- 398 名前:道端の四十八手 8/8 mailto:sage [2012/07/11(水) 01:14:26.58 ID:h8uDr/Xd]
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「これ、ふかいあらぁあっ、ものすごくふかくはいっちゃうからぁっ!! 足がとれそうれ、奥が、きゅんきゅんしれうううっ!! ひょ、ひょっとやすむらほうらいいあらぁ、あ、やぁっ!! ふむ゛ううぅううんんあああああはぁあああっっっ!!」 息の切れた状態で訴えるため、哀願も全く言葉の体を為していない。 女優が相当に“キテいる”事を理解しながらも、男優は責めの手を緩めない。 監督共々、生粋のサディストだろう。 「これは?」 男優は、オーソドックスな後背位を試みながら問う。 テロップには後櫓とある。 「ああああ、わ、わかんあいいっ!! ……ら、らにが、らんのたいいが、あっらっけ……。 せ、せっくす、おまんこ!!おまんこ、してます、こ、こえで、かんべんしれえっ……!!」 「おいおい、こんなの基本中の基本だぞ。っつうか、最初はちゃんと答えてたじゃねえか。 お前、苛めて欲しくって、わざと間違えてるんじゃねえか? 「ちがううううっ!!!! いっ、いきすぎて、酸素、たんなくてぇ……もぉ考えが、まとまんあいいい……!! 子宮ぐちが、おりてるのほぉ、突かれると、も、イくしかなぐってぇ、あひゅいいよおっ!!! もぉ、もぉうぜんぜん、耐えられてなひぃいい……っっ!!!! お、ぉねがひぃ、み、みんな、か、顔、見ないで……!!よ、涎、止まんらくて。 わ、わらひ、びじんでとおってるのに、こ、こんなの撮っちゃ、だめえぇっっっ……!!!」 もはや鳴き声とも嬌声とも取れない声をしばし張り上げ続け、女優は気絶した。 それとほぼ同時に、入り込んだままの逸物の根元へ向けて水が噴き出される。 潮吹きか、あるいは失禁なのかは判別がつかない。ただいずれにしても相当な量だ。 おーい、おーい、と男優他数人が声を掛けても、女優が眼を覚ます気配はない。 男優が閉じた瞼を開くと、見事なほど白目を剥いた瞳が露わになった。 どうやら完全に気を失っているようだ。 四十八手はまだ三十手も終わっていないが、これ以上の続行は無理だろう。 横たわったまま片膝を立てる格好になった女優の脚を、男優が横に倒す。 そして晒されるがままになった秘部を接写。 俺はそれを見て、思わず雑誌にある初めの頃の写真を見返した。 その最初に比べれば、別物と見紛うばかりに拡がってしまっている。 そしてそのしおれた花びらに縁取られた暗がりからあふれ出すほのかに白い愛液は、 まるで女優の身体の中にあった淫靡な血汗が溶け出したかのようだ。 そこで長い映像の終わりを迎え、最後に白いテロップが映し出される。 その言葉が、なぜか妙に俺の記憶に残っていた。 『 四十八手とは、男女の野生を引き出す、究極にして根源の法である 』 終わり
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