- 106 名前:寺澤有氏だ。
以前から、記者クラブ制度の問題もそうだが、警察の裏ガネ作りについても精力的に取材している。 寺澤氏は6年以上前、会計検査院に警視庁会計文書について情報公開請求し、入手した約38万枚を分析。 その過程で検案における裏ガネ作りの可能性に気づいていたが、被災地を取材した際、 実際に検案した医師の証言を得ることができ、今回のスクープに結実した。警察庁は1体に3000円払うといっているのに、 今回記事に登場した医師は約20体検案したが、一銭ももらってなければ、今後、もらう予定もないと証言したからだ。 従来の警察の裏ガネ作りといえば、捜査協力への謝礼の架空計上が真っ先に思い浮かぶが、いくら何でも遺体の検案、 それも未曽有の大震災におけるもので、未だ関係者は大きな心の傷を負っていることを思えば、 さすがに警察に対してこれまでにない反発の声が挙がってもおかしくない。 それだけに、警察はこの記事に対し、いつも以上に過剰に反応をしたようだ。 2011年4月30日掲載。 寺澤有のホームページ「インシデンツ」 http://www.incidents.jp/profile.html [] - [ここ壊れてます]
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