- 944 名前:名無しさん@八周年 [2007/08/10(金) 17:46:41 ID:UttaIXVl0]
- ルーズベルト元大統領が、1941年12月7日の真珠湾攻撃を事前に知っていたかどうかについては、歴史家の間で長い間議論されてきた。
ロバート・B・スティネットは「情報の自由法」の下で機密扱いを解かれた公文書を17年間にわたり丹念に調べ上げ、 その著書『Day of Deceit』の中で、ルーズベルトとその最高顧問たちが真珠湾攻撃の前に日本の戦艦がハワイに向かっていると知っていたことを示す、確固たる証拠を提示している。 そしてスティネットは、本書の核心として、ルーズベルトは当時第二次世界大戦への参戦に否定的だった米国世論を戦争支持に変えるために日本を挑発する政策をとったと主張している。 米国がまだ大恐慌の後遺症に苦しんでいる頃、ルーズベルトはすでに、ヨーロッパでの戦争に米国が最終的には巻き込まれると予見していた。 そしてイギリスが日独伊枢軸国に敗れることになれば、世界が危険な状況に直面すると恐れ、参戦はせずとも可能な限りイギリスを助けていた。 イギリスに必要物資を提供するため武器貸与法を成立させ、カリブ海の海軍基地と引き換えに50艘の駆逐艦をイギリスに提供し、 また米国の「中立」という立場の解釈を最大限に拡大して大西洋の巡視も開始した。 米国の世論調査では、88%の国民が海外派兵に反対しており、ルーズベルトはこれ以上戦争に肩入れすれば初の3期目の再選が危ぶまれることを承知していた。 さらにルーズベルトは米軍を海外派兵しないことを公約にしていたのである。
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