- 336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2015/03/04(水) 01:48:08.09 ID:1QS3U5La.net]
- >>319
中島平太郎(デジタル・オーディオの父)によると、 1979年3月、フィリップスが、830nm波長の半導体レーザー仕様で、 11.5cmディスク、1時間という、現在のコンパクト・ディスクに近いデモ機を持ってきた。 当時、ソニーでは高密度記録の研究の真っ最中で、 30cmディスクで13時間超、1時間なら10cmディスクでもいけそうだという目処が付いた頃だそうだ。 光検出VLP方式はそもそもフィリップスが1972年に発表しており、 コンパクト・ディスクの物理的基礎技術はフィリップス、ということになる。 一方、信号変調方式、エラー訂正方式については、ソニーの技術であり、 標本化周波数、量子化数ともに、ソニーのPCMプロセッサの利用が前提となっている。 これを前提に、演奏時間とディスク・サイズが話し合われ、 結果、基本は60分とし、拡張のためある程度余裕を持たせるために、 0.5cm大きい12cmとなった、というのが規格制定の流れということみたいよ。
|
|