- 1 名前:すらいむ ★@転載は禁止 [2014/09/03(水) 12:17:48.60 ID:???0]
- グーグル自動運転車「雨の日走れない」センサー鈍感、地図頼り 実用化2年遅れも
写真 sankei.jp.msn.com/images/news/140903/its14090311150001-p1.jpg 米グーグルが2017年の実用化を目指し5月に試作車を公開した完全自動運転車について、米マサチュー セッツ工科大学(MIT)が発行する科学雑誌が2日までに、「大雨や雪の降る日は走行できない」とする 分析リポートを掲載した。周囲の状況を把握するセンサーの感度が鈍く、大粒の雨や雪を障害物と判断し 動けなくなってしまうという。また地図データに頼りすぎているため、未入力の状況に遭遇すると、立ち 往生してしまうとも指摘した。グーグル側は多数の欠点を認めた上で、改善可能としているが、安全性を 疑問視する声は強く、実用化が遅れるのは避けられない状況だ。(SANKEI EXPRESS) ■MITが欠点分析 「(米国の)国土の99%で走行できない自動運転車を、あなたは購入しますか?」 こんな書き出しで始まるリポートを掲載したのは、8月28日に発売された「MITテクノロジーレビュー」。 1899年に創刊された権威ある隔月発行の科学誌で、そのリポートの信頼性は高い。 グーグルが公開した試作車はハンドルもアクセルもブレーキもなく、スマホの専用アプリで目的地を入力し ボタンを押すだけで、そこに連れて行ってくれる夢の完全自動運転を実現した。パトカーのサイレンのように 天井に取り付けられた電子センサーで360度全方位を監視し、約180メートル先の人や物を感知し事故を 回避する。 ■歩行者は「円柱」 ところが、MITの分析結果では、このセンサーは大きな雨粒や雪粒を障害物と判断し、走行できなくなると した。また、道路に転がる石としわだらけの紙の区別がつかず、歩行者は「ぼんやりした円柱」としてしか識別 できないと結論付けた。日差しが強い日は信号を見落としてしまうという。 グーグルはこれまでの市街地での走行実験などを踏まえ、「警察官の手信号など数百の事象を同時かつ正確に 識別できる」としていたが、リポートは「交通事故などが発生し、警察官が手を振って停止させようとしても 無視して走り去ってしまう」と分析した。 (つづく) 産経ニュース 2014.9.3 11:15 sankei.jp.msn.com/economy/news/140903/its14090311150001-n1.htm
|
|