- 60 名前:名無しさん@七周年 [2007/05/12(土) 00:29:12 ID:t8bm+KEV0]
- www006.upp.so-net.ne.jp/nez/ian/
「最も確実な証拠のある軍による強制連行の例はインドネシアで起こ った「白馬事件」とよばれている事件です。白馬というのは当時の 隠語で「白人女性に乗る」ことを意味していたみたいです。インド ネシアには数カ所に白人女性を使った慰安所があり、総計65名の オランダ人被害者の事例が記録されていますが、特に有名なのが1 944年2月新設のスマラン慰安所の事例です。 これは南方軍管轄の第一六軍幹部候補生隊が17才以上のオランダ 人女性をスマラン慰安所に連行して、少なくとも35名に売春を強 制した事件で、まぎれもない軍による強制と言えます。オランダ抑 留民団が必死の抵抗を示し、陸軍省から捕虜調査に来た、小田島薫 大佐への直訴に及んで、軍中央も知らないでは済まされないことに なりました。オランダへはすでに様々なルートで事態が知らされて おり、国際世論の反発を招くことが必至の状況でしたので、軍はや むなく2カ月後にこの慰安所を閉鎖する処置をとりました。小田島 大佐は陸軍省の捕虜管理部であり、これらの女性は慰安所に送られ る前から収容所に入れられていたので、捕虜虐待問題として扱われ ましたが、戦闘員でもない17才の女の子を捕虜というわけにもい かないでしょう。これは、どう見ても住民虐待つまり慰安婦事件そのものです。 こうした日本側の処置などが、記録に残ってしまったことと、被 害者が白人だったので、連合国の追求がきびしく、関係者が戦犯に 問われて裁判記録が残ってしまったことが今では決定的な証拠にな っています。慰安婦に関しては資料が乏しく、「証拠がない」との 居直りを許すもとになっているのですがこの事件はその意味で大変 重要な完璧な証拠を備えた事例だと言えます。インドネシアでのオ ランダ人慰安婦についてはオランダ政府の調査報告書が出ており、 白人慰安婦は総数200から300人と推定されています。報告書 では「自発的」な慰安婦の存在も認めていますが、それはごくわずかです。」
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