル「おい、おまいら。温泉掘ったwww今すぐクロケル温泉ランドに集合汁wwwwwww」
ヴェパル「kwsk」
ベリアル「ソドム板から来ますた。Kwsk>>掘った」
ヴァサゴ「アッー!」
フォカロ「アッー!」
クロケル「>>ヴェパル ヒント:肌にいい  
     >>ベリアル ソドム板にカエレ!!(・∀・)  
     >>ヴァサゴ-フォカロ ケコーンwwwwww」
ヴェパル「アルミ含有泉ktkrwwwwwwwww」
フォルネ「うはwwww温泉うめぇwwwwwww」
クロケル「>>ヴェパル-フォルネ 政界wwでも止めとけwwww茹だるwwwwww」
ベヒモス「魚介類wwwwwおk。山葵醤油用意して待ってるお(0゚・∀・) +」
デカラビ「酢味噌用意して(ry」
オロバス「ゆずポン用意s(ry」
ビレト 「>>フォルネ どう見てもフカヒレです。本当にありがとうございました」
ヴェパル「(´;ω;`)」
フォルネ「((((;゚Д゚))))」
バシン 「━━━終了━━━」
オリアス「━━━再開━━━」
アスモデ「再開すんなDQNが!それより女湯凸キボンヌwww」
バエル 「ちょwwwwおまwwwwwwww」
ムルムル「うはwwwww夢がひろがりんぐwwwwwwwwwww」
クロケル「今女湯にいるのはリリス&グレモ姉妹ですが何か?」
マルファ「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
ハルファ「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」
アシュタ「リリスたん(*´∀`)」
ボティス「モリーたん(*´Д`)
アイム 「ちょっと覗いてくる。安価くれ」
イポス 「ネ申wwwwでも無理すんなよ」
ノロヴェ「写メうpキボンage」
グラシャ「ageんな、sageれ」
ノロヴェ「写メうpキボンage」
ヴァラク「写メ厨Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!」
ノロヴェ「写メうpキボンage」
ヴァプラ「はいはいワロスワロス」
ノロヴェ「写メうpキボンage」
ウヴァル「何この痛い厨(pgr」
マルコ 「つーかお前ら(´・ω・`)ぶち殺すぞ」
ルシファ「それが72柱クオリティ」
ウヴァル「写メうpキボンage」
セーレ 「ちょwwwwwwwおまwwwwww必死杉wwwwwwww」



650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 05:24:44 ID:XwyjLgJz]
GJですた。本番まで続いた完結マジよかた。
最近怒涛の勢いで良作が続いてマジうれし。



そういやレメトゲンじゃ書かれてないけど、エノクの書じゃ獣の姿のマルコシアスは雌狼らしい。
だとしたら、狼の姿じゃ本番できないね。ま、オイラ獣姦苦手だけどさw
という事は一番最初の話はケモレズという事に・・・。アッー

651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/25(月) 05:31:49 ID:ZocyKPBn]
おまけもGJ!!

652 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/26(火) 00:21:55 ID:0sbm55RT]
>>649
超GJ!!!
執拗なエロに感動したよ。
グレモリーもマルコシアスも可愛くって良かった。
ぜひまた書いてね。

653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/29(金) 12:26:28 ID:Qb5KbfB3]
クトゥル萌え

654 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/06/30(土) 10:24:06 ID:0kOY1Z9R]
マルグレもまだ色んなシチュで見てみたいな。
例えばベルフェゴールの元へ武器のメンテにいったマルコシアスが、
代価にセックスを求められるものの、ギリギリでグレゴリーに止められたり。

まあ、もうちょっと母乳プレイが見たいのが本音だけどね。

655 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/05(木) 19:56:29 ID:zoyzTqZm]
保守

656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/10(火) 08:25:02 ID:xI9lVUp6]
保守

657 名前: ◆RacowGmmoA mailto:sage [2007/07/13(金) 05:10:45 ID:VViqSlYG]
保守

658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/14(土) 01:55:06 ID:FEuuCEdN]
ナウシカアやキルケはオデュッセウスの現地妻

659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/16(月) 18:11:26 ID:dfV6FpkZ]
切ないクシナダ話が忘れられん……
あれから続きは何処かに投下されたのだろうか



660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/18(水) 05:32:43 ID:5FS/xQcN]
ちゃんとこのスレで完結したじゃん
>>659の考える)ハッピーエンド以外の結末は、結末と認めないって人がいるんじゃ、書くほうも大変だな・・・

661 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/19(木) 22:57:07 ID:Adsr/X13]
ここにはペガーナ神話でエロパロする猛者はおらんか

662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/21(土) 19:07:15 ID:QMgv5nnG]
鬼畜ポセデメが読みたいでつ・・・

663 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 20:38:46 ID:1YXjUhvu]
ここにはエジプト神話でエロパロする猛者はおらんか

664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 20:56:27 ID:nN0IVlYP]
セトがイシスをレイプ?

665 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/22(日) 23:38:29 ID:IQUQYidg]
ヘイムダル×フノス

666 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/07/23(月) 01:32:39 ID:M4cIqZhy]
なんとなく日本神話の和姦物を禊ぎの後に全裸、正座で待機している俺
とりあえず下がってるので上げ

667 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 03:09:14 ID:LKXp2Phi]
>>666
スレ見かけたらレス数が獣の数字だったからちょっとビビったじゃないかww

俺ちょっと川の様子を見てくるよ。

668 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 06:42:20 ID:8Tngnn6k]
>>661
(;´・ω・`)難問でつね

669 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/23(月) 14:06:08 ID:A6MeAf5q]
>>662
ツンデレだったら見たい。

ほら、デメテルってポセイドンの元カノだし。



670 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/24(火) 23:30:47 ID:AQH7M4Cd]
ハデペルの続きはまだか
信じて待ってるぜ

671 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/25(水) 19:02:14 ID:sPQlx1MQ]
アリーズU始まったから
そっちでも妄想(;´Д`)'`ァ'`ァ

私もハデ+ペルの復活待ってるよ。

672 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/28(土) 22:49:37 ID:H1o/blrY]
ニャ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ン!!

673 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/28(土) 23:57:25 ID:e21Q/Ldv]
バビロニア神話の女神、ティアマットで一つ。
ふたなり、レズ物ですので嫌いな方は読み飛ばしてください。

674 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/28(土) 23:58:03 ID:e21Q/Ldv]

なんだ。

「神の座を降りて頂きたいのです。」

何を言っているのだ、この小娘共は。

「エア様の要求は…、」

それ以上の言は許さなかった。
ティアマットの目の前には、二人の使いが居た。一人は男、一人はまだ年端もゆかぬ少女。
ティアマットの激しい怒りに、二人の使いは、動くことも出来なくなる。
「…命を救った恩を忘れ、妾に神の座を降りろと…?」
ティアマットは怒りに震えていた。
美しい、女神の美貌も歪んでいる。
「妾に反逆するというのか…?」
「そ、それは…、ティアマット…様……」
「エアめ……妾がそのような事を許すと思うてか!
よかろう、理解させてやる、妾に楯突く事がどれ程罪深いかを!」


675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/28(土) 23:58:45 ID:e21Q/Ldv]
言うと、呪術で男の使いの体を紙切れのように吹き飛ばした。男は壁に叩きつけられ、気を失う。
そしてティアマットは少女の体に手を伸ばす。その豊乳を鷲掴みにし、乱暴にその衣服を引き裂き裂いた。
「嫌…っ…!? ティアマット様!?」
「そなたにも…わからせてやるわ。」
「ぁっ…!は…!!」
乱暴にその膣口を押し開き、指を二本同時に挿入する。
「嫌ぁっ!痛っ…痛いです、ティアマット様ぁ!!」
「…そなた、可愛らしい顔をしておるな。
そなたはただの使い…そなただけは許してやってもよいかの…。」
「ぁ…ん…本当…ですか……?」
「一生、妾の下で妾に尽くす性奴隷になるのならな…?」


676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:00:42 ID:e21Q/Ldv]
「ひっ……」
ティアマットが妖艶に笑う。
とても美しいその顔が、少女には恐ろしく見えた。
「どうじゃ?ん?そなたならば、可愛がってやるぞ?」
「ぁ…ぅ…お願い、します…」
「ほほほ…愛い奴じゃ…気に入ったぞ?」
ティアマットはその肢体で少女を組み敷き、唇を奪った。
少女は抵抗もせず、なされるがままに舌と唾液を絡め、そしてティアマットの液を嚥下した。
「ほぅ…」
ティアマットはそれに満足そうに笑み、自らの性器を少女に近づける。
「ティアマット様…なっ…何を?」
「そんな事もわからぬか?」
「……」


677 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:01:41 ID:e21Q/Ldv]
ゆっくりとした動作で、少女はその唇に口付けた。
舌を使って丹念に舐め、一生懸命にティアマットを悦ばそうとしている。
ティアマトの美しい尻に両手を回し、抱きしめるようにして舌を奥まで伸ばし、溢れる液を啜る。
卑猥な水音と、少女の、なんともいえない表情。
ぞくぞく…と、ティアマットは背を振るわせた。
気持ちよさもあるが、この少女を征服したという支配感。
堪らなく甘美な感覚がティアマットを駆け巡った。
ティアマットは自ら腰を引いて少女の口から遠ざけた。
「…ティアマット様…?」
「こちらの相手の方がいいのではないか?」

678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:02:45 ID:e21Q/Ldv]
すると、ティアマットの股間から男根がそそり立った。
既に起立しているそれは、大きいなんて物ではなかった。
「ひっ…!?それ、は……!?」
「ほほ…これぐらい、妾には容易い事…実戦するのは始めてじゃが…ちと大きいか?」
「そっ…それを…その、舐める…のですか?」
「その必要はないわ…。そなたのその唇で、食べて貰うとしよう。」
「っ…そ、れだけは…許してくださ…」
ティアマットは少女の性器に撫でるように触れた。
「ふぁ…っ…!」
「もう濡れておるか…もう十分じゃな。」
そう呟くと、自らの男根を少女の性器に宛がった。
入り口を裂くようにして、その亀頭が飲み込まれていく。

679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:04:20 ID:CfbUW/Tr]
「ひっ…い、や…っ、!嫌ぁっ!痛いですぅ、ティアマットさまぁ!だめぇっ!い、嫌ぁーっ!」
「何を今更…」
ティアマットは少女の口を唇で塞ぎ、一気に全てを突き入れた。
「んぐっ…!!んんぅーーー!!」
「ほう…良い具合じゃな…妾も達してしまいそうじゃ…」
少女は全身を痙攣させ、ティアマットにしがみ付いていた。



680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:04:52 ID:CfbUW/Tr]
ティアマットは少女の口から唇を離した。
「う…ぁ…大き…苦しいです…ひんんっ!!」
ぬ゛るんっ…、ズチュッ…!
そんな音を放ちながら、ティアマットは大きく腰を浮かせ、そして強く打ち抜いた。
花弁を巻き込むほど強く、自身を打ち込んでいく。
まるで体に芯を通されたように仰け反り、苦しげに少女が呻き、逃げるように身を引く。
ティアマットは少女の脚の付け根を両手で押さえ、嫌でも少女の膣がティアマットを受け入れるようにした。

681 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:06:53 ID:CfbUW/Tr]
「ひいいんっ!…ぁっ、ふぁっ!ひぃっ…てぃ、てぃあま…と、さまぁッ!…大きっ、すぎっ…ですぅっ…!」
「ふぅ…っ…あはぁ…っん…」
ティアマットは少女の膣内の感触に満足するように快感の吐息を漏らした。
「あッ、あッ!あっ!くぅぅんっ、ぁっ、んっぁ…!あッ、あッ!」
突かれる度に少女は喉を震わせて嬌声を上げ、背を仰け反らせる。特大の剛直がずるずると膣壁を抉り、
絶え間なく襲ってくる痺れるような快感に身悶えし、意思に反してさらに快感を貪ろうと膣壁を締め上げてくる。

682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:07:49 ID:CfbUW/Tr]
「はぁ…ぁぁん…っ…」
ティアマットも更に快感を得るため、徐々に腰の動きを早めていく。
キュッ、キュッと強烈に締め付けてくる肉壁の圧力を跳ね返すように剛直を突き込み、何度も膣奥を小突き、押し上げる。
…ジンジンと、熱い奔流が体の奥から突き上げてくる。
「くふぅッんぁッ!あんっ、!あンッ!あんッンぅ!!ひンッ!
ぁっ、らめ、れす…ぅ!そんな、そんなッ…強くっっぅンっ!」
ビクビクと少女は震え、舌を突き出しながら声を上げる。

683 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:08:56 ID:CfbUW/Tr]
突き挿れられる度に爪先まで反らせた脚を跳ねさせ、喘いだ。
「あんッ…達して、しまいそう…!」
グンッ!…ティアマットがいっそう深く剛直をめり込ませてくる。
グリグリと先端が最奥を抉るように捩じ込まれ、肉槍が震えた。
「あぁぁぁぁッ!てぃあ、…まっ…さ、まッ…あひィィィッ!!」
少女が啼いた瞬間、剛直から尋常ではない量の白濁が迸る。
あまりに強烈に吐き出される熱い液の勢いに白い腹がビクビクと波打った。


684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:10:06 ID:CfbUW/Tr]
狭い膣内の容積を遥かに上回るそれらはゴポゴポと音を立てて溢れていく。
「ああァッ…ひんっ!…ぅ…はぁっっ……!…てぃあまっとさまの…すご…い、、
っ…こんなに、いっぱいでて………んぁあッ…おなか…、あついぃ……ぁぁぁっ…!」
「ふぅ…っ…良いぞ、そなた…ほれ、四つん這いになるのじゃ。」
「ぇ…ティアマット、さま……まだ、…なさるのですか…?」
少女が脅えた声で尋ねてくる。

685 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:12:35 ID:CfbUW/Tr]
「ほほ…妾がこの程度で満足すると思うたか…?」
「ッ…ひっ………ま、待って…ください、ティアマット様…少し、休ませ…きゃあんっ!」
焦れたティアマットは無理やり少女をうつ伏せにし、腰を持ち上げて尻を上げさせた。
「ひゃあぁッ!ぁっ、ま、待ってっ…ください…、これ以上されたらっ…、私っ…!!」
逃げようとする少女の脇腹を両手で掴み、哮る剛直を無理矢理突き入れる。
「あッ、くひィィィィッ!!!あ、あぁッ……!!」
ズルズルと肉壁を引っ掻きながらゆっくりと剛直を引き抜き、一気に突く。
パンッ、と軽快な音を立てて白い尻肉が小さく波打った。

686 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:13:14 ID:CfbUW/Tr]
「はぁァンッ!ぁふァッ!……そ、んなっ、ティア、マットさまっ…もう、許しッ…ぁあンッ!!!」
グッ、グッとしっかりと剛直を少女の膣内になじませるように何度も突き入れる。
ティアマットはグググと剛直を捩じ込みながら少女の上から覆いかぶさるように体重をかけて、震える少女に囁きかける。
「ほら…どうして欲しいのじゃ?
言うてみせろ、止めてなど欲しくないのじゃろう?」
白状しろ、と言わんばかりに最奥ばかりを小刻みに小突く。

687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:13:50 ID:CfbUW/Tr]
「はぁっ…はぁっ………は…、し…く…」
「ん?」
「は、激しくっ…、して下さいっ…!私っ…ティアマット様に突かれると、すごく気持ちがよくって……死んでしまいそうなんですぅ…っ!!」
「ほほほ…本当に、愛い奴じゃ…」
ちゅっ、とその頬にキスをして、再び腰のストロークを早めていく。
その動きに反応するように、少女の声が悦の入った物に変わっていく。
「あッ、ぁッ、ぁッ、あっ…あんッ、あっッ、んっ、ぅんッ!んんッ!!」
パンパンと尻肉を波立たせながら徐々に早く、少女の膣内を陵辱していく。

688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:14:21 ID:CfbUW/Tr]
リズムに応じてたぷたぷと揺れる双乳を抱きしめるようにして掴み、搾るように揉んだ。
「はぁん…っ…ティあマットさま…もっと、強くっ…突いてください…ッ!!」
自ら尻をティアマットの腰に押し付けるようにしながら、少女がおねだりをする。
ティアマットは応えるように強く、少女の膣内をこすり上げた。
ばちゅんっ!ばちゅんと恥蜜と精液の混合液を飛び散らせながら激しく突き上げる。

689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:15:19 ID:CfbUW/Tr]
「あんッ!あンッ!あンッ!あッ、あぁあンッ!あんッ!あんッ!あんッ!!
ッッッ!ひぃッ!ひぐっ、ふぅうんッぅう!!!」
尻だけをいやらしく突き上げ、自らをティアマットに差し出すようにくねらせる。
「…、…、もう…妾も限界じゃ…!」
腹の底からわき上がってくる熱が最高潮に達していた。
ジンジンと剛直全体が痺れるように感覚が薄れ、代わりに全身、髪の毛の先から脚の指の爪の先までもが気が狂いそうな快感に包まれていく。



690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:15:50 ID:CfbUW/Tr]
「はンッ!あンッ!ぁあんッ!ひンッ!あッ、あっ、あっ、あっあッ!!あっ、あぁっあッ!!あぁぁぁぁっ!あぁぁあァあアぁァァッ!!!!!!」
もはや剛直の律動に合わせてただ声をあげることしかできないくらい少女は快感に酔いしれ、ビクビクとその身を震わせる。
最期の瞬間、どぷっ、と根本まで突き込まれた剛直がピクピクと震えた。
両手で脇腹を痛いくらいに掴み、自らの腰に引きつけた。

691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:16:36 ID:CfbUW/Tr]
根本までぶち込んだ肉槍の先端から三度、尋常じゃない量の精液が迸る。
「ああぁあぁッあぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」
刹那、少女が大声を上げ、ビクンと背を仰け反らせる。
狭い膣内を押し広げるように濃厚な精液が迸り、
ビクビクと収縮する膣壁を押し広げ、結合部からビュルッ、と溢れた。

692 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:17:20 ID:CfbUW/Tr]
ビクンッ、ビクンと膣内で剛直を跳ねさせながら、ティアマットは疲労困憊に少女に覆い被さった。
「ぁ………ッぁぁッ、ぁ………………ぁッ…………」
熱い精液の奔流を受けて、少女は寒さに凍えるように小刻みに体を震わせる。
ティアマットはそっと背後から少女の体を抱きしめると、そのままごろりと横になった。

693 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:19:06 ID:CfbUW/Tr]
「妾の見込み通りじゃったの…そなたは愛い奴じゃ…」
「…ぁ…ぅ…てぃあまっと、さまぁ…」
「流石に疲れたようじゃな。妾の部屋に来るのじゃ。愛でてやるわ、今宵もな…。」

694 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/07/29(日) 00:20:41 ID:CfbUW/Tr]

とりあえずこれで終了です。
初投下なのでおかしい部分もあると思いますが、
最後まで読んでいただけたなら嬉しいです。

後日、もう一人の使いの男神は、首を吊るされた挙句、エアの元へと送り返されたという。

695 名前:名無しさん@ピンキー [2007/07/29(日) 00:30:10 ID:bHDbHeYa]
リアルタイム乙。
GJでした

696 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう mailto:sage [2007/07/29(日) 06:21:39 ID:mYWsLq/r]
おまえら、いい加減





趣味良すぎ。神がかってる素晴らしいスレです

697 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/01(水) 14:04:22 ID:OXvagn+T]
GGGGGGGGGGGGGGGGGG
JJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ-----------!!

エロ杉
激しくハアハアした

698 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/09(木) 11:20:44 ID:BGNhPHpN]
投下なくて淋シス

699 名前:名無しさん@ピンキー [2007/08/10(金) 02:14:47 ID:hflwBF2e]
神話保守だ!



700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/10(金) 15:22:39 ID:iDQSEvCf]
定番だけど名前のわりに純愛なエロスとプシュケの話が好き

保守






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